JP6564468B2 - 回転電機の固定子および回転電機 - Google Patents

回転電機の固定子および回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP6564468B2
JP6564468B2 JP2017552321A JP2017552321A JP6564468B2 JP 6564468 B2 JP6564468 B2 JP 6564468B2 JP 2017552321 A JP2017552321 A JP 2017552321A JP 2017552321 A JP2017552321 A JP 2017552321A JP 6564468 B2 JP6564468 B2 JP 6564468B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
temperature detection
rotating electrical
electrical machine
detection element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017552321A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017090363A1 (ja
Inventor
馬場 雄一郎
雄一郎 馬場
伊藤 琢
琢 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Systems Ltd filed Critical Hitachi Automotive Systems Ltd
Publication of JPWO2017090363A1 publication Critical patent/JPWO2017090363A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6564468B2 publication Critical patent/JP6564468B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/20Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection for measuring, monitoring, testing, protecting or switching
    • H02K11/25Devices for sensing temperature, or actuated thereby
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)

Description

本発明は、回転電機の固定子および回転電機に関する。
固定子巻線の温度を高い応答性で高精度に検出する回転電機の固定子として次の構造が知られている。回転電機の固定子は、固定子鉄心と、固定子巻線と、固定子巻線の各相の中性点を電気的に接続する中性点端子と、温度検出素子と、中性点端子に設けられ、温度検出素子を覆うほぼ円筒状の金属製の伝熱部とを備えている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−131775号公報
特許文献1に開示される技術では、ほぼ円筒状の金属製の伝熱部が温度検出素子を覆っている。この構造では、温度検出素子のほぼ全周が金属製の伝熱部に覆われる。このため、低温時には金属が収縮して、金属製の伝熱部によって温度検出素子が全周から圧縮される可能性がある。圧縮荷重により温度検出素子には、クラックの発生や破損等による温度検出精度の低下や検出不能等の懸念がある。また、温度検出素子を覆うだけなので、高温時には金属の熱膨張により温度検出素子と金属製の伝熱部の間に隙間が生じ、温度検出素子が伝熱部から脱落する可能性がある。つまり、固定部材の熱膨張・収縮により温度検出素子に機械的影響が発生し易い。
本発明の第1の態様によると、回転電機の固定子は、複数のスロットが形成された固定子鉄心と、前記スロット内に装着された固定子コイルと、温度検出素子を有する温度検出部、および、前記温度検出部を覆って長手方向に延在された保護部材を備えた温度検出計と、前記固定子コイルに対する前記温度検出部の位置決め機構となる固定部材と、を備え、前記固定子コイルは、端部が互いに接合されて中性点を構成する各相の中性線を含んで構成され、前記各相の中性線における前記端部を少なくとも含む各部分は、前記固定子鉄心の軸方向に直交する一方の端面上に、該端面に沿って、かつ、前記固定子鉄心の周方向に沿って、互いに並列して配置された並列部を形成し、前記温度検出計は、前記固定部材を介して、前記保護部材の長手方向が前記周方向に沿うように、前記並列部の上に配置されており、前記固定部材は、前記並列部の前記端面に対向する面とは反対側の面に沿って延在し、一端側が前記各相の中性線の前記端部に接合されるとともに、前記端部に接合されていない他端側には、前記保護部材を固定する狭持部を有し、前記狭持部は、前記保護部材の長手方向における前記温度検出素子と重ならない位置で前記保護部材を挟持する。
本発明の第2の態様によると、回転電機は、上記第1の態様に記載の固定子を有する。
本発明によれば、固定部材の熱膨張・収縮が温度検出素子に及ぼす機械的影響を抑制することができる。
回転電機の全体構成を示す模式図。 本発明の第1の実施形態としての回転電機の固定子を示す斜視図。 図2に図示された温度検出計の構造の一例を示す斜視図。 図2の領域IVの拡大図。 図4に図示された温度検出計の固定構造を示し、(A)は側面図、(B)は(A)の断面模式図、(C)は上面図。 本発明の第2の実施形態を示す斜視図。 本発明の第3の実施形態を示し、(A)は第1の実施形態における図4に対応する領域の斜視図、(B)は(A)に図示された温度検出計の固定構造を示す断面模式図。 本発明の第4の実施形態を示し、(A)は第1の実施形態における図4に対応する領域の斜視図、(B)は(A)に図示された温度検出計の固定構造を示す断面模式図。 (A)、(B)は、それぞれ、温度検出計の変形例を示す側面の断面模式図。
−第1の実施形態−
以下、図1〜図5を参照して、本発明の回転電機の固定子の第1の実施形態を説明する。
図1は、回転電機の全体構成を示す模式図である。
図1では、回転電機1の一部分を断面とすることで、回転電機1の内部を示している。
回転電機1は、図1に示すように、ハウジング10と、ハウジング10に固定される固定子鉄心20を有する固定子2と、この固定子内に回転自在に配設される回転子3とを備えている。回転電機1の筐体は、フロントブラケット11、ハウジング10、リアブラケット12により構成され、ハウジング10はウォータージャケット13とともに回転電機の冷却水の通水路を構成している。
回転子3は、フロントブラケット11の軸受30A、リアブラケット12の軸受30Bにより支承されるシャフト31に固定されており、固定子鉄心20の内側において回転可能に保持されている。
図2は、本発明の第1の実施形態としての回転電機の固定子を示す斜視図である。
固定子2は、周方向に複数形成されたスロットを有した固定子鉄心20と、固定子巻線4と、固定子巻線4の温度を測定する温度検出計5を備えている。
固定子鉄心20は、所定厚さの磁性鋼板を軸方向に積層して環状に形成されており、軸方向に沿ったスロットが内周側の周方向に複数形成されている。
固定子巻線4、すなわち固定子コイルは、絶縁樹脂材でシート状に形成されたインシュレータ41を介して固定子鉄心20のスロット内に装着されている。固定子巻線4は、固定子鉄心20のスロットに略U字状の銅製の平角導体40を軸方向から挿入し、平角導体40の開口側端部を折り曲げ、平角導体同士の折曲部を溶接等により電気的に接続して構成されている。
平角導体40の溶接箇所は、絶縁樹脂材により覆われている。このように、固定子巻線4を平角導体40で構成することにより、1本の丸線導体を連続して多重に巻くよりも、固定子鉄心20の両端のコイルエンド42における固定子巻線4同士の隙間を大きくとることができる。但し、本発明において、固定子巻線4を丸線導体により形成することは差し支えない。
図2の固定子巻線4は、三相Y結線の巻線であり、U相固定子巻線、V相固定子巻線、W相固定子巻線が、平角導体40によって構成される。各相の固定子巻線4の一端はU相、V相、W相の出力端子43として配置され、各相の固定子巻線4の他端はU相、V相、W相が接続された中性点44を構成することで、三相交流回路を形成している。
固定子巻線4の中性点44には、固定子巻線4の温度計測用の温度検出計5が固定部材6によって固定されている。温度検出計5の固定構造の詳細については後述する。
温度検出計5は温度検出素子50(図3参照)を有する。温度検出素子50は、温度の変化に対して電気抵抗値が大きく変化する半導体から成る温度センサである。回転電機1のコントロールユニット(例えば、インバータ)は、温度検出素子50の抵抗値をモニタすることで、固定子巻線4の温度を検出する。検出された固定子巻線4の温度が規定値を超えた場合、コントロールユニットは回転電機1の性能を制限したり停止させたりして、固定子巻線4が異常過熱することを防止する。
固定子巻線4の温度が温度検出計5に伝熱することで温度検出素子50の温度が変化し、温度検出素子50の電気抵抗値が変化する。固定子巻線4から温度検出計5への伝熱性が低い場合、固定子巻線4の温度変化に対して温度検出素子50の温度変化、すなわち抵抗の変化に時間遅れが生じる。
このように、固定子巻線4の温度変化に対して温度検出素子50の温度変化に時間遅れが生じると、固定子巻線4の過熱を防止するためには、時間遅れ分だけ回転電機1の性能を制限する固定子巻線4の温度の規定値を小さく設定する等の対策が必要となる。しかし、このようにすると、回転電機1の持つ性能を十分に発揮することができない。回転電機1の持つ性能を十分に発揮するには、固定子巻線4に対する温度検出素子50の温度の追従性を確保する必要がある。
図3は、図2に図示された温度検出計の構造の一例を示す斜視図である。図3を用いて、固定子巻線4に配置される温度検出計の構造について説明する。
温度検出計5は、例えば、温度検出素子50と、温度検出素子50を封止する封止材51と、温度検出素子50と接続されるワイヤ52と、保護部材53とを備えている。温度検出素子50は、ニッケル,コバルト,マンガン等を主体とする遷移金属酸化物を焼結した半導体によって構成される。封止材51は、例えばガラス等の硬質素材により形成されている。温度検出素子50および封止材51は、温度検出素子部55を構成する。保護部材53は、例えば、樹脂等により形成された絶縁カバー53aの内部に、温度検出素子部55を覆う、例えば、エポキシ樹脂などの樹脂54が封入された構成を有している。保護部材53は、温度検出素子50に接続される正・負極一対のワイヤ52を覆って直線状に延出されたワイヤ52に沿って延在された軸状に形成されている。ワイヤ52は、回転電機1のコントロールユニット(図示せず)に接続されており、コントロールユニットの制御部により温度検出素子50の抵抗値がモニタされる。
温度検出素子50は、温度検出計5の内部に位置しているので、固定子巻線4の温度を応答性高く高精度に検出するためには、固定子巻線4から温度検出計5までの熱抵抗が低いことが望ましい。つまり、温度検出計5と固定子巻線4の間には空隙を設けずに、直接、接触させる構造とするか、あるいは温度検出計5と固定子巻線4との間に、例えば、金属等の熱伝導に優れる部材を介して接触することが望ましい。
また、温度検出素子部55に外部から圧縮等のストレスが加わると、低弾性の硬質素材からなる封止材51や温度検出素子50にクラックや破損が生じ、抵抗値不良による温度検出精度の低下や検出不能に至る可能性がある。温度検出素子部55の周囲には保護部材53があるが、保護部材53も温度により膨張、収縮したり、衝撃を伝導したりする。このため、保護部材53を介して温度検出素子部55に外部から圧縮等のストレスが加わる構造とすることは避けることが望ましい。
図4は、図2の領域IVの拡大図であり、図5は、図4に図示された温度検出計の固定構造を示し、図5(A)は側面図、図5(B)は図5(A)の断面模式図、図5(C)は上面図である。
固定子巻線4の上面には、温度検出計5を固定するための固定部材6が設置されている。
固定部材6は、金属等の剛性を有し、かつ、熱伝導性に優れる部材により形成されている。固定部材6は、板状の本体部60と、本体部60の一端側から延在する接合部61と、本体部60に離間して設けられた一対の前・後方側加締め部62a、62bを有する。前方側加締め部62aは、本体部60の接合部61との境界部付近に設けられている。後方側加締め部62bは、本体部60における前方側加締め部62aと反対側の端部に設けられている。前・後方側端部62a、62bは、加締め前は、細い帯形状を有し、湾曲状に変形可能となっている。前方側端部62aと後方側端部62bとは、温度検出素子部55の長さよりも大きい長さで離間している。前・後方側加締め部62a、62bは、加締めにより温度検出計5を挟持する挟持部を構成する。
図4に図示されるように、固定子巻線4は、各相のコイルエンドであるU相中性線44U、V相中性線44V、W相中性線44Wを含んでいる。U相、V相、W相の各中性線44U、44V、44Wは、固定子鉄心20の軸方向に直交する一方の端面上に、該端面に沿うように、かつ、周方向に沿って配置されている。U相、V相、W相の各中性線44U、44V、44Wは、中性点44で溶接等により接合されている。
固定部材6は、その接合部61をU相、V相、W相の各中性線44U、44V、44Wの端部に溶接等により接合した状態で、U相、V相、W相の各中性線44U、44V、44Wの上面側に各中性線44U、44V、44Wと同様に周方向に沿って配置される。固定部材6の接合部61をU相、V相、W相の各中性線44U、44V、44Wと共に中性点44で接合してもよい。固定部材6とU相、V相、W相の各中性線44U、44V、44Wを溶接により接合する場合、固定部材6は、各中性線44U、44V、44Wと同一の成分または主たる成分が同一の素材を用いることが好ましい。
なお、固定部材6をU相、V相、W相の各中性線44U、44V、44Wに接合するには、溶接によらず加締めによるようにしてもよい。
固定部材6の温度検出計5を固定する方法を説明する。
固定部材6の接合部61がU相、V相、W相の各中性線44U、44V、44Wに固定された状態で、固定部材6の本体部60の一面上に温度検出計5を載置する。このとき、図5(B)、5(C)に図示されるように、温度検出計5の温度検出素子部55が、保護部材53が延在される長手方向において、前方側加締め部62aと後方側加締め部62bとの間に位置するようにする。つまり、挟持部である前・後方側加締め部62a、62bそれぞれが、温度検出素子部55に重ならないようにする。
この状態で、前・後方側加締め部62a、62bを保護部材53の外周に巻き付けて、保護部材53を固定部材6の本体部60側に押し付けるようにして加締める。これにより、図5(A)〜(C)に示されるように、固定部材6の前・後方側加締め部62a、62bに温度検出計5が挟持され、固定される。
本発明の第1の実施形態によれば下記の効果を奏する。
(1)温度検出計5の温度検出素子部55が、保護部材53が延在される方向である長手方向において前方側加締め部62aと後方側加締め部62bとの間に位置し、挟持部である前・後方側加締め部62a、62bが温度検出素子部55と重ならない構造となっている。このため、固定部材6の本体部60が熱収縮して温度検出計5を圧縮しても、温度検出計5の保護部材53の挟持力すなわち保持力が向上するが、温度検出素子部55に直接的な圧縮荷重は加わらない。従って、固定部材6に熱膨張・収縮がおきても温度検出素子50または封止材51にクラックや破損が生じることを抑制することが可能である。つまり、温度検出素子部55に及ぼす機械的影響を抑制することができる。
(2)固定部材6の前・後方側加締め部62a、62bは、温度検出計5の保護部材53を加締め等により圧縮・保持しており、温度検出計5を固定部材6に押し付けた状態で保持している。このため、固定部材6が熱膨張・収縮しても常に温度検出計5は固定部材6と接触している。つまり、固定部材6が熱膨張・収縮しても固定子巻線4、固定部材6、温度検出計5の間には熱抵抗の増大につながる空隙を生じさせず、常に固定子巻線4と温度検出計5の間は熱伝導に優れた状態を確保することができる。
(3)固定部材6の前・後方側加締め部62a、62bは、温度検出計5を加締めにより固定部材6の本体部60に押し付けた状態で圧縮・保持している。このため、固定子2に振動等の外部荷重が加わった場合でも、温度検出計5の保持能力が高く、温度検出計5の脱落等を抑制することができる。
(4)固定部材6と固定子巻線4のU相、V相、W相の各中性線44U、44V、44Wとを溶接により接合した。このため、固定子巻線4の温度変化が固定部材6を介して速やかに温度検出計5に伝達される。
(5)温度検出計5を、U相、V相、W相の各コイルエンドである中性線44U、44V、44Wの上面側に各中性線44U、44V、44Wと同様に周方向に沿って配置した。このため、温度検出計5を固定子鉄心20の軸方向に配置する構造に比し、温度検出計5の高さを低くすることができる。また、温度検出計5を固定子鉄心20の軸方向に配置する構造では、温度検出計5のワイヤ52を中性線44U、44V、44Wに対して極端に折曲げる必要が生じるが、本実施形態ではその必要も無くなる。
−第2の実施形態−
図6は、本発明の第2の実施形態を示す斜視図である。図6では、温度検出計5の保護部材53の一部を除去し、温度検出素子部55が露出された状態を示している。
第2の実施形態は、固定部材6に設けられた一対の加締め部62c、62dが、共に本体部60の温度検出素子部55の後方側に設けられている構造を有している。
図6に図示されているように、固定部材6の一対の加締め部62c、62dは、共に、本体部60の接合部61とは反対側の端部近傍に、相互に離間して設けられている。加締め部62cは、温度検出素子部55側寄りに配置され、加締め部62dは、本体部60の端部側に配置されている。温度検出素子50および封止材51から構成される温度検出素子部55は、加締め部62cの前方側に、加締め部62cに重ならないように配置されている。
第2の実施形態では、固定部材6の接合部61は、U相、V相、W相の各中性相44U、44V、44Wが接合された中性点44に接合された構造として例示されている。
第2の実施形態における他の構造は、第1の実施形態と同様であり、対応する部材に同一の符号を付して説明を省略する。
第2の実施形態においても、第1の実施形態の効果(1)〜(5)を奏する。
−第3の実施形態−
図7は、本発明の第3の実施形態を示し、図7(A)は第1の実施形態における図4に対応する領域の斜視図であり、図7(B)は図7(A)に図示された温度検出計の固定構造を示す断面模式図である。
第3の実施形態では、固定部材6の加締め部62eは内方に中空部を有する筒形状に形成され、加締め部62eには、温度検出素子部55に対応する保護部材55の部分を露出する開口部63が形成されている構造を備えている。加締め部62eの開口部63は、加締め部62eの長手方向のほぼ中央部に位置している。
加締め部62eは、変形可能な薄肉とされている。固定部材6に温度検出計5を固定するには、加締め部62eの中空部に温度検出計5を挿通した状態で、筒状の加締め部62eを押し潰して温度検出計5を加締める。加締め部62eは、例えば、本体部60の一側面60aから延在された矩形部を設け、この矩形部を長手方向に平行な軸を中心として円形に湾曲させて形成する。加締め部62eは、本体部60側に向けて、換言すれば、上方から下方に向けて押し潰すのが好ましい。しかし、上下方向に直交する方向に押し潰したり、径方向にほぼ均一に押し潰したりしてもよい。要は、保護部材53が延在される方向である長手方向に交差する方向に押し潰せばよい。温度検出計5の温度検出素子部55は、長手方向において、加締め部62eの開口部63に対応する位置に設定されており、挟持部である加締め部62eが温度検出素子部55と重ならない構造となっている。
第3実施形態における他の構造は、第1の実施形態と同様であり、対応する部材に同一の符号を付して説明を省略する。
第3の実施形態においても、第1の実施形態の効果(1)〜(5)を奏する。
第3の実施形態では、温度検出素子部55を中央にして、その前部および後部において、加締め部62eにより温度検出計5を挟持する構造である点で、第1の実施形態と同様である。しかし、第3の実施形態では、加締め部62eが一体部材であるため、加締め作業が1回で済み、作業の効率性が優れている。
−第4の実施形態−
図8は、本発明の第4の実施形態を示し、図8(A)は第1の実施形態における図4に対応する領域の斜視図であり、図8(B)は図8(A)に図示された温度検出計の固定構造を示す断面模式図である。
第4の実施形態は、固定部材6の加締め部62fが筒形状である点で第3の実施形態と同様である。しかし、第4の実施形態では、加締め部62fには、第3の実施形態における開口部63が形成されておらず、長手方向のほぼ中央部に、径方向に膨出する膨出部64を有する構造を備えている。
図8(B)に図示されるように、加締め部62fの膨出部64は、本体部60とは反対側に向けて膨出している。温度検出計5は、温度検出素子部55が、長手方向における加締め部62fの膨出部64の領域内に配置された状態で固定部材6に加締められている。この状態で、温度検出計5と、加締め部62fの膨出部64との間には空隙Sが形成されている。つまり、固定部材6の加締め部62fは、温度検出計5の保護部材53を挟む挟持部と、保護部材53との間で空隙Sを設けるように保護部材53と向き合う対向部とを有し、温度検出素子部55は、空隙Sを挟んで対向部と向き合う位置に配置されている。
加締め部62fは、第3の実施形態と同様な方法で作製することができる。但し、本体部60の一側面60aから延在された矩形部に、膨出部64を形成するための凹部を形成したうえで、この矩形部を円形に湾曲させる必要がある。
第4の実施形態の固定部材6に温度検出計5を固定するには、加締め部62fの中空部に温度検出計5を挿通する。温度検出計5を温度検出素子部55が加締め部62fの膨出部64に対応するように位置決めする。そして、加締め部62fを、長手方向における膨出部64の前後の部分で押し潰して温度検出計5を加締める。これにより、図8(B)に示されるように、温度検出計5の温度検出素子部55が、長手方向における加締め部62fの膨出部64の領域内に配置された状態で固定部材6に加締められた構造が得られる。
第4の実施形態における他の構造は、第1の実施形態と同様であり、対応する部材に同一の符号を付して説明を省略する。
第4の実施形態においても、第1の実施形態の効果(1)〜(5)を奏する。
また、第3の実施形態と同様、加締め部62fが温度検出素子部55を中央にして、その前部および後部の部分が1つの部材として一体化されているので、第3の実施形態と同様、作業の効率性が優れている。
なお、第4の実施形態において、加締め部62fの中空部の径を、長手方向全体に亘り温度検出計5を遊挿する大きさにしておき、温度検出計5を中空部内に配置した状態で、温度検出素子部55の前後の部分に対応する加締め部62fの部分を押し潰して加締めるようにしてもよい。この方法によれば、加締め部62fの作製が容易となり、コストを低減することができる。
上記各実施形態における温度検出計5は、一例を例示しただけであり、他の構造を採用することができる。
図9(A)、図9(B)は、それぞれ、温度検出計の変形例を示す側面の断面模式図である。
図9(A)に示された温度検出計5Aは、温度検出素子50と、温度検出素子50を封止する封止材51と、温度検出素子50と接続されるワイヤ52と、封止材51およびワイヤ52を覆う保護部材57とを備えている。温度検出素子50および封止材51は、温度検出素子部55を構成する。温度検出計5Aは、図3に示された温度検出計5とは異なり、保護部材57は絶縁カバー53aを有しておらず、樹脂のみにより構成されている。
図9(B)に示された温度検出計5Bは、温度検出素子50と、温度検出素子50と接続されるワイヤ52と、温度検出素子50およびワイヤ52を覆う保護部材57とを備えている。温度検出計5Bは、温度検出計5Aとは異なり、温度検出素子50を封止する封止材51を備えていない。つまり、温度検出計5Bでは、温度検出素子50が温度検出素子部55を構成する。温度検出計5Bは、封止材51を備えていないので、封止材51にクラックが発生したり破損したりすることがない。このため、温度検出計5Bを用いる場合には、加締め部62a〜62fは、保護部材53、57の長手方向において温度検出素子50と重ならない位置に配置すればよい。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
1 回転電機
2 固定子
4 固定子巻線
5、5A、5B 温度検出計
6 固定部材
44 中性点
44U U相中性線
44V V相中性線
44W W相中性線
50 温度検出素子
51 封止材
53 保護部材
53a 絶縁カバー
54 樹脂
55 温度検出素子部
57 保護部材
62a 前方加締め部
62b 後方加締め部
62c〜62f 加締め部
63 開口部
S 空隙

Claims (8)

  1. 複数のスロットが形成された固定子鉄心と、
    前記スロット内に装着された固定子コイルと、
    温度検出素子を有する温度検出部、および、前記温度検出部を覆って長手方向に延在された保護部材を備えた温度検出計と、
    前記固定子コイルに対する前記温度検出部の位置決め機構となる固定部材と、を備え、
    前記固定子コイルは、端部が互いに接合されて中性点を構成する各相の中性線を含んで構成され、
    前記各相の中性線における前記端部を少なくとも含む各部分は、前記固定子鉄心の軸方向に直交する一方の端面上に、該端面に沿って、かつ、前記固定子鉄心の周方向に沿って、互いに並列して配置された並列部を形成し、
    前記温度検出計は、前記固定部材を介して、前記保護部材の長手方向が前記周方向に沿うように、前記並列部の上に配置されており、
    前記固定部材は、前記並列部の前記端面に対向する面とは反対側の面に沿って延在し、一端側が前記各相の中性線の前記端部に接合されるとともに、前記端部に接合されていない他端側には、前記保護部材を固定する狭持部を有し、
    前記狭持部は、前記保護部材の長手方向における前記温度検出素子と重ならない位置で前記保護部材を挟持する回転電機の固定子。
  2. 請求項1に記載の回転電機の固定子であって、
    前記温度検出部は、前記温度検出素子を覆う封止材を有し、
    前記保護部材は前記封止材を覆う樹脂と前記樹脂を覆う絶縁カバーとを有し、
    前記狭持部は、前記保護部材を長手方向に交差する方向から前記絶縁カバーを挟む回転電機の固定子。
  3. 請求項1または2に記載の回転電機の固定子であって、
    前記狭持部は、第1狭持部と、前記第1狭持部との間で前記温度検出部を露出するための露出空間を形成する第2狭持部と、により構成される回転電機の固定子。
  4. 請求項3に記載の回転電機の固定子であって、
    前記第1狭持部および前記第2狭持部は、前記保護部材を長手方向に交差する方向にそれぞれ挟持し、
    前記第1狭持部と前記第2狭持部とは、互いに反対方向から前記保護部材をそれぞれ挟持する回転電機の固定子。
  5. 請求項1または2に記載の回転電機の固定子であって、
    前記狭持部は、前記温度検出素子と対向する位置に開口部を有する回転電機の固定子。
  6. 請求項1または2に記載の回転電機の固定子であって、
    前記固定部材は、前記保護部材との間で空隙を設けるように前記保護部材と向き合う対向部を有し、
    前記温度検出素子は、前記空隙を挟んで前記対向部と向き合う位置に配置される回転電機の固定子。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の回転電機の固定子であって、
    前記温度検出計は、前記保護部材が前記温度検出部を覆う部分のうち少なくとも一部の太さが他の部分よりも大きい回転電機の固定子。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の固定子を有する回転電機。
JP2017552321A 2015-11-25 2016-10-26 回転電機の固定子および回転電機 Active JP6564468B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015229276 2015-11-25
JP2015229276 2015-11-25
PCT/JP2016/081653 WO2017090363A1 (ja) 2015-11-25 2016-10-26 回転電機の固定子および回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017090363A1 JPWO2017090363A1 (ja) 2018-06-21
JP6564468B2 true JP6564468B2 (ja) 2019-08-21

Family

ID=58764236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017552321A Active JP6564468B2 (ja) 2015-11-25 2016-10-26 回転電機の固定子および回転電機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10971977B2 (ja)
JP (1) JP6564468B2 (ja)
CN (1) CN108352761B (ja)
WO (1) WO2017090363A1 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6852615B2 (ja) * 2017-08-01 2021-03-31 株式会社豊田自動織機 回転電機のステータ
DE102017215091A1 (de) * 2017-08-29 2019-02-28 Volkswagen Aktiengesellschaft Anordnung und Verfahren zur Kontaktierung eines Temperatursensors an einem Wickelkopf einer Elektromaschine
DE102017217355A1 (de) * 2017-09-28 2019-03-28 Robert Bosch Gmbh Stator einer elektrischen Maschine
CN109586447B (zh) * 2017-09-29 2022-01-07 比亚迪股份有限公司 定子组件和具有其的电机和车辆
DE102017218473A1 (de) * 2017-10-16 2019-04-18 Robert Bosch Gmbh Stator einer elektrischen Maschine
US11411473B2 (en) 2017-11-02 2022-08-09 Hitachi Astemo, Ltd. Stator for rotating electric machine and rotating electric machine
JP6652980B2 (ja) * 2018-02-26 2020-02-26 本田技研工業株式会社 ステータ、サーミスタ固定構造およびサーミスタ固定方法
EP3537579B1 (en) * 2018-03-07 2022-05-11 Vitesco Technologies GmbH Isolation ring for isolating end windings of a stator generator for a hybrid electric vehicle
DE102018208385A1 (de) * 2018-05-28 2019-11-28 Zf Friedrichshafen Ag Stator einer elektrischen Maschine mit einer Anordnung zur Temperaturerfassung und elektrische Maschine mit einem solchen Stator
DE102018208384A1 (de) * 2018-05-28 2019-11-28 Zf Friedrichshafen Ag Stator einer elektrischen Maschine mit einem Temperatursensor und elektrische Maschine mit einem solchen Stator
JP6674070B1 (ja) * 2018-08-02 2020-04-01 株式会社芝浦電子 温度検知装置および組付体
DE102018121354A1 (de) * 2018-08-31 2020-03-05 Valeo Siemens Eautomotive Germany Gmbh Stator mit einer Temperaturerfassungseinheit für einen Elektromotor
DE102018221572A1 (de) * 2018-12-12 2020-06-18 Robert Bosch Gmbh Temperaturerfassungsvorrichtung eines Elektromotors
DE102018131973A1 (de) * 2018-12-12 2020-06-18 Thyssenkrupp Ag Stator und elektrische Maschine
JP7172732B2 (ja) * 2019-02-27 2022-11-16 株式会社デンソー 回転電機、その温度検出器、その製造方法、および保護方法
DE102019206006A1 (de) * 2019-04-26 2020-10-29 Robert Bosch Gmbh Stator einer elektrischen Maschine mit tauschbarem Temperatursensor
FR3109033B1 (fr) * 2020-04-06 2022-03-18 Valeo Equip Electr Moteur Unité de stator de machine électrique tournante comprenant un support avec moyens de fixation du capteur de température intégrés
DE112021000861T5 (de) 2020-04-07 2022-11-24 Hitachi Astemo, Ltd. Stator einer rotierenden elektrischen maschine und rotierende elektrische maschine
DE102021116111A1 (de) 2021-06-22 2022-12-22 Tdk Electronics Ag Messaufbau und Halterung
DE102021207625A1 (de) 2021-07-16 2023-01-19 Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung Elektrische Maschine
DE102021212225A1 (de) * 2021-10-29 2023-05-04 Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung Stator einer elektrischen Maschine
DE102021213953A1 (de) * 2021-12-08 2023-06-15 Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung Stator einer elektrischen Maschine mit einer Temperatursensoranbindung

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4188553A (en) * 1978-02-08 1980-02-12 A. O. Smith Corporation Pocket receptacle for securing a sensing element within electrical windings
DE8709261U1 (ja) * 1987-07-04 1987-08-20 Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt, De
US5367282A (en) * 1992-07-21 1994-11-22 Texas Instruments Incorporated Electric motor protector sensor
US7535136B2 (en) * 2006-02-22 2009-05-19 Emerson Electric Co. Protector mounting apparatus for protector mounted on the windings of a motor
JP4716130B2 (ja) * 2006-11-22 2011-07-06 株式会社デンソー 回転電機の固定子
JP2008178222A (ja) 2007-01-18 2008-07-31 Toyota Motor Corp 温度検出素子取付部材および回転電機
JP4751942B2 (ja) 2009-06-17 2011-08-17 アイシン精機株式会社 ステータ
JP5193986B2 (ja) * 2009-11-27 2013-05-08 日立オートモティブシステムズ株式会社 温度センサおよび回転電機
JP2011223827A (ja) * 2010-04-14 2011-11-04 Toyota Motor Corp 回転電機
JP2012057980A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Aisin Aw Co Ltd 温度検出装置
JP2013051807A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Hitachi Automotive Systems Ltd 回転電機
JP2013172478A (ja) * 2012-02-17 2013-09-02 Nifco Inc インシュレータ及びステータ
FR2995739A1 (fr) * 2012-09-17 2014-03-21 Valeo Equip Electr Moteur Isolant de bobine apte a recevoir un capteur de temperature, interconnecteur pour stator et support pour capteur de temperature correspondants
DE102013202534A1 (de) * 2013-02-18 2014-08-21 Robert Bosch Gmbh Spule mit Halteclip für einen Sensor
JP5693686B2 (ja) * 2013-09-09 2015-04-01 三菱電機株式会社 回転電機

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017090363A1 (ja) 2017-06-01
US20180337580A1 (en) 2018-11-22
CN108352761A (zh) 2018-07-31
CN108352761B (zh) 2020-02-07
US10971977B2 (en) 2021-04-06
JPWO2017090363A1 (ja) 2018-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6564468B2 (ja) 回転電機の固定子および回転電機
US8022584B2 (en) Stator of a dynamoelectric machine equipped with temperature detection
JP5693686B2 (ja) 回転電機
WO2014112013A1 (ja) 電動機
JP6160397B2 (ja) 回転電機ステータ
JP2007089295A (ja) 回転電機およびレゾルバ
TWI638502B (zh) Axial gap type rotating electric machine and stator for rotating electric machine
JP6729419B2 (ja) 回転電機のステータ
JP6281499B2 (ja) 回転電機用ステータ
JP5292973B2 (ja) 回転電機の固定子及び回転電機
JP2013219913A (ja) 回転電機
JP5019960B2 (ja) モータ及びモータの製造方法
JP2011223827A (ja) 回転電機
JP6481353B2 (ja) 回転電機のステータ
KR20110069047A (ko) 전기 기계용 고정자 구조체
JP5193986B2 (ja) 温度センサおよび回転電機
JP6443303B2 (ja) 回転電機ステータ
US9312735B2 (en) Stator and rotary electric machine
JP5609211B2 (ja) 回転電機の固定子及び回転電機の固定子の製造方法
JP5181246B2 (ja) レゾルバのステータ構造及びレゾルバ
JP6459301B2 (ja) 回転電機の固定子
JP2019047661A (ja) 回転電機
JP7450705B2 (ja) 回転電機の固定子及び回転電機
JP2016092875A (ja) 回転電機の固定子及び回転電機
WO2021124669A1 (ja) バスバーガイド及びそれを用いたバスバー集合体、モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180918

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190716

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190726

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6564468

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350