JP2011078533A - 圧力式炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】より焦げ目の付けやすい圧力式炊飯器を提供すること。
【解決手段】本発明の圧力式炊飯器は、開口を有し有底の内釜と、前記内釜を加熱する加熱手段と、前記内釜内の圧力を調節する圧力弁を有する圧力調節手段と、前記加熱手段及び前記圧力調節手段を制御して前記内釜内に収容された被炊飯物を炊飯する炊飯工程を実行する制御装置と、各種の炊飯メニューを設定して前記炊飯工程を実行させるメニュー設定手段とを具え、前記メニュー設定手段によって前記被炊飯物に焦げ目を付けるための焦がし処理を実行するように設定されている際に、前記制御装置が、前記焦がし処理実行中には、前記圧力弁を閉状態として前記内釜内を大気圧よりも高い状態に維持するように制御する。

【選択図】図4

Description

本発明は、圧力式炊飯器に関し、詳しくは炊き上がった炊飯米に焦げ目を付けるお焦げ炊飯工程を実行することができる圧力式炊飯器に関する。
炊飯器は、内釜内に米と水とからなる被炊飯物を投入し、この内釜内の被炊飯物を加熱して炊飯するものである。この炊飯器における炊飯工程では、ご飯の余分な水分を飛ばして適度な硬さに仕上げるため、炊飯終了前の蒸らし工程において内釜内温度を一時的に上げること(追い炊き)が行われている。
従来の炊飯器は、大気圧下において加熱炊飯する炊飯器が一般的であった。しかしながら、より美味しいご飯を炊くために、炊飯工程中の内釜内圧を大気圧より高く維持することによって、加熱温度と加圧圧力の相乗効果を利用し、水を米粒内に短時間で浸透させるようにして炊飯時間を短縮し、更にやわらかく米を炊き上げることのできる機能を具えた、いわゆる圧力式炊飯器が既に開発、実用化されており、日々改良が重ねられている。
このような圧力式炊飯器においては、この内釜内の被炊飯物を加熱すると共に内釜内を昇圧して炊飯するため、炊飯時は、内釜内が高温となっていると共に、内圧が高くなっている。さらに、従来の炊飯器には、炊飯の立上加熱工程時に生じる蒸気を外部へ逃がすための蒸気口が設けられている。また、炊飯時には、内釜内の被炊飯物が沸騰するので、吹きこぼれが生じる。この吹きこぼれは、粘り気のある糊状の汁であって、この糊状の汁は旨み成分を含んでおり、通常、「おねば」と呼ばれている(以下、この吹きこぼれを「おねば」ともいう)。
この吹きこぼれが、そのまま内釜外へ放出さてしまうと、旨み成分も排出されてしまうので、ご飯が美味しく炊きあがらない。そこで、炊飯器内にこのおねばを貯留する貯留タンクを設けて、この貯留タンクにおねばを一時貯留して置き、立上加熱工程終了後に内釜内が負圧になったときにおねばを内釜内に戻して美味しく炊きあげる炊飯器が開発されている。さらに、内釜内に戻されたおねばが内釜内に均一に広がるように、蒸らし工程で貯留部に貯留されたおねばを内釜内に戻し、内釜内の加圧後に一気に減圧して内釜内の被炊飯物を突沸させておねばを拡散させることが知られている。
例えば、下記特許文献1に開示された圧力式炊飯器は、被炊飯物を投入する鍋と、該鍋を収容する開口部及び鍋内の被炊飯物を加熱する加熱手段を有する炊飯器本体と、該炊飯器本体の開口部を塞ぐ蓋体と、制御手段を備えている。この制御手段は、図7に示すように、前記加熱手段を制御して被炊飯物に水分を吸水させる吸水工程I、吸水された被炊飯物を沸騰するまで昇温加熱する立上加熱工程II、被炊飯物を沸騰状態に維持する沸騰維持工程III、維持工程後に被炊飯物を蒸らす蒸らし工程IVなどの炊飯工程を順次実行するようにさせている。
そして、下記特許文献1に開示された圧力式炊飯器には、炊飯器本体又は蓋体におねばを貯留する貯留部が設けられ、制御手段は、炊飯工程で鍋から吹きこぼれるおねばを貯留部に一時貯留し、蒸らし工程IVで貯留部に貯留されたおねばを鍋内に戻し、おねばを戻した後の鍋内の加圧後に一気に減圧し鍋内を突沸させておねばを拡散させ、拡散後に所定の時間蒸らし工程を継続するようにしている。
また、かつてのカマドによる炊飯では、炊飯釜の底部には適当な焦げ目、いわゆるお焦げができるのが普通であったが、マイコン制御された電気炊飯器の浸透により、一般的には、このお焦げは得られないものとなっていた。そこで、ユーザーによっては、お焦げご飯が炊けるようにして欲しいという要望があり、お焦げ炊飯機能を具えた電気炊飯器が既に開発され、実用化されている。
このようなお焦げ炊飯を行う炊飯器として、下記特許文献2には、蒸らし工程にて内部の水蒸気が吹き出さないような圧力まで低下する自然減圧終了後、前記圧力維持手段による圧力維持動作を解除し、その後再加熱によりお焦げ処理を行うようにした圧力式炊飯器の発明が開示されている。
また、下記特許文献3には、お焦げ炊飯時の内釜の温度が通常炊飯時の温度よりも高くなるように加熱手段の加熱量を制御するようにすることで、炊飯米にこげ目を確実かつ均一につけることのできる、電気炊飯器の発明が開示されている。
特開2009−000187号公報 特許3349665号公報 特開2008-220518号公報
上述のようなお焦げ炊飯によるお焦げは、旨み成分を含むおねばとご飯とが適度に焦げることにより、色の変化が生じ、食感が良好となり、さらに香ばしい香りが発生するようになるものである。上記特許文献2に開示されているお焦げ炊飯機能を具える圧力式炊飯器は、焦げ目を付けるための加熱を行うお焦げ炊飯工程においては、圧力を大気圧より高く維持するための圧力維持機構の動作を解除し、内釜内圧を大気圧近傍まで低下させてから、もしくは低下させながら加熱することによって、焦げ目を付けている。また、上記特許文献3に開示されているお焦げ炊飯機能を具える炊飯器では、常圧で炊飯するものであるため、お焦げ炊飯時には内釜の温度を103℃〜180℃まで加熱するようにしている。
しかしながら、ユーザーからのニーズは更に高度化・多様化しており、お焦げ炊飯機能に対しても、より短時間で効率的に焦げ目を付けられることが要望されている。本発明者らは、より効率的に焦げ目を付けられる圧力式炊飯器の開発を目指し、鋭意研究を重ねた結果、焦がし工程において、圧力を大気圧よりも高い状態に維持したまま加熱することによって、より焦げ目が付けやすくなり、しかも、短時間に焦げ目をつけることができるだけでなく、ご飯が美味しくやわらかく炊きあがることを見出し、本発明を完成させるに至ったのである。
すなわち、本発明の目的は、より焦げ目の付けやすい圧力式炊飯器を提供することである。
上記目的を解決するために、本願の請求項1に記載の圧力式炊飯器に係る発明は、開口を有し有底の内釜と、前記内釜を加熱する加熱手段と、前記内釜内の圧力を調節する圧力弁を有する圧力調節手段と、前記加熱手段及び前記圧力調節手段を制御して前記内釜内に収容された被炊飯物を炊飯する炊飯工程を実行する制御装置と、各種の炊飯メニューを設定して前記炊飯工程を実行させるメニュー設定手段とを具えた圧力式炊飯器であって、前記制御装置は、前記メニュー設定手段によって前記被炊飯物に焦げ目を付けるための焦がし処理を実行するように設定されている際に、前記焦がし処理実行中には、前記圧力弁を閉状態として前記内釜内を大気圧よりも高い状態に維持するように制御することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の圧力式炊飯器において、前記制御装置は、前記焦がし処理における前記被炊飯物への加熱量が、前記被炊飯物の量に応じた加熱量となるように、前記加熱手段を制御することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の圧力式炊飯器において、前記制御装置は、前記焦がし処理実行中に、前記釜底が所定時間の間、所定温度を維持するように、前記加熱手段を制御することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項3に記載の圧力式炊飯器において、前記制御装置は、前記被炊飯物量に応じて前記所定時間及び前記所定温度を設定することを特徴とする。
さらに、請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の圧力式炊飯器において、前記炊飯工程には、前記被炊飯物を蒸らすための蒸らし処理を行う工程が含まれ、前記制御装置は、前記被炊飯物量に応じて前記蒸らし処理の実行時間を設定することを特徴とする。
本発明は、上記構成を備えることにより、以下の優れた効果を奏する。すなわち、請求項1の発明においては、焦がし処理実行中に圧力弁が閉状態とされているため、内釜内は大気圧より高い状態となるので、被炊飯物全体が内釜に押し付けられた状態で加熱されることになり、従来技術のように大気圧下で加熱されて焦げ目を付ける場合と比べて、内釜から炊飯米へ伝熱効率が上がり、より短時間で焦げ目を付けることが可能となる。従って、請求項1の発明によれば、従来の圧力式炊飯器よりも短時間でパリッとして香ばしく美味しい焦げ目を付けることができ、更に炊き上がりがふっくらとしてやわらかいご飯を得ることができるようになる。
なお、お焦げは旨み成分を含むおねばとご飯とが適度に焦げることにより、色の変化が生じるものであるが、このようなご飯に焦げ目がつく反応、すなわちメイラード反応の詳細については未だ全容は解明されていない。しかしながら、請求項1の発明によれば、焦がし工程において、大気圧よりも高い圧力下で炊飯米が加熱されるため、炊飯米に焦げ目が生成される反応であるメイラード反応がより促進される。更に、一般にメイラード反応に伴って生じる特有の香りは、反応条件によって様々に変化することが知られており、請求項1の発明によって生じる香ばしいお焦げの香りは、大気圧よりも高い圧力下でメイラード反応が進行することによりもたらされたものであると推測される。
また、請求項2の発明によれば、焦がし処理の際に被炊飯物の量(以下、「炊飯量」と呼ぶ)に応じた適切な加熱量で被炊飯物を加熱することが可能となり、焦げ目を付けるために充分な加熱量が、炊飯量の大小に関わらず確実に加えられることになる。
請求項3の発明によれば、焦がし処理実行中において、釜底温度は所定時間の間、所定の温度に維持される。従って、焦がし処理の際でも、内釜の温度が炊飯器を破損しないために規定される温度以上に上昇することを防ぎつつ、被炊飯物に焦げ目を付けることが可能となる。特に、圧力式炊飯器の加熱手段が電磁誘導式加熱手段の場合には、従来のヒーター式と比較して加熱効率が良いことが知られている一方、熱源による余熱が少ないことから焦げ目を付ける際の釜底温度をより高く設定する必要があるため、より効果的である。
また、請求項4の発明においては、炊飯量に応じて上記所定時間及び所定温度が設定されるため、炊飯量の大小に関わらず、焦げ目を付けるのに充分でかつ炊飯器の破損を防ぐことのできる加熱量を、確実に被炊飯物に加えることが可能となる。
また、請求項5の発明によれば、炊飯量に応じて蒸らし処理の時間が設定されるため、炊飯量に応じた適切な蒸らし処理時間とすることができ、内釜内に残った余剰水分の除去及びでんぷんの糊化が充分に行われて、ふっくらとしてやわらかいご飯がより確実に、更に必要最小限の時間で得られる。
本発明の実施形態に係る炊飯器の正面図である。 図1の炊飯器の部分断面図である。 図2の圧力弁開放機構を拡大した拡大断面図である 炊飯工程における釜底温度センサーにより検出された釜底温度曲線及び蒸気温度センサーにより検出された蒸気温度曲線と、加熱手段及び圧力弁の作動状況並びに釜内圧力を相関的に示した模式図である。 図4に示す蒸らし工程IVにおけるIHコイルへの給電状態及び釜底温度曲線を、Q値毎に示した模式図である。図5AはQ=1、図5BはQ=2、図5CはQ=3の場合を示す。 本発明の実施形態に係る炊飯工程のフローチャート図である。 従来技術の炊飯器の炊飯工程における内釜内の温度及び圧力の変化を示した温度曲線図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための圧力式炊飯器を例示するものであって、本発明をこの圧力式炊飯器に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適用し得るものである。
まず、本発明の実施形態に係る圧力式炊飯器の構造について、図1〜図3を用いて説明する。なお、図1は本発明の実施形態に係る炊飯器の正面図である。図2は図1の炊飯器の部分断面図である。また、図3は図2の圧力弁開放機構を拡大した拡大断面図である。
本発明の実施形態に係る圧力式炊飯器1は、炊飯器本体(以下「本体」という)2と本体2を覆う開閉自在の蓋体3とで構成される。本体2には、被炊飯物である米及び水が投入される深底の容器からなる内釜4と、上方にこの内釜4が収容される開口部及び内部にこの内釜4を加熱して被炊飯物を加熱する例えばIHコイルからなる加熱手段5を有しており、さらに炊飯を制御する制御部(図示省略)と、炊飯メニューを操作する操作部6と、操作された炊飯メニューを表示する表示部7とが、正面側に設けられている。
操作部6は、炊飯メニュー選択ボタン8、炊飯スタート/保温ボタン9、予約ボタン10、取り消しボタン11、十字キー12よりなり、これらの操作ボタンを適宜操作して、使用者の好みのメニューで炊飯を行うように設定することができるようになっている。
本体2は、有底箱状の外部ケース13と、この外部ケース13に収容される収納ケース14(図2参照)とからなり、外部ケース13と収納ケース14との間に隙間が形成され、この隙間に制御手段25を構成する制御装置(図示省略)が配設されている。収納ケース14には内釜4が収容される。この内釜4は、例えばアルミニウムとステンレスとのクラッド材で形成されている。
蓋体3は、一端をヒンジHGにより本体2に枢着した着脱自在の内蓋15と、外方を覆う外蓋16とで構成されており、内蓋15には、圧力弁17及び圧力弁開放機構22が形成されている。また、内蓋15には内釜4内が異常に加圧された時、例えば炊飯中に圧力弁17が故障して開かないときなどに開放して内釜内の圧力を逃がす安全弁23を備えている。
圧力弁17は、図3に示すように、圧力孔18を有する弁座19と、この弁座19の上に自重により圧力孔18を塞ぐ金属性のボール20と、このボール20を覆うカバー21とからなる。この圧力弁17は、内釜4内の圧力とボール20の自重とのバランスによって、ボール20が圧力孔18上に移動されたり離れたりすることにより、さらには圧力弁開放機構22の制御によって強制的にボール20を移動させることにより、圧力孔18の開閉が行われる。
また、圧力弁開放機構22は、電磁コイルが巻回されたシリンダー22aと、このシリンダー内を電磁コイルの励磁により入出し、ボール20を移動させるプランジャー22bと、プランジャー22bの先端に装着された作動棹24と、シリンダーの一端部と作動棹24との間に設けられたバネSPとで構成されている。
圧力弁開放機構22は、制御手段25(図2参照)により制御される。すなわち、圧力弁開放機構22は、制御手段25からの出力を受けていないときは、プランジャー22bがシリンダー22aから突出して圧力孔18上のボール20を圧力孔18の横方向に押し、圧力孔18を強制的に開放する。また、制御手段25の出力を受けた時には、プランジャー22bがシリンダー22a内に引き込まれる。このときボール20は、自重により圧力孔18上に戻り、圧力孔18を閉塞する。このように圧力弁開放機構22が動作すると、このプランジャー22bによる圧力弁17の開放動作により、炊飯工程中に加圧された内釜4内の圧力を強制的に低下させることができる。
外蓋16には、吹きこぼれるおねばを一時貯留する貯留タンク26が着脱自在に装着されている。貯留タンク26の内部は蒸気とおねばとを分離させるために上下から分離構造を設けた多室構造となっており、蒸気穴26aを蒸気のみが通過できるようになっている。おねばは、立上加熱工程、沸騰維持工程で貯留タンク26に溜まり、焦がし炊飯工程ないし蒸らし工程で、内釜4内の圧力が低下すると、負圧弁(図示省略)より、内釜4内に還元されるようになっている。
本体2は、図1に示すように、炊飯メニュー選択ボタン8により各種の炊飯コースを選択するための選択手段27を備えている。制御手段25は、周知のようにCPU、ROM、RAMなどで構成されたハードウエアと、後述するフローチャートの内容を実行するためのソフトウエアとにより構成される。
内釜4の底部には、図2に示すように、炊飯量検出手段としても機能する釜底温度を検出するための温度センサー28bが取り付けられており、また、蓋体3には適切な位置に蒸気温度を検出するための沸騰検出手段となる蒸気センサー28aが取付けられており、各センサー28a、28bの出力は制御手段25に送られるようになっている。なお、温度センサー28bの出力により内釜内の炊飯量を検出することは、既に公知であるので詳細な説明を省略する。
前記圧力弁17の下部には、図2、図3に示すように、弁座19に着脱自在に装着され複数個の小孔を穿設したフィルター29が装着されている。このフィルター29を装着することにより、圧力弁17の開放時に内釜内を一気に流動する米粒がこのフィルター29によって阻止されて外気中に放出されるのを防止できる。
次に、図4〜図6を参照して、本発明の実施形態に係る炊飯工程を説明する。なお、図4は、炊飯工程における釜底温度曲線、蒸気温度曲線及び釜内圧力曲線と、各加熱手段及び圧力弁の作動状況とを相関的に示した模式図である。図5は図4の沸騰維持工程III後半及び蒸らし工程IVに相当し、Q値(後述)の違いによって蒸らし工程IVにおける加熱手段の作動状況及び釜底温度曲線がどのように異なるのかを示す模式図である。図6は本実施形態の炊飯工程のフローチャート図である。
この実施形態における炊飯工程は、米に水を吸水させるための吸水工程I、吸水した米を加熱するために内釜内の被炊飯物を昇温させ沸騰させる立上加熱工程II、米に含まれる澱粉を糊化させるために沸騰状態を維持する沸騰維持工程III及び、内釜内に残った余剰の水分を除去するとともに更に糊化を促進させる蒸らし工程IVの順で構成される。蒸らし工程IV実行中においては途中で被炊飯物に焦げ目を付けるための焦がし工程IVaが実行されるが、図6においては便宜上、焦がし工程IVa前の工程を蒸らし工程IV1、焦がし工程IVa後の工程を蒸らし工程IV2と表した。以下、これらの各工程における加熱手段5及び圧力弁17の制御を図4及び6を用いて説明する。
吸水工程Iにおいては、米の吸水は促進されるが澱粉は糊化しない所定の温度T1´〜T1(例えば約50〜60℃)を維持するよう加熱手段5への給電量が制御されて内釜4が加熱される。すなわち、吸水工程初期においては釜底温度K1が温度T1に達するまでは加熱手段5へ通電率100%で通電し続け、温度T1に達した以降は、加熱手段5への通電と通電停止を繰り返すことで、釜底温度K1が温度T1´〜T1を維持するように制御される。この吸水工程Iは圧力弁17を閉じずに大気圧下で実行されて所定時間(例えば15分間)で終了し、立上加熱工程IIに移行する。
立上加熱工程IIにおいては、圧力弁17を閉じた状態で、蒸気温度K2が所定の温度T2(例えば約75℃)に達するまで、加熱手段5へ通電率100%で通電する。立上加熱工程IIでは圧力弁17を閉じているため、内釜4の釜内圧力は、吸水工程I時の大気圧から徐々に上昇していき、例えば約1.2気圧程度まで上昇する。蒸気温度K2が、被炊飯物が沸騰状態に至ったことを意味する温度T2に到達すると、次の工程沸騰維持工程IIIに移る。
上記吸水工程I開始から立上加熱工程II終了までの間には、炊飯量の判定(以下「量判定」と呼ぶ)が行われる。この量判定の具体的方法は既に周知であるためそれらの詳細な説明は省略するが、吸水工程Iのみにおいて実施する方法、立上加熱工程IIのみにおいて実施する方法、もしくは吸水工程Iと立上加熱工程IIの両方で実施する方法が知られており、本実施形態においてはいずれの方法を採用しても良い。
本実施例においては、量判定の結果を最終的にQ値として3段階に区分した。すなわち、投入された米量をn(CUP)とすると、0.5≦n≦2.0の場合はQ=1、2.0<n<4.0の場合はQ=2、4≦n≦5.5の場合はQ=3として、Q値がメモリに記憶される。
沸騰維持工程IIIにおいては、圧力弁17を閉じた状態で加熱手段5への通電と通電停止が繰り返されて、釜内圧力が大気圧より高い例えば約1.2気圧下で釜底温度K1が所定の温度T3(例えば約105℃)に維持される。この沸騰維持工程IIIの初期においては、圧力弁17は所定時間間隔で開閉されて、圧力弁時開放時には釜内圧力は1.2気圧程度から大気圧近傍まで一気に低下する。なお、この圧力弁17の開閉は加熱手段5への通電及び通電停止と同期して、すなわち、加熱手段5への通電時には圧力弁17を閉じて釜内圧力を上昇させ、加熱手段5への通電停止時には、圧力弁17を開放して釜内圧力を低下させるように制御される。なお、前述の立上加熱工程II及び沸騰維持工程IIIにおいて吹きこぼれるおねばは、貯留タンク26に一時貯留される(この貯留タンク26に一時貯留されるおねばは、後述する焦がし工程IVa終了後に負圧弁(図示省略)より、内釜4内に還元される)。
圧力弁17の開閉は、1回から数回実行されるが、この圧力変化によって内釜4内で突沸現象が発生し、この突沸現象によって内釜4内の米粒が撹拌される。特に、沸騰維持工程IIIの初期段階では内釜内の水が多いため米粒が効率よく撹拌されることになる。
沸騰維持工程IIIの後半では、被炊飯物の余剰水分がほぼなくなり、被炊飯物の温度が急上昇する。この急上昇に伴って釜底温度K1が所定の温度T4(例えば約130℃)になると、制御装置は、圧力弁17を閉じた状態で加熱手段5へ通電率100%で通電を行うように制御し、釜底温度K1は短期間で所定の温度T5(例えば約160℃)まで上昇し、蒸らし工程IVに移行する。
蒸らし工程IVに移行すると、蒸らし実行時間t1の計測が開始され、制御装置は釜底温度K1が温度T4に低下するまで、加熱手段5への通電を一旦停止する。そして、釜底温度K1が温度T4まで低下すると、加熱手段5への通電を再開し焦がし工程IVaが開始される。焦がし工程IVaにおいては、再開された加熱手段5への通電による加熱(追い炊き)により、釜底温度K1は再び上昇していき被炊飯物の米粒及びおねばには焦げ目がつけられることになるが、この追い炊きは、下記表1に示すテーブル表に基づき、上記量値Qに従って、切温度Tk、維持温度Tk´、維持時間ti、といった制御条件が設定される。
Figure 2011078533
すなわち、制御装置は、追い炊き処理開始により釜底温度K1が上昇し表1に示すTkに達するまでは、加熱手段5へ通電率100%で通電を行うように制御し、Tkに達した以降は、釜底温度K1が維持時間tiの間、維持温度Tk′〜切温度Tkを維持するように加熱手段5への通電と通電停止を繰り返して、炊飯量に応じた追い炊きの火力、実行時間となるように追い炊き処理が実行される。維持時間ti経過後は、釜底温度K1が切温度Tk以上となっていることを条件として、制御装置が加熱手段5への通電を停止して、焦がし工程IVaの終了となる。
従って、炊飯量が多い程、焦がし処理の際の温度が高く維持され、その温度がより長く維持されることになる。なお、Q=1の場合は維持時間ti=0であり、維持温度Tk´は設定されず、釜底温度K1が150度を超えた時点で加熱手段5への通電を停止して、焦がし工程IVaが終了する。
図5は、このQ値の違いによって蒸らし工程IVにおける加熱手段の作動状況及び釜底温度曲線がどのように異なるのかを示す模式図であり、図4における沸騰維持工程III後半から蒸らし工程IVの終了までに相当し、図5AはQ=1、図5BはQ=2、図5CはQ=3の場合を示す。なお、本実施形態においては、所定の温度T5及び切温度Tk(Q=2及び3の場合)を、同じ160℃に設定しているが、必ずしも同じ温度に設定する必要はなく、炊飯器の構造や炊飯条件に応じて適宜設定すれば良い。
上記の焦がし工程IVaを含む蒸らし工程IVにおいては、圧力弁17は、焦がし工程IVaが終了し釜底温度K1が所定温度(例えば、T3)に低下するまでの間、閉塞されており、釜内圧力が大気圧より高い状態で焦がし処理が行われることになる。従って、被炊飯物は全体として上面から空気及び水蒸気による圧力を受けて、米粒及びおねばは内釜4の表面に押しつけられた状態で加熱される。その結果、米粒及びおねばにつくお焦げは、大気圧下で焦げ目を付ける炊飯と比べて、より短時間で形成され、しかもパリッとした美味しいものとなる。更に、この実施形態の炊飯工程によれば、内釜4内の炊飯量に応じて焦がし処理の火力、実行時間が変更されるため、炊飯量の大小に関わらず、確実に多くの焦げ目をつけることができるようになる。
焦がし工程IVa終了後は従来と同様の蒸らし処理を行って蒸らし工程IVの終了(=全炊飯工程の終了)となるが、蒸らし処理は蒸らし実行時間t1が蒸らし時間tmに達するまで行われる。蒸らし時間tmは表1のテーブル表に示すように、上記量値Qに従って決定される。すなわち、蒸らし処理が行われる時間は炊飯量に応じて決定されることになる(図5参照)。
なお、本発明の圧力式炊飯器は、より焦げ目の付けやすい圧力式炊飯器を提供することを目的としているため、上記実施形態においては、焦がし工程IVaを実施する炊飯工程のみを示したが、ユーザーの選択により焦げ目を付けない炊飯すなわち焦がし工程IVaを実施しない炊飯工程をも実行できることは当然である。
更に、上記実施形態では加熱手段として誘導コイルによる渦電流によって加熱するIH加熱手段を用いた例を示したが、これに限らず、ヒーターによって加熱するものであっても適用可能である。
1…圧力式炊飯器
2…炊飯器本体
3…蓋体
4…内釜
5…加熱手段
6…操作部
7…表示部
8…炊飯メニュー選択ボタン
9…炊飯スタート/保温ボタン
10…予約ボタン
11…取り消しボタン
12…十字キー
13…外部ケース
14…収納ケース
15…内蓋
16…外蓋
17…圧力弁
18…圧力孔
19…弁座
20…ボール
21…カバー
22…圧力弁開放機構
22a…シリンダー
22b…プランジャー
23…安全弁
24…作動棹
25…制御手段
26…貯留タンク
26a…蒸気穴
27…選択手段
28a…蒸気センサー
28b…温度センサー
29…フィルター
HG…ヒンジ
SP…バネ

Claims (5)

  1. 開口を有し有底の内釜と、前記内釜を加熱する加熱手段と、前記内釜内の圧力を調節する圧力弁を有する圧力調節手段と、前記加熱手段及び前記圧力調節手段を制御して前記内釜内に収容された被炊飯物を炊飯する炊飯工程を実行する制御装置と、各種の炊飯メニューを設定して前記炊飯工程を実行させるメニュー設定手段とを具えた圧力式炊飯器であって、
    前記制御装置は、前記メニュー設定手段によって前記被炊飯物に焦げ目を付けるための焦がし処理を実行するように設定されている際に、前記焦がし処理実行中には、前記圧力弁を閉状態として前記内釜内を大気圧よりも高い状態に維持するように制御することを特徴とする圧力式炊飯器。
  2. 前記制御装置は、前記焦がし処理における前記被炊飯物への加熱量が前記被炊飯物の量に応じた加熱量となるように、前記加熱手段を制御することを特徴とする、請求項1に記載の圧力式炊飯器。
  3. 前記制御装置は、前記焦がし処理実行中に前記釜底が所定時間の間、所定温度を維持するように、前記加熱手段を制御することを特徴とする、請求項1又は2に記載の圧力式炊飯器。
  4. 前記制御装置は、前記被炊飯物量に応じて前記所定時間及び前記所定温度を設定することを特徴とする、請求項3に記載の圧力式炊飯器。
  5. 前記炊飯工程には、前記被炊飯物を蒸らすための蒸らし処理を行う工程が含まれ、前記制御装置は、前記被炊飯物量に応じて前記蒸らし処理の実行時間を設定することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の圧力式炊飯器。
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