JP6077502B2 - 車両前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ダンパハウジングにトルクロッドブラケットが設けられ、トルクロッドブラケットにトルクロッドを介して動力源が連結される車両前部構造に関する。
車両前部構造のなかには、フロントサイドフレームにダンパハウジングが設けられ、ダンパハウジングからエンジンルーム内に向けてトルクロッドブラケットが車体前方で、かつ、車幅方向内側に向けて突出され、トルクロッドブラケットに動力源がトルクロッドを介して連結されるものが知られている。
具体的には、トルクロッドブラケットにトルクロッドの基端部が連結され、トルクロッドの先端部が動力源に連結されることにより、トルクロッドブラケットに動力源がトルクロッドを介して連結される(例えば、特許文献1参照。)。
特許第5087119号公報
しかし、特許文献1のトルクロッドブラケットはダンパハウジングから車体前方で、かつ、車幅方向内側に向けて突出されている。このトルクロッドブラケットに車体前後方向の荷重が動力源からトルクロッドを経て入力する。
すなわち、トルクロッドブラケットは、荷重の入力方向に対して交差する斜め方向に突出されている。よって、トルクロッドブラケットに入力した荷重は、トルクロッドブラケットおよびダンパハウジングの接合部が剥離する方向に伝えられる。このため、トルクロッドブラケットおよびダンパハウジングの接合部の強度を強固に確保する必要がある。
また、トルクロッドブラケットが荷重の入力方向に対して斜め方向に突出されているため、トルクロッドブラケットに入力した荷重をダンパハウジング(すなわち、車体側)に良好に伝えることが難しくなる。このため、トルクロッドブラケットに入力した荷重を車体側で効率よく受けることが難しくなることが考えられる。
本発明は、トルクロッドブラケットを強固に接合でき、トルクロッドブラケットに入力した荷重を効率よく伝えることができる車両前部構造を提供することを課題とする。
請求項は、車両前後方向に向けて延在するフロントサイドフレームと、該フロントサイドフレームに設けられたダンパハウジングとを備えた車両前部構造であって、前記ダンパハウジングの内側壁に接合されることによりエンジンルームに配置され、上下方向に延在される補強ブラケットと、該補強ブラケットおよび前記ダンパハウジングの内側壁に接合され、前記エンジンルームに配置されるトルクロッドブラケットと、該トルクロッドブラケットから車両前後方向に延在され、前記トルクロッドブラケットに前記エンジンルームの動力源を連結するトルクロッドと、を備え、前記補強ブラケットは、該補強ブラケットの下端部が前記フロントサイドフレームに接合されることを特徴とする。
請求項は、車両前後方向に向けて延在するフロントサイドフレームと、該フロントサイドフレームに設けられたダンパハウジングとを備えた車両前部構造であって、前記ダンパハウジングの内側壁に接合されることによりエンジンルームに配置され、上下方向に延在される補強ブラケットと、該補強ブラケットおよび前記ダンパハウジングの内側壁に接合され、前記エンジンルームに配置されるトルクロッドブラケットと、該トルクロッドブラケットから車両前後方向に延在され、前記トルクロッドブラケットに前記エンジンルームの動力源を連結するトルクロッドと、を備え、前記ダンパハウジングが車両の左右側に設けられ、該左右のダンパハウジングに亘って延在するアッパクロスメンバを備え、該アッパクロスメンバの両端部に前記補強ブラケットが接合されることを特徴とする。
請求項は、車両前後方向に向けて延在するフロントサイドフレームと、該フロントサイドフレームに設けられたダンパハウジングとを備えた車両前部構造であって、前記ダンパハウジングの内側壁に接合されることによりエンジンルームに配置され、上下方向に延在される補強ブラケットと、該補強ブラケットおよび前記ダンパハウジングの内側壁に接合され、前記エンジンルームに配置されるトルクロッドブラケットと、該トルクロッドブラケットから車両前後方向に延在され、前記トルクロッドブラケットに前記エンジンルームの動力源を連結するトルクロッドと、を備え、前記補強ブラケットおよび前記内側壁で閉断面部が形成され、該閉断面部の内部に補強部を備え、該補強部に前記トルクロッドブラケットが前記補強ブラケットを介して接合され、前記閉断面部が上下方向に延在され、前記補強部は、前記閉断面部を上下方向に仕切る隔壁部材を含み、該隔壁部材は、前記閉断面部を仕切る仕切壁部と、該仕切壁部の周縁部から張り出され、前記補強ブラケットに接合されるフラップと、を有し、該フラップに前記トルクロッドブラケットが前記補強ブラケットを介して接合されることを特徴とする。
請求項1から3に係る発明では、ダンパハウジングの内側壁に補強ブラケットを接合(固定)し、この補強ブラケットを上下方向に延在させた。よって、補強ブラケットおよびダンパハウジングの内側壁の接合部の長さを確保できる。補強ブラケットの接合部の長さを確保することにより、補強ブラケットをダンパハウジングの内側壁に強固に接合でき、補強ブラケットの剛性が確保される。
剛性の高い補強ブラケットにトルクロッドブラケットを接合させることにより、トルクロッドブラケットを補強ブラケットで強固に接合できる。すなわち、トルクロッドブラケットおよびダンパハウジングの接合部の強度を必要に高めなくても、トルクロッドブラケットを強固に接合できる。
トルクロッドブラケットを強固に接合することにより、動力源からトルクロッドを経てトルクロッドブラケットに入力した荷重を、補強ブラケットを経て車体側に効率よく伝えることができる。
請求項に係る発明では、補強ブラケットの下端部をフロントサイドフレームに接合させた。よって、トルクロッドブラケットから補強ブラケットに伝達された荷重を、補強ブラケットを経てフロントサイドフレームに分散させることができる。
ここで、フロントサイドフレームは車体の骨格の一部を構成する剛性の高い部材である。剛性の高いフロントサイドフレームに荷重を分散することにより、トルクロッドブラケットに入力した荷重を一層好適に支えることができる。
請求項に係る発明では、左右のダンパハウジングに亘ってアッパクロスメンバを延在させ、アッパクロスメンバに補強ブラケットを接合させた。よって、トルクロッドブラケットから補強ブラケットに伝達された荷重を、補強ブラケットを経てアッパクロスメンバに分散させることができる。
ここで、アッパクロスメンバは車体の骨格の一部を構成する剛性の高い部材である。剛性の高いアッパクロスメンバに荷重を分散することにより、トルクロッドブラケットに入力した荷重を一層好適に支えることができる。
請求項に係る発明では、補強ブラケットおよび内側壁で閉断面部を形成し、閉断面部の内部に補強部を備えた。さらに、補強部にトルクロッドブラケットを補強ブラケットを介して接合させた。
よって、トルクロッドブラケットから補強ブラケットに伝達された荷重を、補強部を経て補強ブラケットに効率よく伝えることができる。これにより、トルクロッドブラケットに入力した荷重を補強ブラケットで良好に支えることができる。
請求項に係る発明では、隔壁部材の仕切壁部で閉断面部を上下方向に仕切り、仕切壁部の周縁部からフラップを張り出した。さらに、張り出したフラップを補強ブラケットに接合させた。
よって、トルクロッドブラケットから補強ブラケットに伝達された荷重を、隔壁部材を経て補強ブラケットの全周に伝えることができる。これにより、トルクロッドブラケットに入力した荷重を補強ブラケットに効率よく伝えることができる。
本発明に係る車両前部構造を示す斜視図である。 図1の2部拡大図である。 図2の車両前部構造を下方から見た状態を示す斜視図である。 図3の車両前部構造を示す分解斜視図である。 図2の右ダンパハウジングおよび右支持脚部を下トルクロッドブラケットの上方で破断した状態を示す斜視図である。 図4の右支持脚部を一部破断した状態で示す斜視図である。 図2の7−7線断面図である。 図2の8矢視図である。 図2の9−9線断面図である。 本発明に係るトルクロッド支持部から補強ブラケットに伝達された荷重を補強ブラケットに伝える例を説明する図である。 本発明に係る補強ブラケットに伝えられた荷重を支える例を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向にしたがう。
実施例に係る車両前部構造10について説明する。
図1に示すように、車両前部構造10は、車両前後方向に向けて延在する左右のフロントサイドフレーム(フロントサイドフレーム)11,12と、各フロントサイドフレーム11,12間のエンジンルーム14に配置された動力源15と、左フロントサイドフレーム11に設けられた左ダンパハウジング(ダンパハウジング)17と、右フロントサイドフレーム12に設けられた右ダンパハウジング(ダンパハウジング)18とを備えている。
さらに、車両前部構造10は、右ダンパハウジング18および左ダンパハウジング17に亘って延在するアッパクロスメンバ21と、左ダンパハウジング17に接合された左支持脚部23と、右ダンパハウジング18に接合された右支持脚部24と、右支持脚部24および右ダンパハウジング18に接合されたトルクロッド支持部26と、トルクロッド支持部26に連結されたトルクロッド28とを備えている。
左フロントサイドフレーム11および右フロントサイドフレーム12は車両の左右側に設けられている。
右フロントサイドフレーム12は、車体の骨格の一部を構成する剛性の高い部材であり、車両前後方向に延びることにより後端部12aがロアダッシュボード32の下部32aに接合されている。右フロントサイドフレーム12の前端部12bに右アッパメンバ34の前端部34aが連結部材35を介して接合され、右アッパメンバ34の後端部34bが右フロントピラー36に接合されている。
左フロントサイドフレーム11は、右フロントサイドフレーム12と左右対称の部材であり、以下詳しい説明を省略する。
動力源15は、一例として、エンジンとトランスミッションとが一体に形成されたエンジン/トランスミッションユニットである。この動力源15は、左右のフロントサイドフレーム11,12間に横向きに配置され、右側部15aがマウント部37を介してトルクロッド28に連結されている。
図2に示すように、右ダンパハウジング18は、右フロントサイドフレーム12に下端部18aが接合され、右アッパメンバ34に上端部18bが接合されている。さらに、右ダンパハウジング18の後端部がロアダッシュボード32の右端部に接合されている。加えて、右ダンパハウジング18の前端部にダンパ補強部材41が接合されている。
これにより、右ダンパハウジング18の剛性が確保されている。
図1に戻って、左ダンパハウジング17は、右ダンパハウジング18と左右対称の部材であり、以下詳しい説明を省略する。左ダンパハウジング17および右ダンパハウジング18は、車両の左右側に設けられている。
右ダンパハウジング18の上端部18bおよび左ダンパハウジング17の上端部17aに亘ってアッパクロスメンバ21が延在されている。
アッパクロスメンバ21は、車体の骨格の一部を構成する剛性の高い部材であり、左ダンパハウジング17の上端部17aに左端部21aが接合され、右ダンパハウジング18の上端部18bに右端部21bが接合されている。
アッパクロスメンバ21の後端部21cは、アッパダッシュボード31に接合されている。アッパダッシュボード31はロアダッシュボード32の上端部に接合されている。
図2に示すように、アッパクロスメンバ21は、クロスメンバ本体42が断面略U字状に形成され、クロスメンバ本体42の上端部に上プレート43が接合されている。クロスメンバ本体42および上プレート43でアッパクロスメンバ21が閉断面に形成されている。
クロスメンバ本体42の右端部42aが右支持脚部24の上端部に接合されている。同様に、クロスメンバ本体42の左端部が左支持脚部23(図1参照)の上端部に接合されている。
図3、図4に示すように、右支持脚部24は、右ダンパハウジング18に接合された補強ブラケット45と、補強ブラケット45の内部に設けられた補強部46とを備えている。
補強ブラケット45は、車両前方側に設けられた前壁部51と、車両後方側に設けられた後壁部52と、前壁部51および後壁部52を連結する内壁部53と、前壁部51から車両前方へ張り出された前フランジ54と、後壁部52から車両後方へ張り出された後フランジ55(図5参照)とを有する。
図2、図5に示すように、補強ブラケット45は、前壁部51、後壁部52および内壁部53で断面略U字状に形成されている。また、前壁部51、後壁部52、内壁部53、前フランジ54および後フランジ55で断面略ハット状に形成されている。
補強ブラケット45の下端部45aが右フロントサイドフレーム12に接合されている。また、補強ブラケット45の上端部45bがアッパクロスメンバ21の右端部21bに接合されている。すなわち、補強ブラケット45が上下方向に延在されている。
さらに、前フランジ54および後フランジ55が右ダンパハウジング18の内側壁19にエンジンルーム14側から接合されている。
右ダンパハウジング18の内側壁19は、エンジンルーム14側に膨出された断面略湾曲状の壁部である。よって、内側壁19に前フランジ54および後フランジ55がエンジンルーム14側から接合されることにより、補強ブラケット45がエンジンルーム14に配置されている。
右ダンパハウジング18の内側壁19に補強ブラケット45が接合され、かつ、上下方向に延在されている。よって、補強ブラケット45および内側壁19の接合部が上下方向に延在され、この接合部の長さが確保されている。
補強ブラケット45の接合部の長さを確保することにより、補強ブラケット45を内側壁19に強固に接合でき、補強ブラケット45の剛性が確保される。
図4に示すように、補強ブラケット45の内壁部53は、クロスメンバ本体42の底部42bに沿って上端部(以下、底上端部という)53aが車幅方向内側に延出されている。また、補強ブラケット45の前壁部51は、クロスメンバ本体42の前壁部42cに沿って上端部51aが車幅方向内側に張り出されている。さらに、補強ブラケット45の後壁部52は、クロスメンバ本体42の底部42bに沿って上端部52aが車幅方向内側に延出されている。
よって、補強ブラケット45の上端部45bがクロスメンバ本体42の右端部42aに強固に接合されている。
図5に示すように、前フランジ54および後フランジ55が右ダンパハウジング18の内側壁19に接合されることにより、補強ブラケット45(具体的には、前壁部51、後壁部52、内壁部53)および右ダンパハウジング18の内側壁19で閉断面部57が形成される。閉断面部57は上下方向に延在されている。
閉断面部57の内部58に補強部46が設けられている。補強部46は、閉断面部57の内部58に設けられて閉断面部57を上下方向に仕切る隔壁部材47と、隔壁部材47の上方に設けられたガセット48とを含む。
隔壁部材47は、閉断面部57の内部58に略水平に設けられた仕切壁部61と、仕切壁部61の周縁部から張り出された周縁フラップ(フラップ)62とを有する。
仕切壁部61は、閉断面部57の内部58に配置された状態で略水平に設けられている。仕切壁部61の周縁部は、前壁部51に対峙する前辺61aと、後壁部52に対峙する後辺61bと、内壁部53に対峙する内辺61cと、内側壁19に対峙する外辺61dとを有する。前辺61a、後辺61b、内辺61cおよび外辺61dで仕切壁部61の周縁部が略台形に形成されている。
仕切壁部61の周縁部から周縁フラップ62が下方に向けて折り曲げられている(張り出されている)。
図5、図6に示すように、周縁フラップ62は、前辺61aから下方に折り曲げられた前フラップ62aと、後辺61bから下方に折り曲げられた後フラップ62bと、内辺61cから下方に折り曲げられた内フラップ62cとを有する。
前フラップ62aが前壁部51に接合され、後フラップ62bが後壁部52に接合されている。さらに、内フラップ62cが内壁部53に接合されている。すなわち、周縁フラップ62が補強ブラケット45の全周に接合されている。
よって、隔壁部材47が補強ブラケット45の内面に接合された状態で、閉断面部57の内部58に略水平に設けられる。これにより、閉断面部57が隔壁部材47の仕切壁部61で上下方向に仕切られている。
図6、図7に示すように、隔壁部材47の上方にガセット48が設けられている。ガセット48は、隔壁部材47から補強ブラケット45の内壁部53に沿って上方へ延びる鉛直部65と、鉛直部65の上端65aから内壁部53の底上端部53aに沿って車幅方向内側へ延びる水平部66とを有する。
鉛直部65および水平部66でガセット48が側面視略L字状に形成されている。
鉛直部65が内壁部53に接合され、水平部66が内壁部53の底上端部53aに接合されている。よって、補強ブラケット45の上端部45bがガセット48で補強されている。すなわち、ガセット48は、補強ブラケット45の上端部45bを補強する部材である。
ガセット48で上端部45bが補強されることにより、補強ブラケット45の上端部45bがアッパクロスメンバ21の右端部21bに一層強固に接合されている。
図1に示すように、左支持脚部23は、右支持脚部24と左右対称に形成され、左フロントサイドフレーム11および左ダンパハウジング17に接合されている。
左支持脚部23および右支持脚部24は左右対称の部材であり、以下左支持脚部23の詳しい説明を省略する。
右支持脚部24の上端部にアッパクロスメンバ21の右端部21bが接合され、左支持脚部23の上端部にアッパクロスメンバ21の左端部21aが接合されている。すなわち、右支持脚部24の上端部および左支持脚部23の上端部にアッパクロスメンバ21の両端部21b,21aがそれぞれ接合されている。
右支持脚部24、左支持脚部23およびアッパクロスメンバ21の3部材で正面視門形(正面視逆U字形)に形成されている。これにより、右支持脚部24、左支持脚部23およびアッパクロスメンバ21の剛性が一層高められている。
図4、図8に示すように、右支持脚部24および右ダンパハウジング18にトルクロッド支持部26が接合されることにより、トルクロッド支持部26がエンジンルーム14に配置されている。
トルクロッド支持部26は、補強ブラケット45の車両前方に配置されている。このトルクロッド支持部26は、右支持脚部24の上下方向略中央に接合された下トルクロッドブラケット(トルクロッドブラケット)71と、下トルクロッドブラケット71の上方に配置された上トルクロッドブラケット(トルクロッドブラケット)72とを備えている。
図5に戻って、下トルクロッドブラケット71は、補強ブラケット45の車両前方に形成された下取付孔74と、後部71aから上方に折り曲げられた第1下フラップ75と、後部71aから車両後方に張り出された第2下フラップ76と、側部71bから上方に折り曲げられた第3下フラップ77とを有する。
図9に示すように、第1下フラップ75は、補強ブラケット45の前壁部51および隔壁部材47の前フラップ62aと重ね合わされる位置に配置されている。第1下フラップ75、前壁部51および前フラップ62aの3部材が重ね合わされた状態で接合されている。
換言すれば、隔壁部材47の前フラップ62aに下トルクロッドブラケット71が前壁部51を介して接合されている。
図5に示すように、第2下フラップ76は、補強ブラケット45の内壁部53で、かつ、隔壁部材47の内フラップ62cより下方に配置されている。第2下フラップ76および内壁部53が接合されている。
第3下フラップ77は、第1下フラップ75から略水平に右ダンパハウジング18の内側壁19に沿って車両前方に延ばされている。第3下フラップ77および内側壁19が接合されている。
よって、下トルクロッドブラケット71が補強ブラケット45、隔壁部材47および内側壁19に接合されている。
図4、図8に示すように、上トルクロッドブラケット72は、補強ブラケット45の車両前方に形成された上取付孔81と、後部72aから上方に折り曲げられた第1上フラップ82と、後部72aから車両後方に張り出された第2上フラップ83と、側部72bから上方に折り曲げられた第3上フラップ84とを有する。
上取付孔81は、下トルクロッドブラケット71の下取付孔74(図5参照)と同軸上に配置されている。
第1上フラップ82は補強ブラケット45の前壁部51の上端部51aおよびクロスメンバ本体42の前壁部42c(図9参照)に接合されている。また、第2上フラップ83は補強ブラケット45の内壁部53に接合されている。さらに、第3上フラップ84は右ダンパハウジング18の内側壁19に接合されている。
よって、上トルクロッドブラケット72が補強ブラケット45および内側壁19に接合されている。
これにより、上トルクロッドブラケット72および下トルクロッドブラケット71(すなわち、トルクロッド支持部26)が補強ブラケット45に接合されている。
ここで、補強ブラケット45が右ダンパハウジング18の内側壁19に強固に接合されることにより補強ブラケット45の剛性が確保されている。剛性の高い補強ブラケット45にトルクロッド支持部26を接合させることにより、トルクロッド支持部26が補強ブラケット45で強固に接合されている。
よって、トルクロッド支持部26および右ダンパハウジング18の接合部の強度を必要以上に高めなくても、トルクロッド支持部26を補強ブラケット45や右ダンパハウジング18に強固に接合できる。
トルクロッド支持部26を強固に接合することにより、動力源15からトルクロッド28(後述する)を経てトルクロッド支持部26に入力した荷重を、補強ブラケット45を経て車体側に効率よく伝えることができる。
また、下トルクロッドブラケット71の下取付孔74(図5参照)が補強ブラケット45の車両前方に配置され、上トルクロッドブラケット72の上取付孔81が補強ブラケット45の車両前方に配置されている。下取付孔74および上取付孔81にトルクロッド28が取り付けられる。
図9に示すように、トルクロッド28は、下トルクロッドブラケット71および上トルクロッドブラケット72に連結されるロッド基端部86と、動力源15のマウント部37に連結されるロッド先端部87と、ロッド基端部86およびロッド先端部87を連結するロッド部88とを有する。
ロッド基端部86が下トルクロッドブラケット71および上トルクロッドブラケット72間に配置される。配置されたロッド基端部86が取付ボルト91・ナット92を介して両トルクロッドブラケット71,72に支持されている。取付ボルト91は、下取付孔74および上取付孔81に貫通されている。
ロッド基端部86から車両前方に向けてロッド部88が延ばされ、ロッド部88の前端部にロッド先端部87が連結されている。ロッド先端部87がマウント部37に取付ボルト93を介して連結されている。マウント部37に動力源15(図8参照)が連結されている。
すなわち、トルクロッド28がトルクロッド支持部26から車両前後方向に延在され、トルクロッド28を介して動力源15がトルクロッド支持部26に連結されている。
図8に示すように、トルクロッド支持部26が補強ブラケット45の車両前方に配置され、トルクロッド支持部26が補強ブラケット45の前壁部51に接合されている。また、トルクロッド支持部26からトルクロッド28が車両前後方向に延在され、トルクロッド28およびマウント部37を介してトルクロッド支持部26に動力源15が連結されている。
よって、動力源15からトルクロッド28を経てトルクロッド支持部26に伝わる荷重F1の伝達方向の延長線95上に、トルクロッド支持部26が配置される。さらに、荷重F1の伝達方向の延長線95上に、トルクロッド支持部26および前壁部51(すなわち、補強ブラケット45)の接合部97が配置される。
これにより、動力源15からマウント部37およびトルクロッド28を経てトルクロッド支持部26に伝達された荷重F1が、トルクロッド支持部26を経て補強ブラケット45に効率よく伝えられる。伝えられた荷重F1は補強ブラケット45で支えられる。
図3に戻って、補強ブラケット45の下端部45aが右フロントサイドフレーム12に接合されている。よって、トルクロッド支持部26から補強ブラケット45に伝達された荷重F1を、補強ブラケット45を経て右フロントサイドフレーム12に分散させることができる。
ここで、右フロントサイドフレーム12は車体の骨格の一部を構成する剛性の高い部材である。剛性の高い右フロントサイドフレーム12に荷重F1を分散することにより、トルクロッド支持部26に入力した荷重F1を一層好適に支えることができる。
さらに、補強ブラケット45の上端部45bがアッパクロスメンバ21に接合されている。よって、トルクロッド支持部26から補強ブラケット45に伝達された荷重F1を、補強ブラケット45を経てアッパクロスメンバ21に分散させることができる。
ここで、補強ブラケット45の上端部45bがガセット48(図6参照)で補強されることにより、補強ブラケット45の上端部45bがアッパクロスメンバ21の右端部21bに強固に接合されている。よって、荷重F1を、補強ブラケット45を経てアッパクロスメンバ21に良好に分散させることができる。
さらに、アッパクロスメンバ21は車体の骨格の一部を構成する剛性の高い部材である。剛性の高いアッパクロスメンバ21に荷重F1を分散することにより、トルクロッド支持部26に入力した荷重F1を一層好適に支えることができる。
図9に示すように、補強ブラケット45および内側壁19で閉断面部57が形成され(図5も参照)、閉断面部57の内部58に隔壁部材47が設けられている。さらに、隔壁部材47にトルクロッド支持部26が補強ブラケット45の前壁部51を介して接合されている。
よって、トルクロッド支持部26から補強ブラケット45に伝達された荷重F1を隔壁部材47で確実に受け、受けた荷重F1を隔壁部材47を経て補強ブラケット45に効率よく伝えることができる。これにより、トルクロッド支持部26に入力した荷重を補強ブラケット45で良好に支えることができる。
また、隔壁部材47の仕切壁部61で閉断面部57が上下方向に仕切られ、仕切壁部61の周縁フラップ62が補強ブラケット45の全周に接合されている。よって、トルクロッド支持部26から補強ブラケット45に伝達された荷重F1を、隔壁部材47を経て補強ブラケット45の全周に伝えることができる。
これにより、トルクロッド支持部26に入力した荷重F1を補強ブラケット45に効率よく伝えることができる。
つぎに、動力源15からトルクロッド28を経てトルクロッド支持部26に入力する荷重F2を右支持脚部24などで支える例を図10、図11に基づいて説明する。
図10(a)に示すように、動力源15からマウント部37を経てトルクロッド28に荷重が伝達される。伝達された荷重がトルクロッド28を介してトルクロッド支持部26に荷重F2として矢印の如く入力される。
トルクロッド支持部26が荷重F2の伝達方向に配置されている。よって、トルクロッド支持部26に入力した荷重F2が、トルクロッド支持部26を経て補強ブラケット45に効率よく伝えられる。
図10(b)に示すように、隔壁部材47にトルクロッド支持部26が補強ブラケット45の前壁部51を介して接合されている。さらに、隔壁部材47の仕切壁部61で閉断面部57が上下方向に仕切られ、仕切壁部61の周縁フラップ62が補強ブラケット45の全周に接合されている。
これにより、トルクロッド支持部26から補強ブラケット45に伝達された荷重F2を、隔壁部材47を経て補強ブラケット45に効率よく伝えることができる。
図11に示すように、トルクロッド支持部26から補強ブラケット45に伝達された荷重F2が、補強ブラケット45を経て右フロントサイドフレーム12に荷重F3として矢印の如く分散される。
さらに、補強ブラケット45に伝達された荷重F2が、補強ブラケット45を経てアッパクロスメンバ21に荷重F4として矢印の如く分散される。
これにより、トルクロッド支持部26に入力した荷重F2を補強ブラケット45、右フロントサイドフレーム12やアッパクロスメンバ21(すなわち、車体)で好適に支えることができる。
なお、本発明に係る車両前部構造は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、補強ブラケット45を右側に設けた例について説明したが、これに限らないで、補強ブラケット45を左側に設けることも可能である。
さらに、補強ブラケット45を左右側(すなわち、両側)に設けることも可能である。
また、前記実施例では、動力源15としてエンジン/トランスミッションユニットを例示したが、これに限定しないで、モータなどの他の動力源に本発明を適用することも可能である。
さらに、前記実施例で示した車両前部構造、左右のフロントサイドフレーム、動力源、左右のダンパハウジング、アッパクロスメンバ、左右の支持脚部、トルクロッド、補強ブラケット、補強部、閉断面部、仕切壁部、周縁フラップおよび上下のトルクロッドブラケットなどの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明の車両前部構造は、ダンパハウジングにトルクロッドブラケットが設けられ、このブラケットにトルクロッドを介して動力源が連結される自動車への適用に好適である。
10 車両前部構造
11,12 左右のフロントサイドフレーム(フロントサイドフレーム)
14 エンジンルーム
15 動力源
17,18 左右のダンパハウジング(ダンパハウジング)
18a 右ダンパハウジングの下端部
19 右ダンパハウジングの内側壁
21 アッパクロスメンバ
21a,21b アッパクロスメンバの両端部
23,24 左右の支持脚部
28 トルクロッド
45 補強ブラケット
45a 補強ブラケットの下端部
45b 補強ブラケットの上端部
46 補強部
47 隔壁部材
51 補強ブラケットの前壁部
57 閉断面部
58 閉断面部の内部
61 仕切壁部
61a,61b,61c,61d 前辺、後辺、内辺、外辺(仕切壁部の周縁部)
62 周縁フラップ(フラップ)
71 下トルクロッドブラケット(トルクロッドブラケット)
72 上トルクロッドブラケット(トルクロッドブラケット)

Claims (3)

  1. 車両前後方向に向けて延在するフロントサイドフレームと、該フロントサイドフレームに設けられたダンパハウジングとを備えた車両前部構造であって、
    前記ダンパハウジングの内側壁に接合されることによりエンジンルームに配置され、上下方向に延在される補強ブラケットと、
    該補強ブラケットおよび前記ダンパハウジングの内側壁に接合され、前記エンジンルームに配置されるトルクロッドブラケットと、
    該トルクロッドブラケットから車両前後方向に延在され、前記トルクロッドブラケットに前記エンジンルームの動力源を連結するトルクロッドと、を備え、
    前記補強ブラケットは、
    該補強ブラケットの下端部が前記フロントサイドフレームに接合されることを特徴とする車両前部構造。
  2. 車両前後方向に向けて延在するフロントサイドフレームと、該フロントサイドフレームに設けられたダンパハウジングとを備えた車両前部構造であって、
    前記ダンパハウジングの内側壁に接合されることによりエンジンルームに配置され、上下方向に延在される補強ブラケットと、
    該補強ブラケットおよび前記ダンパハウジングの内側壁に接合され、前記エンジンルームに配置されるトルクロッドブラケットと、
    該トルクロッドブラケットから車両前後方向に延在され、前記トルクロッドブラケットに前記エンジンルームの動力源を連結するトルクロッドと、を備え、
    前記ダンパハウジングが車両の左右側に設けられ、該左右のダンパハウジングに亘って延在するアッパクロスメンバを備え、
    該アッパクロスメンバの両端部に前記補強ブラケットが接合されることを特徴とする車両前部構造。
  3. 車両前後方向に向けて延在するフロントサイドフレームと、該フロントサイドフレームに設けられたダンパハウジングとを備えた車両前部構造であって、
    前記ダンパハウジングの内側壁に接合されることによりエンジンルームに配置され、上下方向に延在される補強ブラケットと、
    該補強ブラケットおよび前記ダンパハウジングの内側壁に接合され、前記エンジンルームに配置されるトルクロッドブラケットと、
    該トルクロッドブラケットから車両前後方向に延在され、前記トルクロッドブラケットに前記エンジンルームの動力源を連結するトルクロッドと、を備え、
    前記補強ブラケットおよび前記内側壁で閉断面部が形成され、
    該閉断面部の内部に補強部を備え、
    該補強部に前記トルクロッドブラケットが前記補強ブラケットを介して接合され、
    前記閉断面部が上下方向に延在され、
    前記補強部は、
    前記閉断面部を上下方向に仕切る隔壁部材を含み、
    該隔壁部材は、
    前記閉断面部を仕切る仕切壁部と、
    該仕切壁部の周縁部から張り出され、前記補強ブラケットに接合されるフラップと、を有し、
    該フラップに前記トルクロッドブラケットが前記補強ブラケットを介して接合されることを特徴とする車両前部構造。
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