JP5289515B2 - 炊飯器 - Google Patents
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Description
例えば、炊飯工程の後半で行われるドライアップ工程(鍋内の余剰な水分を飛ばす工程)においては、鍋が高温に保持されるため、米飯内の水分が過剰に蒸発してしまい、いわゆる「カピカピ」の状態の硬い米飯になる可能性がある(硬化)。また、鍋が高温に保持されることで、米飯が黄色から茶色の状態に色づいてしまうこともある(褐変)。このような硬化や褐変の程度がひどいときには、「おこげ」や「焦げ」といった状態になる。
この硬化や褐変という現象は、鍋に接している米飯、特に加熱手段に近い鍋底部に接している米飯に顕著に発生する。
このため、炊飯量に応じた炊飯制御を実行できる炊飯器が望まれている。
図1は、実施の形態1に係る炊飯器の構成を示す断面模式図である。
図1において、炊飯器100は、例えば外観が有底筒状に形成された本体1と、蓋体10とを備えている。蓋体10は、外蓋10aと内蓋10bとを有する。本体1は、容器カバー2と、加熱手段としての加熱コイル3と、鍋底温度センサー4と、蓋体を開閉自在に支持するヒンジ部6と、時間計測手段7と、制御手段8とを備えている。なお、加熱手段として、加熱コイル3に代えてシーズヒーター等の電気ヒーターを設けてもよい。
制御手段8は、その機能を実現する回路デバイスのようなハードウェアで構成することもできるし、マイコンやCPUのような演算装置と、その上で実行されるソフトウェアとにより構成することもできる。
図2は、実施の形態1に係る炊飯器の操作/表示部13の正面図である。操作/表示部13のほぼ中央には、液晶表示板31が配置されている。液晶表示板31には、時刻と、米種表示32と、硬さ表示33と、メニュー表示34とが表示される。また、液晶表示板31の紙面左側には、米種スイッチ35と、硬さスイッチ36と、メニュースイッチ37と、切/保温スイッチ38が設けられ、液晶表示板31の紙面右側には、炊飯スイッチ39と、予約スイッチ40と、時刻スイッチ41とが設けられている。なお、図2で示す米種、硬さ、メニュー等の具体的名称や項目数等は一例であり、図示したものに限定されない。
前述のように本実施の形態1に係る炊飯器は、米の種類、炊き上がりの硬さ、炊飯メニューの設定が可能であり、設定されたこれらの条件に基づいて、制御手段8が加熱コイル3への通電を制御して炊飯工程を実行するものである。さらに、本実施の形態1に係る炊飯器は、これらの設定された各種条件での炊飯工程において、炊飯量(少量炊飯/多量炊飯)に基づいて、動作制御を行うものである。以下、本実施の形態1に係る炊飯工程の動作を、炊飯量(少量炊飯/多量炊飯)に基づく動作制御に着目して説明する。
図3〜図5に示すように、本実施の形態1に係る炊飯器の炊飯工程は、予熱工程(図5のステップS2、ステップS8)、昇温工程(図5のステップS3、ステップS9)、沸騰維持工程(図5のステップS4、ステップS10)、ドライアップ工程、及び蒸らし工程(図5のステップS7、ステップS13)により構成される。また、ドライアップ工程は、ドライアップ前工程(図5のステップS5、ステップS11)とドライアップ後工程(図5のステップS6、ステップS12)からなる。
沸騰維持工程では、水の沸騰が維持され、これにより米の澱粉の糊化が促進される。
(予熱工程)
ステップS2の予熱工程は、炊飯量が所定量Vよりも大きいと判断されたとき(多量炊飯時)に実行する工程である。制御手段8は、時間計測手段7による予熱の経過時間の計測を開始し、鍋底温度センサー4の検知温度が予熱温度T3を維持するように、加熱コイル3への通電・電力遮断を繰り返して鍋状容器5の温度調節を行う(図3参照)。そして、時間計測手段7により計測された経過時間が所定の予熱時間に達すると、制御手段8は、ステップS3の昇温工程に進む。
ステップS3の昇温工程は、予熱工程終了後から、制御手段8が内部温度センサー14の検知情報に基づいて鍋状容器5内の水の沸騰を検知するまでの間の工程である。昇温工程では、制御手段8は、単位時間当たりの電力量P1で加熱コイル3への間欠通電を行う(S31)。この昇温工程では、予熱工程よりもさらに米の吸水が進み、米の澱粉の糊化が始まる。制御手段8は、内部温度センサー14の検知温度に基づいて鍋状容器5内が沸騰したことを検知すると(S32)、ステップS4の沸騰維持工程に進む。
米を糊化させるには98℃以上を20分間保つことが必要である。そこで、ステップS4の沸騰維持工程では、制御手段8は、時間計測手段7による経過時間の計測を開始し(S41)、鍋状容器5内の米と水の焦げ付きを抑制しつつも内部温度センサー14の検知温度が98℃以上を保持するように単位時間当たりの電力量P2で加熱コイル3への間欠通電を行う(S42)。そして、時間計測手段7により計測された経過時間が所定時間t1に達すると(S43)、制御手段8は、ステップS5のドライアップ前工程に進む。
ステップS5のドライアップ前工程は、沸騰維持工程終了後から、鍋状容器5がドライアップ判定温度T2に到達するまでの間の工程である。制御手段8は、鍋底温度センサー4の検知情報に基づいて、鍋状容器5がドライアップ判定温度T2に到達したか否かを検知する。ドライアップ前工程では、制御手段8は、単位時間当たりの電力量P3で加熱コイル3への間欠通電を行う(S51)。本実施の形態1のドライアップ前工程における単位時間当たりの電力量P3は、沸騰維持工程における単位時間当たりの電力量P2よりも大きい値としている。制御手段8は、鍋底温度センサー4の検知温度に基づいて鍋状容器5が所定のドライアップ判定温度T2に到達したことを検知すると(S52)、ステップS6のドライアップ後工程に進む。
なお、ドライアップ前工程に要する時間を時間t2と称する。
ステップS6のドライアップ後工程では、制御手段8は、時間計測手段7による経過時間の計測を開始し(S61)、単位時間当たりの電力量P4で加熱コイル3への間欠通電を行う(S62)。ここで、ドライアップ後工程における単位時間当たりの電力量P4は、ドライアップ前工程における単位時間当たりの電力量P3よりも小さい値である。ドライアップ判定温度T2に到達した後に強い火力で加熱しすぎると、鍋状容器5内の水分が蒸発しすぎてしまうため、ドライアップ後工程においてはドライアップ前工程よりも小さい電力量P4で加熱を行う。そして、時間計測手段7により計測された経過時間が所定時間t3に達すると(S63)、制御手段8は、ステップS7の蒸らし工程に進む。
なお、ドライアップ前工程の時間t2とドライアップ後工程の時間t3を合わせたドライアップ工程の時間を、時間t4と称する。
ステップS7の蒸らし工程では、制御手段8は、時間計測手段7による経過時間の計測を開始し(S71)、時間計測手段7により計測された経過時間が所定時間t5に達すると(S72)、炊飯工程を終了する。
以上、炊飯量が所定量Vより多い場合(多量炊飯時)の炊飯工程を説明した。
(予熱工程)
ステップS8の予熱工程は、炊飯量が所定量V以下であると判断されたとき(少量炊飯時)に実行する工程である。制御手段8は、時間計測手段7による予熱の経過時間の計測を開始し、鍋底温度センサー4の検知温度が予熱温度T3を維持するように、加熱コイル3への通電・電力遮断を繰り返して鍋状容器5の温度調節を行う(図4参照)。そして、時間計測手段7により計測された経過時間が所定の予熱時間に達すると、制御手段8は、ステップS9の昇温工程に進む。
ステップS9の昇温工程は、予熱工程終了後から、制御手段8が内部温度センサー14の検知情報に基づいて鍋状容器5内の水の沸騰を検知するまでの間の工程である。昇温工程では、制御手段8は、単位時間当たりの電力量P1aで加熱コイル3への間欠通電を行う(S91)。そして、制御手段8は、内部温度センサー14の検知温度に基づいて鍋状容器5内が沸騰したことを検知すると(S92)、ステップS10の沸騰維持工程に進む。
ステップS10の沸騰維持工程では、制御手段8は、時間計測手段7による経過時間の計測を開始し(S101)、鍋状容器5内の米と水の焦げ付きを抑制しつつも内部温度センサー14の検知温度が98℃以上を保持するように単位時間当たりの電力量P2aで加熱コイル3への間欠通電を行う(S102)。そして、時間計測手段7により計測された経過時間が所定時間t1aに達すると(S103)、制御手段8は、ステップS11のドライアップ前工程に進む。
そして、少量炊飯時において沸騰維持工程の時間t1aを長くしても鍋状容器5内の水分の過剰な蒸発を抑制できるよう、沸騰維持工程における単位時間当たりの電力量P2a(S102)を、多量炊飯時の沸騰維持工程における電力量P2(S42)よりも小さくしている。すなわち、少量炊飯時においては、多量炊飯時よりも小さい電力で長時間の沸騰維持工程を実行する。
ステップS11のドライアップ前工程は、沸騰維持工程終了後から、鍋状容器5がドライアップ判定温度T2aに到達するまでの間の工程である。制御手段8は、鍋底温度センサー4の検知情報に基づいて、鍋状容器5が所定のドライアップ判定温度T2aに到達したか否かを検知する。ドライアップ前工程では、制御手段8は、単位時間当たりの電力量P3aで加熱コイル3への間欠通電を行う(S111)。本実施の形態1のドライアップ前工程における単位時間当たりの電力量P3aは、沸騰維持工程における単位時間当たりの電力量P2aよりも大きい値としている。制御手段8は、鍋底温度センサー4の検知温度に基づいて鍋状容器5が所定のドライアップ判定温度T2aに到達したことを検知すると(S112)、ステップS12のドライアップ後工程に進む。
ステップS12のドライアップ後工程では、制御手段8は、時間計測手段7による経過時間の計測を開始し(S121)、単位時間当たりの電力量P4aで加熱コイル3への間欠通電を行う(S122)。ここで、ドライアップ後工程における単位時間当たりの電力量P4aは、ドライアップ前工程における単位時間当たりの電力量P3aよりも小さい値である。ドライアップ判定温度T2aに到達した後に強い火力で加熱しすぎると、鍋状容器5内の水分が蒸発しすぎてしまうため、ドライアップ後工程においてはドライアップ前工程よりも小さい電力量P4aで加熱を行う。そして、時間計測手段7により計測された経過時間が所定時間t3aに達すると(S123)、制御手段8は、ステップS13の蒸らし工程に進む。
ステップS13の蒸らし工程では、制御手段8は、時間計測手段7による経過時間の計測を開始し(S131)、時間計測手段7により計測された経過時間が所定時間t5aに達すると(S132)、炊飯工程を終了する。
一方で、蒸らし工程を延長する方が、沸騰維持工程の時間を延長するよりも少ないエネルギーで糊化の不足分を補うことができるという利点がある。例えば、沸騰維持工程の時間は多量炊飯時と少量炊飯時とで同じ時間を設定し、蒸らし工程の時間は少量炊飯時の方が長くなるよう設定することもできる。
本実施の形態2では、少量炊飯の場合には、ドライアップ工程の時間を多量炊飯時よりも短く、沸騰維持工程及び蒸らし工程の時間を多量炊飯時よりも長くすることで、少量炊飯でも硬化や褐変の少ない好ましい食味の米飯を炊き上げる炊飯工程を実行する例を示す。
なお、本実施の形態2では実施の形態1との相違点を中心に説明し、前述の図1〜図5と同一又は相当する構成には同一の符号を付す。
多量炊飯時の炊飯工程(ステップS2の予熱工程から炊飯終了までの工程)は、前述の実施の形態1と同様である。
(予熱工程、昇温工程、沸騰維持工程)
少量炊飯時の予熱工程(S8)、昇温工程(S9)、及び沸騰維持工程(S10)は、前述の実施の形態1と同様である。
ステップS11aのドライアップ前工程では、制御手段8は、単位時間当たりの電力量P3bで加熱コイル3への間欠通電を行う(S111a)。制御手段8は、鍋底温度センサー4の検知温度に基づいて鍋状容器5が所定のドライアップ判定温度T2に到達したことを検知すると(S112a)、ステップS12aのドライアップ後工程に進む。
ステップS12aのドライアップ後工程では、制御手段8は、時間計測手段7による経過時間の計測を開始する(S121a)。しかし、実施の形態1とは異なり、ドライアップ後工程においては加熱コイル3への通電を行わず、鍋状容器5を加熱しない。そして、時間計測手段7により計測された経過時間が所定時間t3bに達すると(S123a)、制御手段8は、ステップS13の蒸らし工程に進む。
そして、少量炊飯時には、ドライアップ前工程の時間t2bが多量炊飯時のその時間t2よりも短く、ドライアップ後工程の時間t3bが多量炊飯時のその時間t3よりも短く設定されているので、ドライアップ工程全体の時間t4bも、多量炊飯時のその時間t4よりも短くなっている。
なお、この例では、少量炊飯時のドライアップ前工程の時間T2bを多量炊飯時の時間T2よりも短く、かつ、少量炊飯時のドライアップ後工程の時間T3bを多量炊飯時のドライアップ後工程の時間T3よりも短くすることにより(T2b<T2、かつ、T3b<T3)、少量炊飯時におけるドライアップ工程全体の時間T4bを多量炊飯時におけるその時間T4よりも短くする例を示した。しかし、少量炊飯時におけるドライアップ工程全体の時間T4bを多量炊飯時の時間T4よりも短くすればよく、時間T2b<時間T2、または、時間T3b<時間T3となるよう加熱制御を行うことにより、ドライアップ工程全体の時間T4b<時間T4としてもよい。
ステップS13の蒸らし工程は、前述の実施の形態1と同様である。
一方で、蒸らし工程を延長する方が、沸騰維持工程の時間を延長するよりも少ないエネルギーで糊化の不足分を補うことができるという利点がある。
したがって、実施の形態2の少量炊飯時には沸騰維持工程と蒸らし工程の両方の時間を多量炊飯時よりも長く設定する例を示したが、沸騰維持工程と蒸らし工程のうちいずれか一方の時間を、多量炊飯時よりも長く設定するようにしてもよい。
本実施の形態3では、少量炊飯の場合には、ドライアップ工程の時間を多量炊飯時よりも短くし、ドライアップ判定温度を多量炊飯時よりも低く設定し、沸騰維持工程及び蒸らし工程の時間を多量炊飯時よりも長くすることで、少量炊飯でも硬化や褐変の少ない好ましい食味の米飯を炊き上げる炊飯工程を実行する例を示す。
なお、本実施の形態3では実施の形態1、2との相違点を中心に説明し、前述の図1〜図7と同一又は相当する構成には同一の符号を付す。
多量炊飯時の炊飯工程(ステップS2の予熱工程から炊飯終了までの工程)は、前述の実施の形態1、2と同様である。
(予熱工程、昇温工程、沸騰維持工程)
少量炊飯時の予熱工程(S8)、昇温工程(S9)、及び沸騰維持工程(S10)は、前述の実施の形態1、2と同様である。
ステップS11bのドライアップ前工程では、制御手段8は、単位時間当たりの電力量P3cで加熱コイル3への間欠通電を行う(S111b)。制御手段8は、鍋底温度センサー4の検知温度に基づいて鍋状容器5が所定のドライアップ判定温度T2aに到達したことを検知すると(S112b)、ステップS12bのドライアップ後工程に進む。
ステップS12bのドライアップ後工程では、制御手段8は、時間計測手段7による経過時間の計測を開始する(S121b)。しかし、実施の形態1とは異なり、ドライアップ後工程においては加熱コイル3への通電を行わず、加熱しない。そして、時間計測手段7により計測された経過時間が所定時間t3cに達すると(S123b)、制御手段8は、ステップS13の蒸らし工程に進む。
そして、少量炊飯時には、ドライアップ前工程の時間t2cが多量炊飯時のその時間t2よりも短く、ドライアップ後工程の時間t3cが多量炊飯時のその時間t3よりも短く設定されているので、ドライアップ工程全体の時間t4cも、多量炊飯時のその時間t4よりも短くなっている。
ステップS13の蒸らし工程では、制御手段8は、時間計測手段7による経過時間の計測を開始し(S131)、時間計測手段7により計測された経過時間が所定時間t5aに達すると(S132)、炊飯工程が終了する。
一方で、蒸らし工程を延長する方が、沸騰維持工程の時間を延長するよりも少ないエネルギーで糊化の不足分を補うことができるという利点がある。例えば、沸騰維持工程の時間は多量炊飯時と少量炊飯時とで同じ時間を設定し、蒸らし工程の時間は少量炊飯時の方が長くなるよう設定することもできる。
Claims (5)
- 本体と、
前記本体に収容される鍋状容器と、
前記鍋状容器の開口部を覆う蓋と、
前記鍋状容器を加熱する加熱手段と、
炊飯量を判定する炊飯量判定手段と、
前記加熱手段を駆動制御して沸騰維持工程とドライアップ工程と蒸らし工程とを含む炊飯工程を実行する制御手段とを備え、
前記炊飯量判定手段が、前記鍋状容器内の炊飯量を所定量以下の少量炊飯量であると判定した場合において、
前記制御手段は、
前記ドライアップ工程におけるドライアップ判定温度を、前記少量炊飯量より多い炊飯量を炊飯する多量炊飯時よりも低く設定し、
前記蒸らし工程の時間を、前記多量炊飯時よりも長く設定し、
前記沸騰維持工程の時間を、前記多量炊飯時と同等以上の長さに設定する
ことを特徴とする炊飯器。 - 本体と、
前記本体に収容される鍋状容器と、
前記鍋状容器の開口部を覆う蓋と、
前記鍋状容器を加熱する加熱手段と、
炊飯量を判定する炊飯量判定手段と、
前記加熱手段を駆動制御して沸騰維持工程とドライアップ工程と蒸らし工程とを含む炊飯工程を実行する制御手段とを備え、
前記炊飯量判定手段が、前記鍋状容器内の炊飯量を前記少量炊飯量であると判定した場合において、
前記制御手段は、
前記ドライアップ工程の時間が、前記少量炊飯量より多い炊飯量を炊飯する多量炊飯時における当該時間よりも短くなるよう、前記加熱手段を制御し、
前記沸騰維持工程の時間および前記蒸らし工程の時間の少なくともいずれか一方を、前記多量炊飯時よりも長く設定する
ことを特徴とする炊飯器。 - 前記炊飯量判定手段が、前記鍋状容器内の炊飯量を前記少量炊飯量であると判定した場合において、
前記制御手段は、
前記ドライアップ判定温度を、前記多量炊飯時におけるドライアップ判定温度よりも低い温度に設定し、
前記蒸らし工程の時間を、前記多量炊飯時よりも長く設定する
ことを特徴とする請求項2記載の炊飯器。 - 前記炊飯量判定手段が、前記鍋状容器内の炊飯量を前記少量炊飯量であると判定した場合において、
前記制御手段は、
前記ドライアップ判定温度を、前記多量炊飯時におけるドライアップ判定温度と同じ温度に設定する
ことを特徴とする請求項2記載の炊飯器。 - 前記制御手段は、炊飯メニューとして早炊き炊飯メニューを備え、
前記制御手段は、前記早炊き炊飯メニューが設定されている場合に、前記制御を行う
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の炊飯器。
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