JP2012247144A - 加熱調理器 - Google Patents

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晃之 立川
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Abstract

【課題】タッチパネル付き表示部からの誤入力を防止する。
【解決手段】本体1に被加熱物を収納する加熱室2と、加熱室2の前面を覆うドア3と、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、該加熱手段を制御する制御手段9と、本体1またはドア3に設け前記加熱手段の加熱条件を複数の条件から希望する調理のメニューを設定するために複数回の設定を行うために階層を深くして導くタッチパネル付き表示部70を設けた操作表示部6とを備え、タッチパネル付き表示部70は、メニューや設定内容を表示する液晶表示器37と、液晶表示器37の上面に幅方向と縦方向に複数の透明電極を設け該電極の個々の静電容量の変化を検出するために幅方向と縦方向にマトリックスを構築したタッチパネル38とを備え、タッチパネル38は、液晶表示器37より大きく液晶表示器37より外周側に前記電極を有したダミー部分を設けたものである。
【選択図】 図8

Description

本発明は、加熱調理器の操作部の構造に関するものである。
従来の、加熱調理器等で構成される操作部は、特許文献1に示すように、トッププレートに設けた液晶表示部の手前側に、割り当てられた制御命令を制御部に入力するキー電極を一列に備えた静電容量式タッチスイッチで、キー電極が配置される近傍である上部とキー電極間にキャンセル電極を設け意図しない操作入力を防止するものがある。
国際公開第2009/001544号
しかし、特許文献1に示す加熱調理器は、入力するキー電極の間を広く設け、その間にキャンセル電極を設ける必要がありデザインや機能に制約が発生する。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、本体に被加熱物を収納する加熱室と、該加熱室の前面を覆うドアと、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、該加熱手段を制御する制御手段と、前記本体または前記ドアに設け前記加熱手段の加熱条件を複数の条件から希望する調理のメニューを設定するために複数回の設定を行うために階層を深くして導くタッチパネル付き表示部を設けた操作表示部とを備え、前記タッチパネル付き表示部は、メニューや設定内容を表示する液晶表示器と、該液晶表示器の上面に幅方向と縦方向に複数の透明電極を設け該電極の個々の静電容量の変化を検出するために幅方向と縦方向にマトリックスを構築したタッチパネルとを備え、該タッチパネルは、前記液晶表示器より大きく該液晶表示器より外周側に前記電極を有したダミー部分を設けたものである。
本発明によれば、操作表示部を雑巾で拭いても誤入力を防止することができる。
一実施例の加熱調理器の正面図。 同加熱調理器のカバーを取外してドアが開いた状態の正面斜視図。 図1のZ−Z断面図。 一実施例の加熱調理器のLED表示部の説明図。 同加熱調理器の操作表示部のタッチパネル付き表示部と操作キー群の説明図。 同加熱調理器の操作表示部。 同加熱調理器の操作表示部の分解説明図。 同加熱調理器の操作表示部のタッチパネル付き表示部の正面説明図。 同加熱調理器の操作表示部の“簡単レンジ”の操作を(a)から(d)に従って説明する説明図。 同加熱調理器の操作表示部の“簡単レンジ”の状態を(a)から(b)に従って説明する説明図ある。
以下、本発明の一実施例について添付図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図3に示すように、本実施例の加熱調理器は、本体1に加熱調理する食品等の被調理物を収容する加熱室2と、加熱室2の前方に設けられ被調理物を出し入れする開閉自在なドア3と、加熱室2の底面に設けられた被調理物を載置する回転しないテーブル4とを備えている。なお、この構成はいわゆるターンテーブルレス式と言われるものである。ドア3は上部に取っ手26を備えている。
テーブル4の下部には、テーブル4を支える重量センサー5a,5b,5cを備えており、この重量センサー5a,5b,5cで検出される被調理物の重量に応じて調理時間を決定することができる。
また、加熱室2内の左奥上部には、サーミスタで構成する温度センサー40が設けられており、この温度センサー40が検出する温度に応じて調理出力,調理時間等を決定することもできる。これに赤外線センサーなどを用いてもよい。
また、ドア3の中央部には大きく形成されたガラスから成る窓部23を備えており、調理中の加熱室2内を覗き見ることができる。さらにドア3の下側には操作表示部6が設けられている。
25は加熱調理器の両側面と上面を覆うカバーである。
そして、本実施例の加熱調理器は、電子レンジ調理を行うレンジ加熱手段,オーブン調理を行うオーブン加熱手段,グリル調理を行うグリル加熱手段,スチーム調理を行うスチーム加熱手段の4種類の加熱手段を単独もしくは組み合わせて行うことにより多様な調理を行うことができる。
まず、図2,図3を用いて加熱手段について説明する。
電子レンジ調理は、テーブル4上に載置した被調理物にマイクロ波を与え、被調理物内の水分等の分子を振動させることで発生する摩擦熱によって積極的に被調理物を加熱する調理方法である。この電子レンジ調理の特徴としては、被調理物の表面と内部の温度を同時に短時間で加熱して上昇させることが挙げられる。
電子レンジ調理を行うためのレンジ加熱手段は、電子レンジ調理の加熱源であるマイクロ波を発振するマグネトロン7と、マグネトロン7から発振するマイクロ波の出力を制御するインバータ基板8を備えている。このインバータ基板8は制御手段9により制御され所望のマイクロ波を被調理物に与え電子レンジ加熱を行うことができる。
また、マグネトロン7から発振したマイクロ波を加熱室2に導く導波管10と、加熱室2にマイクロ波を攪拌しながら照射する回転アンテナ11と、回転アンテナ11を回転させるアンテナモータ12を備えており、マイクロ波が一部に集中するのを防ぐため、制御手段9がアンテナモータ12を制御して回転アンテナ11を回転させて所望の攪拌動作を行っている。
そして、マグネトロン7と、導波管10と、回転アンテナ11と、アンテナモータ12は加熱室底2aと底板30との間の機械室13に配置している。
次に、グリル調理について説明する。加熱室2の上壁面の外側に電熱ヒータ14を備えている。この電熱ヒータ14は制御手段9により制御され、加熱室2の上壁面を適切な温度にすることで、テーブル4上に載置した被調理物に所望の輻射熱(遠赤外線)を与えて被調理物を表面から焼き上げる加熱方法でグリル調理を行う。
次に、オーブン調理について説明する。オーブン調理は、テーブル4上に載置した被調理物に、加熱室奥2bの外側に設けた熱風ユニット15により被調理物に熱風を与えることにより被調理物を加熱する加熱方法である。
オーブン調理を行うためのオーブン加熱手段は熱風ユニット15によって構成され、熱風ユニット15は、加熱室奥2bのほぼ中央に回転自在に設けられたファン等の送風手段16と、この送風手段16の空気流の流出側に設けられた電熱ヒータ17と、送風手段16に連結されたモータ18とで構成される。
そして、電熱ヒータ17付近の孔21から出た熱風は被調理物を加熱し、被調理物を加熱した後の風は加熱室奥2bの略中央部に設けられた孔22を介して再び熱風ユニット15に取り込まれる。
次に、スチーム調理について説明する。スチーム調理は、テーブル4上に載置した被調理物にスチームを与え、被調理物を加熱する調理方法である。
スチーム調理を行うためのスチーム加熱手段は、図1に示すように、加熱室2の下に着脱自在のタンク50を備え、タンク50の水をパイプ51を通して給水手段19で吸い上げてパイプ52で供給された水をヒータによって加熱してスチームを発生させる蒸気発生手段20を備えている。蒸気発生手段20は加熱室側面2cの外側に設けられ加熱室2に噴出口7aを出している。
この給水手段19と蒸気発生手段20は制御手段9により制御され、加熱室2に所望の量のスチームを供給する。
次に、ドア3の下側に設けられた操作表示部6とドア3の窓部23の下部に設けたLED表示部100について図1,図3〜図7を用いて詳細に説明する。
操作表示部6は、ドア3の横幅全体に渡って設け、その操作表示部6の横幅の略中央にタッチパネル付き表示部70(詳細は後述)と、タッチパネル付き表示部70の右に隣接して、横2個で2段に配列した4個の操作キーでなる操作キー群60と、その右側で上側に「あたため/スタート」キー52、下側に「とりけし」キー53を上下に並べて設けている。操作表示部6は、図3に示すようにタッチパネル付き表示部70を構成する後述の液晶表示器37の視認性とタッチパネル38の操作性を向上するために、垂直に対して約10度上向きに傾斜している。
タッチパネル付き表示部70は、表示する液晶表示器37の表面に、使用者の指にて触れた時に、触れた位置の静電容量が変化するタッチパネル38を設けて、制御手段9は、液晶表示器37に表示する内容を出力し、表示した入力キーの位置座標がタッチパネル38の静電容量が変化した位置座標と一致した場合に表示した入力キーの入力を検出するものである。
タッチパネル付き表示部70の表示内容について図5を用いて説明する。
図5は、本体1に通電された待機状態を表示しているメニュー画面である。左端の上に、オート調理を示すオート表示71、下には手動加熱を示す手動表示72を配置する。オート表示71の右には、横3列縦2段で6個のオート調理用の入力キーが表示され、手動表示72の右には、横3列で3個の手動調理用の入力キーが表示される。
オート調理は、上段に左から、「あたため」キー79,「料理集番号から」キー80,「最近使ったメニュー」キー81、下段に左から、「解凍下ごしらえ」キー76,「調理分類から」キー77,「材料から」キー78を配置して構成されている。それぞれの入力キーを入力する操作によって、次の階層の表示へ移行し、何段階か階層を深くすることによって、所望のオート調理の料理の名称を選択できるようになっている。
一方、手動調理は、左から「レンジ」キー73,「スチーム/オーブン/グリル・発酵」キー74,「お手入れ/設定」キー75で構成されている。それぞれの入力キーを押す操作によって、次の階層の表示へ移行して、何段階の階層を深くすることにより、所望の手動加熱による火力と加熱時間と仕上がり調整などの設定ができるようになっている。
また、操作キー群60について、同様に図5で説明する。
操作キー群60は、タッチパネル付き表示部70の右に隣接して、横2個で2段に配列した4個の操作キーで構成する。上段は左から「戻る」キー54,「おしえて」キー55、下段は左から「庫内灯」キー56,「簡単レンジ」キー57を配置して構成され使い勝手を考慮してキーの面積を大きめに設定されている。それぞれのキーは後述のパネル基板43に設けられているタクトスイッチ(図示せず)を押して制御手段9に入力している。
「戻る」キー54は、タッチパネル付き表示部70の操作中に、誤設定を訂正するときに一つ前の階層に戻るものである。「おしえて」キー55は、音声ガイドを報知させるもので前記したLED表示部100の「音声」表示108が点灯する。「庫内灯」キー56は、被調理物の様子を確認するときに庫内の照明(図示無し)を点灯させるものである。
「簡単レンジ」キー57は、簡単に加熱設定を行うもので、選択内容としては、前述した4種類の調理を行う各加熱手段を単独もしくは組み合わせることも可能である。本実施例では「簡単レンジ」キー57が入力されると、手動レンジ加熱が選択され、タッチパネル付き表示部70に表示する汎用性の高い特定の二つの火力の選択キーから選択し、加熱時間設定を10分未満に限定するレンジ加熱動作の容易な操作へ導入をするものである。
操作表示部6の右方で上側に加熱開始手段である「あたため/スタート」キー52、その下側に「とりけし」キー53を上下に並べて配置している。使い勝手を考慮して、「あたため/スタート」キー52の方が「とりけし」キー53よりも面積を大きく設けている。
また、「あたため/スタート」キー52と、「とりけし」キー53は、後述のパネル基板43に設けられている機械式スイッチであるタクトスイッチ(図示せず)を押して制御手段9に入力している。
「あたため/スタート」キー52の内側には、パネル基板43に搭載するバックライト67を備え、操作の誘導やキーの受付などを点滅,点灯で表示する。
「あたため/スタート」キー52は、被調理物の重量を重量センサー5によって測定し重量に応じて加熱時間を自動で決定してレンジ加熱手段によって温める自動キーと、後述するタッチパネル付き表示部70で操作した設定によって調理を開始するときに押すスタートキーを兼ねている。「とりけし」キー53は、進行中の加熱を停止して、待機状態へ移行させ被調理物を取出す場合に操作するものである。
さらに、LED表示部100の表示とその内容について図4を用いて説明する。
「シャッター」表示101は、排気口への熱気漏れを防止するために、加熱室2の排気路をシャッターで閉塞した場合に点灯する。「レンジ」表示102,「オーブン」表示103,「グリル」表示104,「過熱水蒸気」表示105,「スチーム」表示106は、前記したそれぞれの加熱手段が一つまたは複数組み合わせて実施されている場合に動作に合わせて点灯する。「チャイルドロック」表示107は、操作表示部6による操作でチャイルドロックを設定した場合に点灯する。「音声」表示108は、操作表示部6で「おしえて」キー55(図5)を押下されて音声ガイドを報知する場合に点灯する。
次に、操作表示部6とLED表示部100の構造について図6〜図10を用いて説明する。
図6は操作表示部6とLED表示部100の一体となった内部構造を示す外観図である。この図6に示す外観図を基に詳細の構造について図6〜図8を用いて説明する。
31はパネルシートで、その材料は表面をハードコート処理したポリカーボネート材、もしくはアクリル材の板を使用し、操作キー群60と「あたため/スタート」キー52と「とりけし」キー53を取付けるために開けた開口部33を設け、前記タッチパネル付き表示部70を設ける窓部31aと「あたため/スタート」キー52の外周に設けたスタート外周部31bは塗装を施さないように透明の状態にしている。窓部31aは、タッチパネル付き表示部70を視認するためであり、スタート外周部31bは、バックライト67の光を透過するためである。
そして、窓部31aの裏側には、両面テープなどによってタッチパネル付き表示部70を構成するタッチパネル38を貼り付けている。
36はパネルで、タッチパネル付き表示部70を構成する液晶表示器37を取付けるために開口したLCD開口部36aと、パネルシート31の窓部31aの裏側に貼り付けたタッチパネル38を埋め込む深さを設けた取付け面36eと、タッチパネル38の接続部38aをパネル内に引き込むための穴36bと、を設けている。
次に、窓部31a,液晶表示器37,タッチパネル38の寸法と位置関係について説明する。
図7に示すように、窓部31aは幅C(例えばC=96mm),高さD(例えばD=44mm)である。液晶表示器37の表示部分37aは幅E(例えばE=99mm),高さF(例えばF=42mm)である。窓部31aと液晶表示器37は略等しい大きさであり(幅C≒幅E,高さD≒高さF)、図8に示すように、略重なっている。
そのため、液晶表示器37の表示を最大限活かして、窓部31aの隅々全体に図5,図9,図10のように表示することで、視認性を確保するものである。
次に、タッチパネル38が静電容量の変化を検出できる範囲の寸法は、幅G(例えばG=96mm),高さH(例えばH=54mm)である。窓部31aと対比すると幅方向では略同等(幅C≒幅G)で、窓部31aの左右よりも外側へ広がってはいない。一方、高さ方向では窓部31aは高さD(例えばD=44mm)に対してタッチパネル38は高さH(例えばH=54mm)なので、高さHと高さDの寸法差J(例えばJ=10)により、窓部31aの上下に寸法差Jを等分してK(例えばK=5mm)ずつ窓部31aの上下の外側へ広がっている。
次に、タッチパネル38の構成について図7で説明する。タッチパネル38の検出できる範囲の寸法(幅G,高さH)を窓部31aの寸法(幅C,高さD)と対比して、窓部31aの内側に当たる部分を正常部38d(幅G,高さD)とする。窓部31aの上側の外部に当たる部分をダミー部分上38b(幅G,高さK)とする。窓部31aの下側の外部に当たる部分をダミー部分下38c(幅G,高さK)とする。
更にタッチパネル38の入力を検出する仕組みについて説明する。
タッチパネル38は、検出できる範囲の幅方向と縦方向に複数の透明電極を備え、該電極の静電容量の変化を検出するために幅方向と縦方向にマトリックスを構築して静電容量の変化した電極の位置座標を検出できるようにしている。
そのため、人の指などで触れると、触れた位置の前記透明電極部の静電容量が変化するため、例えば幅方向と高さ方向で示される位置座標で静電容量の変化した位置座標を制御手段9は検出できる。
そして、制御手段9は検出した静電容量の変化した位置の位置座標に表示している入力キーが入力されたと認識する。
また、入力された位置が、正常部38dか、ダミー部分上38bか、ダミー部分下38cなのかが判るものである。
次に、図8によって操作表示部6の正面図で操作表示部6のパネルシート31に対するタッチパネル付き表示部70の配置について説明する正面図である。
操作表示部6において、パネルシート31は上下左右横幅いっぱいに設けている。窓部31aは、パネルシート31の上下の略中央の位置に設けられている。
パネルシート31の窓部31aと同等の横幅で窓部31aの上側を上外部31b、窓部31aの下側を下外部31cとする。その上外部31bには、窓部31aの直ぐ上側にタッチパネル38に設けたダミー部分上38bが配置されている。また、その下外部31cには、窓部31aの直ぐ下側にタッチパネル38に設けたダミー部分下38cが配置されている。
窓部31aと略同じ位置に重なって配置されるタッチパネルの正常部38dの裏側に液晶表示部37が配置されている。
以上の構成において、「簡単レンジ」キー57が入力されて「あたため/スタート」キー52を押下した動作について説明する。
「簡単レンジ」キー57を使って、加熱する操作について図9から図10によって説明する。まず、被調理物を加熱室2のテーブル4の上に載置させ、ドア3を閉める。操作表示部6のタッチパネル付き表示部70の表示は、図5に示す待機状態となっている。
「簡単レンジ」キー57を押下すると、タッチパネル付き表示部70の表示は図9(a)に示す表示となる。
図9(a)に示すように、タッチパネル付き表示部70の上部の全横幅に表題表示82に「かんたんレンジ」を表示する。表題表示82の下の空間を左右に2分割して火力を選択する「レンジ500W」キー83と「レンジ600W」キー84が表示され、この二つの火力からいずれかを選択する。
ここで、「レンジ500W」キー83と「レンジ600W」キー84を表示する理由は、冷凍食品のパッケージに電子レンジで加熱場合の表記として、現在普及している冷凍食品の多数は、500Wの場合と600Wの場合について、個数に合わせた加熱時間を表示されており、手動レンジ加熱の汎用性が最も高い火力である。そのため、使用者の使い勝手を考慮して500Wと600Wの二つの火力から選択させるものである。
そして、図9(b)は、「レンジ500W」キー83を選択した場合を示している。選択したことによって、「レンジ500W」キー83が、白地に黒文字の状態から黒地に白抜き文字に変わって選択したことを表している。その後、図9(c)に示す加熱時間を設定する表示に切り換わる。
しかし、入力キー以外の表題表示82に触れてタッチパネル38の表面を滑らせながら入力キーである「レンジ500W」キー83に移動しても「レンジ500W」キー83の入力は無効になり、次の設定に進むことはできないようになっている。
図9(c)は、表題表示82の右側に、火力表示85に「500W」を表示し、下段には左から「1分」キー88,「10秒」キー89を配置する。
「1分」キー88の直ぐ上には分の数字を表示する表示部86を、「10秒」キー89の直ぐ上には秒の数字を表示する表示部87を配置する。表題表示82の下には、加熱時間を9分50秒まで表示できるように分の位を表示する表示部86と、秒の位を表示する表示部87によって表示する。
分は0から9まで1分毎、秒は、0から50秒まで10秒毎の表示である。分の数字を表示する表示部86を見ながら「1分」キー88を、秒の数字を表示する表示部87を見ながら「10秒」キー89を操作するのに適しており、誤操作を少なくする配置である。「10秒」キー89の右に「クリア」キー90を設ける。「クリア」キー90は、「1分」キー88,「10秒」キー89で時間を設定するときに、所望の数字よりも長い時間の分秒を入力してしまった場合に、0分0秒に表示を戻すキーである。
次に、図9(d)は、「1分」キー88で、1分を入力後、「10秒」キー89を3回押下して、1分30秒を設定したきの表示を示している。
ここでも、前述したように入力キー以外の表題表示82,火力表示85,分の数字を表示する表示部86,秒の数字を表示する表示部87や入力キー以外の場所に触れてタッチパネル38の表面を滑らせながら入力キーである「1分」キー88や「10秒」キーに移動しても「1分」キー88や「10秒」キー89の入力は受け付けないようにしている。
また、入力キーである「1分」キー88に触れてタッチパネル38の表面を滑らせながら入力キーである「10秒」キー89に移動した場合は、「1分」キー88の入力のみ1回入力があったものと判断し「10秒」キー89の入力は受け付けないようにしている。
入力は、必ず入力キーの有る位置を指で触れ、続けて次の入力を行う場合は、必ずタッチパネル38の表面から指を離してから次の入力キーに触れることで、次に触れた入力キーの入力を有効として許可するようにしている。
ここで、「1分」キー88,「10秒」キー89,分の数字を表示する表示部86,秒の数字を表示する表示部87について、さらに説明する。
冷凍食品を加熱する場合は、レンジによる加熱時間は、個数が増えても最大10分未満、最小の設定単位は10秒毎のものがほとんどである。そのため、使用者が10分未満の短時間を設定するには、1分単位で最大9分50秒までと10秒単位で十分である。
加熱時間の入力が行われると加熱開始が可能となり「あたため/スタート」キー52の有効状態となり、「あたため/スタート」キー52の内側に備えられたバックライト67によって「あたため/スタート」キー52のスタート外周部31bを点滅させ誘導する。
前記の点滅に誘導され、「あたため/スタート」キー52を押下すると、レンジ加熱を開始する。
「あたため/スタート」キー52を押下すると、パネル基板43に設けられているタクトスイッチ(図示せず)を押して制御手段9に「スタート」の入力を伝える。
加熱が開始すると、図4に示すLED表示器100の「レンジ」表示102が点灯して、レンジ加熱が行われていることを示す。
次に、レンジ加熱中は、図10(a)に示すように、残時間を表示し、調理中であることを示す。残時間を示す表示91には「あと」を表示し、減算時間表示92には、1秒毎に減算した時間を表示し、1分19秒の例を示している。
「1分」キー88,「10秒」キー89,「クリア」キー90が消灯し、代わって状態表示93で「調理中です」を表示する。
最後に、図10(b)に示すように、タッチパネル付き表示部70の略真ん中には状態表示93で「調理が終了しました」を表示する。
最後に、タッチパネル付き表示部70の上面など操作表示部6を雑巾で拭いた場合のタッチパネル付き表示部70の動作について図8を用いて説明する。
タッチパネル付き表示部70は、使用者の指にて触れた時の静電容量の変化した位置座標を検出するもので、濡れ雑巾などで操作表示部6を拭いた場合も、指で触れた時と同じ静電容量の変化が発生する。
しかし、濡れ雑巾で拭き掃除する場合は、タッチパネル付き表示部70の静電容量の変化は、下記の点で通常の指による正常な入力と、拭き掃除による入力とでは異なる変化を示す。
雑巾で拭き掃除を行った場合、通常の指先の大きさと異なり一度に広範囲で静電容量の変化が発生する。
また、雑巾で操作表示部6を拭く場合、右側から左側へ、もしくは左側から右側へ(上側から下側へ,下側から上側へ)へと拭いた場合、タッチパネル付き表示部70の静電容量の変化も同様に、その雑巾の動きに合わせて、静電容量の変化する位置座標も右端から左端へ、もしくは左端から右端へ(上側から下側へ,下側から上側へ)と連続的に位置が変化する。
さらに、静電容量の変化位置がダミー部分38bと正常部38d,正常部38dとダミー部分38c、あるいはダミー部分38bと正常部38dとダミー部分38cで同時に静電容量が変化する。
この様な異なる点を捉え制御手段9は、静電容量の変化が入力キーを含め広い範囲で発生した場合、また、上下に設けたダミー部分38eにおいて静電容量が変化している時に入力キーに入力があった場合、また、静電容量の変化する位置座標がダミー部分38eから発生して連続に移動して入力キーに至った場合、さらに、静電容量の変化する位置座標が入力キー以外から発生して連続に移動して入力キーに至った場合は、入力キーの入力を受け付けないようにソフトが組み込まれている。
それにより、濡れ雑巾で、操作表示部6全体を拭いても、タッチパネル付き表示部70に意図しない誤入力を防止できる。
また、誤入力が1回〜2回発生した場合でも、待機状態を表示しているメニュー画面から加熱開始が有効になる設定画面に到達できないようにしている。
また、誤入力が前記以上の回数が入力されて加熱開始が有効の状態に至っても、加熱開始手段である「あたため/スタート」キー52を独立した機械式スイッチのタクトスイッチ(図示せず)によって構成しているので、拭き掃除による誤入力で加熱を開始することはない。
上記した本実施例によれば、操作表示部6を雑巾で拭いても誤入力を防止することができる。
1 本体
2 加熱室
3 ドア
6 操作表示部
9 制御手段
31 パネルシート
31a 窓部
34 ボタンプレート
34a,36f 板バネ
35 防水・拡散シート
36 パネル
37 液晶表示器
38 タッチパネル
38e ダミー部分
44 入力キー
49 ボス
58 入力部
60 操作キー群
68 押下部
70 タッチパネル付き表示部

Claims (1)

  1. 本体に被加熱物を収納する加熱室と、該加熱室の前面を覆うドアと、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、該加熱手段を制御する制御手段と、前記本体または前記ドアに設け前記加熱手段の加熱条件を複数の条件から希望する調理のメニューを設定するために複数回の設定を行うために階層を深くして導くタッチパネル付き表示部を設けた操作表示部とを備え、
    前記タッチパネル付き表示部は、メニューや設定内容を表示する液晶表示器と、該液晶表示器の上面に幅方向と縦方向に複数の透明電極を設け該電極の個々の静電容量の変化を検出するために幅方向と縦方向にマトリックスを構築したタッチパネルとを備え、
    該タッチパネルは、前記液晶表示器より大きく該液晶表示器より外周側に前記電極を有したダミー部分を設けたことを特徴とする加熱調理器。
JP2011119845A 2011-05-30 2011-05-30 加熱調理器 Withdrawn JP2012247144A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014137144A (ja) * 2013-01-15 2014-07-28 Hitachi Appliances Inc 加熱調理器
JP2016200301A (ja) * 2015-04-08 2016-12-01 日立アプライアンス株式会社 加熱調理器
JP2017026310A (ja) * 2016-11-11 2017-02-02 シャープ株式会社 加熱調理器
JP2019007733A (ja) * 2018-10-17 2019-01-17 シャープ株式会社 加熱調理器

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