JP3333842B2 - 加熱調理装置 - Google Patents

加熱調理装置

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JP3333842B2 JP15959597A JP15959597A JP3333842B2 JP 3333842 B2 JP3333842 B2 JP 3333842B2 JP 15959597 A JP15959597 A JP 15959597A JP 15959597 A JP15959597 A JP 15959597A JP 3333842 B2 JP3333842 B2 JP 3333842B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子レンジ等の加熱
調理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6を参照して従来の加熱調理装置につ
いて説明すると、この加熱調理装置100は加熱調理室
101内に加熱用ヒータ102と被加熱調理物の載置の
ための回転テーブル103とを備えている。加熱用ヒー
タ102は図7で示すような形状のものであり、これに
は加熱効率をあげるために反射板104が取り付けられ
ている。加熱調理室101は図6で紙面垂直貫通方向に
対向する一対の側板105,106、後板107、底板
122および天板108で囲まれた空間になっていて、
その前方が開口され、ここに扉109が開閉可能に配備
されている。そして、天板108には加熱調理されてい
る回転テーブル103上の被加熱調理物110からの蒸
気などを外部に排気するための複数の小孔群からなる排
気孔111が設けられ、また、この天板108と天板側
のキャビネット112との間は広くされた空間となって
おり、この空間内に排気ダクト113が設置されている
とともに、このキャビネット112にも複数の小孔群か
らなる排気孔114が設けられている。したがって、蒸
気などは天板108の排気孔111、排気ダクト11
3、キャビネット112の排気孔114を介して外部に
排気されるようになっている。また、加熱用ヒータ10
2は下端部102aを回動支点として実線位置と仮想線
位置との間を回動可能にされており、ユーザが加熱用ヒ
ータ102で被加熱調理物110に例えば焦げ目をつけ
たい場合では加熱用ヒータ102を実線位置から仮想線
位置に回動操作させるなどする。
【0003】さらに図8を参照して従来の加熱調理装置
について説明すると、この加熱調理装置100はさらに
加熱調理室101を構成する右側の側板106とそれに
対向するキャビネット112との間にファン115と、
マグネトロン116と、マイクロ波導入ダクト117
と、給気ダクト118と、加熱調理室照明ランプ119
とが配備されているとともに、複数の給気用兼照明光り
通過のための複数の穴120が設けられた構造を有して
いる。
【0004】
【0005】
【0006】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】 従来の加熱調理装置に
おいては、被加熱調理物の正面からは反対となる部分が
扉外部からは見にくいか見えないという課題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱調理装置
は、加熱調理室の扉側の上部に回動支点を有するパイプ
状または線状の加熱用ヒータを配設し、前記加熱用ヒー
タの高温部分を前記回動支点を中心にして前記加熱調理
室の奥側で回動し得るよう構成した加熱調理装置におい
て、前記加熱用ヒータに反射板を取り付けて、その反射
板によって被加熱調理物の扉側とは反対となる部分の像
を反射させ、扉に設けられた覗き窓から視認可能にした
ことによって上述の課題を解決できるものとしている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0010】図1は本実施の形態に係る電子レンジなど
の加熱調理装置の扉を開いた状態での斜視図であり、同
図を参照して、この加熱調理装置1は、装置本体2と扉
3とを有しており、装置本体2は正面から見て左右の側
板4,5と後板6と底板7と天板8とで囲まれた加熱調
理室9を有している。
【0011】加熱調理室9は前部が開口されており、こ
の開口に扉3が開閉可能に取り付けられている。加熱調
理室9はその内部に被加熱調理物の載置用回転テーブル
10と、被加熱調理物に対する加熱用ヒータ11と、こ
のヒータ11の加熱効率を高めるための反射板12とが
配備されている。扉3は加熱調理室9の前面開口に対し
て左右一対の支持部材13でもって開閉可能に取り付け
られているとともに、凸部14が内側に装備されてい
る。そして、扉3が閉じられるとこの凸部14が装置本
体2の被押圧部15を押圧することで扉3の開閉が検出
されるようになっている。扉3の右側には操作パネル1
6が配備されており、ユーザーはこの操作パネル16で
加熱調理装置1の操作が可能になっている。扉3には覗
き窓17が設けられ、ユーザはこの覗き窓17を介して
加熱調理室9内を覗き込んで回転テーブル10上に載置
されている被加熱調理物18の調理具合を確認できるよ
うになっている。ここで19はこの加熱調理装置1の外
郭を構成するキャビネットである。
【0012】図2は前記加熱調理装置1の側面断面図で
あり、同図を参照して、加熱調理室9は上述のように左
右一対の側板4,5と後板6と底板7と天板8とで囲ま
れて構成されるが、この加熱調理室9のさらに外側は上
述のようにキャビネット19で囲まれている。そのた
め、加熱調理室9とキャビネット19との間には所定の
空間が存在している。加熱調理室9の底板7と底板側キ
ャビネット19aとの間には前記回転テーブル10のモ
ータなどの駆動用機構20が配備されており、この回転
テーブル10はこの駆動用機構20で所定の速度にて回
転駆動されるようになっている。加熱調理室9の天板8
は図2で右側が扉3側から見て加熱調理室9の奥側下方
への下がり斜面8aにされており、左側が扉3側から見
て加熱調理室9の手前側下方への下がり斜面8bにされ
ている。この天板8の下がり斜面8aには複数の小孔群
からなる排気孔21が設けられており、天板8の下がり
斜面8bには高周波加熱手段であるマグネトロンを冷却
するための空気を加熱調理室9内に導入するための複数
の小孔群からなる給気孔22が設けられている。これに
よって、天板8と天板側キャビネット19bとの間の空
間は狭くなっている。
【0013】後板側キャビネット19cには下り斜面8
aに対向して複数の小孔群からなる排気孔23が設けら
れている。この両排気孔21,23に近い位置のその検
出感度の都合の良い位置に調理仕上がり検出用センサ2
4が配備されている。なお、これら複数の小孔群からな
る排気孔21を備えた天板8の下がり斜面8aと複数の
小孔群からなる排気孔23を備えた後板側キャビネット
19cとの構造上の関係は図3で示されている。図3で
はさらに両排気孔21,23の間に排気ダクト25が配
備されている。こうして天板8の下がり斜面8aの複数
の小孔群からなる排気孔21に近い位置にある後板側キ
ャビネット19cには複数の小孔群からなる排気孔23
が設けられているから、被加熱調理物18から発生する
蒸気などは加熱調理室9内を上昇して該加熱調理室9の
天井壁を構成する天板8の下がり斜面8aの排気孔21
から加熱調理室9外に排気されるとともに、さらに後板
側キャビネット19cの排気孔23から装置本体2外に
排気されることになる。また、従来では加熱調理室9内
の排気のための排気ダクトを天板と天板側キャビネット
との間に配備していたために、装置本体の高さが高くな
っていたが、本実施の形態では加熱調理室9の天井壁を
構成する天板8の下がり斜面8aに排気孔21を配設
し、天板8の面つまり前記天井壁面とこれに連接する排
気ダクト25の天面とを略同一として装置本体2の高さ
を低くできたから、加熱調理装置1全体のコンパクト化
が達成可能となる。
【0014】パイプ状または線状の加熱用ヒータ11は
図2では左側が扉3に近い側でかつ扉3の上方において
回動支点26とされて右側のヒータ部分11aが実線と
仮想線との間で加熱調理室9の奥側で回動可能になって
いる。加熱用ヒータ11には該加熱用ヒータ11からの
熱の反射効率を上げるためのステンレス鋼板のプレス加
工による反射板12が碍子27などで着脱可能に取り付
けられている。加熱用ヒータ11は図2では左側とな
り、図4では両端側となる部分が装置本体に回動可能に
取り付けられているとともに、図2では右側となり、図
4では中央側となる部分が高温となるヒータ部分11a
となる。そして、反射板12はその上側12aで加熱用
ヒータ11に取り付けられ、その下側12bが加熱用ヒ
ータ11のヒータ部分11aで遮られないようになって
いる。そのため、反射板12は上述の構造によって加熱
用ヒータ11からの熱の反射効率の向上を果たす機能を
有するのみならず、扉3の外から覗き窓17を介して加
熱調理室9内をユーザが覗き見たときに、反射板12が
鏡としての機能をも果たし、被加熱調理物18の加熱調
理状態を反射板12に映し出せて扉3外部からは見にく
いか見えない部分となる被加熱調理物18の正面からは
反対となる部分を見ることが可能となり、調理の仕上が
り具合を確認可能となる。この場合、反射板12がステ
ンレス鋼板であるから、その鏡としての機能をより発揮
できるとともに、その軽量化が達成される。
【0015】こうして加熱用ヒータ11は、その加熱温
度が高いヒータ部分11aは図2では右側で図4では扉
3側からは遠くなる位置にあるために扉3を開閉してユ
ーザーが回転テーブル10上の被加熱調理物18を出し
入れするに際しては安全となるうえ、そのヒータ部分1
1a図2では右側で図4では扉側から遠いために扉3が
その加熱用ヒータ11の熱で高温になることが避けられ
る。
【0016】図5は本実施の形態の加熱調理装置の部分
破断した平面図であり、同図を参照して加熱調理室9は
上述のように左右の側板4,5と後板6と底板7と天板
8とで囲まれて構成されるが、この左右の側板4,5と
後板6はステンレス鋼板よりも価格が安価な一枚の合金
メッキ鋼板好ましくはアルミ亜鉛合金メッキ鋼板でもっ
てU形状に折り曲げられて一体に構成されている。この
図5での右側となる側板5とその右側側板5に対向する
キャビネット19dとの間には給気および排気のための
ファン28と、マイクロ波を発生するマグネトロン29
と、導波管30とがそれぞれ配備されているとともに、
この給気ダクト30の加熱調理室9に面する箇所には導
波管カバー31が取り付けられている。このようにして
加熱調理室9の側板4,5にはどこにも従来のような給
気のための孔がなくなることになり、孔の錆防止のため
にステンレス鋼板を用いる必要がなくなり、装置本体の
価格を安価にできる。
【0017】さらに、図5での右側となる側板5とその
右側側板5に対向するキャビネット19dとの間には、
加熱用ヒータ11の回動用の機構としてモータ32と歯
車機構33とが配備されている。天板8において図2で
は右下がりとなる斜面8aに形成される排気孔21は図
5では上右側に位置しており、図2では左下がりとなる
斜面8bに形成される複数の給気孔22は図5では下右
側に位置している。天板8には照明ランプ34が配備さ
れ、この照明ランプ34からの照明光を加熱調理室9内
に導くための複数の小孔群からなる照明光通過用穴35
が設けられている。もちろん、この前記給気孔22をこ
の照明光通過用穴35に兼用させることも可能である。
【0018】天板8は上述のように排気孔21があるた
めにステンレス鋼板で構成するが、この排気孔21と前
記給気孔22とを設けるためにその全体の形状が皿状に
折り曲げられたものとなるので、この皿状によって天板
8を加熱用ヒータ11の反射板としての機能も果たさせ
得る。なお、天板8はステンレス鋼板であるから、前記
各穴の形成のための切断面が錆びて腐食する恐れは無
い。
【0019】加熱用ヒータ11に着脱自在の反射板12
はステンレス鋼板であるために重量の軽量化が達成され
る結果、この反射板12を加熱用ヒータ11に取り付け
ても、加熱用ヒータ11を駆動するモータ32のトルク
も従来の重量のある反射板とは異なり小さくて済み、モ
ータ32とその歯車33などの機構が簡素化が可能とな
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、次の効果
を得られる。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】本発明によれば、ユーザとしては被加熱調
理物の調理具合を容易に視認できるので便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の加熱調理装置の正面から
の外観斜視図
【図2】図1の装置の側面断面図
【図3】天板近傍の要部斜視図
【図4】加熱用ヒータと反射板との正面図
【図5】図1の装置の部分破断の平面図
【図6】従来の加熱調理装置の側面断面図
【図7】図6の装置の加熱用ヒータと反射板との各正面
【図8】図6の側面の部分破断の平面図
【符号の説明】
1 加熱調理装置 2 装置本体 3 扉 4 側板 5 側板 6 後板 7 底板 8 天板 8a 下り斜面 8b 下り斜面 9 加熱調理室 10 回転テーブル 11 加熱用ヒータ 12 反射板 17 覗き窓 18 被加熱調理物 19 キャビネット 21 排気孔 22 給気孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F24C 15/22 F24C 15/22 B (56)参考文献 特開 昭60−138332(JP,A) 実開 昭54−81142(JP,U) 実開 昭56−31213(JP,U) 実開 昭59−142607(JP,U) 実公 昭56−13527(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 7/02 531 F24C 7/02 350 F24C 7/06 F24C 15/18 F24C 15/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱調理室の扉側の上部に回動支点を有す
    るパイプ状または線状の加熱用ヒータを配設し、前記加
    熱用ヒータの高温部分を前記回動支点を中心にして前記
    加熱調理室の奥側で回動し得るよう構成した加熱調理装
    置において、 前記加熱用ヒータに反射板を取り付けて、その反射板に
    よって被加熱調理物の扉側とは反対となる部分の像を反
    射させ、扉に設けられた覗き窓から視認可能に したこと
    を特徴とする加熱調理装置。
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