JPH1057236A - 電気炊飯器 - Google Patents

電気炊飯器

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JPH1057236A
JPH1057236A JP21713296A JP21713296A JPH1057236A JP H1057236 A JPH1057236 A JP H1057236A JP 21713296 A JP21713296 A JP 21713296A JP 21713296 A JP21713296 A JP 21713296A JP H1057236 A JPH1057236 A JP H1057236A
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rice
cooking
heating
temperature
steaming
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Kenichi Tsuji
健一 辻
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの所望に応じてご飯底部に美味しいお
焦げを作り得るようにする。 【解決手段】 米と水とを収納する内鍋を加熱する炊飯
加熱手段(炊飯ヒータ8)と、前記内鍋の温度を検出す
る温度検出手段(センタセンサー12)と、該温度検出
手段(センタセンサー12)による検出温度に基づいて
所定の炊飯特性で前記炊飯加熱手段(炊飯ヒータ8)を
制御する加熱制御手段とを備えてなる電気炊飯器におい
て、前記温度検出手段(センタセンサー12)による検
出温度に基づいて焦げ目を付ける炊飯を実行するように
前記炊飯加熱手段(炊飯ヒータ8)を制御する焦げ目炊
飯手段と、該焦げ目炊飯手段による焦げ目炊飯実行を選
択する焦げ目炊飯選択手段(炊飯スタートスイッチ3
2)と、該焦げ目炊飯選択手段(炊飯スタートスイッチ
32)により焦げ目炊飯が選択された時には蒸らし工程
において前記加熱制御手段により制御される内鍋加熱量
を通常炊飯時より小さく変更する加熱量変更手段とを付
設して、炊き上がったご飯を硬くすることなく、ご飯底
部に美味しいお焦げを作り得るようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、電気炊飯器に関
し、さらに詳しくは焦げ目炊飯機能を備えた電気炊飯器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の電気炊飯器においては、炊飯工程
の各加熱制御の全てを電子制御により自動的に制御する
ことによってご飯を美味しく炊き上げるようになってい
るが、理想的な炊飯特性に従うような加熱制御となって
いるため、ご飯の底部にお焦げができにくくなってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カマドでご
飯を炊いていた時代には、炊き上がったご飯の底部に適
当なお焦げができるのが普通であり、このお焦げご飯を
好んで食べていたものであり、ユーザによっては、お焦
げご飯が炊けるようにして欲しいという要求がある。
【0004】なお、従来の電気炊飯器において、炊き上
げ終了時に所定時間の追い炊き加熱を行うようにした追
い炊きスイッチを具備したものがある。
【0005】ところが、上記追い炊きスイッチによる追
い炊きは、お焦げを作ることが目的ではないため、焦げ
目ができたとしても色づく程度であって、ユーザが希望
する美味しいお焦げにはならなかった。
【0006】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、ユーザの所望に応じてご飯底部に美味しいお焦げ
を作り得るようにすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成で
は、上記課題を解決するための手段として、米と水とを
収納する内鍋を加熱する炊飯加熱手段と、前記内鍋の温
度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段による検
出温度に基づいて所定の炊飯特性で前記炊飯加熱手段を
制御する加熱制御手段とを備えてなる電気炊飯器におい
て、前記温度検出手段による検出温度に基づいて焦げ目
を付ける炊飯を実行するように前記炊飯加熱手段を制御
する焦げ目炊飯手段と、該焦げ目炊飯手段による焦げ目
炊飯実行を選択する焦げ目炊飯選択手段と、該焦げ目炊
飯選択手段により焦げ目炊飯が選択された時には蒸らし
工程において前記加熱制御手段により制御される内鍋加
熱量を通常炊飯時より小さく変更する加熱量変更手段と
を付設して、炊き上がったご飯を硬くすることなく、ご
飯底部に美味しいお焦げを作り得るようにしている。
【0008】本願発明の基本構成において、前記加熱量
変更手段を、蒸らし時間を変更せず、蒸らし温度を変更
するものとした場合、蒸らし温度を変更するという制御
を行うだけよく、制御が容易となる点で好ましい。
【0009】また、前記加熱量変更手段を、蒸らし温度
を変更せず、蒸らし時間を変更するものとした場合、蒸
らし時間を変更するという制御を行うだけよく、制御が
容易となる点で好ましい。
【0010】また、前記加熱量変更手段を、前記炊飯加
熱手段による加熱を停止するものとした場合、電力消費
を節約できる点で好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の好適な実施の形態について説明する。
【0012】この電気炊飯器は、図1に示すように、内
鍋3を収容し得るように構成された本体容器1と、該本
体容器1の上部開口を覆蓋する蓋体2とを備えて構成さ
れている。
【0013】前記本体容器1は、内周面を構成する板金
製の内ケース4と、外周面を構成する板金製の外ケース
5と、前記内ケース4の上端口縁と前記外ケース5の上
端口縁とを結合する合成樹脂製(例えば、ポリプロピレ
ン製)の肩部材6と、前記外ケース5の下端開口を覆蓋
する合成樹脂製(例えば、ポリプロピレン製)の底部材
7とによって構成されており、前記内ケース4の底面に
は、熱良導体(例えば、アルミ合金)からなる熱盤9内
にシーズヒータ10を埋設してなる熱盤タイプの炊飯ヒ
ータ8が固定されている。そして、前記内鍋3は、前記
熱盤9上に載置された状態で本体容器1内に収容される
こととなっている。
【0014】前記内鍋3は、底部3aから側周部3cに
かけての湾曲部3bの曲率半径が大きい丸底タイプとさ
れており、前記熱盤9は、前記内鍋3の底部3aおよび
湾曲部3bを被包する形状とされている。このことによ
り、加熱効率向上に大いに寄与することとなる。
【0015】前記熱盤9の中心部には、上下に貫通する
貫通穴11が形成されており、該貫通穴11に感温部1
2a(例えば、サーミスタ)が臨むようにして温度検出
手段として作用するセンタセンサー12が前記内ケース
4の底面を貫通した状態で設けられている。前記内ケー
ス4の外周面上下中間部位には保温ヒータ13が配設さ
れている。
【0016】一方、前記蓋体2は、外面を構成する合成
樹脂製(例えば、ポリプロピレン製)の上板14と、内
周面を構成する合成樹脂製(例えば、ポリプロピレン
製)のドウナツ状の下板15と、該下板15に取り付け
られる金属製の放熱板16とによって構成されており、
前記上下板14,15間には、断熱材17を収納するた
めの中空部18が形成されている。
【0017】この蓋体2は、前記肩部材6の一側に対し
てヒンジピン19を介して回動且つ着脱自在に取り付け
られている。
【0018】そして、前記蓋体2の中央部には、前記上
板14から垂設された筒部20が形成されており、該筒
部20内は、炊飯時に発生する水蒸気を外部へ排出する
ための蒸気排出通路21とされている。前記筒部20の
下端には、シールパッキン22を介して調圧筒23が取
り付けられている。
【0019】前記放熱板16には、前記蒸気排出通路2
1の下端に対応する穴24が形成されており、該穴24
の口縁は前記シールパッキン22に結合支持されてい
る。また、この放熱板16の外周縁は、前記下板15の
内周縁に対してシールパッキン25を介して結合されて
いる。該シールパッキン25は、蓋体2の閉止時におい
て内鍋3の上部口縁に圧接されて気密を保持することと
なっている。
【0020】前記放熱板16の上面には、該放熱板16
を加熱することにより露付きおよびオネバの成長を防止
する蓋ヒータ26が取り付けられている。
【0021】前記本体容器1の前側(即ち、蓋体2をロ
ックするロック機構27が設けられている側)には、炊
飯ヒータ8、保温ヒータ13および蓋ヒータ26等への
通電制御を司る制御ユニットが組み込まれた制御基板2
8および各種スイッチ類(例えば、炊飯スイッチ、予約
スイッチ、保温スイッチ等)を有するスイッチ基板29
が配設されている。
【0022】そして、前記スイッチ基板29の外面に
は、例えば各種の操作スイッチとそれらの操作スイッチ
によって設定された設定状態を表示する表示部とを備え
た操作パネル30が設けられている。
【0023】前記操作パネル30には、図2に示すよう
に、炊飯メニュー(例えば、白米、早炊き、新米、すし
めし、炊き込み、おこわ、玄米、おかゆ等)を指定する
メニュースイッチ31、炊飯スタートスイッチ32、保
温スイッチ33、タイマースイッチ34、時刻(時)設
定スイッチ35、時刻(分)設定スイッチ36、取消ス
イッチ37、液晶表示部39等が設けられている。前記
炊飯スタートスイッチ32は、1回の押圧により炊飯が
開始される炊飯スイッチとして作用し、2回の押圧によ
り焦げ目炊飯選択手段である焦げ目スイッチとして作用
する炊飯・焦げ目兼用スイッチとされている。なお、符
号38で示すように、焦げ目スイッチを別個設ける場合
もある。また、前記液晶表示部39には、おこげの度合
いを表示する表示部52が設けられている。
【0024】前記炊飯スタートスイッチ32による焦げ
目選択は、ユーザが焦げ目炊飯を希望した時にセットさ
れるものであり、炊飯スタートスイッチ32が2回押圧
された場合(即ち、焦げ目炊飯が選択された場合)に
は、後述する焦げ目炊飯プログラムにより所望の焦げ目
炊飯制御が実行される。
【0025】次に、上記構成の電気炊飯器における炊飯
用マイコン制御ユニット40を中心とする制御回路部の
構成について、図3に示す回路構成図を参照して説明す
る。なお、図1および図2に示した各構成要素について
は同一の符号を付している。
【0026】図3において、符号41は交流電源、42
は温度ヒューズであり、前記交流電源41からの電圧
は、トランス43で降圧された後整流回路44を介して
前記マイコン制御ユニット40に印加されることとなっ
ている。また、符号45,46,47は炊飯ヒータ用、
保温ヒータ用および蓋ヒータ用のトライアックであり、
該トライアック45,46,47は、前記マイコン制御
ユニット40からの出力信号を受けたトランジスタ4
8,49,50のスイッチング作用により、炊飯ヒータ
8、保温ヒータ13および蓋ヒータ26をそれぞれON
・OFF駆動する作用をなす。符号51は発振回路であ
る。
【0027】前記マイコン制御ユニット40は、センタ
ーセンサー12による検出温度に基づいて所定の炊飯特
性で前記炊飯ヒータ8を制御する加熱制御手段としての
機能と、前記センターセンサー12による検出温度に基
づいて焦げ目を付ける炊飯を実行するように前記炊飯ヒ
ータ8を制御する焦げ目炊飯手段としての機能と、前記
炊飯スタートスイッチ32により焦げ目炊飯が選択され
た時には蒸らし工程において前記加熱制御手段により制
御される内鍋加熱量を通常炊飯時より小さく変更する加
熱量変更手段としての機能とを具備している。
【0028】ついで、本願発明に係る電気炊飯器におい
て実施される焦げ目炊飯制御の各実施例について詳述す
る。
【0029】実施例1(請求項1および請求項2に対
応) 図4ないし図6には、本願発明の実施例1にかかる焦げ
目炊飯制御の内容を示すフローチャートが示され、図7
には、上記焦げ目炊飯制御の内容を示すタイムチャート
が示されている。
【0030】この場合、加熱量変更手段は、蒸らし時間
を変更せず、蒸らし温度を変更するものとされている。
【0031】(I)焦げ目付け温度の設定(合数判定工
程および炊き上げ工程) 図4および図5に示すフローチャートを参照して、炊飯
量(換言すれば、合数)に応じた焦げ目付け温度Xの設
定手順について説明する。
【0032】まず、ステップS1において早炊きか否か
が判定され、肯定判定された場合には、ステップS2
ステップS4において合数判定工程(図7参照)におけ
る内鍋温度の上昇度Tと設定値T1〜T3との比較により
合数判定(換言すれば、炊飯量判定)が行われ、否定判
定された場合には、ステップS5〜ステップS7において
合数判定工程(図7参照)における内鍋温度の上昇度T
と設定値T1〜T3との比較により合数判定(換言すれ
ば、炊飯量判定)が行われる。ここで、T1<T2
3、T4<T5<T6とされている。
【0033】即ち、ステップS2において0≦T<T1
判定された場合にはステップS8において炊飯量W=A
とされ、ステップS3においてT1≦T<T2と判定され
た場合にはステップS9において炊飯量W=Bとされ、
ステップS4においてT2≦T<T3と判定された場合に
はステップS10において炊飯量W=Cとされ、ステップ
4においてT≧T3と判定された場合にはステップS11
において炊飯量W=Dとされ、ステップS5において0
≦T<T4と判定された場合にはステップS12において
炊飯量W=Aとされ、ステップS6においてT4≦T<T
5と判定された場合にはステップS13において炊飯量W
=Bとされ、ステップS7においてT5≦T<T6と判定
された場合にはステップS14において炊飯量W=Cとさ
れ、ステップS7においてT≧T6と判定された場合には
ステップS15において炊飯量W=Dとされる。ここで、
A>B>C>Dとされる。
【0034】その後、ステップS16〜ステップS18にお
いて炊飯量WがA〜Dであるか否かの判定がなされ、当
該判定に応じて下記のようにして炊飯ヒータ8および保
温ヒータ13への通電率制御がなされる。
【0035】即ち、ステップS16においてW=Aと判定
された場合およびステップS17においてW=Bと判定さ
れ且つステップS19において炊飯メニュー=「すしめ
し」と判定された場合にはステップS22において炊飯ヒ
ータ8に出力デューティ比14/14(即ち、出力=1
00%)で通電され、ステップS23において保温ヒータ
13への通電が停止され、ステップS17においてW=B
と判定された場合であってステップS19において炊飯メ
ニュー≠「すしめし」と判定された場合およびステップ
18においてW=Cと判定され且つステップS20におい
て炊飯メニュー=「すしめし」と判定された場合にはス
テップS24において炊飯ヒータ8に出力デューティ比1
1/14(即ち、出力≒79%)で通電され、ステップ
25において保温ヒータ13に出力デューティ比3/1
4(即ち、出力≒21%)で通電され、ステップS18
おいてW=Cと判定された場合であってステップS20
おいて炊飯メニュー≠「すしめし」と判定された場合お
よびステップS18においてW≠C(即ち、W=D)と判
定され且つステップS21において炊飯メニュー=「すし
めし」と判定された場合にはステップS26において炊飯
ヒータ8に出力デューティ比8/14(即ち、出力≒5
7%)で通電され、ステップS27において保温ヒータ1
3に出力デューティ比6/14(即ち、出力43%)で
通電され、ステップS18においてW≠C(即ち、W=
D)と判定された場合であってステップS21において炊
飯メニュー≠「すしめし」と判定された場合にはステッ
プS28において炊飯ヒータ8に出力デューティ比6/1
4(即ち、出力≒43%)で通電され、ステップS29
おいて保温ヒータ13に出力デューティ比8/14(即
ち、出力57%)で通電される。つまり、炊飯量Wに対
応した最適な加熱量が得られるようになっているのであ
る。なお、炊飯メニュー=「すしめし」の場合には、硬
めのご飯が要求されるところから、炊飯ヒータ8の出力
デューティ比を1ランクアップしている。
【0036】ついで、ステップS30〜ステップS33にお
いて交流電源41の電圧変動を判定し、その結果に基づ
いてステップS34〜ステップS38において蓋ヒータ26
への通電率が制御される。
【0037】即ち、ステップS30において交流電源電圧
が92V以下と判定された場合にはステップS34におい
て蓋ヒータ26に出力デューティ比12.5/14(即
ち、出力≒89%)で通電され、ステップS31において
交流電源電圧が92V〜96Vと判定された場合にはス
テップS35において蓋ヒータ26に出力デューティ比1
1.6/14(即ち、出力≒83%)で通電され、ステ
ップS32において交流電源電圧が96V〜103Vと判
定された場合にはステップS36において蓋ヒータ26に
出力デューティ比10.5/14(即ち、出力=75
%)で通電され、ステップS33において交流電源電圧が
103V〜107Vと判定された場合にはステップS37
において蓋ヒータ26に出力デューティ比9.5/14
(即ち、出力≒68%)で通電され、ステップS33にお
いて交流電源電圧が107Vより大きいと判定された場
合にはステップS38において蓋ヒータ26に出力デュー
ティ比8.9/14(即ち、出力≒64%)で通電され
る。つまり、電源電圧の上昇に対応して蓋ヒータ26の
出力を抑えるように制御することにより、蓋ヒータ26
による加熱量を最適制御し得るようになっているのであ
る。このようにすれば、電源電圧が変動した場合であっ
ても、炊飯時においてご飯の表面が過度に加熱されるこ
とがなくなり、良好な炊飯が実行できる。
【0038】次に、ステップS39およびステップS40
おいて炊飯量Wの判定を行い、ステップS41およびステ
ップS42において炊飯メニュー=「すしめし」か否かの
判定を行い、ステップS43〜ステップS45において焦げ
目炊飯が選択されたか否かの判定を行う。
【0039】即ち、ステップS39においてW=Aと判定
され、ステップS41において炊飯メニュー≠「すしめ
し」と判定され、ステップS43において焦げ目炊飯が選
択されたと判定された場合には、ステップS46において
焦げ目付け温度X(本実施例の場合、炊き上げ終了温度
と同一)がX1(例えば、160℃)にセットされ、ス
テップS40においてW=B,Cと判定され、ステップS
42において炊飯メニュー≠「すしめし」と判定され、ス
テップS44において焦げ目炊飯が選択されたと判定され
た場合には、ステップS47において焦げ目付け温度X
(本実施例の場合、炊き上げ終了温度と同一)がX
2(例えば、155℃)にセットされ、ステップS40
おいてW≠B,C(換言すれば、W=D)と判定され、
ステップS45において焦げ目炊飯が選択されたと判定さ
れた場合には、ステップS48において焦げ目付け温度X
(本実施例の場合、炊き上げ終了温度と同一)がX
3(例えば、150℃)にセットされる。つまり、炊飯
量Wに対応した焦げ目付け温度Xが設定されるのであ
る。
【0040】そして、焦げ目炊飯が選択された場合には
ステップS49に進み、内鍋温度が焦げ目付け温度X(即
ち、炊き上げ終了温度)に到達するまで炊き上げ工程
(図7参照)が継続されるのである。即ち、ステップS
49において内鍋温度がX℃以下と判定されている間は、
ステップS16(図4参照)に戻って以後の制御が繰り返
される。
【0041】なお、ステップS43〜ステップS45におい
て否定判定(即ち、焦げ目炊飯が選択されていないと判
定)された場合にはステップS50〜ステップS52に進
み、内鍋温度が通常炊飯時における炊き上げ終了温度=
135℃,130℃,125℃にそれぞれ到達するまで
炊き上げ工程が継続される。また、ステップS41および
ステップS42において炊飯メニュー=「すしめし」と判
定された場合には、炊き上げ終了温度が1ランクダウン
される。その理由は、「すしめし」は、強火で早く炊き
上げる必要があるからである。
【0042】(II)焦げ目付け(蒸らし工程) 図6に示すフローチャートを参照して、炊飯量(換言す
れば、合数)に応じた焦げ目付けの手順について説明す
る。
【0043】前述の制御により炊き上げ工程が完了して
いるので、ステップS1〜ステップS3において炊飯ヒー
タ8、保温ヒータ13および蓋ヒータ26への通電が停
止され、ステップS4において焦げ目炊飯が選択された
か否かの判定がなされる。ここで、肯定判定された場合
には、ステップS5においてt1タイマー(例えば、t1
=480秒)がスタートされ、ステップS6において時
間t1が経過したと判定されるまでの間は、ステップS7
〜ステップS10の制御(即ち、焦げ目付け制御)が繰り
返される。
【0044】即ち、ステップS7において内鍋温度が焦
げ目付け温度X(=X1,X2,X3)以下と判定された
場合にはステップS8において炊飯ヒータ8に出力デュ
ーティ比11/14(即ち、出力≒79%)で通電さ
れ、ステップS7において内鍋温度が焦げ目付け温度X
を超えていると判定された場合にはステップS9におい
て炊飯ヒータ8への通電が停止される。つまり、炊き上
げ工程終了時からt1タイマーのカウント中(換言すれ
ば、時間t1が経過するまでの間)内鍋温度が焦げ目付
け温度X(換言すれば、炊き上げ終了温度)に保持され
ることとなっているのである。この過程においてご飯底
部に美味しいお焦げができる。しかも、炊き上げ工程終
了時の内鍋温度を、通常炊飯時より高く設定し且つ焦げ
目付け温度Xを炊き上げ終了温度に設定しているので、
最高温度での焦げ目付けが行えることとなり、ご飯底部
にこんがりとしたお焦げを作ることができる。さらに、
焦げ目付け温度Xを炊飯量に応じて変化させるようにし
ているため、炊飯量に応じた焦げ目付けが行えることと
なり、いかなる炊飯量においても美味しいお焦げを作る
ことができる。なお、時間t1が経過するまでの間ステ
ップS10において蓋ヒータ26に出力デューティ比4/
14(即ち、出力≒29%)で通電されるが、これは蓋
への露付きを防止するためである。
【0045】ステップS4において否定判定された場
合、およびステップS6において時間t1が経過したと判
定された場合にはステップS11において蒸らし工程(図
7参照)が終了しているか否かの判定がなされる。ここ
で、否定判定された場合には、ステップS12において炊
飯メニューとして「白米」(早炊き、新米を含む)が選
択されているか否かの判定がなされ、肯定判定された場
合には、ステップS13において焦げ目炊飯が選択された
か否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合に
は、ステップS19に進んで後述するように蒸らし温度=
105°に変更されて焦げ目付け蒸らしが実行される。
この蒸らし温度の変更は、加熱量変更手段により行われ
る。
【0046】ステップS12において否定判定された場合
には、ステップS14およびステップS15において炊飯量
Wの判定を行い、ステップS16およびステップS17にお
いて炊飯メニュー=「すしめし」か否かの判定を行う。
【0047】即ち、ステップS14においてW=Aと判定
され、ステップS16において炊飯メニュー≠「すしめ
し」と判定された場合には、ステップS21以後において
蒸らし温度=112℃での通常蒸らしが実行され、ステ
ップS15においてW=B,Cと判定され、ステップS16
において炊飯メニュー=「すしめし」と判定され、ステ
ップS17において炊飯メニュー≠「すしめし」と判定さ
れた場合には、ステップS22以後において蒸らし温度=
110℃での通常蒸らしが実行される。
【0048】一方、ステップS12において否定判定(換
言すれば、玄米、炊き込み、おこわと判定)され、ステ
ップS15においてW≠B,C(換言すれば、W=D)と
判定され、ステップS17において炊飯メニュー=「すし
めし」と判定された場合には、ステップS18に進み、焦
げ目炊飯が選択されてか否かの判定がなされ、ここで肯
定判定された場合には、ステップS20に進んで後述する
ように蒸らし温度=114°での焦げ目付け蒸らしが実
行され、ステップS18において否定判定された場合に
は、ステップS23に進んで後述するように蒸らし温度=
108°での通常蒸らしが実行される。つまり、「玄
米、炊き込み、おこわ」の場合には、焦げ目付け炊飯時
に硬めに炊き上げてもよいところから、上記したように
蒸らし温度を高めとしているのである。
【0049】上記蒸らしの実行は、ステップS19〜ステ
ップS23において内鍋温度が蒸らし温度(105℃、1
14℃、112℃、110℃、108℃)以下と判定さ
れた場合にはステップS24において炊飯ヒータ8に出力
デューティ比2/14(即ち、出力≒14%)で通電さ
れるとともにステップS25において保温ヒータ13に出
力デューティ比11/14(即ち、出力≒79%)で通
電され、ステップS19〜ステップS23において内鍋温度
が蒸らし温度(105℃、114℃、112℃、110
℃、108℃)を超えていると判定された場合にはステ
ップS26およびステップS27において炊飯ヒータ8およ
び保温ヒータ13への通電が停止される。なお、ステッ
プS19〜ステップS23における判定のいかんにかかわら
ずステップS28において蓋ヒータ26に出力デューティ
比4/14(即ち、出力≒29%)で通電されるが、こ
れは蓋への露付きを防止するためである。
【0050】そして、上記蒸らし制御は、ステップS11
において蒸らし終了と判定されるまで繰り返され、ステ
ップS11において蒸らし終了と判定されると、ステップ
29〜ステップS31において炊飯ヒータ8、保温ヒータ
13および蓋ヒータ26への通電が停止され、保温工程
(図7参照)に移行する。
【0051】上記したように、焦げ目付け炊飯が選択さ
れた場合には、蒸らし工程において内鍋温度を通常炊飯
時より低く変更(換言すれば、蒸らし工程における加熱
量を小さく変更)したことにより、ご飯が硬くなること
が防止されるとともに、ご飯に含まれる水分でお焦げの
部分が柔らかくなり、より美味しいお焦げを作ることが
できるのである。
【0052】実施例2(請求項1および請求項3に対
応) 図8には、本願発明の実施例2にかかる焦げ目炊飯制御
における焦げ目付け制御の内容を示すフローチャートが
示され、図9には、上記焦げ目炊飯制御の内容を示すタ
イムチャートが示されている。
【0053】この場合、加熱量変更手段は、蒸らし温度
を変更せず、蒸らし時間を変更するものとされている。
【0054】なお、焦げ目付け温度Xの設定制御は、実
施例1の場合(即ち、図4および図5に示すもの)と同
様なので図示および説明を省略する。また、図8におけ
るステップS1〜ステップS10までの制御も実施例1の
場合と同様なので図示のみとし説明を省略する。
【0055】ステップS6において焦げ目付けを行うた
めの時間t1が経過したと判定された場合には、ステッ
プS11において焦げ目炊飯が選択されたか否かの判定が
なされ、ここで肯定判定された場合にはステップS12
おいて蒸らし時間の変更(図9におけるt2→t3)がな
され、ステップS13において蒸らし工程(図9参照)が
終了しているか否かの判定がなされる。ステップS11
おいて否定判定された場合にはステップS12を省略し
(即ち、蒸らし時間を変更することなく)、ステップS
13へ進む。上記蒸らし時間の変更は、加熱量変更手段に
より行われる。
【0056】ステップS13により否定判定された場合に
は、ステップS14において炊飯メニューとして「白米」
(早炊き、新米を含む)が選択されているか否かの判定
がなされ、肯定判定された場合には、ステップS15およ
びステップS16において炊飯量Wの判定を行い、ステッ
プS17およびステップS18において炊飯メニュー=「す
しめし」か否かの判定を行う。
【0057】そして、ステップS15においてW=Aと判
定され、ステップS17において炊飯メニュー≠「すしめ
し」と判定された場合には、ステップS19以後において
蒸らし温度=112℃での通常蒸らしが実行され、ステ
ップS16においてW=B,Cと判定され、ステップS17
において炊飯メニュー=「すしめし」と判定され、ステ
ップS18において炊飯メニュー≠「すしめし」と判定さ
れた場合には、ステップS20以後において蒸らし温度=
110℃での通常蒸らしが実行される。
【0058】一方、ステップS14において否定判定(換
言すれば、玄米、炊き込み、おこわと判定)され、ステ
ップS16においてW≠B,C(換言すれば、W=D)と
判定され、ステップS18において炊飯メニュー=「すし
めし」と判定された場合には、ステップS21以後におい
て蒸らし温度=108℃での通常蒸らしが実行される。
【0059】上記蒸らしの実行は、ステップS19〜ステ
ップS21において内鍋温度が蒸らし温度(112℃、1
10℃、108℃)以下と判定された場合にはステップ
22において炊飯ヒータ8に出力デューティ比2/14
(即ち、出力≒14%)で通電されるとともにステップ
23において保温ヒータ13に出力デューティ比11/
14(即ち、出力≒79%)で通電され、ステップS19
〜ステップS21において内鍋温度が蒸らし温度(112
℃、110℃、108℃)を超えていると判定された場
合にはステップS24およびステップS25において炊飯ヒ
ータ8および保温ヒータ13への通電が停止される。な
お、ステップS19〜ステップS21における判定のいかん
にかかわらずステップS26において蓋ヒータ26に出力
デューティ比4/14(即ち、出力≒29%)で通電さ
れるが、これは蓋への露付きを防止するためである。
【0060】そして、上記蒸らし制御は、ステップS13
において蒸らし終了と判定されるまで繰り返され、ステ
ップS13において蒸らし終了と判定されると、ステップ
27〜ステップS29において炊飯ヒータ8、保温ヒータ
13および蓋ヒータ26への通電が停止され、保温工程
(図9参照)に移行する。
【0061】上記したように、焦げ目付け炊飯が選択さ
れた場合には、蒸らし工程において蒸らし時間を通常炊
飯時より短く変更(換言すれば、蒸らし工程における加
熱量を小さく変更)したことにより、ご飯が硬くなるこ
とが防止されるとともに、ご飯に含まれる水分でお焦げ
の部分が柔らかくなり、より美味しいお焦げを作ること
ができるのである。
【0062】実施例3(請求項1および請求項3に対
応) 図10には、本願発明の実施例3にかかる焦げ目炊飯制
御における焦げ目制御の内容を示すフローチャートが示
され、図11には、本願発明の実施例3にかかる焦げ目
炊飯制御における炊飯特性が示されている。
【0063】この場合、加熱量変更手段は、炊飯ヒータ
8による加熱を停止するものとされている。
【0064】なお、焦げ目付け温度Xの設定制御は、実
施例1の場合(即ち、図4および図5に示すもの)と同
様なので図示および説明を省略する。また、図10にお
けるステップS1〜ステップS10までの制御も実施例1
の場合と同様なので図示のみとし説明を省略する。
【0065】ステップS4において焦げ目付け炊飯が選
択されなかったと判定された場合には、ステップS11
おいて蒸らし工程(図11参照)が終了しているか否か
の判定がなされ、ここで否定判定された場合には、ステ
ップS12において炊飯メニューとして「白米」(早炊
き、新米を含む)が選択されているか否かの判定がなさ
れ、肯定判定された場合には、ステップS13およびステ
ップS14において炊飯量Wの判定を行い、ステップS15
およびステップS16において炊飯メニュー=「すしめ
し」か否かの判定を行う。
【0066】そして、ステップS13においてW=Aと判
定され、ステップS15において炊飯メニュー≠「すしめ
し」と判定された場合には、ステップS17以後において
蒸らし温度=112℃での通常蒸らしが実行され、ステ
ップS14においてW=B,Cと判定され、ステップS15
において炊飯メニュー=「すしめし」と判定され、ステ
ップS16において炊飯メニュー≠「すしめし」と判定さ
れた場合には、ステップS18以後において蒸らし温度=
110℃での通常蒸らしが実行される。
【0067】一方、ステップS12において否定判定(換
言すれば、玄米、炊き込み、おこわと判定)され、ステ
ップS14においてW≠B,C(換言すれば、W=D)と
判定され、ステップS16において炊飯メニュー=「すし
めし」と判定された場合には、ステップS19以後におい
て蒸らし温度=108℃での通常蒸らしが実行される。
【0068】上記蒸らしの実行は、ステップS17〜ステ
ップS19において内鍋温度が蒸らし温度(112℃、1
10℃、108℃)以下と判定された場合にはステップ
20において炊飯ヒータ8に出力デューティ比2/14
(即ち、出力≒14%)で通電されるとともにステップ
21において保温ヒータ13に出力デューティ比11/
14(即ち、出力≒79%)で通電され、ステップS17
〜ステップS19において内鍋温度が蒸らし温度(112
℃、110℃、108℃)を超えていると判定された場
合にはステップS22およびステップS23において炊飯ヒ
ータ8および保温ヒータ13への通電が停止される。な
お、ステップS17〜ステップS19における判定のいかん
にかかわらずステップS24において蓋ヒータ26に出力
デューティ比4/14(即ち、出力≒29%)で通電さ
れるが、これは蓋への露付きを防止するためである。
【0069】そして、上記蒸らし制御は、ステップS11
において蒸らし終了と判定されるまで繰り返され、ステ
ップS11において蒸らし終了と判定されると、ステップ
25〜ステップS27において炊飯ヒータ8、保温ヒータ
13および蓋ヒータ26への通電が停止され、保温工程
(図11参照)に移行する。
【0070】一方、ステップS4において焦げ目付け炊
飯が選択され、ステップS5〜ステップS10において焦
げ目付け温度制御が終了すると、ステップS11〜ステッ
プS24における蒸らし温度制御が省略されてステップS
25に進み、ステップS25〜ステップS27において炊飯ヒ
ータ8、保温ヒータ13および蓋ヒータ26への通電が
停止され、保温工程(図11参照)に移行する。
【0071】上記したように、焦げ目付け炊飯が選択さ
れた場合には、蒸らし工程を省略(換言すれば、蒸らし
工程における加熱量をなく)したことにより、ご飯が硬
くなることが防止されるとともに、ご飯に含まれる水分
でお焦げの部分が柔らかくなり、より美味しいお焦げを
作ることができるのである。しかも、蒸らし工程を省略
したことにより、蒸らし加熱に要する電力が省略でき
る。
【0072】以上の説明においては、熱盤式の炊飯ヒー
タを炊飯加熱手段として用いたものを実施例としている
が、本願発明は、電磁誘導コイルを炊飯加熱手段として
用いたものにも適用できることは勿論である。
【0073】
【発明の効果】本願発明によれば、焦げ目炊飯が選択さ
れた時には蒸らし工程において加熱制御手段により制御
される内鍋加熱量を通常炊飯時より小さく変更して、蒸
らし工程における水分の蒸発を抑制するようにしたの
で、炊き上がったご飯を硬くすることなく、ご飯底部に
美味しいお焦げを作ることができるという優れた効果が
ある。
【0074】また、蒸らし工程における加熱量変更手段
を、蒸らし時間を変更せず、蒸らし温度を変更するもの
とした場合、蒸らし温度を変更するという制御を行うだ
けよく、制御が容易となる。
【0075】また、蒸らし工程における加熱量変更手段
を、蒸らし温度を変更せず、蒸らし時間を変更するもの
とした場合、蒸らし時間を変更するという制御を行うだ
けよく、制御が容易となる。
【0076】また、蒸らし工程における加熱量変更手段
を、前記炊飯加熱手段による加熱を停止するものとした
場合、電力消費を節約できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器の縦
断面図である。
【図2】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器にお
ける操作パネル部の拡大正面図である。
【図3】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器にお
ける制御回路部の結線図である。
【図4】本願発明の実施例1にかかる焦げ目炊飯時にお
ける焦げ目付け温度設定制御を行うためのフローチャー
トの前半部である。
【図5】本願発明の実施例1にかかる焦げ目炊飯時にお
ける焦げ目付け温度設定制御を行うためのフローチャー
トの後半部である。
【図6】本願発明の実施例1にかかる焦げ目炊飯時にお
ける焦げ目付け制御を行うためのフローチャートであ
る。
【図7】本願発明の実施例1にかかる焦げ目炊飯時のタ
イムチャートである。
【図8】本願発明の実施例2にかかる焦げ目炊飯時にお
ける焦げ目付け制御を行うためのフローチャートであ
る。
【図9】本願発明の実施例2にかかる焦げ目炊飯時のタ
イムチャートである。
【図10】本願発明の実施例3にかかる焦げ目炊飯時に
おける焦げ目付け制御を行うためのフローチャートであ
る。
【図11】本願発明の実施例3にかかる焦げ目炊飯時の
タイムチャートである。
【符号の説明】
1は本体容器、2は蓋体、3は内鍋、8は炊飯加熱手段
(炊飯ヒータ)、12は温度検出手段(センタセンサ
ー)、13は保温ヒータ、26は蓋ヒータ、32は焦げ
目炊飯選択手段(炊飯スタートスイッチ)、40はマイ
コン制御ユニット。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米と水とを収納する内鍋を加熱する炊飯
    加熱手段と、前記内鍋の温度を検出する温度検出手段
    と、該温度検出手段による検出温度に基づいて所定の炊
    飯特性で前記炊飯加熱手段を制御する加熱制御手段とを
    備えてなる電気炊飯器であって、前記温度検出手段によ
    る検出温度に基づいて焦げ目を付ける炊飯を実行するよ
    うに前記炊飯加熱手段を制御する焦げ目炊飯手段と、該
    焦げ目炊飯手段による焦げ目炊飯実行を選択する焦げ目
    炊飯選択手段と、該焦げ目炊飯選択手段により焦げ目炊
    飯が選択された時には蒸らし工程において前記加熱制御
    手段により制御される内鍋加熱量を通常炊飯時より小さ
    く変更する加熱量変更手段とを付設したことを特徴とす
    る電気炊飯器。
  2. 【請求項2】 前記加熱量変更手段は、蒸らし時間を変
    更せず、蒸らし温度を変更するものとされていることを
    特徴とする前記請求項1記載の電気炊飯器。
  3. 【請求項3】 前記加熱量変更手段は、蒸らし温度を変
    更せず、蒸らし時間を変更するものとされていることを
    特徴とする前記請求項1記載の電気炊飯器。
  4. 【請求項4】 前記加熱量変更手段は、前記炊飯加熱手
    段による加熱を停止するものとされていることを特徴と
    する前記請求項1記載の電気炊飯器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011036400A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気炊飯器
JP2011078533A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Sanyo Electric Co Ltd 圧力式炊飯器
JP2013031543A (ja) * 2011-08-02 2013-02-14 Mitsubishi Electric Corp 炊飯器
CN107019409A (zh) * 2016-01-29 2017-08-08 浙江苏泊尔家电制造有限公司 烹饪器具的控制方法及烹饪器具

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