JP3951978B2 - 自動製パン機 - Google Patents

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Description

本発明は一般家庭で使用する自動製パン機に関し、特に予約時間の設定に関するものである。
以下に、従来例の自動製パン機について説明する。
図12は自動製パン機の模式図であり、1は焼成室、2はパン焼き型、3は練り羽根、4は練り羽根3を回転させるモータ、5は焼成のためのヒータ、6は焼成室1を開閉する蓋、7は焼成室1内の温度を検知する温度検知手段、8は温度検知手段7から温度信号を受けてモータ4やヒータ5を制御する制御回路、9は調理内容や条件等を設定する操作部であり、10は操作部9内に設けられた表示手段である。
以上のように構成された自動製パン機において、従来は図13に示すように現在時刻「9:00」のときに、調理メニューを選択し、予約設定キーによりタイマ調理のために記憶された予約時刻「12:00」を呼び出した時、呼び出された時刻が選択されたメニューを調理するのに必要な時間、例えば4時間より早い時刻の場合や、被調理物が腐敗するのを防ぐために予め定めた現在時刻に所定の時間を加えた時刻より遅い場合には、スタートキーを操作してもスタートできないようにしていた。
このような予約時間の設定方式は自動製パン機の初期の製品から使用されてきている。また、自動製パン機以外では炊飯器関係で検討された(例えば特許文献1参照)。
特開昭60−50482号公報
しかし、このような方法では設定された時刻が選択されたメニューの調理所要時間より早い時刻の場合や、設定された時刻が現在時刻に所定の時間を加えた時刻より遅い場合、せっかく時刻設定したのにスタートキーを操作してもスタートせず、時刻設定をやり直す必要があり、煩わしく使い勝手が悪く、また、スタートしないことにより、機器が故障したのかと思われることもあった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、予約設定キーにより記憶装置から記憶された時刻を呼び出してタイマ調理のための時刻設定を行うとき、設定された予約時刻が設定可能時刻でない場合であっても、簡単な操作で予約時刻を設定できるとともに、機器が故障だと誤認識しないようにした自動製パン機を提供することを目的とする。
この目的を達成する為に、本発明の自動製パン機は、ヒータを有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着しうるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられモータにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知部と、パン焼き制御を行う制御装置と、現在時刻の計時を行う計時手段と、調理所要時間より遅い時刻から、現在時刻に所定の時間を加えた時刻より早い時刻までの設定可能時間より短い間隔で複数の時刻が予め記憶された記憶装置と、調理メニューの選択を行うメニューキーと、タイマ調理のために出来上がりの時刻を設定する予約設定キー及び時間設定キーと、調理を開始するスタートキーからなる操作部と、現在時刻、出来上がり時刻、および選択されたメニュー等を表示する表示手段とを備え、前記予約設定キーにより前記記憶装置から記憶された時刻を呼び出してタイマ調理のための時刻設定を行うとき、前記記憶装置に記憶された時刻が選択されたメニューの調理所要時間より遅い時刻から現在時刻に所定の時間を加えた時刻より早い時刻までの設定可能時刻かどうかを判断し、前記予約設定キーを押すたびに設定可能時刻を選択表示するようにした。
これによって、間違った時間帯にタイマセットをしてスタートキーを操作してスタートできないことで機器が故障したと思ったり、設定時間を簡単に設定できるので、正しくセットし直す煩わしさを無くしたりすことができる。
以上のように、請求項1〜に記載の発明によれば、予約設定キーにより記憶装置から記憶された時刻を呼び出してタイマ調理のための時刻設定を行うとき、設定された予約時刻が設定可能時刻でない場合であっても、簡単な操作で予約時刻を設定でき、利便性の向上を図ることができる。
請求項1に記載の発明は、ヒータを有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着しうるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられモータにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知部と、パン焼き制御を行う制御装置と、現在時刻の計時を行う計時手段と、調理所要時間より遅い時刻から、現在時刻に所定の時間を加えた時刻より早い時刻までの設定可能時間より短い間隔で複数の時刻が予め記憶された記憶装置と、調理メニューの選択を行うメニューキーと、タイマ調理のために出来上がりの時刻を設定する予約設定キー及び時間設定キーと、調理を開始するスタートキーからなる操作部と、現在時刻、出来上がり時刻、および選択されたメニュー等を表示する表示手段とを備え、前記予約設定キーにより前記記憶装置から記憶された時刻を呼び出してタイマ調理のための時刻設定を行うとき、前記記憶装置に記憶された時刻が選択されたメニューの調理所要時間より遅い時刻から現在時刻に所定の時間を加えた時刻より早い時刻までの設定可能時刻かどうかを判断し、前記予約設定キーを押すたびに設定可能時刻を選択表示するようにした。
これにより、調理所要時間より遅い時刻から、現在時刻に所定の時間を加えた時刻より早い時刻までの設定可能時間より短い間隔で複数の時刻が記憶装置に記憶されており、予約設定キーを押すたびに設定可能時刻を選択表示するので、設定される可能性の高い設定時間を記憶装置に記憶し、予約設定キーにより設定可能時刻を呼び出すことができ、慣れない使用者がタイマ調理を設定してスタート操作をした時に、機器がスタートできないということで不便を感じたり、面倒なタイマ設定に不便を感じたりすることがないという効果を有する。
請求項に記載の発明は、ヒータを有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着しうるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられモータにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知部と、パン焼き制御を行う制御装置と、現在時刻の計時を行う計時手段と、以前に調理した複数の予約時刻を記憶する記憶装置と、調理メニューの選択を行うメニューキーと、タイマ調理のために出来上がりの時刻を設定する予約設定キー及び時間設定キーと、調理を開始するスタートキーからなる操作部と、現在時刻、出来上がり時刻、および選択されたメニュー等を表示する表示手段とを備え、前記予約設定キーにより前記記憶装置から記憶された時刻を呼び出してタイマ調理のための時刻設定を行うとき、前記記憶装置に記憶された複数の予約時刻を新しいものから順番に呼び出し、選択されたメニューの調理所要時間より遅い時刻から現在時刻に所定の時間を加えた時刻より早い時刻までの設定可能時刻かどうかを判断し、予約時刻が設定可能時刻であったらこれを表示し、そうでなかった場合には次の予約時刻を表示し、記憶された予約時刻が設定禁止時刻となる確率を少なくし、使用者の使い勝手を向上させるという効果を有する。
請求項に記載の発明は、ヒータを有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着しうるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられモータにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知部と、パン焼き制御を行う制御装置と、現在時刻の計時を行う計時手段と、以前に調理した複数の予約時刻を記憶する記憶装置と、調理メニューの選択を行うメニューキーと、タイマ調理のために出来上がりの時刻を設定する予約設定キー及び時間設定キーと、調理を開始するスタートキーからなる操作部と、現在時刻、出来上がり時刻、および選択されたメニュー等を表示する表示手段とを備え、前記予約設定キーにより前記記憶装置から記憶された時刻を呼び出してタイマ調理のための時刻設定を行うとき、前記記憶装置に記憶された複数の予約時刻の使用頻度の高いものから順番に呼び出し、選択されたメニューの調理所要時間より遅い時刻から現在時刻に所定の時間を加えた時刻より早い時刻までの設定可能時刻かどうかを判断し、予約時刻が設定可能時刻であったらこれを表示し、そうでなかった場合には次の予約時刻を表示することにより、記憶された予約時刻が設定禁止時刻となる確率を少なくし、使用者の使い勝手を向上させるという効果を有する。
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
本実施例の基本構成は従来例と同じなので異なる点を中心に説明する。また、従来例と同じ機能には同じ符号を付しその説明は省略する。
本実施例が従来例と異なる点は、従来例が予約時間を記憶装置から呼び出したとき、呼び出した時間が設定可能時刻でないとき操作キーを操作してもスタートしないため、初めから設定をし直さなければならなかったのに対して、本実施例では、予約時間を記憶装置から呼び出したとき、呼び出した時間が設定可能時刻でないときは別の設定可能時刻を表示し、新たに表示された設定可能時刻にしたがってスタートするか、新たに表示された設定可能時刻の時刻を変更してスタートするかするようにした点が異なる。以下、具体的な実施例にもとずいて説明する。
(参考例1)
図1は参考例1における自動製パン機の調理開始操作の流れ図であり、図2は自動製パン機の操作部9の平面図である。また図3および図4は操作部9の変化を示す流れ図である。
先ず、図2を用いて本参考例に関わる自動製パン機の操作部9の構成について説明する。図2において、11は調理メニューを選択するメニューキー、12はタイマ予約をセットする予約設定キー、13は予約時間の設定で時間の単位を1時間づつ増加させる時キー、14は分の単位を10分づつ増加させる分キー、15は即時調理ないしタイマ調理をスタートさせるスタートキー、16は調理がスタートしたら点灯する調理ランプ、17は調理を取り消したり設定をクリアーしたりするための取消キー、18は「現在時刻」の文字が点灯した状態では現在時刻を、「出来上り時刻」の文字が点灯した状態では調理終了時刻やタイマ予約時刻を表す時間表示である。
次に、調理開始操作について説明する。図2において、まずメニューキーで調理メニューを選択し、予約設定キーを押すと記憶装置に予め記憶された時刻が呼び出され、設定可能時刻かどうか判断されて設定可能時刻であればそのまま表示され、そうでなければ別の設定可能時刻が表示され、その後、時キー、分キーで望みの時間に予約時間を設定し、スタートキーにより調理をスタートする。
ここで、設定可能時刻とは、現在時刻に選択された調理メニューの調理所要時間を加えた時刻から、現在時刻に所定の時間、例えば13時間を加えた時刻である。ちなみに、13時間はタイマ調理をするため、調理材料が腐敗しないために設定可能な最大時間を設定したものである。
図3および図4により具体的な表示状態で説明する。図3の(1)に示すように現在時刻「9:00」の時点で、食パンを調理するとき、まずメニューキーで食パンを選択すると、食パンを調理するのに必要な時間が4時間であるので、(2)のように、現在時刻に調理に必要な4時間を加えた「13:00」を出来上がり時刻として表示する。次に、予約設定のため予約キーを押すと記憶装置に予め記憶された時刻が呼び出される。
予め記憶された時間が「18:00」であった場合、「18:00」は調理時間の4時間後より後で、調理可能最大時間の13時間後よりも前の時刻なので、(3)に示すように「18:00」が表示され、スタートキーを操作すると、「18:00」に食パンが出来上がるようにタイマ調理がスタートする。
しかし、予め記憶された時間が「12:00」であった場合、「12:00」は調理時間の4時間後より前の時刻なので、この時間に調理を完了させることは不可能なので設定禁止時間となり、予約設定キーを操作すると図5の(3)に示すように6時間後の「15:00」が表示され、「12:00」は予約時間として設定できなくなる。6時間後というのはアンケートなどの調査の結果より得られた設定する可能性の高い時間の少し早い時間ということで決定している。しかし、この時間に限定されるものではない。この後、出来上がり時刻が「15:00」のままで問題なければスタートキーを操作し、「15:00」に食パンが出来上がるように調理がスタートする。もし、「15:00」が不都合であれば時キーおよび分キーを操作して別の時間に設定することができるが、調理可能最大時間である13時間後の22時を超える時刻から調理時間であるの4時間後の13時より早い時刻までは設定禁止時間として時キーおよび分キーを操作してもその時間帯を表示されないようにしてある。
以上のように設定禁止時間には設定することができず、予め記憶された予約時刻が設定禁止時間であった場合は、別の設定可能時間に設定しなおしてスタートすることにより、慣れない使用者がタイマ調理を設定してスタート操作をした時に、機器がスタートできないということで説明書を読み直して設定し直したり、機器が故障したと誤解したりするようなことがない。
なお、本参考例では予約時間の設定にあったって、時キーは1時間づつまた分キーは10分づつ増加するようにしているが、これに限定されるものではなく、他の時間間隔であっても良い。特に、分キーは10分間隔でなくても、例えば1分間隔であっても、数分間隔であっても良い。ただ時間間隔が短くなると、時間を設定するのに時間がかかる場合が生じる。したがって、実用的には本参考例のように10分程度が妥当である。なお、このことは以下の実施例においても同様である。
(実施例1)
図5は本実施例における自動製パン機の操作部9の変化を表す流れ図である。なお、参考例1と同じ構成なのでその説明は省略する。
図5において、(1)に示すように現在時刻「9:15」の時点で、食パンを調理するとき、まずメニューキーで食パンを選択すると(2)のように、調理時間の4時間後の「13:15」を出来上がり時刻として表示する。
次に(3)において、前回調理により予め記憶された時間が「12:00」であった場合、「12:00」は調理時間の4時間後より前であり設定禁止時間となり、予約設定キーを操作すると「12:00」は全く表示せずに、記憶装置に予め記憶された「5:00」、「12:00」、「18:00」、「21:00」の中から設定可能時刻である「18:00」と「21:00」の内現在時刻に近い方から表示する。従ってまず「18:00」が表示され、次にもう一度予約設定キーが操作されると「22:00」が表示される。
この後、出来上がり時刻が「22:00」のままで問題なければスタートキーを操作し、「22:00」に食パンが出来上がるように調理がスタートする。
もし、「22:00」が望みの時間でなければ、時間設定キーで設定し直すこともできる。
ここで、記憶装置に予め記憶された「5:00」、「12:00」、「18:00」、「21:00」の時刻は、それぞれの時刻の間隔が8時間以下である。一方、調理時間が4時間に対して、タイマ調理可能な最長時間が13時間なので、設定可能時間は13−4=9時間である。従って、それぞれの時刻の間隔は設定可能時間9時間以下に設定され、現在時刻がどのような時刻に設定されても予め記憶された4つの時間のうちのいずれかは必ず設定可能時間になり、どれも設定不可能ということがないようにしている。
また、それぞれが朝食、昼食、夕食の最も可能性の高い時間に設定されており、予約設定キーの操作だけでも目的のタイマ設定時刻に設定することが可能となり、多少の時間のずれがあった場合でも少ない時間設定キーの操作で目的の時間に設定することができる。
参考例2)
図6は本参考例における自動製パン機の操作部9の変化を表す流れ図である。なお、実施例1と同じ構成なのでその説明は省略する。
図6の(1)に示すように現在時刻「9:15」の時点で、食パンを調理するとき、まずメニューキーで食パンを選択すると(2)のように、調理時間の4時間後の「13:15」を出来上がり時刻として表示する。
次に(3)において、予め記憶された時間が「12:00」であった場合、「12:00」は調理時間の4時間後より前であり設定禁止時間となり、予約設定キーを操作すると「12:00」は全く表示せずに、最も早い時間である4時間後の「13:15」の1分の桁が繰り上がった「13:20」が表示される。この後出来上がり時刻が「13:20」のままで問題なければスタートキーを操作し、「13:20」に食パンが出来上がるように調理がスタートする。
もし、「13:20」が不都合であれば時キーおよび分キーを操作して別の時間に設定することができるが、時間表示が「13」の場合、分キーは1回の操作により10分毎に増加し、「30」、「40」、「50」を表示し、禁止時刻となる「00」及び、「10」を表示せずに「20」に戻る。
時キーは「13」から1時間毎に増加し、調理可能最大時間である13時間後の「22」まで増加するが、次は設定禁止時刻を越えて「13」となる。即ち、設定禁止時刻は時キーおよび分キーを操作してもその時間帯を表示されないようにしてある。
以上のように予約時刻が設定可能時刻ではないと判断した場合には調理可能な設定可能時刻の最も早い時間に設定されることにより、予約時刻が設定可能時刻でなかった場合にも時キーと分キーが増加方向のみであり、分キーは10分毎の増加なので最も早い時間から遅い時間に向けて時間設定を行なうので時間設定が分かりやすく、比較的短時間に希望の予約時刻に設定することができるので使用者の使い勝手が良くなる。
参考例3)
図7は本参考例における自動製パン機の操作部9の変化を表す流れ図である。なお、実施例1と同じ構成なのでその説明は省略する。
図7の(1)に示すように現在時刻「9:15」の時点で、食パンを調理するとき、まずメニューキーで食パンを選択すると(2)のように、調理時間の4時間後の「13:15」を出来上がり時刻として表示する。
次に(3)において、メニューキーで予め記憶された時間が「12:00」であった場合、「12:00」は調理時間の4時間後より前であり設定禁止時間となり、予約設定キーを操作すると「12:00」は全く表示せずに、設定可能時間の最も遅い時間である13時間後の「22:15」の1分の桁が繰り下がった「22:10」が表示される。この後出来上がり時刻が「22:10」のままで問題なければスタートキーを操作し、「22:10」に食パンが出来上がるように調理がスタートする。
以上のように予約時刻が設定可能時刻ではないと判断した場合には調理可能な設定可能時刻の最も遅い時間に設定されることにより、予約時刻が設定可能時刻でなかった場合にも時キーと分キーが増加方向のみであり、1回時キーか分キーを操作すると設定可能時刻の最も早い時間になり、後は最も早い時間から遅い時間に向けて時間設定を行なうので時間設定が分かりやすく、予約キーを押す前と後とで明確に表示時間が異なるので分かりやすく使い勝手が良くなる。
参考例4)
図8は本参考例における自動製パン機の操作部9の変化を表す流れ図である。なお、実施例1と同じ構成なのでその説明は省略する。
図8の(1)に示すように現在時刻「9:15」の時点で、食パンを調理するとき、まずメニューキーで食パンを選択すると(2)のように、調理時間の4時間後の「13:15」を出来上がり時刻として表示する。
次に(3)において、予め記憶された時間が「12:00」であった場合、「12:00」は調理時間の4時間後より前であり設定禁止時間となり、予約設定キーを操作すると「12:00」は全く表示せずに、最も早い時間である4時間後の「13:20」が表示される。この時「13:20」の表示を点滅させ、使用者に時刻表示に注目させ、時刻を変更するかどうか判断し、出来上がり時刻が「13:20」のままで問題なければそのままスタートキーを操作し、時間を変更したいと思えば、時キーおよび分キーを操作して(4)に示すように「15:10」等の別の時間に設定することができる。
以上のように予約時刻が表示された時に、表示された時刻を点滅させることにより、設定可能時間の最も早い時刻が表示された時に、予約設定キーを押す前と後とで全く同じ時刻が表示されることがあり、キーを受け付けたかどうかもわからない状態もあるが、時刻表示の点滅により明確に表示状態が異なるので時刻表示が同じであっても分かりやすく、また、使用者が意図した時刻と異なる時刻が表示された場合にも使用者に設定しなおすことを促すことができ使い勝手が向上する。
参考例5)
図9は本参考例における自動製パン機の操作部9の変化を表す流れ図である。なお、実施例1と同じ構成なのでその説明は省略する。
図9の(1)に示すように現在時刻「9:15」の時点で、食パンを調理するとき、まずメニューキーで食パンを選択すると(2)のように、調理時間の4時間後の「13:15」を出来上がり時刻として表示する。
次に、予め記憶された時間が「12:00」であった場合、「12:00」は調理時間の4時間後より前なので、この時間に調理を完了させることは不可能なので設定禁止時間となり、予約設定キーを操作すると(3)に示すように「12:00」を設定禁止時刻として「設定禁止」表示と共に一時的に表示した後、調理時間の4時間後以降の「13:20」が表示され、「12:00」が予約時間として設定できなくなる。この後出来上がり時刻が「13:20」のままで問題なければスタートキーを操作し、「13:20」に食パンが出来上がるように調理がスタートする。もし、「13:20」が不都合であれば時キーおよび分キーを操作して別の時間に設定することができる。
以上のように、予約時刻が設定可能時刻でなかった場合には、一時的にこの予約時刻と設定禁止時刻であることを表示した後に調理可能な設定可能時刻に設定されることにより、記憶された予約時刻が設定禁止時刻であることを確認して、設定可能な時刻に設定し直すことができ、使い勝手が向上する。
(実施例
図10は本実施例における自動製パン機の操作部9の変化を表す流れ図である。なお、実施例1と同じ構成なのでその説明は省略する。
記憶装置には過去に調理した時に設定した予約時刻が3回分記憶されており、例えば最も最近記憶された第1の予約時刻が「12:00」であり、その前の第2の予約時刻が「6:00」であり、さらにその前の第3の予約時刻が「17:00」であったとする。
図10の(1)に示すように現在時刻「9:15」の時点で、食パンを調理するとき、まずメニューキーで食パンを選択すると(2)のように、調理時間の4時間後の「13:15」を出来上がり時刻として表示する。
次に、予約設定キーを操作すると、まず第1の予約時刻「12:00」は調理時間の4時間後より前なので、この時間に調理を完了させることは不可能なので設定禁止時間となり、次の第2の予約時刻「6:00」も同じく設定禁止時間であり、次の第3の予約時刻「17:00」は設定禁止時間ではないのでこの時間が表示される。出来上がり時間がこのままで問題なければスタートキーを操作し、「17:00」に食パンが出来上がるように調理がスタートする。もし、「17:00」が不都合であれば時キーおよび分キーを操作して別の時間に設定することができる。
以上により、記憶された予約時刻が設定禁止時刻となる確率を少なくし、使用者の使い勝手を向上させることができる。
(実施例
図11は本実施例における自動製パン機の操作部9の変化を表す流れ図である。なお、実施例1と同じ構成なのでその説明は省略する。
記憶装置には過去に調理した時に設定した予約時刻が3回分記憶されており、例えば最も多く設定された時刻が「12:00」であり、これを第1の予約時刻とし、その次に多かった時刻が「6:00」であり、これを第2の予約時刻とし、さらにその次に多かった時刻が「17:00」であり、これを第3の予約時刻とする。
図11の(1)に示すように現在時刻「9:15」の時点で、食パンを調理するとき、まずメニューキーで食パンを選択すると(2)のように、調理時間の4時間後の「13:15」を出来上がり時刻として表示する。
次に、予約設定キーを操作すると、まず第1の予約時刻「12:00」は調理時間の4時間後より前なので、この時間に調理を完了させることは不可能なので設定禁止時間となり、次の第2の予約時刻「6:00」も同じく設定禁止時間であり、次の第3の予約時刻「17:00」は設定禁止時間ではないのでこの時間が表示される。出来上がり時間がこのままで問題なければスタートキーを操作し、「17:00」に食パンが出来上がるように調理がスタートする。もし、「17:00」が不都合であれば時キーおよび分キーを操作して別の時間に設定することができる。
以上により、記憶された予約時刻が設定禁止時刻となる確率を少なくし、使用者の使い勝手を向上させることができる。
実施例では予約時刻の設定にあたって時キーおよび分キーを操作すると、時間および分が増加していく場合について述べたが、これに限定されるものではなく、時間および分が減少していく場合でも、または、増加と減少の両方を行えるようにしてもよいのは勿論である。
本発明の参考例1における自動製パン機調理開始操作の流れ図 同自動製パン機の操作部の平面図 同自動製パン機の操作部の変化を示す流れ図 同自動製パン機の操作部の変化を示す流れ図 本発明の実施例1における自動製パン機の操作部の変化を示す流れ図 本発明の参考例2における自動製パン機の操作部の変化を示す流れ図 本発明の参考例3における自動製パン機の操作部の変化を示す流れ図 本発明の参考例4における自動製パン機の操作部の変化を示す流れ図 本発明の参考例5における自動製パン機の操作部の変化を示す流れ図 本発明の実施例における自動製パン機の操作部の変化を示す流れ図 本発明の実施例における自動製パン機の操作部の変化を示す流れ図 自動製パン機の模式図 従来例の自動製パン機の操作部の変化を示す流れ図
符号の説明
1 焼成室
2 パン焼き型
3 練り羽根
4 モータ
5 ヒータ
7 温度検知部
8 制御装置
9 操作部
10 表示部(表示手段)
11 メニューキー
12 予約設定キー
13、14 時刻設定キー
15 スタートキー

Claims (3)

  1. ヒータを有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着しうるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられモータにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知部と、パン焼き制御を行う制御装置と、現在時刻の計時を行う計時手段と、調理所要時間より遅い時刻から、現在時刻に所定の時間を加えた時刻より早い時刻までの設定可能時間より短い間隔で複数の時刻が予め記憶された記憶装置と、調理メニューの選択を行うメニューキーと、タイマ調理のために出来上がりの時刻を設定する予約設定キー及び時間設定キーと、調理を開始するスタートキーからなる操作部と、現在時刻、出来上がり時刻、および選択されたメニュー等を表示する表示手段とを備え、前記予約設定キーにより前記記憶装置から記憶された時刻を呼び出してタイマ調理のための時刻設定を行うとき、前記記憶装置に記憶された時刻が選択されたメニューの調理所要時間より遅い時刻から現在時刻に所定の時間を加えた時刻より早い時刻までの設定可能時刻かどうかを判断し、前記予約設定キーを押すたびに設定可能時刻を選択表示する自動製パン機。
  2. ヒータを有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着しうるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられモータにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知部と、パン焼き制御を行う制御装置と、現在時刻の計時を行う計時手段と、以前に調理した複数の予約時刻を記憶する記憶装置と、調理メニューの選択を行うメニューキーと、タイマ調理のために出来上がりの時刻を設定する予約設定キー及び時間設定キーと、調理を開始するスタートキーからなる操作部と、現在時刻、出来上がり時刻、および選択されたメニュー等を表示する表示手段とを備え、前記予約設定キーにより前記記憶装置から記憶された時刻を呼び出してタイマ調理のための時刻設定を行うとき、前記記憶装置に記憶された複数の予約時刻を新しいものから順番に呼び出し、選択されたメニューの調理所要時間より遅い時刻から現在時刻に所定の時間を加えた時刻より早い時刻までの設定可能時刻かどうかを判断し、予約時刻が設定可能時刻であったらこれを表示し、そうでなかった場合には次の予約時刻が表示される自動製パン機。
  3. ヒータを有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着しうるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられモータにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知部と、パン焼き制御を行う制御装置と、現在時刻の計時を行う計時手段と、以前に調理した複数の予約時刻を記憶する記憶装置と、調理メニューの選択を行うメニューキーと、タイマ調理のために出来上がりの時刻を設定する予約設定キー及び時間設定キーと、調理を開始するスタートキーからなる操作部と、現在時刻、出来上がり時刻、および選択されたメニュー等を表示する表示手段とを備え、前記予約設定キーにより前記記憶装置から記憶された時刻を呼び出してタイマ調理のための時刻設定を行うとき、前記記憶装置に記憶された複数の予約時刻の使用頻度の高いものから順番に呼び出し、選択されたメニューの調理所要時間より遅い時刻から現在時刻に所定の時間を加えた時刻より早い時刻までの設定可能時刻かどうかを判断し、予約時刻が設定可能時刻であったらこれを表示し、そうでなかった場合には次の予約時刻が表示される自動製パン機。
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