JP5173866B2 - 項目選択装置と加熱調理器 - Google Patents

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Description

この発明は、一般的には項目選択装置と加熱調理器に関し、特定的には、使用者が複数の項目のうちの1つを選択する項目選択装置と、使用者が複数の加熱調理メニューのうちの1つを選択する加熱調理器に関する。
従来、例えば、加熱調理器における調理メニューの表示装置のように、複数の項目から構成される情報を表示する装置がある。このような情報表示装置には、点光源を用いて、特定の項目だけを点灯させて強調するものがある。
例えば、特開平5−322176号公報(特許文献1)には、調理に関連する各種の情報を文字及びグラフィック表示する主表示部と、コース選択ダイヤルによる選択内容を、対応するLEDの点灯により表示するコース表示部とを備える電子レンジが記載されている。
特開平6−74451号公報(特許文献2)には、操作ダイヤルの回動量に応じて、自動加熱調理メニューの群表示部のバックライトと、その群表示部の個々のメニューのLEDとの両方を点灯表示する加熱調理器が記載されている。この加熱調理器では、例えば、「あたため.野菜.解凍」の群表示部のバックライトを点灯させるとともに、その群の「牛乳」のところの表示部LEDを点灯表示させる。また例えば、「ハートフル調理」の群表示部のバックライトを点灯させるとともに、「ラーメン」の表示部LEDを点灯表示させる。このように、この加熱調理器では群表示部ごとにバックライトを点灯させたり消灯させたりする。
特開平5−322176号公報 特開平6−74451号公報
しかしながら、特開平5−322176号公報(特許文献1)に記載の電子レンジでは、使用者は視線をしきりに移動させる必要があり、注意力をそがれ、表示部に表示される情報を読み取りにくくなる。
また、特開平6−74451号公報(特許文献2)に記載されている加熱調理器では、複数の群表示部のうち、1つの群表示部のバックライトを点灯させ、他の群表示部のバックライトを消灯するので、使用者は表示部全体の情報を読み取ることができなくなる。
そこで、この発明の目的は、使用者に情報を読み取りやすくさせることが可能な項目選択装置と加熱調理器を提供することである。
この発明に従った項目選択装置は、強調して表示される強調項目と強調して表示されない非強調項目とを含む複数の項目を表示する表示部と、表示部の全体の背景を照明する背景照明部と、強調項目を照明する局所照明部と、複数の項目から1つの項目を使用者が選択するための選択部とを備え、背景照明部は、第1の光源と、第1の光源の光を均一に拡散させる導光板とを有し、局所照明部が強調項目を照明している間強調項目と非強調項目の両方を照明する。
この発明に従った項目選択装置においては、局所照明部は、点光源である第2の光源を有し、使用者が選択部によって選択した項目を強調項目として照明する。
この発明に従った項目選択装置は、表示部とは別個に形成され、使用者が選択部によって選択した項目を文字で表示する文字表示部と、背景照明部と局所照明部と文字表示部とを制御する制御部とをさらに備える
表示部は、複数の項目が印刷されたシートによって構成される。表示部が表示する項目は複数の上位項目を含む。それぞれの上位項目は複数の下位項目を含む。
背景照明部は、サイドライトと、導光板と、ホルダーとによって構成される。サイドライトは、シートの背面側においてシートの一辺に近接して配置されてシートの方向に照明光を照射する。導光板は、シートの背面側においてサイドライトの光をシートの背面に均一に拡散させる。ホルダーは、導光板を保持する。ホルダーには開口部が形成されている。
局所照明部は、ホルダーの開口部を通して強調項目を照明するように配置される。選択部は、使用者が操作して項目を選択するための、同軸状に配置される回転ダイヤルと押しボタンとから構成される。
制御部は、項目選択装置に通電されたときに表示部の全体を視認可能な照度になるように背景照明部を制御する。また、制御部は、使用者が行なう回転ダイヤルと押しボタンとの操作に基づいて、使用者が選択した項目が表示されるように文字表示部を制御する。また、制御部は、使用者が選択した項目が強調項目として照明されるように局所照明部を制御する。
表示部には、複数の下位項目を含む複数の上位項目が表示されている。項目選択装置に通電されると、表示部の全体が背景照明部によって照明され、使用者は上位項目と下位項目の両方を含む表示部の全体を視認することが可能になる。
使用者は、表示部の全体を見ながら、回転ダイヤルと押しボタンとを操作して、項目を選択する。使用者が選択した項目は、文字表示部に文字で表示される。使用者が選択した項目はまた、表示部にて強調項目として表示される。このように、使用者が行なった操作がフィードバックされる。
使用者が選択していない項目は、局所照明部によっては照明されないが、背景照明部によって照明されている。そのため、使用者は、項目を選択しながら、表示部の全体から情報を読み取ることができる。
また、背景照明部においては、導光板がサイドライトの光を、複数の項目が印刷されたシートの背面に均一に拡散させることによって、表示部全体を均一に照明することができる。
一方、ホルダーには開口部が形成され、局所照明部は、ホルダーの開口部を通して強調項目を照明する。このようにすることにより、簡単な構成で、表示部全体の背景照明を行いながら、特定の項目だけ局所照明することができる。
この発明に従った加熱調理器は、上記の項目選択装置を備え、項目は加熱調理のメニューであることが好ましい。
このようにすることにより、使用者に加熱調理のメニューを読み取りやすくさせ、加熱調理メニューを選択させやすくすることが可能な加熱調理器を提供することができる。
以上のように、この発明によれば、使用者に情報を読み取りやすくさせることが可能な項目選択装置と加熱調理器を提供することができる。
この発明の一つの実施の形態として、加熱調理器の全体を示す正面図である。 加熱調理器のメニュー表示部のメニューシートの全体を示す図である。 メニューシートの裏側に配置される導光板の全体を示す図である。 導光板と、導光板が伝播する光の光源とを示す図である。 ホルダーと、ホルダーの開口部に配置されるLEDとを示す図(A)と、LEDだけを取り出して示す図(B)である。 導光板の断面の一部を拡大し、照明光の通過経路の概念を示す図である。 加熱調理器の制御関連の構成を示すブロック図である。 加熱調理器の駆動開始から上位項目の選択を開始するまでの行程を順に示すフローチャートである。 上位項目の選択開始から上位項目の選択を決定するまでの行程を順に示すフローチャートである。 特定の上位項目が強調表示されているときのメニュー表示部を示す図である。 上位項目の選択から調理開始までの行程を順に示すフローチャートである。 特定の下位項目が強調表示されているときのメニュー表示部を示す図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一つの実施の形態として、加熱調理器の全体を示す正面図である。
図1に示すように、加熱調理器1は、本体101を備え、本体101の内部には加熱室が形成されている。加熱室の内部には、被加熱調理物を載置するためのトレーが配置されている。本体101の正面には被加熱調理対象物を出し入れするための開口部が形成され、開口部を開放または閉塞するためのタテ開きのドア102が取り付けられている。使用者は、ドア102の把手104を保持してドア102を開閉することができる。ドア102の上部にはドアスクリーン103が形成され、使用者はドアスクリーン103を通して加熱室の内部を視認することができる。ドア102の下部にはメニュー表示部210が配置されている。
本体101の正面においては、ドア102の脇に表示操作部220が配置されている。一例として、メニュー表示部210と表示操作部220とによって、項目選択装置200が構成される。表示操作部220には、文字表示部として液晶表示部225と、回転ダイヤルとして操作ツマミ221と、押しボタンとして決定ボタン222と、開始ボタン223と取消ボタン224とが配置されている。操作ツマミ221と決定ボタン222は、選択部の一例である。
操作ツマミ221と決定ボタン222は同軸状に配置されている。使用者は、操作ツマミ221を回転させることによって、加熱調理のメニューを選択し、決定ボタン222を押してメニューの選択を決定することができる。これらのツマミやボタンを操作することによって、加熱調理のメニューを選択したり、一旦決定した選択を変更したり、加熱調理を開始させたりすることができる。液晶表示部225には、使用者が選択した加熱調理メニューの上位項目が文字で表示される。
図2は、加熱調理器のメニュー表示部のメニューシートの全体を示す図である。
図2に示すように、メニューシート211には加熱調理のメニューが表示されている。メニューシート211は矩形に形成された、透光性のあるシートである。このシートに、文字、数字、線部分が白色または黄色系の半透光性のインクで印刷され、その他の部分が黒色の半透光性のインクで印刷されている。
メニューシート211においては、加熱調理の複数のメニューが3つの上位項目(カテゴリー)に分けて表示されている。3つの上位項目は、自動メニュー上位項目211Aと、健康メニュー上位項目211Bと、手動加熱上位項目211Cである。それぞれの上位項目は、複数の下位項目を含む。
自動メニュー上位項目211Aには、例えば、「1 サックリあたため」「2 しっとりあたため」「14 焼きいも」などの自動メニュー下位項目211aが含まれる。このように、それぞれの下位項目は、番号と調理メニューの名称とから構成されている。健康メニュー上位項目211Bには、例えば、「15 鶏の照り焼き」「16 鶏のから揚げ」「28 ゆで根菜」などの健康メニュー下位項目211bが含まれる。手動加熱上位項目211Cには、例えば、「29 レンジ」「30 蒸し物」「35 お手入れ」などの手動加熱下位項目211cが含まれる。メニューシート211には、3つの上位項目と、それぞれの上位項目に含まれる下位項目が全て表示されている。
メニューシート211は、裏側から導光板とホルダーとによって支持されている。導光板は、メニューシート211の全体を均一に照明するために光源が発する光を伝播する板状部材である。
図3は、メニューシートの裏側に配置される導光板の全体を示す図である。図3の(A)には導光板の1つの形態を示し、図3の(B)には導光板の別の形態を示す。
図3の(A)と(B)に示す導光板212a,212bは、メニューシート211(図2)の裏面全体に対向して接触するように加熱調理器1(図1)の本体101(図1)中に配置される。
図3の(A)に示すように、1つの形態として、導光板212aはアクリル樹脂で形成された平板であり、導光板212aの表面にはドットパターンが印刷されている。
図3の(B)に示すように、別の形態の導光板212bは、断面が導光板212bの背面側で湾曲形状になるように形成されている。このような導光板212bでは、湾曲した背面側での全反射を利用して均一照明を行なうことができる。このように背面側を湾曲させ、全反射を利用して均一な照明を行なう導光板212bでは、ドットパターンの印刷は必要ない。
メニューシート211は、導光板212a,212bが伝播する光によって背景照明されるが、メニューシート211の照度の均一性、照明効率の優先度は低いので、製造コストを低減するために、簡易な構造の導光板212a,212bを採用することができる。
図4は、導光板と、導光板が伝播する光の光源とを示す図である。図4の(A)は、図3の(A)に示す導光板と光源とを示す図であり、図4の(B)は、図3の(B)に示す導光板と光源とを示す図である。
図4の(A)に示すように、導光板212aの側面に沿って延びるように第1の光源としてサイドライト213を配置する。図4の(B)に示すように、表面にドットパターンを印刷せず、背面を湾曲させた導光板212bでは、サイドライト213の表面を覆うようにサイドライトカバー214を配置する。
このように配置されたサイドライト213は、メニューシート211の一辺に近接する。サイドライト213は、導光板212a,212bとメニューシート211の方向に照明光を照射する。導光板212a,212bは、サイドライト213から発する光を伝播して、メニューシート211を背面側から均一に照明する。この実施の形態においては、サイドライト213が発する光は白色であるとする。
メニューシート211の背面側に配置される導光板212a,212bは、背面側からホルダーによって支持される。
図5は、ホルダーと、ホルダーの開口部に配置されるLEDとを示す図(A)と、LEDだけを取り出して示す図(B)である。
図5の(A)に示すように、導光板212a(図4)を背面側から支持するホルダー215は、矩形の非透光性の板状部材である。ホルダー215には、複数の開口部216が形成されている。ホルダー215は、導光板212aを挟んでメニューシート211の全体と対向するように加熱調理器1の内部に配置される。開口部216は、メニューシート211に印刷されているそれぞれの上位項目と、それぞれの下位項目のメニュー番号に対向する位置に形成されている。それぞれの開口部216の位置には、ホルダー215の背面側に図5の(B)に示すLED(発光ダイオード)217が配置されている。LED217は全部で43個配置されている。この実施の形態においては、LED217が発する光は黄色であるとするが、他の色であってもかまわない。LED217は点光源であり、第2の光源の一例である。
LED217は、上位項目の全体を均一に点灯させるために、上位項目に対向する開口部216には複数個ずつ、開口部216の長手方向の全体に亘って配置されている。一方、それぞれの下位項目の番号に対向する開口部216には、各開口部216の中央にLED217がひとつずつ配置されている。
製造コスト等や電源容量などに問題がなければ、下位項目を照明するLED217も、上位項目を照明するLED217と同様に、1つの下位項目について複数個ずつ配置して下位項目の全体を点灯可能であるようにしてもよい。
以上のように、背景照明部は、サイドライト213と導光板212aとホルダー215とによって構成されている。局所照明部は、LED217によって構成されている。背景照明部と局所照明部とメニュー表示部210(図1)は、情報表示装置を構成している。
図6は、導光板の断面の一部を拡大し、照明光の通過経路の概念を示す図である。
図6に示すように、導光板212aの断面において、背景照明部のサイドライト213による照明光は、導光板212aの側面から入射し、背面側で全反射される。一方、局所照明部のLED217の照明光は、導光板212aの背面から入射し導光板212aを透過する。このように、それぞれ異なった位置に配設された背景照明部及び局所照明部の照明光は、導光板212aに対する入射角によって全反射と透過の異なった動作となり、別の通過経路を経てメニュー表示部210(図1)の照明を行う。
図7は、加熱調理器の制御関連の構成を示すブロック図である。
図7に示すように、加熱調理器1は、制御関連の構成として、主に、制御部230と、項目選択装置200と、ドアスイッチ240とから構成される。制御部230は、制御マイクロコンピュータ231と加熱調理器制御部232と、記憶部233とを含む。項目選択装置200は、サイドライト213とLED217とを含むメニュー表示部210と、液晶表示部225と、操作部226とを含む。操作部226は、操作ツマミ221、決定ボタン222と、開始ボタン223と、取消ボタン224とから構成されている。
記憶部233は、液晶表示部225に表示される文字のデータや、加熱調理の加熱シーケンスのデータを記憶する。
加熱調理器1のドア102(図1)が開閉されると、ドアスイッチ240がドア102の開閉を検知して、制御部230の制御マイクロコンピュータ231に信号を送る。制御マイクロコンピュータ231は、加熱調理器制御部232と記憶部233と、信号の送受信を行なう。
操作部226は、使用者が操作ツマミ221、決定ボタン222、開始ボタン223、取消ボタン224を操作すると、制御部230の加熱調理器制御部232に信号を送信する。加熱調理器制御部232は、操作部226から送られた信号と制御マイクロコンピュータ231から送られた信号に基づいてサイドライト213、LED217、液晶表示部225を制御する。制御部230は、使用者が選択した項目を液晶表示部225に文字で表示し、また、サイドライト213を点灯させ、操作ツマミ221の回動量に基づいてLED217を点灯させて、背景照明と強調照明とを行なうことによって、使用者によって選択された項目を強調表示する。
以上のように構成される加熱調理器1の動作を説明する。
図8は、加熱調理器の駆動開始から上位項目の選択を開始するまでの行程を順に示すフローチャートである。
図8に示すように、ステップS001では、加熱調理器1は待機状態(電源遮断状態)になっている。この状態では、外光の透過・反射によって、メニューシート211の文字がうっすら見えている。
ステップS002では、使用者がドア102を開き、被加熱調理物をトレーに載置する。ステップS003では、制御部230に通電され、制御部230が初期化される。ステップS004では、制御部230が動作を開始する。ステップS005では、制御部230は、液晶表示部225を点灯させるように制御する。液晶表示部225には、操作案内が表示される。
ステップS006では、制御部230は、メニュー表示部210の背景照明をするため、サイドライト213を点灯させるように制御する。サイドライト213が点灯されると、メニュー表示部210が視認可能になる。メニュー表示部210の文字が明瞭に見えるようになる。
図9は、上位項目の選択開始から上位項目の選択を決定するまでの行程を順に示すフローチャートである。
図9に示すように、ステップS007では、使用者は操作ツマミ221を操作して、メニューの選択を開始する。ステップS008では、制御部230は、使用者によって操作される操作ツマミ221の回動量に応じて、3つの上位項目のうちの1つを文字で表示するように、液晶表示部225を制御する。また、ステップS009では、メニュー表示部210にて、液晶表示部225に表示された上位項目に該当する上位項目を強調表示するように、LED217を制御する。
図10は、特定の上位項目が強調表示されているときのメニュー表示部を示す図である。
図10に示すように、制御部230は、使用者によって操作される操作ツマミ221の回動量に応じてLED217を制御して、3つの上位項目のうちの1つを強調表示する。図10には、自動メニュー上位項目211AがLED217で局所照明され、強調表示されている状態を示す。
このようにすることにより、使用者は、液晶表示部225の表示と、表示部の強調表示の両方から、現在どの上位項目を選択することが可能であるのかを容易に理解することが理解できる。
図9に示すように、ステップS010では、使用者は、強調表示されている上位項目を選択することを決定できるかどうかを判断する。使用者は、強調表示されている加熱調理の上位項目メニューを、実行する加熱調理メニューとして決定することができるのであれば、ステップS011に進み、決定ボタン222を押す。一方、使用者は、強調表示されている加熱調理の上位項目メニューを、実行する加熱調理メニューとして決定することができないのであれば、ステップS007に戻り、さらに操作ツマミ221を回動させる。
図11は、上位項目の選択から調理開始までの行程を順に示すフローチャートである。
図11に示すように、ステップS012では、使用者は操作ツマミ221を操作して、下位メニューの選択を開始する。
ステップS013では、制御部230は、使用者によって操作される操作ツマミ221の回動量に応じて、強調表示されている自動メニュー上位項目211Aに含まれる14の下位項目のうちの1つを文字で表示するように、液晶表示部225を制御する。また、ステップS014では、メニュー表示部210にて、液晶表示部225に表示された下位項目に該当する下位項目を強調表示するように、LED217を制御する。
図12は、特定の下位項目が強調表示されているときのメニュー表示部を示す図である。
図12に示すように、制御部230は、使用者によって操作される操作ツマミ221の回動量に応じてLED217を制御して、強調表示されている上位項目に含まれる下位項目のうちの1つを強調表示する。図12には、自動メニュー上位項目211AがLED217で局所照明されて強調表示されているときに、自動メニュー上位項目211Aに含まれる下位項目の1つである、「1 サックリあたため」の番号部分「1」が黄色の光で局所照明されている状態を示す。
このようにすることにより、使用者は、液晶表示部225の表示と、メニュー表示部210の強調表示の両方から、現在どの上位項目(カテゴリー)の、どの下位項目を選択することが可能であるのかを容易に理解することが理解できる。
図11に示すように、ステップS015では、使用者は、強調表示されている下位項目を選択することを決定できるかどうかを判断する。使用者は、強調表示されている加熱調理の下位項目メニューを、実行する加熱調理メニューとして決定することができるのであれば、ステップS016に進み、開始ボタン223を押す操作を行う。一方、使用者は、強調表示されている加熱調理の下位項目メニューを、実行する加熱調理メニューとして決定することができないのであれば、ステップS012に戻り、さらに操作ツマミ221を回動させる。
ステップS016で開始ボタン223が押されると、ステップS017で加熱調理が開始される。加熱調理器制御部232は、制御マイクロコンピュータ231を介して、使用者によって選択が決定された加熱調理メニューに対応する加熱シーケンスを記憶部233から読み出し、この加熱シーケンスに従って加熱調理が行われる。
以上のように、情報表示装置は、強調して表示される強調項目と強調して表示されない非強調項目とを含む複数の項目を表示するメニュー表示部210と、メニュー表示部210の全体の背景を照明する背景照明部と、強調項目を照明する局所照明部とを備え、局所照明部が強調項目を照明している間、背景照明部は、強調項目と非強調項目の両方を照明する。
背景照明部は、強調項目と非強調項目の両方を含むメニュー表示部210の全体の背景を照明する。一方、局所照明部は、強調項目を照明する。局所照明部が強調項目を照明することによって、使用者は、メニュー表示部210に表示されている複数の項目から強調項目を区別して認識することができる。また、局所照明部が強調項目を照明している間、非強調項目は背景照明部によって照明されているので、使用者は、強調項目が強調して表示されている間、強調項目と非強調項目の両方を読み取ることができる。
このようにすることにより、使用者に情報を読み取りやすくさせることが可能な情報表示装置を提供することができる。
この発明に従った情報表示装置は、背景照明部は、サイドライト213と、サイドライト213の光を均一に拡散させる導光板212aとを有し、局所照明部はLED217を有し、LED217は点光源である。
このようにすることにより、局所照明部によって強調項目が強調して表示されやすくなる。
この発明に従った項目選択装置200においては、上記のいずれかの情報表示装置と、複数の項目から1つの項目を使用者が選択するための操作部226とを備える。
このようにすることにより、使用者に項目を読み取りやすくさせ、項目を選択させやすくすることが可能な項目選択装置200を提供することができる。
この発明に従った項目選択装置200においては、局所照明部は、使用者が操作部226によって選択した項目を強調項目として照明する。
このようにすることにより、使用者に項目を選択させやすくすることが可能な項目選択装置200を提供することができる。
この発明に従った項目選択装置200は、メニュー表示部210とは別個に形成され、使用者が操作部226によって選択した項目を文字で表示する液晶表示部225と、背景照明部と局所照明部と液晶表示部225とを制御する制御部230とを備える。
メニュー表示部210は、複数の項目が印刷されたメニューシート211によって構成される。メニュー表示部210が表示する項目は複数の上位項目を含む。それぞれの上位項目は複数の下位項目を含む。
背景照明部は、サイドライト213と、導光板212aと、ホルダー215とによって構成される。サイドライト213は、メニューシート211の背面側においてメニューシート211の一辺に近接して配置されてメニューシート211の方向に照明光を照射する。導光板212aは、メニューシート211の背面側においてサイドライト213の光をメニューシート211の背面に均一に拡散させる。ホルダー215は、導光板212aを保持する。ホルダー215には開口部216が形成されている。
局所照明部は、ホルダー215の開口部216を通して強調項目を照明するように配置される。操作部226は、使用者が操作して項目を選択するための、同軸状に配置される操作ツマミ221と決定ボタン222とから構成される。
制御部230は、当該項目選択装置200に通電されたときにメニュー表示部210の全体を視認可能な照度になるように背景照明部を制御する。また、制御部230は、使用者が行なう操作ツマミ221と決定ボタン222との操作に基づいて、使用者が選択した項目が表示されるように液晶表示部225を制御する。また、制御部230は、使用者が選択した項目が強調項目として照明されるように局所照明部を制御する。
メニュー表示部210には、複数の下位項目を含む複数の上位項目が表示されている。項目選択装置200に通電されると、メニュー表示部210の全体が背景照明部によって照明され、使用者は上位項目と下位項目の両方を含むメニュー表示部210の全体を視認することが可能になる。
使用者は、メニュー表示部210の全体を見ながら、操作ツマミ221と決定ボタン222とを操作して、項目を選択する。使用者が選択した項目は、液晶表示部225に文字で表示される。使用者が選択した項目はまた、表示部にて強調項目として表示される。このように、使用者が行なった操作がフィードバックされて視覚化される。
使用者が選択していない項目は、局所照明部によっては照明されないが、背景照明部によって照明されている。そのため、使用者は、項目を選択しながら、メニュー表示部210の全体から情報を読み取ることができる。
また、背景照明部においては、導光板212aがサイドライト213の光を、複数の項目が印刷されたメニューシート211の背面に均一に拡散させることによって、メニュー表示部210全体を均一に照明することができる。
一方、ホルダー215には開口部216が形成され、局所照明部は、ホルダー215の開口部216を通して強調項目を照明する。このようにすることにより、簡単な構成で、メニュー表示部210全体の背景照明を行いながら、特定の項目だけ局所照明することができる。
この発明に従った加熱調理器1は、上記のいずれかの項目選択装置200を備え、項目は加熱調理のメニューである。
このようにすることにより、使用者に加熱調理のメニューを読み取りやすくさせ、加熱調理メニューを選択させやすくすることが可能な加熱調理器1を提供することができる。
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正と変形を含むものである。
1:加熱調理器、200:項目選択装置、210:メニュー表示部、211:メニューシート、211A:自動メニュー上位項目、211a:自動メニュー下位項目、211B:健康メニュー上位項目、211b:健康メニュー下位項目、211C:手動加熱上位項目、211c:手動加熱下位項目、212a,212b:導光板、213:サイドライト、215:ホルダー、216:開口部、217:LED、221:操作ツマミ、222:決定ボタン、225:液晶表示部、230:制御部。

Claims (2)

  1. 強調して表示される強調項目と強調して表示されない非強調項目とを含む複数の項目を表示する表示部と、
    前記表示部の全体の背景を照明する背景照明部と、
    前記強調項目を照明する局所照明部と
    前記複数の項目から1つの項目を使用者が選択するための選択部とを備え、
    前記背景照明部は、第1の光源と、前記第1の光源の光を均一に拡散させる導光板とを有し、且つ、前記局所照明部が前記強調項目を照明している間に前記強調項目と前記非強調項目の両方を照明し、
    前記局所照明部は、点光源である第2の光源を有し、使用者が前記選択部によって選択した項目を強調項目として照明し、さらに、
    前記表示部とは別個に形成され、使用者が前記選択部によって選択した項目を文字で表示する文字表示部と、
    前記背景照明部と前記局所照明部と前記文字表示部とを制御する制御部とを備え、
    前記表示部は、前記複数の項目が印刷されたシートによって構成され、
    前記表示部が表示する項目は複数の上位項目を含み、それぞれの前記上位項目は複数の下位項目を含み、
    前記背景照明部は、前記シートの背面側において前記シートの一辺に近接して配置されて前記シートの方向に照明光を照射するサイドライトと、前記シートの背面側において前記サイドライトの光を前記シートの背面に均一に拡散させる導光板と、前記導光板を保持するホルダーとによって構成され、
    前記ホルダーには開口部が形成され、
    前記局所照明部は、前記ホルダーの開口部を通して前記強調項目を照明するように配置され、
    前記選択部は、使用者が操作して項目を選択するための、同軸状に配置される回転ダイヤルと押しボタンとから構成され、
    前記制御部は、当該項目選択装置に通電されたときに前記表示部の全体を視認可能な照度になるように前記背景照明部を制御し、使用者が行なう前記回転ダイヤルと前記押しボタンとの操作に基づいて、使用者が選択した項目が表示されるように前記文字表示部を制御し、使用者が選択した項目が強調項目として照明されるように前記局所照明部を制御する、項目選択装置。
  2. 請求項1に記載の項目選択装置を備え、
    前記項目は加熱調理のメニューである、加熱調理器。
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