JP6196873B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、パン作りに対応した加熱調理器に関するものである。
特許文献1には、パンを自動で焼き上げられるように、材料を練り、発酵、焼成工程を自動で行うパン製造機能と、高周波加熱機能を備えた加熱調理器が開示されている。
また、特許文献2には、1斤よりも大きいパンを自動で焼き上げられる自動製パン機が開示されている。
特開2013−113518号公報 特開平9−75228号公報
特許文献1の加熱調理器で1斤よりも大きいパンを作るには、調理容器(パンケース)をより大きくしなければならない。しかし、特許文献1の図2に示すような、加熱室の略中央に回転アンテナを備える加熱調理器では、調理容器(パンケース)をより大きくするために攪拌駆動軸を移動させると、攪拌駆動軸が加熱室下方中央の回転アンテナと当たってしてしまうため、攪拌駆動軸を移動させて調理容器(パンケース)を大きくすることができないという課題があった。
また、攪拌駆動軸の位置を変更することなく単に調理容器(パンケース)を大きくすると、パン生地を練るときに粉が残ってしまい、焼成したパンにも粉が残っておいしくなくなると言う問題もあった。
本発明の加熱調理器は上記の問題を解決するためになされたものであり、本体に食品を収納する加熱室と、該加熱室に入れ、パンの材料を入れパン生地を作る練り工程から前記パン生地を焼き上げる焼き上げ工程までの複数の工程を一連に行うのに使用する、長い側面と短い側面を有し、四隅の内側にアールを設けてなるパン焼成容器と、該パン焼成容器の内部に設け前記パン生地を練る攪拌羽根と、前記加熱室の下方に設け前記攪拌羽根を回転する攪拌モータと、を備え、前記パン焼成容器には、前記攪拌羽根を取り付ける駆動連結部を長い側面の一方に寄って設け、前記四隅の内側に設けられたアールの近傍で前記長い側面にパン生地を練るための凸部を設け、前記凸部の近傍に位置し、かつ、前記駆動連結部が近くに位置する、前記アールのうちの一つがその他のアールより小さく、前記攪拌羽根には、羽根の途中に曲げ部を設け羽根先端部を反回転方向へ曲げたものである。
本発明によれば、調理容器を大きくしても、粉残りの無いおいしい食パンを自動で作ることができる。
一実施例の加熱調理器の正面図。 一実施例の加熱調理器の(a)上面図、(b)側面図。 同加熱調理器の加熱室にベーカリー手段を装着したドアを開いた状態の正面斜視図。 同加熱調理器の加熱室に装着ガイドを装着したドアを開いた状態の正面斜視図。 図3のA−A断面図。 図3のB−B断面図。 図1の加熱調理器を上方から見た部分断面図。 同加熱調理器の攪拌羽根の斜視図。 同加熱調理器の攪拌羽根の(a)上面図(b)正面図(c)側面図。 同加熱調理器のパン焼成容器の斜視図。 同加熱調理器のパン焼成容器に攪拌羽根を装着した上面図。 一実施例の加熱調理器のLED表示部の説明図。 同加熱調理器の操作表示部のタッチパネル付き表示部と操作キー群の説明図。 同加熱調理器の食パンを作る調理の全工程の説明図。 同加熱調理器のパン焼き入力手段からの設定方法の説明図。
以下、本発明の一実施例を図1〜図11を用いて詳細に説明する。
図1〜図3に示すように、本実施例の加熱調理器の本体1には、加熱調理する食品等の被調理物を収容する加熱室2と、加熱室2の前方に設けられ被調理物を出し入れする開閉自在なドア3と、ドア3の上部には取っ手3aを備えている。図3に示すように、加熱室2には、装着ガイド30を介して調理容器としてのベーカリー手段40が着脱自在に設置され、ベーカリー手段40を用いることで、パンを焼成することができる。
また、図4、図5に示すように、加熱室2の底面2aには、前側左、前側右奥側中央の計3ヶ所に重量センサ2bが設けられ、重量センサ2bには、セラミック等の低損失の誘電体素材で構成されたテーブルプレート5(図5では点線で示す)が着脱自在に載置される。マイクロ波加熱を行う際には、重量センサ2bにテーブルプレート5を載置し、テーブルプレート5上に載置された食品の質量を測定してマイクロ波加熱の熱量または加熱時間を制御する。一方、ベーカリー手段40を用いた調理を行う際には、テーブルプレート5を取り外して調理を行うが、この詳細は後記する。
図2〜図6において、加熱室2の底面2a、略中央に回転アンテナ6が設けられている。そして、加熱室2の下方に設けた機械室11には、回転アンテナ6を駆動するアンテナ駆動モータ6aが設けられている。回転アンテナ6の側方には、マイクロ波を生成する加熱手段であるマグネトロン8が設けられ、マグネトロン8と回転アンテナ6とは導波管9により接続されている。マグネトロン8で発生したマイクロ波は、回転アンテナ6から放射されて加熱室2に供給され、加熱室2に載置された食品(図示せず)を加熱する。また機械室11には、制御装置10が設けられており、制御装置10は、加熱調理器の動作制御、スイッチやセンサ類からの入力信号に基づく制御を行う。
図1、図5において、加熱室2の外側には、加熱室2側に吐出口を向けた加熱手段であるボイラ50が設けられている。ボイラ50は、水タンク50aから供給された水をヒータで加熱して加熱室2にスチームを供給するものである。また、加熱室2の外壁には、加熱室2の内部の温度を測定する温度センサ2cが設けられている。
図5、図6において、機械室11の、マグネトロン8、回転アンテナ6が存在しない位置には、被調理物であるパン生地Bを練る際に使用する構成として、加熱室2の底面2aを貫通する攪拌駆動軸16と、攪拌駆動軸16に動力を与える攪拌モータ17と、攪拌駆動軸16および攪拌モータ17を減速しながら接続する減速手段18とが設けられている。減速手段18としては、攪拌モータ17の軸に設けられた小プーリ18aと、攪拌駆動軸16に設けられた大プーリ18bと、両プーリ18a、18b間に巻き回されたベルト18cを用いている。このような減速手段18を用いることで、攪拌モータ17の回転を減速して攪拌駆動軸16に伝達することができる。攪拌モータ17の回転は、制御装置10によってON/OFF制御によって行われる。
また、加熱室2の上には、加熱室2の上面には加熱手段である上ヒータ12が配置され、上ヒータ12は加熱室2の内部を輻射熱で加熱し、被加熱物の表面に焼き色を付けて焼き上げるグリル加熱を行う。
加熱室2の背面には、熱風モータ13aによって回転する熱風ファン13bが配置されるとともに、加熱手段である熱風ユニット13が配置されている。熱風ユニット13は、吸気口13dから吸気される空気を加熱する熱風ヒータ13cで構成される。
この熱風ユニット13を用いて、加熱室2の空気を吸気口13dから吸引して加熱した後、加熱室2の背面に設けられた熱風噴出口15から加熱室2に噴出させることで対流により加熱し、オーブン加熱を行う。
図4、図5において、ベーカリー手段40は、1.5斤分の大きさのパンが作れる大きさがあり、パンを作る材料やパン生地Bを入れ練ったり、リゾットを作るお米などの材料を入れるパン焼成容器41と、その上端に載置され、加熱室2の上部内面近傍に配置される具材容器42とを備えている。
パン焼成容器41の下部には、駆動連結部43が設けられ、加熱室2の攪拌駆動軸16に接続可能であり、攪拌羽根45に駆動力を伝達する。
ベーカリー手段40を加熱室2の底面2aにセットする際は、装着ガイド30を用いることで、装着ガイド30のガイド底面32にベーカリー手段40を載置さて、ベーカリー手段40の脚部として機能する。
図5〜図7において、パン焼成容器41の上方に載置される具材容器42は、第一の具材投入手段421と、第二の具材投入手段422とを備えている。第一の具材投入手段421は、パン生地Bを発酵させる酵母である粉体あるいは顆粒のドライイースト等を保持し、外部からの操作によってこれらをパン焼成容器41に投入するものである。第二の具材投入手段422は、レーズンやナッツ等の具材を保持し、外部からの操作によってこれらをパン焼成容器41に投入するものである。なお、これら各具材投入手段に、それぞれ具材投入駆動手段425が設けられ、各具材投入手段が別々に底面を開放されるようになっている。
具材投入駆動手段425は、アクチュエータとして機能するソレノイド426と、ソレノイド426により駆動されるプッシュロッド427と、プッシュロッド427により駆動される駆動レバー428と、を備えて構成されている。駆動レバー428に対向する加熱室2の側壁には、駆動レバー428を通す図示しない貫通穴が設けられており、図7に示すように、駆動レバー428は、この貫通穴(不図示)を通じて加熱室2に装着されたベーカリー手段40の具材容器42の第一の具材投入手段421および第二の具材投入手段422を操作する。なお、具材投入駆動手段425のアクチュエータとして、ソレノイド426を用いたが、これに代えてモータ等を用いてもよい。
具材容器42には、具材投入駆動手段425の駆動レバー428と嵌合する複数の作用穴423が設けられている。この作用穴423は、具材投入駆動手段425に近接して設けられることが望ましく、加熱室2の側壁に近接して互いに対向した位置に設けられている。
また、パン焼成容器41内に熱風を導入できるよう、具材容器42の下端の前後方向には、図6に示すように、熱風の流通が可能な通風路429が設けられている。
次に、図8、図9を用いて攪拌羽根45について説明する。攪拌羽根45は、D形状の穴45bを備え、駆動連結部43に挿入する結合部45aと、穴45bの平面45cと略平行に結合部45aより一方へ伸びる垂直壁45dを備える。その垂直壁45dは、結合部45a側が高く途中から低くい羽根先端部の低壁部45fを備え、低壁部45fは攪拌羽根の先端まで同じ高さである。そして、先端を反回転方向へ約45度曲げた曲げ部45eを設ける。
図10〜図11において、図10はパン焼成容器41の斜視図、図11は攪拌羽根45を装着したパン焼成容器41の上面図である。パン焼成容器41は加熱室2に入れる取っ手41aを手前左右の略中央に備え、左側に加熱室2内で固定するロックレバー41bを備える。
パン焼成容器41は、攪拌駆動軸16と同軸に備える攪拌羽根45よりも回転アンテナ6側に容積を大きく設けている。すなわち、攪拌駆動軸16をパン焼成容器41の中心から偏芯して設けている。図11においては、攪拌羽根45の中心位置45zからパン焼成容器41の右側面41r(加熱室2の側面に配置した具材投入駆動手段425側)の距離L1よりも、攪拌羽根45の中心位置45zからパン焼成容器41の左側面41p(加熱室2においては回転アンテナ6側)の距離L2を大きくとっている。そのため、パン焼成容器41の左右の中心41cよりも攪拌羽根45の中心位置45zの位置が右側に偏って配置した形である。そして、前後方向は、攪拌羽根45の中心位置45zの略中心に配置した形であり、食パン1斤と1.5斤を共用して製作するものである。
また、図11において、パン焼成容器41の底面41dと前側面41f、後側面41g、右側面41r、左側面41pで形成する四隅の角アールについて説明する。攪拌羽根45の回転方向は、図11の回転方向Kのとおり反時計回転である。パン焼成容器41の底面41dと接する四隅は反時計回転で右後、左後、左前、右前の順に角アールを小さく設けている。例えば、四隅の角アールは、右後41wはR40mm、左後41xはR38mm、左前41yはR37mm、右前41zはR35mmである。
ここで、前記した攪拌羽根45とパン焼成容器41の形状とした理由について説明する。加熱室2の高さは、パン以外の調理に都合の良い高さで、なお且つ、1斤のパンを焼き上げるパンの焼成容器に都合の良い高さとなっていて、加熱室2内にベーカリー手段40を収納して調理するものである。
そのため、1.5斤のパン焼成容器41では、1斤の高さよりも高さを高くできない。例えば高くした場合には、加熱室2の上面には上ヒータ12を備えるので、上ヒータ12に近接してしまう。また、具材投入駆動手段425をパン焼成容器41の上方に位置させるので、具材容器42の第1の具材投入口421、第2の具材投入口422を作用させる具材投入駆動手段425の駆動レバー428が加熱室2の上面に当たるため、具材容器42の位置を上方に移動できない。そのため、パン焼成容器41は高さ方向には高くできない。
次に、加熱室2内の前後の方向は、パン焼成容器41の前側に突出している取っ手41aが加熱室2の前側を閉じるドア3に接触しない位置まで、また、奥側は加熱室2の奥側の熱風噴出口15に当たる位置まで大きくすることは可能である。
しかし、パン焼成容器41が前後だけに細長くなることにより、奥側は熱風噴出口15に近接するため均一に焼けなくなるだけでなく、パン焼成容器41内部で攪拌羽根45の届かない部分が多くなってしまう。
そのため、パン焼成容器41を前後方向に広げるとともに、左右方向にも広げるものである。
しかし、パン焼成容器41を攪拌羽根45の中心位置45zから左右に幅を広げると、加熱室2の右面側に広げることによって、攪拌羽根45の攪拌駆動軸16を左側へ移動する必要がある。
しかし、加熱室2の下方で略中心には、回転アンテナ6を設け、加熱室2の下方にアンテナ駆動モータ6aが配置されるので、攪拌駆動軸16は左側に移動することはできない。そのため、パン焼成容器41は、攪拌羽根45の中心位置45zから左側だけに容積を大きくし、パン焼成容器41の中心に対して攪拌羽根45は右側に偏っている状態となっている。
そして、パン生地Bを練り始めて固まってくると被調理物は、パン焼成容器41に設けた凸部41tの手前角部で良く練られる。図11に示すA凸部41m手前の左後41xでT矢の方向に回転して練られ、P矢で示す右前41に送られてB凸部41n手前の右前41でS矢の方向に回転して練られ、再びQ矢で示す左後41xへ送られ、これらの往復により練られる。角の粉残りは、角部の角アールを大きくすることで、残り量を低減することが可能である。


また、攪拌羽根45の曲げ部45eより曲げた低壁部45fにより、攪拌羽根45が回転すると攪拌羽根45の回転範囲よりも外周側、パン焼成容器41の前側面41f、右側面41r、後側面41g、左側面41p、にパン生地Bを押し付けるように回転することで、角部の粉残りが少なくなるようにパン生地Bを練るものである。
次に、図1、図12、図13を用いて、操作表示部7について説明する。ドア3には、その中央部に大きく形成される窓部3bを備えており、調理中の加熱室2を覗き見ることができる。また、窓部3bの下には、設けられたLED表示部100によって、調理時に使用されている加熱手段が表示されるようになっている。さらに、ドア3の下側には操作表示部7が設けられている。
操作表示部7は、ドア3の横幅全体に渡って設け、その操作表示部7の横幅の略中央にタッチパネル付き表示部70(詳細は後述)を設け、タッチパネル付き表示部70の右に隣接して、横2個で2段に配列した4個の操作キーでなる操作キー群60を設けている。操作キー群60による操作は、タッチ式スイッチまたは、機械式スイッチ(機械的に接点を開閉するスイッチ)のいずれでも良い。
操作キー群60は、タッチパネル付き表示部70の右に隣接して、横2個で2段に配列した4個の操作キーで構成されている。61は、戻る入力手段で、タッチパネル付き表示部70の操作中に、誤入力を訂正するときに一つ前の階層に戻るための入力手段である。62は、教えて入力手段で、音声ガイドを報知させる入力手段である。63は、簡単入力手段の簡単レンジ入力手段で、手動レンジ加熱の設定を容易に設定できるように設けたもので、例として、レンジ加熱の火力を使用頻度の高い火力から2〜3種類選択し、加熱時間は10分未満に限定することでレンジ加熱の設定を容易にした入力手段である。64は、簡単入力手段の簡単パン焼き入力手段で、前述したパン焼き入力手段77の設定範囲を食パンに限定して容易に設定できるように設けたものである。
また、操作表示部7の右方の上下の位置関係をもった上側にスタート入力手段6a、下側にとりけし入力手段6bを並べて配置している。
スタート入力手段6aは、被調理物の重量を重量センサ2bによって測定して重量に応じた調理時間を自動で決定してレンジ加熱手段によって温める自動調理と、後述するタッチパネル付き表示部70で操作した設定によって調理を開始するときに押す調理開始を兼ねている。とりけし入力手段6bは、調理を停止するものである。
次に、タッチパネル付き表示部70について説明する。タッチパネル付き表示部70は、表示するLCD表示部70bの表面に、使用者の指にて押下された時に、押下された位置の静電容量の変化を捉えて入力と判断できるタッチパネル70aを設けて、LCD表示部70bに各種機能やメニューを表示し、各キーの位置に対応したタッチパネル70aの静電容量が変化した場合に、該当したキーが入力したと制御装置10が判断するものである。
図13は、本体1に通電された待機状態にLCD表示部70bで表示しているメニュー画面である。表示は大きく上下段に分かれ、上段側にオート調理を示すオート表示71、下段側に手動加熱を示す手動表示72とお手入れ用の設定キーが配置されている。
オート表示71に示されている73は、あたため入力手段で、主にご飯、味噌汁やおかずなどの被加熱物の重量を重量センサ2bによって測定して、最適の食味温度に自動にあたためる設定を行う入力手段である。74は、番号入力手段で、加熱調理器に付属する調理ブックに掲載されている調理を見て作ってみたくなった調理を設定する時、そこに記載されている番号を入力して調理方法を設定するための入力手段である。75は、解凍入力手段で、冷凍した刺身などを解凍するために設定する入力手段である。76は、来歴入力手段で、使用したメニューの来歴から調理方法を設定するための入力手段である。77は、パン焼き入力手段で、パン焼成容器41を使用して原材料を練り、その後、発酵、焼き上げの各工程を経てパンを作るための入力手段で詳細は後述する。
一方、手動表示72に示されている78は、レンジ加熱入力手段で、マイクロ波によって被加熱物を加熱する設定を行う入力手段である。79は、ヒータ加熱入力手段で、マイクロ波以外のヒータやスチーム加熱によって被加熱物を加熱するための入力手段である。80は、お手入れ入力手段で、各種お手入れなどの設定や時計などの設定を行う入力手段である。
次に、食パンを自動で作る場合の詳細について図3〜図5を用いて説明する。初めに、パン焼成容器41に攪拌羽根45をセットした後に、被調理物の材料である強力粉、バター、砂糖、塩、水を必要分量入れる。次に、パン焼成容器41の上部に具材容器42を載置し、第一の具材投入手段421側にドライイーストを入れる。
加熱室2に載置されているテーブルプレート5を除いて、底面2aの右側に装着ガイド30を載置して、装着ガイド30のガイド底面32にベーカリー手段40を装着して準備が完了する。
次に、食パンを材料から作るための設定方法について図1、図12〜図13、図15を用いて詳細に説明する。設定は、操作表示部7に設けられたタッチパネル付き表示部70に配置されているパン焼き入力手段77について説明する。
パン焼き入力手段77に触れて入力すると、設定画面は、次の階層となる図15(a)に進み設定表示部110に入力された「ベーカリー機能」が表示され、ベーカリー機能が設定されたことを示す。また、同時にLED表示部100のベーカリー機能108も点灯する。
ベーカリー機能は、主に食パンを作るためのオートベーカリー入力手段111、バターロールなど一度取り出し成形してオーブンで焼いてパンを作るための手作りベーカリー入力手段113、うどんを作る時に設定するねり・混ぜ入力手段112、調理ブックに掲載されている番号で設定ができるメニュー番号入力手段114の四項目から設定を選択できる。この設定画面ではオートベーカリー入力手段111を入力する。
オートベーカリー入力手段111を入力すると、設定画面は、次の階層となる図15(b)に進み設定表示部110に入力された「オートベーカリー」が表示され、オートベーカリーが設定されたことを示す。オートベーカリーでは六つ異なったパンの設定が可能で、その違いは、主に食パンを作る材料の違いで入力を分類している。
主材料を小麦からつくる小麦パン入力手段121、主材料にお米やご飯を入れた米粉ごはんパン入力手段123、豆腐などを使用したソイパン入力手段125、干天などを使用したカロリーカットパン入力手段122、野菜や果物を入れた野菜・くだものパン入力手段124、チーズを入れるカルシウムパン入力手段126からなる。この設定画面では、小麦パン入力手段121を入力する。
小麦パン入力手段121を入力すると、設定画面は、次の階層となる図15(c)に進み設定表示部110に入力された「小麦パン」が表示され、小麦パンが設定されたことを示す。小麦パンの設定画面では、主に小麦を使用して作るパンの種類に応じて複数の入力を設け、その入力は多数に及ぶため一度に表示しきれないので、表示を複数のページに分けて表示できるようにしている。ページが複数有る場合は、ページ表示135を表示し、分母側の表示に全部のページ数の3を表示し、分子側の表示に現在表示しているページの1を表示している。表示している画面のページを次ページに進めたり、前のページに戻すには、次ページ137を入力することで2ページ目、3ページ目へと表示を切り替えることが可能で、前ページ136を入力することで、前ページへと戻って表示することができる。
小麦パンの設定画面の1ページを説明する。食パンを作る食パン入力手段131、ふちの柔らかいソフト食パン入力手段133、バターの風味を多くしたバターリッチパン入力手段132、フランスパンを作る山形フランスパン入力手段134である。2ページ、3ページには例えば、ライ麦パンや全粒粉パンを作るための入力手段が設けられている(図示なし)。
食パン131を入力すると、設定画面は、次の階層となる図15(d)に進み設定表示部110に入力された「食パン」が表示され、食パンが設定されたことを示す。この設定画面は、食パンを作るための各種設定を入力するもので、予約を行うための予約入力手段141と予約の状況を表示する予約表示142、パンにレーズンなどを入れるための具材入力手段143とその設定状態表示する具材表示144、焼き上がりの状態を調節する仕上がり入力手段145、各種設定した内容を確認して次に進む決定入力手段149を設けている。仕上がり入力手段145では仕上がりを強くする強め入力手段146と仕上がりを弱くする弱め入力手段147と設定状態を表示する仕上がり表示148から構成している。
本説明では、予約、具材ともに無い状態で決定入力手段149を入力する。そうすると食パンの設定が完了し、次の設定画面となる図15(e)に進む。この設定画面では、食パンの設定が完了して調理が開始できる状態を示し、手順表示154には、「スタートを押して調理を開始」の表示を行って、次に操作するスタート入力手段6aを案内している。また、ここでは、調理に必要な道具を文字で示す文字案内151と図で示す図案内152、そして、ひとつ手前の設定画面で設定した予約状況、具材の有無の状況、仕上がり設定状況が確認できる個別設定手段153が表示され、変更したい場合は、個別設定手段153を入力することでひとつ手前の設定画面へと戻ることが可能になっている。また、食パンを作るのに必要な材料が知りたいときは材料表示手段155を入力することで、付属の調理ブックに掲載されている内容と同じ表示をする。
スタート入力手段6aを入力すると、調理が開始し、表示が図15(f)に示す内容が表示される。
調理時の代表的な表示として図15(f)について説明する。表示は焼き上がり時刻を表示する完成時刻表示161、調理の進行を逐次表示する工程表示165(説明のため全工程を表示)、予約状況を表示する予約表示162、具材の有無を表示する具材表示163、仕上がり調節の状況を表示する仕上がり表示164、調理を一時停止するための一時停止入力手段166によって表している。
次に調理の各工程について説明する。全工程は、図14に示すように練り工程91、発酵工程92、焼き上げ工程93の3工程である。室温が20℃の時の所要時間は合計約120分間で食パンを練りから焼き上げまでを自動で行うものである。次に各工程について説明する。
練り工程91では、始め投入された複数の材料を均等に混ぜるように、ゆっくりと攪拌羽根45を回転し、混ざった後に、第一の具材投入手段421の底面を開放してドライイーストをパン焼成容器41の中に投入する。ドライイーストを投入後は攪拌モータ17を回転してパン生地Bを練り良好なグルテンを生成している。そしてパン生地Bを休ませるねかしを行い、再び攪拌羽根45を回転してパン生地Bを練った後、好みにより具材を投入し、攪拌羽根45を回転してパン生地Bを練るものである。
発酵工程92は、はじめ1次発酵で、パン生地Bをイーストによって発酵させ、グリル加熱手段12により加熱室2が温度制御される。そして、ガス抜きで、攪拌羽根45を回転してパン生地Bを練って、イーストによって発酵でパン生地Bに含まれるガスを抜く工程である。次は2次発酵で、パン生地Bを発酵させる工程で、グリル加熱手段12により加熱室28が温度制御される。
焼き上げ工程93は、加熱室2の内部に熱風ユニット13によって熱風を循環して加熱室2が温度制御されて発酵して膨らんだパン生地Bを焼き上げるものである。
以上で説明した本実施例の加熱調理器によれば、粉残りの無いおいしい食パンを自動で作ることができる。
1 本体、
2 加熱室、
3 ドア、
6 回転アンテナ
6a アンテナ駆動モータ
7 操作表示部、
8 マグネトロン
10 制御装置
16 撹拌駆動軸
17 攪拌モータ
30 装着ガイド、
41 パン焼成容器、
41d 底面
41w右後、
41x左後、
41y左前、
41z右前
42 具材容器、
45 攪拌羽根
45e 曲げ部45e

Claims (1)

  1. 本体に食品を収納する加熱室と、
    該加熱室に入れ、パンの材料を入れパン生地を作る練り工程から前記パン生地を焼き上げる焼き上げ工程までの複数の工程を一連に行うのに使用する、長い側面と短い側面を有し、四隅の内側にアールを設けてなるパン焼成容器と、
    該パン焼成容器の内部に設け前記パン生地を練る攪拌羽根と、
    前記加熱室の下方に設け前記攪拌羽根を回転する攪拌モータと、を備え、
    前記パン焼成容器には、前記攪拌羽根を取り付ける駆動連結部を長い側面の一方に寄って設け、
    前記四隅の内側に設けられたアールの近傍で前記長い側面にパン生地を練るための凸部を設け、
    前記凸部の近傍に位置し、かつ、前記駆動連結部が近い側に位置する、前記アールのうちの一つがその他のアールより小さく、
    前記攪拌羽根には、羽根の途中に曲げ部を設け羽根先端部を反回転方向へ曲げたことを特徴とする加熱調理器。
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