JP6091356B2 - 炊飯器 - Google Patents

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本発明は、主に家庭で使用される炊飯器に関し、詳しくは加熱等の条件が異なる複数の炊飯モードを有する炊飯器に関する。
従来、炊きあがり状態が異なる複数の炊飯コースを有し、それらコースの中に、ご飯を通常の炊飯コースよりも早く炊きあげることができる、例えば早炊きコースを有している炊飯器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3486897号公報(第4頁、図1)
特許文献1に記載の炊飯器の構成では、早炊きに関する炊飯コースは1種類であり、早炊きコースは、ご飯を通常の炊飯コースよりも早く炊きあげるため、炊飯時間を短縮している。
もう少し詳しく説明すると、早炊きコースは通常の炊飯コースに較べ、炊きあがったご飯の食味に大きな影響を及ぼす米への吸水時間を短縮したり、澱粉の糊化を十分に行うための加熱時間を短縮したりしている炊飯コースであるということである。
つまり、炊きあがったご飯のおいしさよりも、早く炊きあげることを最優先にしていることから、炊飯コースとしての使い勝手はよいものの、炊きあがったご飯のおいしさに対する使用者の満足度が低い、という問題があった。
本発明は、かかる課題を解決するために、通常の炊飯よりも早く炊きあげる炊飯モードでありながら、通常の炊飯に近いあるいは同等の食味を得ることができる炊飯モードを備えた炊飯器を提供することを目的とする。
課題を解決する本発明に係る炊飯器は、本体と、本体内に設けられ、上方が開口した内ケースと、開口から内ケース内に出し入れ自在に収納される、被炊飯物を収容する内釜と、本体に回動自在に設けられ、内釜上方を覆う蓋体と、本体内に設けられ、内釜を加熱する加熱手段と、内ケース底部に設けられ、内釜の底部外側の温度を検出する底部温度センサーと、蓋体に設けられ、内釜内部の温度を検出する蓋温度センサーと、操作入力を行うための操作部と、操作部からの入力結果を表示する表示手段と、底部温度センサーまたは蓋温度センサーの何れか、あるいはそれら両方のセンサーからの温度検出結果に基づいて、加熱手段を通電制御する制御手段と、を備え、制御手段は、予熱、炊きあげ、沸騰維持、むらしの各工程を有した複数の炊飯モードが操作部によって選択可能であり、少なくともそれら複数の炊飯モードは、通常の炊飯を行う第1の炊飯モードと、第1の炊飯モードよりも炊飯時間が短い第2の炊飯モードと、第1の炊飯モードよりも炊飯時間が短く第2の炊飯モードよりも炊飯時間が長い第3の炊飯モードを備え、制御手段は、炊飯可能な最大の被炊飯物量に対して所定の被炊飯物量以下で第3の炊飯モードを実行するときに、各工程の内、少なくとも沸騰維持工程の時間を、第の炊飯モードの沸騰維持工程の時間よりも長くしたものである。
本発明によれば、複数の炊飯モードを備え、それら複数の炊飯モードは、通常の炊飯を行う第1の炊飯モードと、第1の炊飯モードよりも炊飯時間が短い第2の炊飯モードと、第1の炊飯モードよりも炊飯時間が短く第2の炊飯モードよりも炊飯時間が長い第3の炊飯モードを備え、第3の炊飯モードを実行するときに、各工程の内、少なくとも予熱工程の時間を、第2の炊飯モードの予熱工程の時間よりも長くしたので、第3の炊飯モードを使うことで、通常の炊飯よりも早く炊きあげる炊飯モードでありながら、通常の炊飯に近い食味を得ることができるようになる。
本発明の実施の形態1に係る炊飯器の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る炊飯器の概略構成を示す蓋体を開けた状態の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る炊飯器の内部構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る炊飯器の蓋体の概略分解図である。 本発明の実施の形態1に係る炊飯器の表示手段の表示内容と操作部の概略図である。 本発明の実施の形態1に係る炊飯器の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る炊飯器のフローチャートである。 (a)本発明の実施の形態1に係る炊飯器の「ふつう」モード(第1の炊飯モード)の炊飯工程における底部温度センサーの検知温度推移時間を示す図、(b)本発明の実施の形態1に係る炊飯器の「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)の炊飯工程における底部温度センサーの検知温度推移時間を示す図、(c)本発明の実施の形態1に係る炊飯器の「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)の炊飯工程における底部温度センサーの検知温度推移時間を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る炊飯器の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る炊飯器のフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る炊飯器の表示手段の表示内容と操作部の概略図である。 本発明の実施の形態3に係る炊飯器の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る炊飯器のフローチャートである。 生活実態調査の各年代のユーザの回答結果のグラフである。
実施の形態1.
(全体の構成)
図1は本発明の実施の形態1に係る炊飯器の概略構成を示す斜視図、図2は本発明の実施の形態1に係る炊飯器の概略構成を示す蓋体を開けた状態の斜視図、図3は本発明の実施の形態1に係る炊飯器の内部構成を示す断面図、図4は本発明の実施の形態1に係る炊飯器の蓋体の概略分解図、図5は本発明の実施の形態1に係る炊飯器の表示手段の表示内容と操作部の概略図、図6は本発明の実施の形態1に係る炊飯器の概略構成を示すブロック図である。図1から図6により、本発明の実施の形態1に係る炊飯器の概略全体構成を説明する。
図1に示すように、100は本発明の実施の形態1に係る炊飯器であり、本体1と蓋体2で構成されている。本体1と蓋体2はそれぞれ用途に応じた樹脂素材からなり、例えば樹脂成形により形成されているが、必ずしも樹脂素材に限定されるものではなく、本体1の外装に金属板を加工したものを使用してもよい。
蓋体2には、図1に示すように蓋上面カバー2aを有しており、蓋体2の前方寄りの上部の蓋上面カバー2aには、蓋上面カバー2aの下方で蓋体2の内部空間である基板室2dに設けられた、操作結果や動作状況を表示するための表示手段15の表示内容を視認できる透過性のある表示窓4が設けられている。
表示窓4の周辺には、炊飯器100を操作するための操作部3が設けられていて、表示窓4の左側には、白米や無洗米等の米の種類を選択できる米種選択スイッチ3a、炊き込みご飯やおかゆ等の炊飯メニューを選択できるメニュースイッチ3b、米の食味を最大限に活かした炊飯を行う芳潤炊きスイッチ3c、保温を停止、あるいは保温の種類を切替える切/保温スイッチ3dが設けられている。
表示窓4の右側には、通常の炊飯を行う「ふつう」モード(第1の炊飯モード)よりも早く炊飯できるモードである、「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)または「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)の何れかを選択できる早炊き選択スイッチ3e、食べたい時間に合わせて炊飯するための予約スイッチ3f、予約時間や現在時刻を設定する時間設定スイッチ3g、炊飯を開始するための炊飯開始スイッチ3hの各種操作スイッチが設けられており、図5に示すように操作入力した結果は表示手段15で確認できるようになっている。
なお、図5に示す表示手段15の表示例は、表示可能な表示内容を全て表示した状態の例であり、実際の動作時にこれら全ての表示がされている訳ではなく、必要な情報のみを表示するようになっていることを説明しておく。
蓋体2は図4に示すように、その前方寄りに基板室2dが設けられており、基板室2dには操作表示基板14が収納される。操作表示基板14には操作部3の各種操作スイッチ3a〜3hからの入力を行うための図示しない押圧式スイッチや、表示手段15が保持部材16を介して搭載されている。操作表示基板14は制御基板9と図示しないフラットケーブルで電気的に接続されている。
保持部材16には、操作部3の各種操作スイッチ3a〜3hからの入力を、図示しない押圧式スイッチに伝達し押下するための操作ボタン16a〜16hが、それぞれ図示しない2本のアームで連結されて一体的に形成されている。
図示しない2本のアームは柔軟性があり、例えば操作ボタン16aに対する操作部3の操作スイッチである米種選択スイッチ3aが操作入力されると、それにともない2本のアームが撓んで操作ボタン16aを押下し、さらに図示しない押圧式スイッチを押下して入力するようになっている。
基板室2dの周囲にはシール保持溝2eが設けられており、その溝に例えばシリコンゴムのような弾性材で形成された基板室シール18が挿入されている。操作表示基板14が基板室2dに収容された後、蓋上面カバー2aを取付けると、基板室シール18と蓋上面カバー2aが基板室2dの周囲全周にわたって接触し、基板室2dへの虫や蒸気等の侵入を防止するようになっている。
さらに表示手段15の周囲全周に、保持部材16の外周と蓋上面カバー2aで挟持される、例えばシリコンゴムのような弾性材で形成された表示部シール17が設けられ、表示パネル表面への虫や蒸気等の侵入を防止するようになっている。
それから、蓋体2の後方寄りには、炊飯時に発生する蒸気を排出する排気口2bが設けられている。なお、本発明の実施の形態1では、蒸気を本体外に排出するタイプの炊飯器で説明しているが、蒸気を本体外に排出しないタイプの炊飯器でもよく、その場合では蒸気の排気口は設けられない。
図2に示すように、本体上面前方に係止部5aが設けられており、蓋体2に設けられた図示しない係合部と係止部5aが係合して、蓋体2が本体1の上面を閉塞している。蓋体2は、ヒンジ部8に設けられた図3に示す回動軸8aに、後方の端部が回動自在に軸止されている。
蓋体2は、本体1の前方に設けられた係止解除ボタン5を押込むことにより、図示しない係合部と係止部5aとの係合が外れ、回動軸8aを中心にして開放方向への付勢力を蓋体2に与えている図示しない付勢手段により、所定の位置まで回動し開放される。
図2に示すように、本体1の中央部には開口部を有した内ケース1aを備えており、内ケース1aの開口部に、被炊飯物である水と米を収容する内釜6が着脱自在に収納される。蓋体2の内釜6と対向する面には内蓋7が設けられ、図3に示すように蓋体2が閉塞された状態で、内釜6の上部周縁に設けられたフランジ6aと内蓋7の外周に設けられたシールパッキン7aが全周にわたって接触しシールされる。
内蓋7には、内釜6内の被炊飯物から加熱時に発生するうまみ成分を内釜6内に戻すために設けられたカートリッジ7bが着脱自在に装着されている。カートリッジ7bには、内釜6内の被炊飯物から加熱時に発生する蒸気を外部に排出する連通口2cも設けられており、連通口2cは排気口2bと連通している。
また、内蓋7には、内釜内部の温度を検出する蓋温度センサー7cが設けられている。蓋温度センサー7cは炊飯時の内釜6内部の温度を検出し、その検出結果である温度データは制御手段9aに送られて炊飯の制御に利用される。
図3に示すように、本体1内には内釜6を加熱し、収容した米を炊飯するための加熱手段である誘導加熱コイル10a、10b、10c(以降、一括して誘導加熱コイル10と記述する場合がある。)が設けられている。なお、本実施の形態では加熱手段として誘導加熱コイルを図示したがこれに限定されるものではなく、例えばシーズヒーターのような輻射式の加熱手段でもよい。
内釜6の胴部を取り囲むように、胴ヒーター13が設けられている。胴ヒーター13は炊飯時及び保温時に通電され、炊飯及び保温の温度調整に利用される。
加熱コイル10aの内側には、内釜6の外側中央部と接触するように底部温度センサー11が設けられている。底部温度センサー11は炊飯時の内釜6底部外側の温度を検出し、その検出結果である温度データは制御手段9aに送られて炊飯の制御に利用される。
本体1の後(背面)側の空間には制御基板9が設けられている。制御基板9は、操作部3からの各種操作入力及び蓋温度センサー7cと底部温度センサー11の温度検出結果によって炊飯の火力や時間を制御するマイコン19やメモリ20等からなる制御手段9aからの指示により、誘導加熱コイル10に電力を供給する。
制御手段9aのメモリ20には、操作部3の各種操作スイッチによる操作に応じてマイコン19を動作させる制御プログラムや蓋温度センサー7cと底部温度センサー11の温度検出結果のデータ等が格納されている。
さらに制御基板9には、制御手段9aの指示に基づいて誘導加熱コイル10に高周波電流を供給するインバータ回路21、商用電源に接続されて炊飯器100の動作に必要な電源を供給する電源回路22が実装されている。
炊飯器100の下部には、樹脂素材からなり樹脂成形により形成された底板23が設けられており、制御基板9及び誘導加熱コイル10を冷却するための冷却ファン12が取付けられている。また、底板23には図示しない巻取り式の電源コード13が設けられている。
冷却ファン12は制御基板9の下方に配置され、炊飯が開始されると制御手段9aの指示により動作し、底板23に設けられた図示しない吸気穴から外気を吸気し、制御基板9及び誘導加熱コイル10へ送風され冷却する。
(動作)
次に、図7、図8により本発明の実施の形態1に係る炊飯器の動作を説明する。図7は本発明の実施の形態1に係る炊飯器のフローチャート、図8(a)は本発明の実施の形態1に係る炊飯器の「ふつう」モード(第1の炊飯モード)の炊飯工程における底部温度センサーの検知温度推移時間を示す図、図8(b)は本発明の実施の形態1に係る炊飯器の「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)の炊飯工程における底部温度センサーの検知温度推移時間を示す図、図8(c)は本発明の実施の形態1に係る炊飯器の「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)の炊飯工程における底部温度センサーの検知温度推移時間を示す図である。
まず、内釜6に被炊飯物である米と水を収容し(S1)、操作部3の米種選択スイッチ3aで米の種類を選択する(S2)。操作部3の操作スイッチの早炊き選択スイッチ3eで「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)を選択(S3)し、操作部3の炊飯開始スイッチ3hを入力(S4)して炊飯が開始される(S5)。
それぞれの炊飯モードの炊飯時間は、「ふつう」モード(第1の炊飯モード)45分、「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)23分、「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)30分という設定になっている。
本発明の実施の形態1の「ふつう」モード(第1の炊飯モード)の炊飯時間よりも短いながら、「ふつう」モード(第1の炊飯モード)の食味に近い炊飯ができる「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)の時間設定は、図14に示す生活実態調査の各年代のユーザの回答結果のように、一般的な炊飯量の3合が、おいしさはそのままに30分程度で炊ける炊飯器に魅力を感じる使用者が多いということから設定値としたものである。
炊飯の工程としては、図8に(a)、(b)、(c)でそれぞれ示すように、A、B、C、Dの工程で構成されている。Aは米に吸水させるための予熱工程、Bは被炊飯物である水を沸騰させるための炊き上げ工程、Cはその沸騰状態を維持して米への吸水と余分な水の蒸発を同時に行い、米の澱粉を糊化させながら内釜6内の水を無くしていく沸騰維持工程、そしてCは、炊きあがったご飯を蒸らして内釜6内の状態を均一に仕上げるむらし工程である。
予熱工程Aは、米が糊化する温度よりも低温の水に米を浸して予め米に吸水させることで、以降の工程、特にCの沸騰維持工程において、米の中心部まで十分に糊化できるようにする工程である。
また、予熱工程Aは、米に含まれる酵素により澱粉を分解して糖を生成させ、ご飯の甘みを生み出す工程でもある。
図8(a)に示す「ふつう」モード(第1の炊飯モード)の予熱工程Aは、例えば20分程度の間、底部温度センサー11の検知温度T1が程度に保持されるよう、制御手段9aがインバータ回路21を制御して誘導加熱コイル10に通電し加熱動作を行う。
それに対し、図8(b)に示す「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)の予熱工程Aは、例えば5分程度の間、短い時間でも吸水を促進できるよう保持温度を高くしていて、底部温度センサー11の検知温度T2が例えばT1+5℃程度に保持されるよう、制御手段9aがインバータ回路21を制御して誘導加熱コイル10に通電し加熱動作を行う。
また、図8(c)に示す「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)の予熱工程Aは、「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)モードよりも工程の時間を長くしてある。これは「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)全体の炊飯工程時間30分の中で、食味を向上させるために米に吸水させる時間をできる限り確保することで10分とした。
しかし、「ふつう」モード(第1の炊飯モード)の予熱工程Aよりも短い時間であるため、より吸水を促進させるために底部温度センサー11の検知温度T3を、「ふつう」モード(第1の炊飯モード)の検知温度T1よりも高くしている。
極端に温度を増加させてしまうと余剰水(吸水されていない水)が少なくなり,その後の沸騰維持工程Cが短くなってしまうことがあるため,T1+3℃に設定した。これにより、米に十分吸水させることができ、以降の工程で米の中心部まで十分に糊化が促進される。
予熱工程Aが終了すると炊きあげ工程Bに移行する。炊きあげ工程Bでは、底部温度センサー11が所定温度になってから、蓋部温度センサー7cが所定温度になるまでの時間差を計測することによって,被炊飯物の量、すなわち炊飯量を判定している。
蓋部温度センサー7cが所定温度に達すると炊きあげ工程Bを終了し、沸騰維持工程Cに移行する。
沸騰維持工程Cは、米の澱粉を糊化させて糊化度を50〜60%程度まで引き上げる工程である。
ここで「糊化」とは、米中の澱粉が水を吸収し、さらに熱が加わることで膨潤、軟化した状態をいう。沸騰維持工程Cでは,内釜6内に水がある間は、内釜6内の米及び水が沸騰状態を維持するように、制御手段9aがインバータ回路21を制御して誘導加熱コイル10に通電し、炊きあげ工程Bで判定した被炊飯物の量(炊飯量)に応じた火力で加熱動作を行う。
この加熱動作により米への吸水と余剰水の蒸発を同時に行い、米の澱粉を糊化させながら内釜6内の水が無くなると,内釜6の温度が上昇し底部温度センサー11の温度が所定の温度T4(水の沸点以上、通常130℃前後)に到達するまで加熱を行う。
なお、沸騰維持工程Cの時間は被炊飯物の量(炊飯量)によって変わり、被炊飯物の量(炊飯量)が多い場合は沸騰維持工程Cの時間が長くなってしまい炊飯工程全体の時間も長くなってしまう。
よって、「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)では、沸騰維持工程Cの時間が必要以上に長くならないよう、判定した被炊飯物の量(炊飯量)が最大被炊飯物の量(炊飯量)に対して60%以下、例えば最大炊飯量が5合であれば3合以下である場合にそれらのモードが維持されるようになっている。
つまり、「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)を選択しても、判定した被炊飯物の量(炊飯量)が最大被炊飯物の量(炊飯量)に対して、例えば60%を超える量であった場合は以降の工程が、基本的な「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)とは異なる専用の制御が実行されるようになっている。
もともと、「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)では、沸騰維持工程Cの時間が必要以上に長くならない、判定した被炊飯物の量(炊飯量)が最大被炊飯物の量(炊飯量)に対して、例えば60%未満の場合に、「ふつう」モード(第1の炊飯モード)の沸騰維持工程Cよりも工程時間が長く設定されている。これにより、沸騰維持工程Cの時間が必要以上に長くならない範囲で、澱粉糊化に必要な時間を確保している。
それから、「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)では、予熱工程Aが「ふつう」モード(第1の炊飯モード)より短いことから、米の吸水量が「ふつう」モード(第1の炊飯モード)よりも少なくなるので沸騰維持工程C開始時の余剰水が多くなる。
よって、沸騰維持工程Cでの余剰水の蒸発を促進するために、沸騰を維持するときの火力を「ふつう」モード(第1の炊飯モード)よりも高くしている。「ふつう」モード(第1の炊飯モード)の沸騰維持工程Cの火力は24.7Wh程度であるのに対し、「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)の火力は35.6Wh程度に設定してあり、この高い火力により余剰水を蒸発させながら米の澱粉が糊化し、糊化度を引き上げることができる。
沸騰維持工程Cが終了するとむらし工程Dに移行する。むらし工程Dは、米の澱粉の糊化をさらに促進して糊化度を100%近くまで引き上げる工程である。むらし工程Dでは内釜6底のごはんが焦げたり乾燥したりするのを避けつつ、ごはんの温度が低下するのを防ぎ、糊化を促進させて内釜6内のごはんの状態を均一化するため、休止と加熱を交互に複数回繰り返す。
「ふつう」モード(第1の炊飯モード)のむらし工程Dは10分前後で、最初の5分において制御手段9aが、休止と加熱を交互に複数回繰り返すようにインバータ回路21を制御して誘導加熱コイル10に通電する。残りの時間は加熱を停止してご飯を糊化させる。
「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)のむらし工程Dは3分前後で、最初の2分において制御手段9aが、休止と加熱を交互に複数回繰り返すようにインバータ回路21を制御して誘導加熱コイル10に通電する。「ふつう」モード(第1の炊飯モード)と同様に残りの時間は加熱を停止してご飯を糊化させる。
「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)のむらし工程Dは5分で、「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)よりも工程時間を長くして、米の澱粉の糊化をさらに促進し糊化度を100%近くまで引き上げるのに必要な時間を確保している。
図8(c)に示すように「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)のむらし工程Dは、その工程時間5分において制御手段9aが、休止と加熱を交互に複数回繰り返すようにインバータ回路21を制御して誘導加熱コイル10に通電する。
「ふつう」モード(第1の炊飯モード)と「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)とは異なり、工程時間5分において加熱を停止しない。これにより、内釜6底のごはんが焦げたり乾燥したりするのを避けつつ、ごはんの温度が低下するのを防ぎ、糊化を促進させることができる。
以上のように、「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)の炊飯時間を「ふつう」モード(第1の炊飯モード)よりも短くし、炊飯工程の内、予熱工程Aの時間を「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)よりも長くして米の吸水を促進させることで、米に含まれる酵素により澱粉を分解して糖を生成させ、ご飯の甘みを生み出すようにしたので、「ふつう」モード(第1の炊飯モード)よりも炊飯時間を短くしながら、「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)よりも「ふつう」モード(第1の炊飯モード)での炊飯に近い食味、あるいは「ふつう」モード(第1の炊飯モード)での炊飯と同等の食味を得ることができるようになる。
また、「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)の予熱工程Aの時間を「ふつう」モード(第1の炊飯モード)の予熱工程Aの時間よりも短くし、「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)の予熱工程Aの底部部温度センサー11の検知温度T3を、「ふつう」モード(第1の炊飯モード)の予熱工程Aの底部部温度センサー11の検知温度T1よりも高くしているので、短い時間で吸水を促進させることができ、「ふつう」モード(第1の炊飯モード)よりも炊飯時間を短くしながら、「ふつう」モード(第1の炊飯モード)での炊飯に近い食味、あるいは同等の食味を得ることができるようになる。
さらに、「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)の炊飯時間を「ふつう」モード(第1の炊飯モード)よりも短くし、炊飯工程の内、沸騰維持工程Cを、被炊飯物の量(炊飯量)が最大被炊飯物の量(炊飯量)に対して、例えば60%以下の場合に、「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)の沸騰維持工程Cの時間を「ふつう」モード(第1の炊飯モード)の沸騰維持工程Cの時間よりも長くしたので、余剰水を蒸発させながら米の澱粉が糊化し、糊化度を引き上げることができ、「ふつう」モード(第1の炊飯モード)よりも炊飯時間を短くしながらも「ふつう」モード(第1の炊飯モード)での炊飯に近い食味、あるいは同等の食味を得ることができるようになる。
そして、沸騰維持工程Cでの余剰水の蒸発を促進するために、「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)の沸騰を維持するときの火力を「ふつう」モード(第1の炊飯モード)よりも高くしているので、余剰水を蒸発させながら米の澱粉が糊化し、糊化度を引き上げることができ、「ふつう」モード(第1の炊飯モード)よりも炊飯時間を短くしながらも「ふつう」モード(第1の炊飯モード)での炊飯に近い食味、あるいは同等の食味を得ることができるようになる。
それから、「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)の炊飯時間を「ふつう」モード(第1の炊飯モード)よりも短くし、炊飯工程の内、むらし工程Dの時間を「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)よりも長くして、米の澱粉の糊化をさらに促進し糊化度を100%近くまで引き上げるのに必要な時間を確保したので、「ふつう」モード(第1の炊飯モード)よりも炊飯時間を短くしながら、「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)よりも「ふつう」モード(第1の炊飯モード)での炊飯に近い食味、あるいは「ふつう」モード(第1の炊飯モード)での炊飯と同等の食味を得ることができるようになる。
実施の形態2.
(全体の構成)
図9は本発明の実施の形態2に係る炊飯器の概略構成を示すブロック図である。本発明の実施の形態2の全体の構成は、本発明の実施の形態1の構成に加えて重量検出手段24と報知手段25を備えている点で異なり、その他の構成については本発明の実施の形態1の構成と同等である。よってここでは、異なる構成について説明し、同等の構成については説明を省略する。
図9に示すように、本発明の実施の形態2の炊飯器は重量検出手段24、報知手段25を備えている。重量検出手段24は、内釜6内に収容した被炊飯物の重量を検出するものである。重量検出手段24の構成については内釜6の重量を直接検出するようにしても、炊飯器100の全体重量を検出するようにしてもよく、被炊飯物の重量を検出できる構成であればよい。
報知手段25は、例えば制御基板9等に実装されている図示しない音声ICから出力された音声出力信号を増幅する図示しないスピーカー、ブザー等の鳴動手段がある。なお、報知は音や声で報知するだけでなく表示で報知することもあり、例えば表示手段15に表示させてもよく、また、音や声での報知(報知手段25)と表示(表示手段15)との併用でもよい。
(動作)
次に、図10により本発明の実施の形態2に係る炊飯器の動作を説明する。図10は本発明の実施の形態2に係る炊飯器のフローチャートである。
まず、内釜6に被炊飯物である米と水を収容し(S11)、操作部3の米種選択スイッチ3aで米の種類を選択する(S12)。
次に、内釜6内に収容された被炊飯物の重量を重量検出手段24で検出する(S13)。S13で被炊飯物の重量が所定の重量より重くないときはS14へ進み、「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)と「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)が選択できることを、報知手段25または表示手段15、あるいはその両方で報知する。
なお、所定の重量とは、被炊飯物の最大量(炊飯量)、例えば5合が最大量であれば5合
に対し60%の被炊飯物の量(炊飯量)、3合のことをいい、所定の重量より重くない状態とは、被炊飯物の最大量(炊飯量)5合に対し60%以下、つまり3合以下である被炊飯物の量(炊飯量)である状態のことである。
「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)と「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)が選択できるときの報知は、「「早炊き1」、「早炊き2」のご使用ができます。」というような内容を音声にてガイド、あるいはエラーのときのブザー音とは異なるブザー音で使用可能であることを報知する。
また、表示手段15に表示する場合は、同様の内容を文字で表示したり、使用可能であることを意味するイラストを表示したりさせてもよい。さらに、音声と表示を併用して報知してもよい。
次に、炊飯モードを設定(S15)し、操作部3の操作スイッチの早炊き選択スイッチ3eで「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)を選択(S16)、操作部3の炊飯開始スイッチ3hを入力(S19)して炊飯が開始される(S20)。
S13で被炊飯物の重量が所定の重量より重いときはS14へ進み、「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)と「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)が選択できないことを、報知手段25または表示手段15、あるいはその両方で報知する。
なお、所定の重量より重い状態とは、被炊飯物の最大量(炊飯量)、例えば5合に対し60%を超える量、つまり3合を超える被炊飯物の量(炊飯量)である状態のことである。
「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)と「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)が選択できないときの報知は、「炊飯量が多いので「早炊き1」、「早炊き2」のご使用はおすすめしません。「ふつう」モードで炊飯してください。」というような内容を音声にてガイド、あるいはエラーのときのブザー音とは異なるブザー音で使用できないことを報知する。
また、表示手段15に表示する場合は、同様の内容を文字で表示したり、使用できないことを意味するイラストを表示したりさせてもよい。さらに、音声と表示を併用して報知してもよい。
次にS18で、「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)と「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)の入力を受付けないようにし、「ふつう」モード(第1の炊飯モード)のみを受付けて選択できるようにする。
なお、「ふつう」モード(第1の炊飯モード)の受付は、メニュースイッチ3bで行うが、早炊き選択スイッチ3eを順送りに入力すると、「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)、「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)、「ふつう」モード(第1の炊飯モード)と選択できるので、早炊き選択スイッチ3eで「ふつう」モード(第1の炊飯モード)の受付けてもよい。
それから、本発明の実施の形態では、被炊飯物の重量が所定の重量より重いときは、「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)と「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)が選択できないようにして報知するようにしたが、選択はできるようにしながらもおいしく炊けないことから、「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)と「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)を推奨しない内容の報知を行い、使用者に注意喚起するようにしてもよい。
以上のように、被炊飯物の重量を重量検出手段24で検出し、被炊飯物の重量が所定の重量より重いときは、「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)と「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)の入力受付を受付けないようにし、「ふつう」モード(第1の炊飯モード)のみを受付けて選択できるようにしたので、使用者が食味のよくない炊飯を行わないようにすることができ、使用者の食味への不満を低減することができる。
実施の形態3.
(全体の構成)
図11は本発明の実施の形態3に係る炊飯器の表示手段の表示内容と操作部の概略図、図12は本発明の実施の形態3に係る炊飯器の概略構成を示すブロック図である。本発明の実施の形態3の全体の構成は、本発明の実施の形態1の構成に変えて合数設定スイッチ3iを備え、本発明の実施の形態1の構成に加えて報知手段25を備えている点で異なり、その他の構成については本発明の実施の形態1の構成と同等である。よってここでは、異なる構成について説明し、同等の構成については説明を省略する。
図11、図12に示すように、本発明の実施の形態3の炊飯器は合数設定スイッチ3iを備えている。また、図12に示すように報知手段25を備えている。合数設定スイッチ3iは、内釜6内に収容した被炊飯物が何合であるかを入力するためのものである。
報知手段25は、例えば制御基板9等に実装されている図示しない音声ICから出力された音声出力信号を増幅する図示しないスピーカー、ブザー等の鳴動手段がある。なお、報知は音や声で報知するだけでなく表示で報知することもあり、例えば表示手段15に表示させてもよく、また、音や声での報知(報知手段25)と表示(表示手段15)との併用でもよい。
(動作)
次に、図13により本発明の実施の形態3に係る炊飯器の動作を説明する。図13は本発明の実施の形態3に係る炊飯器のフローチャートである。
まず、内釜6に被炊飯物である米と水を収容し(S21)、操作部3の米種選択スイッチ3aで米の種類を選択する(S22)。
次に、内釜6内に収容した被炊飯物の合数を合数設定スイッチ3iで入力する(S23)。S23で設定入力した合数をS24で判定し、被炊飯物の合数が所定の合数より多くないときはS25へ進み、「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)と「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)が選択できることを、報知手段25または表示手段15、あるいはその両方で報知する。
なお、所定の合数とは、被炊飯物の最大合数、例えば5合に対し60%の合数である3合のことをいい、所定の合数より多くない状態とは、被炊飯物の最大合う数に対し60%以下、つまり3合以下の合数である状態のことである。
「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)と「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)が選択できるときの報知は、「「早炊き1」、「早炊き2」のご使用ができます。」というような内容を音声にてガイド、あるいはエラーのときのブザー音とは異なるブザー音で使用可能であることを報知する。
また、表示手段15に表示する場合は、同様の内容を文字で表示したり、使用可能であることを意味するイラストを表示したりさせてもよい。さらに、音声と表示を併用して報知してもよい。
次に、炊飯モードを設定(S26)し、操作部3の操作スイッチの早炊き選択スイッチ3eで「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)を選択(S27)、操作部3の炊飯開始スイッチ3hを入力(S30)して炊飯が開始される(S31)。
S24で被炊飯物の合数が所定の合数より多いときはS27へ進み、「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)と「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)が選択できないことを、報知手段25または表示手段15、あるいはその両方で報知する。
なお、所定の合数より多い状態とは、被炊飯物の最大合う数に対し60%を超える、つまり3合を超える合数である状態のことである。
「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)と「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)が選択できないときの報知は、「炊飯量が多いので「早炊き1」、「早炊き2」のご使用はおすすめしません。「ふつう」モードで炊飯してください。」というような内容を音声にてガイド、あるいはエラーのときのブザー音とは異なるブザー音で使用できないことを報知する。
また、表示手段15に表示する場合は、同様の内容を文字で表示したり、使用できないことを意味するイラストを表示したりさせてもよい。さらに、音声と表示を併用して報知してもよい。
次にS29で、「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)と「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)の入力を受付けないようにし、「ふつう」モード(第1の炊飯モード)のみを受付けて選択できるようにする。
なお、「ふつう」モード(第1の炊飯モード)の受付は、メニュースイッチ3bで行うが、早炊き選択スイッチ3eを順送りに入力すると、「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)、「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)、「ふつう」モード(第1の炊飯モード)と選択できるので、早炊き選択スイッチ3eで「ふつう」モード(第1の炊飯モード)の受付けてもよい。
それから、本発明の実施の形態では、被炊飯物の合数が所定の合数より多いときは、「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)と「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)が選択できないようにして報知するようにしたが、選択はできるようにしながらもおいしく炊けないことから、「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)と「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)を推奨しない内容の報知を行い、使用者に注意喚起するようにしてもよい。
以上のように、被炊飯物の合数を入力するようにし、被炊飯物の合数が所定の合数より多いときは、「早炊き1」モード(第2の炊飯モード)と「早炊き2」モード(第3の炊飯モード)の入力を受付けないようにし、「ふつう」モード(第1の炊飯モード)のみを受付けて選択できるようにしたので、使用者が食味のよくない炊飯を行わないようにすることができ、使用者の食味への不満を低減することができる。
1 本体、1a 内ケース、2 蓋体、2a 蓋上面カバー、2b 排気口、2c 連通口、2d 基板室、2e シール保持溝、3 操作部、3a 米種選択スイッチ、3b メニュースイッチ、3c 芳潤炊きスイッチ、3d 切/保温スイッチ、3e 早炊き選択スイッチ、3f 予約スイッチ、3g 時間設定スイッチ、3h 炊飯開始スイッチ、3i 合数設定スイッチ、4 表示窓、5 係止解除ボタン、5a 係止部、6 内釜、6a フランジ、7 内蓋、7a シールパッキン、7b カートリッジ、7c 蓋温度センサー、8 ヒンジ部、8a 回動軸、9 制御基板、9a 制御手段、10 誘導加熱コイル、10a 誘導加熱コイル、10b 誘導加熱コイル、10c 誘導加熱コイル、11 底部温度センサー、12 冷却ファン、13 胴ヒーター、14 操作表示基板、15 表示手段、16 保持部材、16a 操作ボタン、16b 操作ボタン、16c 操作ボタン、16d 操作ボタン、16e 操作ボタン、16f 操作ボタン、16g 操作ボタン、16h 操作ボタン、17 表示部シール、18 基板室シール、19 マイコン、20 メモリ、21 インバータ回路、22 電源回路、23 底板、24 重量検出手段、25 報知手段、100 炊飯器。

Claims (11)

  1. 本体と、
    前記本体内に設けられ、上方が開口した内ケースと、
    前記開口から前記内ケース内に出し入れ自在に収納される、被炊飯物を収容する内釜と、
    前記本体に回動自在に設けられ、前記内釜上方を覆う蓋体と、
    前記本体内に設けられ、前記内釜を加熱する加熱手段と、
    前記内ケース底部に設けられ、前記内釜の底部外側の温度を検出する底部温度センサーと、
    前記蓋体に設けられ、前記内釜内部の温度を検出する蓋温度センサーと、
    操作入力を行うための操作部と、
    該操作部からの入力結果を表示する表示手段と、
    前記底部温度センサーまたは前記蓋温度センサーの何れか、あるいはそれら両方のセンサーからの温度検出結果に基づいて、前記加熱手段を通電制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、予熱、炊きあげ、沸騰維持、むらしの各工程を有した複数の炊飯モードが前記操作部によって選択可能であり、少なくともそれら複数の炊飯モードは、通常の炊飯を行う第1の炊飯モードと、前記第1の炊飯モードよりも炊飯時間が短い第2の炊飯モードと、前記第1の炊飯モードよりも炊飯時間が短く前記第2の炊飯モードよりも炊飯時間が長い第3の炊飯モードを備え、
    前記制御手段は、炊飯可能な最大の被炊飯物量に対して所定の被炊飯物量以下で前記第3の炊飯モードを実行するときに、前記各工程の内、少なくとも前記沸騰維持工程の時間を、前記第1の炊飯モードの前記沸騰維持工程の時間よりも長くしたことを特徴とする炊飯器。
  2. 本体と、
    前記本体内に設けられ、上方が開口した内ケースと、
    前記開口から前記内ケース内に出し入れ自在に収納される、被炊飯物を収容する内釜と、
    前記本体に回動自在に設けられ、前記内釜上方を覆う蓋体と、
    前記本体内に設けられ、前記内釜を加熱する加熱手段と、
    前記内ケース底部に設けられ、前記内釜の底部外側の温度を検出する底部温度センサーと、
    前記蓋体に設けられ、前記内釜内部の温度を検出する蓋温度センサーと、
    操作入力を行うための操作部と、
    該操作部からの入力結果を表示する表示手段と、
    前記底部温度センサーまたは前記蓋温度センサーの何れか、あるいはそれら両方のセンサーからの温度検出結果に基づいて、前記加熱手段を通電制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、予熱、炊きあげ、沸騰維持、むらしの各工程を有した複数の炊飯モードが前記操作部によって選択可能であり、少なくともそれら複数の炊飯モードは、通常の炊飯を行う第1の炊飯モードと、前記第1の炊飯モードよりも炊飯時間が短い第2の炊飯モードと、前記第1の炊飯モードよりも炊飯時間が短く前記第2の炊飯モードよりも炊飯時間が長い第3の炊飯モードを備え、
    前記制御手段は、前記複数の炊飯モードの前記各工程を異なる火力で実行可能であり、炊飯可能な最大の被炊飯物量に対して所定の被炊飯物量以下で前記第3の炊飯モードを実行するときに、前記各工程の内、少なくとも前記沸騰維持工程の火力を、前記第1の炊飯モードの前記沸騰維持工程の火力よりも大きくしたことを特徴とする炊飯器。
  3. 本体と、
    前記本体内に設けられ、上方が開口した内ケースと、
    前記開口から前記内ケース内に出し入れ自在に収納される、被炊飯物を収容する内釜と、
    前記本体に回動自在に設けられ、前記内釜上方を覆う蓋体と、
    前記本体内に設けられ、前記内釜を加熱する加熱手段と、
    前記内ケース底部に設けられ、前記内釜の底部外側の温度を検出する底部温度センサーと、
    前記蓋体に設けられ、前記内釜内部の温度を検出する蓋温度センサーと、
    操作入力を行うための操作部と、
    該操作部からの入力結果を表示する表示手段と、
    前記底部温度センサーまたは前記蓋温度センサーの何れか、あるいはそれら両方のセンサーからの温度検出結果に基づいて、前記加熱手段を通電制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、予熱、炊きあげ、沸騰維持、むらしの各工程を有した複数の炊飯モードが前記操作部によって選択可能であり、少なくともそれら複数の炊飯モードは、通常の炊飯を行う第1の炊飯モードと、前記第1の炊飯モードよりも炊飯時間が短い第2の炊飯モードと、前記第1の炊飯モードよりも炊飯時間が短く前記第2の炊飯モードよりも炊飯時間が長い第3の炊飯モードを備え、
    前記制御手段は、前記複数の炊飯モードの前記各工程を異なる火力で実行可能であり、炊飯可能な最大の被炊飯物量に対して所定の被炊飯物量以下で前記第3の炊飯モードを実行するときに、前記各工程の内、前記沸騰維持工程の時間を、前記第1の炊飯モードの前記沸騰維持工程の時間よりも長くし、前記沸騰維持工程の火力を、前記第1の炊飯モードの前記沸騰維持工程の火力よりも大きくしたことを特徴とする炊飯器。
  4. 本体と、
    前記本体内に設けられ、上方が開口した内ケースと、
    前記開口から前記内ケース内に出し入れ自在に収納される、被炊飯物を収容する内釜と、
    前記本体に回動自在に設けられ、前記内釜上方を覆う蓋体と、
    前記本体内に設けられ、前記内釜を加熱する加熱手段と、
    前記内ケース底部に設けられ、前記内釜の底部外側の温度を検出する底部温度センサーと、
    前記蓋体に設けられ、前記内釜内部の温度を検出する蓋温度センサーと、
    操作入力を行うための操作部と、
    該操作部からの入力結果を表示する表示手段と、
    前記底部温度センサーまたは前記蓋温度センサーの何れか、あるいはそれら両方のセンサーからの温度検出結果に基づいて、前記加熱手段を通電制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、予熱、炊きあげ、沸騰維持、むらしの各工程を有した複数の炊飯モードを備え、
    少なくともそれら複数の炊飯モードは、通常の炊飯を行う第1の炊飯モードと、前記第1の炊飯モードよりも炊飯時間が短い第2の炊飯モードと、前記第1の炊飯モードよりも炊飯時間が短く前記第2の炊飯モードよりも炊飯時間が長い第3の炊飯モードであり、それら第1の炊飯モードと第2の炊飯モード及び第3の炊飯モードは、同一の米の種類を炊飯するときに、前記操作部からの操作入力により選択的に設定可能となっていて、
    前記制御手段は、前記第1の炊飯モードと前記第2の炊飯モード及び前記第3の炊飯モードの前記各工程を異なる火力で実行可能で、さらに前記第1の炊飯モードと前記第2の炊飯モード及び前記第3の炊飯モード毎の予熱工程を実行するときに、それぞれ所定の保持温度で予熱状態を保持していて、
    前記制御手段が前記第3の炊飯モードを実行するときに、前記各工程の内、前記予熱工程と前記むらし工程の時間を、それぞれ前記第2の炊飯モードの前記予熱工程と前記むらし工程の時間よりも長くし、かつ、前記第3の炊飯モードの予熱工程の保持温度T3は、前記第1の炊飯モードの予熱工程の保持温度T1よりも高くするようになっており、
    さらに前記制御手段が、炊飯可能な最大の被炊飯物量に対して所定の被炊飯物量以下で前記第3の炊飯モードを実行するときに、前記各工程の内、前記沸騰維持工程の時間を、前記第1の炊飯モードの前記沸騰維持工程の時間よりも長くし、前記沸騰維持工程の火力を、前記第1の炊飯モードの前記沸騰維持工程の火力よりも大きくしたことを特徴とする炊飯器。
  5. 前記第1の炊飯モードと前記第2の炊飯モード及び前記第3の炊飯モードは、同一の米の種類を炊飯するときに、前記操作部からの操作入力により選択的に設定可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の炊飯器。
  6. 前記内釜に収容された米や水である被炊飯物の重量を検出する重量検出手段と、
    該重量検出手段の検出結果と前記操作部からの操作入力結果による情報を報知する報知手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記重量検出手段が検出した被炊飯物の重量が所定の重量よりも重いときは、前記第2の炊飯モードと前記第3の炊飯モードの設定を推奨しない旨の報知をすることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の炊飯器。
  7. 前記制御手段は、前記重量検出手段が検出した被炊飯物の重量が所定の重量よりも重いときは、前記操作部による、前記第1の炊飯モードの設定をする操作入力を受付け可能とし、前記第2の炊飯モードと前記第3の炊飯モードの設定をする操作入力を受付けできないようにしたことを特徴とする請求項に記載の炊飯器。
  8. 前記内釜に収容された米や水である被炊飯物の重量を検出する重量検出手段と、
    該重量検出手段の検出結果と前記操作部からの操作入力結果による情報を報知する報知手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記重量検出手段が検出した被炊飯物の重量が所定の重量よりも重いときは、前記操作部による、前記第1の炊飯モードの設定をする操作入力を受付け可能とし、前記第2の炊飯モードと前記第3の炊飯モードの設定をする操作入力を受付けできないようにするとともに、前記第1の炊飯モードの設定をする操作入力のみ受付け可能である旨の報知をすることを特徴とする請求項に記載の炊飯器。
  9. 前記操作部に設けられた、前記内釜に収容される米の合数を入力するための合数設定スイッチと、
    前記操作部からの操作入力結果による情報を報知する報知手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記合数設定スイッチにより操作入力された前記合数が所定の合数よりも多いときは、前記第2の炊飯モードと前記第3の炊飯モードの設定を推奨しない旨の報知をすることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の炊飯器。
  10. 前記制御手段は、前記合数設定スイッチにより操作入力された前記合数が所定の合数よりも多いときは、前記操作部による、前記第1の炊飯モードの設定をする操作入力を受付け可能とし、前記第2の炊飯モードと前記第3の炊飯モードの設定をする操作入力を受付けできないようにすることを特徴とする請求項に記載の炊飯器。
  11. 前記操作部に設けられた、前記内釜に収容される米の合数を入力するための合数設定スイッチと、
    前記操作部からの操作入力結果による情報を報知する報知手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記合数設定スイッチにより操作入力された前記合数が所定の合数よりも多いときは、前記操作部による、前記第1の炊飯モードの設定をする操作入力を受付け可能とし、前記第2の炊飯モードと前記第3の炊飯モードの設定をする操作入力を受付けできないようにするとともに、前記第1の炊飯モードの設定をする操作入力のみ受付け可能である旨の報知をすることを特徴とする請求項に記載の炊飯器。
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