JP2004147758A - 炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】コスト高になることなく、健常者のみならず視覚障害者にとっても操作性がよい炊飯器を提供する。
【解決手段】メニュースイッチ24の操作により、その操作毎に選択する炊飯メニューを順次設定変更するとともに、その変更の度に各炊飯メニュー毎に異なるパターン報知音を出力するパターン報知モードを設け、このパターン報知モードでは、とりけしスイッチ23の操作などにより何の動作もしていない待機状態になると、2以上の炊飯メニューのうち第1炊飯メニューが選択状態になり、この待機状態でメニュースイッチ24を操作すると、第2の炊飯メニューが選択されるように構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の炊飯器は、「ふつう」、「やわらかめ」、「かため」、「急速炊飯」、「炊き込み」、「おこわ」、および、「おかゆ」などの種々の炊飯メニューが搭載されている。そして、使用者がメニュースイッチを操作することにより、複数の炊飯メニューの中から希望の炊飯メニューを選択し、炊飯スイッチを操作すると、炊飯器の制御手段は、使用者が選択した炊飯メニューに応じ、予め設定された工程に従って炊飯処理を実行する。
【0003】
また、近年の炊飯器には、頻繁に使用する白米の炊飯メニューである「ふつう」、「やわらかめ」および「かため」の3つの炊飯メニューのうち、最後に使用した炊飯メニューを記憶する機能が搭載されている。これにより、使用者は、白米を炊飯する際には、希望のカップ数の白米とそれに応じた適量の水を炊飯鍋に入れて本体にセットし、炊飯スイッチを操作するだけで希望のかたさの白米を炊き上げることができるようになっている。
【0004】
しかし、この炊飯器では、メニューキーを操作することによる炊飯メニューの選択中には、制御基板に実装された圧電ブザーなどの報知手段により「ピッ」という機械音を出力するだけであるため、その選択状態を耳で確認することはできない。そのため、視覚障害者が自身で炊飯する際には、好みに応じた炊飯が困難である。
【0005】
本発明の炊飯器において、出力する報知音に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−142976号公報
【特許文献2】
特開2001−8820号公報
【0007】
特許文献1では、例えば、複数個の操作キーにそれぞれ長さや回数の異なる受付音を設定したり、炊飯終了時には好きなメロディーを設定したり、異常が発生した時にはその異常の種類に応じた報知パターンを設定したりと、自分専用のオリジナルな報知音設定を可能としている。
【0008】
特許文献2では、現在時刻や予約時刻を設定する際に、所定の時間または分単位で音階や報知時間が異なる音質の組み合せで報知音を出力するようにしている。また、この特許文献2では、メニュースイッチを操作する度に、炊飯メニューを順番に変更するとともに、「ピッ」という受付音を報知する。そして、特定の炊飯メニューから一巡し、その特定炊飯メニューを選択した場合には、「ピロロ」という異なる報知音を出力する構成としている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの炊飯器は、メニュースイッチを操作することにより炊飯メニューを変更する際に、前回、どの炊飯メニューで炊飯したかを記憶していない場合、その操作性が悪いという問題がある。なお、特許文献2では、特定炊飯メニューを選択すると、異なる報知音を出力するため、その特定炊飯メニューを基点とすることにより、希望の炊飯メニューを選択することが可能であるが、聞き漏らしなどの可能性により、やはり操作性が悪いという問題がある。
【0010】
なお、特許文献2にも記載されているように、選択した炊飯メニューを音声によって報知するようにしたものも提供されているが、この場合、コスト高になるという問題がある。
【0011】
そこで、本発明では、コスト高になることなく、健常者のみならず視覚障害者にとっても操作性がよい炊飯器を提供することを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の炊飯器は、2以上の炊飯メニューのうち、希望の炊飯メニューを選択するメニュースイッチ、炊飯を開始する炊飯スイッチ、および、設定や動作を解除するとりけしスイッチを含む複数のスイッチを有する入力手段を備え、前記炊飯スイッチの操作により炊飯メニューを確定し、その炊飯メニューに応じて加熱手段によって炊飯鍋を加熱して炊飯処理を実行する炊飯器において、前記メニュースイッチの操作により、その操作毎に選択する炊飯メニューを順次設定変更するとともに、その変更の度に各炊飯メニュー毎に異なるパターン報知音を出力するパターン報知モードを設け、このパターン報知モードでは、前記とりけしスイッチの操作などにより何の動作もしていない待機状態になると、2以上の炊飯メニューのうち第1炊飯メニューが選択状態になり、この待機状態でメニュースイッチを操作すると、第2の炊飯メニューが選択されるとしている。
【0013】
この炊飯器によれば、メニュースイッチの操作毎に、選択された炊飯メニュー毎に異なるパターン報知音を出力するパターン報知モードを設けているため、視覚が不自由なユーザであっても聴覚によって選択中の炊飯メニューを認識することができる。また、このパターン報知モードでは、待機状態になると、2以上の炊飯メニューのうち常に第1炊飯メニューが選択されるため、前回、どの炊飯メニューで炊飯したかを記憶しておく必要はなく、操作性を向上することができる。しかも、出力する報知音は、音声ではなく、出力される音の数、音色、音の出力時間、および、音階などのうちいずれか1つ、または、これらの2以上の組合せによるものであるため、搭載する必要がある部品点数や部品単価が高くなり、コスト高になることを防止できる。
【0014】
この炊飯器では、前記メニュースイッチの操作により、その操作毎に選択する炊飯メニューを順次設定変更するとともに、各炊飯メニュー毎に同一のブザー報知音を出力するブザー報知モードを設け、このブザー報知モードと前記パターン報知モードとを所定のスイッチを操作することにより切替可能とし、また、前記ブザー報知モードでは、前記炊飯スイッチの操作により確定した炊飯メニューを記憶するとともに、前記とりけしスイッチの操作などにより何の動作もしていない待機状態になると、2以上の炊飯メニューのうち記憶された炊飯メニューが選択状態になることが好ましい。このようにすれば、ユーザの身体状況を問わず、各ユーザ毎に希望に応じて使用することができるため、利便性を向上できるとともに、商品の共通化を図ることができる。
【0015】
また、前記パターン報知モードでは、前記メニュースイッチの操作により2以上の炊飯メニューの選択状態が一巡し、最後の炊飯メニューが選択された状態で前記メニュースイッチが操作されると第1炊飯メニューに戻るように設定されており、その際には更に異なるパターン報知音を出力することが好ましい。
【0016】
さらに、前記パターン報知モードでは、前記炊飯スイッチの操作により炊飯メニューを確定するとともに炊飯処理を実行すると、その確定された炊飯メニュー毎に異なるパターン報知音を更に出力することが好ましい。このようにすれば、炊飯処理を実行した際に確定した炊飯メニューを再確認できるため、更に利便性を向上できる。
【0017】
また、前記パターン報知モードでは、前記メニュースイッチの操作により炊飯メニューを変更し、いずれのスイッチも操作されることなく、所定時間経過すると、第1炊飯メニューが選択される待機状態に戻ることが好ましい。このようにすれば、炊飯を行うために操作を始めたが、何等かの原因で操作を続行できなくなり、再び操作を開始した際の操作性および利便性を向上できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本発明の実施形態である炊飯器1を示す。この炊飯器1は誘導加熱方式であり、炊飯鍋2と、該炊飯鍋2を収容する本体3と、該本体3に回動可能に取り付けられる蓋体4とからなる。そして、前記本体3には、加熱手段である誘導加熱コイル5と、温度検知手段である炊飯鍋用温度センサ6と、制御手段であるマイコン28を実装した制御基板27とが配設されている。また、前記蓋体4の内部には、蓋ヒータ7と、炊飯鍋2の内部温度を検出する蓋体用温度センサ8とが配設された周知の構成のものである。
【0019】
前記本体3の正面には、図2に示すように、中央に配設された液晶表示部10の回りに入力手段である複数のスイッチ19〜26を配設した操作パネル9が取り付けられている。
【0020】
前記液晶表示部10は、後述するマイコン28が内蔵したドライバによって表示するセグメント表示方式のもので、時計表示11、その時計表示11が現在時刻であることを示す現在表示12、午前表示13および午後表示14、その時計表示11が残り炊飯時間であることを示す分表示15および時間表示16、液晶表示部10の回りに設けた炊飯メニュー表示に対応する△印表示17、および、予約炊飯設定中であることを示す予約表示18を備えている。
【0021】
前記スイッチ19〜26としては、動作の実行スイッチである炊飯スイッチ19、保温スイッチ20、および、おやすみ保温スイッチ21が配設されている。また、炊飯条件などの設定スイッチである予約スイッチ22、とりけしスイッチ23、メニュースイッチ24、時スイッチ25、分スイッチ26が配設されている。
【0022】
前記制御基板27に実装されたマイコン28は、記憶された各炊飯メニューのプログラムに従って、予熱、炊飯(容量判別、中ぱっぱおよび沸騰維持)、炊き上げ、むらし、2度炊きの各工程を経て炊飯処理を実行した後、続いて保温処理に移行するものである。
【0023】
本実施形態の炊飯器1には、第1の炊飯メニューである「ふつう」、第2の炊飯メニューである「やわらかめ」、第3の炊飯メニューである「かため」、第4の炊飯メニューである「急速炊飯」、第5の炊飯メニューである「炊き込み」、第6の炊飯メニューである「おこわ」、および、第7の炊飯メニューである「おかゆ」の7種の炊飯メニューが搭載されている。そして、これらの炊飯メニューは、予約炊飯でない通常の炊飯条件での設定時には、メニュースイッチ24を操作する度に△印表示17が、第1から順番に「ふつう」→「やわらかめ」→「かため」→「急速炊飯」→「炊き込み」→「おこわ」→「おかゆ」→「ふつう」→…と順次インクリメントされる。また、予約炊飯条件での設定時には、メニュースイッチ24を操作する度に△印表示17が、予約可能な炊飯メニューである「ふつう」→「やわらかめ」→「かため」→「おかゆ」→「ふつう」→…と順次インクリメントされる。
【0024】
また、本実施形態では、炊飯メニューの選択方式として、ブザー報知モードと、パターン報知モードの2種が搭載され、ユーザがとりけしスイッチ23を操作することにより、いずれかのモードを希望に応じて切り替え、選択できるようにしている。これにより、ユーザの身体状況を問わず、各ユーザ毎に希望に応じて使用できるようにし、利便性を向上するとともに、商品の共通化を図っている。
【0025】
前記ブザー報知モードは、メニュースイッチ24の操作毎に、炊飯メニューが現状で選択されている炊飯メニューの次のメニューに順次設定変更されるとともに、制御基板27に実装された圧電ブザーなどの報知手段によりブザー報知音を出力するものである。また、このブザー報知モードでは、メニュースイッチ24の操作により炊飯メニューを選択し、炊飯スイッチ19を操作することにより、予約炊飯を含む炊飯処理を実行(確定)させると、その炊飯メニューを記憶する。そして、炊飯処理の完了後に、次に炊飯する際に炊飯メニューを選択する待機状態では、その記憶された炊飯メニューが選択された状態になるように構成されている。なお、前記した7種の炊飯メニューのうち、記憶可能な炊飯メニューは、「ふつう」、「やわらかめ」および「かため」である。そのため、記憶された炊飯メニューは、これら3種の炊飯メニューのなかで最後に炊飯した炊飯メニューである。
【0026】
前記パターン報知モードは、ブザー報知モードと同様に、メニュースイッチ24の操作毎に、炊飯メニューが現状で選択されている炊飯メニューの次のメニューに順次設定変更するが、ブザー報知音とは異なり、各炊飯メニュー毎に異なるパターン報知音を報知手段から出力するものである。また、炊飯スイッチ19を操作することにより、予約を含む炊飯処理を実行させた際にも、各炊飯メニュー毎に異なるパターン報知音を報知手段から出力するものである。さらに、炊飯スイッチ19を操作することにより、予約を含む炊飯処理を実行させた際には、その炊飯メニューを記憶せず、次に炊飯する際に炊飯メニューを選択する待機状態では、第1の炊飯メニューである「ふつう」が選択された状態になるように構成している。
【0027】
以下の表に各状況で出力される報知音の一例を示す。
【0028】
【表1】
Figure 2004147758
【0029】
前記表1に示すように、とりけしスイッチ23が操作され、ブザー報知モードに切り替えられると、「ピッ」という従来と同様のブザー報知音を出力する。また、このブザー報知モードに設定された状態では、メニュースイッチ24および炊飯スイッチ19を含み、いずれかのスイッチ19〜26が操作され、その操作を受け付ける場合には、その操作の度に同一の「ピッ」というブザー報知音を出力する。
【0030】
また、とりけしスイッチ23が操作され、ブザー報知モードからパターン報知モードに切り替えられると、「ピピピッ」という第1パターン報知音を出力する。逆に、とりけしスイッチ23が操作され、パターン報知モードからブザー報知モードに切り替えられると、前述のように「ピッ」というブザー報知音を出力する。
【0031】
パターン報知モードに設定されている状態では、メニュースイッチ24を操作して炊飯メニューを変更すると、「ピー」という長い時間音を出力し、その出力回数を炊飯メニュー毎に変更するという第2パターン報知音を出力する。具体的には、第1の炊飯メニューである「ふつう」が選択された待機状態から、第2の炊飯メニューである「やわらかめ」を選択すると2回報知音を出力し、第3の炊飯メニューである「かため」を選択すると3回報知音を出力し、第4の炊飯メニューである「急速炊飯」を選択すると4回報知音を出力し、第5の炊飯メニューである「炊き込み」を選択すると5回報知音を出力し、第6の炊飯メニューである「おこわ」を選択すると6回報知音を出力し、第7の炊飯メニューである「おかゆ」を選択すると7回報知音を出力する。
【0032】
但し、「おかゆ」が選択されている状態でメニュースイッチ24を操作して第1の炊飯メニューである「ふつう」を選択すると、「ピピー」という第3パターン報知音を出力する。即ち、炊飯メニューが一巡し、第7炊飯メニューから第1炊飯メニューを選択すると、第3パターン報知音を出力する。
【0033】
また、このパターン報知モードに設定されている状態では、炊飯スイッチ19を操作して炊飯処理を実行すると、「ピピッ」という短く連続した報知音を出力し、その出力回数を炊飯メニュー毎に変更するという第4パターン報知音を出力する。なお、報知音を出力する回数は、第1の炊飯メニューである「ふつう」が確定されると1回報知音を出力し、第2の炊飯メニューである「やわらかめ」が確定されると2回報知音を出力し、第3の炊飯メニューである「かため」が確定されると3回報知音を出力し、第4の炊飯メニューである「急速炊飯」が確定されると4回報知音を出力し、第5の炊飯メニューである「炊き込み」が確定されると5回報知音を出力し、第6の炊飯メニューである「おこわ」が確定されると6回報知音を出力し、第7の炊飯メニューである「おかゆ」が確定されると7回報知音を出力する。
【0034】
次に、前記炊飯器1のマイコン28の制御について説明する。まず、ユーザが炊飯器1の接続コードを商用電源に差し込んで接続すると、マイコン28は、自身の起動処理を実行して待機状態になる。
【0035】
そして、この待機状態では、マイコン28は、図3に示すように、ステップS101で、待機画面の表示処理を実行する。ここで、この待機画面表示処理は、現在時刻をカウントして液晶表示部10の時計表示11に現在時刻を表示するとともに、現状で選択されている炊飯メニューに対応する△印表示17を点灯させるものである。
【0036】
ついで、ステップS102で、いずれかのスイッチ19〜26が操作されたか否かを検出する。そして、いずれかのスイッチ19〜26が操作されるとステップS103に進み、そのスイッチ19〜26に応じた入力設定処理を実行してステップS104に進む。また、いずれのスイッチ19〜26の操作も検出しない場合には、ステップS103をスキップしてステップS104に進む。
【0037】
ステップS104では、ブザー報知モードが選択されているのかパターン報知モードが選択されているのかを意味するフラグfaに1が入力(パターン報知モード)されているか否かを検出する。そして、faが1である場合にはステップS105に進み、faが1でない場合(fa=0)にはステップS101に戻る。
【0038】
ステップS105(パターン報知モードが選択されている場合)では、リセットタイマが動作中であるか否かを意味するフラグfbに1が入力(動作中)されているか否かを検出する。そして、fbが1である場合にはステップS106に進み、fbが1でない場合にはステップS101に戻る。
【0039】
ステップS106では、リセットタイマがタイムアップしたか否かを検出する。そして、タイムアップしている場合にはステップS107に進み、タイムアップしていない場合にはステップS101に戻る。
【0040】
ステップS107では、リセットタイマを停止(ストップ)し、ステップS108で、fbに0を入力した後、ステップS109で、パターン報知モードの初期待機画面を表示してステップS101に戻る。
【0041】
例えば、パターン報知モードが選択されている状態において、ユーザがメニュースイッチ24を操作することによって、図4に示すように、希望の炊飯メニューを選択(後述するメニュースイッチ検出処理)している。そして、この状態でいずれのスイッチ19〜26も操作されず、所定時間(例えば1分)以上経過(放置)した場合、図5に示すように、第1の炊飯メニューである「ふつう」が選択されたパターン報知モードの初期待機画面の表示状態に戻す(ステップS109)ようにしている。
【0042】
次に、とりけしスイッチ23が操作された場合のスイッチ検出処理について説明する。
【0043】
とりけしスイッチ23が操作されると、マイコン28は、図6に示すように、まず、ステップS201で、待機状態であるか否かを検出する。そして、待機状態でない場合、即ち、現在時刻の設定中、予約設定中、炊飯処理の実行中、および、保温処理の実行中などの処理中である場合にはステップ202に進み、その動作の取消処理を実行してステップS213に進み、とりけしスイッチ23の受付報知処理を実行してリターンする。また、待機状態である場合にはステップS203に進む。
【0044】
ステップS203では、3秒タイマをスタートさせた後、ステップS204で、とりけしスイッチ23の操作が停止されたか否かを検出する。そして、操作が停止されている場合には前記ステップS202に進み、取消処理を実行した後、ステップS213で、とりけしスイッチ23の受付報知処理を実行してリターンする。また、とりけしスイッチ23の操作が停止されていない場合、即ち、とりけしスイッチ23が連続して押し続けられている場合にはステップS205に進む。
【0045】
ステップS205では、3秒タイマがタイムアップしているか否かを検出する。そして、タイムアップしている場合にはステップS206に進み、タイムアップしていない場合にはステップS204に戻る。即ち、待機状態で、とりけしスイッチ23が3秒以上連続して操作し続けられるとステップS206に進む。なお、操作し続ける必要がある時間は3秒に限られず、希望に応じて変更可能である。
【0046】
ステップS206では、3秒タイマをリセットした後、ステップS207で、faに1が入力(パターン報知モード設定)されているか否かを検出する。そして、faが1である場合にはステップS208に進み、faが1でない場合(fa=0)にはステップS211に進む。
【0047】
ステップS208では、faに0を入力してブザー報知モードに設定した後、ステップS209で、記憶メニューを読み込む。そして、ステップS210で、ブザー報知モードの初期待機画面を表示した後、ステップS213で、とりけしスイッチ23の受付報知処理を実行してリターンする。
【0048】
一方、ステップS211では、faに1を入力してパターン報知モードに設定した後、ステップS212で、パターン報知モードの初期待機画面を表示した後、ステップS213で、とりけしスイッチ23の受付報知処理を実行してリターンする。
【0049】
例えば、パターン報知モードに設定された状態で、とりけしスイッチ23を3秒以上連続して操作し続けることによりブザー報知モードに設定した場合、図7に示すように、第1の炊飯メニューである「ふつう」が選択され、現在時刻が表示されたパターン報知モードの初期待機画面から、図8に示すように、記憶されている炊飯メニューと現在時刻とを表示するブザー報知モードの初期待機画面を表示(ステップS210)させる。逆に、ブザー報知モードに設定された状態で、とりけしスイッチ23を3秒以上連続して操作し続けることによりパターン報知モードを選択した場合、図8に示すブザー報知モードの初期待機画面から、図7に示すパターン報知モードの初期待機画面を表示(ステップS212)するようにしている。
【0050】
次に、待機状態で予約スイッチ22が操作された場合のスイッチ検出処理について説明する。
【0051】
待機状態で予約スイッチ22が操作されると、マイコン28は、図9に示すように、まず、ステップS301で、faに0が入力(ブザー報知モードに設定)されているか否かを検出する。そして、faが0である場合にはステップS302に進み、faが0でない場合にはステップS303に進む。
【0052】
ステップS302では、記憶されている前回の予約炊飯の条件としたブザー報知モードの初期予約画面を表示した後、ステップS304で、予約スイッチ22の受付報知処理を実行してリターンする。
【0053】
また、ステップS303では、第1の炊飯メニューである「ふつう」を選択し、記憶されている前回の炊き上げ時刻としたパターン報知モードの初期予約画面を表示した後、ステップS304で、予約スイッチ22の受付報知処理を実行してリターンする。
【0054】
例えば、ブザー報知モードに設定された状態で、予約スイッチ22が操作されると、図10に示すブザー報知モードの初期待機画面から、図11に示すように、記憶されている前回予約した炊飯時刻と、その際の炊飯メニュー(「かため」)とが表示されるブザー報知モードの初期予約画面を表示する。また、パターン報知モードに設定された状態で、予約スイッチ22が操作されると、図12に示すパターン報知モードの初期待機画面から、図13に示すように、記憶されている前回予約した炊飯時刻が表示され、第1の炊飯メニューである「ふつう」が選択されたパターン報知モードの初期予約画面を表示する。
【0055】
次に、メニュースイッチ24が操作された場合のスイッチ検出処理について説明する。
【0056】
メニュースイッチ24が操作されると、マイコン28は、図14に示すように、まず、ステップS401で、予約炊飯の設定状態であるか否かを検出する。そして、予約設定状態でない場合にはステップS402に進み、第1炊飯メニューから第7炊飯メニューのうち、次の炊飯メニューを選択するように変更処理してステップS404に進む。また、予約設定状態である場合にはステップ403に進み、予約可能な第1炊飯メニューから第3炊飯メニューと第7炊飯メニューのうち、次の炊飯メニューを選択するように変更処理してステップS404に進む。
【0057】
ステップS404では、faに1が入力(パターン報知モードに設定)されているか否かを検出する。そして、faが1である場合にはステップS405で、炊飯メニューの選択状態である設定条件および液晶表示部10の画面をリセットするリセットタイマをリセットスタートさせた後、ステップS406で、リセットタイマが動作していることを意味するfbに1を入力してステップS407に進む。また、ステップS404でfaが1でない場合にはステップS405,406をスキップしてステップS407に進む。
【0058】
ステップS407では、メニュースイッチ24の受付報知処理を実行してリターンする。
【0059】
例えば、ステップS402において、ブザー報知モードに設定され、図10に示す初期待機画面の状態でメニュースイッチ24が操作されると、図15に示すように、次の炊飯メニューである「かため」を選択する。この状態で、更にメニュースイッチ24が操作されると、次の炊飯メニューである「急速炊飯」を選択する。
【0060】
また、パターン報知モードに設定され、図12に示す初期待機画面の状態でメニュースイッチ24が操作されると、図16に示すように、第2の炊飯メニューである「やわらかめ」を選択する。この状態で、更にメニュースイッチ24が操作されると、次の炊飯メニューである「かため」を選択する。
【0061】
さらに、ステップS403において、ブザー報知モードに設定され、図11に示す初期予約画面の状態でメニュースイッチ24が操作されると、図17に示すように、予約可能な次の炊飯メニューである「おかゆ」を選択する。この状態で、更にメニュースイッチ24が操作されると、次の炊飯メニューである「ふつう」を選択する。
【0062】
さらにまた、パターン報知モードに設定され、図13に示す初期予約画面の状態でメニュースイッチ24が操作されると、図18に示すように、第2の炊飯メニューである「やわらかめ」を選択する。この状態で、更にメニュースイッチ24が操作されると、次の炊飯メニューである「かため」を選択する。
【0063】
次に、炊飯スイッチ19が操作された場合のスイッチ検出処理について説明する。
【0064】
炊飯スイッチ19が操作されると、マイコン28は、図19に示すように、まず、ステップS501で、保温処理の実行中であるか否かを検出する。そして、保温処理の実行中でない場合にはステップS502に進み、保温処理の実行中である場合にはステップS517に進む。
【0065】
ステップS502では、炊飯開始時刻を設定してステップS503に進む。ここで、この炊飯開始時刻は、予約炊飯でない場合には、直ぐに炊飯処理を実行するように時刻設定する。また、予約炊飯である場合には、入力された炊き上げ予定時刻から炊飯時刻を減算した時刻設定とする。
【0066】
ついで、ステップS503では、faに0が入力(ブザー報知モードに設定)されているか否かを検出する。そして、faが0である場合にはステップS504に進み、faが0でない場合にはステップ506に進む。
【0067】
ステップS504では、現在選択されている炊飯メニューが、第1から第3の炊飯メニューである記憶可能メニューであるか否かを検出する。そして、記憶可能メニューである場合にはステップS505に進み、予約炊飯である場合にはその炊き上げ時刻を含み、現在選択されている炊飯メニューの設定を記憶してステップS506に進む。また、記憶可能メニューでない場合にはステップS505をスキップしてステップS506に進む。
【0068】
ステップS506では、炊飯スイッチ19の受付報知処理を実行した後、ステップS507で、炊飯開始時刻になるまで待機する。
【0069】
ついで、ステップS508で、ユーザが選択した炊飯メニューに従って周知の炊飯処理を実行し、炊飯処理が終了すると、ステップS509で、炊飯終了を知らせる報知処理を実行する。
【0070】
ついで、図20に示すように、ステップS510で、周知の保温処理を実行した後、ステップS511で、液晶表示部10で保温時間の表示を終了する時間になったか否かを検出する。そして、保温時間表示終了時間になった場合にはステップS512に進み、保温時間表示終了時間になっていない場合にはステップS513に進む。
【0071】
ステップS512では、待機画面表示処理を実行してステップS513に進む。即ち、ブザー報知モードに設定されている場合には、その初期待機画面を表示させる。また、パターン報知モードに設定されている場合には、その初期待機画面を表示させる。
【0072】
ステップS513では、ユーザがとりけしスイッチ23を操作することによって保温処理を終了する状況になったか否かを検出する。そして、保温終了としない場合にはステップS510に戻り、保温終了とする場合には保温処理を停止してステップS514に進む。
【0073】
ステップS514では、faに0が入力(ブザー報知モードに設定)されているか否かを検出する。そして、faが0である場合にはステップS515に進み、ブザー報知モードの初期待機画面を表示してリターンする。また、faが0でない場合にはステップS516に進み、パターン報知モードの初期待機画面を表示してリターンする。
【0074】
一方、図19に示すステップS501で保温処理の実行中であった場合、ステップS517で、炊飯スイッチ19の受付報知処理を実行した後、ステップS518で、周知の再加熱処理を実行し、再加熱処理が終了すると、前記と同様にステップS510からステップS516を実行する。
【0075】
次に、スイッチ19〜26が操作された際の受付報知処理について説明する。
【0076】
この受付報知処理では、マイコン28は、図21に示すように、まず、ステップS601で、操作されたスイッチがとりけしスイッチ23、メニュースイッチ24および炊飯スイッチ19のいずれかであるか否かを検出する。そして、いずれでもない場合にはステップS602に進み、いずれかである場合にはステップS603に進む。
【0077】
ステップS602では、前記表1に示す単発的な通常のブザー報知音を出力してリターンする。
【0078】
また、ステップS603では、faに1が入力(パターン報知モードに設定)されているか否かを検出する。そして、faが1である場合にはステップS604に進む。また、faが1でない場合には前記ステップS602に進み、ブザー報知音を出力してリターンする。
【0079】
ステップS604では、操作されたスイッチがとりけしスイッチ23であるか否かを検出する。そして、とりけしスイッチ23である場合にはステップS605に進み、とりけしスイッチ23でない場合にはステップS607に進む。
【0080】
ステップS605では、とりけしスイッチ23の操作が3秒以上の連続操作であるか否かを検出する。そして、3秒連続操作である場合、即ち、とりけしスイッチ23の操作によりパターン報知モードに変更された場合にはステップS606に進み、表1に示す第1パターン報知音を出力してリターンする。また、3秒連続操作でない場合、即ち、パターン報知モードにおいて通常のユーザが通常のとりけし処理を行った場合にはステップS602に進み、ブザー報知音を出力してリターンする。
【0081】
また、ステップS607では、選択されている炊飯メニューを読み込み、ステップS608で、その炊飯メニューに応じた報知音の出力回数を設定する。
【0082】
ついで、ステップS609で、操作されたスイッチがメニュースイッチ24であるか否かを検出する。そして、メニュースイッチ24である場合にはステップS610に進み、メニュースイッチ24でない場合、即ち、炊飯スイッチ19である場合にはステップS613に進む。
【0083】
ステップS610では、メニュースイッチ24の操作により、第7炊飯メニューである「おかゆ」から第1炊飯メニューである「ふつう」に変更されたのか否かを検出する。そして、「おかゆ」から「ふつう」に炊飯メニューが変更されたのではない場合にはステップS611に進み、「おかゆ」から「ふつう」に炊飯メニューが変更された場合にはステップS612に進む。
【0084】
ステップS611では、設定した出力回数、表1に示す第2パターン報知音を出力してリターンする。また、ステップS612では、表1に示す第3パターン報知音を出力してリターンする。さらに、ステップS613では、設定した出力回数、表1に示す第4パターン報知音を出力してリターンする。
【0085】
このように、本発明の炊飯器1では、メニュースイッチ24の操作毎に、選択された炊飯メニュー毎に異なる第2パターン報知音を出力するパターン報知モードを設けているため、視覚が不自由なユーザであっても聴覚によって選択中の炊飯メニューを認識することができる。
【0086】
また、炊飯スイッチ19を操作することにより炊飯処理を確定するとともに実行すると、その確定された炊飯メニューに応じて更に異なる第4パターン報知音を出力するため、炊飯を実行した炊飯メニューを再確認でき、更に利便性を向上できる。
【0087】
さらに、とりけしスイッチ23の操作により、パターン報知モードを選択した際には、更に異なる第1パターン報知音を出力するとともに、一巡して第1炊飯メニューが選択されるように戻った際には、更に異なる第3パターン報知音を出力するため、更に利便性の向上を図ることができる。
【0088】
さらにまた、このパターン報知モードでは、とりけしスイッチ23の操作などにより何の動作もしていない待機状態になると、2以上の炊飯メニューのうち、第1炊飯メニューが選択された状態になる。そして、この待機状態で炊飯スイッチ19を操作することにより、第1の炊飯メニューである「ふつう」で炊飯処理を実行する。また、この待機状態でメニュースイッチ24を操作すると、第2の炊飯メニューである「やわらかめ」が選択される。即ち、第1の炊飯メニューが常に基点となるため、前回、どの炊飯メニューで炊飯したかを記憶しておく必要はなく、操作性を向上することができる。
【0089】
しかも、本実施形態では、パターン報知モードを選択している場合、メニュースイッチ24の操作により炊飯メニューを変更した状態で、いずれのスイッチ19〜26も操作されることなく、所定時間経過すると、第1の炊飯メニューが選択された初期待機状態に戻るようにしているため、操作性および利便性を向上できる。即ち、ユーザが炊飯を行うために操作を始めたが、何等かの原因で操作を続行できなくなり、再び操作を開始した際に、どの状態まで操作したかが解らなくなり、とりけしスイッチを操作する必要が生じるなどの面倒な操作が発生するのを防止できる。
【0090】
また、出力する報知音は、音声ではなく、出力される音の数、音色、音の出力時間などの組合せによるものであるため、搭載する部品点数や部品単価が高くなり、コスト高になることを防止できる。
【0091】
なお、本発明の炊飯器1は、前記各実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
【0092】
例えば、前記実施形態では、前記表1に示すように、圧電ブザーによって報知音を出力する長さと数の組合せにより、第1から第4の異なるパターン報知音を出力したが、出力する報知音の音色を変えてもよい。また、「ド」,「レ」,「ミ」,「ファ」,「ソ」,「ラ」,「シ」などの音階を変えるようにしてもよい。即ち、パターン報知音は、出力される音の数、音色、音の出力時間、および、音階などのうち、1つを利用して聴覚的に状況を認識できるようにしてもよく、また、2以上の組合せでその状況を認識できるようにしてもよい。
【0093】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の炊飯器では、メニュースイッチの操作毎に、選択された炊飯メニュー毎に異なるパターン報知音を出力するパターン報知モードを設けているため、視覚が不自由なユーザであっても聴覚によって選択中の炊飯メニューを認識することができる。また、このパターン報知モードでは、待機状態になると、2以上の炊飯メニューのうち第1炊飯メニューが選択され、この待機状態で最初にメニュースイッチを操作した際には、第2の炊飯メニューが選択される。即ち、常に第1の炊飯メニューが基点となるため、ユーザは、前回、どの炊飯メニューで炊飯したかを記憶しておく必要はなく、操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の炊飯器の構成を示す概略図である。
【図2】操作パネルを示す正面図である。
【図3】マイコンの制御を示すフローチャートである。
【図4】図3での液晶表示部の表示状態の一例を示す正面図である。
【図5】図3での遷移した液晶表示部の表示状態の一例を示す正面図である。
【図6】とりけしスイッチ検出処理を示すフローチャートである。
【図7】図6での遷移した液晶表示部の表示状態の一例を示す正面図である。
【図8】図6での遷移した液晶表示部の表示状態の他の例を示す正面図である。
【図9】予約スイッチ検出処理を示すフローチャートである。
【図10】図9での液晶表示部の表示状態の一例を示す正面図である。
【図11】図9での遷移した液晶表示部の表示状態の一例を示す正面図である。
【図12】図9での液晶表示部の表示状態の他の例を示す正面図である。
【図13】図9での遷移した液晶表示部の表示状態の他の例を示す正面図である。
【図14】メニュースイッチ検出処理を示すフローチャートである。
【図15】図14での遷移した液晶表示部の表示状態の一例を示す正面図である。
【図16】図14での遷移した液晶表示部の表示状態の他の例を示す正面図である。
【図17】図14での遷移した液晶表示部の表示状態の更に他の例を示す正面図である。
【図18】図14での遷移した液晶表示部の表示状態の更に他の例を示す正面図である。
【図19】炊飯スイッチ検出処理を示すフローチャートである。
【図20】図19の続きを示すフローチャートである。
【図21】受付報知処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…炊飯器、2…炊飯鍋、3…本体、4…蓋体、5…誘導加熱コイル(加熱手段)、9…操作パネル、10…液晶表示部、19〜26…スイッチ(入力手段)、19…炊飯スイッチ、24…メニュースイッチ、27…制御基板、28…マイコン。

Claims (5)

  1. 2以上の炊飯メニューのうち、希望の炊飯メニューを選択するメニュースイッチ、炊飯を開始する炊飯スイッチ、および、設定や動作を解除するとりけしスイッチを含む複数のスイッチを有する入力手段を備え、前記炊飯スイッチの操作により炊飯メニューを確定し、その炊飯メニューに応じて加熱手段によって炊飯鍋を加熱して炊飯処理を実行する炊飯器において、
    前記メニュースイッチの操作により、その操作毎に選択する炊飯メニューを順次設定変更するとともに、その変更の度に各炊飯メニュー毎に異なるパターン報知音を出力するパターン報知モードを設け、このパターン報知モードでは、前記とりけしスイッチの操作などにより何の動作もしていない待機状態になると、2以上の炊飯メニューのうち第1炊飯メニューが選択状態になり、この待機状態でメニュースイッチを操作すると、第2の炊飯メニューが選択されるようにしたことを特徴とする炊飯器。
  2. 前記メニュースイッチの操作により、その操作毎に選択する炊飯メニューを順次設定変更するとともに、各炊飯メニュー毎に同一のブザー報知音を出力するブザー報知モードを設け、このブザー報知モードと前記パターン報知モードとを所定のスイッチを操作することにより切替可能とし、また、前記ブザー報知モードでは、前記炊飯スイッチの操作により確定した炊飯メニューを記憶するとともに、前記とりけしスイッチの操作などにより何の動作もしていない待機状態になると、2以上の炊飯メニューのうち記憶された炊飯メニューが選択状態になるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。
  3. 前記パターン報知モードでは、前記メニュースイッチの操作により2以上の炊飯メニューの選択状態が一巡し、最後の炊飯メニューが選択された状態で前記メニュースイッチが操作されると第1炊飯メニューに戻るように設定されており、その際には更に異なるパターン報知音を出力するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の炊飯器。
  4. 前記パターン報知モードでは、前記炊飯スイッチの操作により炊飯メニューを確定するとともに炊飯処理を実行すると、その確定された炊飯メニュー毎に異なるパターン報知音を更に出力するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の炊飯器。
  5. 前記パターン報知モードでは、前記メニュースイッチの操作により炊飯メニューを変更し、いずれのスイッチも操作されることなく、所定時間経過すると、第1炊飯メニューが選択される待機状態に戻るようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の炊飯器。
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