JP3826111B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP3826111B2
JP3826111B2 JP2003162071A JP2003162071A JP3826111B2 JP 3826111 B2 JP3826111 B2 JP 3826111B2 JP 2003162071 A JP2003162071 A JP 2003162071A JP 2003162071 A JP2003162071 A JP 2003162071A JP 3826111 B2 JP3826111 B2 JP 3826111B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
heating
display pattern
cooking device
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003162071A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004361042A (ja
Inventor
宣章 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2003162071A priority Critical patent/JP3826111B2/ja
Priority to TW092125779A priority patent/TWI227313B/zh
Priority to KR1020030072025A priority patent/KR100540823B1/ko
Priority to CNB2003101163686A priority patent/CN1307391C/zh
Publication of JP2004361042A publication Critical patent/JP2004361042A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3826111B2 publication Critical patent/JP3826111B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6435Aspects relating to the user interface of the microwave heating apparatus
    • H05B6/6438Aspects relating to the user interface of the microwave heating apparatus allowing the recording of a program of operation of the microwave heating apparatus
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6447Method of operation or details of the microwave heating apparatus related to the use of detectors or sensors
    • H05B6/645Method of operation or details of the microwave heating apparatus related to the use of detectors or sensors using temperature sensors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示について改良した加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、加熱調理器においては、加熱制御に関連する情報を表示したり、ダイヤルやキーなどといった操作子の操作に関連する情報を表示したりする表示手段を備えている。この種加熱調理器としては、押しボタンからなる加熱開始キーのスタート操作を促すときにこの加熱開始キー自体を点滅する構成としたものがある(例えば特許文献1)。
【0003】
また、別の加熱調理器としては、加熱開始キーの横に複数の表示部を縦に並べた手順表示部を設けて、その複数の表示部のいずれかを点灯させる構成としたものがある(例えば特許文献2)。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−88618号公報
【0005】
【特許文献2】
特開平6−74451号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来構成では、表示バリエーションが少ないと共に、表示自体が分かりにくいという欠点があった。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、表示バリエーションの自由度を高くできると共に、表示が見やすくなる加熱調理器を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、被加熱物を収容する加熱室と、
被加熱物を加熱する加熱手段と、
押圧操作又は回動操作により加熱制御に関連する条件の設定や指示を行う操作子と、
複数の点灯可能な表示部を有し、この表示部を前記操作子のうち加熱開始を指示する操作子を取り囲むように配置してなる表示手段と、
この表示手段のいずれかの表示部を点灯し他の表示部を消灯することを制御するものであって、該表示手段の点灯している表示箇所のいずれか一方の端に隣接している表示部を点灯し他方の端の表示部を消灯することを切り替え、この切り替えを繰り返えすことにより、前記表示箇所が回転するところの回転表示形態を得、当該回転表示形態により加熱中であることを示す表示制御手段と
を備えてなることを特徴とするものである。
【0009】
これによれば、表示手段が複数の操作子のうち加熱開始を指示する操作子を取り囲むように設けられ、該表示手段の点灯している表示箇所のいずれか一方の端に隣接している表示部を点灯し他方の端の表示部を消灯することを切り替え、この切り替えを繰り返えすことにより、前記表示箇所が回転するところの回転表示形態を得、当該回転表示形態により加熱中であることを示すようにしたから、操作子の周りを表示箇所が回転するようになり、表示が見やすく、表示のインパクト性も強くて表示を見落とすこともない。
【0011】
請求項の発明は、表示制御手段が、加熱運転の経過時間に応じて表示手段の表示パターンを変更することを特徴とするものであり、これによれば、加熱運転の時間経過を表示パターンの変更により良好に表示できる。
【0012】
請求項の発明は、加熱室または被加熱物の温度を測定する温度検出手段を有し、表示制御手段が、加熱運転時における温度検出手段の検出温度により表示手段の表示パターンを変更することを特徴とするものであり、これによれば、検出温度を表示パターンの変更により良好に表示できる。
【0013】
請求項の発明は、加熱手段が出力変更可能であり、表示制御手段が、加熱運転時における出力に応じて表示手段の表示パターンを変更するようにしたことを特徴とするものであり、これによれば、出力の変更を表示パターンの変更により良好に表示できる。
【0014】
請求項の発明は、操作子として時間設定ダイヤルと加熱開始キーとを同一軸上に備え、この操作子を取り囲むように表示手段を設け、表示制御手段が、時間設定を促す場合に回転表示形態とすることを特徴とするものであり、これによれば、回転表示により、ダイヤルを回して時間設定をするといった操作を分かりやすく促すことができる。
【0015】
請求項の発明は、表示パターンが点灯色による表示パターンであることを特徴とするものであり、これによれば、点灯色によって表示パターンが変化するから、さらに表示バリエーションの自由度が高くて表示内容がより分りやすくなる。
【0016】
請求項の発明は、デモンストレーション表示設定手段を備え、表示制御手段が、デモンストレーション表示設定がなされたときには、デモンストレーション表示用の表示パターンで表示動作することを特徴とするものであり、これによれば、店頭でのデモンストレーション時の表示バリエーションの自由度を高くできると共に、表示が見やすくなる。
【0017】
請求項の発明は、表示制御手段が、加熱室を開閉する扉の開閉に応じて表示パターンを変化させることを特徴とするものであり、これによれば、扉を開けた場合と閉じた場合とで表示パターンが変わり、デモンストレーションとしての表示効果が上がる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をオーブン機能付き電子レンジに適用した第1の実施例につき図1ないし図9を参照して説明する。まず、図2において、レンジ本体1の内部には被加熱物を収容する加熱室2が形成されており、レンジ本体1の前面には加熱室2を開閉するための扉3が設けられている。レンジ本体1の前面においてこの扉3の横の部位には、操作パネル4が設けられている。
【0019】
この操作パネル4には、図4に示すように、いずれも操作子たる押圧操作される円形の加熱開始キーたるスタートキー5、回動操作される時間設定ダイヤル6、調理形態選択キー7a〜7e、取消キー7f、温度・仕上がり調節キー8a、8b、生解凍キー9、飲み物キー10などが備えられていると共に、液晶ディスプレー12が備えられている。各キーは加熱制御に関連する条件の設定や指示を行うものである。
【0020】
さらに、この操作パネル4には表示手段たる表示装置13が設けられている。この表示装置13は、図1及び図5に示すように、操作子たるスタートキー5を取り囲むように点灯可能な複数例えば8個の表示部たる発光ダイオードL1〜L8を備えて構成されている。各発光ダイオードL1〜L8は、光遮蔽壁14によってスタートキー5の外周を8等分された部屋H1〜H8(図1には概略的に示している)に配置されている。そして、各部屋H1〜H8の上面(操作パネル11と同じ高さの面)には光透過フィルタ15が配設されている。なお、各発光ダイオードL1〜L8は同一発光色である。
【0021】
なお、図5に示すように、前記スタートキー5の裏側にはプリント基板16が配置されていて、このプリント基板16にはスタートキー5によって押圧されて動作するスイッチ17及び前記発光ダイオードL1〜L8が実装されている。さらに時間設定ダイヤル6に対応してロータリーエンコーダ25(図3参照)また、図示しないが各キー7a〜7f、8a、8b、9、10に対応してスイッチが設けられている。
【0022】
図3には、電気的構成のブロック図を示している。制御回路18はマイクロコンピュータ及び駆動回路並びにA/Dコンバータなどを含んで構成されており、加熱運転制御手段や表示制御手段として機能する。マイクロ波発生装置たるマグネトロン19は、前記本体1の図示しない機械室に設けられていて、加熱室2内にマイクロ波を供給してレンジ調理を行うためのものである。ヒータ装置20は、オーブン調理、あるいはグリル調理を行うためのものであり、加熱室2の上部に設けられたヒータ、下部に設けられたヒータなど(いずれも図示せず)を備えて構成されている。
【0023】
温度検出手段たるオーブン用サーミスタ21は、本体1に加熱室2内の温度を検出し得るように設けられている。別の温度検出手段たる赤外線温度センサ22は本体1に被加熱物(食品)の温度を非接触で検出し得るように設けられている。スイッチ入力回路23は前記スイッチ17及びその他のスイッチを備えて構成されており、操作されたキーに応じたスイッチからのスイッチ信号を制御回路18に入力するものである。扉開閉検出手段たる扉開閉センサ24は、本体1に扉3の開放及び閉鎖を検出し得るように設けられている。ロータリーエンコーダ25は前記時間設定ダイヤル6の回転操作に連動して回転量に応じたパルスを発生して制御回路18に入力するようになっており、制御回路18はそのパルス数に応じて時間を設定する。ターンテーブルモータ26は、加熱室2内に設けられた回転皿(図示せず)を駆動するためのものである。
【0024】
制御回路18はそのマイクロコンピュータのメモリに保有した運転プログラムに従い、各入力に応じてマグネトロン19、ヒータ装置20、液晶ディスプレー12、ターンテーブルモータ26、発光ダイオードL1〜L2を制御するようになっている。なお、上記マグネトロン19はその出力が可変である。
【0025】
図8は、制御回路18が行う表示制御について説明するためのフローチャートである。例えばレンジ調理用のキー7eが操作された場合の表示制御を示している。まず、時間設定ダイヤル6により調理時間の設定がなされ(ステップS10で判断)、スタートキー5が操作されると(ステップS20で判断)、以下、表示制御を行う。この表示制御は、図6に示すように、表示パターンを(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)、(h)の順に切り替える制御を行うものであり、各表示パターンの切り替わり時間は、設定された調理時間のうち最初の1/6時間帯では、0.6秒間であり、次の1/6時間帯では0.5秒間、そして、順次、各1/6時間帯経過ごとに0.4秒、0.3秒、0.2秒、0.1秒となる。なお、図8において、ステップS120とステップS130との間の制御の図示は省略している。
【0026】
すなわち、まず、発光ダイオードL1、L2、L3のみを点灯し(ステップS30)、この点灯状態つまりこの表示パターン状態のパターン切替時間Tsを0.6秒に設定する(ステップS40)。そして、回転表示制御を行う(ステップS50)。これの制御内容は、図9に示している。この図9のフローチャートは、パターン切替時間Ts(最初は0.6秒)ごとに表示パターンを切り替える。そのパターン切替時間Tsが経過すると(ステップR10の「YES」)、現時点が「L1、L2、L3のみ点灯」の表示パターンであると、「L2、L3、L4のみ点灯」表示パターンに切り替える(ステップR20、ステップR30)。以下、パターン切替時間Tsが経過する同様に表示パターンを切り替える。
【0027】
この結果、「L1、L2、L3のみ点灯」の表示パターン状態(図6(a))から、「L2、L3、L4のみ点灯」(同図(b))、「L3、L4、L5のみ点灯」(同図(c))、「L4、L5、L6のみ点灯」(同図(d))、「L5、L6、L7のみ点灯」(同図(e))、「L6、L7、L8のみ点灯」(同図(f))、「L7、L8、L1のみ点灯」(同図(g))、「L8、L1、L2のみ点灯」(同図(h))の表示パターンを繰り返す。つまり、いずれかが点灯し他のいずれかが消灯することを切り替え、具体的には、点灯箇所のいずれか一方の端に隣接している表示部を点灯し他方の端の表示部を消灯することを切り替え、これを繰り返す。この表示パターンの切り換え及び繰り返しによって回転表示形態を得るものである。なお、図9においては、ステップR50からステップR60の間の制御の図示は省略している。
【0028】
0.6秒時間間隔の表示パターン切り替えを、調理時間の最初の1/6時間帯で行い、以下、順次、1/6の時間帯を迎えるごとに、上述したように、0.5秒時間間隔、0.4秒時間間隔、0.3秒時間間隔、0.2秒時間間隔、0.1秒時間間隔の表示パターン切り替えとするものである(図7参照)。
【0029】
このような本実施例によれば、表示装置13がスタートキー5を取り囲むように設けられ、且つ、複数の発光ダイオードL1〜L8のいずれかが点灯し他のいずれかが消灯することを切り替え、この切り替えを繰り返すように制御するようにしたから、表示バリエーションの自由度を高くできると共に、表示が見やすくなる。
【0030】
特に、回転表示形態を得るようにしたから、スタートキー5の周りを表示箇所が回転し、表示がさらに見やすく、表示のインパクト性も強くて表示を見落とすこともない。
【0031】
また、調理時間(加熱運転の経過時間)に応じて表示装置13の表示パターンを変更するようにしたから、加熱運転の時間経過を表示パターンの変更により良好に表示できる。特に、最初(調理時間の1/6時間帯)は表示パターンを0.6秒ごとに切り替えることで、1回転が4.8秒で、次の1/6時間帯が1回転4.0秒、以下、3.2秒、2.4秒、1.6秒、0.8秒と早くなるので、つまり、回転表示の回転速度が速くなるので、加熱の進行状況が分かりやすくなる。
【0032】
なお、表示パターンの切り替え時間は固定的(例えば0.5秒)であっても良く、この場合、表示パターンが0.5秒ごとに切り替わって及び繰り返して回転表示されるので、加熱運転中であることを良好に表示できる。
【0033】
図10は本発明の第2の実施例を示しており、例えば、レンジ調理において赤外線温度センサ22により被加熱物の温度を検出するようにしており、その検出温度が40℃になるまでは「0.6秒時間間隔表示パターン切り替え」を行い、その後、40℃を超え50℃にまるまでは、「0.5秒時間間隔表示パターン切り替え」を行い、50℃を超え60℃にまるまでは、「0.4秒時間間隔表示パターン切り替え」を行い、60℃を超え70℃にまるまでは、「0.3秒時間間隔表示パターン切り替え」を行い、70℃を超え80℃にまるまでは、「0.2秒時間間隔表示パターン切り替え」を行い、80℃を超えると「0.1秒時間間隔表示パターン切り替え」を行うようにしている。これによれば、検出温度つまりは食品の温度を表示パターンの変更により良好に表示できる。特に、回転表示の回転速度の上昇により食品温度の上昇を良好に表示できる。
この場合、オーブン調理の場合には、オーブン用サーミスタ21の検出温度の所定温度の上昇に応じて表示パターンの切り替えを行うようにしても良い。
【0034】
図11は本発明の第3の実施例を示している。例えば煮込み調理メニューを選択した場合には、最初にマグネトロン19の出力を上げて順次下げることを行う。この場合に、この実施例においては、その出力の変化に応じて「表示パターン切り替え」の時間間隔を変えるようにしている。
【0035】
すなわち、その出力が200W以下のときには「0.6秒時間間隔表示パターン切り替え」を行い、200Wを超え400W以下のときには「0.5秒時間間隔表示パターン切り替え」を行い、400Wを超え600W以下のときには「0.4秒時間間隔表示パターン切り替え」を行い、600Wを超え800W以下のときには「0.3秒時間間隔表示パターン切り替え」を行い、800Wを超え1000W以下のときには「0.2秒時間間隔表示パターン切り替え」を行い、1000Wを超えると「0.1秒時間間隔表示パターン切り替え」を行うようにしている。この実施例によれば、出力の変更を表示パターンの変更により良好に表示できる。
【0036】
図12ないし図16は本発明の第4の実施例を示しており、この実施例においては次の点が第1の実施例と異なる。すなわち、操作子31は、時間設定ダイヤルと加熱開始キーとを兼用するものであり、プッシュ可能(加熱開始キーとして機能)で且つ回転可能(時間設定ダイヤルとして機能)な構成となっている。つまり、操作子31は時間設定ダイヤルと加熱開始キーとを同一軸上に備えた構成である。
【0037】
この操作子31の裏側に対向してスイッチ付きロータリーエンコーダ32が配設されている。このスイッチ付きロータリーエンコーダ32は、操作子31が押圧(プッシュ)されるとスイッチが動作し、操作子31が回転操作されるとロータリーエンコーダが動作する。この操作子31を取り囲むように表示装置13が設けられている。
【0038】
図14に示すフローチャートは第1の実施例の図8のフローチャートと次の点が異なる。すなわち、加熱調理時間設定前においては時間設定を促す表示を行うようにしている。つまり、ステップS1〜ステップS3に示すように、パターン切替時間を0.6秒に設定すると共に、最初の表示パターンを「L1、L2、L5、L6のみ点灯」として各発光ダイオードL1、L2、L5、L6を点灯させる(ステップS1)。そして操作促し表示制御を行う(ステップS2)。これの制御内容は図15に示しており、その制御内容は、「L1、L2、L5、L6のみ点灯」なる表示パターン(ステップS1、図16(d))から0.6秒が経過するごとに「L2、L3、L6、L7のみ点灯」(ステップP30、図16(a))、「L3、L4、L7、L8のみ点灯」(ステップP50、図16(b))、「L4、L5、L8、L1のみ点灯」(ステップP70、図16(c))、「L5、L6、L1、L2のみ点灯」(ステップP80、図16(d))と切り替え及び繰り返され、回転表示形態が得られる。
この第4の実施例によれば、回転表示により、操作子31を回して時間設定をするといった操作を分かりやすく促すことができる。この場合、時間設定を促す表示形態と加熱運転時での表示形態とが違うから、表示内容が、時間設定を促すための表示であるか、加熱運転であることの表示であるのか、使用者が容易に分かるようになる。なお、操作子31は、スタートキーの周囲にリング状の時間設定ダイヤルを同一軸上に設ける構成としても良く、その時間設定ダイヤルを取り囲むように表示手段を設けるようにしても良い。
【0039】
図17及び図18は本発明の第5の実施例を示しており、発光ダイオードL1〜L8のうちL1、L3、L5、L7は赤色の発光色で、L2、L4、L6、L8は黄色の発光色としている。この実施例によれば、点灯色によって表示パターンが変化するから、さらに表示バリエーションの自由度が高くて表示内容がより分りやすくなる。
【0040】
図19ないし図21は本発明の第6の実施例を示しており、この実施例では、発光ダイオードL1〜L8を例えば多色発光ダイオードから構成しており、この多色発光ダイオードは、赤色発光素子Lrと緑色発光素子Lgとを備えて構成されていて、それぞれ、スイッチング素子としてNPNトランジスタを備えた駆動回路Dr、Dgにより駆動(発光)されるようになっている。
【0041】
この多色発光ダイオードは、図20に示すように、赤色発光素子Lr消灯と緑色発光素子Lg点灯で全体として緑色を発光し、赤色発光素子Lr点滅と緑色発光素子Lg点灯で全体として黄緑色を発光し、赤色発光素子Lrと緑色発光素子Lgとの交互点灯で全体として黄色を発光し、赤色発光素子Lr点灯と緑色発光素子Lg点滅で全体としてオレンジ色を発光し、赤色発光素子Lr点灯と緑色発光素子Lg消灯で全体として赤色を発光する。
【0042】
そして、図21に示すように、加熱調理時間の最初の1/5の時間帯は緑色、以下、順次黄緑色、黄色、オレンジ色、赤色と発光色を変えてゆく(表示パターン)を変更する。この場合、回転表示形態を合わせて行うと良い。
【0043】
この実施例においても、点灯色によって表示パターンが変化するから、さらに表示バリエーションの自由度が高くて表示内容がより分りやすくなる。特に、時間経過と共に暖色の赤色の方へ変化させるので、使用者に加熱の進行状況を分かりやすく示すことができる。
【0044】
この場合、本発明の第7の実施例として示す図22のように、オーブン用サーミスタ21の検出温度に応じて発光色を変更するようにしても良く、このようにすると、温度上昇と共に表示色が暖色の赤色の方へ変化させるので、使用者に加熱温度の上昇状況を分かりやすく示すことができる。また、本発明の第8の実施例として示す図23のようにマグネトロン19の出力に応じて発光色を変更するようにしても良く、この場合には出力が大きくなるほど表示色が暖色の赤色の方へ変化させるので、使用者に出力の上昇状況を分かりやすく示すことができる。
【0045】
図24は本発明の第9の実施例を示しており、この実施例では、例えば赤色発光ダイオードを連続点灯して赤色発光する場合と、短い周期で間欠点灯して暗い赤色を発光する場合とを選択し得る構成とし、赤色表示箇所(図24の領域R)に引き続いて暗い赤色表示(領域DR)を行うようにしている。このような回転表示形態の場合、発光部分が尾を引いて移動しているような視覚効果が得られる。
【0046】
本発明は上記実施例に限られず、次のように実施しても良い。すなわち、例えば複数キーの同時押し操作によりデモンストレーション表示設定をするデモンストレーション表示設定手段を備え、このデモンストレーション表示設定がなされたときには、制御装置18が表示装置13をデモンストレーション表示用の表示パターンで表示動作させるようにしても良い。これによれば、店頭でのデモンストレーション時の表示バリエーションの自由度を高くできると共に、表示が見やすくなる。
【0047】
この場合、加熱室2を開閉する扉3の開閉に応じて表示パターンを変化させるようにしても良く、このようにすれば、扉3を開けた場合と閉じた場合とで表示パターンが変わり、デモンストレーションとしての表示効果が上がる。
【0048】
【発明の効果】
本発明は以上の説明から明らかなように、加熱調理器において、表示バリエーションの自由度を高くできると共に、表示が見やすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す加熱開始キー部分の正面図
【図2】 加熱調理器の斜視図
【図3】 電気的構成のブロック図
【図4】 操作パネルの正面図
【図5】 加熱開始キー部分の縦断正面図
【図6】 表示パターンの変化を示す図
【図7】 表示パターン切替時間と加熱運転の経過時間との関係を示す図
【図8】 制御内容を示すフローチャート
【図9】 回転表示制御内容を示すフローチャート
【図10】 本発明の第2の実施例を示す表示パターン切替時間と検出温度との関係を示す図
【図11】 本発明の第3の実施例を示す表示パターン切替時間と出力との関係を示す図
【図12】 本発明の第4の実施例を示す操作パネルの正面図
【図13】 操作子部分の縦断正面図
【図14】 制御内容を示すフローチャート
【図15】 操作促し表示制御内容を示すフローチャート
【図16】 表示パターンの変化を示す図
【図17】 本発明の第5の実施例を示す図1相当図
【図18】 各発光ダイオードと発光色との関係を示す図
【図19】 本発明の第6の実施例を示す多色発光ダイオード及び駆動回路の電気回路図
【図20】 赤色発光素子Lrと緑色発光素子Lgとの発光パターンと全体発光色との関係を示す図
【図21】 加熱運転の経過時間と発光色との関係を示す図
【図22】 本発明の第7の実施例を係り、検出温度と発光色との関係を示す図
【図23】 本発明の第8の実施例に係り、出力と発光色との関係を示す図
【図24】 本発明の第9の実施例に係り、表示パターンの変化を示す図
【符号の説明】
1はレンジ本体、2は加熱室、3は扉、5はスタートキー(加熱開始キー、操作子)、6は時間設定ダイヤル(操作子)、13は表示装置(表示手段)、L1〜L8は発光ダイオード(表示部)、17はスイッチ、18は制御回路(表示制御手段)、19はマグネトロン、20はヒータ装置、21はオーブン用サーミスタ(温度検出手段)、22は赤外線温度センサ(温度検出手段)、24は扉開閉センサ(扉開閉検出手段)、31は操作子、32はスイッチ付きロータリーエンコーダ、Lrは赤色発光素子、Lgは緑色発光素子を示す。

Claims (8)

  1. 被加熱物を収容する加熱室と、
    被加熱物を加熱する加熱手段と、
    押圧操作又は回動操作により加熱制御に関連する条件の設定や指示を行う操作子と、
    複数の点灯可能な表示部を有し、この表示部を前記操作子のうち加熱開始を指示する操作子を取り囲むように配置してなる表示手段と、
    この表示手段のいずれかの表示部を点灯し他の表示部を消灯することを制御するものであって、該表示手段の点灯している表示箇所のいずれか一方の端に隣接している表示部を点灯し他方の端の表示部を消灯することを切り替え、この切り替えを繰り返えすことにより、前記表示箇所が回転するところの回転表示形態を得、当該回転表示形態により加熱中であることを示す表示制御手段と
    を備えてなることを特徴とする加熱調理器。
  2. 表示制御手段は、加熱運転の経過時間に応じて表示手段の表示パターンを変更することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 加熱室または被加熱物の温度を測定する温度検出手段を有し、表示制御手段は、加熱運転時における温度検出手段の検出温度により表示手段の表示パターンを変更することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  4. 加熱手段は出力変更可能であり、表示制御手段は、加熱運転時における出力に応じて表示手段の表示パターンを変更するようにしたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  5. 操作子として時間設定ダイヤルと加熱開始キーとを同一軸上に備え、この操作子を取り囲むように表示手段を設け、表示制御手段は、時間設定を促す場合に回転表示形態とすることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  6. 表示パターンは点灯色による表示パターンであることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の加熱調理器。
  7. デモンストレーション表示設定手段を備え、表示制御手段は、デモンストレーション表示設定がなされたときには、デモンストレーション表示用の表示パターンで表示動作することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  8. 表示制御手段は、加熱室を開閉する扉の開閉に応じて表示パターンを変化させることを特徴とする請求項7記載の加熱調理器。
JP2003162071A 2003-06-06 2003-06-06 加熱調理器 Expired - Fee Related JP3826111B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003162071A JP3826111B2 (ja) 2003-06-06 2003-06-06 加熱調理器
TW092125779A TWI227313B (en) 2003-06-06 2003-09-18 Heating cooking device
KR1020030072025A KR100540823B1 (ko) 2003-06-06 2003-10-16 가열조리기
CNB2003101163686A CN1307391C (zh) 2003-06-06 2003-11-18 加热烹调器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003162071A JP3826111B2 (ja) 2003-06-06 2003-06-06 加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004361042A JP2004361042A (ja) 2004-12-24
JP3826111B2 true JP3826111B2 (ja) 2006-09-27

Family

ID=34054319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003162071A Expired - Fee Related JP3826111B2 (ja) 2003-06-06 2003-06-06 加熱調理器

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP3826111B2 (ja)
KR (1) KR100540823B1 (ja)
CN (1) CN1307391C (ja)
TW (1) TWI227313B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4947500B2 (ja) * 2009-12-03 2012-06-06 株式会社デンソー 車両用操作システム
JP2012042179A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Toshiba Corp 加熱調理器
TWI420056B (zh) * 2011-07-06 2013-12-21 Univ Kun Shan heating equipment
CN103090430A (zh) * 2011-11-08 2013-05-08 乐金电子(天津)电器有限公司 微波炉的显示方法及使用该方法的显示装置
DE102014210672A1 (de) 2014-06-05 2015-12-17 BSH Hausgeräte GmbH Gargerät mit Lichtmusterprojektor und Kamera
CN106443500A (zh) * 2016-09-14 2017-02-22 南京三乐微波技术发展有限公司 一种大功率微波电源开机自检装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2988786B2 (ja) * 1992-08-28 1999-12-13 株式会社東芝 加熱調理器
JPH0688618A (ja) * 1992-09-09 1994-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
CN2322061Y (zh) * 1998-03-05 1999-06-02 顺德市万和企业集团公司 微波炉控制面板
JP4828326B2 (ja) * 2006-07-03 2011-11-30 株式会社ニューフレアテクノロジー 荷電ビーム描画装置用低振動ステージ駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004361042A (ja) 2004-12-24
KR100540823B1 (ko) 2006-01-10
KR20040105537A (ko) 2004-12-16
TWI227313B (en) 2005-02-01
CN1307391C (zh) 2007-03-28
TW200427953A (en) 2004-12-16
CN1573216A (zh) 2005-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960002809B1 (ko) 가열조리기
US6337469B1 (en) Cooker
US5349164A (en) Cooking appliance with multifunction knobs
JP3826111B2 (ja) 加熱調理器
CN101077266B (zh) 加热烹调机
KR101705363B1 (ko) 조리기기 및 이의 제어방법
JP3920101B2 (ja) 電子レンジ
EP1535494B1 (en) Combined toaster and microwave oven and control method thereof
JPH08210651A (ja) 加熱調理器
JP7171427B2 (ja) 加熱調理器
JP3826112B2 (ja) 加熱調理器
KR100365924B1 (ko) 조리기
JP2009222382A (ja) 加熱調理器
JP2704150B2 (ja) 加熱調理器
KR0159748B1 (ko) 가열조리기
WO2020017453A1 (ja) 加熱調理器
KR100580673B1 (ko) 전자레인지의 오븐 조리 방법
JP2022182223A (ja) 加熱調理器
JPH07119976A (ja) 調理器
JPH0842853A (ja) 高周波加熱装置の調理メニュー表示装置
JPH09273756A (ja) 加熱調理器
KR19980060533U (ko) 발광형 동작 모드 표시부를 가지는 전자 렌지
JP2004278911A (ja) 調理器
JPH07145947A (ja) 加熱調理器
KR19990047396A (ko) 전자레인지의 음식물 조리방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050920

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051118

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060328

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060529

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060703

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130707

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees