JP2006105427A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の操作用ツマミを有する従来技術においては、使用者がツマミを操作している間やその後一定時間の間に、使用者の意図しない状況で他の操作用ツマミに接触したとき、他の操作用ツマミの入力が受け付けられるため、使用者の操作の混乱を招く恐れがあり、操作性の低下につながる。
【解決手段】 複数の操作用ツマミA,B,Cを有する加熱調理器(電子レンジ)において、複数の操作用ツマミA〜Cのうち1つの操作用ツマミを操作している間およびその後一定時間は、他の操作用ツマミの操作入力を受け付けないよう制御する制御手段(制御回路57)を備えた。
【選択図】 図3

Description

本発明は電子レンジ等の加熱調理器に係わり、特に複数の操作用ツマミを有するものに関する。
複数の操作用ツマミを有する従来技術としては、例えば特許文献1に開示されているように、温度調節ツマミと、時間や重量設定用のツマミの2つのツマミを備えたものが知られている。
かかる構成において、温度調節ツマミは温度設定用で、他方のつまみは設定時間合わせ機能と重量設定機能とを有しており、解凍モードが選択された場合には重量設定用のつまみとして機能し、その他のモードが選択された場合には設定時間合わせ用のつまみとして機能するようになっている。
特開平9−119647号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のものでは、図7のフロー図やそれに対応する段落0014の記載から明らかなように、1つのツマミを操作している間およびその後一定時間も他の操作用ツマミの操作入力を受け付けるように制御されている。これは、特許文献1の段落0014に、図7を参照して「例えばAの状態でつまみ22を回して温度を設定するかそのまま3秒間操作を行なわないとBに進みつまみ23によるタイマ入力待機状態になる。タイマ入力がされるとCのスタート待機状態になるが、Aの状態からつまみ23を操作して直接Cのスタート待機状態に移行することができる。一方、Gの状態からつまみ22で予熱温度を設定するか3秒経過するとHに移行してつまみ23による予熱タイマ入力待機状態になり、つまみ23によりタイマ入力されるとIの予熱スタート待機状態になる。また、Gの状態からつまみ23によるタイマ入力により直接Iに移行することができる。」と記載されていることから明らかである。
このように、複数の操作用ツマミを有する従来技術においては、使用者がツマミを操作している間やその後一定時間の間に、使用者の意図しない状況で他の操作用ツマミに接触したとき、他の操作用ツマミの入力が受け付けられるため、使用者の操作の混乱を招く恐れがあり、操作性の低下につながる。
なお、複数の操作用ツマミ間の間隔を十分にとれば、1つのツマミを操作している間や操作後に手を移動する際等に他のツマミに接触するのをある程度防ぐことはできるが、その分、操作部のスペースを広くしなければならない。
本発明はかかる課題を解決するためになされたものである。
そこで、本発明は、複数の操作用ツマミを有する加熱調理器において、前記複数の操作用ツマミのうち1つの操作用ツマミを操作している間およびその後一定時間は、他の操作用ツマミの操作入力を受け付けないよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
また、前記複数の操作用ツマミを近接して配置したことを特徴とする。
さらに、前記制御手段は、前記操作用ツマミの操作入力を受け付けた後に報知手段を用いて次の操作対象を指示することを特徴とする。
また、前記複数の操作用ツマミのうち少なくとも1つの操作用ツマミに複数の機能が割り当てられていることを特徴とする。
本発明によれば、1つのツマミを操作している間およびその後一定時間、他のツマミの操作入力を受け付けないように制御することから、使用者が1つのツマミを操作している間および操作後に手を移動する際等、使用者の意図しない状況で他のツマミに接触したときにも、その操作入力は受け付けられないので混乱を招くことなく意図している操作を継続することができ、操作性の向上につなげることができる。
また、複数の操作用ツマミを近接して配置したことにより、本来相反する操作性の向上と操作部の省スペース化を共に実現することができ、その分、表示部等を大型化することも可能となる。
さらに、操作用ツマミの操作入力を受け付けた後に報知手段を用いて次の操作対象を指示することにより、使用者は次に操作すべき操作対象を容易に知ることができるので、更なる操作性の向上を図ることができる。
また、複数の操作用ツマミのうち少なくとも1つの操作用ツマミに複数の機能が割り当てられていることにより、ツマミの数を少なくできるので、更なる省スペース化を図ることができる。
図1及び図2において、1は本発明の加熱調理器の一実施形態である電子レンジ本体、2は食品を収納する加熱室、3は加熱室2の前面開口を開閉するドア、4は電子レンジ本体(オーブンレンジ)1に加熱条件の設定や加熱開始の指示を行う操作部4aや設定条件や残り加熱時間などを表示する表示部4bを有するコントロールパネルである。上記操作部4aについては後で詳述するが、表示部4bは多くの情報を見やすく表示できるように大型の液晶表示器が用いれている。
前記加熱室2は、上面2a、下面2b、左側面2c、右側面2d及び後面2eから構成されており、下面2bには下方に図示しないマグネトロンから供給されるマイクロ波を拡散する回転アンテナが配置され、該回転アンテナから放射されるマイクロ波を透過する食品載置板5を配置している。即ち、加熱室2内へのマイクロ波の供給は食品載置板5を介して行われるのである。
6は底部の外壁面(裏面)にマイクロ波を吸収して発熱する発熱体を有する角皿、7は角皿6に載置される蒸し調理用のすのこ、8はすのこ7の上面開口を閉塞するすのこ蓋である。9は加熱室2の左側面2c及び右側面2dの上部に配置した角皿6の載置用上部レール、10は同じく加熱室2の左側面2c及び右側面2dの中央よりやや下部に配置した角皿6の載置用中央レール、11は加熱室2の左側面2c及び右側面2dの下部に配置した角皿6の載置用下部レールである。つまり、載置用上部レール9に角皿6を載置したときは上面2a近くに角皿6が配置されることになり、載置用中央レール10に角皿6が載置されたときは、角皿6は加熱室2内の中央と食品載置板5との中間位置に配置され、さらに載置用下部レール11に角皿6が載置されたときは、載置用中央レール10の少し下部で、開放したドア3に角皿6を載置し加熱室3内に押し込んだとき、自動的にレール上に導かれる高さ、すなわちほぼ食品載置板5の直上付近に角皿6が配置される。
前記角皿6、すのこ7及びすのこ蓋8は、角皿6内に水を貯留し、裏面の発熱体の熱により加熱して蒸気を発生させ、すのこ7内に蒸気を供給して、すのこ7内の茶碗蒸し等の食品を蒸し調理するための調理容器12を構成している。なお、上記すのこ7を用いずに、角皿6と蓋8を用いて餃子等の蒸し焼き調理を行うことができ、また角皿6のみを用いて肉や魚等の焼き調理を行うこともできる。
また、図示はしないが、加熱室2の後面2eの裏側には、シーズヒータ等から成るオーブンヒータを有する熱風循環ユニットが内蔵されており、オーブン調理時には加熱室2内に熱風が吹き出されるように構成されている。また、加熱室2の上面2aの裏側には平面ヒータ等から成るグリルヒータが配置されている。さらに、加熱室の右側面2dの上部には、加熱室2内を走査して被調理食品の各部の温度を検知する赤外線温度センサが設けられている。
そして、図2に示すように、コントロールパネル4の操作部4aには、操作しやすいように大きめに形成された3つの操作用ツマミA,B,Cが縦列に近接して配置されており、一番上に配置された操作用ツマミAには二重構造の中央部にスタートボタン40が配置されている。一番上の操作用ツマミAは、手動調理メニュー、すなわち出力や温度や時間を任意に設定して行えるレンジ(マイクロ波)調理やオーブン調理やグリル調理等を表示部に表示される中から選択設定するツマミで、出力(例えば1000W,700W,・・・等)や温度や時間は他のツマミB,Cを用いて別途設定する。真ん中の操作用ツマミBは、上記手動調理メニュー設定用のツマミAでレンジ調理が設定された場合の出力を設定する機能と、オーブン調理やグリル調理が設定された場合の温度を設定する機能が割り当てられている。一番下の操作用ツマミCは、ドア3の前面下部等に表記された自動調理メニュー、すなわちグラタンや茶碗蒸し等の具体的な調理をそれらに付された番号を表示部4bに表示される番号の中から選択設定する機能と、上記操作用ツマミAで手動調理メニューが設定された場合の時間を設定する機能が割り当てられている。また、上記操作用ツマミAと二重構造に設けられたスタートボタン40は、単なる暖め調理や、上述した自動調理メニュー設定後、あるいは手動調理メニュー設定時においては全ての設定項目の設定完了後に、調理(加熱)をスタートさせるボタンである。
上記各操作用ツマミA,B,Cは、図3のブロック図に示すように、それぞれダイヤルエンコーダ51〜53や入力回路54〜56を介して本発明の制御手段を構成するマイコン等から成る制御回路57に接続され、また、スタートボタン40はタクトスイッチ58や入力回路59を介して制御回路57に接続されて、それぞれの操作入力が制御回路57を構成するマイコンに入力されるようになっている。
また、上記制御回路57には、表示回路60〜64を介して、前述した表示部4aと、前記スタートボタン40や操作用ツマミB,Cに対応して設けられた報知手段としてのスタートボタン用LED41やツマミB用LED42,ツマミC用LED43が接続される一方、駆動回路64〜66を介して、前述したように配置されたマグネトロン67やオーブンヒータ68やグリルヒータ69が接続されている。なお、上記LED41〜43は点灯しないと良く分からないため前記図1,図2の外観図では図示していないが、スタートボタン用LED41はスタートボタン40内に、ツマミB用LED42とツマミC用LED43はそれぞれツマミBとツマミCの直ぐ上に、点灯した状態が良く見えるように内装されている。
かかる構成において、本実施形態の動作の要部を図4〜図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。
使用者が調理を行うため、電子レンジ本体1のドア3を開けて、被調理食品を加熱室2内に入れドア3を閉じると、パワーオフ状態にある制御回路57のマイコン等に電源が投入されて図4のフローチャートで示す処理がスタートし、まず所定の初期化処理が行われる(ステップS1)。
初期化処理が終了すると、最初に操作部4aのスタートボタン40が押されたか否かをチェックする(ステップS2)。あたため調理の場合は事前の設定が不要でスタートボタン40を押すだけで調理が可能であるため、ここでスタートボタン40が押されたのを検知すると、ステップS3に移行して、あたため調理の条件(例えば75℃加熱)を読み出し(ステップS3)、あたため調理を実行する(ステップS4)。あたため調理は、マイクロ波を被調理食品に照射して加熱し、前述した赤外線温度センサで走査して得られる被調理食品の各部の温度が例えば75℃になると自動的に調理が終了する。
一方、上記ステップS2で、スタートボタン40が押されていないのを検知すると、ステップS5に進んで操作部4aのツマミC,すなわち自動調理メニュー設定機能と時間設定機能を有するツマミCが操作されたか否かをチェックする。ここで、ツマミCが操作されれば(ステップS5のYES)、ステップS6に進んで図6に示す処理A(サブルーチン)に移行する。
図6に示す処理Aに移行すると、まずオーブンやマイクロ波加熱の運転中か否かをチェックし(ステップS100)、運転中でなければ次のステップS101に進んで他のツマミ(ここではツマミA,B)が操作されていないかどうかをチェックする。他のツマミが操作中でなければ、次のステップ102に進んで、さらに他のツマミが操作されてからT秒(数秒程度の一定時間)経過したか否かをチェックする。他のツマミが操作中でなく操作されていても操作されてからT秒以上経過しておれば、当該ツマミCの操作入力の受付制御を行って(ステップS101のYES→ステップS102のYES→ステップS103)、前記図4に示したメインルーチンに戻る。
一方、他のツマミが操作中か又は操作されてからT秒経過していなければ、ツマミCの操作入力の受付制御は行わずに当該処理Aを終了して図4に示したメインルーチンに戻る(ステップS101のNO又はステップS102のNO)。また、この処理Aの最初のステップS100で、オーブンやマイクロ波加熱の運転中であればステップS104に移行して、運転中に可能な操作内容か否かをチェックする。運転中に可能な操作内容であれば、他のツマミが操作中か否かをチェックする前記ステップS101に移行するが、運転中に可能な操作内容でなければ、ツマミCの操作入力の受付制御は行わずに当該処理Aを終了して図4に示したメインルーチンに戻る(ステップS104のNO)。
図4のメインルーチンに戻ると、前記処理Aに移行したステップS6の次のステップS7に進んで、処理Aで制御が受け付けられたか否かをチェックし、受け付けられていなければ前記ステップS2からの処理を繰り返す。受け付けられておれば、ツマミCの回転量に応じた自動調理番号,すなわちドア3の前面下部等に表記された自動調理メニューの番号を表示部4bに表示し(ステップS7のYES→ステップS8)、スタートボタン用インジケータ,すなわちスタートボタン用LED41を点滅する(ステップS9)。そして、次のステップS10で、スタートボタン40が押されたか否かをチェックし、スタートボタン40が押されれば、ステップS11に移行して、選択された自動調理メニューの調理条件(加熱源,出力,温度,時間等)を読み出し、読み出した調理条件に基づき選択された自動調理メニューの調理を実行する(ステップS12)。前記ステップS10でスタートボタン40が押されていない場合は、再度ツマミCが操作されたか否かをチェックしながら、スタートボタン40が押されるのを待ち(ステップS10のNO→ステップS13のNO→ステップS10のループ)、スタートボタン40が押されれば上述した処理を実行する。
また、調理メニュー変更等でスタートボタン40が押されることなく再度ツマミCが操作されたか、誤ってツマミCに接触して操作された場合には、次のステップS14で図6に示した処理A(サブルーチン)に移行し、前述したと同様の処理を行う。処理Aを終了すると、次のステップS15に進んで、前記と同様に処理Aで制御が受け付けられたか否かをチェックし、受け付けられていなければスタートボタン押下待ちのため前記ステップS10からの処理を繰り返し、受け付けられておれば、回転量に応じた自動調理番号表示のステップS8からの処理を繰り返す。
一方、前記ステップS5で、ツマミCが操作されない場合には、ステップS16に移行して、手動調理メニュー設定用のツマミAが操作されたか否かをチェックし、ツマミAも操作されない場合は前記ステップS2からの処理を繰り返す。ここで、ツマミAが操作されれば(ステップS16のYES)、ステップS17に進んで図6に示した処理A(サブルーチン)に移行する。
図6に示す処理Aに移行すると、前記同様まずオーブンやマイクロ波加熱の運転中か否かをチェックし(ステップ100)、運転中でなければ次のステップS101に進んで他のツマミ(ここではツマミB,C)が操作されていないかどうかをチェックする。他のツマミが操作中でなければ、次のステップ102に進んで、さらに他のツマミが操作されてからT秒経過したか否かチェックする。他のツマミが操作中でなく操作されていても操作されてからT秒以上経過しておれば、当該ツマミAの操作入力の受付制御を行って(ステップS101のYES→ステップS102のYES→ステップS103)、前記図4に示したメインルーチンに戻る。
一方、他のツマミが操作中か又は操作されてからT秒経過していなければ、ツマミAの操作入力の受付制御は行わずに当該処理Aを終了して図4に示したメインルーチンに戻る(ステップS101のNO又はステップS102のNO)。また、この処理Aの最初のステップS100で、オーブンやマイクロ波加熱の運転中であればステップS104に移行して、運転中に可能な操作内容か否かをチェックする。運転中に可能な操作内容であれば、他のツマミが操作中か否かをチェックする前記ステップS101に移行するが、運転中に可能な操作内容でなければ、ツマミAの操作入力の受付制御は行わずに当該処理Aを終了して図4に示したメインルーチンに戻る(ステップS104のNO)。
図4のメインルーチンに戻ると、前記処理Aに移行したステップS17の次のステップS18に進んで、処理Aで制御が受け付けられたか否かをチェックし、受け付けられていなければ前記ステップS2からの処理を繰り返す。受け付けられておれば、図5に移ってツマミAの回転量に応じた手動調理メニューを表示部4bに表示し(図4のステップS18のYES→図5のステップS19)、手動調理メニューに応じて予め決めらている操作可能なツマミB又はCを示すLED42又は43を点滅する(ステップS20)。次のステップS21では、再度ツマミAが操作されたか否かをチェックし、調理メニュー変更等で次に操作可能なツマミが操作されることなく再度ツマミAが操作されたか、誤ってツマミAに接触して操作された場合には、ステップS22に移行して前記図6に示した処理A(サブルーチン)に移行し、前述したと同様の処理を行う。処理Aを終了すると、次のステップS23に進んで、前記と同様に処理Aで制御が受け付けられたか否かをチェックし、受け付けられておれば、回転量に応じた手動調理メニュー表示のステップS19からの処理を繰り返すが、受け付けられていなければステップS24に移行して、LEDが点滅しているツマミが操作されたか否かをチェックする。ここで、LEDが点滅しているツマミが操作されれば、ステップS25に移行して前記図6に示した処理A(サブルーチン)に移行する。
図6に示す処理Aに移行すると、前記同様まずオーブンやマイクロ波加熱の運転中か否かをチェックし(ステップ100)、運転中でなければ次のステップS101に進んで他のツマミ(LEDが点滅しているツマミ以外のツマミ)が操作されていないかどうかをチェックする。他のツマミが操作中でなければ、次のステップ102に進んで、さらに他のツマミが操作されてからT秒経過したか否かチェックする。他のツマミが操作中でなく操作されていても操作されてからT秒以上経過しておれば、当該ツマミの操作入力の受付制御を行って(ステップS101のYES→ステップS102のYES→ステップS103)、前記図5に示したメインルーチンに戻る。
一方、他のツマミが操作中か又は操作されてからT秒経過していなければ、当該ツマミの操作入力の受付制御は行わずに処理Aを終了して前記図5に示したメインルーチンに戻る(ステップS101のNO又はステップS102のNO)。また、この処理Aの最初のステップS100で、オーブンやマイクロ波加熱の運転中であればステップS104に移行して、運転中に可能な操作内容か否かをチェックする。運転中に可能な操作内容であれば、他のツマミが操作中か否かをチェックする前記ステップS101に移行するが、運転中に可能な操作内容でなければ、当該ツマミの操作入力の受付制御は行わずに処理Aを終了して前記図5に示したメインルーチンに戻る(ステップS104のNO)。
図5のメインルーチンに戻ると、前記処理Aに移行したステップS25の次のステップS26で処理Aで制御が受け付けられたか否かをチェックし、受け付けられていなければステップS28に移行するが、受け付けられておれば、設定された条件を表示部4bに表示して前記ステップS20に戻って次に設定可能なツマミを示すLEDを点滅して前述した処理を繰り返す。
一方、前記ステップS24でLEDが点滅しているツマミが操作されない場合または操作されても前記ステップS25,S26でそれが受け付けられなかった場合には、ステップS28に移行して、手動調理メニュー毎に予め定められた手動運転開始条件が全て設定されたか否かをチェックし、設定されていなければ前記ステップS19に戻って上述した処理を繰り返す。
上記ステップS28で手動運転開始条件が全て設定されたと判定されると、ステップS29に進んでスタートボタン用インジケータ(LED41)を点滅し、次のステップ30でスタートボタン40が押されたか否かをチェックする。ここでスタートボタン40が押されなければ、前記ステップS20に戻って上述した処理を繰り返すが、スタートボタン40が押されると、ステップS31に進んで、設定された手動調理メニューの調理を設定された条件で実行し、この調理が完了すると処理を終了する。
以上のように、この電子レンジ(オーブンレンジ)によれば、3つの操作用ツマミA,B,Cのうちの1つのツマミを操作している間やその後一定時間(T秒)は、他のツマミの操作入力を受け付けないように制御することから、使用者が1つのツマミを操作している間や操作後に手を移動する際等、使用者の意図しない状況で他のツマミに接触したときにも、その操作入力は受け付けられないので混乱を招くことなく意図している操作を継続することができ、操作性の向上につなげることができる。例えば、図5に示したフローチャート中において、ステップS20で例えば出力や温度を設定可能なツマミBを示すLED42が点滅し、このツマミBを操作している間又は操作後に手を移動する際に、その上に近接して配置された手動調理メニュー設定用のツマミAに手が触れてツマミAが回転してしまっても、ステップS21から移行するステップS22で実行される図6に示した処理Aによって、ツマミAの操作入力は受け付けられないので、既に受け付けられてステップS19で表示部4aに表示された手動調理メニューが突然変更されるような使用者に混乱を招くようなことがなくなり、使用者は意図している操作を継続することができる。
また、本実施形態においては、3つの操作用ツマミA,B,Cを近接して配置したことにより、本来相反する操作性の向上と操作部4aの省スペース化を共に実現することができ、その分、前述したように大きな液晶表示器を用いて表示部4bを大型化することも可能となり、これにより多くの情報を見やすく表示できるようになる。
さらに、操作用ツマミA〜Cの操作入力を受け付けた後にLED41〜43を用いて次の操作対象を指示するようにしたことにより、使用者は次に操作すべき操作対象を容易に知ることができるので、更なる操作性の向上を図ることができる。
また、3つの操作用ツマミA,B,Cのうち2つの操作用ツマミB,Cにそれぞれ2つの機能を割り当てたことにより、本来なら5つのツマミが必要なところを3つとツマミの数をかなり少なくできるので、更なる省スペース化を図ることができる。
なお、上記実施形態では、本発明を電子レンジ(オーブンレンジ)に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、電磁調理器やガスレンジ等の各種の加熱調理器に適用しても前記実施形態と同様な作用効果が期待できる。
本発明の加熱調理器の一実施形態である電子レンジの外観斜視図である。 同じく電子レンジの正面図である。 上記電子レンジの制御系統の要部を示すブロック図である。 同じく制御の要部を表すフローチャートの一部を示す図である。 上記図4に続くフローチャートを示す図である。 上記図4,図5中の処理Aのフローチャートを示す図である。
符号の説明
1 電子レンジ本体
2 加熱室
3 ドア
4 コントロールパネル
4a 操作部
4b 表示部
A〜C 操作用ツマミ
40 スタートボタン
41 スタートボタン用LED
42 ツマミB用LED
43 ツマミC用LED
57 制御回路
67 マグネトロン
68 オーブンヒータ
69 グリルヒータ






Claims (4)

  1. 複数の操作用ツマミを有する加熱調理器において、
    前記複数の操作用ツマミのうち1つの操作用ツマミを操作している間およびその後一定時間は、他の操作用ツマミの操作入力を受け付けないよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記複数の操作用ツマミを近接して配置したことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記制御手段は、前記操作用ツマミの操作入力を受け付けた後に報知手段を用いて次の操作対象を指示することを特徴とする請求項1または請求項2のうちいずれか1つに記載の加熱調理器。
  4. 前記複数の操作用ツマミのうち少なくとも1つの操作用ツマミに複数の機能が割り当てられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか1つに記載の加熱調理器。
































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