JP4256792B2 - 電源装置およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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源が自動的にオン/オフするウィークリータイマー機能を有するものがある。この機能を
利用すれば、ユーザーは、毎回装置に対して電源投入のための操作を行う手間が省け、ま
た、電源の切り忘れによる無駄な電力消費等を防ぐことができる。
、季節の相違によって装置の稼働時間が違う場合がある。このため、例えば、設定した時
間よりも早く装置を使用したい場合には、使用を思い立ってから電源を投入したのでは使
用可能な状態となるまで一定時間待たなければならず、その間の使用ができないといった
不都合が生じる。
クリータイマー機能の適切な時間設定を行えるようにした画像形成装置が既に提案されて
いる(例えば、特許文献1参照)。
ーがグラフを参照して装置の稼働状況を把握する必要があり、さらに、設定時間を変更す
るか否かをユーザー自身が判断しなければならず、設定を変更するタイミングを図るのが
面倒である。
ングで容易に時間設定を行えるようにすることにある。
作が行われるが、ユーザーが設定時間よりも前に手動でオン/オフを指示したような場合
は、検知手段によってそのことが検知されるとともに計数手段によりそのような指示を行
った回数がカウントされる。そして、検知回数が所定回数に達したときは、時間設定を変
更すべきタイミングにあるとして、報知動作手段により、ユーザーに対し設定変更を促す
動作が行われる。
切なタイミングで設定変更すべき時期を知ることができるので、装置の稼働状況を監視す
る必要がない。したがって、ここでは、設定時間を変更するに際しユーザーの負担が少な
くて済む。
所定の警告音の発生若しくは警告ランプの点灯等が含まれる。
は、具体的に、設定時間の変更をすべきか否かの選択画面を表示することでユーザーにそ
の時期を知らせるようにしている。
る選択操作によって自動的に設定画面に移行するため、使い勝手がよくなる。
した場合に限って設定時間を変更するよう促すことで、そのような動作が散発的に行われ
たような場合を除外できる。すなわち、ここでは、設定時間よりも前にオン/オフされた
のが頻繁に行われた場合に限って時間設定の変更が促されるため、ユーザーはより適切な
タイミングで設定時間を変更すべき時期を知ることができる。
動作が行われるので、設定変更後にさらに設定変更を促す場合に備えて新たにカウントを
始めることとし、また、経過日数が所定日数に達した場合にも、その所定日数の間の動作
については設定の変更を促す必要がなかった期間であるとして、新たな期間をカウントす
ることとしている。ここでは、かかる動作により、設定時間の変更をより適切なタイミン
グで促すようにしている。
数だけ遡った期間をいう。
グで設定時間を変更すべき時期を知ることができ、装置の稼働状況を監視せずに済む。
、適切なタイミングで設定変更すべき時期を知ることができるので、装置の稼働状況を監
視する必要がない。したがって、ここでは、設定時間を変更するに際しユーザーの負担が
少なくて済む。
図1及び図2に、本発明の一実施形態が採用された画像形成装置1を示す。
複合型の装置であるとともに、ウィークリータイマー機能を有している。画像形成装置1
は、原稿読取部11、画像形成部13、入力操作部15及び通信部17等を含む入出力部
と、電源18と、入出力部及び電源18の動作を制御するための制御部19とを有してい
る。なお、ここでは、入力操作部15,電源18及び制御部19により、電源装置20が
構成される。
で構成される。
情報に基づいて画像形成を行うためのものであり、図示しない現像装置、転写装置及び定
着装置等で構成される。
情報を表示するための表示パネル(共に図示せず)を有している。操作キーには、数値入
力のためのテンキー、印刷の指示のためのスタートキーのほか、ウィークリータイマー機
能をオン/オフするためのキーや、後述する選択画面21及び設定画面31に対し操作を
行うためのキーを有している。
々の情報のほか、選択画面21(図3参照)及び設定画面31(図4参照)が表示される
。選択画面21は、ウィークリータイマー機能の設定時間の変更を促すための画面であり
、ウィークリータイマー機能がオンの状態で装置1の電源18がオンされて、装置1の立
ち上げが完了すると表示される。この選択画面21には、「はい」ボタン23及び「いい
え」ボタン25が表示され、いずれかのボタン23,25にタッチパネルの上から触れる
ことで設定時間の変更を行うか否かを選択することができる。また、選択画面21には、
これらのボタン23,25と併せて、設定時間より前に電源オンされた過去3回分の履歴
27が表示される。この履歴27は、具体的には、現在から所定期間(ここでは、2週間
)過去に遡った期間内に、予め設定された装置1の電源オン時間(ここでは、10:00
)より前に電源オンされた日付及びその時刻で表示され、ユーザーが設定時間を入力する
か否かを判断する際に参考にできるようになっている。
21で「はい」ボタン23が押されると表示される。なお、この設定画面31は、選択画
面21の上に重ねて表示されてもよく、選択画面21を閉じてから表示されてもよい。設
定画面31では、電源オンの時刻を入力するための欄33が表示され、テンキーにより時
刻を変更することができる。また、設定画面31には、選択画面21で表示されたのと同
様の過去3回分の履歴37が引き続き表示され、ユーザーが設定時間をいつにするかを決
める際に参考にできるようになっている。なお、選択画面21及び設定画面31は、装置
1の電源オフの設定時間の変更を促す際にも表示される。
装置や情報処理装置との間で画像データ等の送受信を行うためのものである。
制御部19は、図5に示すように、CPU41及びメモリ43(RAM及びROM)を
有するマイクロコンピュータで構成される。CPU41は、メモリ43に格納されたプロ
グラムに従って、入出力部からのデータの受け取り、受け取ったデータの処理、処理した
データの入出力部への出力等を行うほか、電源18のオン又はオフ動作の制御を行う。メ
モリ43には、入出力部及び電源18の制御プログラム45のほか、ウィークリータイマ
ー機能の時間設定の変更を促す際に実行される、検知プログラム47及び計数プログラム
49等が格納されている。
を検知するためのものである。計数プログラム49は、検知プログラム47により検知さ
れた検知回数や、所定期間(ここでは、2週間)に経過した日数をカウントするためのも
のであり、検知回数が所定回数(ここでは、3回)に達した場合又は経過した日数が所定
日数に達した場合は、それまでにカウントされた検知回数及び日数がリセットされてゼロ
に戻る。
次に、図6に基づいて、画像形成装置1の動作の一例について説明する。
されているものとする。
)、ウィークリータイマー機能により電源18がオンされ(S2)、装置1の立ち上げが
終わると、過去2週間の間に3回以上設定時間よりも前に電源オンされたことがあるか否
かが判断され(S3)、Yesと判断された場合は、選択画面21が表示される(S4)
。ユーザーは、選択画面21に示された履歴27を参考にしながら、時間を変更すべきか
否かを判断することができる。
設定画面31が表示され(S6)、キー操作により設定時間の変更を行うことができる。
ここで、設定時間が変更されると(S7)、変更された時間が新たな設定時間としてメモ
リ43に記憶されるとともに(S8)、検知回数及び経過日数がリセットされてゼロに戻
る(S9)。
1に移行する。
定日数に達したか否かが判断され(S10)、所定日数に達していればステップS9に移
行し、所定日数に達していなければ、ステップS11に移行する。
の操作を行うことができ、これも終了したとき、ウィークリータイマーの設定時間の変更
を促す動作を終了して、通常の複写動作等の指示待ち状態となる。
モリ43に保存される。図7中、「○」は設定時間に電源オンされたこと、「×」は設定
時間よりも前に電源オンされたこと、「−」は土日祝日等により電源オンされなかったこ
とをそれぞれ示す。
00よりも前に電源オンされた回数が3回に達したので、設定時間の変更が促された結果
、設定時間が9:55に変更され(図中矢印A)、変更後、9:55よりも前に電源オン
された回数が3回に達する前に2週間が経過したので、経過日数がリセットされ(同矢印
B)、リセット後4日目で9:55よりも前に電源オンされた回数が3回に達したので、
設定時間の変更が促されたが、このときは変更されずに設定時間は9:55のまま(同矢
印C)、検知回数及び経過日数のカウントが続いていることが分かる。
時間を把握しなくても、適切なタイミングで設定変更すべき時期を知ることができるので
、装置の稼働状況を監視する必要がない。したがって、ここでは、設定時間を変更するに
際しユーザーの負担が少なくて済む。
(a)検知プログラム及び計数プログラム等に代えて、論理回路等によってこれらのプ
ログラムと同様の結果が得られるよう構成したものを用いてもよい。
ザーにとって最適なタイミングになるよう、製造後に手動で若しくは所定のプログラムに
より自動で設定されてもよい。
に遡って、その間の検知回数が所定回数に達した否かを判断するようにしてもよい。
(e)図7に示すような過去の稼働履歴は、必要に応じて、表示パネルに表示され、画
像形成部により用紙に出力されてもよい。
えたものであってもよい。
、オーディオ・ビジュアル機器や空調機器)、事務機器等の電化製品、或いは、コンピュ
ータ等、電源のオン又はオフ制御を行う機器であればいずれも適用可能である。
12 表示パネル
18 電源
19 制御部
20 電源装置
21 選択画面
31 設定画面
47 検知プログラム
49 計数プログラム
Claims (7)
- ウィークリータイマー機能を有する画像形成装置の電源装置であって、
ユーザーの操作及び前記ウィークリータイマー機能によってオン又はオフされ、オン又はオフに伴い前記画像形成装置に起動又は終了を行わせるための電源と、
前記ウィークリータイマー機能による前記電源のオン又はオフ時刻を設定可能な設定操作部と、
前記設定操作部により設定された時刻よりも前にユーザーの操作により前記電源がオン又はオフされたことを検知する検知手段と、
前記検知手段により検知された検知回数をカウントする計数手段と、
前記検知回数が所定回数に達した場合に、前記オン又はオフ時刻の設定の変更を促す報知動作部と、
を備えた画像形成装置の電源装置。 - 前記報知動作部は、前記設定操作部で設定された内容を表示可能な表示装置を有しており、前記検知回数が所定回数に達した場合に、前記オン又はオフ時刻の設定の変更を行うか否かの選択を行うための選択画面を前記表示装置に表示する、請求項1に記載の画像形成装置の電源装置。
- 前記報知動作部は、前記選択画面において前記オン又はオフ時刻の設定を変更することが選択された場合に、前記オン又はオフ時刻の設定を変更するための設定画面を前記表示装置に表示する、請求項2に記載の画像形成装置の電源装置。
- 前記報知動作部は、所定期間内に前記検知回数が前記所定回数に達した場合に、前記設定の変更を促す、請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置の電源装置。
- 前記計数手段は、前記所定期間に経過した日数をさらにカウント可能であるとともに、前記検知回数が前記所定回数に達した場合又は前記所定期間内に経過した日数が所定日数に達した場合に、カウントされた前記検知回数及び日数をリセットしてそれぞれ新たにカウントする、請求項4に記載の画像形成装置の電源装置。
- 前記報知動作部は、最近の所定期間内に前記検知回数が前記所定回数に達した場合に、前記オン又はオフ時刻の設定の変更を促す、請求項4に記載の画像形成装置の電源装置。
- 請求項1から6のいずれかに記載の画像形成装置の電源装置を有し、
前記電源装置による電源のオン又はオフ動作に伴い起動又は終了を行う、
画像形成装置。
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JP2004015371A JP4256792B2 (ja) | 2004-01-23 | 2004-01-23 | 電源装置およびこれを備えた画像形成装置 |
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