JP6694231B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP6694231B2
JP6694231B2 JP2014252759A JP2014252759A JP6694231B2 JP 6694231 B2 JP6694231 B2 JP 6694231B2 JP 2014252759 A JP2014252759 A JP 2014252759A JP 2014252759 A JP2014252759 A JP 2014252759A JP 6694231 B2 JP6694231 B2 JP 6694231B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating chamber
infrared sensor
heating
top surface
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014252759A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016114287A (ja
Inventor
雅之 岩本
雅之 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2014252759A priority Critical patent/JP6694231B2/ja
Publication of JP2016114287A publication Critical patent/JP2016114287A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6694231B2 publication Critical patent/JP6694231B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Ovens (AREA)

Description

この発明は、加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としては、加熱室内の被加熱物が搭載された調理トレイの表面の複数の測定点の温度を検出する複数の赤外線センサを備え、赤外線センサを加熱室の側面に配置して、直列に並んだ複数の測定点を扇状にスイングさせるものがある(例えば、特開2011−174841号公報(特許文献1)参照)。
特開2011−174841号公報
ところで、上記加熱調理器では、赤外線センサが加熱室の側面に配置されているため、加熱室内の上段側に調理トレイ(角皿)を配置して、調理トレイ上の被加熱物を加熱調理しようとする場合、調理トレイ上に載置された被加熱物の温度を検出するには、被加熱物を調理トレイの赤外線センサ側の領域上に載置する必要がある。このような加熱調理器では、被加熱物を赤外線センサと反対の側の調理トレイ上に載置した場合、被加熱物の温度を正確に検出することができないという問題がある。特に、上記加熱調理器において、複数の被加熱物が調理トレイ上に載置されている場合は、赤外線センサに近い被加熱物により死角が生じて、赤外線センサから遠い位置の被加熱物の温度が検出できないという問題がある。
そこで、この発明の課題は、加熱室内の上段側に配置された調理トレイ上の全領域において被加熱物の温度を正確に検出できる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の加熱調理器は、
本体ケーシングと、
上記本体ケーシング内に配置された加熱室と、
上記加熱室の天面部から後面部に渡って、上記加熱室に隣接して設けられた循環ダクトと、
上記循環ダクト内かつ上記加熱室の天面部に配置されたヒータと、
上記加熱室内の気体を上記循環ダクトと上記ヒータを介して循環させる循環ファンと、
上記加熱室の天面部の角部から離隔した位置に設けられた凹部、かつ、上記循環ダクトと上記加熱室の天面部に設けられた仕切板との間に配置され、上記加熱室内の被加熱物の温度を検出する赤外線センサと、
上記加熱室の天面部に設けられ、上記循環ファンによって吸い込まれた上記加熱室内の空気を、上記ヒータを介して加熱して、上記加熱室内へ吹き出す上吹出口と
を備えたことを特徴とする。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記加熱室は、上記天面部と上記後面部とを接続するコーナー部分に水平方向に対して傾斜する傾斜部を有し、
上記循環ファンは、上記傾斜部に設けられている。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記赤外線センサを保持するセンサ保持部と、
上記赤外線センサの検出範囲が上記本体ケーシングの左右方向にスイングするように、上記センサ保持部を回動させる駆動部と
を備えた。
以上より明らかなように、この発明によれば、加熱室内の上段側に配置された調理トレイ上の全領域において被加熱物の温度を正確に検出できる加熱調理器を実現することができる。
図1はこの発明の第1実施形態の加熱調理器の扉閉鎖時の概略正面図である。 図2は上記加熱調理器の扉開放時の概略正面図である。 図3は上記加熱調理器の主要部の構成を説明するための模式図である。 図4は上記加熱調理器の本体ケーシングの一部を取り外した状態の斜視図である。 図5は上記加熱調理器の制御ブロック図である。 図6は上記加熱調理器の給気ユニットと赤外線センサユニットを含む要部の構成を説明するための模式図である。 図7は上記加熱調理器の赤外線センサの温度検出範囲を説明するための模式図である。 図8は上記赤外線センサの温度検出範囲を説明するための模式図である。 図9は上記赤外線センサの温度検出範囲を説明するための模式図である。 図10は上記赤外線センサの温度検出範囲を説明するための模式図である。 図11は上記赤外線センサのスイング動作を説明するための模式図である。 図12は上記赤外線センサのスイング動作を説明するための模式図である。 図13は加熱室の側面部に赤外線センサを配置した場合の比較例を示す模式図である。 図14はこの発明の第2実施形態の加熱調理器の扉開鎖時の模式図である。 図15はこの発明の第3実施形態の加熱調理器の赤外線センサユニットを含む要部の構成を説明するための模式図である。 図16は赤外線センサの搭載可能領域を説明するための模式図である。
以下、この発明の加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の加熱調理器の扉閉鎖時の概略正面図を示し、図2は上記加熱調理器の扉開放時の概略正面図を示している。
この第1実施形態の加熱調理器は、図1,図2に示すように、直方体形状の本体ケーシング1と、この本体ケーシング1内に設けられ、前側に開口部2aを有する加熱室2と、加熱室2の開口部2aを開閉する扉3とを備えている。
上記本体ケーシング1の上側かつ後側に、吹出口5aを有する排気ダクト5を設けている。また、本体ケーシング1の前面の下部に露受容器6を着脱可能に取り付けている。この露受容器6は、扉3の下側に位置し、扉3の後面(加熱室2側の表面)や本体ケーシング1の前板55からの水滴を受けることができるようになっている。また、本体ケーシング1の前面の下部には、給水タンク26も着脱可能に取り付けられている。
上記扉3は、本体ケーシング1の前面側に下側の辺を軸に回動可能に取り付けられている。この扉3の前面(加熱室2とは反対側の表面)には、耐熱性を有する透明な外ガラス7が設けられている。また、扉3は、外ガラス7の上側に位置するハンドル8と、外ガラス7の右側に設けられた操作パネル9とを有している。
上記操作パネル9は、操作部の一例であり、カラー液晶表示部10およびボタン群11を有している。このボタン群11は、途中で加熱を止めるときなどに押す取り消しキー12と、加熱を開始するときに押すあたためスタートキー13とを含んでいる。また、操作パネル9には、スマートフォンなどからの赤外線を受ける赤外線受光部14が設けられている。
上記加熱室2内には被加熱物15が収容される。また、加熱室2内への金属製の調理トレイ91,92(図3に示す)の出し入れが可能になっている。加熱室2の左側面部2b,右側面部2cの内面には、調理トレイ91を支持する上棚受け16A,16Bが設けられている。また、加熱室2の右側面部2c,左側面部2bの内面には、上棚受け16A,16Bよりも下側に位置するように、調理トレイ92を支持する下棚受け17A,17Bが設けられている。
図3は、上記加熱調理器の主要部の構成を説明するための模式図である。この図3では、加熱室2を左側から見た状態が示されている。なお、図3において、図1,図2と同一の構成部には、同一参照番号を付している。
上記加熱調理器は、循環ダクト18と、循環ファン19と、上ヒータ20と、中ヒータ21と、下ヒータ22と、循環ダンパ23と、チューブポンプ25と、給水タンク26および蒸気発生装置70を備えている。この上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22は、それぞれ、例えばシーズヒータから成っている。なお、チューブポンプ25はポンプの一例であり、駆動方向によって給水動作と排水動作とを切り替え可能なポンプであればよい。
上記加熱室2の天面部2eは、後方に向かって徐々に低くなるように水平方向に対して傾斜する傾斜部2fを介して加熱室2の後面部2dと連なっている。この傾斜部2fに、循環ファン19と対向するように複数の吸込口27を設けている(図2参照)。また、加熱室2の天面部2eに上吹出口28を複数設けている。また、加熱室2の後面部2dに、第1後吹出口29、第2後吹出口30および第3後吹出口31を、それぞれ、複数設けている(図2参照)。なお、図3では、複数の吸込口27のうちの1個だけを示している。また、図3では、第1後吹出口29、第2後吹出口30および第3後吹出口31は各1個だけを示している。
上記循環ダクト18は、吸込口27、上吹出口28および第1〜第3後吹出口29〜31を介して加熱室2内と連通している。この循環ダクト18は、加熱室2の上側から後側に亘って設けられて、逆L字形状を呈するように延在している。また、循環ダクト18の左右方向の幅は、加熱室2の左右方向の幅より狭く設定されている。
上記循環ファン19は、遠心ファンであって、循環ファン用モータ56によって駆動される。この循環ファン用モータ56が循環ファン19を駆動すると、加熱室2内の空気や飽和蒸気(以下、「空気など」と言う)は、複数の吸込口27から循環ダクト18内に吸い込まれ、循環ファン19の径方向外側に吹き出す。より詳しくは、循環ファン19の上側では、空気などは、循環ファン19から斜め上方に流れた後、後方から前方に向かって流れる。一方、循環ファン19の下側では、空気などは、循環ファン19から斜め下方に流れた後、上方から下方に向かって流れる。なお、上記空気などは熱媒体の一例である。
上記上ヒータ20は、循環ダクト18内に配置され、加熱室2の天面部2eに対向している。この上ヒータ20は、上吹出口28へ流れる空気などを加熱する。
上記中ヒータ21は、環状に形成され、循環ファン19を取り囲んでいる。この中ヒータ21は、循環ファン19から上ヒータ20に向かう空気などを加熱したり、循環ファン19から下ヒータ22に向かう空気などを加熱したりする。
上記下ヒータ22は、循環ダクト18内に配置され、加熱室2の後面部2dに対向している。この下ヒータ22は、第2,第3後吹出口30,31へ流れる空気などを加熱する。
上記循環ダンパ23は、循環ダクト18内かつ中ヒータ21と下ヒータ22との間に回動可能に設けられている。この循環ダンパ23の回動は循環ダンパ用モータ59(図5に示す)によって行われる。
また、蒸気発生装置70は、上側開口を有する金属製の蒸気発生容器71と、その蒸気発生容器71の上側開口を覆う耐熱性樹脂(例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂)からなる蓋部72と、蒸気発生容器71の底部71aに鋳込まれたシーズヒータから成る蒸気発生用ヒータ73とを有する。この蒸気発生容器71の底部71a上には給水タンク26からの水が溜まり、熱源の一例としての蒸気発生用ヒータ73が蒸気発生容器71を介して上記水を加熱する。そして、蒸気発生用ヒータ73による加熱で発生した飽和蒸気は、樹脂製の蒸気チューブ35と金属製の蒸気管36とを流れて、複数の蒸気供給口37を介して加熱室2内に供給される(図2参照)。なお、図3では、複数の蒸気供給口37のうちの1個だけを示している。
また、上記加熱室2内の飽和蒸気は、循環ファン19により上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22に送られ、上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22で加熱することにより、100℃以上の過熱蒸気となる。
また、上記蓋部72には、一対の電極棒75a,75bから成る水位センサ75が取り付けられている。この電極棒75a,75bの間が導通状態になったか否かに基づいて、蒸気発生容器71の底部71a上の水位が所定水位になったか否かが判定される。
上記チューブポンプ25は、シリコンゴム等からなる弾性変形可能な給排水チューブ40をローラ(図示せず)でしごいて、そのローラの駆動方向によって、給水タンク26内の水を蒸気発生装置70に流したり、蒸気発生装置70内の水を給水タンク26に流したりする。この給排水チューブ40は、給水経路の一例である。
上記給水タンク26は、給水タンク本体41および連通管42を有する。この連通管42の一端部が給水タンク本体41内に位置する一方、連通管42の他端部が給水タンク26外に位置する。給水タンク26がタンクカバー43内に収容されると、連通管42の他端部がタンクジョイント部44を介して給排水チューブ40に接続される。すなわち、給水タンク本体41内が連通管42などを介して蒸気発生装置70内と連通する。
上記チューブポンプ25と給水タンク26と給排水チューブ40とタンクカバー43とタンクジョイント部44で給水装置を構成している。
図4は本体ケーシング1(図1に示す)の上面と両側面を覆う上面板1aと裏面板(図示せず)を取り外した加熱調理器を後方かつ斜め上方から見た斜視図を示している。図4において、図1〜図3と同一の構成部には、同一参照番号を付している。
図4に示すように、加熱室2の後側かつ左側(図4では右側)に給気ユニット100を設けている。この給気ユニット100は、下側に配置された給気ファン54と、その給気ファン54から上方に向かって延在する給気通路101と、給気通路101の上側から分岐して、加熱室2の後側上部の中央に位置する循環ファン用モータ56に向かって延在する第1冷却通路102を有している。詳しくは、給気ユニット100は、給気ファン54から上方に逆L字形状を呈するように延在している。
上記加熱室2の後側かつ右側(図4では左側)に排気ユニット200を設けている。この排気ユニット200は、排気ユニット用カバー220を含むハウジング210と、ハウジング210の下側に配置された排気ファン47とを有する。上記排気ユニット200の上部の右側方(図4では左側)に排気ダンパ用モータ60を配置している。この排気ダンパ用モータ60により、排気ユニット200内の上部に設けられた排気ダンパ(図示せず)を開閉する。
また、上記加熱室2の天面部2eに設けられた凹部310に赤外線センサユニット300を配置している。
上記加熱室2の天面部2eかつ赤外線センサユニット300の側方に、仕切板312を前後方向に立設している。この仕切板312によって、給気ダンパ51(図6に示す)近傍に設けられた第2冷却通路103(図6に示す)から赤外線センサユニット300が配置された流路に流れる冷却風が、本体ケーシング1内の左側面側に流れ出ないように遮っている。
図5は上記加熱調理器の制御ブロック図を示している。
上記加熱調理器は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御装置80を備えている。この制御装置80には、上ヒータ20,中ヒータ21,下ヒータ22,蒸気発生用ヒータ73,循環ファン用モータ56,排気ファン用モータ57,給気ファン用モータ58,循環ダンパ用モータ59,排気ダンパ用モータ60,給気ダンパ用モータ61,冷却ダンパ用モータ62,操作パネル9,湿度センサ53,庫内温度センサ76,水位センサ75,チューブポンプ25,マグネトロン4,赤外線センサ303,赤外線センサ用モータ304などが接続されている。この赤外線センサ用モータ304は、駆動部の一例である。
上記制御装置80は、操作パネル9,湿度センサ53,庫内温度センサ76,水位センサ75,赤外線センサ303などからの信号に基づいて、上ヒータ20,中ヒータ21,下ヒータ22,蒸気発生用ヒータ73,循環ファン用モータ56,排気ファン用モータ57,給気ファン用モータ58,循環ダンパ用モータ59,排気ダンパ用モータ60,給気ダンパ用モータ61,冷却ダンパ用モータ62,チューブポンプ25,マグネトロン4,赤外線センサ用モータ304などを制御する。
図6は上記加熱調理器の給気ユニット100と赤外線センサユニット300を含む構成を説明するための模式図を示している。この図6でも、図3と同様に、加熱室2を右側方から見た状態が示されている。なお、図6において、図3と同一の構成部には、同一参照番号を付している。
また、上記加熱室2の傾斜部2fに、給気ダンパ51で開閉される複数の給気口50を設けている(図2参照)。この複数の給気口50と給気ファン54を給気通路101を介して接続している。また、給気通路101の給気口50近傍から分岐する第1冷却通路102に冷却ダンパ52を設けている。例えば、給気ファン54はシロッコファンからなる。
また、上記加熱室2の天面部2eに設けられた凹部310に赤外線センサユニット300を配置している。
上記給気ファン54は、循環ファン用モータ56(図3に示す)と赤外線センサユニット300を冷却するための冷却ファンを兼ねている。また、上記給気ダンパ51は、給気口開閉部の一例である。また、冷却ダンパ52は、冷却通路開閉部の一例である。
図6の下側の円内に赤外線センサユニット300の構成を示す模式図を示している。上記赤外線センサユニット300は、図6に示すように、加熱室2の天面部2eに設けられた凹部310に軸方向が前後方向かつ水平方向に取り付けられた筒状ハウジング301と、その筒状ハウジング301内に回動可能に支持された円筒状のセンサ保持部302と、そのセンサ保持部302に保持された赤外線センサ303と、筒状ハウジング301の前面側の一端に取り付けられ、センサ保持部302を駆動する赤外線センサ用モータ304とを有する。この実施形態では、赤外線センサ303は、縦8×横8の64領域の温度を検出するエリアセンサを用いたが、赤外線センサはこれに限らず、センサ部が直線状に並んだラインセンサでもよい。
なお、赤外線センサユニット300の下側に断熱材を設けてもよい。この場合、断熱材のない場合よりも赤外線センサユニット300の温度を10℃〜15℃低下させることができる。
この赤外線センサユニット300は、赤外線センサ用モータ304により円筒状のセンサ保持部302を回動させることにより、加熱室2内に向かって赤外線センサ303の検出面を向けると共に、赤外線センサ303の検出面に垂直な軸を、本体ケーシング1の左右方向かつ垂直平面に沿って所定の角度範囲(例えば20度)内で回動させる(図5参照)。
図6では、給気ダンパ51が開いた状態で給気ファン54からの空気が複数の給気口50を介して加熱室2内に供給される。このとき、冷却ダンパ52により第1冷却通路102を閉じている。また、加熱室2内の余剰な空気などが、自然に、自然排気口45から第4風通路204へ流れ出る。
一方、給気ダンパ51が閉じて複数の給気口50が閉鎖され、冷却ダンパ52により第1冷却通路102を開くと、給気ファン54からの空気の一部が、給気通路101と第1冷却通路102を介して循環ファン用モータ56(図4,図5に示す)に供給される。さらに、給気ダンパ51を閉じることにより、給気ダンパ51近傍に設けられた第2冷却通路103が開いて、給気ファン54からの空気の残りが天面側に配置された赤外線センサユニット300に供給される。
また、図7〜図10は上記加熱調理器の赤外線センサ303の温度検出範囲を説明するための模式図を示している。なお、図7〜図10において、図1,図2と同一の構成部には、同一参照番号を付している。
図7,図8は上段に取り付けた調理トレイ91上の網棚93,94に載置された被加熱物の温度を検出するときの赤外線センサユニット300の赤外線センサ303(図6に示す)による温度検出範囲を示している。図7に示すように、加熱室2の天面部2eに加熱室2内に突出する凸部320に設けている。この凸部320は、図4に示す凹部310を形成することで形成されている。そして、凸部320に設けられた窓(図示せず)を介して赤外線センサ303により加熱室2内の被加熱物の温度を検出する。
図7に示す温度検出範囲は、正面視において調理トレイ91上の左側領域であり、図8に示す温度検出範囲は、正面視において調理トレイ91上の右側領域である。赤外線センサ用モータ304(図6に示す)により赤外線センサ303を有する円筒状のセンサ保持部302(図6に示す)を回動させて、赤外線センサ303の検出面を左右方向に振る。なお、この実施形態では、赤外線センサ303の温度検出範囲は、図7に示す左側領域と、図8に示す右側領域と、左側領域と右側領域との間の中央領域の3つの領域に分けられているが、4以上の複数の領域に分けてもよい。
また、図9,図10は加熱室2の底面上の被加熱物の温度を検出するときの赤外線センサユニット300の赤外線センサ303(図6に示す)による温度検出範囲を示している。図9に示す温度検出範囲は、正面視において加熱室2の底面上の左側領域であり、図10に示す温度検出範囲は、正面視において加熱室2の底面上の右側領域である。なお、この実施形態では、図7,図8と同様に、赤外線センサ303の温度検出範囲は、図9に示す左側領域と、図10に示す右側領域の一部が重なり合う2つの領域に分けられているが、3以上の複数の領域に分けてもよい。
図11,図12は上記赤外線センサ303のスイング動作を説明するための模式図を示している。この図11では、正面視において赤外線センサ303の温度検出範囲を調理トレイ91上の左側領域としている。また、図12では、正面視において赤外線センサ303の温度検出範囲を調理トレイ91上の右側領域としている。
図11の温度検出範囲では、調理トレイ91上の網棚93に載置された被加熱物95の温度を検出することができると共に、図12の温度検出範囲では、調理トレイ91上の網棚93に載置された被加熱物95の温度と調理トレイ91上の網棚94に載置された被加熱物96の温度を同時に検出することができる。
一方、図13に示す加熱室2の側面部に赤外線センサユニット400を配置した場合の比較例を示している。なお、この比較例は、この発明を説明するためのものであり、この発明ではない。図13に示すように、加熱室2の側面部に配置された赤外線センサユニット400では、調理トレイ91上の網棚93に載置された被加熱物95の温度を検出することができるが、手前の被加熱物95に遮られて網棚94に載置された被加熱物96の温度を確実に検出することができない。
上記構成の加熱調理器によれば、加熱室2の天面部2eから後面部2dに渡って設けられた循環ダクト18を介して加熱室2内の気体を循環ファン19により循環させるので、加熱室2の天面部2eの中央部分に上ヒータ20を配置することができ、加熱室2の天面部2eのうちの上ヒータ20が配置された領域を除く場所に赤外線センサ303を有する赤外線センサユニット300を配置することが可能になる。例えば、図16に示すように、加熱室2の天面部2eのうちの上ヒータ20が配置された領域を除く領域Aまたは領域Bが、赤外線センサ303を搭載可能な領域である。
これにより、加熱室2の側面部に赤外線センサを配置した場合よりも、赤外線センサユニット300が配置された加熱室2の天面部2e側すなわち上方からの視野角が広いので、加熱室2内の上段側に配置された調理トレイ91上の全領域において被加熱物の温度を正確に検出することができる。
また、上記加熱室2の天面部2eに加熱室2内に突出する凸部320に設けた窓(図示せず)を介して赤外線センサ303により加熱室2内の被加熱物の温度を検出することによって、加熱室2内の上段側に調理トレイ91が配置された状態で、赤外線センサ303から調理トレイ91上への視野角を広くでき、調理トレイ91上の全領域の温度をより確実に検出することが可能になる。
また、図7〜図10に示すように、赤外線センサ303を保持するセンサ保持部302を赤外線センサ用モータ304(駆動部)により回動させて、赤外線センサ303の検出範囲が本体ケーシング1の左右方向にスイングすることによって、調理トレイ91上の全領域に対して検出範囲が狭い赤外線センサ303を用いて、調理トレイ91上の全領域の温度を検出することができる。
〔第2実施形態〕
図14はこの発明の第2実施形態の加熱調理器の扉開鎖時の模式図である。この発明の第2実施形態の加熱調理器は、赤外線センサユニット500の配置位置を除いて第1実施形態の加熱調理器と同様の構成をしており、図1〜図6を援用する。
この第2実施形態の加熱調理器では、本体ケーシング1の前面側、かつ、本体ケーシング1の右側に設けられた操作パネル9(操作部)の後方(扉3を閉めた状態)は、操作パネル9が高熱に弱いことから加熱室2の中央側よりも温度が低くなるように設計されるので、この操作パネル9の後方に、赤外線センサ(図示せず)を有する赤外線センサユニット500を配置している。これによって、高熱の影響により赤外線センサの検出精度が低下するのを防ぐことができる。
〔第3実施形態〕
図15はこの発明の第3実施形態の加熱調理器の赤外線センサユニット600を含む要部の構成を説明するための模式図を示している。この発明の第3実施形態の加熱調理器は、赤外線センサユニット600の配置位置を除いて第1実施形態の加熱調理器と同様の構成をしており、図1〜図6を援用する。図15では、加熱室2を右側方から見た状態が示されている。
上記第3実施形態の加熱調理器は、加熱室2の天面部2eと後面部2dとを接続するコーナー部分に水平方向に対して傾斜する傾斜部2fに、赤外線センサ603を有する赤外線センサユニット600を配置している。なお、赤外線センサユニット600は、加熱室2の傾斜部2fに設けられた凹部610に配置されている。
この加熱調理器では、加熱室2の側面部に赤外線センサを配置した場合よりも、広い視野角を確保でき、赤外線センサ603の設置の自由度を広げることができる。
この発明の加熱調理器では、オーブンレンジなどにおいて、過熱蒸気または飽和蒸気を用いることによって、ヘルシーな調理を行うことができる。例えば、この発明の加熱調理器では、温度が100℃以上の過熱蒸気または飽和蒸気を食品表面に供給し、食品表面に付着した過熱蒸気または飽和蒸気が凝縮して大量の凝縮潜熱を食品に与えるので、食品に熱を効率よく伝えることができる。また、凝縮水が食品表面に付着して塩分や油分が凝縮水と共に滴下することにより、食品中の塩分や油分を低減できる。さらに、加熱室内は過熱蒸気または飽和蒸気が充満して低酸素状態となることにより、食品の酸化を抑制した調理が可能となる。ここで、低酸素状態とは、加熱室内において酸素の体積%が10%以下(例えば0.5〜3%)である状態を指す。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
この発明の加熱調理器は、
本体ケーシング1と、
上記本体ケーシング1内に配置された加熱室2と、
上記加熱室2の天面部2eから後面部2dに渡って設けられた循環ダクト18と、
上記循環ダクト18内に配置されたヒータ(20,21,22)と、
上記加熱室2内の気体を上記循環ダクト18と上記ヒータ(20,21,22)を介して循環させる循環ファン19と、
上記加熱室2の天面部2e側かつ上記循環ダクト18の側方に配置され、上記加熱室2内の被加熱物の温度を検出する赤外線センサ303と
を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、加熱室2の天面部2eから後面部2dに渡って設けられた循環ダクト18とヒータ(20,21,22)を介して加熱室2内の気体を循環ファン19により循環させるので、加熱室2の天面部2eの中央部分にヒータ(20,21,22)の一部または全部を配置することが可能になる。これにより、加熱室2の天面部2e側かつ循環ダクト18の側方、すなわち、加熱室2の天面部2eのうちのヒータ(20)が配置された領域を除く場所に赤外線センサ303を配置することが可能になり、加熱室2の側面部2b,2cに赤外線センサを配置した場合よりも、加熱室2の天面部2e側すなわち上方からの視野角が広いので、加熱室2内の上段側に配置された調理トレイ91上の全領域において被加熱物の温度を正確に検出できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記加熱室2の上記天面部2eに上記加熱室2内に突出する凸部320を設け、
上記赤外線センサ303は、上記凸部320に設けられた窓を介して上記加熱室2内の被加熱物の温度を検出する。
上記実施形態によれば、加熱室2の天面部2eに加熱室2内に突出する凸部320に設けた窓を介して赤外線センサ303により加熱室2内の被加熱物の温度を検出することによって、加熱室2内の上段側に調理トレイ91が配置された状態で、赤外線センサ303から調理トレイ91上への視野角を広くでき、調理トレイ91上の全領域の温度をより確実に検出することが可能になる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記赤外線センサ303を保持するセンサ保持部302と、
上記赤外線センサ303の検出範囲が上記本体ケーシング1の左右方向にスイングするように、上記センサ保持部302を回動させる駆動部304と
を備えた。
上記実施形態によれば、赤外線センサ303を保持するセンサ保持部302を駆動部304により回動させて、赤外線センサ303の検出範囲が本体ケーシング1の左右方向にスイングすることによって、調理トレイ91上の全領域に対して赤外線センサ303の検出範囲が狭くなっても、調理トレイ91上の全領域の温度を検出することができる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記本体ケーシング1の前面側、かつ、上記本体ケーシング1の左側または右側のいずれか一方に設けられた操作部9を備え、
上記赤外線センサは、上記操作部9の後方に配置されている。
上記実施形態によれば、本体ケーシング1の前面側、かつ、本体ケーシング1の左側または右側のいずれか一方に設けられた操作部9の後方は、操作部9が高熱に弱いことから加熱室2の中央側よりも温度が低くなるように設計されるので、この操作部9の後方に赤外線センサを配置することによって、高熱の影響により検出精度が低下するのを防ぐことができる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記加熱室2は、上記天面部2eと上記後面部2dとを接続するコーナー部分に水平方向に対して傾斜する傾斜部2fを有し、
上記加熱室2の上記傾斜部2fに上記赤外線センサ603を配置した。
上記実施形態によれば、加熱室2の天面部2eと後面部2dとを接続するコーナー部分に水平方向に対して傾斜する傾斜部2fに、赤外線センサ603を配置することによって、加熱室2の側面部2b,2cに赤外線センサを配置した場合よりも、広い視野角を確保でき、赤外線センサ603の設置の自由度が広がる。
1…本体ケーシング
1a…上面板
2…加熱室
2a…開口部
2b…左側面部
2c…右側面部
2d…後面部
2e…天面部
2f…傾斜部
3…扉
4…マグネトロン
5…排気ダクト
5a…吹出口
6…露受容器
7…外ガラス
8…ハンドル
9…操作パネル
10…カラー液晶表示部
11…ボタン群
12…取り消しキー
13…スタートキー
14…赤外線受光部
15…被加熱物
16A,16B…上棚受け
17A,17B…下棚受け
18…循環ダクト
19…循環ファン
20…上ヒータ
21…中ヒータ
22…下ヒータ
23…循環ダンパ
25…チューブポンプ
26…給水タンク
27…吸込口
28…上吹出口
29…第1後吹出口
30…第2後吹出口
31…第3後吹出口
35…蒸気チューブ
36…蒸気管
37…蒸気供給口
40…給排水チューブ
41…給水タンク本体
42…連通管
43…タンクカバー
44…タンクジョイント部
45…自然排気口
46…第1排気経路
47…排気ファン
48…強制排気口
50…給気口
51…給気ダンパ
52…冷却ダンパ
53…湿度センサ
54…給気ファン
55…前板
56…循環ファン用モータ
57…排気ファン用モータ
58…給気ファン用モータ
59…循環ダンパ用モータ
60…排気ダンパ用モータ
61…給気ダンパ用モータ
62…冷却ダンパ用モータ
70…蒸気発生装置
71…蒸気発生容器
71a…底部
72…蓋部
73…蒸気発生用ヒータ
75…水位センサ
75a,75b…電極棒
76…庫内温度センサ
80…制御装置
91,92…調理トレイ
93,94…網棚
100…給気ユニット
101…給気通路
102…第1冷却通路
103…第2冷却通路
200…排気ユニット
210…ハウジング
220…排気ユニット用カバー
300,400,500,600…赤外線センサユニット
301…筒状ハウジング
302…センサ保持部
303,603…赤外線センサ
304…赤外線センサ用モータ
310…凹部
320…凸部

Claims (3)

  1. 本体ケーシングと、
    上記本体ケーシング内に配置された加熱室と、
    上記加熱室の天面部から後面部に渡って、上記加熱室に隣接して設けられた循環ダクトと、
    上記循環ダクト内かつ上記加熱室の天面部に配置されたヒータと、
    上記加熱室内の気体を上記循環ダクトと上記ヒータを介して循環させる循環ファンと、
    上記加熱室の天面部の角部から離隔した位置に設けられた凹部、かつ、上記循環ダクトと上記加熱室の天面部に設けられた仕切板との間に配置され、上記加熱室内の被加熱物の温度を検出する赤外線センサと、
    上記加熱室の天面部に設けられ、上記循環ファンによって吸い込まれた上記加熱室内の空気を、上記ヒータを介して加熱して、上記加熱室内へ吹き出す上吹出口と
    を備えたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記加熱室は、上記天面部と上記後面部とを接続するコーナー部分に水平方向に対して傾斜する傾斜部を有し、
    上記循環ファンは、上記傾斜部に設けられていることを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    上記赤外線センサを保持するセンサ保持部と、
    上記赤外線センサの検出範囲が上記本体ケーシングの左右方向にスイングするように、上記センサ保持部を回動させる駆動部と
    を備えたことを特徴とする加熱調理器。
JP2014252759A 2014-12-15 2014-12-15 加熱調理器 Active JP6694231B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014252759A JP6694231B2 (ja) 2014-12-15 2014-12-15 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014252759A JP6694231B2 (ja) 2014-12-15 2014-12-15 加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016114287A JP2016114287A (ja) 2016-06-23
JP6694231B2 true JP6694231B2 (ja) 2020-05-13

Family

ID=56141455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014252759A Active JP6694231B2 (ja) 2014-12-15 2014-12-15 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6694231B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7066654B2 (ja) 2019-04-10 2022-05-13 信越化学工業株式会社 低誘電放熱フィルム用組成物及び低誘電放熱フィルム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58120030A (ja) * 1982-01-12 1983-07-16 Sanyo Electric Co Ltd 調理器
JP2002243157A (ja) * 2001-02-19 2002-08-28 Sanyo Electric Co Ltd 調理器
JP2009024914A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Sanyo Electric Co Ltd 食品調理装置
JP5115130B2 (ja) * 2007-10-11 2013-01-09 パナソニック株式会社 加熱調理機
JP5307893B2 (ja) * 2009-07-03 2013-10-02 シャープ株式会社 加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016114287A (ja) 2016-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6463014B2 (ja) 蒸気発生装置および加熱調理器
JP6637584B2 (ja) 加熱調理器
JP6431716B2 (ja) 加熱調理器
JP6694231B2 (ja) 加熱調理器
WO2015182485A1 (ja) 加熱調理器
JP6461656B2 (ja) 加熱調理器
JP6823152B2 (ja) 加熱調理器
JP6446253B2 (ja) 加熱調理器
JP6641183B2 (ja) 加熱調理器
JP2018031491A (ja) 加熱調理システム
JP6514963B2 (ja) 加熱調理器
JP6446291B2 (ja) 加熱調理器
JP6314050B2 (ja) 加熱調理器
JP6778017B2 (ja) 加熱調理器
JP6596255B2 (ja) 加熱調理器
JP6310820B2 (ja) 加熱調理器
JP6496627B2 (ja) 加熱調理器
JP6781575B2 (ja) 調理器
JP6663737B2 (ja) 加熱調理器
JP6491937B2 (ja) 加熱調理器
JP6741486B2 (ja) 水検知装置および加熱調理器
JP6616873B2 (ja) 加熱調理器
JP6410471B2 (ja) 加熱調理器
JP6581800B2 (ja) 加熱調理器
JP6496498B2 (ja) 加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180731

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180730

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180827

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190422

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20190507

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20190802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200129

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200417

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6694231

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20200417