JP2005296366A - 電気炊飯器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電気炊飯器で、煮物類を行う煮込み調理を首尾よく自動調理できるようにする。
【解決手段】 煮物類を行う煮込みモードと、煮込みモードを選択する選択手段とを備え、煮込みモードの選択により、所定の第1の温度T1まで加熱した後、第1の温度T1よりも低い第2の温度T2に所定時間t1維持することを含む煮込みモードにて加熱手段4を制御する煮込み制御手段を設けたことにより、上記の目的を達成する。
【選択図】 図4
【解決手段】 煮物類を行う煮込みモードと、煮込みモードを選択する選択手段とを備え、煮込みモードの選択により、所定の第1の温度T1まで加熱した後、第1の温度T1よりも低い第2の温度T2に所定時間t1維持することを含む煮込みモードにて加熱手段4を制御する煮込み制御手段を設けたことにより、上記の目的を達成する。
【選択図】 図4
Description
本発明はヒータや電磁誘導などの電気的な加熱によって炊飯を行う電気炊飯器に関するものである。
電気炊飯器は、加熱方式の違いにかかわらずその基本構成は概ね共通している。本実施の形態を示す図1を参照して説明すると、蓋1で閉じた状態の器体2内で加熱されるかまたはおよび発熱されて加熱による炊飯を行う飯器3と、前記加熱を行う加熱手段4と、飯器3の温度を検出する温度センサ5と、温度センサ5が検出する飯器温度に基づき加熱手段4を炊飯モードで制御して炊飯を行う炊飯制御手段6とを備えている。電気炊飯器は古くから提供され美味しいご飯を炊くべく日進月歩してきた。例えば、近時では図9に示すように、弱火で米に吸水させる吸水工程、強火とファジーな火力で沸騰させてから水分が無くなり温度が急上昇し始めるまでの炊き上げ工程、130℃程度まで加熱して余分な水分をさらに飛ばす焼き工程、その後115℃までの降温を図って一定時間それを維持する高温蒸らしを経てさらに110℃まで降温させてそれを維持することにより余分な蒸気を飛ばしご飯のα化をさらに促進して甘味を増す蒸らし工程、を順次行い炊飯を終える。炊飯後は所定の保温温度にまで降温させてそれを維持する保温工程に移行する。
また、電気炊飯器は高機能化、多機能化するなか、本発明の実施の形態を示す図2に例示しているように、炊飯に関しても白米、早炊き、分づき、発芽玄米、玄米、おかゆ、すしめし、炊込み、おこわ蒸しの別があり、水加減が同じでも普通、かため、やわらか、おこげ、の違いが設定できる。また、無洗米対応メニューや、パンの醗酵、焼き、飯器および蓋のクエン酸洗浄を行うクリーニングといった炊飯以外のメニューも設けられている。
ところで、電気炊飯器の多機能化は、調理機器を増やさずに自動調理できる種類数が多くなる利点があり、さらに進む傾向にある。例えば、炊く前のご飯の状態や出し汁の状態にかかわらず、ご飯から雑炊などを上手に炊き上げられるようにした電気炊飯器も既に知られている(例えば、特許文献1)。
特開2001−333857号公報
本発明者はさらに新たな自動調理について研究、開発を進めるなか、煮物類を行う煮込み調理は、材料を柔らかくする加減、煮崩れや焦げつき、味の浸透、特に薄味での浸透などの面から、火加減が難しかったり、火加減などのために人が長時間束縛されてしまう問題があり、自動で煮込み調理ができればユーザへの貢献度が高いことに着眼し、新たな調理には新たな工夫のいるところ、電気炊飯器の構造を利用して首尾よく煮込み調理できる手法を見出した。
本発明の目的は、そのような新たな知見に基づき、煮物類を行う煮込み調理を首尾よく自動調理できる電気炊飯器を提供することにある。
上記のような目的を達成するため、本発明の電気炊飯器は、蓋閉じ状態の器体内で加熱により炊飯を行う飯器と、前記加熱を行う加熱手段と、飯器の温度を検出する温度センサと、温度センサが検出する飯器温度に基づき加熱手段を炊飯モードで制御して炊飯を行う炊飯制御手段とを備えた電気炊飯器において、煮物類を行う煮込みモードと、煮込みモードを選択する選択手段とを備え、煮込みモードの選択により、所定の第1の温度まで加熱した後、第1の温度よりも低い第2の温度に所定時間維持することを含む煮込みモードにて加熱手段を制御する煮込み制御手段を設けたことを1つの特徴としている。
このような構成では、蓋閉じ状態の器体内に煮込み材料を入れた飯器を収容して加熱手段を働かせることにより、煮込みの自動調理を行うことができる状態となる。このような自動調理は煮込みモード選択手段によるモード選択に従い煮込み制御手段が、温度センサが検出する飯器温度に基づきながらも、炊飯モードなどとは別に、加熱手段を煮込みモードで加熱することにより実行する。まず、所定の第1の温度まで加熱して煮汁とそれを介した煮込み材料との昇温を煮汁の対流や攪乱を伴いむらなく図って、煮込み材料をある程度柔らかくすることを満足し、その後、第1の温度よりも低い第2の温度に降温させて所定時間維持することにより、蒸気の発生を抑え、また、煮崩れや焦げ付きを防止しながら味の十分な染み込みと煮込み材料をさらに柔らかくする煮込み調理を電気炊飯器によって自動的に設定通りに達成させられる。
本発明の電気炊飯器は、また、蓋閉じ状態の器体内で加熱により炊飯を行う飯器と、前記加熱を行う加熱手段と、飯器の温度を検出する温度センサと、温度センサが検出する飯器温度に基づき加熱手段を炊飯モードで制御して炊飯を行う炊飯制御手段とを備えた電気炊飯器において、煮物類を行う煮込みモードと、煮込みモードを選択する選択手段とを備え、煮込みモードの選択により、所定の第1の温度まで加熱した後、第1の温度よりも低い第2の温度に所定時間維持し、その後さらに第2の温度よりも低い温度を所定時間維持することを含む煮込みモードで加熱手段を制御する煮込み制御手段を設けたことを別の特徴としている。
このような構成では、前記1つの特徴の場合に比し、特に、第1の温度まで加熱した後、第1の温度よりも低い第2の温度、および第2の温度よりも低い第3の温度への降温と降温温度の維持とを2段階にきめ細かく行うので、調理の進行と煮崩れや焦げ付きの防止とがより適確に行うことができ、長い時間を掛ける調理に特に有効である。必要なら3段階以上降温操作することもできる。
本発明の電気炊飯器は、また、蓋閉じ状態の器体内で加熱により炊飯を行う飯器と、前記加熱を行う加熱手段と、飯器の温度を検出する温度センサと、温度センサが検出する飯器温度に基づき加熱手段を炊飯モードで制御して炊飯を行う炊飯制御手段とを備えた電気炊飯器において、煮物類を行う煮込みモードと、煮込みモードを選択する選択手段とを備え、煮込みモードの選択により、所定の第1の温度まで加熱した後、第1の温度よりも低い第2の温度または複数の第2、第3・・の温度に降温させる操作を含み、降温は加熱しながらまたはおよび所定時間掛けて行う煮込みモードで加熱手段を制御する煮込み制御手段を設けたことを他の特徴としている。
このような構成では、前記1つの特徴および別の特徴の場合に比し、特に、第1の温度まで加熱した後、第1の温度よりも低い第2の温度に降温させるか、第1の温度よりも低い複数の第2、第3・・の温度に順次降温させることを、加熱しながらまたはおよび所定時間掛けて行って、煮崩れや焦げ付きの防止を図りながらも、降温中は煮込み材料への味の染み込みやすいのを所定時間、つまり設定分だけ積極的に利用して味の染み込みを促進することができる。
降温温度は所定時間維持する、さらなる構成では、
長い時間掛かって降温させることが温度保持が過剰になるような場合に、早めの降温を図ってそれ以降はその降温温度を維持することにより対応することができる。
長い時間掛かって降温させることが温度保持が過剰になるような場合に、早めの降温を図ってそれ以降はその降温温度を維持することにより対応することができる。
煮込み制御手段が、煮込みモードでの加熱開始から第1の温度よりも低い第4の温度までは高出力で加熱し、第4の温度から第1の温度まではそれよりも低い出力で加熱するように加熱手段を制御する、さらなる構成では、
高出力での加熱によって第1の温度よりも低い第4の温度までは煮汁および煮込み材料の早期昇温を図って調理の立ち上がりを早めながら、高出力の加熱によってはセンサが検出する飯器の温度に、煮込み材料の実際の温度がついていかないのを、検出温度が第4の温度に達して以降は前記より低い出力で加熱することにより、センサが検出する飯器温度に煮込み材料の温度を追いつかせながら、煮込み材料を第1の温度にまで確実に昇温させることを保証した上で、煮込みモード独自の降温制御に移行させられる。
高出力での加熱によって第1の温度よりも低い第4の温度までは煮汁および煮込み材料の早期昇温を図って調理の立ち上がりを早めながら、高出力の加熱によってはセンサが検出する飯器の温度に、煮込み材料の実際の温度がついていかないのを、検出温度が第4の温度に達して以降は前記より低い出力で加熱することにより、センサが検出する飯器温度に煮込み材料の温度を追いつかせながら、煮込み材料を第1の温度にまで確実に昇温させることを保証した上で、煮込みモード独自の降温制御に移行させられる。
煮込みモードが選択されると、煮込み制御手段が、煮込みモードに設定されている調理時間を表示する、さらなる構成では、
ユーザは選択した煮込みモードに応じた調理時間が表示されて調理の必要時間や終了時点判断の目安に段取りをすることができる。
ユーザは選択した煮込みモードに応じた調理時間が表示されて調理の必要時間や終了時点判断の目安に段取りをすることができる。
調理時間は初期設定されている、さらなる構成では、
ユーザはメーカー側で初期設定される標準的な調理時間を目途に、自動的な煮込み調理が行える。
ユーザはメーカー側で初期設定される標準的な調理時間を目途に、自動的な煮込み調理が行える。
本発明の、電気炊飯器の1つの特徴によれば、煮崩れや焦げつき、味の浸透、特に薄味での浸透などの面から、火加減が難しかったり、人が長時間束縛されてしまう問題がある煮込み調理を、電気炊飯器を共用した独自の煮込みモードでの加熱制御によって自動的に首尾よく、また手間が掛かったり拘束されたりすることなく達成できる。
本発明の、自動炊飯器の別の特徴によれば、1つの特徴の場合に比し、特に、2段階のよりきめ細かな降温操作によって、調理の進行と煮崩れや焦げ付きの防止とがより適確に行うことができ、長い時間を掛ける調理に特に有効であり、場合によっては3段階以上の降温操作をすることもできる。
本発明の、電気炊飯器の他の特徴によれば、前記1つの特徴、および別の特徴の場合に比し、特に、第1の温度よりも低い1つの第2の温度、または複数の第2、第3・・の温度に順次降温させるのに加熱しながらまたはおよび所定時間掛けて、降温中は煮込み材料に味が染み込みやすいのを積極的に利用して味の染み込みを促進し、調理時間の短縮が図れる。
降温温度は所定時間維持する、さらなる構成によれば、
早めの降温を図ってそれ以降はその降温温度を維持することにより、降温に時間を掛けることによる煮込み材料への温度影響を緩和することができる。
早めの降温を図ってそれ以降はその降温温度を維持することにより、降温に時間を掛けることによる煮込み材料への温度影響を緩和することができる。
煮込みモードでの加熱開始から第1の温度よりも低い第4の温度までは高出力で加熱し、第4の温度から第1の温度まではそれよりも低い出力で加熱する、さらなる構成によれば、
調理の立ち上がりを早めながらも、それにより生じるセンサが検出する飯器温度と煮込み材料の温度とのギャップの影響なく、煮込み材料が第1の温度にまで確実に達してから煮込みモード独自の降温操作を開始して、煮込み調理を失敗するようなことを回避することができる。
調理の立ち上がりを早めながらも、それにより生じるセンサが検出する飯器温度と煮込み材料の温度とのギャップの影響なく、煮込み材料が第1の温度にまで確実に達してから煮込みモード独自の降温操作を開始して、煮込み調理を失敗するようなことを回避することができる。
煮込みモードが選択されると、煮込みモードに設定されている調理時間を表示する、さらなる構成によれば、
ユーザは表示される調理時間から、煮込み調理の必要時間や終了時点が判断でき、他の調理の進行とのバランスといった段取りが採りやすくなる。
ユーザは表示される調理時間から、煮込み調理の必要時間や終了時点が判断でき、他の調理の進行とのバランスといった段取りが採りやすくなる。
調理時間は初期設定されている、さらなる構成では、
ユーザ側の手間なく、初期設定された調理時間による標準条件で煮込み調理が自動的に達成することができる。この標準の調理時間は煮込みモード選択時に表示されるが、これを基にユーザは目的や好みの違いに応じて加熱時間を設定することもできる。
ユーザ側の手間なく、初期設定された調理時間による標準条件で煮込み調理が自動的に達成することができる。この標準の調理時間は煮込みモード選択時に表示されるが、これを基にユーザは目的や好みの違いに応じて加熱時間を設定することもできる。
本発明のそれ以上の目的および特徴は、以下の詳細な説明および図面によって明らかになる。本発明の各特徴は可能な限りそれ単独で、あるいは種々な組合せで複合して採用することができる。
以下、本発明に係る電気炊飯器の実施の形態について、図1〜図8を参照しながら詳細に説明し本発明の理解に供する。
本実施の形態の電気炊飯器は、図1を参照して既述した基本的構成を有しているが、加熱手段4として、主に飯器3を電磁誘導にて発熱させて内容物を加熱する加熱コイル11を用いたものであり、加熱コイル11は飯器3の底部とその外まわり部を発熱させるように配置している。加熱手段4は他に飯器3の胴部を加熱する保温ヒータ12、器体2を閉じる蓋1の内側で飯器3の口部をシールパッキン13aにより閉じる金属製の内蓋13を器体2の肩部にて加熱する肩ヒータ14を組合せ備え、前記炊飯時の各種加熱工程や炊飯後の保温を行うようにしている。しかし、これに限られることはなく、飯器3および内蓋13の全体を各部に配置した加熱コイルからの電磁誘導にて発熱させ加熱を行うようにしてもよいし、全体をヒータにより加熱するものでもよい。
加熱コイル11は駆動基板15によってそれに搭載したIGBT16のスイッチング機能を利用した高周波駆動を受け、その時々に必要な加熱容量で出力されるようにしている。駆動基板15上にはIGBT16を始めとする発熱素子が搭載されており、それらを冷却する冷却ファン17が器体2内に設けられている。また、特に発熱の大きなIGBT16等はその冷却効果を高めるためにヒートシンク18に接触させて冷却しやすくしている。保温ヒータ12および肩ヒータ14には電源回路19を通じて100Vの交流電流をそのまま給電し、駆動基板15および肩部の前部に設けた操作パネル31の内側に設けたマイクロコンピュータ22を搭載した制御回路23にはそれぞれに必要な直流電流を給電するようにしており、これらは制御手段6を構成している。
器体2に施された蓋1は器体2の後部にヒンジピン131により起伏できるように枢支されたヒンジ片32に対し着脱できるように嵌め合わされ、ヒンジ片32と一体になった回動によって器体2の上端を開閉できるようになっている。ヒンジ片32には蓋1を開き方向に付勢するばね33が器体2との間に働かされている。ばね33の付勢による開き動作を制動する制動機構が必要に応じて設けられるし、蓋1が勝手に開かないように閉じ位置にロックするよう図示しないばねにて付勢したロック爪34が設けられ、ロック爪34をばねに抗して回動させることにより蓋1がばね33の付勢によって自動的に開かれる。
肩ヒータ14は器体2の肩部上面に形成した溝35内に収容して金属カバー36が施され、蓋1の内側に設けた内蓋13の外周部が金属カバー36に当接して肩ヒータ14の熱を伝導されて飯器3の開口部全域を上方からむら無く加熱するようにしている。蓋1の中央部には蒸気を適度に外部に逃がす弁37が設けられ美味しいご飯が炊けるようにしている。器体2の外壁41と内壁42とはそれらの上端部が肩部材43によって連結一体化され合成樹脂製の器体を構成している。なお、合成樹脂は透磁性を有し、加熱コイル11などが飯器3を電磁誘導加熱させる範囲に設ければ有効であるが、他の部分にそのような有効性はなく、他の部材と代替することができる。
蓋1は合成樹脂製の上板44と下板45の間の空間に断熱材46を充填した断熱構造をなし、その中央部の貫通孔47にその上側から前記弁37が挿入され、下側には内蓋13のツマミ兼用の蒸気逃がし筒48が弾性ブッシュ49によって着脱できるように弾性係合している。器体2にはさらに電源コードの巻取りリール51が内蔵され、手提げハンドル52が起伏できるように枢支して外付けされている。
器体2の内壁42の底部まわりには、合成樹脂製の放射状をしたコイル台53が配置され、加熱コイル11を下方から保持するようにしている。コイル台53の各放射状部に形成した下向きの内にはフェライトコア54が設けられて加熱コイル11の働きを助けている。コイル台53の中央部には内壁42の中央穴55を前記温度センサ5が貫通して飯器3の底部に当接し飯器3の温度を検出するようにしている。
操作パネル31には図2に示すように、炊飯や保温のメニューや動作状態、時刻、その他のメッセージを表示する液晶表示部61が中央部に設けられ、これの左右両側まわり、前側まわりに炊飯をスタートさせ、また無洗米炊飯を選択する炊飯/無洗米キー62、炊飯の時間予約を行う予約キー63、各種入力の取消キー64、保温を人為的にスタートさせ、また保温状態を選択する保温/選択キー65、炊飯のメニューを設定するメニューキー66、炊飯のたきわけを選択する炊きわけキー67、調理1、2、3や、パンの醗酵、焼き、クリーニング、予約吸水などのモードを選択するパン/調理キー68、時間設定用の時キー69、分キー70など、各種設定に必要な操作キーが設けられる。調理1、2、3の1つは例えば、比較的長い時間降温操作する本煮込みモードであり、他は特に降温による煮込みを行わない煮物モード、煮込みを行ってもその時間が短い準煮込みモードなどとする。もっとも、煮物類を行う煮込みモード1つを選択した後、ユーザの調理時間の変更によって煮物の種類や材料、量の違いに対応できるようにし、他は煮物以外の調理モードを設定するようにもできる。液晶表示部61およびそのまわりには、設定モード、調理時間、予約時間、調理や予約の残り時間、調理状態などを記述表示、点灯表示、ローテーション表示などするようにしてある。
マイクロコンピュータ22は図3に示すように、操作パネル31からの入力に従って、炊飯や煮込み調理などを行うべく、温度センサ5からの温度情報を基に、加熱コイル11、保温ヒータ12、肩ヒータ14、および冷却ファン17をそれぞれのドライバ71、72、73、74を介して駆動する。このために、マイクロコンピュータ22は内部機能として炊飯のための炊飯制御手段75や煮込み調理のための煮込み制御手段76などを有し、設定状態や動作状態、時間経過、残り時間などを操作パネル31上に表示するようにしている。これにより、蓋1を閉じた状態の器体2内に煮込み材料を入れた飯器3を収容して加熱手段4を働かせることにより、煮込みの自動調理を行うことができる状態となる。対象となる煮込み調理は、シチュー、スープ、肉じゃが、おでん、野菜の煮物など煮物類全般であるが、本実施の形態の既述では、特に蒸気の発生を抑えられる温度以下で加熱を継続する煮込み操作を含む調理を主たる対象としている。このような自動調理は煮込みモード選択手段であるパン/調理キー68によるモード選択に従い煮込み制御手段76が、温度センサ5が検出する飯器温度に基づきながらも、既述した炊飯モードなどとは別に、加熱手段4を煮込みモードで加熱することにより実行する。
本実施の形態では、パン/調理キー68によって煮込みモードが選択されると、煮込み制御手段76により、図4に示すように所定の第1の温度T1まで加熱した後、第1の温度T1よりも低い第2の温度T2に所定時間t1維持することを含む煮込みモードにて加熱手段4を制御する。ここで、所定の第1、第2の温度T1、T2は理想的には内容物温度、つまり煮込み材料の温度であって、調理初期では特に、また、調理量が多いほど、室内温度が低いほど、温度センサ5の検出温度との間にずれがあり、正しく知るには適当な換算テーブルによって換算するか、あるいは調理状態から判定する必要がある。
しかし、このような降温、温度調節操作では、温度センサ5が検出する温度と内容物の温度とのギャップとは関係なく、所定の第1の温度T1までの加熱により煮汁とそれを介した煮込み材料との昇温を煮汁の対流や攪乱を伴いむらなく図って、殺菌や煮込み材料をある程度柔らかくすることを満足し、その後の、第1の温度T1よりも低い第2の温度T2に降温させて所定時間t1維持することにより、蒸気の発生を抑え、また、煮崩れや焦げ付きを防止しながら味の十分な染み込みと煮込み材料をさらに柔らかくする加熱傾向が安定して得られる。その結果、煮込み調理を電気炊飯器によって自動的に設定通りに達成させられる。つまり、煮崩れや焦げつき、味の浸透、特に薄味での浸透などの面から、火加減が難しかったり、人が長時間束縛されてしまう問題がある煮込み調理を、電気炊飯器を共用した独自の煮込みモードでの加熱制御によって自動的に首尾よく、また手間が掛かったり拘束されたりすることなく達成できる。
したがて、味が染み込みやすい、あるいは柔らかくなりやすい材料を対象としたり、味の染み込みを余り図らないなど、降温状態での煮込みを余り行わなくてよい種類、目的の煮物類には十分である。なお、第1の温度T1は高温雑菌対策ができればそれ以降の煮込み操作で加熱は補えるので、沸騰温度である例えば100℃に到達する必要はない。このため、第1の温度T1を95℃程度として降温操作に移行しても問題はなく、それにより高温蒸気の発生や蒸気の多量発生を有効に抑えることができる。また、煮崩れしやすい材料の煮崩れを防止するのにも有利である。加熱を補う度合は時間t1の長さによって自由に設定することができる。
第2の温度T2に所定時間t1の間維持した後、さらに第2の温度T2よりも低い温度T3を所定時間t2維持することを含んでいる。これにより、第1の温度T1まで加熱した後、第1の温度T1よりも低い第2の温度T2、および第2の温度T2よりも低い第3の温度T3への降温と降温温度T2、T3の維持とを2段階にきめ細かく行うので、調理の進行と煮崩れや焦げ付きの防止とがより適確に行うことができ、長い時間を掛ける調理、煮込み時間が長い調理に特に有効である。必要に応じて図4に示す例のように第3の温度T3を所定時間維持した後、さらに第3の温度T3よりも低い第3aの温度T3aに所定時間t3維持する3段階以上に降温操作すればさらにきめ細かな降温操作が行えるし、それ以上の段階に行うこともできる。なお、2段階の降温操作例を図5に示してある。
図4、図5に示す例では、さらに、煮込み制御手段76が、煮込みモードでの加熱開始から第1の温度T1よりも低い第4の温度T4までは高出力、例えば1050Wで加熱し、第4の温度T4から第1の温度T1まではそれよりも低い出力、例えば600Wで加熱するように加熱手段4を制御するようにしている。これにより、高出力での加熱によっては第1の温度T1よりも低い第4の温度T4までは煮汁および煮込み材料の早期昇温を図って調理の立ち上がりを早めながら、高出力の加熱によっては温度センサ5が検出する飯器3の温度に、煮込み材料の実際の温度がついていかないのを、検出温度が第4の温度T4に達して以降は前記より低い出力で加熱することにより、温度センサ5が検出する飯器温度に煮込み材料の温度を追いつかせながら、煮込み材料を第1の温度T1にまで確実に昇温させることを保証した上で、煮込みモード独自の降温制御に移行させられる。この第4の温度T4はそれまでに生じた飯器温度と材料温度とのギャップを次の第1の温度T1にまで低出力で昇温させる際に調理時間を特に長引かせたり、調理を失敗に終わらせたりしない範囲で達成されるようにさえ設定すればよい。
なお、第1の温度T1から各降温温度である第2、第3、第3aの温度T2、T3、T3aへの降温は加熱停止による自然降温を図り、第2の温度T2の維持は500Wの出力での加熱を下限温度に達したときオンし、上限温度に達したときオフすることの繰り返しで、第3の温度T3の維持は400Wの出力での加熱を下限温度に達したときオンし、上限温度に達したときオフすることの繰り返しで、第3aの温度T3aの維持は350Wの出力での加熱を下限温度に達したときオンし、上限温度に達したときオフすることの繰り返しで行っている。しかし、これら第2、第3、第3aの温度T2、T3、T3aも、それを維持する所定時間t1〜t3と共に、材料や調理の種類、目的によって異ならせることができる。
ここで、煮込み制御手段76による図4に示す例での具体的制御例につき、図6に示すフローチャートに従って説明する。まず、煮込み調理がセットされると、初期設定されている標準調理時間、例えば120分が液晶表示部61に表示される。これによりユーザは選択した煮込みモードに応じた調理時間が表示されて調理の必要時間や終了時点判断の目安に段取りをすることができ、他の調理の進行とのバランスといった段取りが採りやすくなる。また、調理時間が初期設定されていることによっては、ユーザ側の手間なく、初期設定された調理時間による標準条件で煮込み調理が自動的に達成することができる。しかも、これを標準としてユーザが調理の種類や好みなどに応じて変更したい場合は、時キー69と分キー70とによって設定時間を設定し直すことができる。それには、標準の調理時間を煮込み調理の種類と量とによる最長の時間を設定しておくと、ユーザはそれを必要に応じ短く設定し直す簡単な操作で対応することができる。もっとも、最短時間でも最長時間と最短時間との中間の時間設定でもよい。5秒など所定時間の間変更操作がないか、炊飯/無洗米キー62が操作されると調理時間が特定し、炊飯/無洗米キー62が操作と同時に特定した調理時間での煮込み調理が開始し調理タイマーがスタートし、前記調理時間の表示から残時間の表示に切り替わる。
まず、加熱コイル11の16/16の比率での出力、保温ヒータ12、肩ヒータ14の6/16の比率での出力となるIH90%での高出力によって第4の温度T4に到達するまで加熱する。温度T4以上になると加熱コイル11の10/16の比率での出力、保温ヒータ12、肩ヒータ14の6/16の比率での出力とし、IH80%駆動での低出力によって第1の温度T1に向けた加熱を開始し、その時の昇温特性ないしはそれに代わる昇温時間を記憶し、設定された前記調理時間と昇温特性とから第2、第3、第3aの温度T2、T3、T3aの各維持時間t1、t2、t3となる加熱タイマ1、2、3の設定時間を算出しておく。これによって、煮込み材料の多少が昇温特性から自動判定され、調理時間の設定から読み取れる煮込み調理の種類や好みなどとを配慮した加熱タイマ1、2、3の時間設定ができる。
次いで、第1の温度T1に到達すると、加熱タイマ1をスタートして第1の温度T1よりも低い第2の温度T2を維持する温度調節モード1に移行し、第2の温度T2以上で加熱コイル11、および保温ヒータ12のオフと、肩ヒータ14の6/16の比率での出力による加熱を行い、第2の温度T2以上でないと加熱コイル11の8/16の比率での出力、保温ヒータ12の6/16の比率での出力とし、IH80%駆動での加熱を行うことを繰り返して第2の温度T2を加熱タイマ1がタイムアップするまで維持する。
続いて、加熱タイマ1がタイムアップすると、加熱タイマ2をスタートして第2の温度T2よりも低い第3の温度T3を維持する温度調節モード2に移行し、第3の温度T3以上で加熱コイル11、および保温ヒータ12のオフと、肩ヒータ14の6/16の比率での出力による加熱を行い、第3の温度T3以上でないと加熱コイル11の8/16の比率での出力、保温ヒータ12の6/16の比率での出力とし、IH75%駆動での加熱を行うことを繰り返して第3の温度T3を加熱タイマ2がタイムアップするまで維持する。
次いで、加熱タイマ2がタイムアップすると、加熱タイマ3をスタートして第3の温度T3よりも低い第3aの温度T3aを維持する温度調節モード3に移行し、第3aの温度T3a以上で加熱コイル11、および保温ヒータ12のオフと、肩ヒータ14の6/16の比率での出力による加熱を行い、第3aの温度T3a以上でないと加熱コイル11の8/16の比率での出力、保温ヒータ12の6/16の比率での出力とし、IH70%での加熱を行うことを繰り返して第3aの温度T3aを加熱タイマ3がタイムアップするまで維持する。
加熱タイマ3がタイムアップすると、設定通りの煮込み調理は終了し、調理の終了を報知した後、調理の保温工程に移行する。報知は液晶表示部61にて視覚表示すればよいが、これに代わって、あるいはそれと共に、ブザーや擬似音声など聴覚報知を行うことができる。なお、その時の出来上がり具合によってユーザはさらに煮込み調理を必要時間、必要温度で継続できるようにすることもできる。
ここで、温度調節モード1での第2の温度T2は蒸気が出るか出ないかの温度、例えば90℃程度とするのが、材料を柔らかくすることを優先する意味で好適であり、温度調節モード2での第3の温度T3は85℃程度と下げるのが、蒸気の発生をほぼ抑えながらなお材料を柔らかくすることに有利にしながら、煮崩れ防止にも配慮して味の染み込みが図れるようにする意味で好適である。温度調節モード3での第3aの温度T3aは75℃程度とさらに下げることが、調理が長引いていることに関し煮崩れや水分が蒸発して煮詰まることによる焦げ付き防止を優先しながら味をさらにしっかりと染み込ませる意味から好適である。温度調節モード1、2、3の維持時間t1、t2、t3はそれぞれ設定調理時間から第1の温度T1に到達するまでに要した時間を差し引いた時間を3等分した時間として十分な結果が得られる。しかし、それぞれの降温段階の特徴を生かして、それぞれに異なった時間設定をすることもできる。例えば、維持時間t1、t2、t3を順次に長くしていくと、煮崩れや煮詰まりによる焦げの防止および味の染み込みに有利となるし、その逆に短くしていけば短い時間で材料を柔らかくし味が染み込みやすくするのに有利となる。
また、ご飯の保温温度は68℃〜75℃程度であり、これとの関係から見ると、前記第2の温度T2はご飯の保温温度よりも高く、第3の温度T3はご飯の保温温度近傍とするのが好適であり、煮物調理物の保温温度は調理物の種類によって種々に異なる。
図7に示す例では、第1の温度T1まで加熱した後、第1の温度T1よりも低い第2の温度T2降温させる操作を含み、この降温は所定時間tを掛けて行う煮込みモードで加熱手段4を制御するようにしている。このように、第1の温度T1まで加熱した後、第1の温度T1よりも低い第2の温度T2に降温させることを、所定時間tを掛けて行うことにより、煮崩れや焦げ付きの防止を図りながらも、降温中は煮込み材料への味の染み込みやすいのを所定時間t、つまり設定分だけ積極的に利用して味の染み込みを促進し、調理時間の短縮などが図れる。この場合、図7に示すように降温温度T2は所定時間t1維持するようにすると、長い時間掛かって降温させることが、材料に対する温度保持が過剰になるような場合に、時間tを短く設定して早めの降温を図り、それ以降はその降温温度T2を維持することにより対応することができる。もっとも、このような降温操作は図4、図5の例のように複数の温度T2、T3、あるいはT3aに対して複数段階で行うと味のしみ込ませ上さらに効果的である。
図8に示す例は、温度センサ5の検出温度が目標となる第1の温度T1に到達する都度、加熱を弱めるか停止して、目標温度手前の第5の温度T5に降温させた後、強加熱して第1の温度T1とすることを複数回繰り返すことで、温度センサ5の検出温度と煮物の温度とのギャップがなくなるようにしており、ギャップがなくなった時点から降温操作に移行するようにしている。
本発明は、電気炊飯器での煮物調理に実用でき、機器の付加価値を高め、ユーザの便宜を図れる。
1 蓋
2 器体
3 飯器
4 加熱手段
5 温度センサ
6 制御手段
11 加熱コイル
12 保温ヒータ
13 内蓋
14 肩ヒータ
22 マイクロコンピュータ
31 操作パネル
62 炊飯/無洗米キー
68 パン/調理キー
61 液晶表示部
66 メニューキー
69 時キー
70 分キー
2 器体
3 飯器
4 加熱手段
5 温度センサ
6 制御手段
11 加熱コイル
12 保温ヒータ
13 内蓋
14 肩ヒータ
22 マイクロコンピュータ
31 操作パネル
62 炊飯/無洗米キー
68 パン/調理キー
61 液晶表示部
66 メニューキー
69 時キー
70 分キー
Claims (7)
- 蓋閉じ状態の器体内で加熱により炊飯を行う飯器と、前記加熱を行う加熱手段と、飯器の温度を検出する温度センサと、温度センサが検出する飯器温度に基づき加熱手段を炊飯モードで制御して炊飯を行う炊飯制御手段とを備えた電気炊飯器において、
煮物類を行う煮込みモードと、煮込みモードを選択する選択手段とを備え、煮込みモードの選択により、所定の第1の温度まで加熱した後、第1の温度よりも低い第2の温度に所定時間維持することを含む煮込みモードにて加熱手段を制御する煮込み制御手段を設けたことを特徴とする電気炊飯器。 - 蓋閉じ状態の器体内で加熱により炊飯を行う飯器と、前記加熱を行う加熱手段と、飯器の温度を検出する温度センサと、温度センサが検出する飯器温度に基づき加熱手段を炊飯モードで制御して炊飯を行う炊飯制御手段とを備えた電気炊飯器において、
煮物類を行う煮込みモードと、煮込みモードを選択する選択手段とを備え、煮込みモードの選択により、所定の第1の温度まで加熱した後、第1の温度よりも低い第2の温度に所定時間維持し、その後さらに第2の温度よりも低い温度を所定時間維持することを含む煮込みモードで加熱手段を制御する煮込み制御手段を設けたことを特徴とする電気炊飯器。 - 蓋閉じ状態の器体内で加熱により炊飯を行う飯器と、前記加熱を行う加熱手段と、飯器の温度を検出する温度センサと、温度センサが検出する飯器温度に基づき加熱手段を炊飯モードで制御して炊飯を行う炊飯制御手段とを備えた電気炊飯器において、
煮物類を行う煮込みモードと、煮込みモードを選択する選択手段とを備え、煮込みモードの選択により、所定の第1の温度まで加熱した後、第1の温度よりも低い第2の温度または複数の第2、第3・・の温度に降温させる操作を含み、降温は加熱しながらまたはおよび所定時間掛けて行う煮込みモードで加熱手段を制御する煮込み制御手段を設けたことを特徴とする電気炊飯器。 - 降温温度は所定時間維持する請求項3に記載の電気炊飯器。
- 煮込み制御手段は、煮込みモードでの加熱開始から第1の温度よりも低い第4の温度までは高出力で加熱し、第4の温度から第1の温度まではそれよりも低い出力で加熱するように加熱手段を制御する請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気炊飯器。
- 煮込みモードが選択されると、煮込み制御手段は、煮込みモードに設定されている調理時間を表示する請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気炊飯器。
- 調理時間は初期設定されている請求項6に記載の電気炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004117415A JP2005296366A (ja) | 2004-04-13 | 2004-04-13 | 電気炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004117415A JP2005296366A (ja) | 2004-04-13 | 2004-04-13 | 電気炊飯器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005296366A true JP2005296366A (ja) | 2005-10-27 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004117415A Pending JP2005296366A (ja) | 2004-04-13 | 2004-04-13 | 電気炊飯器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005296366A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN113974444A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-01-28 | 添可智能科技有限公司 | 智能烹饪设备养护处理方法和智能烹饪设备 |
-
2004
- 2004-04-13 JP JP2004117415A patent/JP2005296366A/ja active Pending
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070703 |