JP2014085056A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP2014085056A
JP2014085056A JP2012233932A JP2012233932A JP2014085056A JP 2014085056 A JP2014085056 A JP 2014085056A JP 2012233932 A JP2012233932 A JP 2012233932A JP 2012233932 A JP2012233932 A JP 2012233932A JP 2014085056 A JP2014085056 A JP 2014085056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
temperature
radio wave
frequency radio
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012233932A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitoshi Hirate
慶歳 平手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Home Technology Corp filed Critical Toshiba Home Technology Corp
Priority to JP2012233932A priority Critical patent/JP2014085056A/ja
Publication of JP2014085056A publication Critical patent/JP2014085056A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

【課題】使用者が加熱方法の選択を間違えても、被加熱物の過加熱を防止し、発火した場合には速やかに加熱を停止させる加熱調理器を提供する。
【解決手段】加熱調理器1は、被加熱物を出し入れ可能な加熱室を仕切る調理庫と、被加熱物へ高周波電波を照射して加熱させる電子レンジ調理機構37と、加熱室内の被加熱物の温度を測定する温度測定装置と、高周波発生装置の高周波電波照射時間の入力を受け付ける入力部と、電子レンジ調理機構37が高周波電波を照射している最中に温度測定装置の測定結果を監視し、温度測定装置の測定温度が予め定める所定の高温判定温度Tsに達したとき、電子レンジ調理機構37の高周波電波出力を低減させ、さらに温度測定装置の測定結果を継続して監視し、温度測定装置の測定温度が上昇傾向にあれば高周波電波照射時間tの経過前であっても電子レンジ調理機構37の高周波電波照射を停止させる過加熱防止制御部65と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明に係る実施形態は加熱調理器に関する。
従来の加熱調理器、特に電子レンジは、加熱室内の複数箇所の温度を赤外線センサで測定し、レンジ加熱の開始から所定時間経過後までの温度分布の変化から加熱室内における被加熱物の有無を判断して空過熱を防止する。
特開2001−65871号公報
ところで、レンジ加熱や、オーブン加熱のように、異なる複数の加熱方法で被加熱物を加熱可能な加熱調理器が知られている。一般に、オーブン加熱で被加熱物を調理する場合の加熱時間は、レンジ加熱で被加熱物を調理する場合の加熱時間よりも長時間に渡る。
加熱調理器の使用者(以下、単に「使用者」と呼ぶ。)は、加熱調理器を手動操作で使用するとき、加熱方法の選択を無意識で間違ってしまう場合がある。この間違いは、例えば、オーブン加熱を選択するつもりでレンジ加熱を選択してしまう場合である。この場合、被加熱物は、通常考えられるレンジ加熱での調理時間よりも極めて長時間に渡ってレンジ加熱されてしまう。加熱方法を選択し間違っていることに使用者が気付かずにレンジ加熱が継続されると、被加熱物は、使用者の所望の加熱状態にならないどころか、焦げて発火する。特に近年、レンジ加熱における出力は高出力(1000W程度)化しているため、加熱方法の選択間違によって過加熱されやすくなっている。
そこで、本発明は、使用者が加熱方法の選択を間違えても、被加熱物の過加熱を防止し、発火した場合には速やかに加熱を停止させる加熱調理器を提案する。
前記の課題を解決するため本発明の実施形態に係る加熱調理器は、被加熱物を加熱して調理する加熱部と、指令情報として音声入力を受け付ける音声入力部と、前記加熱部の加熱条件が予め設定された第一調理メニュー、前記加熱部の加熱条件を設定できる第二調理メニューを記憶する調理メニュー記憶部と、前記音声入力部に入力される音声入力に一致する前記第一調理メニューまたは前記第二調理メニューを前記調理メニュー記憶部から抽出する調理メニュー抽出部と、前記調理メニュー抽出部で前記第二調理メニューが抽出された場合には前記音声入力部に入力される音声入力に一致する加熱条件を設定する加熱条件設定部と、前記調理メニュー抽出部で前記第一調理メニューが抽出された場合には前記第一調理メニューに予め設定された加熱条件で前記加熱部を制御し、前記調理メニュー抽出部で前記第二調理メニューが抽出された場合には前記加熱条件設定部で設定された加熱条件で前記加熱部を制御する加熱制御部と、を備える。
本発明の実施形態に係る加熱調理器を示す正面図。 本発明の実施形態に係る加熱調理器を正面側から示す斜視図。 本発明の実施形態に係る加熱調理器を示す縦断面図。 本発明の実施形態に係る加熱調理器を示す機能ブロック図。 本発明の実施形態に係る加熱調理器の過加熱防止制御を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る加熱調理器の過加熱防止制御における時間履歴の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る加熱調理器の過加熱防止制御における時間履歴の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る加熱調理器の過加熱防止制御を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る加熱調理器の過加熱防止制御の他の例における時間履歴の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る加熱調理器の過加熱防止制御の他の例における時間履歴の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る加熱調理器の報知内容の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る加熱調理器の報知内容の一例を示す図。
以下、本発明に係る加熱調理器の実施の形態について、図1から図12を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る加熱調理器を示す正面図である。
図2は、本発明の実施形態に係る加熱調理器を正面側から示す斜視図である。
図1は扉3を閉じた加熱調理器1を示し、図2は扉3を開いた加熱調理器1を示す。
本実施形態に係る加熱調理器1は、所謂オーブンレンジであり、電子レンジおよびオーブンの双方の機能を併せ持つ。図1および図2に示すように、加熱調理器1は、前面の開口2aを通じて被加熱物Oを出し入れ可能な加熱室2bを仕切る箱状の調理庫2と、調理庫2の開口2aを開閉する扉3と、を備える。
調理庫2は、加熱室2bを仕切る箱状の内箱5と、内箱5を囲う箱状の外箱6と、内箱5および外箱6を支えるトレイ7を備える。を備える。
内箱5は、加熱室2bを仕切る背壁5a、右側壁5b、左側壁5c、底壁5dおよび天壁5eを備える。背壁5a、右側壁5b、左側壁5c、底壁5dおよび天壁5eは、マイクロ波を反射して加熱室2b内に閉じ込める金属製の板材、例えば鋼板である。隣り合う壁は、かしめや溶接などの接合方法によって接合される。
背壁5aは、複数の小さな開口が上下二条に分かれて幅方向へ並ぶ上熱風吐出口8および下熱風吐出口9と、上熱風吐出口8および下熱風吐出口9の中央部に挟まれて複数の小さな開口が円状に並ぶ吸入口11と、を有する。吸入口11は背壁5aの略中央に配置される。
扉3は、調理庫2の前面下端部に配置されて左右に延びる揺動中心線の周りに揺動する。扉3は、この揺動中心線の周りに揺動して調理庫2の前面2cに接すると加熱室2bを閉鎖し、調理庫2の前面2cから離れ、回転中心線の周りに揺動して略水平に倒れると開口2aを全開する。
また、扉3は加熱条件を設定可能な操作部15を備える。操作部15は、入力部16と、表示部17と、を備える。
入力部16は、加熱条件設定ダイヤル18と、調理開始指示キー19と、調理取消指示キー21と、電子レンジキー22と、オーブンキー23と、グリルキー25と、を備える。
加熱条件設定ダイヤル18は、回転操作に基づいて手動運転または自動運転などの運転モードの選択、加熱条件(加熱時間や、加熱温度)の選択、自動調理メニューの選択など各種選択項目を順次に切り替える。また、加熱条件設定ダイヤル18は、押下操作に基づいて、択一的に選択された項目の決定を受け付ける。
調理開始指示キー19は、決定された運転モード、加熱条件、自動調理メニューに対する運転開始の指示を受け付ける。
調理取消指示キー21は、加熱条件設定ダイヤル18や調理開始指示キー19が受け付けた操作内容をリセットするための指示を受け付ける。つまり、調理取消指示キー21は、加熱条件設定ダイヤル18が受け付けた選択や決定を取り消したり、開始した運転を停止させたりするための指示を受け付ける。
電子レンジキー22は、加熱調理器1の運転モードを電子レンジモードに強制設定するための指示を受け付ける。
オーブンキー23は、加熱調理器1の運転モードをオーブンモードに強制設定するための指示を受け付ける。
グリルキー25は、加熱調理器1の運転モードをグリルモードに強制設定するための指示を受け付ける。
表示部17は、加熱条件設定ダイヤル18の操作に基づく選択項目や決定項目、調理開始指示キー19や調理取消指示キー21の操作に基づく加熱調理器1の運転状態などを表示する。
図3は、本発明の実施形態に係る加熱調理器を示す縦断面図である。
図3に示すように、本実施形態に係る加熱調理器1のトレイ7と外箱6とは、協働して内箱5を囲み、隙間28を隔てて加熱室2bを支える。
加熱調理器1は、内箱5の背壁5aと外箱6の背壁6aとを隔てる隙間28aに配置されて加熱室2b内に熱風を供給するオーブン調理機構29を備える。
オーブン調理機構29は、加熱室2b内を加熱して被加熱物Oを調理する加熱部の一つである。オーブン調理機構29は、吸入口11の後方に配置されるファン装置31と、上熱風吐出口8および下熱風吐出口9を臨む複数のヒータ32と、ケーシング33と、を備える。なお、オーブン調理機構29はグリル調理機構を兼ねている。
ファン装置31は、ケーシング33の背面に固定されるファンモータ35と、ケーシング33に収容されて吸入口11を臨みファンモータ35の回転軸に固定される遠心ファン36と、を備える。
ヒータ32はファン装置31の周囲を環状に囲み、上熱風吐出口8の後方に配置される上辺部32aと、下熱風吐出口9の後方に配置される下辺部32bと、を備える。
ケーシング33は、板金加工品であり、ファン装置31の遠心ファン36およびヒータ32を収容し、背壁5aの上熱風吐出口8、下熱風吐出口9、吸入口11の後方に熱風の加熱流路を仕切る。
オーブン調理機構29は、ファン装置31を駆動させて加熱室2b内の空気を吸入口11からケーシング33内に吸入し、遠心ファン36の周囲へ吐出される空気をヒータ32で加熱し、熱せられた空気を上熱風吐出口8および下熱風吐出口9から加熱室2b内へ吐出して加熱室2b内の被加熱物Oを加熱する。
また、加熱調理器1は、加熱室2b内に高周波電波としてのマイクロ波を照射して被加熱物Oを加熱可能な電子レンジ調理機構37を備える。電子レンジ調理機構37も、加熱室2b内を加熱して被加熱物Oを調理する加熱部の一つである。電子レンジ調理機構37は被加熱物Oへマイクロ波を照射して加熱させる高周波加熱装置である。
電子レンジ調理機構37は、隙間28aの下半に位置してマイクロ波を発生可能なマグネトロン38と、内箱5とトレイ7とを隔てる隙間28bに位置してマグネトロン38が発生させるマイクロ波を内箱5の下方へ導く導波管39と、内箱5内でマイクロ波を拡散するアンテナ41と、を備える。
アンテナ41は、内箱5の底壁5dに配置されて下方に窪む凹部42に収容される。伝播透過板43は、マイクロ波を透過するセラミックなどの板であり、アンテナ41を覆うように内箱5の凹部42を塞いで加熱室2b内に平坦な底面を形成する。
電子レンジ調理機構37は、マグネトロン38でマイクロ波を生じ、このマイクロ波を導波管39で内箱5の下方へ導き、アンテナ41で拡散させて加熱室2b内に照射し、加熱室2b内の被加熱物Oを加熱する。
一方、外箱6は内面に広がる断熱材45を備える。断熱材45は、内箱5が放射する熱や、内箱5と外箱6とを隔てる隙間28を対流する気体(高温の空気や水蒸気)から伝わる熱が調理庫2の外面へ直接的に伝わることを抑制する。
トレイ7は加熱調理器1の底面の四隅にあり加熱調理器1全体の重量を支える柱状の脚部46を備える。
さらに、加熱調理器1は、加熱室2b内の被加熱物Oの温度を測定する温度測定装置51を備える。
温度測定装置51は、加熱室2b内を複数の箇所に分割して被加熱物Oの温度を測定する。具体的には、温度測定装置51は、加熱室2bの上部に設けられて測温窓52を通じて加熱室2b内の赤外線を検出する赤外線センサ53と、赤外線センサ53を揺動させる駆動装置55と、を備える。
赤外線センサ53は、一列に並べられる複数、例えば8つの赤外線検出素子(図示省略)を備える。
駆動装置55は、赤外線センサ53に接続される出力軸56を備える。出力軸56は、赤外線センサ53の揺動中心である。駆動装置55は、出力軸56の正転、逆転を繰り返して赤外線センサ53を揺動させ、赤外線センサ53の視野を加熱室2b内の底面のほぼ全域に拡大させる。
温度測定装置51は、例えば、5秒間を1周期として赤外線センサ53を揺動させ、赤外線検出素子1つあたり16箇所の温度を測定する。つまり、温度測定装置51は、1周期あたり128官署の温度を測定する。なお、温度測定装置51の具体的な構成は、特開2005−351566号公報に記載された構成を採用できる。
図4は、本発明の実施形態に係る加熱調理器を示す機能ブロック図である。
図4に示すように、本実施形態に係る加熱調理器1は、表示部17、加熱条件設定ダイヤル18、調理開始指示キー19、調理取消指示キー21、電子レンジキー22、オーブンキー23、グリルキー25、オーブン調理機構29、電子レンジ調理機構37、制御装置57の他に、扉開閉センサ59と、第一報知部61と、第二報知部62と、を備える。
加熱条件設定ダイヤル18は、使用者が設定するオーブン調理機構29や電子レンジ調理機構37の加熱条件の入力を受け付ける。この加熱条件には、電子レンジ調理機構37の高周波電波照射時間tが含まれる。
扉開閉センサ59は、所謂マイクロスイッチであり、複数のマイクロスイッチを組み合わせて扉3が閉じられているか否かを確実に検知する。
第一報知部61は、オーブン調理機構29または電子レンジ調理機構37の運転終了を使用者に知らせるためのブザー音を鳴らす。
第二報知部62は、表示部17を利用してオーブン調理機構29または電子レンジ調理機構37の運転終了を使用者に知らせるための表示を行う。
電子レンジ調理機構37は、入力電圧の変動にともない変化する物理量(マグネトロン38の陽極電流)を検知してアナログ電気信号を出力する検知部としての陽極電流検出回路63を備える。
制御装置57は、マイクロコンピュータからなり、中央処理部(図示省略)、メモリ(図示省略)、I/O部(図示省略)およびタイマ(図示省略)を備える。制御装置57は、加熱条件設定ダイヤル18、調理開始指示キー19、調理取消指示キー21、電子レンジキー22、オーブンキー23、グリルキー25に対する操作に基づいて、オーブン調理機構29または電子レンジ調理機構37の運転を制御する。制御装置57は、扉開閉センサ59で扉3が閉じられている場合に、オーブン調理機構29の運転を許可し、電子レンジ調理機構37の運転を許可する。
また、制御装置57は、第一報知部61を作動させてブザー音を鳴らし、オーブン調理機構29の運転終了、電子レンジ調理機構37の運転終了を使用者に報知する。
さらに、制御装置57は、加熱条件設定ダイヤル18、電子レンジキー22、オーブンキー23、グリルキー25それぞれの操作に基づく選択項目や決定項目、調理開始指示キー19や調理取消指示キー21の操作に基づく加熱調理器1の運転状態などを表示部17に表示させる。
そして、制御装置57は被加熱物Oの過加熱を防止する過加熱防止制御部65を備える。過加熱防止制御部65は、温度測定装置51の測定結果を監視することで、使用者が電子レンジキー22、オーブンキー23、グリルキー25の操作を間違え、オーブンキー23またはグリルキー25を選択するつもりで電子レンジキー22を操作してしまった場合について、電子レンジ調理機構37を制御して被加熱物Oの過加熱を防止する。また、過加熱防止制御部65は、第二報知部62を制御してオーブン調理機構29または電子レンジ調理機構37の運転終了を使用者に知らせる。
次に、本実施形態に係る加熱調理器1による過加熱防止制御について詳述する。
図5は、本発明の実施形態に係る加熱調理器の過加熱防止制御を示すフローチャートである。
図5に示すように、本実施形態に係る加熱調理器1の過加熱防止制御部65は、電子レンジ調理機構37が高周波電波を照射している最中に温度測定装置51の測定結果を監視し、温度測定装置51の測定温度Tが予め定める所定の高温判定温度Tsに達したとき、電子レンジ調理機構37の高周波電波出力を低減させ、さらに温度測定装置51の測定結果を継続して監視し、温度測定装置51の測定温度Tが上昇傾向にあれば高周波電波照射時間tの経過前であっても電子レンジ調理機構37の高周波電波照射を停止させる過加熱防止制御部65を備える。
具体的には、過加熱防止制御部65は、電子レンジ調理機構37が高周波電波を照射し始めると過加熱防止制御を開始する。
先ず、過加熱防止制御部65は、温度測定装置51から測定温度Tを取得し、これを監視する(ステップS1)。なお、過加熱防止制御部65は、例えば30秒ごとに測定温度Tを監視する。
次いで、過加熱防止制御部65は、取得した測定温度Tを所定の高温判定温度Ts(例えば、Ts=135℃)と比較し、測定温度Tが所定の高温判定温度Tsに達しているか否かを判断する。過加熱防止制御部65は、測定温度Tが所定の高温判定温度Tsに達している場合には、次のステップへ進む(ステップS2 YES)。他方、過加熱防止制御部65は、測定温度Tが所定の高温判定温度Tsに達していない場合には、ステップS1へ戻り監視を継続する(ステップS2 NO)。この測定温度Tが所定の高温判定温度Tsに達しているか否かの判断は、温度測定装置51が測定する全箇所のうち、1周期毎の最大の測定温度Tmaxを参照して判断される。
なお、所定の高温判定温度Tsは、加熱調理器1の使用によって被加熱物Oの水分が減り発火、発煙する兆候が現れる温度を実験によって予め定める。
次いで、過加熱防止制御部65は、電子レンジ調理機構37の高周波電波出力を低減させる(ステップS3)。この高周波電波出力の低減は、例えば、電子レンジ調理機構37の通常出力約1000Wに対して、低減出力約200Wに設定される。
次いで、過加熱防止制御部65は、温度測定装置51から測定温度Tを再度取得し、これを監視する(ステップS4)。なお、過加熱防止制御部65は、例えば30秒ごとに測定温度Tを監視する。
次いで、過加熱防止制御部65は、取得した測定温度Tの時間変化を監視し、測定温度Tが上昇傾向か否かを判断する。過加熱防止制御部65は、測定温度Tが上昇傾向にある場合には、次のステップへ進む(ステップS5 YES)。他方、過加熱防止制御部65は、測定温度Tが変化していなかったり下降傾向にある場合には、過加熱防止制御を終了する。
次いで、過加熱防止制御部65は、電子レンジ調理機構37の高周波電波照射を停止して過加熱防止制御を終了する(ステップS6)。
図6および図7は、本発明の実施形態に係る加熱調理器の過加熱防止制御における時間履歴の一例を示す図である。
図6および図7は、使用者が10分間のオーブン加熱で被加熱物Oの調理をするつもりで、10分間のレンジ加熱を設定してしまった場合を想定する。
なお、図6は被加熱物Oの発火を未然に回避できた場合を示す図であり、図7は被加熱物Oが発火したものの速やかに加熱を停止して延焼を回避できた場合を示す図である。
先ず、図6に示すように、本実施形態に係る加熱調理器1は、高周波電波出力wを約1000Wで被加熱物Oの加熱を開始する。被加熱物Oの最大測定温度Tmaxは徐々に温まり、加熱開始から240秒で所定の高温判定温度Ts(Ts=135℃)に達している。そこで、加熱調理器1は、過加熱防止制御により高周波電波出力wを約200Wに低減させる。すると、被加熱物Oの温度が徐々に低下し始めたため、当初の予定通り10分間のレンジ加熱を完了させる。
ところが、図7に示すように、過加熱防止制御により高周波電波出力wを約200Wに低減させたにも拘わらず、被加熱物Oの温度上昇が継続する場合がある。この場合、本実施形態に係る加熱調理器1は、被加熱物Oが発火しているものと判断して、当初の予定より早くレンジ加熱を完了させる。
次に、本実施形態に係る加熱調理器1による過加熱防止制御の他の例について詳述する。
図8は、本発明の実施形態に係る加熱調理器の過加熱防止制御を示すフローチャートである。
図8に示すように、本実施形態に係る加熱調理器1の過加熱防止制御部65Aは、電子レンジ調理機構37が高周波電波を照射している最中に温度測定装置51の測定結果を監視し、温度測定装置51の測定温度Tが予め定める所定の高温判定温度Tsに達した箇所数nを数え、全測定箇所Nに対する箇所数nの割合rが予め定める所定の高温判定割合Rsに達したとき、電子レンジ調理機構37の高周波電波出力を低減させ、さらに温度測定装置51の測定結果を継続して監視し、箇所数nを継続して数え、割合rが上昇傾向にあれば高周波電波照射時間tの経過前であっても電子レンジ調理機構37の高周波電波照射を停止させる。
具体的には、過加熱防止制御部65Aは、電子レンジ調理機構37が高周波電波を照射し始めると過加熱防止制御を開始する。
先ず、過加熱防止制御部65Aは、温度測定装置51から測定温度Tを取得し、これを監視する(ステップS11)。なお、過加熱防止制御部65Aは、例えば30秒ごとに測定温度Tを監視する。
次いで、過加熱防止制御部65Aは、取得した測定温度Tを所定の高温判定温度Ts(例えば、Ts=135℃)と比較し、測定温度Tが所定の高温判定温度Tsに達しているか否かを判断する。過加熱防止制御部65Aは、測定温度Tが所定の高温判定温度Tsに達している場合には、次のステップへ進む(ステップS12 YES)。他方、過加熱防止制御部65は、測定温度Tが所定の高温判定温度Tsに達していない場合には、ステップS11へ戻り監視を継続する(ステップS12 NO)。
次いで、過加熱防止制御部65Aは、所定の高温判定温度Tsに達した箇所数nを数える(ステップS13)。
次いで、過加熱防止制御部65Aは、全測定箇所N(例えば、N=128箇所)に対する箇所数nの割合rを所定の高温判定割合Rs(例えば、Rs=50/128)と比較し、割合rが所定の高温判定割合Rsに達しているか否かを判断する。過加熱防止制御部65Aは、割合rが所定の高温判定割合Rsに達している場合には、次のステップへ進む(ステップS14 YES)。他方、過加熱防止制御部65Aは、割合rが所定の高温判定割合Rsに達していない場合には、ステップS11へ戻り監視を継続する(ステップS14 NO)。
次いで、過加熱防止制御部65Aは、電子レンジ調理機構37の高周波電波出力を低減させる(ステップS15)。この高周波電波出力の低減は、例えば、電子レンジ調理機構37の通常出力約1000Wに対して、低減出力約200Wに設定される。
次いで、過加熱防止制御部65Aは、温度測定装置51から測定温度Tを再度取得し、これを監視する(ステップS16)。なお、過加熱防止制御部65Aは、例えば30秒ごとに測定温度Tを監視する。
次いで、過加熱防止制御部65Aは、取得した測定温度Tを所定の高温判定温度Ts(例えば、Ts=135℃)と比較し、測定温度Tが所定の高温判定温度Tsに達しているか否かを判断する。過加熱防止制御部65Aは、測定温度Tが所定の高温判定温度Tsに達している場合には、次のステップへ進む(ステップS17 YES)。他方、過加熱防止制御部65は、測定温度Tが所定の高温判定温度Tsに達していない場合には、ステップS16へ戻り監視を継続する(ステップS17 NO)。
次いで、過加熱防止制御部65Aは、所定の高温判定温度Tsに達した箇所数nを数える(ステップS18)。
次いで、過加熱防止制御部65Aは、取得した測定温度Tの時間変化を監視し、全測定箇所N(例えば、N=128箇所)に対する箇所数nの割合rが上昇傾向か否かを判断する。過加熱防止制御部65Aは、割合rが上昇傾向にある場合には、次のステップへ進む(ステップS19 YES)。他方、過加熱防止制御部65Aは、割合rが変化していなかったり下降傾向にある場合には、過加熱防止制御を終了する(ステップS19 NO)。
次いで、過加熱防止制御部65Aは、電子レンジ調理機構37の高周波電波照射を停止して過加熱防止制御を終了する(ステップS20)。
図9および図10は、本発明の実施形態に係る加熱調理器の過加熱防止制御の他の例における時間履歴の一例を示す図である。
図9および図10は、使用者が10分間のオーブン加熱で被加熱物Oの調理をするつもりで、10分間のレンジ加熱を設定してしまった場合を想定する。
なお、図9は被加熱物Oの発火を未然に回避できた場合を示す図であり、図10は被加熱物Oが発火したものの速やかに加熱を停止して延焼を回避できた場合を示す図である。
先ず、図9に示すように、本実施形態に係る加熱調理器1は、高周波電波出力を約1000Wで被加熱物Oの加熱を開始する。被加熱物Oは、加熱から180秒頃において高温判定温度Ts(Ts=135℃)に達している箇所の割合rが急激に温まり、加熱開始から240秒で所定の高温判定割合Rs(Rs=50/128)に達している。そこで、加熱調理器1は、過加熱防止制御により高周波電波出力を約200Wに低減させる。すると、高温判定温度Ts(Ts=135℃)に達している箇所の割合rが徐々に低下し始めたため、加熱調理器1は、当初の予定通り10分間のレンジ加熱を完了させる。
ところが、図10に示すように、過加熱防止制御により高周波電波出力を約200Wに低減させたにも係わらず、加熱調理器1は、高温判定温度Ts(Ts=135℃)に達している箇所の割合rの上昇が継続する場合がある。この場合、本実施形態に係る加熱調理器1は、被加熱物Oが発火しているものと判断して、当初の予定より早くレンジ加熱を完了させる。
図11および図12は、本発明の実施形態に係る加熱調理器の報知内容の一例を示す図である。
図11および図12に示すように、第二報知部62は、高周波電波照射時間tの経過後に電子レンジ調理機構37の高周波電波照射が停止された場合には第一報知(図11)を行い、他方、高周波電波照射時間tの経過前に電子レンジ調理機構37の高周波電波照射が停止された場合には第一報知と異なる第二報知(図12)を行う。
第二報知部62の第一報知は、例えば「0」を表示して、電子レンジ調理機構37の高周波電波照射が高周波電波照射時間tどおりに行われたことを使用者に知らせる。
他方、第二報知部62の第二報知は、例えば「C22」のようなコードを表示して、電子レンジ調理機構37の高周波電波照射が高周波電波照射時間tの経過前に終了したことを使用者に知らせる。「C22」の具体的な内容は、加熱調理器1の取扱説明書内に記載され、どのような状況で停止しているのかを使用者に知らせる。また、第二報知部62の第二報知は、コード以外に「高温注意」や「冷却中」の表示をして、使用者の注意を喚起させる。
本実施形態に係る加熱調理器1は、使用者がレンジ加熱における調理時間の設定を間違って長く設定してしまった場合に、被加熱物Oの過加熱を防止する。
また、本実施形態に係る加熱調理器1は、被加熱物Oの水分が減り発火、発煙する兆候が現れた場合には迅速に加熱を停止できる。
さらに、本実施形態に係る加熱調理器1は、マイクロ波の出力低減度合いと被加熱物Oの分量に応じて、発火防止の緊急度合いを調整できる。
さらにまた、本実施形態に係る加熱調理器1は、加熱室2b内を複数の箇所に分割して被加熱物Oの温度を測定する温度測定装置51を備えることによって、被加熱物Oが加熱室2bのどの場所にあっても、被加熱物Oの過加熱を防止する。
また、本実施形態に係る加熱調理器1は、第二報知部62を備えるため、被加熱物Oの過加熱によって、電子レンジ調理機構37の高周波電波照射が高周波電波照射時間tの経過前に終了したことを知らせ、使用者にとっての不意の高周波電波照射の停止が加熱調理器1の故障によるものではないことを知らせる。
したがって、本実施形態に係る加熱調理器1によれば、使用者が加熱方法の選択を間違えても、被加熱物Oの過加熱を防止し、発火した場合には速やかに加熱を停止させる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 加熱調理器
2 調理庫
2a 開口
2b 加熱室
2c 前面
3 扉
5 内箱
5a 背壁
5b 右側壁
5c 左側壁
5d 底壁
5e 天壁
6 外箱
6a 背壁
7 トレイ
8 上熱風吐出口
9 下熱風吐出口
11 吸入口
15 操作部
16 入力部
17 表示部
18 加熱条件設定ダイヤル
19 調理開始指示キー
21 調理取消指示キー
22 電子レンジキー
23 オーブンキー
25 グリルキー
28、28a、28b 隙間
29 オーブン調理機構
31 ファン装置
32 ヒータ
32a 上辺部
32b 下辺部
33 ケーシング
35 ファンモータ
36 遠心ファン
37 電子レンジ調理機構
38 マグネトロン
39 導波管
41 アンテナ
42 凹部
43 伝播透過板
45 断熱材
46 脚部
51 温度測定装置
52 測温窓
53 赤外線センサ
55 駆動装置
56 出力軸
57 制御装置
59 扉開閉センサ
61 第一報知部
62 第二報知部
63 陽極電流検出回路
65、65A 過加熱防止制御部

Claims (3)

  1. 被加熱物を出し入れ可能な加熱室を仕切る調理庫と、
    前記被加熱物へ高周波電波を照射して加熱させる高周波加熱装置と、
    前記加熱室内の前記被加熱物の温度を測定する温度測定装置と、
    前記高周波発生装置の高周波電波照射時間の入力を受け付ける入力部と、
    前記高周波加熱装置が高周波電波を照射している最中に前記温度測定装置の測定結果を監視し、前記温度測定装置の測定温度が予め定める所定の高温判定温度に達したとき、前記高周波加熱装置の高周波電波出力を低減させ、さらに前記温度測定装置の測定結果を継続して監視し、前記温度測定装置の測定温度が上昇傾向にあれば前記高周波電波照射時間の経過前であっても前記高周波加熱装置の高周波電波照射を停止させる過加熱防止制御部と、を備える加熱調理器。
  2. 被加熱物を出し入れ可能な加熱室を仕切る調理庫と、
    前記被加熱物へ高周波電波を照射して加熱させる高周波加熱装置と、
    前記加熱室内を複数の箇所に分割して前記被加熱物の温度を測定する温度測定装置と、
    前記高周波発生装置の高周波電波照射時間の入力を受け付ける入力部と、
    前記高周波加熱装置が高周波電波を照射している最中に前記温度測定装置の測定結果を監視し、前記温度測定装置の測定温度が予め定める所定の高温判定温度に達した箇所数を数え、全測定箇所に対する前記箇所数の割合が予め定める所定の高温判定割合に達したとき、前記高周波加熱装置の高周波電波出力を低減させ、さらに前記温度測定装置の測定結果を継続して監視し、前記箇所数を継続して数え、前記割合が上昇傾向にあれば前記高周波電波照射時間の経過前であっても前記高周波加熱装置の高周波電波照射を停止させる過加熱防止制御部と、を備える加熱調理器。
  3. 前記高周波電波照射時間の経過後に前記高周波加熱装置の高周波電波照射が停止された場合には第一報知を行い、他方、前記高周波電波照射時間の経過前に前記高周波加熱装置の高周波電波照射が停止された場合には前記第一報知と異なる第二報知を行う報知部を備える請求項1または2に記載の加熱調理器。
JP2012233932A 2012-10-23 2012-10-23 加熱調理器 Pending JP2014085056A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012233932A JP2014085056A (ja) 2012-10-23 2012-10-23 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012233932A JP2014085056A (ja) 2012-10-23 2012-10-23 加熱調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014085056A true JP2014085056A (ja) 2014-05-12

Family

ID=50788281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012233932A Pending JP2014085056A (ja) 2012-10-23 2012-10-23 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014085056A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104329702A (zh) * 2014-11-24 2015-02-04 广东美的厨房电器制造有限公司 热风微波炉
JP2016217701A (ja) * 2016-08-18 2016-12-22 東芝ホームテクノ株式会社 加熱調理器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010156481A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Toshiba Corp 加熱調理器
JP2012052690A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Panasonic Corp 高周波加熱装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010156481A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Toshiba Corp 加熱調理器
JP2012052690A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Panasonic Corp 高周波加熱装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104329702A (zh) * 2014-11-24 2015-02-04 广东美的厨房电器制造有限公司 热风微波炉
CN104329702B (zh) * 2014-11-24 2016-08-31 广东美的厨房电器制造有限公司 热风微波炉
JP2016217701A (ja) * 2016-08-18 2016-12-22 東芝ホームテクノ株式会社 加熱調理器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6525301B1 (en) Combination oven with manual entry of control algorithms
JP4982282B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2004093126A (ja) トースタ付電子レンジ及びその駆動方法
JPH10205771A (ja) ヒータを備えた電子レンジの安全装置
JP2014085056A (ja) 加熱調理器
JP4459063B2 (ja) 加熱調理器
JP2009180392A (ja) オーブンレンジ
JP2007051806A (ja) 加熱調理器
JP2008226750A (ja) 電磁調理器
JP5066111B2 (ja) 高周波加熱装置
JP2008180472A (ja) 加熱調理器
WO2012029309A1 (ja) 高周波加熱装置
WO2000042824A1 (en) Combination oven with manual entry of control algorithms
JP2017003264A (ja) 加熱調理器
JP5066063B2 (ja) 高周波加熱装置
JP5968826B2 (ja) 加熱調理器
JP2015203542A (ja) 加熱調理器
JP2014219155A (ja) 加熱調理器
JPH0926136A (ja) 調理器
JP2006308114A (ja) 高周波加熱装置
JP6165041B2 (ja) 加熱調理器
JP5945239B2 (ja) 排他的負荷駆動回路および加熱調理器
JP3268930B2 (ja) 加熱調理器
JP2019039622A (ja) 加熱調理器
JP2011021767A (ja) 高周波加熱装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150717

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160524

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161122