JP2527686Y2 - ヒータ付き電子レンジ - Google Patents

ヒータ付き電子レンジ

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JP2527686Y2
JP2527686Y2 JP1991052025U JP5202591U JP2527686Y2 JP 2527686 Y2 JP2527686 Y2 JP 2527686Y2 JP 1991052025 U JP1991052025 U JP 1991052025U JP 5202591 U JP5202591 U JP 5202591U JP 2527686 Y2 JP2527686 Y2 JP 2527686Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願考案は、オーブンレンジやト
ースターレンジのようなヒータ付き電子レンジに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7には、従来の一般的なヒー
タ付き電子レンジが示されているが、この従来のヒータ
付き電子レンジにおいては、電子レンジ本体101の開
口部114は横向きに開口されており、該開口部114
をドア102で開閉せしめ得るようになっている。又、
ドア102には、閉ドア状態で電子レンジ本体101の
加熱室111内を覗き見るための透視窓122が形成さ
れている。この透視窓122は、電子レンジ本体101
の開口部114の面積とほぼ同大きさの面積を有してい
る。このように、透視窓122の面積を大きくすると、
加熱室111内を広角度の範囲から透視できるものの、
該透視窓122部分は厚さが薄く且つ熱透過性が大きい
ためにそこからの放熱量が大きくなる。又、電子レンジ
本体101の加熱室111の天井部には、ヒータ113
が設けられており、このヒータ付き電子レンジでは高周
波による調理の他に該ヒータ113からの輻射熱で加熱
室111内の被加熱物Yを加熱調理し得るようになって
いる。
【0003】さらに、図6及び図7に示す従来のヒータ
付き電子レンジにおいては、電子レンジ本体101の前
面に、各種調理メニューや「調理スタート」、「取り消
し」などの各種制御を行う全操作キーを集約させた操作
パネル部105を設けている。
【0004】又、従来のこの種の電子レンジの中には、
操作キー部分の裏側に表示ランプを設けて、調理進行中
は当該操作キー部分の表示ランプが点灯するようにした
ものがあるが、この点灯表示は、操作パネル部の前面側
から見ると良く見えるが側方側からでは見えにくくなっ
ている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記図6及
び図7に示す従来のヒータ付き電子レンジでは、次のよ
うな問題があった。
【0006】(1) ドア102に設けた透視窓122が
電子レンジ本体101の開口部114の開口面積とほぼ
同大きさの大開口となっているので、ヒータ113によ
る加熱調理時に、該透視窓122から外部に逃げる熱量
が多くなり、熱経済性が悪かった。
【0007】(2) ドア102の透視窓122からの放
熱量が大きいために、加熱室111内における入口側と
奥側とでは温度差が大きくなり、加熱室111内の入口
側と奥側の温度差により調理むらができ易くなる。
【0008】(3) 電子レンジ本体101の前面に設け
た操作パネル部105に全操作キーを配置しているの
で、電子レンジ本体101の前面に操作パネル部105
を設けるためのスペースが必要となり、加熱室111内
の容積の割に電子レンジ本体101の外形が大きくな
る。
【0009】(4) 操作キー部分の裏側に表示ランプを
設けた電子レンジにおいては、調理進行中は当該操作キ
ー部分が点灯するものの、該表示ランプが点灯中であっ
ても操作パネル部の側方側からではその点灯表示が見え
ない場合があり、使用者が調理終了したと見間違えて誤
って調理進行を中断してしまう(例えばドアを開けてし
まう)ことがあった。
【0010】本願考案は、上記した従来のヒータ付き電
子レンジの問題点に鑑み、ドア側からの熱損失を少なく
できるとともに加熱室内における入口側と奥側との温度
差を小さくし、さらに電子レンジ本体の外形を小さくで
き、しかも調理進行中をあらわす点灯表示が広角度範囲
から見えるようにしたヒータ付き電子レンジを提供する
ことを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願請求項1の考案 本願請求項1の考案は、加熱室の天井部にヒータを設け
且つ該加熱室の底部に回転テーブルを設けた電子レンジ
本体と、該電子レンジ本体の開口部を開閉するドアとを
備えたヒータ付き電子レンジにおいて、前記ドアにおけ
る上部側に寄った位置にあって前記加熱室の底面位置か
ら所定高さだけ上方に位置した透視窓を形成し、該透視
窓は、前記加熱室の開口幅とほぼ同程度の横長さを有し
且つ該加熱室の開口面積の1/2より小さくしたことを
特徴としている。
【0012】本願請求項2の考案 本願請求項2の考案は、上記請求項1のヒータ付き電子
レンジにおいて、ドアにおける加熱室の底面位置から透
視窓の下端位置に至る間の所定高さ範囲に断熱構造部を
設けたことを特徴としている。
【0013】本願請求項3の考案 本願請求項3の考案は、上記請求項2のヒータ付き電子
レンジにおいて、断熱構造部の内部に断熱材を充填した
ことを特徴としている。
【0014】本願請求項4の考案 本願請求項4の考案は、上記請求項1から3のうちのい
ずれか1項に記載のヒータ付き電子レンジにおいて、ド
アにおける透視窓以外の部分に、調理用スイッチを操作
する操作キーを設けたことを特徴としている。
【0015】本願請求項5の考案 本願請求項5の考案は、上記請求項4のヒータ付き電子
レンジにおいて、操作キーの操作ボタンを透明材で形成
し、且つ該操作ボタンの内側に発光源を設置するととも
に、前記操作ボタンに、発光源からの光をドアの外側に
向けて乱反射せしめる凹凸面を形成したことを特徴とし
ている。
【0016】
【作用】本願請求項1の考案によれば、ドアに形成した
透視窓は、加熱室の開口面積の1/2より小さい比較的
小面積となっているので、ドアにおける熱が逃げ易い面
積部分(透視窓部分)が小さくなり、ヒータによる加熱
調理時の熱損失量が少なくなる。又、ドアの透視窓を小
さくすると、該ドア部分に透視窓以外の余剰壁面部を大
きくとることができ、該余剰壁面部を調理用の操作機能
の設置スペースとして利用できる。さらに、透視窓は、
加熱室の底面位置から所定高さだけ上方に位置している
ので、ドアの下部寄り(透視窓の下部)は透視窓部分よ
り断熱機能が優れた壁面部となる。この壁面部は、加熱
調理時に回転テーブル上に載置される被加熱物の設置部
分に対面する。従って、加熱調理時においては、該壁面
部で、加熱室内における被加熱物設置部分の入口側と奥
側との温度差を小さくできるようになる。尚、透視窓
は、加熱室の開口面積の1/2より小さい比較的小面積
となっているが、加熱室の開口幅とほぼ同程度の横長さ
を有しているため、透視窓の上下幅が小さくても被加熱
物を外部から見るのに支障がない。
【0017】本願請求項2の考案によれば、ドアにおけ
る加熱室の底面位置から透視窓の下端位置に至る間の所
定高さ範囲に断熱構造部を設けているので、加熱室内に
おける被加熱物設置部分の入口側と奥側との温度差が請
求項1の場合より一層小さくなる。
【0018】本願請求項3の考案によれば、請求項2に
おける断熱構造部内に断熱材を充填しているので、ドア
による保温力が請求項2の場合より一層向上する。
【0019】本願請求項4の考案によれば、透視窓の面
積を小さくすることにより、ドアの透視窓以外の部分に
調理用スイッチを操作する操作キーを設けることができ
る。尚、このように操作キーをドア側に設けると、電子
レンジ本体側に調理用の操作キーを設けない構成とする
こともできる。
【0020】本願請求項5の考案によれば、操作キーの
操作ボタンを透明材で形成し、且つ該操作ボタンに乱反
射用の凹凸面を形成しているので、操作ボタンの内側に
設置された発光源からの光が該凹凸面によって乱反射せ
しめられて、ドア外側の広範囲の方向に拡散するように
なる。
【0021】
【考案の効果】本願請求項1の考案のヒータ付き電子レ
ンジでは、ドアの上部側寄り位置に加熱室の開口面積の
1/2より小さい比較的小面積の透視窓を設けているの
で、該透視窓の面積が小さくなり、ヒータによる加熱調
理時にドア部分からの熱損失を少なくすることができて
熱経済性が向上する。又、ドアの透視窓を小さくする
と、該ドア部分に透視窓以外の余剰壁面部を大きくとれ
るので、該余剰壁面部を例えば調理用の操作機能の設置
スペースとして有効利用できる。さらに、ドアの下部寄
り(透視窓の下部)の壁面部は、透視窓部分より断熱機
能が優れているため、加熱室内の下部側(被加熱物が位
置される)の入口側と奥側との温度差が小さくなり、温
度差による調理むらが生じにくくなる。又、透視窓の面
積を小さくしたものであっても、該透視窓の横幅は加熱
室の開口幅とほぼ同程度としているので、加熱調理時に
おいて透視窓から被調理物が見えにくくなることがない
という効果がある。
【0022】本願請求項2の考案では、上記請求項1の
ヒータ付き電子レンジにおいて、ドアにおける加熱室の
底面位置から透視窓の下端位置に至る間の所定高さ範囲
に断熱構造部を設けているので、加熱室内の下部側の入
口側と奥側との温度差がより一層小さくなるという効果
がある。
【0023】本願請求項3の考案では、上記請求項2の
ヒータ付き電子レンジにおいて、断熱構造部内に断熱材
を充填しているので、ドアによる保温力が一層向上する
という効果がある。
【0024】本願請求項4の考案では、上記請求項1〜
3のいずれか1項のヒータ付き電子レンジにおいて、透
視窓の面積を小さくしてドアにおける透視窓以外の部分
に調理用スイッチを操作する操作キーを設けており、該
ドアを本来の目的以外の操作キー取付用として有効利用
することができる。又、このようにドア側に操作キーを
設けると、電子レンジ本体側に操作キーを設けないよう
にすることもでき、その場合には加熱室のスペースを小
さくすることなく電子レンジ本体を小さくすることがで
きるという効果がある。
【0025】本願請求項5の考案では、上記請求項4の
ヒータ付き電子レンジにおいて、操作キーの操作ボタン
に乱反射用の凹凸面を設けているので、操作ボタンの内
側に設置した発光源からの光が該操作ボタンの外側の広
範囲の方向に拡散し、その光をドア外側の側方からでも
見ることができる。従ってドア外側の広範囲の場所から
調理進行中であるか否かを確認することができるという
効果がある。
【0026】
【実施例】以下、図1ないし図5を参照して本願考案の
実施例を説明すると、図1ないし図3には本願第1実施
例のヒータ付き電子レンジを示し、図4及び図5にはそ
れぞれ第1実施例の変形例(第2実施例及び第3実施
例)を示している。
【0027】図1ないし図3に示す第1実施例のヒータ
付き電子レンジは、横向きに開口する加熱室11を有す
る電子レンジ本体1と、該電子レンジ本体1の開口部1
4を開閉するドア2とを備えている。
【0028】電子レンジ本体1の加熱室11内には、被
加熱物Yを高周波による加熱とは別に輻射熱によって加
熱するためのヒータ13が取付られている。このヒータ
13は、加熱室11内の天井面に設けられている。又、
加熱室11の底部には、回転テーブル15が設けられて
いる。
【0029】ドア2は、この実施例では、電子レンジ本
体1の前面下端部においてヒンジ結合(符号10)され
ていて、上部側が枢動開放されるようになっている。
又、この実施例では、該ドア2は、電子レンジ本体1の
前面の全面積部分を被覆し得る大きさ(電子レンジ本体
1の前面外形と同大きさ)を有している。尚、他の実施
例では、ドア2は、横開き式あるいは下開き式などに変
更することもでき、又、該ドア2は、例えば図5に示す
ように電子レンジ本体1の前面側部に操作パネル部を設
けたものにも適用でき、その場合には、該ドア2は加熱
室の開口部のみを被覆し得る程度の大きさのものを採用
してもよい。
【0030】このドア2は、適宜の厚さ(例えば30mm
〜50mmの厚さ)を有している。又、このドア2には、
該ドア2の外側から加熱室11内を覗き見るための透視
窓22が設けられている。この透視窓22は、ドア2の
上部側寄り位置、即ち加熱室11の底面位置から所定高
さSだけ上方位置において、加熱室11内の横幅Wとほ
ぼ同幅の横長さLで且つ加熱室11の開口面積の1/2
より小さい(図示例では30〜40%程度の)面積を有
する横長長方形状に形成されている。この透視窓22か
らは、例えば図2に示すように斜め上方から目視するこ
とにより、回転テーブル15の奥側の半分以上の面積を
見渡せる程度の大きさを有しており、回転テーブル15
が回転することにより加熱室11内で調理される被加熱
物Yのほぼ全体が見渡せるようになつている。従って、
このように透視窓22を比較的小面積としたものであっ
ても、加熱室11内で調理される被加熱物Yを外部から
目視するのになんら支障がない。
【0031】ドア2における透視窓22形成部分より下
部には、断熱構造部が設けられている。この第1実施例
では、透視窓22形成部分の下部の断熱構造部として、
外壁24と内壁25間に空間部26を設けた二重壁構造
としている。このドア2における断熱構造部分(二重壁
24,25部分)は、加熱室開口部14の底部側のかな
りの高さ範囲Hを被覆し得る面積を有している。
【0032】又、ドア2における透視窓22形成部分よ
り上部には、その横幅方向の中央部にドア開閉用の取手
28が設けられている。
【0033】さらに、該ドア2における透視窓22形成
部分より下部には、調理メニューを実行又は停止せしめ
る各種調理用スイッチ3(図3参照)と該各調理用スイ
ッチ3をそれぞれ操作する各操作キー4とが設けられて
いる。この調理用スイッチ3としては、例えば「仕上り
調整」、「トースト」、「解凍」、「あたため」、「取
消」などの操作用のものが設けられている。
【0034】各操作キー4,4・・は、図3に示すよう
にそれぞれ透明材からなる押板41aと該押板41aを
裏側から支持している支持台41bとを有している。押
板41aは凸レンズ状のものが採用されている。支持台
41bは弾性があり、押板41aを押圧したときに操作
キー4の裏側に設置している調理用スイッチ3を操作
し、押板41aから指を離すと操作キー4が元に復帰す
るようになっている。尚、他の実施例では、押板41a
部分と支持台41b部分とを一体成形によって形成して
もよい。
【0035】調理用スイッチ3は、操作キー4によって
ON操作された後、設定タイマー後(調理終了後)にO
FFされる。
【0036】各操作キー4,4・・の裏側には、発光源
(表示ランプ)43が設置されている。この表示ランプ
43は、当該調理用スイッチ3が操作されている間(O
N状態の間)は点灯されていて、その光が操作ボタン4
1を透過して外部から見えるようになっている。
【0037】操作キー4の操作ボタン41には、表示ラ
ンプ43からの光を乱反射させるための凹凸面47,4
8が形成されている。この図3に示す実施例では、支持
台41bの裏面に比較的粗い大凹凸面47を形成し、他
方、押板41aの前面に比較的細かい小凹凸面48(シ
ボ加工)を形成している。従って、表示ランプ43から
の光が操作ボタン41部分を通過する際に、その光がま
ず大凹凸面47部分で大きく乱反射して広角度方向に分
散し、続いて小凹凸面48部分で小さく乱反射して外面
の広範囲の場所からボカした状態で見えるようになる。
【0038】尚、この実施例では、調理用スイッチ3及
び操作キー4を、ドア2における透視窓22の下部に設
けているが、他の実施例では、該調理用スイッチ3及び
操作キー4をドア2における透視窓22の上部に設けて
もよい。その場合、透視窓22下部の断熱構造部分の高
さH(図2参照)を、調理用スイッチ及び操作キーがな
くなる(上方に移る)分だけ高くすることができる。
【0039】図1ないし図3に示す第1実施例のヒータ
付き電子レンジでは、次のような作用がある。
【0040】ドア2の透視窓22部分は、他の部分に比
して熱の逃げ量が多いが、この透視窓22は、ドアの上
部側寄り位置の比較的小面積範囲のみに設けているの
で、ヒータ13による加熱調理時に、ドア2側から外部
に逃げる熱損失量を少なくできる。
【0041】又、ドア2の下方部分には、断熱構造部
(二重壁構造)を設けているので、加熱調理時におい
て、加熱室11内における下部寄り部分の入口側と奥側
との温度差が小さくなり、入口側と奥側とで調理むらが
生じにくくなる。
【0042】ドア2の透視窓22を小さくしているの
で、該ドア2に調理用スイッチ3を操作する操作キー4
を設けるスペースを確保することができ、該ドア2を操
作キー4の設置用として有効利用することができる。
又、このように操作キー4をドア2に設けると、この実
施例のように電子レンジ本体1の前面に操作キー(操作
パネル部)を設けないようにすることもでき、その場合
には、操作パネル部を設けない分だけ電子レンジ本体1
の外形を小さくできる。
【0043】操作キー4の操作ボタン41を透明材で形
成し、且つ該操作ボタン41(押板41a、支持台41
b)に乱反射用の凹凸面47,48を形成しているの
で、表示ランプ43からの光が広角度方向に乱反射し
て、操作ボタン41の外側の広範囲の方向から(前方か
らはもとより側方からでも)表示ランプ43の点灯状態
を確認することができる。従って、当該調理が続行して
いるか終了しているかを、広範囲の場所から容易に確認
できる。
【0044】図4に示す第2実施例は、図3に示す操作
キー4部分の変形例を示しているが、この図4に示す実
施例では、操作ボタン41として、薄板状の押板41a
と凸レンズ状の厚肉部をもつ支持台41bとを有してい
る。支持台41bの厚肉部の内面側には大乱反射用の大
凹凸面47が形成され、又押板41aの内面側には小乱
反射用の小凹凸面48が形成されている。この図4に示
す操作キー4も図3のものと同様の作用を有する。
【0045】図5に示す第3実施例では、ドア2の下方
部分に設けられる断熱構造部として、外壁24と内壁2
5との間の空間部に断熱材29を充填している。このよ
うにドア2の下方部分に断熱材29を充填すると、保温
力をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の第1実施例にかかるヒータ付き電子
レンジの正面図である。
【図2】図1のIIーII断面図である。
【図3】図1のIIIーIII断面図である。
【図4】本願考案の第2実施例にかかるヒータ付き電子
レンジの一部断面図(図3相当図)である。
【図5】本願考案の第3実施例にかかるヒータ付き電子
レンジの断面図である。
【図6】従来のヒータ付き電子レンジの斜視図である。
【図7】図6の中央縦断面図である。
【符号の説明】
1は電子レンジ本体、2はドア、3は調理用スイッチ、
4は操作キー、11は加熱室、13はヒータ、14は開
口部、15は回転テーブル、22は透視窓、29は断熱
材、41は操作ボタン、43は発光源(表示ランプ)、
47,48は凹凸面、Yは被加熱物である。

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱室(11)の天井部にヒータ(1
    3)を設け且つ該加熱室(11)の底部に回転テーブル
    (15)を設けた電子レンジ本体(1)と、該電子レン
    ジ本体(1)の開口部(14)を開閉するドア(2)と
    を備えたヒータ付き電子レンジであって、前記ドア
    (2)における上部側に寄った位置にあって前記加熱室
    (11)の底面位置から所定高さ(S)だけ上方に位置
    した透視窓(22)を形成し、該透視窓(22)は、前
    記加熱室(11)の開口幅(W)とほぼ同程度の横長さ
    (L)を有し且つ該加熱室(11)の開口面積の1/2
    より小さくしたことを特徴とするヒータ付き電子レン
    ジ。
  2. 【請求項2】 ドア(2)における加熱室(11)の底
    面位置から透視窓(22)の下端位置に至る間の所定高
    さ範囲(H)に断熱構造部を設けたことを特徴とする請
    求項1に記載のヒータ付き電子レンジ。
  3. 【請求項3】 断熱構造部の内部に断熱材(29)を充
    填したことを特徴とする請求項2に記載のヒータ付き電
    子レンジ。
  4. 【請求項4】 ドア(2)における透視窓(22)以外
    の部分に、調理用スイッチ(3)を操作する操作キー
    (4)を設けたことを特徴とする請求項1から3のうち
    のいずれか1項に記載のヒータ付き電子レンジ。
  5. 【請求項5】 操作キー(4)の操作ボタン(41)を
    透明材で形成し、且つ該操作ボタン(41)の内側に発
    光源(43)を設置するとともに、前記操作ボタン(4
    1)に、発光源(43)からの光をドア(2)の外側に
    向けて乱反射せしめる凹凸面(47,48)を形成した
    ことを特徴とする請求項4に記載のヒータ付き電子レン
    ジ。
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