JPH09273756A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH09273756A
JPH09273756A JP8359096A JP8359096A JPH09273756A JP H09273756 A JPH09273756 A JP H09273756A JP 8359096 A JP8359096 A JP 8359096A JP 8359096 A JP8359096 A JP 8359096A JP H09273756 A JPH09273756 A JP H09273756A
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JP
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cooking
output signal
detector
slide
operating member
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JP8359096A
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Inventor
Nobuaki Ota
宣章 太田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調理条件を容易に設定できるようにする。 【解決手段】 操作部材9は回転とスライド操作が可能
である。操作部材9を回転操作するとエンコーダ14が
操作され、スライド操作すると可変抵抗器15が操作さ
れる。マイクロコンピュータ19は、可変抵抗器15の
出力信号に基づき調理モードを設定し、エンコーダ14
の出力信号に基づき調理時間を設定する。従って、一つ
の操作部材9の回転とスライド操作により、調理条件と
して、調理モードと調理時間を設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理条件の設定の
仕方を改良した加熱調理器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】加熱調理器、例えば電
子レンジにおいて、調理条件を設定する場合、従来で
は、キーと摘みを使用し、キーを押圧操作すると共に、
摘みを回転操作することにより行うようにしている。し
かしながら、従来では、調理条件を設定するのに、キー
と摘みの二つの部材を操作する必要があり、その操作が
煩雑になるという不具合があった。
【0003】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、調理条件を容易に設定することがで
きる加熱調理器を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
の目的を達成するために、回転とスライドが可能な操作
部材と、この操作部材の回転に応じて信号を出力する回
転検知器と、前記操作部材のスライドに応じて信号を出
力するスライド検知器と、これら回転検知器及びスライ
ド検知器の出力信号に基づいて調理条件を設定する調理
条件設定手段とを具備したことを特徴とするものであ
る。
【0005】このような手段によれば、一つの操作部材
を回転及びスライド操作することにより、調理条件を設
定することが可能になる。
【0006】請求項1の発明において、複数の調理モー
ドを備え、調理条件設定手段は、スライド検知器の出力
信号に基づいて前記複数の調理モードのうちの一つを設
定し、回転検知器の出力信号に基づいて前記設定された
調理モードの調理時間または調理温度を設定するように
することができる(請求項3の発明)。
【0007】請求項1の発明において、マイクロ波加熱
手段を備え、調理条件設定手段は、スライド検知器の出
力信号に基づいて前記マイクロ波加熱手段の出力を設定
し、回転検知器の出力信号に基づいて調理時間を設定す
るようにすることができる(請求項4の発明)。
【0008】請求項1の発明において、オーブン調理手
段を備え、調理条件設定手段は、スライド検知器の出力
信号に基づいてオーブン調理の調理温度を設定し、回転
検知器の出力信号に基づいて調理時間を設定するように
することができる(請求項5の発明)。
【0009】請求項1の発明において、調理条件設定手
段は、スライド検知器の出力信号に基づいて自動調理メ
ニューの複数のグループのうちの一つを設定し、回転検
知器の出力信号に基づいて前記設定されたグループのう
ちの一つの自動調理メニューを設定するようにすること
ができる(請求項7の発明)。
【0010】請求項1の発明において、マイクロ波加熱
手段によるマイクロ波調理機能とオーブン調理手段によ
るオーブン調理機能とを備えると共に、それらの中の調
理機能を選択する選択手段を備え、前記選択手段により
前記マイクロ波調理機能が選択された場合には、マイク
ロ波加熱手段の出力を表示する表示部が表示されると共
に、調理条件設定手段は、スライド検知器の出力信号に
基づいて前記マイクロ波加熱手段の出力を設定し、前記
選択手段により前記オーブン調理機能が選択された場合
には、オーブン調理の調理温度を表示する表示部が表示
されると共に、調理条件設定手段は、スライド検知器の
出力信号に基づいて調理温度を設定するようにすること
ができる(請求項8の発明)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て図1ないし図5を参照して説明する。まず、図2には
加熱調理器としての電子レンジの外観が示されている。
この図2において、キャビネット1の内部には加熱室2
が形成されていて、キャビネット1の前面部には、その
加熱室2を開閉するための扉3が回動可能に設けられて
いると共に、扉3の右横に操作パネル4が設けられてい
る。
【0012】操作パネル4には、上部に表示器5が設け
られ、この表示器5の下方にスタートキー6及び取消キ
ー7が左右に並べて設けられている。さらに、これらの
下方には上下方向に延びるスリット8が形成されてい
て、このスリット8に沿ってスライド移動可能な本発明
の操作部材9が設けられている。スリット8の左側に
は、図5にも示すように、調理モードを表示する表示部
10が設けられている。この表示部10には、調理モー
ドとして、上から順に、レンジ強、レンジ弱、トースタ
ー、グリルが表示されている。
【0013】上記操作部材9は、図3に示すように、短
円柱状の摘み部11の裏側に軸部12を有している。そ
の軸部12が上記スリット8に挿通されていて、摘み部
11が操作パネル4の前面側に突出している。軸部12
の後端部(図3では下端部)は、スライドプレート13
に設けられた回転検知器を構成するエンコーダ14に接
続されている。スライドプレート13には、エンコーダ
14の横に位置させて、スライド検知器を構成する可変
抵抗器15も設けられている。この可変抵抗器15から
突出した回転軸16にピニオン17が取り付けられてい
て、このピニオン17が、上記スリット8に沿って固定
状態に設けられたラック18に噛み合っている。
【0014】ここで、操作部材9の摘み部11を回転操
作することにより、軸部12も一体に回転し、この回転
に伴いエンコーダ14が動作する。また、操作部材9を
スリット8に沿って上下方向にスライドさせると、スラ
イドプレート13が同方向にスライドすると共にピニオ
ン17が回転軸16と一体に回転し、この回転に伴い可
変抵抗器15が動作する。
【0015】エンコーダ14及び可変抵抗器15は、図
4に示すように、上記操作パネル4の裏側に配設され
た、調理条件設定手段を構成するマイクロコンピュータ
19に接続されている。図4では、エンコーダ14は便
宜上2つのスイッチ14a,14bで示されており、操
作部材9の回転操作に応じて、これら2つのスイッチ1
4a,14bから出力信号S1,S2(パルス信号)が
マイクロコンピュータ19に入力される。マイクロコン
ピュータ19は、それら出力信号S1,S2の位相差に
より操作部材9の回転方向を検知し、パルス数により回
転量を検知することになる。また、操作部材9のスライ
ド操作により可変抵抗器15が操作され、これに伴い可
変抵抗器15により分圧された電圧(出力信号S3)が
マイクロコンピュータ19に入力される。マイクロコン
ピュータ19は、この電圧値(出力信号S3)をA/D
変換し、その値により操作部材9のスライド位置を検知
することになる。
【0016】図1には、本発明の要旨に係わる部分の電
気的構成が示されている。上記マイクロコンピュータ1
9には、上記したエンコーダ14及び可変抵抗器15の
出力信号の他、上記スタートキー6により操作されるス
タートスイッチ20、取消キー7により操作される取消
スイッチ21、及び調理の進行状況を検知するセンサ2
2の出力信号が入力されるようになっている。そして、
このマイクロコンピュータ19は、これらの信号と予め
備えられたプログラムに基づき、表示器15、マイクロ
波加熱手段を構成するマグネトロン23、及びトースタ
ー,グリル,オーブンの調理手段を構成するヒータ24
を制御する機能を有している。この場合、マイクロコン
ピュータ19は、エンコーダ14及び可変抵抗器15の
出力信号に基づいて、調理条件として、後述するように
調理モードと調理時間を設定するようになっている。
【0017】次に上記構成の作用を、図5も参照して説
明する。調理条件が何も設定されていない調理開始前の
状態では、図5(a)に示されているように、表示器5
に「0」が表示されている。
【0018】そして、調理条件を設定すべく、操作部材
9の摘み部11を回転操作すると、エンコーダ14が操
作され、エンコーダ14からマイクロコンピュータ19
へ出力信号S1,S2が出力される。マイクロコンピュ
ータ19は、その出力信号S1,S2に応じて、表示器
5に調理時間を表示する。また、操作部材9のスライド
位置に応じて、可変抵抗器15からマイクロコンピュー
タ19へ出力信号S3が出力され、マイクロコンピュー
タ19は、その出力信号S3に応じて、表示器5に調理
モードを表示する。従って、使用者としては、操作部材
9を上下方向へスライドさせることにより調理モードを
設定し、操作部材9を回転操作することで調理時間を設
定することになる。
【0019】図5(b)は、調理モードとして「レンジ
弱」が設定されると共に、調理時間として「5分00
秒」が設定された状態が示されている。この状態でスタ
ートキー6が押圧操作されると、設定された上記の調理
条件で加熱調理が実行されることになる。また、図5
(c)は、調理モードとして「トースター」が設定され
ると共に、調理時間として「6分30秒」が設定された
状態が示されている。この状態でスタートキー6が押圧
操作されると、設定された上記の調理条件で加熱調理が
実行されることになる。
【0020】このような第1実施例によれば、一つの操
作部材9をスライド及び回転操作することで、調理モー
ドと調理時間という調理条件を設定できることになるか
ら、調理条件を容易に設定することができる。
【0021】図6は、本発明の第2実施例を示したもの
であり、この第2実施例は上記した第1実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、操作パネル4における表
示部10aの最下部には、「オーブン」の表示がなされ
ていて、操作部材9はその「オーブン」に対応する位置
までスライドできるようになっている。そして、マイク
ロコンピュータ19は、操作部材9が「オーブン」に対
応する位置に位置された状態(調理モードとして「オー
ブン」が設定された状態)では、エンコーダ14からの
出力信号S1,S2に基づいて、調理時間に代わって、
調理温度を設定してこれを表示器5に表示するようにな
っている。
【0022】図6は、調理モードとして「オーブン」が
設定されると共に、調理温度として「250℃」が設定
された状態が示されている。この第2実施例において
も、第1実施例と同様な作用効果を得ることができる。
【0023】図7は、本発明の第3実施例を示したもの
であり、この第3実施例は上記した第1実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、この場合は、加熱調理器
としてはレンジ調理専用のものを対象としていて、操作
パネル4において、スリット8の左横には、マイクロ波
加熱手段としてのマグネトロン23の出力を表示する表
示部25が設けられている。表示部25には、出力とし
て、500W〜200Wの表示がなされている。
【0024】そして、マイクロコンピュータ19は、調
理条件として、操作部材9のスライド位置(可変抵抗器
15の出力信号S3)に応じてマグネトロン23の出力
を設定し、操作部材9の回転操作(エンコーダ14の出
力信号S1,S2)に応じて調理時間を設定すると共
に、この調理時間を表示器5に表示するように構成され
ている。従って、使用者としては、操作部材9をスライ
ド操作することにより出力を設定し、操作部材9を回転
操作することにより調理時間を設定することになる。
【0025】図7は、マグネトロン23の出力として
「300W」が設定されると共に、調理時間として「6
分30秒」が設定された状態が示されている。この状態
でスタートキー6が押圧操作されると、設定された上記
の調理条件でレンジ調理が実行されることになる。
【0026】この第3実施例によれば、一つの操作部材
9を操作することにより、マグネトロン23の出力と調
理時間という調理条件を容易に設定することができる。
【0027】図8は、本発明の第4実施例を示したもの
であり、この第4実施例は上記した第1実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、この場合は、加熱調理器
としてはオーブン調理専用のものを対象としていて、操
作パネル4において、スリット8の左横には、オーブン
調理の調理温度を表示する表示部26が設けられてい
る。表示部26には、調理温度として、250℃〜10
0℃の表示がなされている。
【0028】そして、マイクロコンピュータ19は、調
理条件として、操作部材9のスライド位置(可変抵抗器
15の出力信号S3)に応じて調理温度を設定し、操作
部材9の回転操作(エンコーダ14の出力信号S1,S
2)に応じて調理時間を設定すると共に、この調理時間
を表示器5に表示するように構成されている。従って、
使用者としては、操作部材9をスライドさせることによ
り調理温度を設定し、操作部材9を回転操作することに
より調理時間を設定することになる。
【0029】図8は、調理温度として「150℃」が設
定されると共に、調理時間として「6分30秒」が設定
された状態が示されている。そして、この状態でスター
トキー6が押圧操作されると、設定された上記の調理条
件でオーブン調理が実行されることになる。
【0030】この第4実施例によれば、一つの操作部材
9を操作することにより、オーブン調理の調理温度と調
理時間という調理条件を容易に設定することができる。
【0031】図9は、本発明の第5実施例を示したもの
であり、この第5実施例は上記した第1実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、この場合は、操作パネル
4において、スリット8の左横には、多数の自動調理メ
ニューを3つのグループに分けて表示した表示部27が
設けられている。この表示部27において、上段は、牛
乳や酒かんなど8個の自動調理メニュー(マグネトロン
23を用いて調理するメニュー)を表示したグループ表
示部27aとされ、中段は、葉菜や根菜など8個の自動
調理メニュー(センサを用いて調理するメニュー)を表
示したグループ表示部27bとされ、下段は、クッキー
やハンバーグなど8個の自動調理メニュー(ヒータ24
を用いて調理するメニュー)を表示したグループ表示部
27cとされていている。各自動調理メニューには、各
グループ内で1〜8の番号が付けられている。
【0032】そして、マイクロコンピュータ19は、調
理条件として、操作部材9のスライド位置(可変抵抗器
15の出力信号S3)に応じて自動調理メニューの3つ
のグループのうちの一つのグループを設定し、操作部材
9の回転操作(エンコーダ14の出力信号S1,S2)
に応じて、そのグループの中の一つの自動調理メニュー
を設定すると共に、その自動調理メニューの番号を表示
器5に表示するように構成されている。
【0033】この場合、表示部27において、操作部材
9が止まったスライド位置に対応するグループ表示部2
7a〜27cの一つが、背面側に設けられたランプ(図
示せず)により照明される構成となっている(図9にお
いて、照明されている部分を、便宜上斜線で示す)。ま
た、この場合、操作部材9の回転操作が始まったときに
は、グループの設定は変わらない構成としている。従っ
て、使用者としては、操作部材9をスライドさせること
により自動調理メニューの一つのグループを設定し、操
作部材9を回転操作することにより、その中の一つの自
動調理メニューを設定することになる。
【0034】図9は、中段のグループのうちの、「1」
の葉菜が設定された状態が示されている。そして、この
状態でスタートキー6が押圧操作されると、設定された
上記の調理条件で調理が実行されることになる。
【0035】この第5実施例によれば、一つの操作部材
9の操作により、多数の自動調理メニューの中から希望
する自動調理メニューを容易に設定することができる。
また、この場合、操作部材9のスライド位置に対応する
部分のグループ表示部がランプにより照明される構成と
しているので、グループの切り替えが分かりやすい利点
がある。
【0036】図10は、本発明の第6実施例を示したも
のであり、この第6実施例は上記した第1実施例とは次
の点が異なっている。すなわち、操作パネル4におい
て、操作部材9がスライドするためのスリット8は、左
右方向の中央部に形成されている。そして、スリット8
の左横には、マイクロ波加熱手段としてのマグネトロン
23の出力を表示する表示部28が設けられている。表
示部28には、上記した第3実施例(図7参照)と同様
に、出力として500W〜200Wの表示がなされてい
る。また、スリット8の右横には、オーブン調理の調理
温度を表示する表示部29が設けられている。表示部2
9には、上記した第4実施例(図8参照)と同様に、調
理温度として250℃〜100℃の表示がなされてい
る。さらに、表示部28の下方には、レンジ用スイッチ
(図示せず)を操作するレンジキー30が設けられ、表
示部29の下方には,オーブン用スイッチ(図示せず)
を操作するオーブンキー31が設けられている。
【0037】上記レンジ用スイッチ及びオーブン用スイ
ッチの信号は、マイクロコンピュータ19に入力される
ようになっていて、マイクロコンピュータ19は、レン
ジ用スイッチの信号に基づき、左側の表示部28の背面
側に設けられたランプ(図示せず)によりその表示部2
8を照明する(図10(b)において、照明されている
部分を、便宜上斜線で示す)と共に、レンジ調理(マイ
クロ波調理)を設定する。また、オーブン用スイッチの
信号に基づき、右側の表示部29の背面側に設けられた
ランプ(図示せず)によりその表示部29を照明する
(図10(c)において、照明されている部分を、便宜
上斜線で示す)と共に、オーブン調理を設定するように
構成されている。レンジキー30及びオーブンキー31
は、調理機能を選択する選択手段を構成している。
【0038】上記構成において、調理条件が何も設定さ
れていない調理開始前の状態では、図10(a)に示さ
れているように、表示器5に「0」が表示されている。
そして、レンジキー30を押圧してレンジ用スイッチを
操作すると、図10(b)に示すように、左側の表示部
28が照明される。この状態で、操作部材9のスライド
位置に応じてマグネトロン23の出力が設定され、ま
た、操作部材9の回転操作に応じて調理時間が設定され
るようになる。図10(b)は、レンジ調理が選択され
た状態で、マグネトロン23の出力が「300W」に設
定されると共に、調理時間が「6分30秒」に設定され
た状態が示されている。そして、この状態でスタートキ
ー6が押圧操作されると、設定された上記の調理条件で
調理が実行されることになる。
【0039】図10の(a)の状態で、オーブンキー3
1を押圧してオーブン用スイッチを操作すると、図10
(c)に示すように、右側の表示部29が照明される。
この状態で、操作部材9のスライド位置に応じて調理温
度が設定され、また、操作部材9の回転操作に応じて調
理時間が設定されるようになる。図10(c)は、オー
ブン調理が選択された状態で、調理温度が「150℃」
に設定されると共に、調理時間が「18分30秒」に設
定された状態が示されている。そして、この状態でスタ
ートキー6が押圧操作されると、設定された上記の調理
条件で調理が実行されることになる。
【0040】このような第6実施例においては、一つの
操作部材9の操作により、マグネトロン23の出力と調
理時間、或いはオーブン調理の調理温度と調理時間とい
う調理条件を容易に設定することができる。また、レン
ジキー30、オーブンキー31の操作に基づき、設定す
る側の表示部28,29が照明されるので、設定する内
容が分かりやすい利点がある。
【0041】図11及び図12は、本発明の第7実施例
を示したものであり、この第7実施例は上記した第1実
施例とは次の点が異なっている。すなわち、操作パネル
4におけるスリット8の一辺部において、表示部10の
表示に対応する4箇所にそれぞれ凹部32を形成してい
る。また、操作部材9の軸部12にはこれと一体にスラ
イドするようにプレート33を設け、このプレート33
に、スリット状の孔34を形成することにより、前記凹
部32に選択的に係合する弾性係合部35を一体に設け
ている。ここで、凹部32とプレート33の弾性係合部
35とにより、操作部材9を所定のスライド位置に選択
的に保持する節度機構36を構成している。
【0042】上記構成において、操作部材9をスリット
8に沿ってスライド操作した際に、上記弾性係合部35
が対応する凹部32に係合することにより、操作部材9
がその位置に保持されるようになる。操作部材9を、弾
性係合部35の係合力に抗してスライド操作すると、そ
の弾性係合部35の凹部32に対する係合が外れてスラ
イド操作が可能となる。
【0043】このような第7実施例によれば、操作部材
9をスライド操作する際に節度感があるので、操作部材
9を希望するスライド位置に合わせやすく、また、操作
部材9が不用意に動いてしまうことを防止できる利点が
ある。
【0044】本発明は上記しかつ図面に示した各実施例
にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲
内で適宜変形して実施することができる。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、一つの操作部
材を回転及びスライド操作することにより、調理条件を
設定することができるので、調理条件を容易に設定する
ことができる。
【0046】請求項3の発明によれば、調理モードと、
調理時間または調理温度の設定とを容易に行うことがで
きる。請求項4の発明によれば、マイクロ波加熱手段の
出力と調理時間の設定とを容易に行うことができる。請
求項5の発明によれば、オーブン調理の調理温度と調理
時間の設定とを容易に行うことができる。請求項7の発
明によれば、自動調理メニューの数が多くても、希望す
る自動調理メニューを容易に設定することができる。
【0047】請求項8の発明によれば、調理機能を選択
する選択手段の操作に基づき、操作部材のスライド位置
により設定される側の表示部が照明されるので、設定す
る内容が分かりやすい。請求項9の発明によれば、操作
部材をスライド操作する際に節度感があるので、操作部
材を希望するスライド位置に合わせやすく、また、操作
部材が不用意に動いてしまうことを防止できる。請求項
10の発明によれば、操作部材が存するスライド位置に
対応する表示部が照明されるので、設定する内容が分か
りやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す電気的構成のブロッ
ク図
【図2】外観斜視図
【図3】操作部材に関係した部分の斜視図
【図4】エンコーダ及び可変抵抗器の電気回路図
【図5】表示例を示す操作パネルの正面図
【図6】本発明の第2実施例を示す操作パネルの正面図
【図7】本発明の第3実施例を示す操作パネルの正面図
【図8】本発明の第4実施例を示す操作パネルの正面図
【図9】本発明の第5実施例を示す操作パネルの正面図
【図10】本発明の第6実施例を示す操作パネルの正面
【図11】本発明の第7実施例を示す操作パネルの正面
【図12】節度機構部分を示す要部の縦断正面図
【符号の説明】
4は操作パネル、9は操作部材、5は表示器、10,1
0aは表示部、14はエンコーダ(回転検知器)、15
は可変抵抗器(スライド検知器)、19はマイクロコン
ピュータ(調理条件設定手段)、23はマグネトロン
(マイクロ波加熱手段)、24はヒータ(オーブン調理
手段)、25,26,27,28,29はそれぞれ表示
部、30はレンジキー(選択手段)、31はオーブンキ
ー(選択手段)、36は節度機構である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転とスライドが可能な操作部材と、 この操作部材の回転に応じて信号を出力する回転検知器
    と、 前記操作部材のスライドに応じて信号を出力するスライ
    ド検知器と、 これら回転検知器及びスライド検知器の出力信号に基づ
    いて調理条件を設定する調理条件設定手段とを具備した
    ことを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 調理条件設定手段は、回転検知器の出力
    信号とスライド検知器の出力信号とで異なる調理条件を
    設定することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 複数の調理モードを備え、 調理条件設定手段は、スライド検知器の出力信号に基づ
    いて前記複数の調理モードのうちの一つを設定し、回転
    検知器の出力信号に基づいて前記設定された調理モード
    の調理時間または調理温度を設定することを特徴とする
    請求項1記載の加熱調理器。
  4. 【請求項4】 マイクロ波加熱手段を備え、 調理条件設定手段は、スライド検知器の出力信号に基づ
    いて前記マイクロ波加熱手段の出力を設定し、回転検知
    器の出力信号に基づいて調理時間を設定することを特徴
    とする請求項1記載の加熱調理器。
  5. 【請求項5】 オーブン調理手段を備え、 調理条件設定手段は、スライド検知器の出力信号に基づ
    いてオーブン調理の調理温度を設定し、回転検知器の出
    力信号に基づいて調理時間を設定することを特徴とする
    請求項1記載の加熱調理器。
  6. 【請求項6】 複数の調理モードを備えると共に、その
    中の調理モードを選択する選択手段を備え、 調理条件設定手段は、前記選択手段により選択された調
    理モードに応じて、スライド検知器や回転検知器の出力
    信号に基づく設定内容が異なることを特徴とする請求項
    1記載の加熱調理器。
  7. 【請求項7】 調理条件設定手段は、スライド検知器の
    出力信号に基づいて自動調理メニューの複数のグループ
    のうちの一つを設定し、回転検知器の出力信号に基づい
    て前記設定されたグループのうちの一つの自動調理メニ
    ューを設定することを特徴とする請求項1記載の加熱調
    理器。
  8. 【請求項8】 マイクロ波加熱手段によるマイクロ波調
    理機能とオーブン調理手段によるオーブン調理機能とを
    備えると共に、それらの中の調理機能を選択する選択手
    段を備え、 前記選択手段により前記マイクロ波調理機能が選択され
    た場合には、マイクロ波加熱手段の出力を表示する表示
    部が表示されると共に、調理条件設定手段は、スライド
    検知器の出力信号に基づいて前記マイクロ波加熱手段の
    出力を設定し、 前記選択手段により前記オーブン調理機能が選択された
    場合には、オーブン調理の調理温度を表示する表示部が
    表示されると共に、調理条件設定手段は、スライド検知
    器の出力信号に基づいて調理温度を設定することを特徴
    とする請求項1記載の加熱調理器。
  9. 【請求項9】 操作部材を所定のスライド位置に選択的
    に保持する節度機構を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の加熱調理器。
  10. 【請求項10】 操作部材が存するスライド位置に対応
    する表示部が照明されることを特徴とする請求項1記載
    の加熱調理器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6057533A (en) * 1998-05-13 2000-05-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Control panel of a microwave oven having slide type power control knob

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6057533A (en) * 1998-05-13 2000-05-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Control panel of a microwave oven having slide type power control knob

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