JP2012042179A - 加熱調理器 - Google Patents

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Nobuaki Ota
宣章 太田
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Abstract

【課題】メニューや時間等の加熱条件設定時の操作性の向上を図る。
【解決手段】加熱調理器のメニュー・設定ボタンを回し、表示器15に[手動調理]を表示し、さらにボタンを押圧操作して決定する。この表示から、メニュー・設定ボタンを回して[レンジ]を選択し、これを決定する。[レンジ]の表示でメニュー・設定ボタンを回し、1−2の表示で仕上がり温度を設定し、レンジで設定温度まで加熱するお好み温度を選択する。さらに、メニュー・設定ボタンを操作し、順次加熱モードを選択し、1−5では手動の[石窯オーブン]が選択された状態を示す。メニュー・設定ボタンをさらに操作し、1−16は[手動設定]最後の[こんがりプレート]の表示である。これからさらにメニュー・設定ボタンを回すと、[手動設定]最初の1−1の選択に戻る。これを特定の加熱条件として「ピロロ」の報知音を発生する。
【選択図】図9

Description

この発明は、選択した調理メニューに応じて調理容器内の食材を加熱する加熱調理器に係り、特に目の不自由な人にも好適な加熱調理器に関する。
従来の加熱調理器は、調理メニューを表示器に表示させ、操作つまみの操作信号が入力された旨を報知させたり、残り時間や調理の終了を報知させたりし、使用者に操作状態や終了等を知らせている。
特開2005−172266公報
従来の技術は、操作命令が確実に入力されたかを知らせたり、調理の途中や終了等を知らせたりしている。各条件で知らせる音を変えたりもしている。しかしながら、例えばある表示が順次変更されて行き、初めの状態に戻る循環型の操作の場合には一巡したことの報知がなかったり、あっても区別ができなかったり、するという問題があった。
この発明の目的は、メニューや時間等の加熱条件の設定をするときの操作性の向上を図った加熱調理器を提供することにある。
上記した課題を解決するために、この発明の加熱調理器は、調理容器内に収容された食材を加熱する加熱する加熱手段と、前記加熱手段の加熱条件を少なくとも回転操作を含む操作により設定する加熱条件設定手段と、前記加熱条件設定手段に基づき設定された加熱条件の設定値を表示する表示手段と、前記加熱条件設定手段に基づく加熱条件で加熱を開始させる加熱開始指示手段と、少なくとも前記加熱条件設定手段の操作時の報知や加熱の終了時、異常時に報知を行う報知手段と、を具備し、前記報知手段は、前記加熱条件設定手段の回転操作により加熱条件を設定する場合、予め決められた特定の加熱条件に達したときに、特定の報知を行うことを特徴とする。
この発明の加熱調理器に関する第1の実施形態について説明するための外観斜視図である。 図1の表示器の表示例について説明するための説明図である。 図1の自動調理表示部の表示例について説明するための説明図である。 図1の扉を開いた状態の正面図である。 図4の断面図である。 概略的な電気的構成について説明するためのブロック図である。 報知音を発生させるパルス信号について説明するための説明図である。 加熱調理器の状態を見分ける報知音例について説明するための説明図である。 加熱調理器を加熱モードに選択したときの表示例について説明するための説明図である。 加熱条件を設定する表示例について説明するための説明図である。 加熱条件を設定する表示例について説明するための説明図である。 加熱調理器で自動加熱を選択した後に決定した場合の表示例について説明するための説明図である。 加熱調理器で自動加熱を選択した後に決定した場合の表示例について説明するための説明図である。 加熱調理器で加熱条件設定時の表示例について説明するための説明図である。 加熱調理器で加熱条件設定時の表示例について説明するための説明図である。 図14の次段階の加熱条件設定表示例について説明するための説明図である。 図15の次段階の加熱条件設定表示例について説明するための説明図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜図5は、この発明の加熱調理器に関する一実施形態について説明するための、図1は外観について説明するための斜視図、図2は図1の表示器の表示例について説明するための説明図、図3は図1の自動調理表示器の表示例について説明するための説明図、図4は扉を開いた状態の正面図、図5は図4の側断面図である。
図1において、11は、加熱調理器10の本体12の前面のほぼ全体を覆い、上から手前に開閉自在に取り付けられた扉である。本体12の上部には扉11を開閉するときに手をかけるハンドル13が取り付けられ、扉11の下部には操作パネル14が取り付けられている。操作パネル14には設定内容や調理の進行状況などを表示する手段である表示器15、調理条件を設定するための加熱条件設定手段であるメニュー・設定ボタン16、調理の開始を指示する手段である調理スタートキー17、設定を取り消したり調理を中止したりするための手段である取消キー18がある。さらに、操作パネル14の上方には、自動調理のメニューを表示する手段である自動調理表示器19がある。
メニュー・設定ボタン16は、時計あるいは反時計方向に回転操作および押圧操作することが可能で、加熱条件の設定を行うものである。その回転角度で発生させるパルス信号の周波数を変えることで、表示器15および自動調理表示器19に表示される表示の切り換えるとともに、切り換え速度を変化させることができる。また、メニュー・設定ボタン16は、押圧操作することにより選択されたメニューを決定させることができる。メニュー・設定ボタン16の回動操作の検知に関しては、クリック感のあるエンコーダで構成し、1クリック毎に加熱条件が変更される。メニュー・設定ボタン16の押圧操作の検知に関しては、タクトスイッチで構成されている。
図2は、表示器15の具体的な表示例について説明するための説明図である。表示器15には、加熱条件である加熱モードを表示する領域15a、温度・出力・自動メニューを表示する領域15b、付属品の状態を表示する領域15c、時間・仕上がり調節を表示する領域15d、情報表示の領域15e、にグルーピングされ、個々の表示内容が配置されている。
図3は、自動調理表示部19の具体的な表示例について説明するための説明図である。自動調理表示部19には、搭載されている自動調理のメニュー名が順番に並んでおり、対応するメニュー番号がメニュー名の左側に配置されている。白黒反転表示は、自動調理のグループ名の表示である。
白黒反転表示のグループ名は、例えば[あたため]、[お惣菜]、[パン工房]、[スイ―ツ]、[お手入れ]である。[あたため]としては「1:スピード、2:ソフト、3スチーム、4牛乳・・・」であり、[お惣菜]としては「12:焼きそば、13:グラタン:、14:焼き野菜・・・」であり、[パン工房]としは「29:フランスパン、30:メロンパン、31:ベーグル・・・」であり、[スイ―ツ]としては「36:クッキー、37:シュークリーム、38:スポンジケーキ・・・」であり、さらに[お手入れ]としては「43:お手入れ、44:水抜き、45:脱臭」である。使用者は各自動調理のメニューを選択することで、所望の調理を自動的に設定することができる。
図4、図5に示すように、加熱調理器10は前面を開放した矩形状の外箱41内に、同じく前面を開放した矩形状の内箱42を固定して構成されている。内箱42の内部は加熱室43とされ、この加熱室43の前面開口部は、上下に回動する扉11によって開閉されるようになっている。
加熱調理器10の背部には、外箱41と内箱42との間に位置する機械室44が形成されており、この機械室44の下部には、マイクロ波による加熱手段となるマグネトロン45の他、図示しないマグネトロン45の電源装置、マグネトロン45や電源装置を冷却する冷却ファン装置などが配設されている。マグネトロン45はマイクロ波を発生するもので、発生したマイクロ波は、内箱42の下面に配設された導波管46を通して内箱42の底部に形成された励振口47から加熱室43内に供給されるようになっている。
内箱42の底部内側には段部48が形成され、この段部48にガラス板或はセラミックス板から形成された底板49が載置されている。この底板49は、実質的に加熱室43の底面を構成するもので、この底板49の下方の空間には、励振口47から供給されたマイクロ波を反射撹拌するための回転アンテナ50が配設されている。また、底板49の下方の空間には、回転アンテナ50を取り巻くようにしたシースヒータなどにより電熱加熱手段となる下ヒータ51が配設されるとともに、内箱42の上部には、面状ヒータなどにより電熱加熱手段となる上ヒータ52が配設される。これらの上および下ヒータ52,51は、オーブンヒータとして機能する。
一方、内箱42の背面には、熱風発生装置53のケーシング54が固定されており、このケーシング54内には、ファンモータ55によって駆動される遠心型のファン56および熱風用ヒータ57が配設されている。そして、加熱室43の後面である内箱42の後面壁には、ファン56の中心側に対応位置して多数の小孔からなる吸気口58が形成されていると共に、吸気口58の上下両側部分に位置して同じく多数の小孔からなる吐気口59が形成されている。
上記の熱風発生装置53において、ファン56が回転すると、加熱室43内の空気が吸気口58からケーシング54内に吸引され、そして熱風用ヒータ57により加熱されて上下の吐気口59から加熱室43内に吐出される。このような熱風の循環によって加熱室43内が加熱されてオーブン調理が行われる。オーブン調理では、加熱室43内にオーブン調理皿を上下2段に配置することができるが、上記のように上下の吐気口59から同等量の熱風が供給されることによって、上下に配置されたオーブン調理皿上の食品が共に良好に調理することができる。
内箱42は鉄板などの金属板製のもので、前面部の矩形状のフランジ板60、上面板61、後面板62、左側板63、右側板64および底面板65からなる。そのうち、上面板61および後面板62は、一枚の板材をほぼL字形に折曲して形成されている。そして、これらの板60〜65は互いに溶接などによって接合され、前面部のフランジ板60が外箱41に溶接などによって接合されている。
かかる内箱42の上部稜角部のうち上部後側の稜角部、換言すれば、一枚の板から形成された上面板61および後面板62の境界部は、後側に向って下降する傾斜面66に形成されている。そして、その傾斜面66の横(左右)方向中央部には、図示しない赤外線検知用の窓が開口形成されており、その窓に望むようにして温度検知手段である赤外線センサ67が配置されている。
次に、図6のブロック図を参照し、加熱調理器10の概略的な電気的構成について説明する。
71は、例えばマイクロコンピュータを主体に構成される制御部である。この制御部71は、設定内容や調理の進行状況などを表示する表示器15、調理条件を設定するための調理条件を設定するための加熱条件設定手段であるメニュー・設定ボタン16、調理の開始の指示手段である調理スタートキー17、設定を取り消したり調理を中止したりするための取消指示手段である取消キー18、自動調理のメニューを表示する手段である自動調理表示器19をそれぞれ駆動する。これら各部は加熱調理器10の各構成に相当部分には同符号を付している。
それに、レンジ加熱を行うためのマイクロ波加熱部72、ヒータ加熱を行うためのヒータ加熱部73、調理の終了等をピエゾスピーカ等の報知手段により使用者に知らせるブザー報知部74、加熱室内の温度を検出する温度センサ75、扉の開閉状態を検知する扉開閉センサ76から構成される。
ここで、図7、図8を参照し、制御部71から報知のためのパルス信号を生成してブザー報知部73を報知させる場合に、異なる報知信号により報知音で加熱調理器10の状態を見分ける報知音例について説明する。
図7(A)の1976Hzと0Hzの周波数の音を1回だけ50ms発生させた場合は、図8の報知音S1の「ピッ」となる。この報知音S1の使用例としては、つまみ操作時の各クリック音とする。
図7(B)の1760Hzと1865Hzをそれぞれ100ms、1976Hzを200msの時間で異なる音域を連続して1回だけ発生させた場合は、図8の報知音S2の「ピロロ」となる。この報知音S2の使用例としては、操作前のメニュー表示を基準位置とし、メニュー・設定ボタン16の操作後基準位置に戻ったときとする。具体的には表示器15の[レンジ]が選択され、メニュー・設定ボタン16を操作して順次表示が切り換わって再び[レンジ]に戻ったときの報知音として用いる。
図7(C)の1976Hzと0Hzをそれぞれ150msecで、7回繰り返して発生された場合は、図8の報知音S3の「ピッピッピッピッピッピッピッ」となる。この報知音S3の使用例としては、故障やユーザの誤使用それに注意用として使用する。
また、1976Hzの周波数を1回150msecだけ発生させた場合は、図8の報知音S4の「ピ」となる。この報知音S4の使用例としては、報知音S2が使用されるキー操作以外のキー操作で使用する。
図7(D)の1976Hzと0Hzがそれぞれ500msで、1回だけ発生させた場合は、図8の報知音S5の「ピー」となる。この報知音S5は、メニュー・設定ボタン16を操作したときに、最大・最小値のときに止まる場合で、最大または最小の値を知らせるときに使用する。
また、1976Hzと0Hzがそれぞれ500msで、3回だけ発生させた場合は、図8の報知音S6の「ピーピーピー」となる。この報知音S6は、調理が終了したことを知らせる場合に使用する。
さらに、1976Hzと0Hzがそれぞれ500msで、5回だけ発生させた場合は、図8の報知音S7「ピーピーピーピーピー」となる。この報知音S7は、予熱が終了したことを知らせる場合に使用する。
図9は、加熱調理器10を加熱モードに選択したときの表示例について説明するための説明図である。
まず、表示器15に[手動設定]を呼び出す。この呼び出しは、メニュー・設定ボタン16を時計方向に回し操作して発生した駆動パルスを制御部71に供給し、表示器15から[手動設定]を選択して表示させ、[手動設定]の表示がされたところでメニュー・設定ボタン16を押圧操作して決定する。
この表示状態から、同じようにしてメニュー・設定ボタン16を回して、[レンジ]を選択し、押して決定する。[レンジ]が表示されたところで、メニュー・設定ボタン16を回すと、図9の1−2で示すように、仕上がり温度を設定してレンジで設定温度まで加熱する[お好み温度]が選択される。
さらに、メニュー・設定ボタン16を回していくと、順次加熱モードが選択され、図9の1−5では手動の[石窯オーブン]が選択されたときの表示を示している。メニュー・設定ボタン16をさらに操作し、図9の1−16は、[手動設定]最後である[こんがりプレート]が選択されたときの表示である。さらにメニュー・設定ボタン16を回すと、[手動設定]最初の図9の1−1の選択に戻る。
このとき、制御部71は、特定の加熱条件とし判断し、ブザー報知部74に対して報知音S2の「ピロロ」を発生させる図7(B)のパルス信号を出力する。
このように、操作で複数の選択項目がある場合に、基準となる項目を選択した場合に報知するため、項目を選択しているとき加熱条件の設定が行いやすく、例えば目の不自由な方でも容易な操作が可能となる。
図10、図11は、手動設定で加熱条件を設定する表示例について説明するための説明図である。
図10の1−1−1は、図9の1−1の[レンジ]選択時にメニュー・設定ボタン16を押圧操作して[レンジ]を確定した後の最初の[出力設定]を行う段階の出力表示で、まず[600W]が選択されている。この状態からメニュー・設定ボタン16を回すと、図10の1−1−2で示すように、[500W]となる。同様にしてメニュー・設定ボタン16を回して200Wや1000Wなどに変更することができる。
また、図11は、手動設定で加熱条件を設定する表示例として図9の1−1の[レンジ]選択時に、[石窯オーブン]を選択したときの最初の温度設定を行う段階の表示で、まず[180℃]が選択されている。この状態からメニュー・設定ボタン16を回すと、[190℃]などに温度を変更することができ、変更された温度が表示される。
このように、手動設定によりレンジや石窯オーブンを確定するときにメニュー・設定ボタン16を押圧操作して決定した場合の制御部71は、ブザー報知部74に対して図8の報知音S4の「ピ」を発生させる図7(C)のパルス信号を1回だけ出力する。
この場合は、手動設定によりレンジや石窯オーブンの温度を設定するときのキー操作音として鳴らすことができることから、キー操作の判別に寄与する。
図12、図13は、自動メニューを選択した後に、決定した場合の表示例であり、図6〜図8とともに説明する。
図12において、メニュー・設定ボタン16を回して自動加熱の最初の加熱条件を設定するときに使用する表示の部分で、[自動メニュー]の[1]番を表示する。さらにメニュー・設定ボタン16を回すと順次メニューが選択され、それに応じてメニュー番号表示が切り換わる。J1−45は、最後の自動調理メニューである自動調理表示器19の[45]番の[脱臭]を選択中の表示状態を示し、さらにメニュー・設定ボタン16を回すと、最初の図12のJ1−1に示す[1]番のメニューが選択される。このときに、制御部71は、ブザー報知部74に対して図8の報知音S2の「ピロロ」を発生させる図7(B)のパルス信号を1回だけ出力する。
また、[1]番を[自動メニュー]で選択中にメニュー・設定ボタン16を反時計方向に回すと、自動調理表示器19の最後の[45]番のメニューが選択される。[自動メニュー]で[2]番のメニューを選択中に、メニュー・設定ボタン16を反時計方向に回して[1]番のメニュー選択になった場合も、図8の報知音S2の「ピロロ」を発生させる図7(B)のパルス信号を1回だけ出力する。
図13では、メニュー・設定ボタン16を操作し、自動調理表示器19の[1]番の[スピードあたため]を選択し、決定した場合の表示例を示している。手動の2番目の加熱条件の表示を行う部分で、[仕上がり]調節の設定表示を行う。最初は[標準]が選択されているが、メニュー・設定ボタン16を回すと、[強め][1]など[仕上がり]調節の設定値が切り換わり、それに応じて表示も切り換わる。
この場合、自動加熱モードの選択性が向上する。
図14、図15は、それぞれ加熱条件設定時の表示例を示している。加熱モードとしては、複数の手動設定による加熱と複数の自動メニューによる加熱があり、最初にメニュー・設定ボタン16で、手動設定か、または、自動メニューかを選択する。
手動設定が選択されたときは、図14のように表示器15の手動加熱モードの表示が全て点灯する。自動メニューが選択されたときは、自動メニューの一覧を表示する自動調理表示器19がバックライトで照らされて、メニュー一覧が確認できるようになっている。
そこで、図14の手動設定のときにメニュー・設定ボタン16が押圧操作されると、図12のJ1−1の[1]番のメニュー選択の状態になる。このときは、特定のブザー報知ではなく制御部71は、図8の報知音S4の「ピ」を発生させる図7(C)のパルス信号を1回だけ出力する。
この場合、「ピ」の報知音を1回だけ報知するだけであるため、使用者に対してうるささを感じることを抑えることができる。
図9、図12、図13において、メニュー・設定ボタン16を回して1クリック毎に別のメニューが選択されたときに制御部71は、ブザー報知部74に対して図8の報知音S1の「ピッ」を発生させる図7(A)の短いパルス信号を1回だけ出力する。この場合は、特定の報知とは異なる報知時間の短い報知を行うことにより、クリック数を数え易く、クリック数によりどのメニューが選択された状態かを認識することが可能となる。
図16、図17は、図14、図15の加熱条件設定時の1段階目の表示から、メニュー・設定ボタン16を操作して2段階目の加熱条件設定が変更された状態の表示例を示している。
図16の1-1-1-1は、メニュー・設定ボタン16を回して[手動設定]の[レンジ]の[600W]の加熱時間[10秒]を設定しているときの表示である。図16の1-1-1-1は、メニュー・設定ボタン16をさらに回すことで、図16の1-1-1-2に示すように時間を変更でき、変更された時間は、右の部分に表示される。図17の1-5-1-1は、[手動設定]の[石窯オーブン][180℃]の加熱時間を設定しているときの表示である。メニュー・設定ボタン16を回すことで、図17の1-5-1-2に示すように時間を変更することができる。
図16の1-1-1-2は、メニュー・設定ボタン16を回して[手動設定]の[レンジ]の[600W]の加熱時間[20秒]を設定しているときの表示である。[手動設定]の[レンジ]の[600W]の場合は、時間設定の最小値は0秒で、最大値は15分00秒になっており、15分00秒が選択された状態ではさらにメニュー・設定ボタン16をさらに時計方向に回した場合には時間は変更されない。
[手動設定]の[石窯オーブン]の場合は、[時間設定]の最小値は0秒で、最大値は90分で、同様に最大値が選択された状態ではさらにメニュー・設定ボタン16をさらに時計方向に回した場合には時間は変更されない。また、最小値の0秒が選択された状態ではさらにメニュー・設定ボタン16をさらに反時計方向に回した場合には時間は変更されない。
このように、最小値または最大値に到達したときに制御部71は、図8の報知音S5の「ピー」を発生させる図7(C)のパルス信号を1回だけ出力する。
さらに、図11の温度設定の場合は、最小値は100℃で最大値は350℃であり、時間の設定と同様に、最小値と最大値に到達したときにも制御部71は、図8の報知音S5の「ピー」を発生させる図7(C)のパルス信号を1回だけ出力する。
最初のメニューに戻った場合の特定の報知音としては、図8の報知音S2の「ピロロ」を1回発生させる、最小値または最大値に到達したときの特定の報知音としては、図8の報知音S5の「ピ−」を1回発生させる。
最小値または最大値に到達したときの特定の報知を、最初のメニューに戻った場合に特定の報知と異ならせた場合は、手動の設定いなのか自動の設定なのか区別しやすいものとなる。
取消キー18を例えば3秒間押し続けた後に、スタートキー17を押すと、特定の報知音を鳴らさない設定に変更することが可能となっている。この設定は、電源が切られてもデータが保持される制御部71内の不揮発性メモリに記憶され、次回電源を投入されたときも、不揮発性メモリ内のデータを読み込み、特定の報知音を鳴らすかどうかの設定状態を設定する。鳴らさない設定の状態のときに、同じ操作を行うと特定の報知音を鳴らす設定に戻すことができる。特定の報知音の有無設定は、専用のキーを設けることなく、通常の加熱状態を設定する段階では使用しない操作を行うことで実現している。
この場合、プログラム上で処理できることから、コストアップすることなく、不要とする使用者に対しても簡単に対応可能となる。
この発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、調理条件を設定するための加熱条件設定手段であるメニュー・設定ボタン16は、選択は時計または反時計方向に回動操作し、決定は押圧操作する機能のものを使用したが、回転操作のみで調理条件を設定してもよく、選択キーと決定キーをそれぞれ別の位置に配置しても用いても構わない。
この発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 加熱調理器
12 本体
14 操作パネル
15 表示器
16 メニュー・設定ボタン
17 調理スタートキー17
18 取消キー
19 自動調理表示器
71 制御部
72 マイクロ波加熱部
73 ヒータ加熱部
74 ブザー報知部

Claims (5)

  1. 調理容器内に収容された食材を加熱する加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段の加熱条件を少なくとも回転操作を含む操作により設定する加熱条件設定手段と、
    前記加熱条件設定手段に基づき設定された加熱条件の設定値を表示する表示手段と、
    前記加熱条件設定手段に基づく加熱条件で加熱を開始させる加熱開始指示手段と、
    少なくとも前記加熱条件設定手段の操作時の報知や加熱の終了時、異常時に報知を行う報知手段と、を具備し、
    前記報知手段は、前記加熱条件設定手段の回転操作により加熱条件を設定する場合、予め決められた特定の加熱条件に達したときに、特定の報知を行うことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記加熱条件設定手段は、加熱条件を設定する機能と、加熱条件を決定する機能を有し、前記特定の加熱条件を設定したときの報知音は加熱条件を決定したときの報知音と異なることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 複数の手動設定による加熱メニューまたは複数の自動設定による加熱メニューを搭載し、前記加熱条件設定手段の操作で複数のメニューから目的のメニューを選択することができ、同一方向に回転操作し続けた場合に最後のメニューの次は最初のメニューに戻り、逆方向に操作し続けた場合は最初のメニューの次に最後のメニューが選択され、最初のメニューに戻った場合に特定の報知を行うことを特徴とする請求項1または2記載の加熱調理器。
  4. メニュー選択されていない状態から、前記加熱条件設定手段の回転操作により最初のメニューが選択された状態になったときは特定の報知は行わないことを特徴とする請求項3記載の加熱調理器。
  5. 手動設定による加熱メニューのうち一つを選択して確定した場合には、前記加熱条件設定手段の回転操作により加熱時間や加熱温度を設定するようになり、前記加熱条件設定手段の回転操作により最小値または最大値に到達した後も同一方向に回した場合は、値を変更せず、最小値または最大値に到達したときに特定の報知を行うことを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の加熱調理器。
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