JP6088899B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、メニューを選択して調理する加熱調理器に関するものである。
特許文献1においては、パンを焼き上げる予約時刻の記憶ができ、予約時に記憶してある予約時刻を呼び出して設定する自動製パン機がある。
特開2005−40484号公報
上記した特許文献1の自動製パン機では、毎日繰り返して使うメニューも、時折使うメニューも全て同じメニューによって選択し、予約して作る場合に予約時刻の呼び出しをして予約設定をした後に、調理開始する操作の手順となるため、毎日同じメニュー、同じ予約時間の設定では、設定に手間がかかり、使い勝手が悪い課題がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、請求項1では、被調理物を収納する加熱室と、該加熱室を開閉するドアと、前記被調理物の調理方法を設定する操作部とを備えた加熱調理器において、該操作部には、複数の条件から希望する調理方法を入力するために階層を深くして導くタッチパネル付き表示部と、前記調理方法を限定して入力回数を少なくして設定を完了できる簡単入力手段とを設け、前記タッチパネル付き表示部で設定する予約時刻は、選択自在に表示される予約キーに割り当てて記憶されており、前記簡単入力手段で設定する予約時刻は、前記予約キーに割り当てて記憶された予約時刻とは別に記憶するものである。
本発明によれば、一度の入力で毎日同じ時刻に食パンを作る設定が完了するので、操作が楽で使い勝手が良くなるという効果がある。
一実施例の加熱調理器の本体を前方側から見た斜視図である。 図1のA−A断面図である。 一実施例の加熱調理器の本体から外枠を取り外した状態を前方側から見た斜視図である。 同加熱調理器に角皿を加熱室に入れて調理する斜視図である。 同加熱調理器のパン容器と具材容器を説明する分解図である。 同加熱調理器のパン容器を加熱室に設置した斜視図である。 図6要部のC-C断面図である。 図6要部のB-B断面図である。 一実施例の加熱調理器のドアに設けたLED表示部の説明図である。 同加熱調理器のドアに設けたタッチパネル付き表示部と操作キー群の説明図である。 同加熱調理器の制御手段を表わしたブロック図である。 同加熱調理器の制御手段の簡単食パンキーでの操作と詳細変更をしない場合のタッチパネル付き表示部の表示の流れ図である。 同加熱調理器の制御手段の簡単食パンキーでの操作と詳細変更をしない場合のタッチパネル付き表示部の表示の流れ図である。 同加熱調理器の制御手段の簡単食パンキーでの操作と詳細変更をする場合のタッチパネル付き表示部の表示の流れ図である。 同加熱調理器の制御手段のタッチパネル付き表示部での操作による表示の流れ図である。
以下に、本発明の一実施例について、図1から図15の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜4において加熱調理器の本体1は、加熱室28の中に加熱する被調理物を入れ、マイクロ波やヒータ、水蒸気の熱を使用して被調理物を加熱調理する。
ドア2は、加熱室28の内部に被調理物を出し入れするために開閉するもので、ドア2を閉めることで加熱室28を密閉状態にし、被調理物を加熱する時に使用するマイクロ波の漏洩を防止し、熱を封じ込め、効率良く加熱することを可能とする。
取っ手9は、ドア2に取り付けられ、ドア2の開閉を容易にするもので、手で握りやすい形状になっている。
ガラス窓3は、調理中の食品の状態が確認できるようにドア2に取り付けられ、ヒータ等の発熱による高温に耐えるガラスを使用している。
ドア2の前面下側にドア2の横幅全体に渡って操作パネル4が設けられ、操作パネル4の上部に105LED表示部が設けられている。操作パネル4に操作部6を設け、操作部6は略中央部にタッチパネル付き表示部70を備え、タッチパネル付き表示部70の右側に隣接して横2個で2段に配列した4個の操作キーでなる操作キー群60と、そして右端に調理の開始を入力するスタートキー6b、その下側に調理を取りやめるとりけしキー6cを配置して構成している。
スタートキー6bと、とりけしキー6cは、機械式スイッチを用いている。
タッチパネル付き表示部70は、ドア2の前面下側の操作パネル4に設けられ、マイクロ波で被調理物130を加熱するレンジ加熱手段77(図11)、加熱室28の加熱室上面28eに設けたヒータで被調理物を加熱するグリル加熱手段12、水蒸気により被調理物130を加熱する水蒸気発生手段43、加熱室奥壁面28bの上方と下方に設けた熱風ヒータ14a、14bなどによる熱風ユニット11の熱風で加熱室28を加熱するオーブン加熱手段などの加熱手段を選択し、加熱する時間等の調理条件やパン作りのメニューを入力するためのタッチパネル70a(図10)と、タッチパネル70aから入力された内容や調理の進行状態を表示するLCD表示部70b(図10)とが一体となって構成される。
水タンク42は、水蒸気を作るのに必要な水を溜めておく容器であり、本体1の前面下側に設けられ、本体1の前面から着脱可能な構造とすることで給水および排水が容易にできるようになっている。
外枠7は、加熱調理器の本体1の上面と左右側面を覆うキャビネットである。
後板10は、前記したキャビネットの後面を形成するものであり、上部に外部排気ダクト18が取り付けられ、前記外部排気ダクト18の取り付けられる内側に、被調理物から排出した蒸気や本体1の内部の部品を冷却した後の冷却風(廃熱)39を排出する排気孔36が設けられている。
また、外部排気ダクト18は、排気孔36を通過した冷却風39を本体1の外に排出するもので、排気は外部排気ダクト18の外部排気口8から排出し、排気の排出方向は本体1の上部方向で且つ前面側に排気する。排気の排出方向を上部方向で且つ前面側に向けることで、背面を壁面に寄せた時でも排気によって壁面を汚すことがないようにしている。
機械室20は、加熱室底面28aと本体1の底板21との間の空間部に設けられ、底板21上には食品を加熱するためのマグネトロン33、マグネトロン33に接続された導波管47、制御基板23、その他、後述する各種部品、これらの各種部品を冷却する冷却手段50(図11)等が取り付けられている。
加熱室28の加熱室左側面28cと加熱室右側面には棚上段27a、棚中段27b、棚下段27cからなる棚27を設け、調理によって使用する後述のテーブルプレート24または後述の角皿17を載せる。
加熱室底面28aは、略中央部が凹状に窪んで空隙70を形成しており、その空隙70の中に回転アンテナ26が設置され、マグネトロン33より放射されるマイクロ波は、導波管47、回転アンテナ駆動手段46の出力軸46aが貫通する結合穴47aを通して回転アンテナ26の下面に流入し、回転アンテナ26で拡散されて加熱室28内に放射される。回転アンテナ26は、回転アンテナ駆動手段46の出力軸46aに連結されている。
また、回転アンテナ26が備えられている空隙70は加熱室28のほぼ中央付近に設けられ、回転アンテナ26が加熱室底面28aから出っ張らないよう加熱室底面28aを絞り加工している。絞り加工する深さや形状(丸形とか四角形)などは回転アンテナ26の大きさ、マイクロ波状況などにより変わる。主として実験などにより決定される。本実施例では四角形とした。
空隙70と加熱室28とを分離するのが仕切り板72である。仕切り板72は使用者が後述のテーブルプレート24を掃除やパン作りするためはずしたとき、回転アンテナ26に触られないようにするため設けるものである。使用者が回転アンテナ26に触れ変形させた場合、マイクロ波の動作に異常をきたし性能に多大な影響が生じるためである。
冷却手段50(図11)は、底板21に取り付けられた冷却モータにファンが連結されたファン装置15で、この冷却手段50によって送風される冷却風39は、機械室20内の自己発熱するマグネトロン33やインバータ基板22、重量検出手段25、攪拌モータ54(図7)等を冷却し、加熱室28の外側と外枠7の間および熱風ケース11aと後板10の間を流れ、外枠7と後板10を冷却しながら排気孔36を通り、外部排気ダクト18の外部排気口8より排出される。
加熱室28の後部には熱風ユニット11が取り付けられ、熱風ユニット11は加熱室奥壁面28bの後部側に熱風ケース11aを設け、加熱室奥壁面28bと熱風ケース11aとの間に熱風ファン32とその外周側に位置するように熱風ヒータ14a、および14bを設けている。熱風ケース11aの後側に熱風ファン32の熱風モータ13を取り付け、そのモータ軸を熱風ケース11aに設けた穴を通して連結して熱風ファン32の羽根を回転させて空気を循環している。
そして、熱風ユニット11は加熱室奥壁面28bに設けた空気の通り道となる熱風吸気孔31と熱風吹出し孔30を通して連結し、熱風ケース11a内の熱風ファン32を熱風モータ13により回転することで、加熱室28と熱風ユニット11との空気を循環し、熱風ヒータ14a、および14bで循環する空気を加熱して熱風63(図8)となる。
加熱室上面28eの外側には、ヒータよりなるグリル加熱手段12が取り付けられている。グリル加熱手段12は、マイカ板にヒータ線を巻き付けて平面状に形成し、加熱室上面28eの外側に押し付けて固定し、加熱室上面28eを加熱して加熱室28内の被調理物130を輻射熱によって焼くものである。
また、加熱室底面28aには、複数個の重量検出手段25、例えば前側左右に右側重量センサ25a、左側重量センサ25b、後側中央に奥側重量センサ25cが設けられ、その上に四角い形状の後述のテーブルプレート24が載置されている。
重量検出手段25の支持部材75でテーブルプレート24に載置した被調理物130の重量情報を検出し、この情報を制御手段151(図11)に送られる。
演算処理は重量検出手段25の重量情報の総和を求めることでよい。さらに、3つの重量検出手段25の重量割合よりテーブルプレート24上の被調理物130の載置位置を求めることもできる。
これらの被調理物130の重量情報や、位置情報を基に制御手段151は、被調理物130の加熱の制御を行う。加熱の制御には、例えば被調理物130の重量情報を基にしたマグネトロン33のマイクロ波照射時間や出力制御、被調理物130の位置情報を基にした回転アンテナ26の回転制御などを制御する。
加熱室28の底部には被調理物130を載置するターンテーブルレスのテーブルプレート24が載置されている。
図2は、テーブルプレート24に被加熱物130を載置して加熱室底面28aに備えた重量検出手段25に載置したものである。
テーブルプレート24は、加熱室底面28aから容易に脱着可能な構造である。このため、被調理物130の加熱時に付着した汚れ等を容易に洗浄、清掃することが可能となる。また、後述のパン作りの調理においてテーブルプレート24を取外す。
再び、図1から図3において加熱室28の後部上方には、加熱室28内の温度を検出する温度検出手段85が設けられている。温度検出手段85は、グリル加熱手段12及び熱風ユニット11の熱風吹出し孔30から加熱室28内に吹出される熱風の影響を直接受けない位置に設けられている。
スチームユニット43a(図11)は水蒸気発生手段43とポンプ手段87により成る。
水蒸気発生手段43は、加熱室左側面28cの外側面に取り付けられ、水蒸気を噴出するスチーム噴出口44は加熱室28内に臨ませている。
また、水蒸気発生手段43は、アルミの鋳造で作られ、鋳造時にボイラー加熱手段89(図11)であるシーズヒータを一体となるように埋め込んでいる。そのヒータの消費電力は600W前後と大きく、水蒸気発生手段43は短時間で水を沸騰できる温度に加熱することができる。
水蒸気発生手段43への水の供給は、ポンプ手段87を駆動することによって水タンク42からパイプ45を通してポンプ手段87へ供給され、パイプ40を通って水蒸気発生手段43に供給され、水蒸気発生手段43で加熱されて沸騰し、水蒸気となってスチーム噴出口44から加熱室28へ噴出する。
温度検出手段b88は、水蒸気発生手段43の温度を検出するもので、その検出結果を後述する制御手段151(図11)に伝え、ボイラー加熱手段89やポンプ手段87を制御する。
ポンプ手段87は、水タンク42の水を水蒸気発生手段43まで汲み上げるもので、ポンプとポンプを駆動するモータで構成される。水蒸気発生手段43への給水量の調節はモータに供給する電力のON/OFFの比率で決定する。
次に図5から図8において加熱室28にパン容器50をセットして行うパン作りに関する構造を説明する。図5はパン容器50と具材容器94を説明する分解図、図6はパン容器50を加熱室28に設置した斜視図、図7は図6要部のC-C断面図、図8は図6要部のB-B断面図である。
パン容器50はメニューに従って材料を分量通り入れて攪拌してパン生地57とする容器で、内部底面に回転自在の攪拌羽根51を備えている。パン容器50の前側にハンドル90を備えてドア2を開けた加熱室28の前から着脱する。パン容器50の上部の左右には突起92を向かい合って設けている。またパン容器50の左下部には、前後に回転するロックレバー91を備えて加熱室28に設けたツメと固定する。またパン容器50の底部には駆動連結部52を備えて、パン容器50の底面の攪拌羽根51と、機械室20から加熱室28内へ設けた攪拌駆動軸53と結合する。
パン容器50の上部には具材容器94を載置する。その際には、突起92に凹み部93が上下に嵌って前後左右の固定がされる。具材容器94の上面には、右側にイースト投入手段95、左側には具材投入手段96を備えている。そして、上面の右端には、前側に作用穴97a、奥側に作用穴97bを設けている。この、イースト投入手段95には、パン作りの材料で途中から加えるドライイースト(粉状)を入れておき、底部が開口する機構によりパン容器50の中へ落下させるものである。また、具材投入手段96には具を混ぜ込んでパンを作るときのレーズンなどの具を入れておき、底部が開口する機構により落下させるものである。作用穴97aはイースト投入手段95の落下動作を、作用穴97bは具材投入手段96の落下動作をさせる力を伝達するものである。
装着ガイド56は、ドア2を開いて加熱室底面28aに設置しているテーブルプレート24を取外して、加熱室底面28aに設けた回転アンテナ26の右側に固定する。具材容器94を載置した状態でパン容器50は装着ガイド56で案内されて装着ガイド56の所定位置に設置して、ロックレバー91を回転して固定する。パン容器50の内部底部に備えた攪拌羽根51でパン生地57を攪拌するときにパン容器50が振れないように強固に固定している。
攪拌モータ54は、機械室20に備え、減速手段55を経て攪拌駆動軸53を回転させる。減速手段55は小プーリ55aと、ベルト55cと大プーリ55bとで構成する。例えば、攪拌モータ54の軸に設けた小プーリ55aを回転させ、ベルト55cで大プーリ55bへ伝えて大プーリ55bの中心軸に設けた攪拌駆動軸53を回転する。
また本体1の機械室20の右側と加熱室28の右側には、前記したイースト投入手段95、具材投入手段96を動作させる具材投入駆動手段98を備えている。
98aはソレノイドで、ソレノイド98aが動作すると連結して上下に動く棒98bを上に押し上げ、支点98cに対して回転自在のレバー98dの一端の下部を押し上げて、レバー98dが回転して他端が加熱室28内へ現れる。レバー98dが作用穴97aに進入してイースト投入手段95を動作する。また、ソレノイド98aの奥側にソレノイド98e(図11)が設けられて、棒98b、支点98c、レバー98dと同様の構造がソレノイド98eと作用穴97bとの間に対応して設けられて具材投入手段96を動作する。
パン作りの工程について説明する。加熱室28に設けた温度検出手段85によって部屋の温度が20℃と検出する場合の1斤の食パンを作る時間は約2時間で、各工程は、制御手段151に予め組込まれた工程でパン生地57作りから焼いて仕上げるまでの調理である。
パン作り工程は、一般的に用いるパン作りの要領を基調としたもので、まず、材料を捏ねて生地を作るために、攪拌モータ54を動作して攪拌羽根51を回転または停止させる。それは、ねり工程、ドライイースト投入、ねかし工程、ねり工程、具を入れる場合は具材投入を行なう。そして、イースト菌によって発酵させる1次発酵工程、ガス抜き、2次発酵工程である。最後に、熱風ユニット11を動作して熱風63で焼き上げる焼き工程である。
工程の進行を使用者に伝える例として図12に示したようにタッチパネル付き表示部70の下部にベーカリー工程表示100を設けている。
図9はLED表示部105で、タッチパネル付き表示部70で選択した内容によって点灯するものである。予約中105aは、ベーカリー機能の予約調理する場合に点灯する。焼き蒸し調理105bは焼き蒸し調理を選択した場合に点灯する。ベーカリー機能105cはベーカリー機能を選択した場合に点灯する。レンジ105dはレンジ調理を選択した場合に点灯する。オーブン105eはオーブン調理を選択した場合に点灯する。グリル105fはグリル調理を選択した場合に点灯する。過熱水蒸気105gは過熱水蒸気調理を選択した場合に点灯する。スチーム105hはスチーム調理を選択した場合に点灯する。
図10でタッチパネル付き表示部70、操作キー群60について説明する。
操作キー群60による操作は、タッチ式スイッチまたは、機械式スイッチ(機械的に接点を開閉するスイッチ)のいずれでも良い。
簡単入力手段である簡単食パン61は使用頻度が高い食パンの設定の手間を省くボタンで、簡単レンジ62は、使用頻度が高いレンジ調理の手間を省くボタンで、戻る63はタッチパネル付き表示部70での設定を戻るときに操作するボタンで、おしえて64は、音声により調理の方法などを報知するボタンである。
タッチパネル付き表示部70について説明する。タッチパネル付き表示部70は、白黒で表示するLCD表示部70bの表面に、使用者の指にて押下された時に、押下された位置の静電容量の変化を捉えて入力と判断できるタッチパネル70aを設けて、制御手段151からLCD表示部70bに出力して表示の中でキーを表示する部分を押下する操作をタッチパネル70aが検出して制御手段151に入力するものである。
そのため、選択キー79aと文字79bを白黒で表示するため、鮮明で低解像度でも見易く、大変安価な構成としている。
図10は、本体1に通電された待機状態にLCD表示部70bで表示している初期画面70cである。左端の上に、オート調理を示すオート表示71、下には手動調理を示す手動表示72の文字79bを配置する。オート表示71の右には、横2列縦2段で4個と、縦2段分で1個のオート調理用のキーが表示され、手動表示72の右には、横3列で3個の手動調理用のキーが表示され、LCD表示部70bの略画面全体に並べた8個の選択キー79aと文字79bを表示し、初期画面70cを表示する。
オート調理は、上段に左から、「あたため」キー79、「料理集から」キー80、下段に左から、「解凍下ゆで」キー76、「使ったメニュー」キー81と、上下二段分の大きさでイラストも示す「ベーカリー機能」キー78を配置した大分類で構成されている。それぞれのキーを押下する操作によって次の中分類の表示へ移行し、何回か操作して(中には中分類から小分類へと移行して)、所望のオート調理の料理の名称を選択でき、階層を深くして実行するようになっている。
一方、手動調理は、左から「レンジ」キー73、「スチーム/オーブン/グリル・発酵」キー74、「お手入れ設定」キー75で構成されている。それぞれのキーを押す操作によって、次の操作の表示へ移行して、所望の手動加熱による火力と加熱時間と仕上がり調整などの設定ができ、階層を深くして実行するようになっている。更に、下段に手動調理を集めて操作し易いように配慮した。
選択キー79aの個々について、まずオート調理について説明する。
「あたためコース」キー79は、電子レンジの得意な機能として、オーブン機能付き電子レンジのレンジ基本機能を表現し、最もわかりやすい文言として“あたためコース”の文字で使用者を戸惑わせない。
「料理集から」キー80は、料理ブックを見ながら料理を選ぶ人のために、製品に提供している料理ブック記載の番号と連携し使用者が容易に自動調理をし易いようにした。
「解凍・下ゆで」キー76は、2番目に電子レンジの得意な機能として、オーブン機能付き電子レンジのレンジ基本機能の2番目に代表されるもので手軽におさしみ解凍機能や料理をする人のために下ごしらえ機能を表示することで誰でもすぐ使用できる手軽さを提供した。
「使ったメニュー」キー81は、同じ料理をよく作る人のために、メモリ機能の利点を生かし、使用者に色々な料理をチャレンジする意欲を掻き立てることと得意料理を充実できるようにした。
「ベーカリー機能」キー78は、パンを材料から練りから焼上げまでの調理の機能を表現し、最もわかりやすい食パンのイラストと“ベーカリー機能”の文字で使用者に伝える。
次に手動調理について、「レンジ」キー73は、手動調理をしたい人のために、手動でレンジ機能を使用し調理するひとのために一目でわかるようにした。
「スチーム/オーブン/グリル・発酵」キー74は、手動調理をしたい人のために、手動でスチーム/オーブン/グリル/発酵機能を使用し調理する人のために一目でわかるようにした。
「お手入れ設定」キー75は、清掃、機器の設定をしたい人のために、調理後の汚れもすぐ清掃しやすいようにわかりやすいところに表現し、料理選択以外にも気配し使い勝手を向上した。
以上説明したように、タッチパネル付き表示部70の初期画面70cを見ることで、誰にでも直感的に操作に入り込めるように、初期画面70cの表示内容を決定している。
図11は本加熱調理器の制御手段を表わしたブロック図である。
次に、図2、図7、図8、図11を用いて加熱調理器のシステムの動作について説明する。
電源76は、加熱調理器の本体1を動作させるためのものである。
熱風ファン32は、熱風吸気孔31と熱風吹出し孔30を備える加熱室奥壁面28b外側に設けた熱風ケース11aの後側に熱風モータ13を備え、熱風ケース11aの穴を通してそのモータ軸に取り付けた熱風ファン32を回転させる。熱風ファン32の羽根の外周側に熱風ヒータ14a、および14bを設けている。熱風ユニット11はこの熱風ファン32と熱風ヒータ14を動作して熱風63を循環して供給する。
当然熱風ヒータ14を動作せずに熱風ファン32だけを動作させた場合は、加熱室28内での冷風の循環となる。
レンジ加熱手段77は、マグネトロン33とマグネトロン33を駆動するための電源を作るインバータ回路を搭載したインバータ基板22である。インバータ回路は操作部6より入力された加熱パワーに応じた電源を作りマグネトロン33に供給する。
グリル加熱手段12は、加熱室28の天面の裏側に設けられたヒータよりなり、加熱室28の加熱室上面28eを加熱して加熱室28内の被調理物130を輻射熱によって焼くものである。
冷却手段50は、底板21に取り付けられた冷却モータにファンが連結されたファン装置15で、この冷却手段50によって送風される冷却風39は、機械室20内の自己発熱するマグネトロン33やインバータ基板22、重量検出手段25、攪拌モータ54等を冷却する。
回転アンテナ駆動手段46は、回転アンテナ26を駆動するためのモータで、同期モータと回転数を減速するためのギヤが一体になっているものである。
重量検出手段25は、テーブルプレート24に載置された被調理物の重量を測定するものである。
温度検出手段85は、加熱室28に取り付けられ、加熱室28内の温度を検出し、制御手段151によってグリル加熱手段12のヒータの電力を調整し、パン作り工程での環境を調整する動作をするものである。
スチームユニット43aは水蒸気発生手段43とポンプ手段87により成る。
水蒸気発生手段43は、水を加熱するヒータからなるボイラー加熱手段89と、水蒸気発生手段43の温度を検出する温度検出手段b88から構成し、制御手段151は温度検出手段b88の検出結果からボイラー加熱手段89やポンプ手段87を制御する。
70はタッチパネル付き表示部で、タッチパネル70aとLCD表示部70bを示す。
6bはスタートキー、6cはとりけしキー、60は操作キー群で、簡単食パンキー61、簡単レンジキー62、戻るキー63、おしえてキー64を示す。
151は制御手段で、制御基板23に搭載され、タッチパネル付き表示部70、スタートキー6b、とりけしキー6c、操作キー群60の入力のあった内容に従い、食品を加熱調理するように動作させるもので、各検知手段から食品の状態や加熱室の状態を検知し、その後各加熱手段や駆動手段を必要に応じて動作させるものである。
LED表示部105は、操作部6で選択された内容を表示するものである。
攪拌モータ54は、パン容器50の攪拌羽根51を回転させて、パン容器50内のパン生地57を練り上げるものである。
ソレノイド98aはイースト投入手段95をソレノイド98eは具材投入手段96を動作するものである。
次に、図15によってパン作りの操作について説明する。図15はタッチパネル付き表示部70の流れ図である。まず初期画面70cからベーカリー機能キー78を選択する。
次にベーカリー機能のメニューを表示し、オートベーカリー(食パン)キー78aを選択する。次に、オートベーカリーのメニューを表示し、小麦パン(食パン)キー78bを選択する。次に、小麦パンのメニューを表示し、食パンキー78cを選択する。次に、食パンの詳細設定画面120を表示する。ここでは、予約キー120aを選択する場合で説明する。次に、予約時刻設定画面121を表示し、予約時刻は2つの設定キー121a、121bを備えて2つの時刻を別々に設定して記憶する。また予約せずに調理する予約しないキー121cを備え、図に示すように、予約1には7時、予約2には18時が記憶されている例を示す。次に現在記憶されている予約時刻の変更方法について説明する。予約1の時刻を変更するため、設定キー121aを押して時刻変更キー121dを押す。すると、予約1時刻変更画面122を表示する。この予約1時刻変更画面122に時間キー122aと分キー122bによって時表示122c、分表示122dを変更し、最後に決定キー122eを押す。
すると、前記した予約時刻設定画面121の表示に戻り、予約1の時刻が8時に変更されて表示される。そして、予約1で予約時刻8時を押し、決定キー121eを押す。
すると、前記した詳細設定画面120の表示に戻り、予約時刻8時の予約に変更されて表示される。そして、予約1で予約時刻8時、具材なし、仕上がり中を確認し、決定キー78daを押す。
するとスタート押し催促画面78tを表示する。ここで、スタートキー6bを押すと、予約待機状態となって、その後、予約時刻に焼き上げるように、調理を開始して、調理中画面、調理終了画面を表示する。設定キー78taには、予約時刻の設定状態の表示(8:00)、具材の設定状態(なし)、仕上がり調節の設定状態(中)が表示されている。変更する場合は、このキーを押すことで設定画面を詳細設定画面120に戻って変更することができる。
次に、図12から14によって、簡単食パンキー61を押して調理する場合について説明する。そして、図12から14は簡単食パンキー61を押して調理する場合のタッチパネル付き表示部70の表示の流れを示している。
図12は、簡単食パンキー61を押して設定した簡単食パンの設定キー78taの状態が「予約はなし、具材はなし、仕上がりは中」の設定のままで、調理を実行する場合である。
図13は、簡単食パンキー61を押して設定した簡単食パンの設定キー78taの状態が「予約は6時、具材は自動投入で混ぜる、仕上がり中」の設定のままで、調理を実行する場合である。
つまり、初めに簡単食パンキー61を押して設定された簡単食パンの設定キー78taの設定状態は、一度設定されると次に変更されるまで同じ設定の状態を記憶している。
図14は、簡単食パンキー61を押して設定した簡単食パンの設定キー78taの設定状態を「予約はなし、具材はなし、仕上がりは中」から「予約は6時、具材は自動投入で混ぜる、仕上がり中」に変更して調理を実行する場合を示している。
また、簡単食パンキー61を押した場合の予約時刻は、タッチパネル付き表示部70のベーカリー機能キー78を操作して予約時刻設定画面121で設定する2つの予約時刻とは別に記憶して実行するものである。
図12において、まず簡単食パンキー61を押すとスタート押す催促画面78tを表示する。そして設定キー78taに表示されている予約や具材の投入などに関する設定の変更がないので、設定キー78taは操作せず、スタートキー6bを操作することで、調理中画面78uを表示し、調理が終了すると終了画面78vを表示する。
図13において、まず簡単食パンキー61を押すとスタート押す催促画面78tを表示する。そして前述したように設定の変更がないので、設定キー78taは操作せず、スタートキー6bを操作すると、予約の待機になる。その後予約待機を終了して調理中画面78uを表示し、調理が終了すると終了画面78vを表示する。
図14において、まず簡単食パンキー61を押すとスタート押す催促画面78tを表示する。そして予約や具材の投入に関する設定に変更があるので、設定キー78taを操作し、簡単食パン専用の詳細設定画面120を表示させる。ここでは、予約時刻と具材の設定を変更する場合で説明する。
初めに予約キー120aを押すと、簡単食パン専用の予約時刻変更画面123を表示する。この予約時刻変更画面123に時間キー123aと分キー123bによって時表示123c、分表示123dを変更し、最後に予約するキー123eを押す。すると、簡単食パン専用の詳細設定画面120に戻って、予約時刻6時の表示に変更されて表示する。
次に具材キー120bを押すと、具材設定画面124が表示される。自動投入(混ぜ)キー124aを選択して、決定キー124bを押すと、簡単食パン専用の詳細設定画面120に戻って、具材は、自動投入(混ぜ)の表示に変更されて表示する。ここでは仕上がりは変更しないので仕上がりキー120cは操作しない。
そして、決定キー120dを押すと、スタート押す催促画面78tに戻って、設定操作によって設定した、予約、具材の表示が変更されて表示される。そして、スタートキー6bを操作すると、調理中画面78uを表示し、調理が終了すると終了画面78vを表示する。
以上、本実施例によれば、簡単食パンキー61を押した場合は、一度設定(変更)した状態を記憶するので、毎回、予約時間・具材の投入・仕上がり調節の設定の必要がなく、簡単食パンキー61を一度押すことでスタート押す催促画面78tに進めるので、設定が簡単にできる。また、簡単食パンキー61を押した場合の予約時刻は、ベーカリー機能キー78を操作して予約時刻設定画面121で設定する2つの予約時刻とは別に記憶するので、予約時刻が誤って変更されることも無い。そのため簡単食パンキー61の操作によって、毎日同じ時刻に食パンを作る設定操作が楽で使い勝手が良くなるという効果がある。
1 本体、 6 操作部、 6b スタートキー、 28 加熱室、
60 操作キー群、 61 簡単食パンキー、 70 タッチパネル付き表示部、
130 被調理物、 151 制御手段

Claims (1)

  1. 被調理物を収納する加熱室と、
    該加熱室を開閉するドアと、
    前記被調理物の調理方法を設定する操作部とを備えた加熱調理器において、
    該操作部には、
    複数の条件から希望する調理方法を入力するために階層を深くして導くタッチパネル付き表示部と、
    前記調理方法を限定して入力回数を少なくして設定を完了できる簡単入力手段とを設け、
    前記タッチパネル付き表示部で設定する予約時刻は、選択自在に表示される予約キーに割り当てて記憶されており、前記簡単入力手段で設定する予約時刻は、前記予約キーに割り当てて記憶された予約時刻とは別に記憶することを特徴とする加熱調理器。
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