JP3736175B2 - 平面表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は平面表示装置における表示パネルの放熱孔に設置された蓋の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
PDPに代表されるような薄型大画面表示装置における装置の内部を冷却するための放熱孔の構造について説明する。
【0003】
図5は従来の薄型大画面表示装置における冷却用放熱孔の断面を示したものである。筐体の材質が金属の場合は、ルーバ3もしくはプレスで打ち抜かれた放熱孔2の形状となっている。又、樹脂の場合では複雑な形状が困難なのでプレスで打ち抜かれた形状にほぼ等しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
薄型平面表示装置の特徴として、画像に応じて表示装置本体の据え付け方向を変えて使用するニーズが多い。しかし、図5に示されるような従来の構造では90°回転させた場合、放熱孔2に蓋が無いため、側面側にも穴が開いた状態となって、装置内部における下から上への上昇気流が乱されて冷却効率が悪くなっていた。
【0005】
又、強制空冷の際、装置本体の上部に設置されたファンの周辺に設けられた放熱孔が開放状態のままであると、ファンの周辺部からも空気を吸い込み、装置全体において対流が循環しないので十分な放熱効果が得られないという問題があった。
【0006】
上記問題点を解決するために本発明の平面表示装置は、装置の上部および装置の側面に放熱孔を有する、縦置き横置き自在な平面表示装置において、放熱孔が装置の上部に位置したときに開き、放熱孔が装置の側面に位置したときに閉じる、開閉式の蓋を放熱孔に設けたことを特徴とする。このような構成にすることによって、装置の内部を効率良く冷却できるようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明による平面表示装置の実施の形態を添付図面により説明する。
【0008】
(実施の形態1)
図1は請求項1記載の平面表示装置本体4の内部を冷却するために設けた開閉式蓋5付きの放熱孔2を取り付けた斜視図を示す。
【0009】
本発明の実施例によれば、図1に示されるような通常装置本体を横置きする場合、装置の上部に設けられた放熱孔2は、開閉式蓋5が開いた状態となり、装置の側面に設けられた放熱孔2については、開閉式蓋5が閉まった状態となっている。
【0010】
装置本体を90°回転させた場合、側面の放熱孔2に取り付けられいた開閉式蓋5が開放状態となり、天面に取り付けられていた放熱孔2の開閉式蓋5は密閉状態にすることができる。
【0011】
(実施の形態2)
図3は請求項2記載の開閉式蓋5付きの放熱孔2を外装筐体1に取り付けた斜視図を示す。
【0012】
本発明の実施例によれば、図3に示されるように開閉式蓋5の回転中心にはシャフト8が設けられている。又放熱孔2には、シャフト8を取り付けるための受け板9が2カ所設置されている。
【0013】
開閉式蓋5のシャフト8を受け板9に通すことによって、開閉式蓋5は回転することが可能となる。図3では、装置本体4の上部に取り付けられてある場合である。
【0014】
装置本体4を90°回転させると、開閉式蓋5は自重によって常に垂直の姿勢を保とうとするので放熱孔2に蓋をかぶせた状態にすることができる。これにより、容易に空気の出入りができなくなる。
【0015】
一方側面に設けられた開閉式蓋5付きの放熱孔2の場合は、装置本体4を90°回転させると、放熱孔2に蓋をかぶった状態から、開閉式蓋5のシャフト8を中心に回転することによって、開放状態となるので空気の出入りが自由にできるようになる。これにより、自然対流の場合、空気が下側から上側に流れる気流を乱すことなく装置本体を冷却することができる。
【0016】
(実施の形態3)
図2は平面表示装置本体4の内部を冷却するために設けたシャッター7付き放熱孔2を取り付けた斜視図を示す。
【0017】
本発明の実施例によれば、図2に示されるような強制空冷用ファン6の周辺に放熱孔2を設置して強制空冷用ファン6を動作させないで自然空冷で装置本体4の内部を冷却する場合においては、強制空冷用ファン6の隙間だけでは不十分なので、強制空冷用ファン6の周辺に追加された放熱孔2によって、自然対流の下から上への気流の流れを確保することができる。
【0018】
強制空冷用ファン6を動作させる場合は、強制空冷用ファン6の周辺にある放熱孔2をシャッター7で塞ぐことによって、強制空冷用ファン6の周辺部の放熱孔2からの空気の吸い込みを防止し、装置本体4の内部全体に強制空冷による空気の流れを効率よく確保することができる。
【0019】
(実施の形態4)
図4は平面表示装置本体4の内部を冷却するために設けたシャッター7付き放熱孔2を取り付けた断面図を示す。
【0020】
本発明の実施例によれば、図4に示されるように、外装筐体の内部側に電磁コイル10と材質が磁性体であるシャッター7を設けてある。シャッター7の回転中心にはシャフト8が設けてあり、又放熱孔2には受け板9が2箇所設けられていてシャフト8を受け板9に通すことによってシャッター7を回転させることが可能となっている。
【0021】
シャッター7は電磁コイル10が動作しない場合、自重によって垂直な姿勢状態となっているため、放熱孔2は開放されていて空気の出入りが自由となっている。装置本体4の内部の温度をセンサーで検知して装置本体4制御回路から強制空冷を行う指令を出した場合、強制空冷用ファン6を動作させると同時に電磁コイル10に電流を流すことによって、材質が磁性体であるシャッター7を吸い付けて強制空冷用ファン6周辺に設けられた放熱孔2を閉じる構造となっている。
【0022】
強制空冷用ファン6が動作すると外装筐体に設けられた放熱孔2から空気を吸い込むが、このとき強制空冷用ファン6の近くに放熱孔があるとそこからの空気の吸い込む量が他の放熱孔からの吸い込み量よりも多くなって、装置本体4の内部全体を冷却するための気流が確保できなくなるので、ファンを設置してもあまり内部を冷却しなくなる。本発明により、強制空冷の際、強制空冷用ファン6の近くにある放熱孔2を密閉状態にすることができるので、ファンによる冷却性能を維持することができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明の平面表示装置は、装置本体を90゜回転させて設置する場合でも、下から上へ空気の流れが確保できるように側面の放熱孔が閉まる構造を有することにより自然対流で効率良く冷却できるという効果がある。
【0024】
本発明の平面表示装置は、装置本体の内部をファンの使用により強制空冷することとファンを使用しないで自然空冷することの両方に対応できるように装置本体の上部に設けられた強制空冷用ファンの周辺の放熱孔にシャッターを取り付けることによって、常時ファンを回す必要が無くなるので、消費電力を削減できる。又、ファン回転による騒音の発生もできるだけ押さえることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】平面表示装置における実施の形態1の斜視図
【図2】平面表示装置における実施の形態3の斜視図
【図3】平面表示装置における実施の形態2の斜視図
【図4】平面表示装置における実施の形態4の断面図
【図5】従来の平面表示装置における放熱孔の断面図
【符号の説明】
1 外装筐体
2 放熱孔
3 ルーバ
4 装置本体
5 開閉式蓋
6 強制空冷用ファン
7 シャッター
8 シャフト
9 受け板
10 電磁コイル
Claims (2)
- 装置の上部および装置の側面に放熱孔を有する、縦置き横置き自在な平面表示装置において、
前記放熱孔が前記装置の上部に位置したときに開き、前記放熱孔が前記装置の側面に位置したときに閉じる、開閉式の蓋を前記放熱孔に設けた
ことを特徴とする平面表示装置。 - 前記蓋が前記蓋に設けた軸を回転中心にして回転し、かつ前記蓋の自重によって回転して開閉する蓋である
ことを特徴とする請求項1に記載の平面表示装置。
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JP02191999A Expired - Fee Related JP3736175B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 平面表示装置 |
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- 1999-01-29 JP JP02191999A patent/JP3736175B2/ja not_active Expired - Fee Related
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