JP2010088478A - 電気炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ご飯の底面の焦げ付きを抑えながら高温蒸らしを可能ならしめるようにする。
【解決手段】 温度検知手段(温度センサー)の出力を入力して加熱手段を制御することにより、所定の炊飯シーケンスに従って炊飯を実行する制御手段を備えた電気炊飯器において、前記制御手段を、前記炊飯シーケンス中において前記温度センサーが炊上げ温度を検知した後には、内鍋の温度を複数の段階で徐々に下げる蒸らし制御を実行するように構成して、炊上げ温度を検知した後には、内鍋温度が複数の段階で徐々に下げられることとなり、ご飯の底面の焦げ付きを抑えながら高温での蒸らしが可能となるようにしている。
【選択図】 図4

Description

本願発明は、電気炊飯器に関するものであり、さらに詳しくは、内鍋底面での焦げ付きを抑えながら高温蒸らしができるようにした電気炊飯器に関するものである。
従来よく知られている電気炊飯器の場合、米と水とを収容する内鍋を取出自在に収納する炊飯器本体と、前記内鍋を加熱する加熱手段と、前記内鍋の温度を検出する温度検知手段と、該温度検知手段の出力を入力して前記加熱手段を制御することにより、所定の炊飯シーケンスに従って炊飯を実行する制御手段とを備えており、前記制御手段は、炊飯シーケンス中において炊上げ温度を検知した後に、内鍋温度を所定温度に保持する蒸らし制御を実行するように構成されている(特許文献1参照)。
また、制御手段は、温度検知手段の検知温度が所定温度に達した後、内鍋の温度を所定時間、100℃より高い一定温度に制御するように構成した電気炊飯器も知られている(特許文献2参照)。
特公平7−28815号公報 特許第3144936号公報
ところで、蒸らし工程において高温で蒸らしを行うと、ご飯の甘みが出て食感も良くなり、美味しいご飯が得られることは良く知られているが、高温を長く維持していると、内鍋の底面の温度が高くなって、ご飯の底面が焦げ付いてしまうという不具合が生ずる。つまり、上記特許文献1,2に開示されている技術では、蒸らし工程において、内鍋温度を所定温度に保持したり、内鍋温度を所定時間、100℃より高い一定温度に制御するようにしているため、ご飯の底面が焦げ付いてしまうという不具合の発生につながるおそれがある。
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、ご飯の底面の焦げ付きを抑えながら高温蒸らしを可能ならしめるようにすることを目的とするものである。
本願発明では、上記課題を解決するための第1の手段として、米と水とを収容する内鍋を取出自在に収納する炊飯器本体と、前記内鍋を加熱する加熱手段と、前記内鍋の温度を検出する温度検知手段と、該温度検知手段の出力を入力して前記加熱手段を制御することにより、所定の炊飯シーケンスに従って炊飯を実行する制御手段とを備えた電気炊飯器において、前記制御手段を、前記炊飯シーケンス中において前記温度検知手段が炊上げ温度を検知した後には、前記内鍋の温度を複数の段階で徐々に下げる蒸らし制御を実行するように構成している。
上記のように構成したことにより、炊上げ温度を検知した後には、内鍋温度が複数の段階で徐々に下げられることとなり、ご飯の底面の焦げ付きを抑えながら高温での蒸らしが可能となる。従って、焦げ付きのない美味しいご飯が得られることとなる。しかも、蒸らし工程においては、内鍋温度を徐々に下げることとなっているので、結露の発生を防ぐこともできる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第2の手段として、上記第1の手段を備えた電気炊飯器において、前記蒸らし制御における各段階を、温度降下度と時間とによって設定するように構成することもでき、そのように構成した場合、温度降下度と時間とを設定するだけで、複数段階での蒸らし制御が可能となり、簡単な制御で美味しいご飯が得られる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第3の手段として、上記第2の手段を備えた電気炊飯器において、前記蒸らし制御における各段階の温度降下度と時間とを、前記内鍋内の内容量に対応して決定するように構成することもでき、そのように構成した場合、炊飯量に応じた高温蒸らしが可能となり、より一層美味しいご飯が得られる。
本願発明の第1の手段によれば、米と水とを収容する内鍋を取出自在に収納する炊飯器本体と、前記内鍋を加熱する加熱手段と、前記内鍋の温度を検出する温度検知手段と、該温度検知手段の出力を入力して前記加熱手段を制御することにより、所定の炊飯シーケンスに従って炊飯を実行する制御手段とを備えた電気炊飯器において、前記制御手段を、前記炊飯シーケンス中において前記温度検知手段が炊上げ温度を検知した後には、前記内鍋の温度を複数の段階で徐々に下げる蒸らし制御を実行するように構成して、炊上げ温度を検知した後には、内鍋温度が複数の段階で徐々に下げられるようにしたので、ご飯の底面の焦げ付きを抑えながら高温での蒸らしが可能となり、焦げ付きのない美味しいご飯が得られるという効果がある。しかも、蒸らし工程においては、内鍋温度を徐々に下げることとなっているので、結露の発生を防ぐこともできるという効果もある。
本願発明の第2の手段におけるように、上記第1の手段を備えた電気炊飯器において、前記蒸らし制御における各段階を、温度降下度と時間とによって設定するように構成することもでき、そのように構成した場合、温度降下度と時間とを設定するだけで、複数段階での蒸らし制御が可能となり、簡単な制御で美味しいご飯が得られる。
本願発明の第3の手段におけるように、上記第2の手段を備えた電気炊飯器において、前記蒸らし制御における各段階の温度降下度と時間とを、前記内鍋内の内容量に対応して決定するように構成することもでき、そのように構成した場合、炊飯量に応じた高温蒸らしが可能となり、より一層美味しいご飯が得られる。
以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
まず、本願発明の各実施の形態において使用される電気炊飯器の構造および電気回路について、図1ないし図3を参照して以下に詳述する。
この電気炊飯器は、図1に示すように、米と水とを収容する内鍋3を取出自在に収納し得るように構成され且つ空間部を有する二重構造の炊飯器本体1と、該炊飯器本体1の上部開口を開閉自在に覆蓋する蓋体2とを備えている。
前記炊飯器本体1は、外側壁を構成する合成樹脂製の外ケース1aと、底壁を構成する合成樹脂製の底ケース1bと、肩部を構成する合成樹脂製の肩部材1cと、内周壁を構成する合成樹脂製の有底筒状の保護枠4とからなっている。なお、前記保護枠4内には、前記内鍋3が取り出し可能に収納されることとなっている。
前記保護枠4の外周面側には、炊飯時における主加熱手段として作用する環状のメインIHコイルC1,C2,C3が保護枠4の底面、該底面から側周面に至る間の湾曲部および側周面にそれぞれ対応して配設されている。該メインIHコイルC1,C2,C3は、交番磁界(換言すれば、電磁波)を発生するものであり、該交番磁界の電磁誘導により前記内鍋3に誘導渦電流を発生させ、該誘導渦電流の抵抗熱を利用して加熱するものとされている。なお、内鍋3は、メインIHコイルC1,C2,C3により誘導渦電流を発生させることのできる材質(例えば、磁性体材料)により構成される。符号7はフェライトコアであり、メインIHコイルC1,C2による磁気が下方に存在する機器に対して影響を及ぼさないように遮閉する作用をなす。また、符号9は電源基板である。
また、前記内鍋3の側面部外方に対応する保護枠4には、保温ヒータH1が配設されている。さらに、前記肩部材1cの内周縁部には、蓋体2側に設けられた放熱板15(後に詳述する)を加熱するための肩ヒータH2が配設されている。
一方、前記蓋体2は、外面を構成する合成樹脂製の上板12と、内面を構成する真空二重構造の下板13とによって構成されている。該下板13は、上下2枚のドーナツ形状の金属板(例えば、ステンレス板)13a,13bの間の空間を真空空間とした構成とされている。この蓋体2は、前記肩部材1cの一側に形成されたヒンジピン11を介して炊飯器本体1に対して弧回動自在に取り付けられている。
前記蓋体2の下面には、該蓋体2の閉止時に前記内鍋3の開口部を密閉するための熱良導体(例えば、アルミ合金)からなる放熱板15が取り付けられており、該放熱板15の周縁部は、蓋体2の閉蓋時に前記肩ヒータH2に圧接され、肩ヒータH2からの熱が放熱板15から放熱されることとなっている。符号14は放熱板15と蓋体下板13との間をシールするシールパッキン、16は放熱板15の下面に取り付けられた内蓋、17は放熱板15の周縁と内鍋3の開口部との間をシールするシールパッキン、18は蓋体2の閉止状態を保持するためのロック機構、20は各種操作キー、液晶表示装置等が設けられている操作パネル部である。
前記操作パネル部20には、図2に示すように、液晶表示装置21、炊飯キー22a、予約キー22b、取消キー22c、保温キー22d、再加熱キー22e、メニューキー22f、時キー22g、分キー22hおよびLED23a,23b,23cが設けられている。該液晶表示装置21には、メニューキー22fの操作に応じて各種メニュー(「白米」、「早炊」、「玄米」、「おかゆ」、「炊込み」、「おこわ」、「無洗米」、「雑炊」、「ピラフ」および「蒸し」)、時刻、予約状況、再加熱表示、保温時間等が表示されている。
ついで、図3に示す電気回路図に基づいて、本実施の形態にかかる電気炊飯器における電気的構成を説明する。なお、図1ないし図2に示された各部に対応する部分には同一の参照符号を付して示す。
商用交流電源30からの電力は、内鍋3の異常加熱を検知して溶断する温度ヒューズ31および整流回路35を経てIHコイルC1〜C3に供給されることとなっている。符号36は平滑コンデンサ、38は共振コンデンサ、39はダイオードである。
前記IHコイルC(具体的には、C1〜C3)には、マイクロコンピュータユニット(以下、マイコンと略称する)32からIGBTドライブ回路42を経た指令によりON/OFF制御されるパワートランジスタ37からの制御信号が与えられることとなっている。符号40は同期トリガ回路、41はPWM回路である。
前記マイコン32は、所定のプログラムに従ってパワートランジスタ37および同期トリガ回路40の制御を行い、これによりIHコイルC(具体的には、C1〜C3)への通電を制御することとなっており、所定の炊飯シーケンスに従って炊飯を実行する制御手段として作用する。この通電制御は、内鍋3の温度を検知する温度検知手段として作用する温度センサーSからの出力信号に基づいて行なわれる。符号43は温度検知回路である。また、内鍋3のセット状態は、鍋検知用のリミットスイッチLSによって検知されることとなっており、該リミットスイッチLSからの検知信号は、鍋検知回路44を介してマイコン32に入力されることとなっている。
図3において、符号24は肩ヒータ駆動回路、24aは肩ヒータH2への通電を制御するトランジスタ、33は保温ヒータ駆動回路、33aは保温ヒータH1への通電を制御するトランジスタ、45はブザー駆動回路、45aはブザーである。
ついで、本願発明の各実施の形態について詳述する。
第1の実施の形態
図4および図5には、本願発明の第1の実施の形態にかかる電気炊飯器における炊飯制御時のフローチャートおよび蒸らし工程時のタイムチャートが示されている。
ステップS1においてメニューキー22fにより白米がセットされ且つ炊飯キー22aがスタートされると、ステップS2〜ステップS5において所定の炊飯シーケンスにしたがって吸水工程、合数判定工程、昇温工程および炊き上げ工程が実行される。炊き上げ工程が終了すると(即ち、炊き上げ温度が検知されると)、ステップS6において蒸らし1タイマがスタートされ、ステップS7においてIHコイルC(具体的には、C1〜C3)がOFFされ、側面ヒータである保温ヒータH1が8/16でONされ且つフタヒータとして作用する肩ヒータH2が7/16でONされる。ついで、ステップS8において蒸らし1降下開始温度a℃(図5参照)以下か否かの判定がなされ、ここで、否定判定されている間はステップS7の状態が維持されるが、ステップS8において肯定判定されると、ステップS9においてIHコイルC(具体的には、C1〜C3)が70%8/16でONされるか又はOFFされ、側面ヒータである保温ヒータH1が8/16でONされ且つフタヒータとして作用する肩ヒータH2が7/16でONされることにより、蒸らし1温度降下が開始され、蒸らし1タイマがカウントされている間、蒸らし1終了温度b℃(図5参照)に向けて一定の勾配で温度が下げられる。
上記状態は、ステップS10において蒸らし1タイマがカウントアップするまで継続されるが、ステップS10において蒸らし1タイマがカウントアップしたと判定されると、ステップS11において蒸らし2タイマがスタートされ、ステップS12においてIHコイルC(具体的には、C1〜C3)が70%8/16でONされるか又はOFFされ、側面ヒータである保温ヒータH1が8/16でONされ且つフタヒータとして作用する肩ヒータH2が7/16でONされることにより、蒸らし2タイマがカウントされている間、蒸らし2終了温度c℃(図5参照)に向けて一定の勾配で温度が下げられる。この状態は、ステップS13において蒸らし2タイマがカウントアップするまで継続されるが、ステップS13において蒸らし1タイマがカウントアップしたと判定されると、上記制御が繰り返されるが、ステップS14において蒸らし最終段階タイマがスタートされると、ステップS15においてIHコイルC(具体的には、C1〜C3)がOFFされ、側面ヒータである保温ヒータH1が8/16でONされ且つフタヒータとして作用する肩ヒータH2が7/16でONされる。
そして、ステップS15の状態は、ステップS16において蒸らし最終段階タイマがカウントアップするまで継続されるが、ステップS16において蒸らし最終段階タイマがカウントアップしたと判定されると、ステップS17においてブザー45aの吹鳴により炊飯終了が報知され、保温肯定へ移行する。
上記したように、本実施の形態においては、炊き上げ検知後の蒸らし工程において、二つの温度(a℃,b℃)と蒸らしタイマ(t)を設定することにより、タイマ(t)のカウント中において、温度センサーSの検知温度がa℃からb℃へ一定の速さで低下していくようにしている。
蒸らし工程は複数の段階に分割でき、それぞれで開始温度と終了温度(a,b,c・・)およびタイマを設定することができるようになっている。しかも、上記温度と時間は合数判定結果により決定することができることとなっている。
なお、設定温度を高めにし、温度の高低差を少なくすることにより、高温蒸らしを行うようにしている。
上記のようにしたことにより、蒸らし工程においては、温度を徐々に下げることが可能となり、結露を防ぎ且つご飯の底面の焦げ付きを抑えながら、高温蒸らしを行うことができることとなっている。
第2の実施の形態
図6および図7には、本願発明の第2の実施の形態にかかる電気炊飯器における炊飯制御時のフローチャートおよび蒸らし工程時のタイムチャートが示されている。
ステップS1においてメニューキー22fにより白米がセットされ且つ炊飯キー22aがスタートされると、ステップS2〜ステップS5において所定の炊飯シーケンスにしたがって吸水工程、合数判定工程、昇温工程および炊き上げ工程が実行される。炊き上げ工程が終了すると(即ち、炊き上げ温度が検知されると)、ステップS6において蒸らしタイマがスタートされ、ステップS7においてIHコイル(具体的には、C1〜C3)が60%、1/16でONされ、側面ヒータである保温ヒータH1が2/16でONされ且つフタヒータとして作用する肩ヒータH2が2/16でONされる。
ついで、ステップS8において温度センサーSによる検知温度がa℃(例えば、110℃)以下か否かの判定がなされ、ここで、否定判定された場合には、ステップS9において蒸らしタイマがカウントアップしたか否かの判定がなされ、ここで、否定判定されるとステップS7にリターンするが、ステップS9において肯定判定されると、後述するステップS19に直接進む。
一方、ステップS8において肯定判定されると、ステップS10においてIHコイルC(具体的には、C1〜C3)が60%、8/16でONされ、側面ヒータである保温ヒータH1が8/16でONされ且つフタヒータとして作用する肩ヒータH2が7/16でONされる。
ついで、ステップS11において温度センサーSによる検知温度がb℃(例えば、120℃)以上か否かの判定がなされ、ここで、否定判定された場合には、ステップS12において蒸らしタイマがカウントアップしたか否かの判定がなされ、ここで、否定判定されるとステップS10にリターンするが、ステップS12において肯定判定されると、後述するステップS19に直接進む。
一方、ステップS11において肯定判定されると、ステップS13においてIHコイル(具体的には、C1〜C3)が60%、1/16でONされ、側面ヒータである保温ヒータH1が2/16でONされ且つフタヒータとして作用する肩ヒータH2が2/16でONされる。
ついで、ステップS14において温度センサーSによる検知温度がc℃(例えば、105℃)以下か否かの判定がなされ、ここで、否定判定された場合には、ステップS15において蒸らしタイマがカウントアップしたか否かの判定がなされ、ここで、否定判定されるとステップS13にリターンするが、ステップS15において肯定判定されると、後述するステップS19に直接進む。
一方、ステップS14において肯定判定されると、ステップS16においてIHコイルC(具体的には、C1〜C3)が60%、8/16でONされ、側面ヒータである保温ヒータH1が8/16でONされ且つフタヒータとして作用する肩ヒータH2が7/16でONされる。
ついで、ステップS17において温度センサーSによる検知温度がd℃(例えば、115℃)以上か否かの判定がなされ、ここで、否定判定された場合には、ステップS18において蒸らしタイマがカウントアップしたか否かの判定がなされ、ここで、否定判定されるとステップS17にリターンするが、ステップS18において肯定判定されると、後述するステップS19に直接進む。
一方、ステップS17において肯定判定されると、上記制御が繰り返され、その後、ステップS19においてブザー45aの吹鳴により炊飯終了が報知され、保温肯定へ移行する。
上記したように、本実施の形態においては、炊き上げ温度(例えば、130℃)を検知した後の蒸らし工程において、加熱の電力を極力抑える(例えば、IHコイルCを60%、1/16でON)。そして、ある温度(例えば、110℃)まで温度が下がったら、電力を上げて(例えば、IHコイルCを60%、8/16でON)、温度を上げ、次の温度(例えば、120℃)まで上がったら、再び電力を下げる。これを繰り返すことにより、徐々に温度を下げていくこととなっている。
つまり、蒸らし工程は複数の段階に分割でき、それぞれで開始温度と終了温度およびタイマを設定することができるようになっている。しかも、上記温度と時間は合数判定結果により決定することができることとなっている。例えば、炊飯量が多い時には、温度の低下を少なく設定し、炊飯量の少ない時には、温度の低下が大きくなるようにすることとなっている。このようにすると、炊飯量に応じて必要な時に、高温蒸らし状態にできるのである。
上記のようにしたことにより、蒸らし工程においては、温度を徐々に下げることが可能となり、結露を防ぎ且つご飯の底面の焦げ付きを抑えながら、高温蒸らしを行うことができることとなっている。
ところで、蒸らし工程における複数の段階は、温度降下度合(勾配)を変化させることもできるし、前記勾配は、経時とともに急勾配となるようにすることもできる。また、複数の段階においては、温度を下げるだけでなく、温度を上げる制御を行うこともできる。
本願発明は、上記各実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能なことは勿論である。
本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器の一部を断面とした側面図である。 本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における操作パネル部の正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における電気的要素の結線回路図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる電気炊飯器における炊飯制御の内容を示すフローチャートである。 本願発明の第1の実施の形態にかかる電気炊飯器における蒸らし工程時のタイムチャートである。 本願発明の第2の実施の形態にかかる電気炊飯器における炊飯制御時の内容を示すフローチャートである。 本願発明の第2の実施の形態にかかる電気炊飯器における蒸らし工程時のタイムチャートである。
符号の説明
1は炊飯器本体
2は蓋体
3は内鍋
32はマイクロコンピュータ(マイコン)
C,C1,C2,C3は加熱手段(IHコイル)
Sは温度検知手段(温度センサー)

Claims (3)

  1. 米と水とを収容する内鍋を取出自在に収納する炊飯器本体と、前記内鍋を加熱する加熱手段と、前記内鍋の温度を検出する温度検知手段と、該温度検知手段の出力を入力して前記加熱手段を制御することにより、所定の炊飯シーケンスに従って炊飯を実行する制御手段とを備えた電気炊飯器であって、前記制御手段を、前記炊飯シーケンス中において前記温度検知手段が炊上げ温度を検知した後には、前記内鍋の温度を複数の段階で徐々に下げる蒸らし制御を実行するように構成したことを特徴とする電気炊飯器。
  2. 前記蒸らし制御における各段階を、温度降下度と時間とによって設定するように構成したことを特徴とする請求項1記載の電気炊飯器。
  3. 前記蒸らし制御における各段階の温度降下度と時間とを、前記内鍋内の内容量に対応して決定するように構成したことを特徴とする請求項2記載の電気炊飯器。
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