JP3956791B2 - 炊飯器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、前炊き工程、炊き上げ工程、むらし工程などの炊飯工程で炊飯した後、保温工程で保温する炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の炊飯器は図6に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図6に示すように、炊飯器本体16は、上面が開口する略円筒状に形成しており、この炊飯器本体16の内部に鍋収納部である保護枠17を配設しており、この保護枠17内に内周面に描かれた水位線を有する鍋18を着脱自在に配設している。鍋温度検知手段19は鍋18の温度を検知するもので、鍋18と当接するように配設している。保護枠17の外側に鍋18を加熱する鍋加熱コイル20を配設しており、鍋18の側面外側に鍋側面加熱コイル21を配設している。
【0004】
制御手段22は、鍋加熱コイル20、鍋側面加熱コイル21、蓋加熱コイル25などの動作を制御し、前炊き工程、炊き上げ工程、むらし工程などの炊飯工程と保温工程とを制御するよう構成している。
【0005】
炊飯器本体16の上部に蓋体23を開閉自在に取り付けており、蓋体23の下部に蓋加熱板24を配設し、さらにその上部に蓋加熱板24を加熱する蓋加熱コイル25と蒸気を排出する蒸気排出孔26を配設している。室温検知手段27は室温を検知するもので、炊飯器本体16の内部に配設している。ここで、室温検知手段27は炊飯器本体16の下部に配設してもよい。なお、鍋加熱コイル20、鍋側面加熱コイル21、蓋加熱コイル25は、それぞれ鍋加熱ヒータ、鍋側面加熱ヒータ、蓋加熱ヒータであってもよい。
【0006】
蒸気構成において、炊飯工程が終了すると、炊飯時の合数の判定および室温検知手段27により検知した室温に基づいて、保温工程にて低温保温コース、高温保温コースのいずれかを選択し、保温を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の構成では、室温検知手段27が炊飯器本体16の内部または下部に配設しているため、実際の室温を検知できないという問題を有していた。例えば、室温検知手段27を炊飯器本体16に内部に配設している場合、鍋18および鍋18を加熱する鍋加熱コイル20および制御手段22に付属する発熱部品等の影響により、炊飯器本体16の内部の室温検知手段27近傍の温度が上がり、室温より高い温度を検知してしまうという問題を有していた。
【0008】
また、室温検知手段27を炊飯器本体16の下部に配設している場合も同様に、例えばじゅうたんの上で炊飯する場合など炊飯器本体16と床面との距離が少ない環境下での炊飯や、炊飯器本体16を狭い空間に設置して炊飯する場合などにおいて、炊飯器本体16の下部の空気の対流が限定されてしまい、鍋18および鍋18を加熱する鍋加熱コイル20および制御手段22に付属する発熱部品等の影響により、室温検知手段27近傍の温度が上がり、室温より高い温度を検知してしまうという問題を有していた。
【0009】
このように室温検知手段27により室温を正しくできない可能性が大きいため、保温工程にて選択する保温コースも室温の誤差を考慮し、その誤差による腐敗を防止できるよう加熱の度合を高めに設定していた。例えば、炊飯量が多い場合、室温検知誤差が多いとご飯の腐敗の可能性が生じるため、安全性を考慮して、保温工程にて高温保温コースを選択するように設定していた。
【0010】
しかしながら、実使用においては、炊飯量とご飯残量が一致している場合は少ないため、ご飯残量に対して加熱が多すぎる場合があり、その際には、ご飯の加熱過多によるご飯の劣化が発生し、さらに、その状態で長時間保温すると、ご飯の劣化が進行し、ご飯の黄変や保温臭気の発生を引き起こしてしまっていた。
【0011】
本発明は上記課題を解決するもので、室温検知手段による室温の検知精度を向上し、保温工程にて室温に応じた保温コースを選択し、ご飯の保温性能を向上することを第1の目的としている。
【0012】
また、炊飯後にご飯量を認識し、保温工程にてご飯量に適合した保温コースを選択し、ご飯の保温性能を向上することを第2の目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記第1の目的を達成するために、炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱自在に収納される鍋と、前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記炊飯器本体内部の発熱体の影響を最も受けにくい前記蓋体に設け室温を検知する室温検知手段と、前記蓋体の発熱体に電流を供給する前の工程である前炊き工程と炊き上げ工程、むらし工程などの炊飯工程と保温工程を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前炊き工程終了時に前記室温検知手段にて検知した室温に基づいて、保温工程にて低温保温コース、高温保温コースのいずれかを選択するようにしたものである。
【0014】
これにより、室温検知手段による室温の検知精度を向上でき、保温工程にて室温に応じた保温コースを選択することができ、ご飯の保温性能を向上することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱自在に収納される鍋と、前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記炊飯器本体内部の発熱体の影響を最も受けにくい前記蓋体に設け室温を検知する室温検知手段と、前記蓋体の発熱体に電流を供給する前の工程である前炊き工程と炊き上げ工程、むらし工程などの炊飯工程と保温工程を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前炊き工程終了時に前記室温検知手段にて検知した室温に基づいて、保温工程にて低温保温コース、高温保温コースのいずれかを選択するようにしたものであり、炊飯器本体内部の発熱体の影響を最も受けにくい蓋体に室温検知手段を設けるとともに、蓋体の発熱体である蓋加熱手段に電流を供給する前の工程であり、かつ炊飯器本体内部の発熱体の影響を受けにくい前炊き工程終了時に室温を検知することで、室温検知手段による室温検知精度を向上することができ、このことから、保温工程にて室温の誤差を考慮せずに保温コースを選択することができ、ご飯の加熱過多による保温性能の劣化を防止でき、同時に消費電力量の過多を防止することができる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0017】
(実施例1)
図1に示すように、炊飯器本体1は、上面が開口する略円筒状に形成しており、この炊飯器本体1の内部に鍋収納部である保護枠2を配設しており、この保護枠2内に内周面に描かれた水位線を有する鍋3を着脱自在に配設している。鍋温度検知手段4は鍋3の温度を検知するもので、鍋3と当接するように配設している。保護枠2の外側に鍋3を加熱する鍋加熱コイル5を配設しており、鍋3の側面外側に鍋側面加熱コイル6を配設している。
【0018】
制御手段7は、マイクロコンピュータなどで構成し、鍋加熱コイル5、鍋側面加熱コイル6、蓋加熱コイル10などの動作を制御し、前炊き工程、炊き上げ工程、むらし工程などの炊飯工程と保温工程とを制御するよう構成している。
【0019】
炊飯器本体1の上部に蓋体8を開閉自在に取り付けており、蓋体8の下部に蓋加熱板9を配設し、さらにその上部に蓋加熱板9を加熱する蓋加熱コイル10と蒸気を排出する蒸気排出孔11を配設している。室温検知手段12は室温を検知するもので、蓋体8の内部に配設している。なお、鍋加熱コイル5、鍋側面加熱コイル6、蓋加熱コイル10は、それぞれ鍋加熱ヒータ、鍋側面加熱ヒータ、蓋加熱ヒータであってもよい。
【0020】
ここで、制御手段7は、前炊き工程終了時に室温検知手段12にて検知した室温に基づいて、保温工程にて低温保温コース、高温保温コースのいずれかを選択するようにしている。
【0021】
上記構成において動作を説明する。上述のように、室温検知手段12により検知した室温に基づいて、保温工程にて低温保温コース、高温保温コースのいずれかを選択するには、室温検知手段12による検知精度を向上する必要がある。
【0022】
このために、図1に示すように、蓋体8に室温検知手段12を配設することで、炊飯器本体1内部の鍋加熱コイル5、鍋側面加熱コイル6および制御手段7に付属する発熱部品と十分距離をとることができ、炊飯器本体1内部の発熱体の影響により、蓋体8内部の室温検知手段12近傍の温度が上昇してしまうのを回避できる。
【0023】
一方、蓋体8の内部にも発熱体である蓋加熱コイル10を配設しており、蓋加熱コイル10に電流を供給して発熱すると、蓋体8内部の室温検知手段12近傍の温度は上昇してしまい、このタイミングで室温を検知すると、室温より高い温度を検知してしまうことがある。この問題を回避するために、室温を検知するタイミングを蓋加熱コイル10の発熱の影響がないように設定する必要がある。
【0024】
図2は、制御手段7により制御される炊飯工程の概略を示しており、炊飯工程は、前炊き工程、炊き上げ工程、むらし工程の3工程に大分され、前炊き工程終了時まで、蓋加熱コイル10は電流を供給してなく、発熱してない状態である。図2(a)に示すように、このタイミングで室温を検知することにより、蓋加熱コイル10の発熱の影響を受けることなく、本来の室温に近い室温を検知することができ、室温検知手段12により検知する室温の検知精度を向上することができる。また、図2(b)に示すように、室温を検知するタイミングは炊飯器本体1に付属する発熱体が全く発熱していない炊飯開始前であってもよい。
【0025】
以上のように蓋体8に室温検知手段12を配設するとともに、前炊き工程終了時、または炊飯開始前に室温を検知することで、より本来の室温に近い室温を検知することができ、室温の検知精度を向上することができる。このことにより、保温時の室温およびご飯残量に応じた保温コースを選択することができ、ご飯の保温性能を向上することができる。
【0026】
つぎに、室温検知手段12にて検知した室温に基づいて、保温工程にて低温保温コース、高温保温コースのいずれかを選択する動作について説明する。
【0027】
今、室温検知手段12にて検知した室温tが、5℃<t<30℃の場合は、炊飯量が多い場合においても、実験結果よりご飯温度75℃以上、15分以上というご飯の殺菌に必要なご飯温度が確保できるため、ご飯の腐敗の可能性がないと判断し、低温保温コースを選択する。ここで、低温保温コースは、保温工程の全工程において、鍋3の温度が70℃以下になるように、鍋加熱コイル5、鍋側面加熱コイル6、蓋加熱コイル10などのオンデューティが小さくなるよう制御する。
【0028】
室温検知手段12にて検知した室温tが、t<5℃の場合は、炊飯量が多い場合においても、実験結果よりご飯温度75℃以上、15分以上というご飯の殺菌に必要なご飯温度が確保できないため、ご飯の腐敗の可能性があると判断し、高温保温コースを選択する。ここで、高温保温コースは、保温工程の全工程において、鍋3の温度が73℃程度になるように、鍋加熱コイル5、鍋側面加熱コイル6、蓋加熱コイル10などのオンデューティが大きくなるよう制御する。
【0029】
また、連続炊飯後の保温時に発生する可能性のあるご飯の腐敗対策のため、室温検知手段12にて検知した室温tが、t>30℃の場合は、高温保温コースを選択する。
【0030】
すなわち、連続して炊飯をする場合、室温検知手段12近傍の温度は2回目以降の炊飯開始前にすでに室温より高くなっているため、本来の室温の検知はできない。このため、実際の室温が低温、例えば5℃以下の場合、ご飯の腐敗を防止することができない可能性があるので、室温検知手段12にて検知した室温tが、t>30℃の場合は、すべて高温保温コースを選択し、ご飯の腐敗を防止する。
【0031】
このように、蓋体8に室温検知手段12を設け、前炊き工程終了時または炊飯開始前に室温を検知することで、室温検知手段12による室温検知精度を向上することができ、保温工程にて室温の誤差を考慮せずに保温コースを選択することができ、ご飯の加熱過多による保温性能の劣化を防止でき、同時に消費電力量の過多を防止することができる。
【0032】
(実施例2)
図1に示す制御手段7は、炊飯後の温度下降時に鍋温度検知手段4により検知した鍋3の温度が第1の設定温度t0から第2の設定温度t1まで降下する温度降下時間に基づいて、保温工程にて低温保温コース、高温保温コースのいずれかを選択するようにし、室温検知手段12にて検知した室温に基づいて、温度降下時間の設定を可変するようにしている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0033】
上記構成において図3を参照しながら動作を説明する。ステップ30にて保温工程をスタートすると、ステップ31にて、室温検知手段12にて検知した室温tが、5℃<t<30℃である場合は、上記実施例1と同様に、ご飯の腐敗の可能性がないと判断し、ステップ32にて低温保温コースを選択する。
【0034】
つぎに、ステップ33にて、鍋温度検知手段4により検知した鍋3の温度を制御手段7に入力し、ステップ34にて鍋3の温度が第1の設定温度t0より下がると、ステップ35にて制御手段7に設けたタイマーの計時をスタートし、ステップ36にて計時する。ステップ37にて、鍋温度検知手段4により検知した鍋3の温度の温度が第2の設定温度t1より下がると、ステップ38にて計時をストップする。
【0035】
ステップ39にて、鍋温度検知手段4により検知した鍋3の温度が第1の設定温度t0から第2の設定温度t1まで降下する温度降下時間が、所定の設定時間X分より長い場合は、ご飯残量が多いと判断し、ステップ40にて高温保温コースを選択する。また、設定時間X分より短い場合は、ご飯残量が少ないと判断し、ステップ41にて低温保温コースを選択する。
【0036】
つぎに、ステップ31にて、室温検知手段12にて検知した室温tが、5℃<t<30℃でない場合は、上記実施例1と同様に、ご飯の腐敗の可能性があると判断し、ステップ42にて高温保温コースを選択する。
【0037】
つぎに、ステップ43にて、鍋温度検知手段4により検知した鍋3の温度を制御手段7に入力し、ステップ44にて鍋3の温度が第1の設定温度t0より下がると、ステップ45にて制御手段7に設けたタイマーの計時をスタートし、ステップ46にて計時する。ステップ47にて、鍋温度検知手段4により検知した鍋3の温度の温度が第2の設定温度t1より下がると、ステップ48にて計時をストップする。
【0038】
ステップ49にて、鍋温度検知手段4により検知した鍋3の温度が第1の設定温度t0から第2の設定温度t1まで降下する温度降下時間が、所定の設定時間X1分より長い場合は、ご飯残量が多いと判断し、ステップ40にて高温保温コースを選択する。また、設定時間X1分より短い場合は、ご飯残量が少ないと判断し、ステップ41にて低温保温コースを選択する。
【0039】
ここで、室温検知手段12にて検知した室温tが、5℃<t<30℃でない場合は、ご飯の腐敗の可能性があると判断しているので、安全のため、設定時間X1分は、室温tが、5℃<t<30℃である場合の設定時間Xより長く設定する(X1>X)。
【0040】
このように、保温中にご飯量が減少した場合や、室温の誤検知等により適切でない保温コースを選択した場合、保温コースを再度変更することができ、ご飯の腐敗の危険性を回避することができ、保温性能を向上することができ、同時に消費電力量の過多を防止することができる。
【0041】
なお、第1の設定温度t0、第2の設定温度t1、設定時間X1、Xの設定は、炊飯器の構成により異なるため、適宜設定する。
【0042】
(実施例3)
次に、本発明第2の実施例について図5により説明する。なお、炊飯器の全体の構成は、実施例1と同じであるので説明を省略する。
【0043】
図4に示すように、蓋体8aは金属部材で形成し、室温検知手段12は蓋体8aを形成する金属部材と当接するように配設している。他の構成は炊飯器の全体構成を含め上記実施例1または2と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0044】
上記構成において動作を説明する。金属部材は樹脂部材と比較して、熱応答性が良好なため、蓋体8aを金属部材で形成し、その蓋体8aに室温検知手段12を当接すると、より本来の室温に近い温度を検知することができる。
【0045】
このことにより、室温検知手段12による室温の検知精度を向上することができ、室温およびご飯残量を考慮した保温コースを選択することができ、結果として、ご飯の加熱過多による保温性能の劣化を防止でき、同時に消費電力量の過多を回避することができる。
【0046】
(実施例4)
図5に示すように、室温検知手段12は、蓋体8bの上部外面に配設している。他の構成は炊飯器の全体構成を含め上記実施例1または2と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0047】
上記構成において動作を説明する。室温検知手段12を蓋体8bの上部外面に配設することで、室温検知手段12は直接外気と接触することができ、より本来の室温に近い温度が検知することができる。
【0048】
このことにより、室温検知手段12による室温の検知精度を向上することができ、室温およびご飯残量を考慮した保温コースを選択することができ、結果として、ご飯の加熱過多による保温性能の劣化を防止でき、同時に消費電力量の過多を回避することができる。
【0049】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱自在に収納される鍋と、前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記炊飯器本体内部の発熱体の影響を最も受けにくい前記蓋体に設け室温を検知する室温検知手段と、前記蓋体の発熱体に電流を供給する前の工程である前炊き工程と炊き上げ工程、むらし工程などの炊飯工程と保温工程を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前炊き工程終了時に前記室温検知手段にて検知した室温に基づいて、保温工程にて低温保温コース、高温保温コースのいずれかを選択するようにしたから、炊飯器本体内部の発熱体の影響を最も受けにくい蓋体に室温検知手段を設けるとともに、蓋体の発熱体である蓋加熱手段に電流を供給する前の工程であり、かつ炊飯器本体内部の発熱体の影響を受けにくい前炊き工程終了時に室温を検知することで、室温検知手段による室温検知精度を向上することができ、このことから、保温工程にて室温の誤差を考慮せずに保温コースを選択することができ、ご飯の加熱過多による保温性能の劣化を防止でき、同時に消費電力量の過多を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の炊飯器の断面図
【図2】 (a)同炊飯器の炊飯工程の一例の要部フローチャート
(b)同炊飯器の炊飯工程の他の例の要部フローチャート
【図3】 本発明の第2の実施例の炊飯器の保温工程の要部フローチャート
【図4】 本発明の第3の実施例の炊飯器の蓋体の要部断面図
【図5】 本発明の第4の実施例の炊飯器の蓋体の要部断面図
【図6】 従来の炊飯器の断面図
【符号の説明】
1 炊飯器本体
3 鍋
7 制御手段
8 蓋体
12 室温検知手段
Claims (1)
- 炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱自在に収納される鍋と、前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記炊飯器本体内部の発熱体の影響を最も受けにくい前記蓋体に設け室温を検知する室温検知手段と、前記蓋体の発熱体に電流を供給する前の工程である前炊き工程と炊き上げ工程、むらし工程などの炊飯工程と保温工程を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前炊き工程終了時に前記室温検知手段にて検知した室温に基づいて、保温工程にて低温保温コース、高温保温コースのいずれかを選択するようにした炊飯器。
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