JP2012229876A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】照らされる面にムラの発生が生じない奥行きの狭い点灯可能な入力部を備えた加熱調理器を提供する。
【解決手段】加熱手段を制御する制御手段と、各種設定を入力する操作表示部とを備え、操作表示部は、各種設定や指示内容を表示する表示部と、表示部の周囲に光の通す外周部と、外周部を支持する板バネとを設けた入力部と、前記加熱手段の各種設定や指示の内容を制御手段に入力する入力キーと入力部を内側から照らすバックライトを設けたパネル基板と、入力部の裏側に当接して入力キーを押すボスを有した押下部を板バネで支持するパネルを備え、押下部は、片側を開口したすり鉢の形状をした反射部からなり、前記開口部は表示部より大きく開口して外周部の端面裏側に当接し、前記開口部と対向する位置にバックライトを望ませる穴を備えた。
【選択図】 図10

Description

本発明は、点灯可能な入力部を備えた加熱調理器に関するものである。
特許文献1には、液晶表示素子を裏面から照明する構造として、照明手段よりも小さな遮蔽物を照明手段と液晶表示素子との間に設けて液晶表示装置の小型化を図った調理器が開示されている。
特開2001−193943号公報
しかしながら、上記の従来技術に示すものでは、遮蔽板を支える脚部について下記の課題がある。
まず、脚部を細く作らなければならないため、遮蔽板を取付ける作業の時や成形時に折れるなどの不具合が考えられる。
また、光が通っている枠体の中に、脚部を入れることで影が発生するため、一様な発光を得ることができない。例えば、脚部を透明な樹脂で作った場合でも光が脚部を透過する時に光の屈折が発生すること、また光が樹脂の中を透過する時に減衰が生じることで液晶表示素子の裏から照らされる明かりにムラが生じる。
上記課題を解決するため、本体と、該本体の加熱室と、該加熱室の前面を覆うドアと、被加熱物を加熱する加熱手段と、該加熱手段を制御する制御手段と、前記加熱手段の各種設定や指示の内容を入力する操作表示部とを備え、前記操作表示部は、各種設定や指示内容を表示する表示部と、該表示部の周囲に光の通す外周部と、該外周部を支持する板バネとを設けた入力部と、前記加熱手段の各種設定や指示の内容を前記制御手段に入力する入力キーと前記入力部を内側から照らすバックライトを設けたパネル基板と、前記入力部の裏側に当接して前記入力キーを押すボスを有した押下部を板バネで支持するパネルを備え、前記押下部は、片側を開口したすり鉢の形状をした反射部からなり、前記開口部は前記表示部より大きく開口して前記外周部の端面裏側に当接し、前記開口部と対向する位置に前記バックライトを望ませる穴を備えた。
本発明によれば、厚さが薄く、発光ムラの少ない入力部を備えた調理器を得ることができる。
一実施例における加熱調理器の正面図である。 同加熱調理器のカバーを取外してドアが開いた状態の正面斜視図である。 同加熱調理器の断面図である。 一実施例における加熱調理器のLED表示部の説明図である。 同加熱調理器の操作表示部のタッチパネル付き表示部と操作キー群の説明図である。 同加熱調理器の操作表示部である。 同加熱調理器の操作表示部の分解説明図である。 同加熱調理器の操作表示部のボタンプレートの単体図である。 同加熱調理器の操作表示部の「あたため/スタート」キー周辺のパネル部の説明図である。 同加熱調理器の操作表示部の「あたため/スタート」キー部の断面図である。 同加熱調理器の操作表示部の“簡単レンジ”の操作を(a)から(c)に従って説明する説明図で、(b)は“表示”と“音声”を示す。 同加熱調理器の操作表示部の“簡単レンジ”の操作を説明する説明図で、“表示”と“音声”を示す。 同加熱調理器の操作表示部の“簡単レンジ”の操作を(a)から(b)に従って説明する説明図で、(b)は“表示”と“音声”を示す。
以下、本発明の一実施例について添付図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図3に示すように、本実施例の加熱調理器は、本体1に加熱調理する食品等の被調理物を収容する加熱室2と、加熱室2の前方に設けられ被調理物を出し入れする開閉自在なドア3と、加熱室2の底面に設けられた被調理物を載置する回転しないテーブル4とを備えている。なお、この構成はいわゆるターンテーブルレス式と言われるものである。ドア3は上部に取っ手26を備えている。
テーブル4の下部には、テーブル4を支える重量センサー5a,5b,5cを備えており、この重量センサー5a,5b,5cで検出される被調理物の重量に応じて調理時間を決定することができる。
また、加熱室2内の左奥上部には、サーミスタで構成する温度センサー40が設けられており、この温度センサー40が検出する温度に応じて調理出力,調理時間等を決定することもできる。これに赤外線センサーなどを用いてもよい。
また、ドア3の中央部には大きく形成されたガラスから成る窓部23を備えており、調理中の加熱室2内を覗き見ることができる。さらにドア3の下側には操作表示部6が設けられている。
25は加熱調理器の両側面と上面を覆うカバーである。
そして、本実施例の加熱調理器は、電子レンジ調理を行うレンジ加熱手段,オーブン調理を行うオーブン加熱手段,グリル調理を行うグリル加熱手段,スチーム調理を行うスチーム加熱手段の4種類の加熱手段を単独もしくは組み合わせて行うことにより多様な調理を行うことができる。
まず、図2,図3を用いて加熱手段について説明する。
電子レンジ調理は、テーブル4上に載置した被調理物にマイクロ波を与え、被調理物内の水分等の分子を振動させることで発生する摩擦熱によって積極的に被調理物を加熱する調理方法である。この電子レンジ調理の特徴としては、被調理物の表面と内部の温度を同時に短時間で加熱して上昇させることが挙げられる。
電子レンジ調理を行うためのレンジ加熱手段は、電子レンジ調理の加熱源であるマイクロ波を発振するマグネトロン7と、マグネトロン7から発振するマイクロ波の出力を制御するインバータ基板8を備えている。このインバータ基板8は制御手段9により制御され所望のマイクロ波を被調理物に与え電子レンジ加熱を行うことができる。
また、マグネトロン7から発振したマイクロ波を加熱室2に導く導波管10と、加熱室2にマイクロ波を攪拌しながら照射する回転アンテナ11と、回転アンテナ11を回転させるアンテナモータ12を備えており、マイクロ波が一部に集中するのを防ぐため、制御手段9がアンテナモータ12を制御して回転アンテナ11を回転させて所望の攪拌動作を行っている。
そして、マグネトロン7と、導波管10と、回転アンテナ11と、アンテナモータ12は加熱室底2aと底板30との間の機械室13に配置している。
次に、グリル調理について説明する。加熱室2の上壁面の外側に電熱ヒータ14を備えている。この電熱ヒータ14は制御手段9により制御され、加熱室2の上壁面を適切な温度にすることで、テーブル4上に載置した被調理物に所望の輻射熱(遠赤外線)を与えて被調理物を表面から焼き上げる加熱方法でグリル調理を行う。
次に、オーブン調理について説明する。オーブン調理は、テーブル4上に載置した被調理物に、加熱室奥2bの外側に設けた熱風ユニット15により被調理物に熱風を与えることにより被調理物を加熱する加熱方法である。
オーブン調理を行うためのオーブン加熱手段は熱風ユニット15によって構成され、熱風ユニット15は、加熱室奥2bのほぼ中央に回転自在に設けられたファン等の送風手段16と、この送風手段16の空気流の流出側に設けられた電熱ヒータ17と、送風手段16に連結されたモータ18とで構成される。
そして、電熱ヒータ17付近の孔21から出た熱風は被調理物を加熱し、被調理物を加熱した後の風は加熱室奥2bの略中央部に設けられた孔22を介して再び熱風ユニット15に取り込まれる。
次に、スチーム調理について説明する。スチーム調理は、テーブル4上に載置した被調理物にスチームを与え、被調理物を加熱する調理方法である。スチーム調理を行うためのスチーム加熱手段は、図1に示すように、加熱室2の下に着脱自在のタンク50を備え、タンク50の水をパイプ51を通して給水手段19で吸い上げてパイプ52で供給された水をヒータによって加熱してスチームを発生させる蒸気発生手段20を備えている。蒸気発生手段20は加熱室側面2cの外側に設けられ加熱室2に噴出口7aを出している。この給水手段19と蒸気発生手段20は制御手段9により制御され、加熱室2に所望の量のスチームを供給する。
次に、ドア3の下側に設けられた操作表示部6とドア3の窓部23の下部に設けたLED表示部100について、図1,図4〜図7を用いて詳細に説明する。
操作表示部6は、ドア3の横幅全体に渡って設け、その操作表示部6の横幅の略中央にタッチパネル付き表示部70(詳細は後述)と、タッチパネル付き表示部70の右に隣接して、横2個で2段に配列した4個の操作キーでなる操作キー群60と、その右側で上側に「あたため/スタート」キー52、下側に「とりけし」キー53を上下に並べて設けている。
タッチパネル付き表示部70は、表示する液晶表示器37の表面に、使用者の指にて押下された時に、押下された位置の静電容量を変化するタッチパネル38を設けて、制御手段9は、液晶表示器37に表示する内容を出力し、表示した中でキーを表示する部分についてタッチパネル38の静電容量が変化した位置のスイッチ入力を検出するものである。
タッチパネル付き表示部70の表示内容について、本体1に通電された待機状態を表示しているメニュー画面である図5を用いて説明する。図5に示すように、左端の上にオート調理を示す「オート」表示71を配置し、その下には手動加熱を示す「手動」表示72を配置する。また、「オート」表示71の右には、横3列縦2段で6個のオート調理用のキーが表示され、同様に「手動」表示72の右には、横3列で3個の手動調理用のキーが表示される。
オート調理は、上段に左から、「あたため」キー79,「料理集番号から」キー80,「最近使ったメニュー」キー81、下段に左から、「解凍下ごしらえ」キー76,「調理分類から」キー77,「材料から」キー78を配置して構成されている。それぞれのキーを押下する操作によって、次の階層の表示へ移行し、何段階か階層を深くすることによって、所望のオート調理の料理の名称を選択できるようになっている。
一方、手動調理は、左から「レンジ」キー73,「スチーム/オーブン/グリル・発酵」キー74,「お手入れ/設定」キー75で構成されている。それぞれのキーを押す操作によって、次の階層の表示へ移行して、何段階の階層を深くすることにより、所望の手動加熱による火力と加熱時間と仕上がり調整などの設定ができるようになっている。
また、操作キー群60について、同様に図5で説明する。操作キー群60は、タッチパネル付き表示部70の右に隣接して、横2個で2段に配列した4個の操作キーで構成する。上段は左から「戻る」キー54,「おしえて」キー55、下段は左から「庫内灯」キー56,「簡単レンジ」キー57を配置して構成され使い勝手を考慮してキーの面積を大きめに設定されている。それぞれのキーは制御手段9に入力している。
「戻る」キー54は、タッチパネル付き表示部70の操作中に、誤設定を訂正するときに一つ前の階層に戻るものである。「おしえて」キー55は音声ガイドを報知させるもので、LED表示部100の「音声」表示108が点灯する。「庫内灯」キー62は、被調理物の様子を確認するときに庫内の照明(図示無し)を点灯させるものである。「簡単レンジ」キー57は、簡単に加熱設定を行うもので、選択内容としては、前述した4種類の調理を行う各加熱手段を単独もしくは組み合わせることも可能である。本実施例では「簡単レンジ」キー57が入力されると、手動レンジ加熱が選択され、タッチパネル付き表示部70に表示する汎用性の高い特定の二つの火力の選択キーから選択し、加熱時間設定を10分未満に限定するレンジ加熱動作の容易な操作へ導入をするものである。
操作表示部6の右方で上側に「あたため/スタート」キー52、その下側に「とりけし」キー53を上下に並べて配置している。使い勝手を考慮して、「あたため/スタート」キー52の方が「とりけし」キー53よりも面積を大きく設けている。また、「あたため/スタート」キー52と、「とりけし」キー53は、機械式スイッチを用いている。
「あたため/スタート」キー52は、被調理物の重量を重量センサー5によって測定し重量に応じて加熱時間を自動で決定してレンジ加熱手段によって温める自動キーと、後述するタッチパネル付き表示部70で操作した設定によって調理を開始するときに押すスタートキーを兼ねている。「とりけし」キー53は、進行中の加熱を停止して、待機状態へ移行させ被調理物を取出す場合に操作するものである。
次に、LED表示部100の表示とその内容について、図4を用いて説明する。「シャッター」表示101は、排気口への熱気漏れを防止するために、加熱室2の排気路をシャッターで閉塞した場合に点灯する。「レンジ」表示102,「オーブン」表示103,「グリル」表示104,「過熱水蒸気」表示105,「スチーム」表示106は、前記したそれぞれの加熱手段が一つまたは複数組み合わせて実施されている場合に動作に合わせて点灯する。「チャイルドロック」表示107は、操作表示部6による操作でチャイルドロックを設定した場合に点灯する。「音声」表示108は、操作表示部6で「おしえて」キー55(図5)を押下されて音声ガイドを報知する場合に点灯する。
次に、操作表示部6とLED表示部100の構造を、図6〜図10を用いて説明する。図6は、操作表示部6の斜視図であり、図7〜図10は操作表示部6およびLED表示部100を詳細に説明するための図である。
図6,図7等に示す31はパネルシートで、その材料は表面をハードコート処理したポリカーボネート材、もしくはアクリル材の板を使用し、操作キー群60と「あたため/スタート」キー52と「とりけし」キー53を取付けるために開けた開口部33を設け、タッチパネル付き表示部70を設ける窓部31aと「あたため/スタート」キー52の外周に設けた外周部31bは塗装を施さないように透明の状態にしている。そして、窓部31aの裏側には、両面テープなどによって、タッチパネル付き表示部70を構成するタッチパネル38を貼り付けている。
図7に示す34はボタンプレートで、透明のモールド成形で一体に成形し、入力部は裏側から印刷により不透明に施した表示部52bと、「あたため/スタート」キー52部の外周には光を通すため未印刷の状態で透明な外周部52aを設け、各入力部は押下した後に、元の位置に戻るバネ構造を備えた板バネ34aで外郭34bに接続されている。そして、未印刷の外周部52aの裏面にローレット処理を行って透過する光を拡散し見栄えを良くしている。ボタンプレート34の詳細は図8で説明する。
入力部58は、操作キー群60と「あたため/スタート」キー52と「とりけし」キー53から成っている。35は、防水・拡散シートで、防水と光を拡散させる目的として設けたポリエチレンテレフタレート製のシートで、ボタンプレート34で設けた入力部58の位置にエンボス加工35aを施し、入力部58を押下した時に、押下する力を妨げないようにしている。36はパネルで、タッチパネル付き表示部70を構成する液晶表示器37を取付けるために開口したLCD開口部36aと、パネルシート31の窓部31aの裏側に貼り付けたタッチパネル38を埋め込む深さを設けた取付け面36eと、タッチパネル38の接続部38aをパネル内に引き込むための穴36bと、ボタンプレート34を埋め込む深さを設けた取付け面36dと、ボタンプレート34の操作キー群60,「あたため/スタート」キー52,「とりけし」キー53を押下した時に連動してパネル36内に制御手段9へ各種設定や指示内容を入力する入力キー44であるタクトスイッチ44aを押す押下部68を設けている。
各入力部58と各押下部68については、「あたため/スタート」キー52を例にして詳細に説明する。パネル36に設けた押下部61は(詳細は図9,図10)、すり鉢状の反射部61bを形成する。すり鉢状の開口側の大きさは、「あたため/スタート」キー52の印刷により不透明に施した表示部52bより広く開口し、パネル36とは左右に設けた板バネ36f(押下した後に元の位置に戻るためのバネ構造)によって支えられている。そして、反射部61bの開口の反対面には、パネル36の内側に備えたパネル基板43に設けたバックライト67を臨む開口した穴61dを設けている。そして、押下部61のパネル36の内側で反射部61bの上側に支点リブ49bを、下側に凸部となるボス部49を設け、ボス部49でパネル基板43に設けられている入力キー44であるタクトスイッチ44aを押す。
そして、押下部61は、ボタンプレート34に板バネ34aによって固定された「あたため/スタート」キー52の裏側に防水・拡散シート35を挟んで、反射部61bの広く開口した側を「あたため/スタート」キー52側に当接することで、開口部は外周部52aの端部に当接し、「あたため/スタート」キー52を押下した動きを押下部61に伝え、タクトスイッチ44aを押して入力する。
LED表示部100の内部構造については、41に示すものは反射板で、発光素子42aの光を反射拡散して窓部23に設けたLED表示部100を照らすもので、反射板41には仕切り板41aで細分化され、それぞれの細分化された中に、LED基板42に取付けた発光素子42aが設けられて、選択された機能に応じて発光素子42aを点灯し、LED開口部36c越しに窓部23に設けられた表示を照らすようにしている。
以上の構成において、「簡単レンジ」キー57が入力されて「あたため/スタート」キー52を押下した動作について説明する。
「簡単レンジ」キー57を使って、加熱する操作について図11から図13によって説明する。まず、被調理物を加熱室2のテーブルプレート5の上に載置させ、ドア3を閉める。操作表示部6のタッチパネル付き表示部70の表示は、図5に示す待機状態となっている。
「簡単レンジ」キー57を押下すると、図11(a)に示す表示となる。ここで、操作キー群60の「戻る」キー54,「おしえて」キー55,「庫内灯」キー56,「簡単レンジ」キー57の四つのキーは、配置の関係から支持する板バネ34aが各キーに対して一箇所しか設けられていない。
しかし、前記同様に、例えば「簡単レンジ」キー57を支持している板バネ34aと、「簡単レンジ」キー57より更に奥行き方向に位置する板バネ36fで支持されている押下部66が「簡単レンジ」キー57の裏面に当接して設けられている。しかも、ボタンプレート34の外郭34bと「簡単レンジ」キー57の下側が板バネ34aによって繋がれているので、「簡単レンジ」キー57の下側つまり外郭34b側を支点として、上側つまり「おしえて」キー55側が奥へ押し込まれる。
それに対して、パネル36と押下部66の左側が板バネ36fによって繋がれているので、押下部66の左側を支点として押下部66の右側が奥へ押し込まれる。それによって、大きな操作キーである「簡単レンジ」キー57の上側が奥へ押し込む動作を、「簡単レンジ」キー57の略中央部に対抗して設けた比較的小さい押下部66を右に押し込む小さな動作に限定するため、「簡単レンジ」キー57は傾き難くなり確実な操作ができる。
また、ボタンプレート34とパネル36との間に防水・拡散シート35を設けているので濡れた手で操作しても、水滴などがパネル36内に入り込むことは無い。
図11(a)に示すように、タッチパネル付き表示部70の上部の全横幅に表題表示82に「かんたんレンジ」を表示する。表題表示82の下の空間を左右に2分割して火力を選択する「レンジ500W」キー83と「レンジ600W」キー84が表示され、この二つの火力からいずれかを選択する。
ここで、「レンジ500W」キー83と「レンジ600W」キー84を表示する理由は、冷凍食品のパッケージに電子レンジで加熱場合の表記として、現在普及している冷凍食品の多数は、500Wの場合と600Wの場合について、個数に合わせた加熱時間を表示されており、手動レンジ加熱の汎用性が最も高い火力である。そのため、使用者の使い勝手を考慮して500Wと600Wの二つの火力から選択させるものである。
そして、図11(b)は、「レンジ500W」キー83を選択した場合を示している。選択したことによって、「レンジ500W」キー83が、白地に黒文字の状態から黒地に白抜き文字に変わって選択したことを表している。また、同時に音声により、「500ワットに設定しました。」と音声で報知する。その後、図11(c)に示す加熱時間を設定する表示に切り換わる。
図11(c)は、表題表示82の右側に、火力表示85に「500W」を表示し、下段には左から「1分」キー88,「10秒」キー89を配置する。
「1分」キー88の直ぐ上には分の数字を表示する表示部86を、「10秒」キー89の直ぐ上には秒の数字を表示する表示部87を配置する。表題表示82の下には、加熱時間を9分50秒まで表示できるように分の位を表示する表示部86と、秒の位を表示する表示部87によって表示する。
分の単位は、0から9まで1分毎、秒の単位は、0から50秒まで10秒毎の表示である。分の数字を表示する表示部86を見ながら「1分」キー88を、秒の数字を表示する表示部87を見ながら「10秒」キー89を操作するのに適しており、誤操作を少なくする配置である。「10秒」キー89の右に「クリア」キー90を設ける。「クリア」キー90は、「1分」キー88,「10秒」キー89で時間を設定するときに、所望の数字よりも長い時間の分秒を入力してしまった場合に、0分0秒に表示を戻すキーである。
次に、図12は、「1分」キー88で、1分を入力後、「10秒」キー89を3回押下して、1分30秒を設定したきの表示を示している。そして、音声によって、「1分」キー88を入力したときに、「1分です。」と鳴動し、「10秒」キー89を入力したときに、「1分10秒です。」また「10秒」キー89を入力したときに、「1分20秒です。」そして「10秒」キー89を入力したときに、「1分30秒です。」と音声報知する。
ここで、「1分」キー88,「10秒」キー89,分の数字を表示する表示部86,秒の数字を表示する表示部87について、さらに説明する。
冷凍食品を加熱する場合は、レンジによる加熱時間は、個数が増えても最大10分未満、最小の設定単位は10秒毎のものがほとんどである。そのため、使用者が10分未満の短時間を設定するには、1分単位で最大9分50秒までと10秒単位で十分である。
そして、4秒間操作しなかった場合に、音声によって、「よろしければスタートボタンを押してください。」と音声報知し、「あたため/スタート」キー52の内側に備えられたバックライト67によって「あたため/スタート」キー52の外周部31bを点滅させ誘導する。
バックライト67が点灯・点滅すると、反射部61bにて光を前方方向(「あたため/スタート」キー52側)に集められ、「あたため/スタート」キー52の裏側を照らすことになる。発光された光は「あたため/スタート」キー52の裏面に施された印刷面で反射して、反射部61bとの間で乱反射を繰り返して拡散した後、防水・拡散シート35を透過して「あたため/スタート」キー52部の外周部に設けた透明な外周部52aを透過してパネルシート31に設けた外周部31bを裏面から照らす。
仮に、防水・拡散シート35を用いない場合でも、「あたため/スタート」キー52の裏面と反射部61bとの間で光が拡散できているので、外周部31bの裏面を照らした時に光のムラは発生しない。
前記の音声や点滅に誘導され、「あたため/スタート」キー52を押下すると、音声によって、「500ワット1分30秒です。」と設定内容を音声報知してレンジ加熱を開始する。
「あたため/スタート」キー52を押下すると、「あたため/スタート」キー52に防水・拡散シート35を挟んで当接しているパネル36に設けた押下部61も同様に押されて、押下部61のパネル36の内側に凸部となるボス部49によって、パネル基板43に設けられているタクトスイッチ44aを押して制御手段9に「スタート」の入力を伝える。
「あたため/スタート」キー52は、使い勝手を考慮して面積を大きく設けているが、「あたため/スタート」キー52を支持している板バネ34aと、「あたため/スタート」キー52より更に奥行き方向に位置する板バネ36fで支持されている押下部61が「あたため/スタート」キー52の裏面に当接して設けられている。しかも、押下部61が奥に移動すると、押下部61の反射部61bの上側に設けた支点リブ49bがパネル基板43に当たって規制されて、反射部61b下側に設けたボス部49だけが奥側へ移動できるようになり、パネル基板43に設けたタクトスイッチ44aを確実に押すことができる。そのため、例え「あたため/スタート」キー52の端部を押されても「あたため/スタート」キー52は傾き難くなり確実な操作ができる。
加熱が開始すると、図4に示すLED表示器100の「レンジ」表示102が点灯して、レンジ加熱が行われていることを示す。レンジ加熱中は、図13(a)に示すように、残時間を表示し、調理中であることを示す。残時間を示す表示91には「あと」を表示し、減算時間表示92には、1秒毎に減算した時間を表示し、1分19秒の例を示している。このとき、「1分」キー88,「10秒」キー89,「クリア」キー90が消灯し、代わって状態表示93で「調理中です。」を表示する。
最後に、図13(b)に示すように、タッチパネル付き表示部70の略真ん中には状態表示93で「調理が終了しました。」を表示する。また、音声により「調理が終了しました。」と音声報知する。
上記した本実施例によれば、厚さが薄く、発光ムラの少ない入力部58を備えた調理器を得ることができる。
1 本体
2 加熱室
3 ドア
6 操作表示部
9 制御手段
31b 外周部
34 ボタンプレート
34a,36f 板バネ
35 防水・拡散シート
36 パネル
37 液晶表示器
38 タッチパネル
43 パネル基板
44 入力キー
49 ボス部
52a 外周部
52b 表示部
58 入力部
60 操作キー群
61,68 押下部
61b 反射部
61d 穴
67 バックライト
70 タッチパネル付き表示部

Claims (1)

  1. 本体と、該本体の加熱室と、該加熱室の前面を覆うドアと、被加熱物を加熱する加熱手段と、該加熱手段を制御する制御手段と、前記加熱手段の各種設定や指示の内容を入力する操作表示部とを備え、前記操作表示部は、各種設定や指示内容を表示する表示部と、該表示部の周囲に光の通す外周部と、該外周部を支持する板バネとを設けた入力部と、前記加熱手段の各種設定や指示の内容を前記制御手段に入力する入力キーと前記入力部を内側から照らすバックライトを設けたパネル基板と、前記入力部の裏側に当接して前記入力キーを押すボスを有した押下部を板バネで支持するパネルを備え、
    前記押下部は、片側を開口したすり鉢の形状をした反射部からなり、前記開口部は前記表示部より大きく開口して前記外周部の端面裏側に当接し、前記開口部と対向する位置に前記バックライトを望ませる穴を備えたことを特徴とする加熱調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016085025A (ja) * 2015-03-25 2016-05-19 シャープ株式会社 加熱調理器

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