JP5019960B2 - モータ及びモータの製造方法 - Google Patents

モータ及びモータの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、温度検出素子を備えたモータ及びモータの製造方法に関する。
一般に、絶縁性のインシュレータに金属線からなるコイルが巻線されたモータ及びモータの製造方法が知られている。このようなモータでは、巻線機によって自動的にインシュレータに金属線を巻線することによりコイルを形成している。具体的には、インシュレータを巻線機のダミーコアに装着した後、金属線の一端部(以下、巻線開始部分)をインシュレータに形成されたコイル溝に挿入する。次に、巻線開始部分の端部を巻線機に固定した状態で、ダミーコアとともにインシュレータを回転させる。これにより、金属線供給部から供給される金属線がインシュレータに巻線されてコイルが形成される。
このように巻線機に装着されるインシュレータにおいて、巻線開始部分が挿入されるコイル溝はひつだけだが、巻線機へ装着する際の装着方向の自由度を高めるために、対称な位置に一対または複数対のコイル溝が設けられている(特許文献1参照)。
また、過度の発熱からモータを保護するための温度検出素子を備えたモータ及びモータの製造方法が知られている。
特許文献2には、コイルが巻線される極歯部が形成された積層鉄心と、積層鉄心の両端部に装着されるインシュレータと、サーマルプロテクタ(温度検出素子)とを備えたモータの固定子が開示されている。この固定子においては、インシュレータに凹部が形成され、その凹部にサーマルプロテクタが装着されている。
この固定子を有するモータでは、インシュレータに装着されたサーマルプロテクタによってコイルの温度を検出してモータを保護している。
特開2002−176753号公報 特開2000−333397号公報
しかしながら、上述した特許文献2のモータの固定子では、インシュレータに凹部を形成しなくてはならないため、インシュレータの構成が複雑になるといった課題がある。
本発明は、上述した課題を解決するために創案されたものであり、インシュレータの構成を複雑にすることなく温度検出素子を取り付け可能なモータ及びモータの製造方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、管部の両端部に形成されたつばを有し、前記管部にコイルが巻線されるインシュレータと、温度検出素子とを備えたモータにおいて、前記インシュレータの少なくとも一端側のつばには、一対のコイル溝が対称な位置に形成され、一方のコイル溝には、前記コイルの巻線開始部分が挿入され、他方のコイル溝には、前記温度検出素子が取り付けられていることを特徴とするモータである。
また、請求項2に記載の発明は、前記温度検出素子は、前記他方のコイル溝の壁面によって押圧されていることを特徴とする請求項1に記載のモータである。
また、請求項3に記載の発明は、前記コイル溝は、少なくとも一端部が開口されていることを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載のモータである。
また、請求項4に記載の発明は、前記コイル溝の幅が途中部から開口側に向かって広がるように、前記コイル溝の壁面の端部がテーパー状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のモータである。
また、請求項5に記載の発明は、前記温度検出素子は、前記コイルによって押圧されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータである。
また、請求項6に記載の発明は、前記温度検出素子の幅と前記コイル溝の幅とが同じであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータである。
また、請求項7に記載の発明は、前記コイルを構成する金属線の直径は、前記コイル溝の幅より小さいことを特徴とする 請求項6に記載のモータ。
また、請求項8に記載の発明は、前記コイル溝は、回転軸方向に延びることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のモータである。
また、請求項9に記載の発明は、前記コイルの金属線の巻き数が、回転軸方向と直交する径方向において異なり、前記コイル溝は、前記巻き数の多い側の前記インシュレータのつばに形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のモータである。
また、請求項10に記載の発明は、一対のコイル溝が対称な位置に形成されたインシュレータの一方のコイル溝にコイルの巻線開始部分を挿入した状態でインシュレータにコイルを巻線する巻線工程と、前記巻線工程の後に、前記一対のコイル溝のうちコイルが挿入されていない他方のコイル溝に温度検出素子を挿入する工程とを備えたことを特徴とするモータの製造方法である。
本発明の請求項1の構成によると、コイルを巻線する際に巻線機へのインシュレータの装着方向の自由度を高めるために、元々形成されていた一対のコイル溝のうち、コイルが挿入されていない他方のコイル溝に温度検出素子を取り付けるので、インシュレータの構成を複雑にすることなく温度検出素子を取り付けることができる。
本発明の請求項2の構成によると、コイル溝の開口された一端部から巻線開始部分や温度検出素子の配線を引き出すことができる。
本発明の請求項3の構成によると、温度検出素子を他方のコイル溝の壁面により押圧することによって、温度検出素子の取り付けをより簡単化することができる。
本発明の請求項4の構成によると、コイル溝の壁面の端部をテーパー状に形成することによって、温度検出素子を容易にコイル溝に挿入することができる。
本発明の請求項5の構成によると、温度検出素子をコイルによって押圧することにより、温度検出素子をより強固に取り付けることができるとともに、接触によりコイルの温度の検出精度を向上させることができる。
本発明の請求項6の構成によると、温度検出素子をコイル溝に挿入し挟持することができる。
本発明の請求項7の構成によると、コイルの巻線開始部分を容易にコイル溝に挿入することができる。
本発明の請求項8の構成によると、コイルの巻線開始部分、巻線終了部分及び温度検出素子の配線を回転軸方向へと取り出すことができる。
本発明の請求項9の構成によると、コイルの金属線の巻き数の多い側のインシュレータのつばにコイル溝を形成することによって、温度検出素子をコイルの巻き数が多い側のつばに設けることができる。この結果、温度検出素子とコイルとの接触領域を増大させることができるので、より正確にコイルの温度を検出することができる。
本発明の請求項10の構成によると、巻線した後に、空いているインシュレータのコイル溝に温度検出素子を取り付けるので、インシュレータの構成を複雑にすることなく容易に温度検出素子を取り付けることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。尚、本実施形態は、三相式のインナーロータ型のブラシレスモータに本発明を適用したものである。
図1は、本実施形態によるブラシレスモータの全体斜視図である。図2は、図1におけるA−A線に沿った断面図である。図3は、ケースに装着されたステータの斜視図である。図4は、ステータの平面図である。図5は、インシュレータ及びステータコイルが装着されたステータの1セグメントの斜視図である。図6は、温度検出素子が取り付けられたインシュレータ周辺の拡大図である。図7は、インシュレータ及びステータコイルが装着されたステータの1セグメントの平面図である。図8は、インシュレータの側面図である。図9は、図8におけるB−B線に沿った断面図である。図10は、取り付けられた温度検出素子近傍の平面図である。図11は、回転軸方向から視た温度検出素子近傍の側面図である。
図12及び図13は、ステータの1セグメントの斜視図である。図14は、ヨークセグメントの斜視図である。図15及び図16は、ヨーク板の平面図である。図17は、ティースセグメントの斜視図である。図18及び図19は、ティース板の平面図である。図20は、図3におけるC−C線に沿った断面図である。図21は、図3におけるD−D線に沿った断面図である。尚、便宜上、図3、図12、図13では、インシュレータ及びステータコイルを省略している。また、図4、7、8、11では、ステータコイルのみを断面図で示している。
図1〜図4に示すように、ブラシレスモータ1は、ケース2と、ロータ3と、シャフト4と、インシュレータ5と、バスリング6と、ステータ7と、ステータコイル8と、温度検出素子9とを備えている。
ケース2は、互いにボルト(図示略)で固定されたアルミニウム製のケース部11及びケース部12からなる。図1に示すように、ケース部12の外周面には、入出力端子13が設けられている。尚、図2において、入出力端子13は便宜上省略している。
図3及び図20に示すように、ケース部12の内底面(内側面)12dには、後述するステータ7のヨークセグメント21、22の圧入溝23の一端を閉鎖してティースセグメント42、43を押圧可能な10個の閉鎖リブ12aが一体的に突出するように且つ外周縁部から中心側へ延びるように形成されている。また、図3及び図21に示すように、ケース部12の内底面12dの外周縁部には、ステータ7を固定するための固定ネジ60が螺合されるネジ孔12bが設けられた取付部12cが9個所に形成されている。
図2に示すように、ロータ3の外周部には、複数の磁石3aが設けられている。ロータ3の内周部には、シャフト4が圧入されている。シャフト4は、シャフト部4aと、ロータ3が装着されるシャフト部4bとを有する。シャフト部4a、4bは、減速用の遊星ギヤ14によって連結されている。
インシュレータ5は、ガラス繊維を含む絶縁性のPBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂からなり、ステータ5に取り付けられるものである。図4〜図9に示すように、インシュレータ5は、内端部15と、外端部16と、管部17とを有する。尚、内端部15及び外端部16が、請求項に記載のつばに相当する。
内端部15は、ステータ7の径方向の内側に板状に形成され、ヨーク部21方向にティース部42により押圧される。
外端部16は、ステータコイル8の巻き数の多い側である、ステータ7の径方向の外側に板状に形成され、ティース部42方向にヨーク部21により押圧される。外端部16には、管部17と連結される内側部分の近傍に回転軸方向に延びる一対のコイル溝16a、16bが形成されている。一対のコイル溝16a、16bのうち、一方のコイル溝16aにのみステータコイル8の巻線開始部分8aが挿入されるが、後述する巻線機100に装着する際に、インシュレータ5の装着方向の向きの自由度を高めるために、一対のコイル溝16a、16bが管部17を挟み対称な位置に同じ形状で形成されている。図9に示すように、コイル溝16a、16bは、外端部16の回転軸方向の全長にわたって形成され、回転軸方向の両端部は開口されている。コイル溝16a、16bの開口部分(両端部分)には、温度検出素子9を容易に挿入して押圧するためのテーパー部16cが形成されている。コイル溝16a、16bが途中部から開口側(端部側)に向かって広がるように、テーパー部16cの壁面はテーパー状に形成されている。
管部17は、中空の管状に形成され、内端部15と外端部16とを連結するものである。管部17の内部にはティース41が挿通されるとともに、管部17の外部にはステータコイル8が巻線される。
ステータコイル8は、銅線102(図22参照)がインシュレータ5の管部17に巻線されて形成されている。尚、図4及び図7に示すように、ステータコイル8の巻き数は、内側よりも外側の方が多くなるように巻かれている。ステータコイル8の一部は、図11に示すように、ステータコイル8と温度検出素子9とを接触させて熱の伝導効率を向上させ、且つ、温度検出素子9の位置ずれを抑制するために温度検出素子9を押圧している。
温度検出素子9は、ステータコイル8の温度を検出するためのものである。図4〜図7に示すように、温度検出素子9は、18個のインシュレータ5のうち、インシュレータ5aのステータコイル8の巻線開始部分8aが挿入されていないコイル溝16bのテーパー部16cに取り付けられている。
図10及び図11に示すように、温度検出素子9は、温度により抵抗値が変化する検出部9aと、ガラス樹脂からなる保護部材9bと、配線9cとからなる。温度検出素子9の保護部材9bの幅は、コイル溝16a、16bのテーパー部16cの開口側の幅よりも小さく且つ最奥部の幅よりも大きく形成されている。これにより、コイル溝16bのテーパー部16cに挿入された温度検出素子9は、PBT樹脂からなるインシュレータ5のテーパー部16cの側壁面によって押圧されて挟持される。また、温度検出素子9のステータコイル8側の面は、ステータコイル8によって押圧されている。尚、温度検出素子9の保護部材9bまたは配線9cを、更に、接着剤により接着してもよい。
バスリング6は、ステータコイル8の三相及び中性点に対応した4枚の黄銅板を有し、各ステータコイル8を結線する。
図3に示すように、ステータ7はケース2のケース部12の内側に固定されている。図3〜図13に示すように、ステータ7は、独立した構成体であるヨーク部20のヨークセグメント21、22とティース部40のティースセグメント42、43とが互いに連結され、更に、隣接するヨークセグメント21、22同士が連結された構成を有する。ここで、図4から明らかなように、ヨークセグメント21、22とティースセグメント42、43は、同数であり且つ一対一の関係になっており、ティースセグメント42、43が、隣接するヨークセグメント21、22間に跨ることがないように連結されている。
図3及び図4に示すように、ヨーク部20は、略円弧状の4個のヨークセグメント21と1個のヨークセグメント22とが遊嵌により連結されて略円筒形状に形成されている。以下、ヨークセグメント21に関しては詳細に説明し、ロータ3の回転方向R(以下、回転方向Rという)の長さが異なる以外は略同じ構成のヨークセグメント22に関しては簡単に説明する。
図14に示すように、ヨークセグメント21の内周側には、ロータ3の回転軸方向(以下、回転軸方向という)に延びる4本の圧入溝23が形成されるとともに、各圧入溝23の一端部には圧入溝23の一端を閉鎖してティースセグメント42を押圧可能な閉鎖壁24が形成されている。圧入溝23は、平面視にて、ティースセグメント42の内側への離脱を防止するために、内周側の辺が外周側の辺よりも短い台形状に形成されている。
ヨークセグメント21の回転方向Rの一端部には嵌合溝25が形成され、他端部には隣接するヨークセグメント21、22の嵌合溝25に遊嵌可能な嵌合突部26が形成されている。尚、嵌合溝25と嵌合突部26は、遊嵌部分において嵌合溝25と嵌合突部26の間に、例えば、約0.03mmのギャップが形成された状態で遊嵌されている。そして、ヨークセグメント21、22の嵌合溝25に隣接するヨークセグメント21、22の嵌合突部26を嵌合させることにより各ヨークセグメント21、22が遊嵌により連結されてヨーク部20が形成される。
ヨークセグメント21の外周部には、ケース部12の外周部12eの内面に当接させてステータ7を位置決めするための2個のガイド部27が形成されている。また、ガイド部27には、ステータ7を固定するための固定ネジ60が通される部分円弧状の凹部28が形成されている。尚、ケース部12には、凹部28に対応した位置に、凹部28と組み合わせることで円形状になる部分円弧状の凹部(図示略)が形成されている。
各ヨークセグメント21は、図15及び図16に示す、約0.5mmの鉄板からなる2種類のヨーク板29、ヨーク板30が積層された構成を有する。ヨーク板29、30には、共に、嵌合溝25、嵌合突部26、ガイド部27、凹部28を構成する嵌合溝部位25a、嵌合突部部位26a、ガイド部部位27a、凹部部位28aが形成されている。更に、ヨーク板29には閉鎖壁24を構成する閉鎖壁部位24aが形成され、ヨーク板30には圧入溝23を構成する圧入溝部位23aが形成されている。各ヨークセグメント21では、2枚のヨーク板29が積層され、その上に50枚のヨーク板30が積層された状態でかしめられて各ヨーク板29、30が固定されている。即ち、各閉鎖壁24は、2枚のヨーク板29の閉鎖壁部位24aにより構成されている。
次に、ヨークセグメント22について図13を参照して簡単に説明する。ヨークセグメント22は、圧入溝23及び閉鎖壁24が2つずつ設けられ、それに伴って、ヨークセグメント21より回転方向Rの長さが短くなるように構成されている。また、ヨークセグメント22も閉鎖壁部位24aが形成されたヨーク板及び圧入溝部位23aが形成されたヨーク板(図示略)が積層された構造を有する。
図3及び図4に示すように、ティース部40は、18個のティース41を有し、4個のティースセグメント42と、1個のティースセグメント43とを備えている。以下、ティースセグメント42については詳細に説明し、回転方向Rの長さが異なる以外は略同じ構成のティースセグメント43については簡単に説明する。
図17に示すように、ティースセグメント42は、4個のティース41と、連結部44とを有する。各ティース41は、圧入突部45と、インシュレータ5に挿通される四角柱状のコイル支持部46と、インシュレータ5よりも内側に設けられた先端部47とからなる。圧入突部45は、ヨーク部20の圧入溝23に隙間なく圧入可能な形状に形成されている。圧入突部45の回転方向Rの幅は、インシュレータ5に挿通される際に、圧入突部45が障害にならないようにコイル支持部46の回転方向Rの幅よりも小さくなるように形成されている。
先端部47は、コイル支持部46と回転軸方向の厚みが同じで且つコイル支持部46よりも回転方向Rの幅が広い平面板状に形成されている。各ティースセグメント42内において、ティース41の先端部47の回転方向Rの端部のうち回転軸方向の一部は、隣接するティース41の先端部47の対応する一部と連結部44により連結されて一体的に形成されている。また、図3及び図4に示すように、隣接するティースセグメント42のティース41の先端部47間にはギャップ48が形成されている。先端部47の内周面は、回転方向Rの径方向を法線ベクトルとする平面形状に形成されている。これにより、先端部47の内周面において、回転時に磁力線の変化の大きい回転方向Rの両端部とロータ3との距離が、磁力線の変化の小さい回転方向Rの中心部とロータ3との距離よりも長くなる。
図17に示すように、連結部44は、隣接するティース41の先端部47の間に3個ずつ設けられている。各ティース41間の3個の連結部44は、回転軸方向において連結部44間にステータ7の径方向に貫通された空間ができるように、先端部47の回転軸方向の両端部と中央部とに所定間隔を空けて形成されている。
ティースセグメント42は、図18及び図19に示す、約0.5mmの鉄板からなる2種類のティース板49、ティース板50が積層された構成を有する。ティース板49には、ティース41と連結部44を構成する4個のティース部位41a及びそれらを連結する3個の連結部部位44aが形成されている。一方、ティース板50は、ティース41を構成するティース部位41aのみからなる。各ティースセグメント42では、2枚のティース板49、23枚のティース板50、2枚のティース板49、23枚のティース板50、2枚のティース板49が積層方向に順次積層された状態でかしめられて、各ティース板49、50が固定されている。即ち、各連結部44は、2枚のティース板49の連結部部位44aによって構成されている。尚、積層方向の各層において、ティース板50は、4個所のティース41に対応した位置に1枚ずつ合計4枚が配置され、これら4枚が配置された層を1層として、積層方向に23層ずつ積層されている。
次に、ティースセグメント43について図13を参照して簡単に説明する。ティースセグメント43は、ティース41を2個だけ有し、それに伴って、回転方向Rの長さが短くなるように形成されている。また、ティースセグメント43もティース部位41a及び連結部部位44aが形成されたティース板とティース部位41aのみからなるティース板(図示略)とが積層された構造を有する。
次に、ステータ7がケース2のケース部12に装着された状態について、図3、図20及び図21を参照して説明する。
図20に示すように、ケース部12に閉鎖リブ12aが形成されている部分では、固定ネジ60(図21参照)により固定された状態において、ヨーク部20の圧入溝23の一端部に形成された閉鎖壁24によってティース41の一端面が押圧されるとともに、圧入溝23の他端部側に設けられたケース部12の閉鎖リブ12aによってティース41の他端面が押圧される。これにより、ヨーク部20に対するティース部40の離脱を防止できる。
尚、図3に示すように、18個のティース41に対して閉鎖リブ12aは10個しか形成されていないが、各ティースセグメント42、43が2つの閉鎖リブ12aにより押圧されるように閉鎖リブ12aが配置されているので、10個の閉鎖リブ12aでも全てのティースセグメント42、43の離脱を防止できる。
また、図3に示すように、ヨーク部20にガイド部27が形成されている部分では、ガイド部27の外周面がケース部12の外周部12eの内面に当接して、ヨーク部20が位置決めされている。また、図21に示すように、ガイド部27の凹部28に挿通された固定ネジ60が、ケース部12に形成されたネジ孔12bに螺合されている。これにより、ヨーク部20がティース部40とともにケース部12に固定される。
次に、上述したブラシレスモータの組み立て工程における巻線工程及び温度検出素子取り付け工程について簡単に説明する。図22は、巻線工程を説明するための概略図である。
図22に示す巻線機100のダミーコア101をインシュレータ5aの管部17に挿通して、固定治具によりインシュレータ5aを挟持してダミーコア101に固定する。そして、銅線102の端部分102a(ステータコイル8の巻線開始部分8aに相当)をインシュレータ5aのコイル溝16aに嵌め込むとともに、銅線102の先端部102bを巻線機100の固定部103に固定する。この状態でダミーコア101を回転させることによって、インシュレータ5aが回転し、銅線供給部(図示略)から供給される銅線102がインシュレータ5aに巻線されてステータコイル8が形成される。
ここで、銅線102の巻き順は特に限定されるものではないが、例えば、外端部16から内端部15へと一層巻線した後、内端部15から外端部16へと折り返すように一層巻線し、これらを繰り返すことによって複数層の銅線102が巻線されたステータコイル8を形成することが考えられる。
この後、ステータコイル8が挿入されていないコイル溝16bに開口部側から温度検出素子9が挿入される。ここで温度検出素子9は、コイル溝16bの側壁によって押圧されて挟持されるまで奥に挿入される。尚、温度検出素子9を接着剤などにより接着してもよい。
上述したように、ステータコイル8を巻線する際に巻線機100へのインシュレータ5a(5)の装着方向の自由度を高めるために、元々形成されていた一対のコイル溝16a、16bのうち、使用されていないコイル溝16bに温度検出素子9を取り付けるので、インシュレータ5a(5)の構成を複雑にすることなく温度検出素子9を取り付けることができる。
また、ステータコイルの銅線と銅線との間に温度検出素子を取り付ける方法の場合、巻線された銅線を移動させて銅線と銅線との間にスペースを形成した状態で温度検出素子を取り付けるためコイル(銅線)が傷つきやすいといった問題があるが、ブラシレスモータ1では、ステータコイル8をほとんど動かすことなく温度検出素子9を取り付けることができるので、ステータコイル8の破損を抑制することができる。
また、温度検出素子9をコイル溝16bの側壁面により押圧可能に構成することによって、ステータコイルの銅線と銅線との間にスペーサを形成するための治具が不要になるとともに、接着剤が不要となるので温度検出素子9の取り付け工程を簡略化することができる。尚、接着剤により温度検出素子9を接着する場合でも、温度検出素子9を仮止めすることができるので、容易に接着することができる。インシュレータ5a(5)をPBT樹脂により構成することによって、よりコイル溝16bの側壁面による押圧を強固にすることができる。
また、コイル溝16bにテーパー状のテーパー部16cを形成することによって、温度検出素子9を容易にコイル溝16bに挿入することができる。
また、温度検出素子9をステータコイル8によって押圧することによって、より強固に温度検出素子9を取り付けることができるとともに、接触によりステータコイル8の温度の検出精度を向上させることができる。
また、コイル溝16a、16bの端部を開口させることによって、ステータコイル8の銅線102及び温度検出素子8の配線9cを容易に取り出すことができる。更に、コイル溝16bを回転軸方向に延びるように形成することによって、ステータコイル8の銅線102及び温度検出素子9の配線9cを回転軸方向へと取り出すことができるので、銅線102及び配線9cの取り出しを容易にできる。
また、コイル溝16a、16bをインシュレータ5の外端部16に形成することによって、ステータコイル8の巻き数の多い外側に温度検出素子9を取り付けることができる。これにより、コイル溝16a、16bのステータコイル8側の開口面をステータコイル8により塞ぐことができるので、ステータコイル8の熱を温度検出素子9に効率よく伝えることができる。この結果、ステータコイルの巻き数が少ない側にコイル溝を設けて温度検出素子と空気との接触が多くなる構成に比べて、温度検出素子9による温度検出の精度をより向上させることができる。
以上、実施形態を用いて本発明を詳細に説明したが、本発明は本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載及び特許請求の範囲の記載と均等の範囲により決定されるものである。以下、上記実施形態を一部変更した変更形態について説明する。
例えば、図23に示すインシュレータ5Aのように、一対のコイル溝16d、16eを外端部16の回転軸方向の半分の長さに形成してもよい。このように構成する場合にも、コイル溝16d、16eは、管部17の中心を挟み点対称な位置に形成されている。コイル溝16dにはステータコイル8の巻線開始部分8aが挿入され、コイル溝16eには温度検出素子9が挿入される。
また、コイル溝16d、16eのようにテーパー部を省略して、全長にわたって同じ幅に形成してもよい。テーパー部を省略する場合は、コイル溝16d、16eの幅を温度検出素子9の幅と同じ幅にすることが好ましい。これにより、コイル溝16d、16eの壁面により温度検出素子9を押圧して挟持することができる。更に、このように構成する場合、ステータコイル8をコイル溝16eに挿入可能にするために、ステータコイル8の銅線102の直径は、コイル溝16d、16eの幅よりも小さくすることが好ましい。これにより、銅線102の巻線開始部分がコイル溝16d、16eに挿入されて、銅線102により温度検出素子9をより確実に押圧して位置ズレを抑制することができる。
また、図24に示すように、インシュレータ5Bを分割された2つのインシュレータ部65A、65Bにより構成してもよい。インシュレータ部65A(65B)は、コイル溝66a(66b)が形成された外端部66A(66B)と、管部67A(67B)と、内端部(図示略)とを有する。コイル溝66aにはステータコイル8の巻線開始部分8aが挿入され、コイル溝66bには温度検出素子9が挿入される。尚、インシュレータをこのように分割して構成する場合において、コイル溝をインシュレータの全長にわたって形成してもよい。
また、上述の実施形態では、コイル溝16a、16bにおいて、温度検出素子9をステータコイル8の巻線開始部分8aと同じ側に設けたが、巻線開始部分8aとは回転軸方向において反対側のコイル溝16のテーパー部16cに設けてもよい。
また、上述の実施形態では、コイル溝16a、16bを外端部16に形成したが、内端部にコイル溝を形成してもよい。但し、ステータコイルの巻き数の多い側の端部(つば)にコイル溝を設けることが好ましい。尚、このように構成する場合でも、コイル溝は管部を挟み対称な位置に同一の形状で形成される。また、巻線工程では、内端部側から銅線102を巻線してステータコイルを形成する。更に、コイル溝を内端部及び外端部の両方に形成してもよい。
また、上述の実施形態では、温度検出素子9を1つだけ設けたが、複数の温度検出素子9をモータ1の複数のインシュレータ5aに設けてもよい。
また、ステータコイルを構成する金属線の直径(以下、線径)、コイル溝の幅(以下、溝幅)及び温度検出素子の幅(以下、素子幅)は特に限定されるものでないが、一例として、次のように構成してもよい。線径を約0.9mm、溝幅及び素子幅を約1mm、または、線径を約1.3mm、溝幅及び素子幅を約2mm、または、線径及び溝幅を約2.3mm、素子幅を約2mmにそれぞれ構成してもよい。
また、インシュレータ5は、PBT樹脂以外の、ステータコイル8の押圧力に対抗できる程度の強度を有する絶縁性の樹脂により構成してもよい。具体的には、ガラス繊維を含むPA66(ポリアミド66、66ナイロン)樹脂、PEI(ポリエーテルイミド)樹脂、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂、ベークライト樹脂などをインシュレータ5を構成する材料として採用することができる。
また、上述の実施形態では、ブラシレスモータに本発明を適用したが、他のモータ、例えば、アウターロータ型、非分割ステータ型などのモータに適用してもよい。また、インシュレータをロータに取り付けるブラシ付きモータに適用してもよい。更に、このようなモータは、例えば、電動バイクなどに装着することができる。
本実施形態によるブラシレスモータの全体斜視図である。 図1におけるA−A線に沿った断面図である。 ケースに装着されたステータの斜視図である。 ステータの平面図である。 インシュレータ及びステータコイルが装着されたステータの1セグメントの斜視図である。 温度検出素子が取り付けられたインシュレータ周辺の拡大図である。 インシュレータ及びステータコイルが装着されたステータの1セグメントの平面図である。 インシュレータの側面図である。 図8におけるB−B線に沿った断面図である。 取り付けられた温度検出素子近傍の平面図である。 回転軸方向から視た温度検出素子近傍の側面図である。 ステータの1セグメントの斜視図である。 ステータの1セグメントの斜視図である。 ヨークセグメントの斜視図である。 ヨーク板の平面図である。 ヨーク板の平面図である。 ティースセグメントの斜視図である。 ティース板の平面図である。 ティース板の平面図である。 図3におけるC−C線に沿った断面図である。 図3におけるD−D線に沿った断面図である。 巻線工程を説明するための概略図である。 変更形態における図9相当図である。 変更形態における図9相当図である。
符号の説明
1 ブラシレスモータ
5、5a、5A、5B インシュレータ
8 ステータコイル
8a 巻線開始部分
9 温度検出素子
9a 検出部
9b 保護部材
9c 配線
15 内端部
16 外端部
16a、16b コイル溝
16c テーパー部
17 管部
65A、65B インシュレータ部
66a、66b コイル溝
66A 外端部
67A 管部
100 巻線機
101 ダミーコア
102a 端部分
102b 先端部
102 銅線

Claims (10)

  1. 管部の両端部に形成されたつばを有し、前記管部にコイルが巻線されるインシュレータと、温度検出素子とを備えたモータにおいて、
    前記インシュレータの少なくとも一端側のつばには、一対のコイル溝が対称な位置に形成され、
    一方のコイル溝には、前記コイルの巻線開始部分が挿入され、
    他方のコイル溝には、前記温度検出素子が取り付けられていることを特徴とするモータ。
  2. 前記温度検出素子は、前記他方のコイル溝の壁面によって押圧されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記コイル溝は、少なくとも一端部が開口されていることを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載のモータ。
  4. 前記コイル溝の幅が途中部から開口側に向かって広がるように、前記コイル溝の壁面の端部がテーパー状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のモータ。
  5. 前記温度検出素子は、前記コイルによって押圧されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータ。
  6. 前記温度検出素子の幅と前記コイル溝の幅とが同じであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータ。
  7. 前記コイルを構成する金属線の直径は、前記コイル溝の幅より小さいことを特徴とする 請求項6に記載のモータ。
  8. 前記コイル溝は、回転軸方向に延びることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のモータ。
  9. 前記コイルの金属線の巻き数が、回転軸方向と直交する径方向において異なり、
    前記コイル溝は、前記巻き数の多い側の前記インシュレータのつばに形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のモータ。
  10. 一対のコイル溝が対称な位置に形成されたインシュレータの一方のコイル溝にコイルの巻線開始部分を挿入した状態でインシュレータにコイルを巻線する巻線工程と、
    前記巻線工程の後に、前記一対のコイル溝のうちコイルが挿入されていない他方のコイル溝に温度検出素子を挿入する工程とを備えたことを特徴とするモータの製造方法。
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