JP6522982B2 - 車体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、左フロントピラーおよび右フロントピラー間にダッシュロアパネルが設けられ、ダッシュロアパネルで車室およびエンジンルームが仕切られる車体構造に関する。
車体構造のなかには、フロアトンネルの前端部がダッシュロアパネルに車室側から接合され、ダッシュクロスにフロアトンネルの前端部の上部が連結部材で連結され、連結されたダッシュクロスが車幅方向に延出されるものが知られている。
車幅方向に延出した状態でダッシュクロスが左フロントピラーおよび右フロントピラーに架け渡される。また、フロアトンネルの前端部のうち下端部がフロアフレームに連結される(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1の車体構造によれば、前突によりエンジンルームの動力源(例えば、エンジン)が車体後方に移動してダッシュクロスに当接した場合、ダッシュクロスに荷重が車体後方に向けて水平に入力する。
ダッシュクロスに入力した荷重は、連結部材を経てフロアトンネルの前端部の上部からフロアトンネルの側壁に沿って下端部まで伝えられる。すなわち、ダッシュクロスに入力した水平方向の荷重が下方車幅外方向に向かう荷重に方向転換される。
さらに、フロアトンネルの下端部まで伝えられた荷重がフロアフレームに沿って車体後方に向けて伝えられる。すなわち、フロアトンネルの下端部まで下方車幅外方向に向かう荷重が車体後方水平に向かう荷重に方向転換される。
このように、ダッシュクロスに入力した荷重を、連結部材、フロアトンネルおよびフロアフレームに伝えて支持することによりダッシュロアパネルの変形が抑制される。
特許第4483592号公報
しかし、特許文献1の車体構造は、ダッシュクロスに入力した荷重が下方車幅外方向に向かう荷重に方向転換され、さらに、フロアトンネルの下端部まで伝えられた荷重が車体後方水平に向かう荷重に方向転換される。
よって、荷重が方向転換される部位の曲げモーメントを考慮して、荷重が方向転換される部位を大形化する必要がある。このため、車体構造の重量増加を抑えることが難しく、この観点から改良の余地が残されている。
本発明は、ダッシュロアパネルの変形を抑制でき、さらに、重量を軽減できる車体構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、左フロントピラーおよび右フロントピラー間にダッシュロアパネルが設けられ、該ダッシュロアパネルの上端部にダッシュアッパパネルが設けられ、前記ダッシュロアパネルで車室およびエンジンルームが車体前後方向に仕切られ、前記車室側にフロアパネルが設けられる車体構造において、前記フロアパネルのフロアトンネルに沿って前記ダッシュロアパネルまで延びるトンネルフレームと、該トンネルフレームの前端部から、前記ダッシュロアパネルのうち前記車室側の面に沿って前記ダッシュアッパパネルまで立ち上げられるダッシュフレームと、該ダッシュフレームに交差するように車幅方向へ延ばされ、前記ダッシュロアパネルのうち前記エンジンルーム側の面に設けられて前記左フロントピラーおよび前記右フロントピラーに架け渡されるダッシュクロスと、を備え、前記ダッシュロアパネルは、前記ダッシュアッパパネルから前記フロアトンネルの前端部まで垂下される鉛直パネル部と、該鉛直パネル部の下端部から前記フロアパネルまで車体後方に向けて下り勾配に延ばされる傾斜パネル部と、該傾斜パネル部および前記鉛直パネル部の交差部に形成される屈曲部と、を有し、該屈曲部を車室側から覆うように前記ダッシュロアパネルに設けられることにより、該ダッシュロアパネルとともに閉断面を形成する補強メンバを備えることを特徴とする。
請求項2は、前記車体構造は、前記エンジンルームに設けられて車体前後方向へ延び、かつ、前記ダッシュクロスに連結されるフロントサイドフレームと、該フロントサイドフレームに連結され、かつ、前記ダッシュクロスの断面内部に設けられるバルクヘッドと、を備えることを特徴とする。
請求項3は、前記ダッシュフレームは、車幅方向に間隔をおいて左右側に一対設けられ、前記トンネルフレームの前端部から前記ダッシュアッパパネルに向けて車幅方向に広がるように延出されることを特徴とする。
請求項は、前記ダッシュロアパネルは、前記車室側に膨出されることにより車輪を回避するホイールアーチ部を有し、該ホイールアーチ部に設けられ、前記補強メンバと一体に形成されるタイヤ荷重受部を備えることを特徴とする。
請求項は、前記タイヤ荷重受部は、前記エンジンルーム側へ膨出するビードを有し、前記ホイールアーチ部は、前記エンジンルーム側へ向けて凹状に形成され、前記ビードを収納する凹部を有することを特徴とする。
請求項は、前記タイヤ荷重受部は、該タイヤ荷重受部の上部が前記ホイールアーチ部を介して前記ダッシュクロスに重ね合わされることを特徴とする。
請求項は、前記車体構造は、ダッシュロアパネルに前記車室側から設けられ、ペダルを支持するペダルブラケットを備え、前記ダッシュクロスは、車幅方向の中央部が両端部よりも上方に配置され、前記ペダルブラケットの下部に前記ダッシュロアパネルを介して重ね合わされる中央クロス部を有することを特徴とする。
請求項は、前記車体構造は、前記フロアパネルの外側に沿って車体前後方向に延びるサイドシルと、該サイドシルの車幅方向内側に設けられ、かつ、前記フロアパネルに沿って車体前後方向に延びるフロアフレームと、該フロアフレームおよび前記トンネルフレーム間に設けられ、かつ、前記フロアパネルに沿って車体前後方向に延びるトンネルサイドフレームと、を備え、前記サイドシル、前記フロアフレーム、前記トンネルサイドフレームおよび前記トンネルフレームに、前突により入力した荷重が伝えられることを特徴とする。
請求項は、前記車体構造は、前記サイドシルの前端部に設けられるフロントピラーと、前記フロントピラーから前記フロアフレームまで車幅方向内側で、かつ車体後方に向けて傾斜状に延びる傾斜メンバと、該傾斜メンバから前記トンネルサイドフレームまで車幅方向内側に延びる横メンバと、を備えることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、トンネルフレームの前端部からダッシュフレームをダッシュロアパネルに沿ってダッシュアッパパネルまで立ち上げた。よって、ダッシュフレームは、トンネルフレームおよびダッシュアッパパネルで強固に支持される。このダッシュフレームにダッシュクロスを交差させて車幅方向に延ばした。
これにより、エンジンルームの動力源(例えば、エンジン)が前突により後退した場合、動力源がダッシュクロスに当接してダッシュクロスに荷重が入力する。さらに、ダッシュクロスに入力した荷重がダッシュフレームに伝えられる。
ここで、ダッシュフレームは、トンネルフレームおよびダッシュアッパパネルで強固に支持されている。よって、ダッシュフレームに伝えられた荷重をダッシュフレームで支持することによりダッシュロアパネルの変形を抑制できる。
すなわち、ダッシュロアパネルの変形を、ダッシュフレームにダッシュクロスを交差させるという簡単な構成で抑制できるので車体構造を軽量にできる。
さらに、ダッシュフレームをダッシュアッパパネルまで立ち上げることにより、ダッシュアッパパネルをダッシュフレームで補強できる。これにより、ダッシュアッパパネルの剛性が高められ、ダッシュアッパパネルで支えるフロントガラスの振動を抑制できる。
また、ダッシュロアパネルの鉛直パネル部および傾斜パネル部で屈曲部を形成した。さらに、屈曲部を補強メンバで車室側から覆い、補強メンバおよびダッシュロアパネルで閉断面を形成した。よって、閉断面に形成された部位で傾斜パネル部を補強でき、傾斜パネル部(すなわち、トーボード部)の剛性が確保される。
これにより、乗員の足元に位置する傾斜パネル部の変形を抑制できる。
請求項2に係る発明では、フロントサイドフレームをダッシュクロスに連結し、ダッシュクロスの断面内部にバルクヘッドを設けた。さらに、バルクヘッドをフロントサイドフレームに連結した。よって、フロントサイドフレームに前突により入力した荷重をバルクヘッドで支持できる。バルクヘッドがダッシュクロスの断面内部に設けられているので、ダッシュクロスの断面潰れをバルクヘッドで抑制できる。
特に、フロントサイドフレームの内側壁および外側壁にバルクヘッドの内側壁および外側壁をそれぞれ連結することにより、フロントサイドフレームに入力した荷重をバルクヘッドの内側壁および外側壁に伝えることができる。これにより、フロントサイドフレームに入力した荷重をバルクヘッドで一層効果的に支持できる。
さらに、バルクヘッドをフロントサイドフレームに連結することにより、ダッシュクロスとフロントサイドフレームとの結合強度を向上させることができる。これにより、ダッシュクロスとフロントサイドフレームとの結合部の近傍に、ステアリングシャフトを貫通させる貫通孔を形成しても、結合部の剛性を確保できる。
請求項3に係る発明では、ダッシュフレームを左右側に一対設け、一対のダッシュフレームをダッシュアッパパネルに向けて車幅方向に広がるように延出させた。よって、一対のダッシュフレームを車幅方向に広げた状態で配置できる。
ここで、エンジンルームの動力源(例えば、エンジン)のなかには、後面の凸部が車幅方向に間隔をおいて形成されているものがある。よって、一対のダッシュフレームを車幅方向に広げることにより、一対のダッシュフレームを動力源の凸部に対応させることができる。
これにより、動力源が前突により後退した場合に、動力源の凸部をダッシュフレームに当接させて、動力源の凸部から入力する荷重をダッシュフレームで支持できる。
請求項に係る発明では、ホイールアーチ部にタイヤ荷重受部を設けた。よって、ホイールアーチ部をタイヤ荷重受部で補強できる。また、タイヤ荷重受部を補強メンバと一体に形成した。よって、タイヤ荷重受部および補強メンバを個別に備える必要がなく、部品点数を削減できる。
さらに、タイヤ荷重受部および補強メンバを一体に形成することにより、タイヤ荷重受部および補強メンバの広い面積でホイールアーチ部を覆うことができる。よって、車輪が斜め衝突により後退してホイールアーチ部に干渉した際に、車輪から入力した荷重をタイヤ荷重受部および補強メンバで受けて広い面積に分散できる。
これにより、ホイールアーチ部が車室側へ変形することをタイヤ荷重受部および補強メンバで抑制できる。
請求項に係る発明では、タイヤ荷重受部にビードを形成した。よって、タイヤ荷重受部をビードで補強してタイヤ荷重受部の剛性を高めることができる。
さらに、ホイールアーチ部に凹部を形成し、凹部にビードを収納するようにした。よって、タイヤ荷重受部の車室側への突出を抑えることができる。これにより、乗員の足元の空間(スペース)や、インストルメントパネルなどの取付部品を取り付ける空間(スペース)を確保できる。
請求項に係る発明では、タイヤ荷重受部の上部をダッシュクロスに重ね合わせるようにした。よって、ダッシュクロスに入力した荷重をタイヤ荷重受部の上部に伝えることができる。これにより、ダッシュクロスに入力した荷重をタイヤ荷重受部で好適に支持できる。
請求項に係る発明では、ダッシュクロスの中央クロス部を両端部より上方に配置(オフセット)し、中央クロス部をペダルブラケットに重ね合わせた。よって、ペダルブラケットの下部を中央クロス部を利用して補強できる。これにより、ペダルブラケットの下部を補強する部材を個別に備えなくてもペダルブラケットの下部の剛性を確保でき、車体構造を軽量にできる。
ここで、ペダルを踏む踏力がペダルブラケットの下部に集中する。よって、ペダルブラケットの下部を中央クロス部で補強することにより、ペダルブラケットを好適に補強できる。
請求項に係る発明では、サイドシル、フロアフレーム、トンネルサイドフレームおよびトンネルフレームを備えた。さらに、サイドシル、フロアフレーム、トンネルサイドフレームおよびトンネルフレームに前突により入力した荷重を伝えるようにした。
これにより、前突により入力した荷重をサイドシル、フロアフレーム、トンネルサイドフレームおよびトンネルフレームに分散させて好適に支持でき、前突により入力する荷重に対して強い車体構造が得られる。
請求項に係る発明では、フロントピラーからフロアフレームまで傾斜メンバを延出させた。よって、フロントピラーおよびフロアフレームを傾斜メンバで連結できる。また、傾斜メンバからトンネルサイドフレームまで横メンバを延出させた。よって、傾斜メンバおよびトンネルサイドフレームを横メンバで連結できる。
これにより、フロントピラーに斜め前方から入力する荷重を傾斜メンバおよび横メンバで支持でき、フロントピラーの車室側への変形を抑制できる。
本発明に係る車体構造の実施例1を示す斜視図である。 図1の車体構造からフロアパネルを除去した状態を示す底面図である。 図1の3矢視図である。 図1の4−4線断面図であり、ダッシュアッパパネルを簡略化した状態を示す。 図1の車体構造からダッシュクロスを分解した状態を示す分解斜視図である。 図1の6−6線断面図である。 図1の車体構造の左タイヤ荷重受部を破断した状態を示す斜視図である。 図1の8−8線断面図であり、ダッシュアッパパネルを簡略化した状態を示す。 図5のダッシュクロスから左右のバルクヘッドを分解した状態を示す分解斜視図である。 図1の車体構造を左補強メンバで破断した状態を示す斜視図である。 図1の車体構造をフロアトンネルで破断した状態を示す斜視図である。 実施例1の車体構造のダッシュクロスに入力した荷重を支持する例を説明する図である。 実施例1の車体構造の左フロントサイドフレームに入力した荷重を支持する例を説明する図である。 実施例1の車体構造の前部に前突により入力した荷重を4本のフレームで支持する例を説明する図である。 実施例1の車体構造の左フロントピラーに斜め前方から入力する荷重を支持する例を説明する図である。 本発明に係る車体構造の実施例2を示す断面図である。 図16の17矢視図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向にしたがう。
実施例1に係る車体構造10について説明する。ここで、車体構造10は略左右対称の部材であり、以下左側部材および右側部材に同じ符号を付して左側部材について詳しく説明し、右側部材の詳しい説明を省略する。
図1、図2に示すように、車体構造10は、車幅方向左側に設けられる左フロントサイドフレーム11と、左フロントサイドフレーム11の後端部11aから車幅方向外側に延出される左アウトリガー12と、左アウトリガー12の外端部12aから立ち上げられる左フロントピラー13と、左フロントピラー13から車体前方に延びる左アッパメンバ14とを備える。
また、車体構造10は、左アウトリガー12の外端部から車体後方に向けて延びる左サイドシル16と、左フロントサイドフレーム11の後端部11aから車体後方に延びる左フロアフレーム17と、左フロントサイドフレーム11の後端部11aから車幅方向内側に延びる左フロアメンバ18と、左フロアメンバ18の内端部18aおよび右フロアメンバ18の内端部18aに連結されるサブフレーム19とを備える。
さらに、車体構造10は、左フロアメンバ18の内端部18aから車体後方に延びる左トンネルサイドフレーム21と、左トンネルサイドフレーム21の車幅方向内側に設けられる左トンネルフレーム22と、左フロントピラー13から左フロアフレーム17まで延びる左傾斜メンバ23と、左傾斜メンバ23から左トンネルサイドフレーム21まで延びる左横メンバ24とを備える。
加えて、図1、図3に示すように、車体構造10は、左フロントピラー13および右フロントピラー13間に設けられるダッシュロアパネル26と、ダッシュロアパネル26の上端部26aに設けられるダッシュアッパパネル27と、ダッシュロアパネル26の下端部(具体的には、水平パネル部61(図4参照)の後端部)26bから車体後方に張り出されるフロアパネル28とを備える。
さらに、車体構造10は、ダッシュロアパネル26に沿って上下方向に延びる左ダッシュフレーム31と、左ダッシュフレーム31に交差するように車幅方向へ延びるダッシュクロス32と、ダッシュロアパネル26を補強する左補強メンバ33と、左補強メンバ33に一体形成される左タイヤ荷重受部34と、ペダル36(図10参照)を支持するペダルブラケット35とを備える。
図2に戻って、車幅方向左側に左フロントサイドフレーム11が設けられ、左フロントサイドフレーム11および左フロアフレーム17が車体前後方向に略直線状に設けられる。よって、左フロントサイドフレーム11に前突により入力した荷重が左フロアフレーム17に伝達される。
左フロントサイドフレーム11は、エンジンルーム39に設けられて車体前後方向へ延出され、後端部11aがダッシュクロス32に連結される。左フロントサイドフレーム11の後端部11aに左アウトリガー12を介して左サイドシル16の前端部16aが連結される。
左サイドシル16の前端部16aから上方に向けて左フロントピラー13が立ち上げられ(図1も参照)、左フロントピラー13から左アッパメンバ14が車体前方に向けて延出される。
左アッパメンバ14、左フロントピラー13および左サイドシル16が車体前後方向に略直線状に設けられる。よって、左アッパメンバ14に前突により入力した荷重が左フロントピラー13を経て左サイドシル16に伝達される。
左フロントピラー13の下端部13aおよび左アウトリガー12の外端部12aから左サイドシル16が車体後方に向けて延出される。左サイドシル16および右サイドシル16間にフロアパネル28(図1参照)が設けられる。
図1に示すように、フロアパネル28の左外側(外側)28aに沿って左サイドシル16が車体前後方向に延出される。すなわち、左サイドシル16の車室38側にフロアパネル28が設けられる。
フロアパネル28の上面で、かつ左サイドシル16の車幅方向内側に左フロアフレーム17が設けられる。この左フロアフレーム17は、フロアパネル28に沿って車体前後方向に延出される。
また、図2に示すように、左フロントピラー13および左フロアフレーム17が左傾斜メンバ23で連結される。具体的には、左傾斜メンバ23は、左フロントピラー13の下端部13aから左フロアフレーム17の連結部位17aまで車幅方向内側で、かつ車体後方に向けて傾斜状に延出される。
図1に示すように、フロアパネル28の車幅方向中央にフロアトンネル41が設けられ、フロアトンネル41が車体前後方向に延出される。フロアトンネル41は断面略台形状に形成され、下方に内部空間42が形成される。内部空間42にドライブシャフトや排気管などが配置される。
さらに、フロアトンネル41の左稜線に沿って左トンネルフレーム22がダッシュロアパネル26まで延出される。よって、左トンネルフレーム22が車体前後方向に略直線状に設けられる。これにより、前突により入力した荷重が左トンネルフレーム22の前端部22aから左トンネルフレーム22に伝達される。
左フロアフレーム17および左トンネルフレーム22間にフロアトンネル41の左裾野が形成される。フロアトンネル41の左裾野に沿って左トンネルサイドフレーム21が車体前後方向に延出される。
図2に示すように、左フロアメンバ18の内端部18aにサブフレーム19の左後端部19aが連結され、右フロアメンバ18の内端部18aにサブフレーム19の右後端部19aが連結される。また、左フロントサイドフレーム11の前下部11bにサブフレーム19の左前端部19bが連結され、右フロントサイドフレーム11の前下部11bにサブフレーム19の右前端部19bが連結される。
ここで、左フロアメンバ18の内端部18aから左トンネルサイドフレーム21が車体後方に向けて延出される。よって、サブフレーム19の左側フレーム部19cおよび左トンネルサイドフレーム21が車体前後方向に略直線状に設けられる。
これにより、サブフレーム19の左側フレーム部19cに前突により入力した荷重が左トンネルサイドフレーム21に伝達される。
左トンネルサイドフレーム21は、左フロアフレーム17の連結部位17aに左横メンバ24を介して連結される。すなわち、左横メンバ24が、左フロアフレーム17の連結部位17aから左トンネルサイドフレーム21まで車幅方向内側に延出される。
左フロアフレーム17の連結部位17aは、左傾斜メンバ23の内端部23aが連結される部位である。よって、左傾斜メンバ23が左フロアフレーム17の連結部位17aを介して左横メンバ24に連結される。
図4、図5に示すように、左フロントピラー13および右フロントピラー13間にダッシュロアパネル26が設けられることにより、ダッシュロアパネル26で車室38およびエンジンルーム39が車体前後方向に仕切られる。
ダッシュロアパネル26の上端部26aにダッシュアッパパネル27が設けられる。ダッシュアッパパネル27は、左フロントピラー13および右フロントピラー13(右フロントピラー13は図3参照)間に設けられている。
ダッシュアッパパネル27は、断面略U字状に形成されて上方に開放するU字断面部45と、U字断面部45から車体前方に折り曲げられる前フランジ46と、U字断面部45から車体後方に折り曲げられる後フランジ47とを有する。
U字断面部45は、エンジンルーム39に対向するアッパ前壁48と、アッパ前壁48の下端から車体後方に折り曲げられるアッパ底部49と、アッパ底部49の後端から上方に折り曲げられるアッパ後壁51とを有する。
アッパ前壁48の上端から車体前方に向けて前フランジ46が折り曲げられる。また、アッパ後壁51の上端から車体後方に向けて後フランジ47が折り曲げられる。U字断面部45、前フランジ46および後フランジ47でダッシュアッパパネル27が、上方に開放する断面略ハット状に形成される。
ダッシュアッパパネル27にカウルトップ53が設けられ、カウルトップ53にフロントガラス54の下端部54aが支持される。
ダッシュアッパパネル27のアッパ底部49にダッシュロアパネル26の上端部26aが接合される。ダッシュロアパネル26は、アッパ底部49から垂下される鉛直パネル部56と、鉛直パネル部56の下端部56aから車体後方に向けて下り勾配に延ばされる傾斜パネル部57と、鉛直パネル部56および傾斜パネル部57の交差部に形成される屈曲部58とを有する。
さらに、ダッシュロアパネル26は、ダッシュロアパネル26の左側部に形成される左ホイールアーチ部59と、ダッシュロアパネル26の右側部に形成される右ホイールアーチ部59(図3参照)と、傾斜パネル部57の下端部57aから車体後方に折り曲げられる水平パネル部61とを有する。
鉛直パネル部56は、アッパ底部49からフロアトンネル41の前端部41a(図8参照)まで垂下されることにより略鉛直に配置される。傾斜パネル部57は、鉛直パネル部56の下端部56aから水平パネル部61の前端部61aまで車体後方に向けて下り勾配に延出されるトーボード部(乗員の足を載せるボード)である。
傾斜パネル部57および鉛直パネル部56の交差部に屈曲部58が形成される。屈曲部58は、エンジンルーム39側に突出するように稜線状に折り曲げられる。
図6に示すように、ダッシュロアパネル26の左側部に左ホイールアーチ部59が形成されることにより、左ホイールアーチ部59が左前輪(車輪)63の車体後方側に配置される。左ホイールアーチ部59は、車室38側に湾曲面状に膨出されることにより、左前輪63側が凹状の湾曲面に形成される。
よって、左前輪63を旋回させた際に、左前輪63が左ホイールアーチ部59に干渉することを回避できる。
また、図7に示すように、左ホイールアーチ部59は、車室38側が凹状に形成される凹部65を有する。凹部65がエンジンルーム39側へ向けて凹状に形成され、凹部65に左タイヤ荷重受部34の複数のビード105が収納される。
左タイヤ荷重受部34に複数のビード105が形成されることにより、左タイヤ荷重受部34が複数のビード105で補強される。
図5、図8に示すように、ダッシュロアパネル26の鉛直パネル部56において車室38側の面56bに左ダッシュフレーム31が接合される。左ダッシュフレーム31は、左トンネルフレーム22の前端部22aから、鉛直パネル部56の車室38側の面56bに沿ってダッシュアッパパネル27のアッパ底部49まで上方に向けて立ち上げられる。
また、図6に示すように、左ダッシュフレーム31は、後壁31a、内壁31b、外壁31c、内フランジ31dおよび外フランジ31eを有する。後壁31a、内壁31bおよび外壁31cが断面略コ字状に形成される。
また、後壁31a、内壁31b、外壁31c、内フランジ31dおよび外フランジ31eで左ダッシュフレーム31が断面略ハット状に形成される。内フランジ31dおよび外フランジ31eが鉛直パネル部56において車室38側の面56bに接合される。
この状態において、左ダッシュフレーム31および鉛直パネル部56の車室38側の面56bで閉断面が形成され、左ダッシュフレーム31の剛性が確保される。
図5、図8に戻って、右ダッシュフレーム31も、左ダッシュフレーム31と同様に、右トンネルフレーム22の前端部22aから、鉛直パネル部56の車室38側の面56bに沿ってダッシュアッパパネル27のアッパ底部49まで上方に向けて立ち上げられる。
さらに、左ダッシュフレーム31と同様に、右ダッシュフレーム31の剛性が確保される。
左ダッシュフレーム31および右ダッシュフレーム31は、車幅方向に間隔をおいて左右側に互いに平行に配置され、かつ鉛直に延出される。
ここで、左ダッシュフレーム31および左トンネルフレーム22が側面視で略L字状に折り曲げられた状態に形成される。また、右ダッシュフレーム31および右トンネルフレーム22が側面視で略L字状に折り曲げられた状態に形成される。
この状態において、左ダッシュフレーム31は、左トンネルフレーム22およびダッシュアッパパネル27のアッパ底部49で強固に支持される。同様に、右ダッシュフレーム31も、右トンネルフレーム22およびダッシュアッパパネル27のアッパ底部49で強固に支持される。
左ダッシュフレーム31および右ダッシュフレーム31に交差するようにダッシュクロス32が車幅方向へ延出される(図3も参照)。
図3、図9に示すように、ダッシュクロス32は、ダッシュロアパネル26の鉛直パネル部56のうちエンジンルーム39側の面56cに設けられる。具体的には、ダッシュクロス32は、ダッシュロアパネル26の鉛直パネル部56のうちエンジンルーム39側の面56cに沿って車幅方向に延出され、左フロントピラー13および右フロントピラー13に架け渡される。この状態において、鉛直パネル部56のエンジンルーム39側の面56cにダッシュクロス32が接合される。
ダッシュクロス32は、前クロス壁71、上クロス部72、下クロス部73、上フランジ74および下フランジ75を有する。前クロス壁71、上クロス部72および下クロス部73で断面略U字状に形成される。また、前クロス壁71、上クロス部72、下クロス部73、上フランジ74および下フランジ75でダッシュクロス32が断面略ハット状に形成される。
よって、ダッシュクロス32の断面内部76に空間が形成される。
このダッシュクロス32は、鉛直パネル部56に接合される中央クロス部77と、ダッシュロアパネル26の左ホイールアーチ部59に接合される左クロス部78と、ダッシュロアパネル26の右ホイールアーチ部59に接合される右クロス部78とを有する。
中央クロス部77は、フロアトンネル41の上方に位置する中央部81と、中央部81の左端から車幅方向外側に向けて下り勾配に延びる左傾斜部82と、左傾斜部82および左クロス部78を連結する左フレーム連結部83と、中央部81の右端から車幅方向外側に向けて下り勾配に延びる右傾斜部82と、右傾斜部82および右クロス部78を連結する右フレーム連結部83とを有する。
中央部81は、中央クロス部77間の車幅方向中央に形成され、左フレーム連結部83および右フレーム連結部83に対して上方に配置(オフセット)される。中央部81が上方に配置されることにより、中央部81がフロアトンネル41の上方に位置する(図5も参照)。
この状態において、中央部81が左ダッシュフレーム31および右ダッシュフレーム31に交差するように設けられる。さらに、中央部81が、左ダッシュフレーム31および右ダッシュフレーム31に車体前後方向において鉛直パネル部56を介して重ね合わせられる(図8も参照)。
ここで、図5、図8に示すように、左ダッシュフレーム31は、左トンネルフレーム22およびダッシュアッパパネル27のアッパ底部49で強固に支持されている。同様に、右ダッシュフレーム31は、右トンネルフレーム22およびダッシュアッパパネル27のアッパ底部49で強固に支持されている。
よって、エンジンルーム39の動力源(例えば、エンジン)85が前突により後退してダッシュクロス32に荷重F1が入力した場合、入力した荷重F1が左ダッシュフレーム31および右ダッシュフレーム31で支持される。
さらに、左ダッシュフレーム31および右ダッシュフレーム31をダッシュアッパパネル27のアッパ底部49まで立ち上げることにより、ダッシュアッパパネル27を左右のダッシュフレーム31で補強できる。
これにより、ダッシュアッパパネル27の剛性が高められ、ダッシュアッパパネル27で支えるフロントガラス54の振動を抑制できる。
図10に示すように、ダッシュロアパネル26の鉛直パネル部56において、左上部56dにペダルブラケット35が車室38側から設けられる。ペダルブラケット35にペダル36の上端部36aが車体前後方向に回動自在に支持される。
ペダルブラケット35の内下部(下部)35aに左傾斜部82の上部82aが車体前後方向において鉛直パネル部56を介して重ね合わせられる。よって、ペダルブラケット35の内下部35aが左傾斜パネル部57を利用して補強される。
これにより、ペダルブラケット35の内下部35aを補強する部材を個別に備えなくてもペダルブラケット35の内下部35aの剛性を確保でき、車体構造の軽量化が図れる。
ここで、ペダル36を踏む踏力がペダルブラケット35の下部に集中することが知られている。よって、ペダルブラケット35の内下部35aを左傾斜部82の上部82aで補強することにより、ペダルブラケット35を好適に補強できる。
図6、図9に示すように、ダッシュクロス32のうち左フレーム連結部83の断面内部76に、左バルクヘッド(バルクヘッド)87が設けられる。すなわち、左バルクヘッド87の内フランジ88および外フランジ89が左フレーム連結部83の前クロス壁71に接合される。
また、内フランジ88および外フランジ89に左フロントサイドフレーム11の後端部11aが前クロス壁71を介して車体前後方向に重ね合わされた状態に接合(連結)される。
この状態において、左フロントサイドフレーム11の内側壁11cに左バルクヘッド87の内側壁91が車体前後方向に重ね合わされる状態に連結される。また、左フロントサイドフレーム11の外側壁11dに左バルクヘッド87の外側壁92が車体前後方向に重ね合わされる状態に連結される。
よって、左フロントサイドフレーム11に前突により入力した荷重F2が左バルクヘッド87の内側壁91および外側壁92に伝えられる。左バルクヘッド87の内側壁91および外側壁92は、入力した荷重F2を支持可能なバルクヘッド機能部分である。これにより、左フロントサイドフレーム11に前突により入力した荷重F2が左バルクヘッド87で支持される。
また、左バルクヘッド87が左フレーム連結部83の断面内部76に設けられている。これにより、ダッシュクロス32の断面潰れが左バルクヘッド87で抑制される。
さらに、図10に示すように、左バルクヘッド87を左フロントサイドフレーム11に連結することにより、ダッシュクロス32および左フロントサイドフレーム11の後端部11aの結合強度が高められる。
よって、ダッシュクロス32および左フロントサイドフレーム11が結合される結合部94の近傍の剛性が確保される。これにより、結合部94の近傍に、ステアリングシャフト96(図11参照)を貫通させる貫通孔95を形成しても、結合部94の剛性を確保できる。
図4に示すように、ダッシュロアパネル26の鉛直パネル部56および傾斜パネル部57の交差部に屈曲部58が形成されている。この屈曲部58が左補強メンバ33で車室38側から覆われる。
左補強メンバ33は、車室38側に突出するように略V字状に折り曲げられるメンバ部101と、メンバ部101の上端に設けられる上フランジ102と、メンバ部101の下端に設けられる下フランジ103とを有する。
上フランジ102が鉛直パネル部56の下部56eに車室38側から接合され、下フランジ103が傾斜パネル部57の上部57bに車室38側から接合される。よって、鉛直パネル部56の下部56e、傾斜パネル部57の上部57bおよびメンバ部101で略4角形の閉断面の部位98が形成される。
これにより、閉断面の部位98で傾斜パネル部57が補強され、傾斜パネル部57の剛性が高められる。傾斜パネル部の剛性が高められることにより、乗員の足元に位置する傾斜パネル部57の変形を抑制できる。
図6、図11に示すように、左補強メンバ33の左端部33aが左ホイールアーチ部59に車室38側から接合され、左補強メンバ33の左端部33aに左タイヤ荷重受部34が一体に形成される。左タイヤ荷重受部34は、左補強メンバ33の左端部33aから上方に向けて左ホイールアーチ部59に沿って立ち上げられ、車室38側に湾曲面状に膨出される。
図10に示すように、左タイヤ荷重受部34は、上部34aが左ホイールアーチ部59(図11参照)を介してダッシュクロス32の左クロス部78に車体前後方向において重ね合わされ、各部材59,78に接合される。
また、左補強メンバ33の左端部33aから左タイヤ荷重受部34が一体に立ち上げられることにより、左タイヤ荷重受部34の下端部34bが左補強メンバ33の左端部33aで補強される。
左タイヤ荷重受部34は、エンジンルーム39側へ膨出する複数のビード105(図7参照)を有する。
図11に示すように、左ホイールアーチ部59に左タイヤ荷重受部34を接合することにより、左ホイールアーチ部59が左タイヤ荷重受部34で補強される。また、左タイヤ荷重受部34を左補強メンバ33と一体に形成することにより、左タイヤ荷重受部34および左補強メンバ33を個別に備える必要がなく、部品点数を削減できる。
さらに、左タイヤ荷重受部34および左補強メンバ33を一体に形成することにより、左タイヤ荷重受部34および左補強メンバ33の広い面積で左ホイールアーチ部59を覆うことができる。よって、左前輪63(図6参照)が斜め衝突により後退して左ホイールアーチ部59に干渉した際に、左前輪63から入力した荷重を左タイヤ荷重受部34および左補強メンバ33で受けて広い面積に分散できる。
これにより、左ホイールアーチ部59が車室38側へ変形することを左タイヤ荷重受部34および左補強メンバ33で抑制できる。
図10に戻って、左タイヤ荷重受部34が左ホイールアーチ部59(図11参照)を介してダッシュクロス32の左クロス部78に重ね合わされている。よって、ダッシュクロス32の左クロス部78にエンジンルーム39側から入力した荷重が、左ホイールアーチ部59を介して左タイヤ荷重受部34に伝えられる。
これにより、エンジンルーム39側からダッシュクロス32の左クロス部78に入力した荷重を左タイヤ荷重受部34で好適に支持できる。
また、図7に示すように、左タイヤ荷重受部34に複数のビード105が形成される。複数のビード105は、左ホイールアーチ部59の凹部65に対応する位置に配置され、上下方向に間隔をおいて車幅方向に向けて延出される。複数のビード105は、エンジンルーム39側に向けて膨出され、左ホイールアーチ部59の凹部65に収納される。この状態において、複数のビード105の頂部105aが凹部65の底部65aに接合される。
よって、左タイヤ荷重受部34が複数のビード105で補強され、左タイヤ荷重受部34の剛性が高められる。
さらに、複数のビード105を左ホイールアーチ部59の凹部65に収納することにより、複数のビード105(すなわち、左タイヤ荷重受部34)の車室38側への突出を抑えることができる。これにより、乗員の足元の空間(スペース)や、インストルメントパネルなどの取付部品を取り付ける空間(スペース)を確保できる。
つぎに、車体構造10のダッシュクロス32に入力した荷重F3を左ダッシュフレーム31および右ダッシュフレーム31で支持する例を図12に基づいて説明する。
図12に示すように、エンジンルーム39の動力源(例えば、エンジン)85が前突により後退してダッシュクロス32に当接する。動力源85がダッシュクロス32に当接することによりダッシュクロス32に荷重F3が入力する。
ダッシュクロス32は、車幅方向に延びることにより、中央部81が左ダッシュフレーム31および右ダッシュフレーム31に交差している。
よって、ダッシュクロス32に入力した荷重F3が中央部81から左ダッシュフレーム31および右ダッシュフレーム31に伝えられる。左ダッシュフレーム31は、左トンネルフレーム22およびダッシュアッパパネル27で強固に支持されている。同様に、右ダッシュフレーム31は、右トンネルフレーム22およびダッシュアッパパネル27で強固に支持されている。
これにより、左ダッシュフレーム31および右ダッシュフレーム31に伝えられた荷重F3が各ダッシュフレーム31で支持され、ダッシュロアパネル26(特に、鉛直パネル部56)が車室38側に変形することを抑制できる。
このように、ダッシュロアパネル26の変形を、左ダッシュフレーム31および右ダッシュフレーム31にダッシュクロス32を交差させるという簡単な構成で抑制できるので車体構造10の軽量化が図れる。
ついで、車体構造10の左フロントサイドフレーム11に入力した荷重F4をダッシュクロス32の左バルクヘッド87で支持する例を図13に基づいて説明する。
図13に示すように、左フロントサイドフレーム11の内側壁11cに左バルクヘッド87の内側壁91が連結されている。また、左フロントサイドフレーム11の外側壁11dに左バルクヘッド87の外側壁92が連結されている。
この状態において、左フロントサイドフレーム11に前突により荷重F4が入力する。入力した荷重F4が左フロントサイドフレーム11を経て左バルクヘッド87に伝えられる。これにより、左フロントサイドフレーム11に入力する荷重F4を左バルクヘッド87で支持できる。
特に、左フロントサイドフレーム11の内側壁11cおよび外側壁11dに左バルクヘッド87の内側壁91および外側壁92がそれぞれ連結されている。よって、左フロントサイドフレーム11に入力した荷重F4が左バルクヘッド87の内側壁91および外側壁92に伝えられる。
これにより、左フロントサイドフレーム11に入力した荷重F4を左バルクヘッド87の内側壁91および外側壁92で好適に支持できる。
つぎに、車体構造10のダッシュクロス32の左クロス部78に左前輪63から入力する荷重F5を左補強メンバ33で支持する例を図13に基づいて説明する。
図13に示すように、左タイヤ荷重受部34および左補強メンバ33の広い面積で左ホイールアーチ部59が覆われている(図12参照)。この状態において、左前輪63が斜め衝突により後退して左クロス部78や左ホイールアーチ部59に当接する。
よって、左クロス部78や左ホイールアーチ部59に左前輪63から荷重F5が入力する。入力した荷重F5は、左タイヤ荷重受部34および左補強メンバ33で受けて広い面積に分散される。
これにより、左クロス部78や左ホイールアーチ部59が車室38側へ変形することを左タイヤ荷重受部34および左補強メンバ33で抑制できる。
ついで、車体構造10の前部10aに前突により入力した荷重F6を4本のフレーム(左フロアフレーム17、左サイドシル16、左トンネルサイドフレーム21および左トンネルフレーム22)で支持する例を図14に基づいて説明する。
図14(a)に示すように、車体構造10の前部10aに前突により荷重F6が入力する。
ここで、左フロントサイドフレーム11および左フロアフレーム17が車体前後方向に略直線状に設けられている。よって、車体構造10の前部10aに前突により入力した荷重F6の分力F7が左フロントサイドフレーム11を経て左フロアフレーム17に伝達される。
また、左アッパメンバ14、左フロントピラー13および左サイドシル16が車体前後方向に略直線状に設けられている。よって、車体構造10の前部10aに前突により入力した荷重F6の分力F8が左アッパメンバ14および左フロントピラー13を経て左サイドシル16に伝達される。
さらに、サブフレーム19の左側フレーム部19cおよび左トンネルサイドフレーム21が車体前後方向に略直線状に設けられる。よって、車体構造10の前部10aに前突により入力した荷重F6の分力F9が左側フレーム部19cを経て左トンネルサイドフレーム21に伝達される。
図14(b)に示すように、左トンネルフレーム22が車体前後方向に略直線状に設けられている。また、左トンネルフレーム22の前端部22aに左ダッシュフレーム31の下端部31aが連結されている。さらに、左ダッシュフレーム31にダッシュクロス32が交差するように延びている。
この状態において、車体構造10の前部10a(図14(a)参照)の前突により入力した荷重F6により動力源85が後退してダッシュクロス32に当接する。動力源85がダッシュクロス32に当接することによりダッシュクロス32に分力F10が入力する。ダッシュクロス32に入力した分力F10が、左ダッシュフレーム31を経て左トンネルフレーム22の前端部22aに伝えられる。
図14(a)に示すように、左トンネルフレーム22が車体前後方向に略直線状に設けられている。これにより、左トンネルフレーム22の前端部22aに伝えられた分力F10が左トンネルフレーム22に伝達される。
このように、車体構造10の前部10aの前突により入力した荷重F6を4本のフレーム(具体的には、左フロアフレーム17、左サイドシル16、左トンネルサイドフレーム21および左トンネルフレーム22)に分散させることができる。
よって、前突により入力した荷重F6を4本のフレーム17,16,21,22で好適に支持できる。これにより、前突により入力する荷重F6に対して強い車体構造10が得られ、車体構造10の軽量化が図れる。
つぎに、車体構造10の左フロントピラー13に斜め前方から入力する荷重F11を左傾斜メンバ23および左横メンバ24で支持する例を図15に基づいて説明する。
図15に示すように、左フロントピラー13が左フロアフレーム17の連結部位17aに左傾斜メンバ23で連結されている。また、左傾斜メンバ23が左フロアフレーム17の連結部位17aを介して左トンネルサイドフレーム21に左横メンバ24で連結されている。
この状態において、左フロントピラー13に斜め前方から荷重F11が入力した場合、入力した荷重F11を左傾斜メンバ23および左横メンバ24で支持できる。これにより、左フロントピラー13が車室38側に変形することを左傾斜メンバ23および左横メンバ24で抑制できる。
つぎに、実施例2を図16、図17に基づいて説明する。なお、実施例2において実施例1の各構成部材と同一・類似部材については実施例1と同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
実施例2に係る車体構造110について説明する。
図16,図17に示すように、車体構造110は、実施例1の左ダッシュフレーム31および右ダッシュフレーム31に変えて左ダッシュフレーム111および右ダッシュフレーム112に代えたもので、その他の構成は実施例1の車体構造10と同様である。
左ダッシュフレーム111および右ダッシュフレーム112は、車幅方向に間隔をおいて左右側に設けられる。具体的には、左ダッシュフレーム111は、下端部111aから上端部111bまで車幅方向左側に向けて傾斜状に延出される。
左ダッシュフレーム111の下端部111aが左トンネルフレーム22の前端部22aに接合され、左ダッシュフレーム111の上端部111bがダッシュアッパパネル27のアッパ底部49に接合される。
右ダッシュフレーム112は、下端部112aから上端部112bまで車幅方向右側に向けて傾斜状に延出される。右ダッシュフレーム112の下端部112aが右トンネルフレーム22の前端部22aに接合され、右ダッシュフレーム112の上端部112bがダッシュアッパパネル27のアッパ底部49に接合される。
左ダッシュフレーム111の下端部111aおよび右ダッシュフレーム112の下端部112aが車幅方向に間隔をおいて左右側に設けられる。
また、左ダッシュフレーム111および右ダッシュフレーム112が、各下端部111a,112aからアッパ底部49に向けて車幅方向に広がるように延出される。
換言すれば、左ダッシュフレーム111および右ダッシュフレーム112が、左トンネルフレーム22および右トンネルフレーム22の各前端部22aからアッパ底部49に向けて車幅方向に広がるように延出される。
ここで、エンジンルーム39の動力源(例えば、エンジン)85のなかには、後面85aの凸部86が車幅方向に間隔をおいて形成されるものや、車幅方向のいずれか一方に形成されるものがある。
よって、左ダッシュフレーム111および右ダッシュフレーム112を車幅方向に広げることにより、左右のダッシュフレーム111,112を動力源85の凸部86に対応させることができる。
これにより、動力源85が前突により後退した場合、動力源85の凸部86を左右のダッシュフレーム111,112に当接させて、動力源85の凸部86から入力する荷重F12を左右のダッシュフレーム111,112で支持できる。
ここで、動力源85の凸部86の位置は動力源85の型式により異なる。これにより、実施例2の左右のダッシュフレーム111,112によれば、異なる動力源85の型式に対応させることができ、用途の拡大を図ることができる。
なお、本発明に係る車体構造は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、左タイヤ荷重受部34に複数のビード105を形成する例について説明したが、これに限らないで、左タイヤ荷重受部34に1つのビード105を形成することも可能である。
また、前記実施例で示した車体構造、左右のフロントサイドフレーム、左右のフロントピラー、左右のアッパメンバ、左右のサイドシル、左右のフロアフレーム、左右のトンネルサイドフレーム、左右のトンネルフレーム、左右の傾斜メンバ、左右の横メンバ、ダッシュロアパネル、ダッシュアッパパネル、フロアパネル、左右のダッシュフレーム、ダッシュクロス、左右の補強メンバ、左右のタイヤ荷重受部、ペダルブラケット、ペダル、フロアトンネル、鉛直パネル部、傾斜パネル部、屈曲部、左右のホイールアーチ部、凹部、中央クロス部、左右のバルクヘッドおよびビードなどの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、左右のフロントピラー間にダッシュロアパネルを設け、ダッシュロアパネルで車室およびエンジンルームを仕切る車体構造を備えた自動車への適用に好適である。
10,110 車体構造
11 左右のフロントサイドフレーム(フロントサイドフレーム)
13 左右のフロントピラー(フロントピラー)
14 左右のアッパメンバ(アッパメンバ)
16 左右のサイドシル(サイドシル)
16a 左サイドシルの前端部
17 左右のフロアフレーム(フロアフレーム)
21 左右のトンネルサイドフレーム(トンネルサイドフレーム)
22 左右のトンネルフレーム(トンネルフレーム)
22a 左トンネルフレームの前端部
23 左右の傾斜メンバ(傾斜メンバ)
24 左右の横メンバ(横メンバ)
26 ダッシュロアパネル
26a ダッシュロアパネルの上端部
27 ダッシュアッパパネル
28 フロアパネル
31,111,112 左右のダッシュフレーム(ダッシュフレーム)
32 ダッシュクロス
33 左右の補強メンバ(補強メンバ)
34 左右のタイヤ荷重受部(タイヤ荷重受部)
34a 左タイヤ荷重受部の上部
35 ペダルブラケット
35a ペダルブラケットの内下部(下部)
36 ペダル
38 車室
39 エンジンルーム
41 フロアトンネル
56 鉛直パネル部
56a 鉛直パネル部の下端部
56b ダッシュロアパネルのうち車室側の面
56c ダッシュロアパネルのうちエンジンルーム側の面
57 傾斜パネル部
58 屈曲部
59 左右のホイールアーチ部(ホイールアーチ部)
63 左右の前輪(車輪)
65 凹部
76 ダッシュクロスの断面内部
77 中央クロス部
87 左右のバルクヘッド(バルクヘッド)
105 ビード
F6 荷重

Claims (9)

  1. 左フロントピラーおよび右フロントピラー間にダッシュロアパネルが設けられ、該ダッシュロアパネルの上端部にダッシュアッパパネルが設けられ、前記ダッシュロアパネルで車室およびエンジンルームが車体前後方向に仕切られ、前記車室側にフロアパネルが設けられる車体構造において、
    前記フロアパネルのフロアトンネルに沿って前記ダッシュロアパネルまで延びるトンネルフレームと、
    該トンネルフレームの前端部から、前記ダッシュロアパネルのうち前記車室側の面に沿って前記ダッシュアッパパネルまで立ち上げられるダッシュフレームと、
    該ダッシュフレームに交差するように車幅方向へ延ばされ、前記ダッシュロアパネルのうち前記エンジンルーム側の面に設けられて前記左フロントピラーおよび前記右フロントピラーに架け渡されるダッシュクロスと、
    を備え
    前記ダッシュロアパネルは、
    前記ダッシュアッパパネルから前記フロアトンネルの前端部まで垂下される鉛直パネル部と、
    該鉛直パネル部の下端部から前記フロアパネルまで車体後方に向けて下り勾配に延ばされる傾斜パネル部と、
    該傾斜パネル部および前記鉛直パネル部の交差部に形成される屈曲部と、を有し、
    該屈曲部を車室側から覆うように前記ダッシュロアパネルに設けられることにより、該ダッシュロアパネルとともに閉断面を形成する補強メンバを備えることを特徴とする車体構造。
  2. 前記車体構造は、
    前記エンジンルームに設けられて車体前後方向へ延び、かつ、前記ダッシュクロスに連結されるフロントサイドフレームと、
    該フロントサイドフレームに連結され、かつ、前記ダッシュクロスの断面内部に設けられるバルクヘッドと、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の車体構造。
  3. 前記ダッシュフレームは、
    車幅方向に間隔をおいて左右側に一対設けられ、
    前記トンネルフレームの前端部から前記ダッシュアッパパネルに向けて車幅方向に広がるように延出されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車体構造。
  4. 前記ダッシュロアパネルは、
    前記車室側に膨出されることにより車輪を回避するホイールアーチ部を有し、
    該ホイールアーチ部に設けられ、前記補強メンバと一体に形成されるタイヤ荷重受部を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の車体構造。
  5. 前記タイヤ荷重受部は、
    前記エンジンルーム側へ膨出するビードを有し、
    前記ホイールアーチ部は、
    前記エンジンルーム側へ向けて凹状に形成され、前記ビードを収納する凹部を有することを特徴とする請求項記載の車体構造。
  6. 前記タイヤ荷重受部は、
    該タイヤ荷重受部の上部が前記ホイールアーチ部を介して前記ダッシュクロスに重ね合わされることを特徴とする請求項または請求項記載の車体構造。
  7. 前記車体構造は、
    ダッシュロアパネルに前記車室側から設けられ、ペダルを支持するペダルブラケットを備え、
    前記ダッシュクロスは、
    車幅方向の中央部が両端部よりも上方に配置され、前記ペダルブラケットの下部に前記ダッシュロアパネルを介して重ね合わされる中央クロス部を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の車体構造。
  8. 前記車体構造は、
    前記フロアパネルの外側に沿って車体前後方向に延びるサイドシルと、
    該サイドシルの車幅方向内側に設けられ、かつ、前記フロアパネルに沿って車体前後方向に延びるフロアフレームと、
    該フロアフレームおよび前記トンネルフレーム間に設けられ、かつ、前記フロアパネルに沿って車体前後方向に延びるトンネルサイドフレームと、を備え、
    前記サイドシル、前記フロアフレーム、前記トンネルサイドフレームおよび前記トンネルフレームに、前突により入力した荷重が伝えられることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の車体構造。
  9. 前記車体構造は、
    前記サイドシルの前端部に設けられるフロントピラーと、
    前記フロントピラーから前記フロアフレームまで車幅方向内側で、かつ車体後方に向けて傾斜状に延びる傾斜メンバと、
    該傾斜メンバから前記トンネルサイドフレームまで車幅方向内側に延びる横メンバと、を備えることを特徴とする請求項8記載の車体構造。
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