JP5298788B2 - 炊飯器 - Google Patents

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本発明は、おこげごはん炊飯機能を備えた炊飯器に関するものである。
最近の炊飯器に設けられたおこげごはん炊飯コースでは、余熱作用が小さく、加熱効果が不十分となりがちである点を、炊き上げ終了等所定のおこげ加熱工程において、加熱停止時間を含めた間欠的なおこげ加熱制御を行わせることにより、保護枠に対する影響を所定レベル以下に抑制しながら、しかも効果的な焦げめの形成を可能としている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−325331号公報
しかしながら、従来の炊飯器による間欠的なおこげ加熱制御では、電磁誘導加熱式の場合でも、ヒータプレートを有しないために余熱作用が小さいが、それでもなお、香ばしい香りとパリッとした食感を持ち合わせた理想的なおこげごはん炊飯にとっては加熱効果が不十分である。このため、例えば上記おこげ加熱工程における設定温度を更に高くし、かつ同加熱時間を長くすることが考えられるが、このような構成を採用すると、特に加熱効率と加熱出力が高い電磁誘導加熱式炊飯器の場合には鍋の温度が高くなりすぎ、鍋を保持している保護枠に対する特別な過熱防止対策が必要となる。しかしながら、実際には特別な保護枠の採用は難しく、前記の構成を採用できないため、上記の方法によっても、必ずしも有効に理想の焦げめと乾燥状態に仕上げることができていないという課題を有していた。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、浸水工程後予め定める第1の設定温度を鍋センサが検知するまで通常の白米コースの炊き上げ工程より強い火力で加熱を行う第1おこげ炊き上げ工程と、鍋の温度が前記第1の設定温度に到達後第1の設定温度より高い第2の設定温度を鍋センサが検知するまで炊飯量に応じた火力で加熱を行う第2おこげ炊き上げ工程の2つのおこげ専用コースを有するもので、保護枠に対する熱影響を所定レベル以下に抑えながら、粒の表面の崩れを防ぎつつ理想の焦げめの形成が可能となるものである。
本発明の炊飯器に備えられるおこげコースは、おこげ専用の第1おこげ炊き上げ工程と第2おこげ炊き上げ工程を備えることにより、炊飯器本体に対する熱影響を所定レベル以下に抑えながら、しかも本格的な香ばしい風味を伴うおこげごはんに仕上げることができる。
第1の発明の炊飯器は、炊飯器本体と、被加熱物を収容して前記本体の内部に収納される鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知して前記底加熱手段を制御
する鍋センサと、各炊飯コースを選択するためのコース選択手段と、前記底加熱手段を駆動制御する制御手段とを備え、少なくとも白米を炊飯する以外におこげごはんが炊けるおこげコースを有し、前記おこげコースにおいて、浸水工程後予め定める第1の設定温度を前記鍋センサが検知するまで通常の白米コースの炊き上げ工程より強い火力で加熱を行う第1おこげ炊き上げ工程と、前記鍋の温度が前記第1の設定温度に到達後前記第1の設定温度より高い第2の設定温度を前記鍋センサが検知するまで炊飯量に応じた火力で加熱を行う第2おこげ炊き上げ工程を有することを特徴としたものである。
第2の発明の炊飯器は、おこげコースにおいて、浸水工程後予め定める第1の設定温度を前記鍋センサが検知するまで通常の白米コースの炊き上げ工程より強い火力で加熱を行う第1おこげ炊き上げ工程と、前記鍋の温度が前記第1の設定温度に到達後前記第1の設定温度より高く理想的な焦げめをつけるのに適した第2の設定温度を前記鍋センサが検知するまで炊飯量に応じた火力で加熱を行う第2おこげ炊き上げ工程を設け、前記第2おこげ炊き上げ工程は前記第1おこげ炊き上げ工程より弱く炊飯量に応じた火力で加熱を行うことを特徴としたものである。
より具体的には、おこげコースは、糊化温度よりも低温の水に米を浸し予め米に吸水させておくことで、以降の工程において米の中心部まで十分に糊化させるための工程である浸水工程に続き、通常の白米コースと同等以上の火力で沸騰させた後、通常の白米コースの炊き上げ終了温度と同等の温度である予め定める第1の設定温度を鍋センサが検知するまで、通常の白米コースの炊き上げ工程より強い火力で加熱を行うおこげコース専用の第1おこげ炊き上げ工程と、鍋の温度が第1の設定温度に到達後、第1の設定温度より高く理想的な焦げめをつけるのに適した第2の設定温度を鍋センサが検知するまで、第1おこげ炊き上げ工程より弱く炊飯量に応じた火力で加熱を行う第2おこげ炊き上げ工程と、を備えたものである。
この構成により、保護枠に対する熱影響を所定レベル以下に抑えながら、第1おこげ炊き上げ工程で粒の表面の崩れを防ぎつつ、第2おこげ炊き上げ工程で理想の本格的な香ばしい焦げめを付けることができる。
第3の発明の炊飯器は、おこげコースにおいて、少なくとも2種類の焦げレベルを選択するための焦げレベル選択手段を有し、第2おこげ炊き上げ工程において、前記焦げレベル選択手段で選択した焦げレベルに応じて第2の設定温度を制御することを特徴としたものである。
この構成により、おこげごはんの香ばしい色と香りを変化させることが可能となり、使用者の好みに応じた焦げめのおこげごはんを提供することができる。
第4の発明の炊飯器は、おこげコースにおいて、第2おこげ炊き上げ工程の火力は炊飯量に応じた工程時間により制御することを特徴としたものである。
この構成により、炊飯量にかかわらず、安定した焦げめのおこげごはんを提供することができる。
第5の発明の炊飯器は、第2おこげ炊き上げ工程後蒸らし工程において、おこげの乾燥を保つのに適した少なくとも1回の追い焼き工程を有することにより、焦げめが蒸れて食するときに歯にまとわりつくのを防ぐことが可能となり、本格的なぱりっとした食感のおこげごはんに仕上げることができる。
第6の発明の炊飯器は、第2おこげ炊き上げ工程後蒸らし工程において、おこげの乾燥を保つのに適した少なくとも1回の追い焼き工程を有し、前記追い焼き工程は第1おこげ炊き上げ工程と同等の強い火力で短時間に行うことにより、第5の発明同様、焦げめが蒸れて食するときに歯にまとわりつくのを防ぐことが可能となり、本格的なぱりっとした食感のおこげごはんに仕上げることができる。
以下、一般的な炊飯器の構成と炊飯工程を説明した後、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
一般的な炊飯器は、図6に示すように、炊飯器1本体に、米および水を収納する鍋2の底部や側部に鍋加熱手段4(シーズヒータや誘導加熱コイルまたはガス等で構成)が、鍋2の底部または側部に、鍋の温度を検知する鍋センサ5が設けられ、制御手段7(図示せず)が、計時手段(図示せず)の計時時間および鍋センサ5の検知温度を入力し、鍋加熱手段4の加熱量を制御して、鍋加熱手段4により鍋2を加熱し鍋2内の米と水を炊飯するものである。
一般的な炊飯工程は、図5(a)に示すように、主として、浸水工程A、炊き上げ工程B、沸騰維持工程C、むらし工程Dから成る。
浸水工程Aでは、計時手段の計時時間が第一の所定時間t1(通常20分前後)になるまで、鍋センサ5の検知温度Taが第一の所定温度T1(通常55℃前後)になるように制御手段7が鍋加熱手段4を制御し、鍋加熱手段4で鍋2を加熱するものである。浸水工程は、糊化温度よりも低温の水に米を浸し、予め米に吸水させておくことで、以降の工程において、米の中心部まで十分に糊化させるための工程である。また、本工程は、米に含まれるアミラーゼにより澱粉を分解しグルコースを生成させる工程でもあり、ここで、飯の甘味を生み出すのである。
次に、浸水工程A終了後、炊き上げ工程に移行する。炊き上げ工程Bでは、図5(a)に示すように、鍋センサ5の検知温度Taが第二の所定温度T2(水の沸点(通常100℃近傍))になるまで、鍋加熱手段4が鍋2を加熱するものである。
なお、本工程では、鍋センサ5の検知温度により鍋加熱手段4を制御したが、別途、鍋の開口部を覆う蓋の温度を検知する蓋センサを設け、蓋センサの検知温度が所定温度に達するまで、鍋加熱手段4が鍋2を加熱することもできる。
引き続き、炊き上げ工程B終了後、沸騰維持工程Cに移行する。沸騰維持工程Cでは、鍋2に水が有る間は、鍋センサ5の検知温度Taが、図5(a)に示すように、第二の所定温度T2(水の沸点(通常100℃近傍))で沸騰状態を維持するように制御手段7が鍋加熱手段4を制御し、鍋加熱手段4が鍋2を加熱する。そして、沸騰維持工程Cが経過していくと、鍋2内の水が蒸発して、鍋2内に水がなくなると、鍋2の温度が上昇する。鍋センサ5の検知温度Taが、第三の所定温度T3(水の沸点以上)に到達すると、鍋2内に水がなくなったと判断し工程の終了とする。この工程は、米澱粉を糊化させる工程であり、炊飯後の飯の糊化度は100%近くに達するが、この工程終了時には糊化度は50〜60%程度となる。
次に、むらし工程Dに進む。むらし工程Dでは、図5(a)に示すように、計時手段の計時時間が第二の所定時間t2(通常15分前後)になるまで、鍋センサ5の検知温度Taが第二の所定温度T2(通常100℃近傍)で維持するように制御手段7が鍋加熱手段4を制御し、鍋加熱手段4が鍋2を加熱する。むらし工程は沸騰維持工程に引き続き、米澱粉の糊化させる工程であり、むらし工程の開始時には糊化度は50〜60%程度であったものが、むらし工程終了時、すなわち、炊飯終了時には、糊化度は100%近くに達するのである。
このような炊飯工程を実行すると、鍋センサ5の検知温度Taが図5(a)に示すこと
となり、鍋2内の温度Tb、すなわち、米の温度は図5(b)に示すように温度推移する。
以上の一般的な炊飯器の説明文をもとに、これより、本実施の形態1について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態における炊飯器の「おこげコース(1)」の特性図であり、温度検知素子である鍋センサ5の検知温度の変化及び、温度と時間の関係を示すものである。
図2は本実施の形態における炊飯器の断面図を示したものである。1は炊飯器本体を示し、着脱自在の鍋2を内装する。炊飯器本体1には、その上面開口部を覆う蓋3が開閉自在に設置されている。炊飯器本体1は、鍋2の外底面部に当接して鍋2を保持する保護枠11、保護枠11に取り付けて鍋2を加熱する鍋加熱手段4である誘導加熱コイル、鍋2の外底中央部に当接し鍋2の底の温度を検知する鍋センサ5及び各炊飯コースを選択するためのコース選択手段6と制御手段7とを有する。
蓋3は、内蓋8、鍋内温度検知手段9、蒸気口10を有する。内蓋8は、蓋3の下部に配設され着脱可能に取り付けられる。さらにその上部に鍋内の温度を検知する鍋内温度検知手段9と鍋3内の蒸気を排出する蒸気口10を配設している。蒸気口10は、鍋2内の不要な蒸気を排出する。内蓋8を加熱する内蓋加熱手段を更に設けても良い。
制御手段7は、回路基板(図示しない)に搭載されたマイクロコンピュータを有する。制御手段7はソフトウエアにより、ユーザが操作パネル(図示しない)を介して入力する操作指令、鍋内温度検知手段9から入力される信号に基づき、あらかじめマイクロコンピュータに記憶された炊飯プログラムにより、鍋加熱手段4の加熱制御を行う。
以上のように構成された炊飯器において、図1のおこげコース(1)で炊飯を行う動作、作用を説明する。まず前記鍋2に米と水を収容した状態で、図2に示すように戴置する。そしてコース選択手段6によりおこげコースを選択して開始手段(図示しない)を操作して調理がスタートする。最初に待機工程を経た後、まず浸水工程が行われる。浸水工程とは、調理スタートに続き任意の待機工程時間を経た後、予め定める設定時間t1(通常20分前後)の間、鍋センサ5の検知温度Taが予め定める設定温度T0(通常55℃前後)になるように制御手段7が鍋加熱手段4を制御し、鍋加熱手段4で鍋2を加熱するものである。浸水工程は、糊化温度よりも低温の水に米を浸し、予め米に吸水させておくことで、以降の工程において、米の中心部まで十分に糊化させるための工程である。また、本工程は、米に含まれるアミラーゼにより澱粉を分解しグルコースを生成させる工程でもあり、ここで、飯の甘味を生み出すのである。
次に第1おこげ炊き上げ工程が行われる。第1おこげ炊き上げ工程とは、前述の浸水工程後、予め定める通常の白米コースと同等以上の火力で沸騰させた後、通常の白米コースの炊き上げ終了温度と同等の温度である予め定める第1の設定温度T1を鍋センサ5が検知するまで、通常の白米コースの炊き上げ工程より強い火力で加熱を行うおこげコース専用工程をいう。今回第1おこげ炊き上げ工程の火力は1000Wから1200Wの出力範囲での連続通電を設定し、T1には130℃を設定する。
次に第2おこげ炊き上げ工程が行われる。第2おこげ炊き上げ工程とは、鍋2の温度が前述の第1の設定温度T1に到達後、第1の設定温度T1より高く理想的な焦げめをつけるのに適した第2の設定温度T2を鍋センサ5が検知するまで、第1おこげ炊き上げ工程より弱く炊飯量に応じた火力で加熱を行う工程をいう。今回第2おこげ炊き上げ工程の火
力は、工程時間を30秒から240秒程度維持できるよう炊飯量に応じた火力を設定し、T2には160℃を設定する。
以上のように本実施の形態によれば、図1のおこげコース(1)において、通常の白米コースの炊き上げ工程より強い火力で加熱を行うおこげ専用の第1おこげ炊き上げ工程と、第1おこげ炊き上げ工程より弱く炊飯量に応じた火力で第1炊き上げ工程より高い第2の設定温度T2まで加熱を行う第2炊き上げ工程とを設けることにより、保護枠11に対する熱影響を所定レベル以下に抑えながら、第1おこげ炊き上げ工程で粒の表面の崩れを防ぎつつ、第2おこげ炊き上げ工程で理想の本格的な香ばしい焦げめを付けることができる。なお、本実施の形態では、第1おこげ炊き上げ工程の火力は1000Wから1200Wの出力範囲での連続通電を設定したが、粒の表面の崩れを防ぐには900W以上を設定することが望ましい。また、T1=130℃、T2=160℃を設定したが、理想的な焦げめをつけるにはT2の設定温度は140℃以上であることが望ましい。但し炊飯器本体1の構成で適宜変更できることは言うまでもない。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態における炊飯器の「おこげコース(2)」の特性図であり、温度検知素子である鍋センサ5の検知温度の変化及び、温度と時間の関係を示すものである。炊飯器の構成は実施の形態1で示した内容に加え、少なくとも2種類の焦げレベルを選択するための焦げレベル選択手段(図示しない)を有する。
以上のように構成された炊飯器において、図3のおこげコース(2)で炊飯を行う動作、作用を説明する。なお第1おこげ炊き上げ工程までは実施の形態1と同様であり、説明を省略する。この図3のおこげコース(2)では、第2おこげ炊き上げ工程において、おこげ選択手段で選択した焦げレベルに応じて第2の設定温度T2を制御するものである。今回、第2の設定温度は、前述のT2=160℃とは別に、T2’=150℃を設定し選択できるものする。
以上のように本実施の形態によれば、図3のおこげコース(2)において、おこげ選択手段で選択した焦げレベルに応じて第2の設定温度T2を制御することにより、おこげごはんの香ばしい色と香りを変化させることが可能となり、使用者の好みや用途に応じた焦げめのおこげごはんを提供することができる。なお、本実施の形態のT2’=150℃によれば、T2=160℃のおこげコース(1)よりごはんは焦げめが薄めで香ばしい香りを楽しむおこげごはんができる。
(実施の形態3)
図4は本発明の第3の実施の形態における炊飯器の「おこげコース(3)」の特性図であり、温度検知素子である鍋センサ5の検知温度の変化及び、温度と時間の関係を示すものである。炊飯器の構成は実施の形態2で示したとおりである。
以上のように構成された炊飯器において、図4のおこげコース(3)で炊飯を行う動作、作用を説明する。なお第2おこげ炊き上げ工程までは実施の形態1と同様であり、説明を省略する。この図4のおこげコース(3)では、第2おこげ炊き上げ工程後、蒸らし工程において、おこげの乾燥を保つのに適した少なくとも1回の追い焼き工程が行われる。追い焼き工程は第1おこげ炊き上げ工程と同等の強い火力で短時間に行われることが望ましい。今回、追い焼き工程における追い焼き回数は、炊飯量が少量の場合1回、中間量以上の場合2回設定し、追い焼き工程の設定温度は150℃から160℃を設定する。
以上のように本実施の形態によれば、図4のおこげコース(3)において、蒸らし工程で、おこげの乾燥を保つのに適した少なくとも1回の追い焼き工程を行うことにより、焦
げめが蒸れて食するときに歯にまとわりつくのを防ぐことが可能となり、本格的なぱりっとした食感のおこげごはんに仕上げることができる。なお、本実施の形態では、追い焼き工程における追い焼き回数は、炊飯量が少量の場合1回、中間量以上の場合2回設定し、追い焼き工程の設定温度は150℃から160℃を設定したが、炊飯器本体1の構成で適宜変更できることは言うまでもない。
本願発明は、上記実施の形態の構成に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能であることは勿論である。
本発明の炊飯器は、家庭用又は業務用のおこげコース付き炊飯器として有用である。
本発明の実施の形態1における炊飯器の特性図 本発明の実施の形態における炊飯器の断面図 本発明の実施の形態2における炊飯器の特性図 本発明の実施の形態3における炊飯器の特性図 一般的な炊飯工程を示す図 一般的な炊飯器の構成を示す図
符号の説明
1 炊飯器本体
2 鍋
3 蓋
4 鍋加熱手段
5 鍋センサ
6 コース選択手段
7 制御手段
8 内蓋
9 鍋内温度検知手段
10 蒸気口

Claims (6)

  1. 炊飯器本体と、被加熱物を収容して前記本体の内部に収納される鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知して前記底加熱手段を制御する鍋センサと、各炊飯コースを選択するためのコース選択手段と、前記底加熱手段を駆動制御する制御手段とを備え、少なくとも白米を炊飯する以外におこげごはんが炊けるおこげコースを有し、前記おこげコースにおいて、浸水工程後予め定める第1の設定温度を前記鍋センサが検知するまで通常の白米コースの炊き上げ工程より強い火力で加熱を行う第1おこげ炊き上げ工程と、前記鍋の温度が前記第1の設定温度に到達後前記第1の設定温度より高い第2の設定温度を前記鍋センサが検知するまで炊飯量に応じた火力で加熱を行う第2おこげ炊き上げ工程を有することを特徴とする炊飯器。
  2. おこげコースにおいて、浸水工程後予め定める第1の設定温度を前記鍋センサが検知するまで通常の白米コースの炊き上げ工程より強い火力で加熱を行う第1おこげ炊き上げ工程と、前記鍋の温度が前記第1の設定温度に到達後前記第1の設定温度より高く理想的な焦げめをつけるのに適した第2の設定温度を前記鍋センサが検知するまで炊飯量に応じた火力で加熱を行う第2おこげ炊き上げ工程を設け、前記第2おこげ炊き上げ工程は前記第1おこげ炊き上げ工程より弱く炊飯量に応じた火力で加熱を行うことを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。
  3. おこげコースにおいて、少なくとも2種類の焦げレベルを選択するための焦げレベル選択手段を有し、第2おこげ炊き上げ工程において、前記焦げレベル選択手段で選択した焦げレベルに応じて第2の設定温度を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の炊飯器。
  4. おこげコースにおいて、第2おこげ炊き上げ工程の火力は炊飯量に応じた工程時間により制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の炊飯器。
  5. 第2おこげ炊き上げ工程後蒸らし工程において、おこげの乾燥を保つのに適した少なくとも1回の追い焼き工程を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の炊飯器。
  6. 第2おこげ炊き上げ工程後蒸らし工程において、おこげの乾燥を保つのに適した少なくとも1回の追い焼き工程を有し、前記追い焼き工程は第1おこげ炊き上げ工程と同等の強い火力で短時間に行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の炊飯器。
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