JP2022063675A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作部の視認性及び操作性を向上でき、扉の窓部を通じて調理室を広く見渡すことが可能となる加熱調理器を提供する。【解決手段】加熱調理器1は、加熱調理器本体10と、加熱手段と、扉11と、窓部12と、ハンドル13と、操作部15とを備える。加熱調理器本体10は、被調理物を収容する調理室100を有する。加熱手段は、調理室100の被調理物を加熱する。扉11は、加熱調理器本体10に開閉可能に設ける。窓部12は、扉11に調理室100の少なくとも一部を外部から視認可能に設ける。ハンドル13は、扉11に設ける。操作部15は、ハンドル13に設ける。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、被調理物を加熱調理する加熱調理器に関する。
従来、この種の加熱調理器は、調理室を有する加熱調理器本体の前面側に扉が開閉可能に設けられている。扉には、調理室を透視可能とする窓と、扉を開閉するためのハンドルとが設けられている。さらに、加熱調理器本体又は扉の前面には、調理の設定操作を行うための操作部が設けられている。
加熱調理器本体の前面に操作部が設けられる場合、扉及び調理室の寸法が制限されて小さくなる。
扉の前面に操作部が設けられる場合、扉及び調理室の寸法を大きくすることが可能となるが、扉に設けられる窓部の大きさが操作部で制限されるため、窓部を通じて調理室内を広く見渡すことができない。更に、扉における操作部の位置及び使用者の視認位置によっては、操作部の一部がハンドルで隠れ、操作部の視認性及び操作性に影響する場合がある。
特開2019-113311号公報
本発明が解決しようとする課題は、操作部の視認性及び操作性を向上でき、扉の窓部を通じて調理室を広く見渡すことが可能となる加熱調理器を提供することを目的とする。
実施形態の加熱調理器は、加熱調理器本体と、加熱手段と、扉と、窓部と、ハンドルと、操作部とを備える。加熱調理器本体は、被調理物を収容する調理室を有する。加熱手段は、調理室の被調理物を加熱する。扉は、加熱調理器本体に開閉可能に設ける。窓部は、扉に調理室の少なくとも一部を外部から視認可能に設ける。ハンドルは、扉に設ける。操作部は、ハンドルに設ける。
第1の実施形態を示す加熱調理器の斜視図である。 同上加熱調理器のハンドルの内部構造を示す概略図である。 同上加熱調理器のブロック図である。 第2の実施形態を示す加熱調理器の斜視図である。 同上加熱調理器のハンドルの内部構造を示す概略図である。 同上加熱調理器の表示部が第1表示形態の斜視図である。 同上加熱調理器の表示部が第2表示形態の斜視図である。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態を、図1乃至図3を参照して説明する。
図1において、1は加熱調理器である。本実施形態において、加熱調理器1は、例えばオーブン電子レンジである。
加熱調理器1は、加熱調理器本体10を備えている。加熱調理器本体10の前面側には扉11が開閉可能に設けられている。扉11には、加熱調理器本体10の庫内である調理室の少なくとも一部を外部から視認可能とする窓部12が設けられているとともに、扉11を開閉操作するハンドル13が設けられている。ハンドル13には、表示操作部14が設けられている。表示操作部14には、操作部15及び表示部16が含まれている。
そして、加熱調理器本体10は、前面側が開口された略箱状に設けられている。加熱調理器本体10は、被調理物を収容する調理室100を形成する本体部101と、この本体部101の下部側の台部102とを備えている。加熱調理器本体10の前面側には操作及び表示の構成は設けられず、調理室100の寸法は操作及び表示の構成で制限されることなく大きく設けられている。
なお、加熱調理器本体10には、調理室100に収容された被調理物を加熱するマイクロ波発生装置やヒータやスチーム発生装置等の加熱手段、調理室100内を照明する照明手段、被調理物の温度や調理室100内の温度分布等を検出する温度検出手段、この温度検出手段の温度検出に基づいて加熱手段を制御する制御手段等が設けられている。また、台部102の前部側には、スチーム発生装置用の給水カセットや水受カセット等が着脱可能に装着されている。
また、扉11は、下部側がヒンジ機構により加熱調理器本体10に取り付けられ、上部側が加熱調理器本体10の前方に倒れるように開閉可能とする。扉11は、加熱調理器本体10に閉じた状態で、係止機構により加熱調理器本体10に対して着脱可能に係止される。
扉11は、加熱調理器本体10の前面の少なくとも左右方向である幅方向全域を開閉可能とする。本実施形態では、扉11は、加熱調理器本体10の調理室100が形成された本体部101の前面全域を開閉可能とする。
扉11の前面中央領域には、窓部12が設けられる窓開口110が設けられている。窓開口110は、扉11の前面に開けられた穴でもよいし、扉11の前面がガラス板等の透過部材で覆われる場合に周囲を不透過性とすることで形成される中央の透過性を有する領域でもよい。扉11の前面上部側であって窓開口110よりも上部側にハンドル13が設けられている。そして、窓開口110は、扉11の前面に操作及び表示の構成が設けられないため、操作及び表示の構成で制限されることなく面積を大きくすることが可能で、調理室100の前面側の開口寸法と略同じ大きさに設けられている。
また、窓部12は、扉11の扉開口110に設けられている。窓部12は、調理室100内の少なくとも一部を外部から透視可能とする透過性を有している。窓部12は、透過性を有する例えばガラス板で構成されている。窓部12の内面側には、調理室100内に照射されるマイクロ波を反射する金属製の網が設けられている。
窓部12は、扉11の前面に操作及び表示の構成が設けられないため、操作及び表示の構成で制限されることなく面積を大きくすることが可能で、調理室100の前面側の開口寸法と略同じ大きさに設けられている。
また、ハンドル13は、扉11の前面の上部側でかつ窓部12の上方位置に、扉11の幅方向に沿って水平に設けられている。ハンドル13は、扉11に設けられる窓部12の幅方向の寸法よりも広く、扉11の幅方向略全域に設けられている。
図1及び図2に示すように、ハンドル13は、ハンドル本体であるハンドル部130と、このハンドル部130の上部側に取り付けられるカバー部131とを備えている。ハンドル部130及びカバー部131は、少なくとも一部が透過性を有していてもよいし、非透過性であってもよい。例えば、ハンドル13の操作部15及び表示部16が設けられていない領域であって、ハンドル13の少なくとも幅方向中央領域は、ハンドル部130及びカバー部131を透過して窓部12から調理室100内を視認可能とするように透過性を有していてもよい。なお、透過性とは、光の透過性であって透光性である。さらに、透過性は、半透過性も含み、例えば半透過性部材を透過して後方の色や形状等がぼんやり分かる程度にでも視認できるものも含まれる。
ハンドル13の背面側で幅方向両端側が支持部132,133により扉11の前面に取り付けられている。これら支持部132と支持部133との間で、ハンドル13の背面の幅方向中央領域と扉11の前面との間に、使用者が手でハンドル13を握る際に手先を挿入可能とする隙間134が形成されている。そして、支持部132と支持部133との間で扉11の前面との間に隙間134が形成されるハンドル13の幅方向中央領域は、使用者が手でハンドル13を握る把持部135として構成されている。
ハンドル13の前面部136は斜め上方に向けて傾斜されている。すなわち、前面部136の下部側が上部側よりも前方に突出するように傾斜されている。ハンドル13の断面形状は、前面部136が斜め上方に向けて傾斜された略平行四辺形に形成されている。
ハンドル13の内部と支持部132,133の内部は、それぞれ空間が設けられ、互いに連通されている。支持部132,133の内部は、扉11の内部の空間に連通されている。支持部132,133の内部には、ハンドル13の操作部15及び表示部16に接続される配線17が扉11側に挿通されている。扉11側に挿通された配線17は、扉11のヒンジ機構の部分を通じて加熱調理器本体10に配置される制御手段に電気的に接続される。なお、制御手段の少なくとも一部は扉11内に配置されていてもよく、配線17は扉11内の制御手段に接続されていてもよい。また、支持部132,133は、配線17を隠蔽するために非透過性に設けられるが、透過性を有していてもよい。
支持部132の幅方向の寸法と支持部133の幅方向の寸法とは異なっている。これは、ハンドル13に対して操作部15及び表示部16が設けられる領域の寸法に対応したもので、本実施形態では、左側の支持部132の幅方向の寸法が右側の支持部133の幅方向の寸法よりも広くなっている。
また、ハンドル13に設けられる表示操作部14の操作部15は、加熱調理器1での被調理物の調理内容等を設定したり操作する調理の設定操作用である。操作部15は、ハンドル13の前面部136に設けられている。操作部15は、ハンドル13の幅方向両端側であって、ハンドル13の幅方向中央領域の把持部135の両側位置に、分割して設けられている。すなわち、操作部15は、ハンドル13の把持部135の少なくとも幅方向中央には設けられていない。
操作部15は、スイッチ部である複数のボタンスイッチ150を有している。ボタンスイッチ150は、押動操作によって機械的な接点が接続される物理スイッチである。ボタンスイッチ150は、例えば、メンブレンスイッチやシートスイッチ等であり、機械的な接点を有するスイッチ機構の前面側が可撓性を有するシートで覆われて構成されている。シートには、ボタンスイッチ150の機能内容が表記されている。そして、本実施形態において、右側の複数のボタンスイッチ150には、電源ボタン、あたためスタートボタン、とりけしボタン等が含まれ、また、左側の複数のボタンスイッチ150には、複数の調理メニューボタンが含まれている。
なお、操作部15には、ボタンスイッチ150の他、回転操作により加熱時間や調理メニューを選択する回転式スイッチ等を用いてもよい。
また、ハンドル13に設けられる表示操作部14の表示部16は、例えば、セグメント方式やドットマトリックス方式の液晶表示器や有機EL表示器が用いられている。表示部16は、例えば、待機時に時刻を表示し、操作部15の操作時に調理の設定内容を表示し、調理中に進行状況等を表示する。
表示部16は、ハンドル13の幅方向一側であって、ハンドル13の幅方向中央領域の把持部135の一側位置に設けられている。本実施形態では、表示部16は、ハンドル13の左側の調理メニューを表示する操作部15に隣接した位置に設けられている。すなわち、表示部16はハンドル13の把持部135の少なくとも幅方向中央には設けられていない。
そして、表示操作部14の操作部15の操作を検出する操作検出基板や表示部16の表示を制御する表示制御基板は、操作部15及び表示部16とともにハンドル13内に配置されていてもよいし、支持部132,133、又は扉11、又は加熱調理器本体10のいずれかに設けられていてもよい。
なお、本実施形態では、ハンドル13に幅方向両端側に表示操作部14が分割して設けられるが、左側の表示操作部14の幅方向の寸法と、右側の表示操作部14の幅方向の寸法とが異なっている。すなわち、左側の表示操作部14の幅方向の寸法が右側の表示操作部14の幅方向の寸法よりも広い。これに対応して、左側の支持部132の幅方向の寸法が右側の支持部133の幅方向の寸法よりも広い。これら支持部132と支持部133により、ハンドル13を握ることが可能な把持部135の範囲を規定し、ハンドル13を握る際に誤って操作部15を操作したり表示部16を隠してしまうのを防止するように構成されている。
次に、図3には、加熱調理器1の主な電気的構成を示している。図3において、20はマイクロコンピュータにより構成される制御手段である。制御手段20は、演算処理手段としてのCPUと、記憶手段としてのメモリと、計時手段としてのタイマと、入出力デバイスと等を備えている。
制御手段20の入力ポートには、操作部15と、各種温度を検出する温度検出手段21と、扉11の開閉状態を検出する扉開閉検出手段22とがそれぞれ電気的に接続されている。温度検出手段21には、庫内温度を検出する庫内温度検出手段、庫内温度分布を検出する庫内温度分布検出手段、スチーム発生装置の気化室の温度を検出する気化室温度検出手段等が含まれる。
制御手段20の出力ポートには、表示部16と、調理室100内の被調理物を加熱する加熱手段23とがそれぞれ電気的に接続されている。加熱手段23には、調理室100内にマイクロ波を照射するマイクロ波加熱用のマイクロ波加熱手段、調理室100の上下に設けられるグリル加熱用の上ヒータ及び下ヒータ、調理室100内に温風を送るオーブン加熱用の熱風ヒータ、調理室100内にスチームを送るスチーム加熱用のスチーム発生装置等が含まれる。
制御手段20は、操作部15からの操作信号や温度検出手段21からの検出信号を受けて、加熱手段23を制御するとともに、表示部16の表示を制御する。そして、制御手段20は、加熱手段23を制御する加熱制御部200の機能と、表示部16を制御する表示制御部201の機能とを備えている。
加熱制御部200は、調理室100に入れられた被調理物の加熱調理動作を制御する。加熱制御部200は、操作部15の操作に伴う操作信号を入力すると、扉開閉検出手段22からの検出信号により扉11が閉じていると判断した場合に、その操作信号に応じて所定の加熱手段23を制御し、調理室100内の被調理物に対する加熱調理を制御する。
表示制御部201は、表示部16の表示に係る動作を制御する。本実施形態では、表示制御部201は、表示部16に対して、待機時に時刻を表示し、操作部15の操作時に調理の設定内容を表示し、調理中に進行状況等を表示するように制御する。
そして、このように構成された加熱調理器1の使用について説明すると、使用者は、ハンドル13を手で握って扉11を開き、調理室100内に被調理物を入れ、扉11を閉め、ハンドル13の操作部15を操作する。
操作部15の例えば「あたためスタート」のボタンスイッチ150を操作することにより、加熱手段23のマイクロ波加熱装置が動作し、調理室100内の被調理物にマイクロ波を照射して加熱調理する。また、操作部15の調理メニューのボタンスイッチ150を操作することにより、調理メニューに対応した所定の加熱手段23が動作され、例えばヒータやスチーム発生装置が動作され、調理室100内の被調理物が加熱調理される。
扉11を開いた直後や調理中には、調理室100内が照明され、扉11の窓部12を透過して調理室100内の被調理物の様子を視認することができる。
調理室100内の被調理物の加熱調理が完了したら、使用者は、ハンドル13を手で握って扉11を開き、調理室100内から被調理物を取り出す。
そして、本実施形態の加熱調理器1では、ハンドル13に操作部15が設けられているため、この操作部15が加熱調理器本体10の前面や扉11の前面に設けられているとした場合に比べて、一般的に加熱調理器1の設置高さよりも顔の高さが上方にある使用者からは、操作部15が見やすいとともに操作しやすく、操作部15の視認性及び操作性を向上できる。
さらに、ハンドル13に表示部16が設けられているため、この表示部16が加熱調理器本体10の前面や扉11の前面に設けられているとした場合に比べて、一般的に加熱調理器1の設置高さよりも顔の高さが上方にある使用者からは、表示部16が見やすく、表示部16の視認性を向上できる。
さらに、ハンドル13のみに操作部15及び表示部16が設けられるため、すなわちハンドル13以外には操作部15及び表示部16が設けられていないため、操作時にはハンドル13のみを見て操作すればよく、迷うことなく容易に操作できる。
さらに、ハンドル13の前面部136が斜め上方に向けて傾斜され、この前面部136に操作部15及び表示部16が設けられるため、一般的に加熱調理器1の設置高さよりも顔の高さが上方にある使用者からは、操作部15及び表示部16が見やすいとともに操作しやすく、視認性及び操作性をより向上できる。
また、ハンドル13に操作部15及び表示部16が設けられるため、扉11の窓部12の面積が操作及び表示の構成によって制限されることがなく、窓部12の面積を大きくすることが可能となり、窓部12を通じて調理室100内を広く見渡すことができる。
さらに、ハンドル13に操作部15及び表示部16が設けられ、かつ扉11が加熱調理器本体10の前面の少なくとも幅方向全域を開閉する構成であるため、加熱調理器本体10の調理室100の少なくとも幅方向の寸法を大きくでき、そのうえで、面積が大きい窓部12を通じて調理室100を広く見渡すことができる。
この場合、ハンドル13は、扉11の幅方向全域に設けることができ、ハンドル13による扉11の開閉操作性を向上できるとともに、ハンドル13に設けられる操作部15及び表示部16の領域を広く確保することができる。
さらに、ハンドル13が扉11の上部側に設けられ、このハンドル13に操作部15及び表示部16が設けられるため、一般的に加熱調理器1の設置高さよりも上方にある使用者の顔に近付けて操作部15及び表示部16を配置でき、操作部15及び表示部16が見やすいとともに操作しやすくでき、視認性及び操作性を向上できる。
さらに、ハンドル13を扉11に取り付ける支持部132,133に配線を通すため、ハンドル13に設けた操作部15及び表示部16と加熱調理器本体10等に設けられた制御手段20との電気的な接続を可能にできる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について、図4乃至図7を参照して説明する。なお、上記の第1の実施形態と同様の構成及び作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
図4及び図5に示すように、ハンドル13に設けられる操作部15は、第1の実施形態のボタンスイッチ150に代えて、本実施形態ではタッチパネル30が用いられている。タッチパネル30の前面側に操作部15が設けられ、操作部15の背面側に表示部16が設けられている。
ハンドル13の前面部136は、タッチパネル30の透明又はスモークのガラス等の透過素材で形成されたパネル部300で構成されている。
パネル部300の背面側に、例えば、使用者が指を近付けたり接触して静電容量が変化することでタッチ操作を検知する透明なタッチセンサ301が設けられている。タッチセンサ301によって、タッチパネル式の操作部15が構成されている。
タッチセンサ301が設けられたパネル部300の背面側に、表示部16が設けられている。表示部16は、例えば、セグメント方式やドットマトリックス方式の液晶表示器や有機EL表示器が用いられている。
表示部16が液晶表示器である場合、液晶表示器を背面側から照明するバックライト用の光源302が用いられる。光源302は、ハンドル部130の上部に配置され、カバー部131で覆われ、配線17を通じて点灯電力が供給される。光源302は、例えばLEDや有機ELなどの半導体発光素子が用いられる。光源302からの光は、ハンドル部130の内部に入り、ハンドル部130の内部で拡散反射されて液晶表示器を背面側から照明する。なお、光源302は、支持部132,133内に配置してもよいし、ハンドル部130内に配置してもよい。また、液晶表示器の背面側に導光板を配置し、この導光板に光源302からの光が入射するように構成してもよい。
表示部16が液晶表示器である場合、カバー部131は光源302を隠蔽するとともに光漏れを防止するために非透過性であることが好ましい。また、表示部16が有機EL表示器である場合、光源302は用いられないため、カバー部131は透過性を有していてもよい。
表示部16は、異なる表示内容を可変表示する可変表示部160と、一定の表示内容を固定表示する固定表示部161とを有している。可変表示部160は、異なる表示内容を可変表示したり、非表示とする。固定表示部161は、一定の表示内容を固定表示したり、非表示とする。
本実施形態では、可変表示部160には、ハンドル13の左側の領域に設けられる動作表示部1600、及び複数の調理メニューボタン1601等の表示が含まれる。動作表示部1600は、例えば、待機時に時刻を表示し、操作部15の操作時に調理の設定内容を表示し、調理中に進行状況等を表示する。また、固定表示部161には、ハンドル13の右側の領域に設けられる電源ボタン1610、あたためスタートボタン1611、とりけしボタン1612等の表示が含まれる。
なお、可変表示部160は液晶表示器や有機EL表示器が用いられるが、固定表示部161は液晶表示器や有機EL表示器であってもなくてもよい。固定表示部161は、例えば、ボタン毎にLED等の半導体発光素子を設け、これら半導体発光素子の点灯、消灯によって、ボタン毎の表示、非表示を切り換えるようにしてもよい。
表示部16は、待機時に第1表示形態とし、操作部15での電源オン操作により第1表示形態とは異なる第2表示形態とする。本実施形態では、図6に示すように、動作表示部1600での時刻の表示と、電源ボタン1610を表示する状態を、待機時の第1表示形態としている。また、図4又は図7に示すように、可変表示部160及び固定表示部161の略全てを表示した状態を、操作部15での電源オン操作により表示する第2表示形態としている。なお、表示部16の第1表示形態は少なくとも電源ボタン1610の表示を含み、第2表示形態は少なくとも調理メニューボタン1601の表示を含んでいればよい。
ハンドル13の把持部135の少なくとも幅方向中央には、操作部15及び表示部16が設けられず、ハンドル13の把持部135を握る際に誤って操作部15を操作したり表示部16を隠してしまうのが防止されている。
また、ハンドル13の少なくとも操作部15及び表示部16が形成される範囲は透過性を有している。例えば、ハンドル13の少なくともハンドル部130の全体が透過性を有していてもよい。なお、上述したが、透過性とは、光の透過性であって透光性である。さらに、透過性は、半透過性も含み、例えば半透過性部材を透過して後方の色や形状等がぼんやり分かる程度にでも視認できるものも含まれる。
そして、このように構成された加熱調理器1では、電源ボタン1610で電源がオフされた場合、或いは操作部15の操作や扉11の開閉が所定時間以上ない場合、待機状態となる。
待機状態では、図6に示すように、表示部16が第1表示形態となり、動作表示部1600で時刻を表示し、電源ボタン1610を表示し、他は表示しない。これにより、待機電力の低減化を図ることが可能となる。
また、待機状態において、使用者が電源ボタン1610を操作して電源オンした場合、或いは扉11を開閉することにより電源オンとなった場合、図7に示すように、表示部16が第2表示形態となり、可変表示部160及び固定表示部161の略全てを表示する。
使用者は、扉11を開け、被調理物を加熱調理器本体10の調理室100に入れ、扉11を閉じ、表示部16で表示されたボタンを選択して操作する。
例えば、図7に示すように、あたためスタートボタン1611を操作することにより、加熱手段23のマイクロ波加熱装置が動作し、調理室100内の被調理物にマイクロ波を照射して加熱調理する。
扉11を開いた直後や調理中には、調理室100内が照明され、扉11の窓部12を透過して調理室100内の被調理物の様子を視認することができる。
調理室100内の被調理物の加熱調理が完了したら、使用者は、ハンドル13を手で握って扉11を開き、調理室100内から被調理物を取り出し、扉11を閉じる。
使用者が電源ボタン1610を操作して電源オフした場合、或いは操作部15の操作や扉11の開閉が所定時間以上ない場合、上述した待機状態となる。
そして、本実施形態の加熱調理器1では、操作部15及び表示部16の視認性及び操作性を向上でき、扉11の窓部12を大きくして調理室100を広く見渡すことが可能となる等、上述した第1の実施形態と同様の作用効果を期待できる。
しかも、本実施形態の加熱調理器1では、操作部15はタッチパネル式であり、表示部16は操作部15の背面側に配置されているため、多彩な調理内容の表示及び操作にも対応できる。
さらに、表示部16は、異なる表示内容を可変表示する可変表示部160と、一定の表示内容を固定表示する固定表示部161とを有するため、表示及び操作の内容に応じて、可変表示部160と固定表示部161を使い分けることができる。
さらに、表示部16は、待機時に第1表示形態とし、操作部15での電源オン操作により第1表示形態とは異なる第2表示形態とするため、電源のオン、オフに応じた適切な表示ができる。
この場合、第1表示形態には少なくとも電源ボタン1610の表示を含むことにより、必要最低限の表示で済み、また、第2表示形態には少なくとも調理メニューボタン1601の表示を含むことにより、多彩な調理内容に対応できる。
また、ハンドル13の少なくとも操作部15及び表示部16が形成される範囲は透過性を有するため、ハンドル13で遮られることなく、ハンドル13を透過して窓部12から調理室100内を視認することができる。
なお、ハンドル13の把持部135の少なくとも幅方向中央には、操作部15及び表示部16が設けられず、ハンドル13の把持部135を握る際に誤って操作部15を操作したり表示部16を隠してしまうのが防止されているが、把持部135の部分にも操作部15及び表示部16を設けてもよい。この場合、把持部135の部分の操作部15及び表示部16は、調理内容の設定の過程等で表示及び操作可能とし、調理内容の設定後は非表示とするとともに操作を受け付けないように構成することが好ましい。
また、ハンドル13の前面部136の高さ寸法は幅方向全域に同じであるが、例えば、把持部135を除き、ハンドル13の両端側での前面部136の高さ寸法を大きくし、操作部15及び表示部16を設ける領域を広くしてもよい。
また、扉11は、下部側が上方に開く、上開き式でもよい。この場合、ハンドル13は扉11の前面の下部側に設けられる。また、扉11は、横開き式でもよい。この場合、ハンドル13は扉11の縦方向に沿って設けられ、ハンドル13の操作部15及び表示部16も縦方向に対応して設けられる。
また、加熱調理器1は、オーブン電子レンジに限らず、電子レンジやオーブンでもよく、或いはトースター等でもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲をこれらの実施形態に限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 加熱調理器
10 加熱調理器本体
11 扉
12 窓部
13 ハンドル
15 操作部
16 表示部
17 配線
23 加熱手段
100 調理室
132,133 支持部
136 前面部
160 可変表示部
161 固定表示部
1601 調理メニューボタン
1610 電源ボタン

Claims (13)

  1. 被調理物を収容する調理室を有する加熱調理器本体と、
    前記調理室の前記被調理物を加熱する加熱手段と、
    前記加熱調理器本体に開閉可能に設けられた扉と、
    前記扉に前記調理室の少なくとも一部を外部から視認可能に設けられた窓部と、
    前記扉に設けられたハンドルと、
    前記ハンドルに設けられた操作部と
    を備えることを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記ハンドルに設けられた表示部を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記ハンドルのみに前記操作部及び前記表示部を有する
    ことを特徴とする請求項2記載の加熱調理器。
  4. 前記ハンドルの前面部は斜め上方に向けて傾斜され、前記ハンドルの前面部に前記操作部及び前記表示部が設けられている
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の加熱調理器。
  5. 前記扉は、前記加熱調理器本体の前面の少なくとも幅方向全域を開閉する
    ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか一記載の加熱調理器。
  6. 前記ハンドルは、前記扉の幅方向全域に設けられている
    ことを特徴とする請求項5記載の加熱調理器。
  7. 前記ハンドルは、前記扉の上部側に設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至6いずれか一記載の加熱調理器。
  8. 前記ハンドルを前記扉に取り付けるとともに前記ハンドルと前記扉との間の配線が挿通される支持部を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至7いずれか一記載の加熱調理器。
  9. 前記操作部は、タッチパネル式であり、
    前記表示部は、前記操作部の背面側に配置されている
    ことを特徴とする請求項2乃至4いずれか一記載の加熱調理器。
  10. 前記表示部は、異なる表示内容を可変表示する可変表示部と、一定の表示内容を固定表示する固定表示部とを有する
    ことを特徴とする請求項9記載の加熱調理器。
  11. 前記ハンドルの少なくとも前記操作部及び前記表示部が形成される範囲は透過性を有する
    ことを特徴とする請求項9又は10記載の加熱調理器。
  12. 前記表示部は、待機時に第1表示形態とし、前記操作部での電源オン操作により前記第1表示形態とは異なる第2表示形態とする
    ことを特徴とする請求項9乃至11いずれか一記載の加熱調理器。
  13. 前記第1表示形態は少なくとも電源ボタンの表示を含み、前記第2表示形態は少なくとも調理メニューボタンの表示を含む
    ことを特徴とする請求項12記載の加熱調理器。
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