JP7448807B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

本発明は、制御基板およびコードリールを備えている炊飯器に関する。
電気炊飯器には、種々の電子部品が搭載されている制御基板、および電源コードを収納するコードリールが備えられている。近年、炊飯器の小型化を実現するために、炊飯器本体の内部に配置される制御基板およびコードリールなどの各種構成部品の配置を工夫した炊飯器が提案されている。
例えば、特許文献1には、電源コードを収納するコードリールを有する炊飯器において、内部構成部品の配置の自由動を拡大することにより内部構成部品を効率的に配置し、炊飯器本体の外形を小さくすることが開示されている。
特開2004-290345号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている炊飯器は、本体の外形の小型化を実現するために内部構成部品の配置を工夫することで、制御基板およびコードリールの冷却が行いにくくなるという問題がある。例えば、コードリールを炊飯器のボディの底面に配置する構成の場合には、ファンの風がコードリールに届きにくくなるため、コードリールの冷却性が悪くなる。また、制御基板とコードリールとを互いに近接した状態で配置する構成では、制御基板およびコードリールの双方で発生した熱が他方の部品に伝わりやすくなり、制御基板およびコードリール双方の冷却性が悪くなる。
そこで、本発明では、本体の大型化を抑えつつ、制御基板およびコードリールの冷却を効率的に行うことのできる炊飯器を提供することを目的とする。
本発明の一局面にかかる炊飯器は、側壁部を有する筐体と、前記筐体内に配置されている内鍋と、前記筐体内に配置され、回路素子を搭載している平板状の制御基板と、前記筐体内に配置されている平板状のコードリールと、前記筐体内の下方に配置され、前記筐体内に風を送る送風ファンとを備えている。前記コードリールおよび前記制御基板は、前記送風ファンの上方で、平板状の互いの面同士が向き合うように近接して配置されており、前記互いの面同士の距離は、前記送風ファンに近い側から遠い側にむけて徐々に小さくなっている。また、この炊飯器は、前記制御基板および前記コードリールの上方に配置され、前記制御基板の前記側壁部の側および前記コードリールの前記側壁部の側に液体を導く少なくとも一つの防水カバーをさらに備える。
上記の本発明の一局面にかかる炊飯器は、前記制御基板、前記コードリール、および前記送風ファンを保持する保持部材をさらに備えており、前記保持部材は、前記平板状の前記コードリールの一方の面と近接して配置される背面部と、前記平板状の前記コードリールの他方の面側に配置されている支持部とを有しており、前記送風ファンは、前記支持部に対して固定されていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる炊飯器において、前記制御基板は、その上方側が前記側壁部の側に、かつ、その下方側が前記側壁部の側の反対側に傾斜した状態で配置されていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる炊飯器において、前記制御基板は、前記コードリールと向き合う面とは反対側の面に、前記回路素子を搭載していてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる炊飯器において、前記コードリールは、その上方側が前記側壁部の側に、かつ、その下方側が前記側壁部の側の反対側に傾斜した状態で配置されていてもよい。
以上のように、本発明の一局面にかかる炊飯器によれば、本体の大型化を抑えつつ、制御基板およびコードリールの冷却を効率的に行うことができる。
本発明の一実施形態にかかる炊飯器の外観構成を示す斜視図である。 図1に示す炊飯器の内部構成を示す断面図である。 図1に示す炊飯器に備えられている基板カバー部材に、送風ファン、制御基板、およびコードリールが取り付けられた状態を示す上面図である。 図3に示す基板カバー部材から送風ファンを取り外した状態を示す斜視図である。 図3に示す基板カバー部材、送風ファン、制御基板、およびコードリールのA-A線部分の構成を示す断面図である。 図1に示す炊飯器の筐体内の後方側の内部構成を示す斜視断面図である。 図1に示す炊飯器に備えられている基板カバー部材の構成を示す斜視図である。 図1に示す炊飯器に備えられている基板カバー部材の構成を示す側面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
本実施形態では、本発明の炊飯器の一例である誘導加熱式の炊飯器1(以下、炊飯器1と称する)を例に挙げて説明する。
(炊飯器の全体構成)
まず、本実施の形態にかかる炊飯器1の全体構成について説明する。図1には、炊飯器1の外観を示す。図2には、炊飯器1の内部構成を示す。炊飯器1は、主として、本体10と、蓋体50とで構成されている。蓋体50は、本体10の上方の開口部を開閉可能な状態で覆っている。以下では、炊飯器1において、蓋体50が設けられている側を炊飯器1の上方側とし、その反対側を炊飯器1の下方側とする。
本体10は、主として、筐体11、内鍋12、開閉レバー51、ヒンジ部52、誘導加熱コイル13、送風ファン14、制御基板21、ヒートシンク22、基板カバー部材30、電源プラグ41、およびコードリール42などを備えている。以下では、炊飯器1において、開閉レバー51が設けられている側を炊飯器1の前方側とし、ヒンジ部52が設けられている側を炊飯器1の後方側とする。
筐体11は、本体10の外形を主に構成している。筐体11の内部には、内鍋12、誘導加熱コイル13、送風ファン14、制御基板21、ヒートシンク22、およびコードリール42などが収容されている。
内鍋12は、上方に開口する椀状の鍋である。内鍋12は、種々のアルミニウム合金およびステンレス合金の多層体(クラッド材)で形成される。内鍋12は、誘導加熱コイル13によって誘導加熱され得る。
開閉レバー51は、炊飯器1の前方側に配置されている。開閉レバー51は、上下に揺動可能な構成となっている。使用者が、開閉レバー51を下方へ搖動させると、蓋体50と本体10との係止が解除され、蓋体50が開く。
ヒンジ部52は、開閉レバー51の反対側(すなわち、炊飯器1の後方側)に配置されている。ヒンジ部52は、蓋体50が本体10に対して回動自在となるように蓋体50を本体10に取り付けている。このヒンジ部52は、蓋体50を開方向に向かって付勢している。ヒンジ機構150は、本体10の後方側の上方に配置されている。
誘導加熱コイル13は、内鍋12を誘導加熱する誘導加熱源であって、内鍋12の外面の底壁部および側壁下端部に配設されている。
送風ファン14は、筐体11内の下方、より具体的には、筐体11の底壁に形成される吸気口15の直上に配置されている。送風ファン14は、筐体11内に風を送る。具体的には、送風ファン14が駆動されると、外部の空気が吸気口15から吸い込まれて筐体11内に流入し、そのまま上方に向かって送られる。上方に向かって送られた外部の空気は、ヒートシンク22を通って制御基板21に供給される。また、送風ファン14によって吸い込まれた外部の空気の一部は、制御基板21とコードリール42との間の空間にも供給される。これにより、制御基板21およびコードリール42などが冷却される。
制御基板21は、例えば、長方形の板状(平板状)の外形を有している。制御基板21は、筐体11内の後方側の下方に配置されている。制御基板21は、プリント配線基板などで形成される。すなわち、制御基板21は、絶縁性基板の表面および裏面の少なくとも何れかに、導電性材料で形成された回路パターンを有している。後述するように、制御基板21には、AC電源、インバータ、スイッチング電源などの種々の機能を有する回路パターン(回路素子)が形成されている。
図2に示すように、制御基板21は、基板面が略鉛直方向に沿うように配置されている。すなわち、制御基板21は、縦置きされている。具体的には、制御基板21は、内鍋12の後方側の外周面(背面)に対向するように配置されている。
そして、制御基板21は、誘導加熱コイル13に面する側の面に回路パターン(回路素子)を有している。以下では、便宜上、制御基板21における誘導加熱コイル13に面する側の面を表面21aとし、誘導加熱コイル13に面する側と反対側の面(すなわち、コードリール42と向き合う面)を裏面21bとする。
ヒートシンク22は、外部の空気と効率よく熱交換を行わせる部品である。ヒートシンク22は、制御基板21の表面21a上に搭載されている。なお、制御基板21の表面21aには、ヒートシンク22以外の種々の電子部品および回路素子が搭載されている。すなわち、制御基板21の表面21aは、素子搭載面となっている。
電源プラグ41は、電源コードの先端に設けられている。電源コードがコードリール42内に収容された状態で、電源プラグ41は、本体10の後方側の下端部に位置している(図1参照)。
コードリール42は、電源コードおよび自動巻取機構などを有している。コードリール42は、筐体11内の最も後方側に配置されている。
コードリール42は、例えば、略円形の板状(平板状)の外形を有している。図2に示すように、コードリール42は、制御基板21の裏面21bと対向するように配置されている(図5参照)。以下では、便宜上、コードリール42における制御基板21に面する側をコードリール42の前面42aとし、その反対側の面をコードリール42の背面42bとする。
蓋体50は、ヒンジ部52を介して本体10に回動自在に取り付けられている。
本実施形態にかかる炊飯器1においては、送風ファン14、制御基板21、およびコードリール42は、筐体11内の後方側に互いに近接した状態で配置されている(図2参照)。そして、これらの各部品は、一つの基板カバー部材(保持部材)30に保持されている。
(送風ファン、制御基板、およびコードリールの配置について)
以下では、筐体11内における送風ファン14、制御基板21、およびコードリール42の配置の仕方について説明する。また、ここでは、送風ファン14、制御基板21、およびコードリール42を保持する基板カバー部材30の構成についても説明する。
図3には、基板カバー部材30に、送風ファン14、制御基板21、およびコードリール42が取り付けられた状態を示す。図4は、基板カバー部材30に、制御基板21、およびコードリール42が取り付けられた状態を示す。図3は、基板カバー部材30を上方から見た状態を示す。図4は、基板カバー部材30を下方から見た状態を示す。
図5は、図3に示す基板カバー部材30などのA-A線部分の断面図である。図6には、筐体11内の後方側の内部構成を示す。図7は、基板カバー部材30単体の構成を示す斜視図である。図8は、基板カバー部材30単体の構成を示す側面図である。
上述したように、基板カバー部材30は、送風ファン14、制御基板21、およびコードリール42を保持している。基板カバー部材30は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂等の樹脂材料を所定形状に成形することによって得られる。
図7に示すように、基板カバー部材30は、背面部31、支持部32、第1防水カバー33、第2防水カバー34、前面部35、および突起36などを有している。
背面部31は、基板カバー部材30が筐体11内に設置された状態で、後方側に位置する。背面部31の前方側にコードリール42が配置される。コードリール42が基板カバー部材30に取り付けられると、背面部31は、コードリール42の背面42bと近接した状態となる(図5参照)。なお、背面部31は、コードリール42の背面42bの略中央部に設けられている充電部43の形状に沿うように後方側にやや隆起している(図6参照)。
前面部35は、基板カバー部材30が筐体11内に設置された状態で、背面部31の前方側に位置する。前面部35の面上には、複数の突起36が設けられている。制御基板21は、これら複数の突起36によって前面部35上に保持される(図5参照)。これにより、コードリール42の前面42aと制御基板21の裏面21bとの間には、所定の離間距離を有する空間が形成される。
支持部32は、前面部35に形成されている開口部の一端から他端を橋渡しするように棒状に延びる。図5に示すように、基板カバー部材30は、支持部32と背面部31との間に空間Pを有している。この空間P内にコードリール42が配置される。コードリール42が基板カバー部材30に取り付けられると、支持部32は、コードリール42の前面42aと当接する(図5参照)。このように、コードリール42は、基板カバー部材30の背面部31と支持部32との間に配置される。
また、支持部32は、2つのファン固定部32aを有している。このファン固定部32aには、送風ファン14を固定するためのネジ32bが取り付けられる(図4参照)。これにより、送風ファン14は、基板カバー部材30の支持部32に対して固定される。
第1防水カバー33および第2防水カバー34は、ともに制御基板21の上方側に位置し、制御基板21へのドレン水などの液体の侵入を防止する。
第1防水カバー33は、制御基板21の直上に位置している。例えば、制御基板21の上端が第1防水カバー33の下面に当接しており、第1防水カバー33は、制御基板21の上で庇状に配置されている。図5に示すように、第1防水カバー33は、前方側から後方側に向かって下方に傾斜していてもよい。これにより、第1防水カバー33の上面に落下した液体を、筐体11内の背面側(後方側)へ排出することができる。
第2防水カバー34は、第1防水カバー33の上方に位置している。本実施形態では、第2防水カバー34は、回動軸34aによって基板カバー部材30の本体部分と接続されている(図8参照)。回動軸34aは、例えば、基板カバー部材30を形成している樹脂材料の厚さを非常に薄くすることで形成される。これにより、図8中矢印で示すように、第2防水カバー34は、回動軸34aを基点として回動する。これにより、基板カバー部材30を筐体11内に取り付けるときの作業性が向上する。
基板カバー部材30が筐体11内に取り付けられた状態で、第2防水カバー34は、ヒンジ部52の下方に位置する(図6参照)。そのため、例えば、蓋体50を開けたときにヒンジ部52内を通って下方へ流れるドレン水などの液体を、矢印W(図6参照)で示すように、筐体11内の後方側へ排出することができる。
なお、コードリール42の背面42bに設けられている充電部43は、基板カバー部材30の背面部31によって覆われている。そのため、第2防水カバー34の上面から後方側へ排出された液体が充電部43へ流入することを回避できる。
本実施形態では、制御基板21などを保持するための保持部材(例えば、基板カバー部材30)が2つの防水カバーを有している構成を例に挙げているが、防水カバーの数は2つに限定されない。炊飯器1は、上方から制御基板への液体の浸入を防止するために、少なくとも一つの防水カバーを有していればよい。
続いて、送風ファン14によって筐体11内に形成される風の流れについて、図5および図6を参照しながら説明する。図6では、送風ファン14によって、筐体11の底部に設けられている吸気口15から流入する風の流れを矢印Aで示す。
図6に示すように、吸気口15から流入した風は、送風ファン14を通過して、その上方の制御基板21およびコードリール42の周囲を通過する。風の一部は、制御基板21の表面21aに沿って流れる。この風によって、制御基板21の表面21a上に搭載されているヒートシンク22および種々の回路素子などが冷却される。
また、送風ファン14によって形成される風の一部は、制御基板21の裏面21bとコードリール42の前面42aとの間の空間にも流入する。これにより、制御基板21の裏面21bおよびコードリール42の前面42aが冷却される。また、この空間を風が流れることによって、制御基板21とコードリール42との間の熱伝達を抑制することもできる。
図5に示すように、コードリール42および制御基板21は、送風ファン14の上方で、平板状の互いの面同士が向き合うようにして配置されている。すなわち、コードリール42および制御基板21は、送風ファン14の上下方向の風の流れに沿うように互いの平板状の面(前面42aおよび裏面21b)が、縦方向に配置されている。
ここで、コードリール42および制御基板21の互いに向き合う面同士の距離をXとすると、送風ファン14に近い側(すなわち、炊飯器1の下方側)における距離X1は、送風ファン14からより遠い側(すなわち、炊飯器1の上方側)における距離X2よりも大きくなっている(すなわち、X1>X2)。
このように、コードリール42および制御基板21の互いに向き合う面同士の距離は、送風ファン14に近い側(すなわち、炊飯器1の下方側)から遠い側(すなわち、炊飯器1の上方側)にむけて徐々に小さくなっている。そして、送風ファン14によって生成される風は、より幅の広い空間(すなわち、距離X1側)からより幅の狭い空間(すなわち、距離X2側)へと流れる。
これにより、コードリール42と制御基板21との間を下方から上方へ流れる風の流速を、徐々に早めることができる。したがって、コードリール42および制御基板21を効率的に冷却することができる。
なお、コードリール42と制御基板21との間の空間の下方には、基板カバー部材30の支持部32が設けられている。コードリール42と制御基板21との間の風量の低下を抑制するために、支持部32は、できるだけ細くするか、あるいは、支持部32に部分的に切り欠きを設けることが好ましい。
なお、本実施形態では、図5に示すように、制御基板21およびコードリール42は、その上方側が筐体11の後方側に、かつ、その下方側が筐体11の前方側に傾斜した状態で配置されている。これにより、筐体11の外形のコンパクト化を図ることができる。
また、本実施形態にかかる炊飯器1においては、筐体11の下方部分11aが上方部分と比較して縮径されている(図6参照)。このような外形を有する筐体11内に制御基板21およびコードリール42を配置する場合には、上記のように傾斜させた状態で縦方向に配置することが好ましい。
なお、コードリール42および制御基板21の互いに向き合う面同士の距離Xを、X1>X2とするために、コードリール42の(鉛直方向Yに対する)傾斜角度θ1よりも制御基板21の(鉛直方向Yに対する)傾斜角度θ2をより大きくするのがよい。
(まとめ)
以上のように、本実施形態にかかる炊飯器1は、本体10と、蓋体50とを備えている。本体10は、筐体11と、筐体11の内部に配置されている内鍋12とを備えている。筐体11内には、制御基板21、コードリール42、および送風ファン14などが備えられている。
制御基板21は、略長方形の平板状の形状を有しており、表面21a上に回路素子を搭載している。コードリール42は、略円形の平板状の形状を有している。送風ファン14は、筐体11内の後方側の下方に配置されている。
コードリール42および制御基板21は、送風ファン14の上方で、平板状の互いの面同士が向き合うようにして配置されている。すなわち、コードリール42の前面42aと、制御基板21の裏面21bとが互いに向き合うように配置されている。そして、コードリール42および制御基板21は、互いの面同士の距離Xが、送風ファン14に近い側から遠い側にむけて徐々に小さくなっている。
上記の構成によれば、送風ファン14の上方で、コードリール42および制御基板21の平板状の互いの面同士が向き合うようにして配置することで、送風ファン14の風をコードリール42および制御基板21の面に沿うように流すことができる。これにより、筐体11内の空間を有効利用してコードリール42および制御基板21を配置しつつ、送風ファン14によってコードリール42および制御基板21を効率的に冷却することができる。
また、コードリール42の前面42aと制御基板21の裏面21bとの距離Xが、送風ファン14に近い側から遠い側にむけて徐々に小さくなっていることで、この空間内を下方から上方へ流れる風の流速を、徐々に早めることができる。これにより、コードリール42および制御基板21をより効率的に冷却することができる。
また、本実施形態では、制御基板21、コードリール42、および送風ファン14は、一つの基板カバー部材30によって保持されている。これにより、制御基板21、コードリール42、および送風ファン14の位置合わせをより適切に行うことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本明細書で説明した実施形態の構成を互いに組み合わせて得られる構成についても、本発明の範疇に含まれる。
1 :炊飯器
10 :本体
11 :筐体
12 :内鍋
14 :送風ファン
21 :制御基板
30 :基板カバー部材(保持部材)
31 :背面部
32 :支持部
32a:ファン固定部
33 :第1防水カバー
34 :第2防水カバー
42 :コードリール
43 :充電部

Claims (5)

  1. 側壁部を有する筐体と、
    前記筐体内に配置されている内鍋と、
    前記筐体内に配置され、回路素子を搭載している平板状の制御基板と、
    前記筐体内に配置されている平板状のコードリールと、
    前記筐体内の下方に配置され、前記筐体内に風を送る送風ファンと
    を備え、
    前記コードリールおよび前記制御基板は、前記送風ファンの上方で、平板状の互いの面同士が向き合うように近接して配置されており、
    前記互いの面同士の距離は、前記送風ファンに近い側から遠い側にむけて徐々に小さくなっており、
    前記制御基板および前記コードリールの上方に配置され、前記制御基板の前記側壁部の側および前記コードリールの前記側壁部の側に液体を導く少なくとも一つの防水カバーをさらに備える、
    炊飯器。
  2. 前記制御基板、前記コードリール、および前記送風ファンを保持する保持部材をさらに備えており、
    前記保持部材は、前記平板状の前記コードリールの一方の面と近接して配置される背面部と、前記平板状の前記コードリールの他方の面側に配置されている支持部とを有しており、
    前記送風ファンは、前記支持部に対して固定されている、
    請求項1に記載の炊飯器。
  3. 前記制御基板は、その上方側が前記側壁部の側に、かつ、その下方側が前記側壁部の側の反対側に傾斜した状態で配置されている、
    請求項1または2に記載の炊飯器。
  4. 前記制御基板は、前記コードリールと向き合う面とは反対側の面に、前記回路素子を搭載している、
    請求項1からの何れか1項に記載の炊飯器。
  5. 前記コードリールは、その上方側が前記側壁部の側に、かつ、その下方側が前記側壁部の側の反対側に傾斜した状態で配置されている、
    請求項1からの何れか1項に記載の炊飯器。
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