JP2014212867A - 加熱調理器 - Google Patents

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貴紀 安部
高田 秀樹
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Abstract

【課題】焼き上げ表面の綺麗な食パンを作る。【解決手段】本体と、本体の加熱室と、加熱室の前面を覆うドアと、被調理物を入れてパンを焼き上げるパン焼成容器と、パン焼成容器内に設け前記被調理物を練る攪拌羽根と、加熱室の下方に設け攪拌羽根を回転する攪拌モータと、前記被調理物を加熱する加熱手段と、該加熱手段と攪拌モータを制御する制御装置とを備え、制御装置は、前記被調理物を練り工程91から発酵工程92から焼き上げ工程93と自動で行う過程において、発酵工程92では、攪拌羽根を回転して前記被調理物のガス抜きを行い、その後に前記加熱手段のボイラを動作して前記被調理物にスチームを供給するものである。【選択図】図11

Description

本発明は、パン作りする加熱調理器に関するものである。
特許文献1においては、電子レンジ機能や熱風発生機構を備えたオーブン機能のほかパン製造機能を備えた調理器がある。
従来は、パンを生地作りから焼き上げまで自動で行うのに要する時間が2〜4時間要していた。
実開平3−37316号公報
従来、2〜4時間要してパンの生地作りから焼き上げまでを自動で行っていた時は、パン生地を練った時にパン生地に残る練り後が、時間の経過によって自然になだらかに成り、表面の綺麗なパン生地と成った後に焼き上げが行われていた。しかし、パンの生地作りから焼き上げまでの時間を短縮した場合、このパン生地に残った練り跡が自然になだらかに成る時間が設けられないため、焼き上げたパンの表面に練り跡が残る課題があった。
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、本体と、該本体内に設けられた加熱室と、該加熱室の前面開口を覆うドアと、被調理物を練った後、パンを焼き上げるパン焼成容器と、該パン焼成容器内に設け前記被調理物を練る攪拌羽根と、前記加熱室の下方に設け前記攪拌羽根を回転する攪拌モータと、前記被調理物を加熱する加熱手段と、前記日調理物にスチームを供給するボイラと、前記被調理物の練り工程、発酵工程、焼き上げ工程を経てパンを焼成するように前記加熱手段と前記攪拌モータを制御する制御装置とを備え、該制御装置は、前記発酵工程では、前記攪拌羽根を回転させて前記被調理物のガス抜きを行い、その後、前記ボイラを動作して前記被調理物にスチームを供給するものである。
以上説明した実施例によると、パン生地作りから焼き上げを自動で行う場合でも、パンを綺麗に焼き上げることができる。
一実施例の加熱調理器の正面図である。 一実施例の加熱調理器の(a)上面図、(b)側面図である。 同加熱調理器の加熱室にベーカリー手段を装着したドアを開いた状態の正面斜視図である。 同加熱調理器の加熱室に装着ガイドを装着したドアを開いた状態の正面斜視図である。 図3のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 図1の加熱調理器を上方から見た部分断面図である。 一実施例の加熱調理器のLED表示部の説明図である。 同加熱調理器の操作表示部のタッチパネル付き表示部と操作キー群の説明図である。 パン焼き入力手段からの設定方法の説明図である。 (a)食パンを作る調理の全工程の説明図、(b)発酵工程の詳細の説明図である。
以下、本発明の一実施例について添付図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図7に示すように、本実施例の加熱調理器は、本体1に加熱調理する被加熱物である食品等の被調理物を収容する加熱室2と、加熱室2の前方に設けられ被調理物を出し入れする開閉自在なドア3と、ドア3の上部には取っ手3aを備えている。
加熱室2には、装着ガイド30を介して調理容器としてのベーカリー手段40が着脱自在に設置され、ベーカリー手段40を用いることで、パンを焼成することができる。
加熱室2の底面2aには、前側左右の2ヶ所と奥側中央1ヶ所の計3ヶ所に重量センサ2bが設けられ、重量センサ2bには、セラミックのような低損失の誘電体素材で構成されたテーブルプレート5(図5では点線で示す)が着脱自在に載置される。マイクロ波加熱を行う際には、重量センサ2bにテーブルプレート5を載置し、テーブルプレート5上に載置された食品の質量を測定してマイクロ波加熱の熱量または加熱時間を制御する。一方、ベーカリー手段40を用いた調理を行う際には、テーブルプレート5を取り外して調理を行うが、この詳細は後記する。
加熱室2の底面2a、略中央に回転アンテナ6が設けられている。そして、加熱室2の下方に設けた機械室11には、回転アンテナ6を駆動するアンテナ駆動モータ6aが設けられている。回転アンテナ6の側方には、マイクロ波を生成する加熱手段であるマグネトロン8が設けられ、マグネトロン8と回転アンテナ6とは導波管9により接続されている。マグネトロン8で発生したマイクロ波は、回転アンテナ6から放射されて加熱室2に供給され、加熱室2に載置された食品(図示せず)を加熱する。また機械室11には、制御装置10が設けられており、制御装置10は、加熱調理器の動作制御、スイッチやセンサ類からの入力信号に基づく制御を行う。
加熱室2の外側には、加熱室2側に吐出口を向けた加熱手段であるボイラ50が設けられている。ボイラ50は、水タンク50aから供給された水をヒータで加熱して加熱室2にスチームを供給するものである。また、加熱室2の外壁には、加熱室2の内部の温度を測定する温度センサ2cが設けられている。
また、機械室11の、マグネトロン8、回転アンテナ6が存在しない位置には、被調理物であるパン生地Bを練る際に使用する構成として、加熱室2の底面2aを貫通する攪拌駆動軸16と、攪拌駆動軸16に動力を与える攪拌モータ17と、攪拌駆動軸16および攪拌モータ17を減速しながら接続する減速手段18とが設けられている。減速手段18としては、攪拌モータ17の軸に設けられた小プーリ18aと、攪拌駆動軸16に設けられた大プーリ18bと、両プーリ18a、18b間に巻き回されたベルト18cを用いている。このような減速手段18を用いることで、攪拌モータ17の回転を減速して攪拌駆動軸16に伝達することができる。
加熱室2の上には、加熱室2の上面には加熱手段である上ヒータ12が配置され、上ヒータ12は加熱室2の内部を輻射熱で加熱する。
加熱室2の背面には、熱風モータ13aによって回転する熱風ファン13bが配置されるとともに、加熱手段である熱風ユニット13が配置されている。熱風ユニット13は、吸気口13dから吸気される空気を加熱する熱風ヒータ13cで構成される。
この熱風ユニット13を用いて、加熱室2の空気を吸気口13dから吸引して加熱した後、加熱室2の背面に設けられた熱風噴出口15から加熱室2に噴出させることで対流により加熱し、オーブン加熱を行う。
ベーカリー手段40は、パン生地Bを入れるパン焼成容器41と、その上端に載置され、加熱室2の上部内面近傍に配置される具材容器42とを備えている。
パン焼成容器41の下部には、駆動連結部43が設けられ、加熱室2の攪拌駆動軸16に接続可能であり、攪拌羽根45に駆動力を伝達する。
ベーカリー手段40を加熱室2の底面2aにセットする際は、装着ガイド30を用いることで、装着ガイド30のガイド底面32にベーカリー手段40を載置さて、ベーカリー手段40の脚部として機能する。
パン焼成容器41の上方に載置される具材容器42は、第一の具材投入手段421と、第二の具材投入手段422とを備えている。第一の具材投入手段421は、パン生地Bを発酵させる酵母である粉体あるいは顆粒のドライイースト等を保持し、外部からの操作によってこれらをパン焼成容器41に投入するものである。第二の具材投入手段422は、レーズンやナッツ等の具材を保持し、外部からの操作によってこれらをパン焼成容器41に投入するものである。なお、これら各具材投入手段に、それぞれ具材投入駆動手段425が設けられ、各具材投入手段が別々に底面を開放されるようになっている。
具材投入駆動手段425は、アクチュエータとして機能するソレノイド426と、ソレノイド426により駆動されるプッシュロッド427と、プッシュロッド427により駆動される駆動レバー428と、を備えて構成されている。駆動レバー428に対向する加熱室2の側壁には、駆動レバー428を通す図示しない貫通穴が設けられており、図7に示すように、駆動レバー428は、この貫通穴(不図示)を通じて加熱室2に装着されたベーカリー手段40の具材容器42の第一の具材投入手段421および第二の具材投入手段422を操作する。なお、具材投入駆動手段425のアクチュエータとして、ソレノイド426を用いたが、これに代えてモータ等を用いてもよい。
具材容器42には、具材投入駆動手段425の駆動レバー428と嵌合する複数の作用穴423が設けられている。この作用穴423は、具材投入駆動手段425に近接して設けられることが望ましく、加熱室2の側壁に近接して互いに対向した位置に設けられている。
また、パン焼成容器41内に熱風を導入できるよう、具材容器42の下端の前後方向には、図6に示すように、熱風の流通が可能な通風路429が設けられている。
次に、図1、図8、図9を用いて操作表示部7について説明する。
ドア3には、その中央部に大きく形成される窓部3bを備えており、調理中の加熱室2を覗き見ることができる。また、窓部3bの下には、設けられたLED表示部100によって、調理時に使用されている加熱手段が表示されるようになっている。さらに、ドア3の下側には操作表示部7が設けられている。
操作表示部7は、ドア3の横幅全体に渡って設け、その操作表示部7の横幅の略中央にタッチパネル付き表示部70(詳細は後述)を設け、タッチパネル付き表示部70の右に隣接して、横2個で2段に配列した4個の操作キーでなる操作キー群60を設けている。操作キー群60による操作は、タッチ式スイッチまたは、機械式スイッチ(機械的に接点を開閉するスイッチ)のいずれでも良い。
また、操作表示部7の右方の上下の位置関係をもった上側にスタート入力手段6a、下側にとりけし入力手段6bを並べて配置している。
スタート入力手段6aは、被調理物の重量を重量センサ2bによって測定して重量に応じた調理時間を自動で決定してレンジ加熱手段によって温める自動調理と、後述するタッチパネル付き表示部70で操作した設定によって調理を開始するときに押す調理開始を兼ねている。とりけし入力手段6bは、調理を停止するものである。
次にタッチパネル付き表示部70について説明する。タッチパネル付き表示部70は、表示するLCD表示部70bの表面に、使用者の指にて押下された時に、押下された位置の静電容量の変化を捉えて入力と判断できるタッチパネル70aを設けて、LCD表示部70bに各種機能やメニューを表示し、各キーの位置に対応したタッチパネル70aの静電容量が変化した場合に、該当したキーが入力したと制御装置10が判断するものである。
図9は、本体1に通電された待機状態にLCD表示部70bで表示しているメニュー画面である。表示は大きく上下段に分かれ、上段側にオート調理を示すオート表示71、下段側に手動加熱を示す手動表示72とお手入れ用の設定キーが配置されている。
オート表示71に示されている73は、あたため入力手段で、主にご飯、味噌汁やおかずなどの被加熱物の重量を重量センサ2bによって測定して、最適の食味温度に自動にあたためる設定を行う入力手段である。
74は、番号入力手段で、加熱調理器に付属する調理ブックに掲載されている調理を見て作ってみたくなった調理を設定する時、そこに記載されている番号を入力して調理方法を設定するための入力手段である。
75は、解凍入力手段で、冷凍した刺身などを解凍するために設定する入力手段である。
76は、来歴入力手段で、使用したメニューの来歴から調理方法を設定するための入力手段である。
77は、パン焼き入力手段で、パン焼成容器41を使用して原材料を練り、その後、発酵、焼き上げの各工程を経てパンを作るための入力手段で詳細は後述します。
一方、手動表示72に示されている78は、レンジ加熱入力手段で、マイクロ波によって被加熱物を加熱する設定を行う入力手段である。
79は、ヒータ加熱入力手段で、マイクロ波以外のヒータやスチーム加熱によって被加熱物を加熱するための入力手段である。
80は、お手入れ入力手段で、各種お手入れなどの設定や時計などの設定を行う入力手段である。
次に、操作キー群60について説明する。
操作キー群60は、タッチパネル付き表示部70の右に隣接して、横2個で2段に配列した4個の操作キーで構成されている。
61は、戻る入力手段で、タッチパネル付き表示部70の操作中に、誤入力を訂正するときに一つ前の階層に戻るための入力手段である。
62は、教えて入力手段で、音声ガイドを報知させる入力手段である。
63は、簡単入力手段の簡単レンジ入力手段で、手動レンジ加熱の設定を容易に設定できるように設けたもので、例として、レンジ加熱の火力を使用頻度の高い火力から2〜3種類選択し、加熱時間は10分未満に限定することでレンジ加熱の設定を容易にした入力手段である。
64は、簡単入力手段の簡単パン焼き入力手段で、前述したパン焼き入力手段77の設定範囲を食パンに限定して容易に設定できるように設けたものである。
次に、食パンを自動で作る場合の詳細について図3〜図5を用いて説明する。
初めに、パン焼成容器41に攪拌羽根45をセットした後に、被調理物の材料である強力粉、バター、砂糖、塩、水を必要分量入れる。次に、パン焼成容器41の上部に具材容器42を載置し、第一の具材投入手段421側にドライイーストを入れる。
加熱室2に載置されているテーブルプレート5を除いて、底面2aの右側に装着ガイド30を載置して、装着ガイド30のガイド底面32にベーカリー手段40を装着して準備が完了する。
次に、食パンを材料から作るための設定方法について図1、図8〜図10を用いて詳細に説明する。
設定は、操作表示部7に設けられたタッチパネル付き表示部70に配置されているパン焼き入力手段77について説明する。
パン焼き入力手段77に触れて入力すると、設定画面は、次の階層となる図10(a)に進み設定表示部110に入力された「ベーカリー機能」が表示され、ベーカリー機能が設定されたことを示す。また、同時にLED表示部100のベーカリー機能108も点灯する。
ベーカリー機能は、主に食パンを作るためのオートベーカリー入力手段111、バターロールなど一度取り出し成形してオーブンで焼いてパンを作るための手作りベーカリー入力手段113、うどんを作る時に設定するねり・混ぜ入力手段112、調理ブックに掲載されている番号で設定ができるメニュー番号入力手段114の四項目から設定を選択できる。この設定画面ではオートベーカリー入力手段111を入力する。
オートベーカリー入力手段111を入力すると、設定画面は、次の階層となる図10(b)に進み設定表示部110に入力された「オートベーカリー」が表示され、オートベーカリーが設定されたことを示す。オートベーカリーでは六つ異なったパンの設定が可能で、その違いは、主に食パンを作る材料の違いで入力を分類している。
主材料を小麦からつくる小麦パン入力手段121、主材料にお米やご飯を入れた米粉ごはんパン入力手段123、豆腐などを使用したソイパン入力手段125、干天などを使用したカロリーカットパン入力手段122、野菜や果物を入れた野菜・くだものパン入力手段124、チーズを入れるカルシウムパン入力手段126からなる。この設定画面では、小麦パン入力手段121を入力する。
小麦パン入力手段121を入力すると、設定画面は、次の階層となる図10(c)に進み設定表示部110に入力された「小麦パン」が表示され、小麦パンが設定されたことを示す。小麦パンの設定画面では、主に小麦を使用して作るパンの種類に応じて複数の入力を設け、その入力は多数に及ぶため一度に表示しきれないので、表示を複数のページに分けて表示できるようにしている。ページが複数有る場合は、ページ表示135を表示し、分母側の表示に全部のページ数の3を表示し、分子側の表示に現在表示しているページの1を表示している。表示している画面のページを次ページに進めたり、前のページに戻すには、次ページ137を入力することで2ページ目、3ページ目へと表示を切り替えることが可能で、前ページ136を入力することで、前ページへと戻って表示することができる。
小麦パンの設定画面の1ページを説明する。食パンを作る食パン入力手段131、ふちの柔らかいソフト食パン入力手段133、バターの風味を多くしたバターリッチパン入力手段132、フランスパンを作る山形フランスパン入力手段134である。2ページ、3ページには例えば、ライ麦パンや全粒粉パンを作るための入力手段が設けられている(図示なし)。
食パン131を入力すると、設定画面は、次の階層となる図10(d)に進み設定表示部110に入力された「食パン」が表示され、食パンが設定されたことを示す。この設定画面は、食パンを作るための各種設定を入力するもので、予約を行うための予約入力手段141と予約の状況を表示する予約表示142、パンにレーズンなどを入れるための具材入力手段143とその設定状態表示する具材表示144、焼き上がりの状態を調節する仕上がり入力手段145、各種設定した内容を確認して次に進む決定入力手段149を設けている。仕上がり入力手段145では仕上がりを強くする強め入力手段146と仕上がりを弱くする弱め入力手段147と設定状態を表示する仕上がり表示148から構成している。
本説明では、予約、具材ともに無い状態で決定入力手段149を入力する。そうすると食パンの設定が完了し、次の設定画面となる図10(e)に進む。この設定画面では、食パンの設定が完了して調理が開始できる状態を示し、手順表示154には、「スタートを押して調理を開始」の表示を行って、次に操作するスタート入力手段6aを案内している。また、ここでは、調理に必要な道具を文字で示す文字案内151と図で示す図案内152、そして、ひとつ手前の設定画面で設定した予約状況、具材の有無の状況、仕上がり設定状況が確認できる個別設定手段153が表示され、変更したい場合は、個別設定手段153を入力することでひとつ手前の設定画面へと戻ることが可能になっている。また、食パンを作るのに必要な材料が知りたいときは材料表示手段155を入力することで、付属の調理ブックに掲載されている内容と同じ表示をする。
スタート入力手段6aを入力すると、調理が開始し、表示が図10(f)に示す内容が表示される。
調理時の代表的な表示として図10(f)について説明する。表示は焼き上がり時刻を表示する完成時刻表示161、調理の進行を逐次表示する工程表示165(説明のため全工程を表示)、予約状況を表示する予約表示162、具材の有無を表示する具材表示163、仕上がり調節の状況を表示する仕上がり表示164、調理を一時停止するための一時停止入力手段166によって表している。
次に調理の各工程について説明する。
全工程は、図11(a)に示すように練り工程91、発酵工程92、焼き上げ工程93の3工程である。室温が20℃の時の各工程の所要時間は、練り工程91は30分間、発酵工程92は加熱室2の設定温度を33℃で40分間、焼き上げ工程93は加熱室2の設定温度を220℃に設定して30分間の合計100分間で食パンを練りから焼き上げまでを自動で行うものである。
次に各工程について説明する。
練り工程91では、始め投入された複数の材料を均等に混ぜるように、ゆっくりと攪拌羽根45を回転し、混ざった後に、第一の具材投入手段421の底面を開放してドライイーストをパン焼成容器41の中に投入する。ドライイーストを投入後は攪拌モータ17をほぼ連続で回転してパン生地Bを練り良好なグルテンを生成している。この時、攪拌モータ17は、パン生地Bの負荷が連続にかかるので十分な冷却を行うように冷却ファン(図示なし)を動作している。
発酵工程92の詳細を図11(b)に示す。発酵工程92では、発酵の途中で、二回のガス抜き95と二回のスチーム供給96を行っている。
ガス抜き95は、新しい酸素をイースト菌に供給しイースト菌の活性化を図り、スチーム供給作業は、パン生地Bの表面に湿度と温度を加えることで、パン生地Bの表面と表面に近い部分を柔らかくすることで、パン生地Bが馴染みやすくなり、ガス抜き時に発生した練り跡が自然に無くなり、パンの表面を綺麗な状態で焼き上げることが可能となる。
発酵工程92に行われるスチーム供給96によって一回で供給されるスチーム量は、パン生地B表面の温度上昇を約2度程度に収める範囲内で行う。
焼き上げ工程93では、発酵して膨らんだパン生地Bを焼き上げる。
以上、本実施例によれば、パン生地作りから焼き上げを自動で行う場合でも、パンを綺麗に焼き上げることができる。
1 本体、
2 加熱室、
3 ドア、
7 操作表示部、
10 制御装置
17 攪拌モータ
30 装着ガイド、
41 パン焼成容器、
42 具材容器、
45 攪拌羽根
50 ボイラ
60 操作キー群、
70 タッチパネル付き表示部、
91 練り工程
92 発酵工程
93 焼き上げ工程
421 第一の具材投入手段、

Claims (1)

  1. 本体と、
    該本体内に設けられた加熱室と、
    該加熱室の前面開口を覆うドアと、
    被調理物を練った後、パンを焼き上げるパン焼成容器と、
    該パン焼成容器内に設け前記被調理物を練る攪拌羽根と、
    前記加熱室の下方に設け前記攪拌羽根を回転する攪拌モータと、
    前記被調理物を加熱する加熱手段と、
    前記日調理物にスチームを供給するボイラと、
    前記被調理物の練り工程、発酵工程、焼き上げ工程を経てパンを焼成するように前記加熱手段と前記攪拌モータを制御する制御装置とを備え、
    該制御装置は、前記発酵工程では、前記攪拌羽根を回転させて前記被調理物のガス抜きを行い、その後、前記ボイラを動作して前記被調理物にスチームを供給することを特徴とする加熱調理器。
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