JP2006084126A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 調理室を電熱ヒータにより被調理物を加熱調理するときの温度より低い温度に加熱した状態で(S2〜S4)、加熱した蒸気を蒸気供給機構により調理室に供給する(S6〜S9)清掃モードの実行を可能とした。この清掃モードでは、調理室に供給された加熱蒸気が調理室の壁面に触れて結露する。このとき、調理室は、電熱ヒータにより被調理物を加熱調理するときの温度より低い温度に加熱されており、蒸気を上述のように結露させると共に、調理室の壁面に付着している汚れを熱で軟化させるのにも効果を奏するから、結露の水分が汚れに浸透しやすくなって、汚れが充分にふやかされ、使用者による拭き取り性が充分に良くなる。
【選択図】 図1
Description
まず、図2には、加熱調理器(この場合、オーブンレンジ)の外箱1を示しており、これの内部に内箱2を配設して、該内箱2により、調理室3を包囲形成している。調理室3(内箱2)は、前面が開口部3aで示すように開口しており、底部に回転皿4を有し、その上方に棚皿5を配置するための皿受け6を左右の両側壁(左側壁のみ図示)に複数段有している。
又、調理室3の、この場合、右側の側壁には、第1の温度センサ14を設けており、この第1の温度センサ14は、調理室3の壁面温度を検知するもので、温度検知手段である。
そのうち、貯水タンク16には使用者が機外から給水し得るようになっており、ポンプ17は貯水タンク16内の水を送水管19を通じて蒸気発生器18に送り込み得るようになっている。
そして、そのほか、調理室3の外部には、図3には図示しないが、前記回転皿4を回転させるモータや、調理室3に熱風を送り込む電熱ヒータ及びファン、並びに調理室3にマイクロ波を供給するマイクロ波発生器であるマグネトロン及び導波管等をも配設している。
しかして、この制御装置22には、前記操作パネル8の各種操作キー9から成る操作入力部23より各種操作信号が入力されると共に、前記第1の温度センサ14から温度検知信号が入力され、前記蒸気発生器18に添設した第2の温度センサ24からも温度検知信号が入力されて、更に、前記扉7の開閉に応動する扉スイッチ25から扉開閉検知信号が入力されるようになっている。なお、扉スイッチ25は、扉7の開閉に応動することで扉7の開閉を検知する扉開閉検知手段として機能するものである。
調理は、被調理物を調理室3に収容して回転皿4の上に置き、又は皿受け6に掛けた棚皿5の上に置いて、扉7を閉じ、操作パネル8の操作キー9を選択操作して調理を開始させる。すると、上ヒータ12や下ヒータ13、又は熱風生成用のヒータ28及びファン29、もしくはマグネトロン30が作動して、被調理物を加熱調理する。
「清掃モード」を開始すれば、最初に、庫内灯31を点灯させて調理室3を照明する(ステップS1)。
上記ステップS2で、100〔℃〕以下ではない(NO:100〔℃〕以上である)と判断されれば、ステップS2を繰り返し、100〔℃〕以下である(YES)と判断されれば、上ヒータ12及び下ヒータ13を発熱させて調理室3を加熱する(ステップS3)。
上記ステップS4で、40〔℃〕以上ではない(NO:40〔℃〕以下である)と判断されれば、ステップS3、S4を繰り返し、40〔℃〕以上である(YES)と判断されれば、上ヒータ12及び下ヒータ13の発熱を停止させて調理室3の加熱を終了する(ステップS5)。
上記ステップS7で、180〔℃〕以上に達していない(NO)と判断されれば、ステップS6、S7を繰り返し、180〔℃〕以上に達した(YES)と判断されれば、蒸気供給機構15のポンプ17を作動させると共に、ファン11を作動させる(ステップS8)。これにより、貯水タンク16に貯留された水が送水管19を通じて蒸気発生器18に送り込まれるので、蒸気発生器18ではそれを上述の180〔℃〕以上の熱により瞬時に蒸気化させ、そして、その加熱した蒸気を、器本体18aの吐出口20から、調理室3の蒸気供給口21を通じて調理室3へと吹き出し供給する。又、その供給先の調理室3では、供給された蒸気をファン11が均一に分布させる。
ステップS13で、扉7が閉鎖された(YES)と判断されれば、換気ファン32を所定時間作動させて調理室3に外気を取り込み、その分、調理室3の空気を外部に排出させる吸・排気を行う(ステップS14)。
そして、ステップS15で、所定回数行った(YES)と判断されれば、ステップS14に進んで、換気ファン32を作動させることによる調理室3の吸・排気を行う。
これにより、「清掃モード」では、調理室3に供給された加熱蒸気が調理室3の壁面に触れて結露する。このとき、調理室3は、上記上下のヒータ12,13により被調理物を加熱調理するときの温度より低い温度に加熱されており、汚れの付着した壁面で蒸気を結露させると共に、その壁面に付着している汚れを熱で軟化させるのにも効果を奏する。かくして、結露の水分が汚れに浸透しやすくなるから、調理室3の壁面に付着している汚れは充分にふやかされ、使用者による拭き取り性が充分に良くなる。もって、調理室3の清掃性に充分に優れさせることができる。
[第2実施例]
図6に示す第2実施例においては、調理室3の蒸気供給口21に、蒸気の吹出し方向を変える変向手段として可動ルーバ41を設け、これを調理室3外に配置したモータ42により矢印Aで示すごとく作動させることによって、蒸気供給口21から吹出される蒸気の方向を変化させるようにしている。このようにすることにより、蒸気を調理室3に、より効率良く、均一に供給することができる。
図7及び図8に示す第3実施例においては、調理室3の壁面(内箱2の周壁内面)に親水性処理51を施している。この親水性処理51としては、例えばシリカ粉やアルミナ粉を所定量以上含んだ無機性の耐熱コーティングを調理室3の壁面に施せば良い。又、内箱2を酸化チタンを溶解した液体に浸漬しても良く、又、その酸化チタンを溶解した液体を調理室3の壁面にスプレー塗装しても良い。
Claims (7)
- 被調理物を収容する調理室と、この調理室に収容された被調理物を加熱する電熱ヒータとを具えると共に、加熱した蒸気を前記調理室に供給する蒸気供給機構を具え、
前記調理室を前記電熱ヒータにより前記被調理物を加熱調理するときの温度より低い温度に加熱した状態で、加熱した蒸気を前記蒸気供給機構により前記調理室に供給する清掃モードの実行を可能としたことを特徴とする加熱調理器。 - 調理室の壁面温度を検知する温度検知手段を具え、その温度検知に基づいて、清掃モードにおける蒸気供給機構による蒸気の供給を制御するようにしたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- 温度検知手段による調理室壁面の検知温度が100〔℃〕以下であることを条件に、清掃モードにおける蒸気供給機構による蒸気の供給を実行するようにしたことを特徴とする請求項2記載の加熱調理器。
- 報知手段を具え、この報知手段によって、清掃モードの実行の終了を報知するようにしたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- 調理室の扉の開閉を検知する扉開閉検知手段を具え、清掃モードの実行の終了時に、前記扉の開閉が検知されたことを条件に、調理室の吸・排気をするようにしたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- 調理室の扉の開閉を検知する扉開閉検知手段を具え、清掃モードの実行の終了後の所定時間のあいだ扉の開放が検知されないことを条件に、調理室の吸・排気をするようにしたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- 調理室への蒸気の供給に供する蒸気供給口に、蒸気の吹出し方向を変える変向手段を具えたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
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2004
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