JP5948309B2 - 車体構造 - Google Patents

車体構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5948309B2
JP5948309B2 JP2013253317A JP2013253317A JP5948309B2 JP 5948309 B2 JP5948309 B2 JP 5948309B2 JP 2013253317 A JP2013253317 A JP 2013253317A JP 2013253317 A JP2013253317 A JP 2013253317A JP 5948309 B2 JP5948309 B2 JP 5948309B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cross member
vehicle
vehicle body
tunnel
dashboard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013253317A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015110386A (ja
Inventor
昌彦 大越
昌彦 大越
和矢 木村
和矢 木村
陽介 庄子
陽介 庄子
知成 高橋
知成 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2013253317A priority Critical patent/JP5948309B2/ja
Publication of JP2015110386A publication Critical patent/JP2015110386A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5948309B2 publication Critical patent/JP5948309B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、乗員室の下方の車幅方向中央にフロアトンネル部を有する車体構造に関するものである。
車体構造として、乗員室の下方の車幅方向中央に設けられるフロアトンネル部が、乗員室の床部に固定される下部トンネル部材と、その下部トンネル部材の上部に固定される上部トンネル部材と、から成るものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の車体構造は、フロアトンネル部が下部トンネル部材と上部トンネル部材とから成る二層構造とされ、下部トンネル部材と上部トンネル部材の間に車体前後方向に連続する閉断面が形成されている。そして、上部トンネル部材の前端部は、乗員室とエンジンルーム等の車両前部室とを隔成する隔壁部が配置され、その隔壁部を構成するダッシュボードクロスメンバ(車幅方向補強部材)に上部トンネル部材の前端部が固定されている。また、上部トンネル部材の左右の側壁の前端部領域には、車幅方向外側に延出する延出部が設けられ、その延出部の先端部が左右の各フロントピラーの基部に連結されている。なお、左右の延出部は、車両前部室内でパワーユニットを支持するサブフレームの取付部とされている。
特許第4123024号公報
上記従来の車体構造は、床部の中央に配置されるフロアトンネル部が、下部トンネル部材と上部トンネル部材とから成るために、乗員室の下方中央の剛性がフロアトンネル部によって高められる。しかし、フロアトンネル部の前端部は上部トンネル部材のみでダッシュボードクロスメンバに固定されているため、例えば、車両前方側からダッシュボードクロスメンバに大きな衝撃荷重が入力されたときに、ダッシュボードクロスメンバに入力された衝撃荷重は上部トンネル部材にのみ直接入力されることになる。このため、下部トンネル部材は前後方向の荷重伝達に効率的に寄与しにくい。
そこでこの発明は、車体の前後方向から入力される大きな荷重をフロアトンネル部の上部トンネル部材と下部トンネル部材を有効に活用して、車体上の他の部位に効率良く伝達することのできる車体構造を提供しようとするものである。
この発明に係る車体構造では、上記課題を解決するために以下の構成を採用した。
請求項1に係る発明は、乗員が搭乗する乗員室(例えば、実施形態の乗員室2)と、該乗員室の前部に設けられる車両前部室(例えば、実施形態の車両前部室3)と、前記乗員室と前記車両前部室の間に配置される前部側隔壁部(例えば、実施形態の前部側隔壁部5)と、前記乗員室の下方の車幅方向中央に、車体前後方向に沿って延設されるフロアトンネル部(例えば、実施形態のフロアトンネル部9)と、を備え、前記前部側隔壁部が、車幅方向に沿って延出する第1ダッシュボードクロスメンバ(例えば、実施形態の第1ダッシュボードクロスメンバ18)と、該第1ダッシュボードクロスメンバの下方で車幅方向に沿って延出する第2ダッシュボードクロスメンバ(例えば、実施形態の第2ダッシュボードクロスメンバ19)と、を有し、前記フロアトンネル部が、下向きに開口するハット型断面形状が車体前後方向に沿って延出し前記乗員室の床部に固定される下部トンネル部材(例えば、実施形態の下部トンネル部材20L)と、下向きに開口する略コ字状の断面形状が車体前後方向に沿って延出し、左右の開口縁が前記下部トンネル部材の上端側の側縁部に沿って接合される上部トンネル部材(例えば、実施形態の上部トンネル部材20U)と、を有し、前記上部トンネル部材と前記下部トンネル部材は相互に接合されて、両者の間で車体前後方向に沿う略矩形状の閉断面部を構成しており、前記上部トンネル部材の前端部が前記第1ダッシュボードクロスメンバの後面に突き当てられて固定されているとともに、前記下部トンネル部材の前端部が前記第2ダッシュボードクロスメンバの後面に突き当てられて固定されていることを特徴とするものである。
これにより、例えば、車両の前方側から大きな衝撃荷重が入力されると、その衝撃荷重は、第1ダッシュボードクロスメンバと第2ダッシュボードクロスメンバに入力され、第1ダッシュボードクロスメンバに入力された荷重は上部トンネル部材に、第2ダッシュボードクロスメンバに入力された荷重は下部トンネル部材にそれぞれ入力される。このため、車両に入力された荷重は上部トンネル部材と下部トンネル部材に分散されて車体後方側に伝達されることになる。
また、特に前方からのオフセット衝突の際には、車両前部の左右の一方のフロントサイドフレームを介して入力された大きな荷重が、第1ダッシュボードクロスメンバと第2ダッシュボードクロスメンバに分散して入力される。このため、第1ダッシュボードクロスメンバと第2ダッシュボードクロスメンバの2本で効率良く荷重を受け止め、フロアトンネル部や車幅方向反対側に効率良く荷重を分散して車両の広い領域で荷重を吸収することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る車体構造において、前記第1ダッシュボードクロスメンバは、車体後方側に開口する略コ字状断面の第1クロスメンバ本体部(例えば、実施形態の第1クロスメンバ本体部21)と、該第1クロスメンバ本体部の略コ字状断面内に固定される第1補強部材(例えば、実施形態の取付ブラケット22)と、を有し、前記上部トンネル部材の前端部は、前記第1補強部材に固定されることを特徴とするものである。
これにより、上部トンネル部材の前端部が第1クロスメンバ本体部の略コ字状断面内の第1補強部材に固定されることから、第1クロスメンバ本体部の断面が第1補強部材によって補強されるとともに、上部トンネル部材が第1ダッシュボードクロスメンバに対して上下方向の広い範囲で剛的に結合されることになる。このため、第1ダッシュボードクロスメンバと上部トンネル部材の前端部との間で荷重をより効率良く伝達することが可能になる。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る車体構造において、前記第2ダッシュボードクロスメンバは、車体後方側に開口する略コ字状断面の第2クロスメンバ本体部(例えば、実施形態の第2クロスメンバ本体部23)と、該第2クロスメンバ本体部の略コ字状断面内に固定される第2補強部材(例えば、実施形態の取付ブラケット24)と、を有し、前記下部トンネル部材の前端部は、前記第2補強部材に固定されることを特徴とするものである。
これにより、下部トンネル部材の前端部が第2クロスメンバ本体部の略コ字状断面内の第2補強部材に固定されることから、第2クロスメンバ本体部の断面が第2補強部材によって補強されるとともに、下部トンネル部材が第2ダッシュボードクロスメンバに対して上下方向の広い範囲で剛的に結合されることになる。このため、第2ダッシュボードクロスメンバと下部トンネル部材の前端部との間で荷重をより効率良く伝達することが可能になる。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1項に係る車体構造において、前記車両前部室の車幅方向両側に車体前後方向に沿って延出する一対のサイドフレーム(例えば、実施形態のフロントサイドフレーム10)が設けられ、前記第1ダッシュボードクロスメンバと前記第2ダッシュボードクロスメンバの各両端部が一対の前記サイドフレームにそれぞれ接続されることを特徴とするものである。
これにより、車両前部室のサイドフレームに入力された荷重は、第1ダッシュボードクロスメンバと第2ダッシュボードクロスメンバに分散して伝達されることになる。このため、サイドフレームに入力された荷重を上部トンネル部材と下部トンネル部材に効率良く分散させることが可能になる。
請求項5に係る発明は、請求項4に係る車体構造において、前記乗員室の車幅方向両側に車体前後方向に沿って延出する一対のサイドシル(例えば、実施形態のサイドシル7)と、一対の前記サイドフレームから車幅方向外側に延出して、それぞれ左右の対応する前記サイドシルに接続される一対のアウトリガ(例えば、実施形態のアウトリガ11)と、を備え、前記アウトリガは、前記サイドフレーム上における前記第1ダッシュボードクロスメンバとの接続部と、前記第2ダッシュボードクロスメンバとの接続部と、に跨る前後方向領域に接続されることを特徴とするものである。
これにより、車両前部室のサイドフレームに入力された荷重は、第1ダッシュボードクロスメンバと第2ダッシュボードクロスメンバに伝達され、さらに、これらから上部トンネル部材と下部トンネル部材に伝達されるとともに、左右のアウトリガを介して左右のサイドシルにも伝達されることになる。したがって、サイドフレームに入力された荷重をより多くの骨格部材に分散させることが可能になる。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか1項に係る車体構造において、前記乗員室の後部に設けられる車両後部室(例えば、実施形態のエンジンルーム4)と、前記乗員室と前記車両後部室の間に配置される後部側隔壁部(例えば、実施形態の後部側隔壁部6)と、を備え、前記後部側隔壁部は車幅方向に沿って延出するバルクヘッドクロスメンバ(例えば、実施形態のバルクヘッドクロスメンバ15)を有し、少なくとも前記下部トンネル部材の上壁が前方から後方に向かって上方に傾斜し、前記上部トンネル部材及び下部トンネル部材の後端部が前記バルクヘッドクロスメンバに結合されていることを特徴とするものである。
これにより、第1ダッシュボードクロスメンバと第2ダッシュボードクロスメンバに車体前後方向から入力された衝撃荷重は、フロアトンネル部の上部トンネル部材と下部トンネル部材を介して後部のバルクヘッドクロスメンバに伝達される。また、フロアトンネル部の前部領域において車幅方向から衝撃荷重が入力された場合には、その衝撃荷重は、第1ダッシュボードクロスメンバ及び第2ダッシュボードクロスメンバと、これらに上部トンネル部材と下部トンネル部材を介して連結されたバルクヘッドクロスメンバとによって受け止められるようになる。車体設計上、乗員室の床部と第1,第2ダッシュボードクロスメンバの高さを低くする必要がある場合にも、後部のバルクヘッドクロスメンバによって側方からの衝撃荷重を効率良く受け止めることが可能になる。
請求項7に係る発明は、請求項1〜6のいずれか1項に係る車体構造において、前記第1ダッシュボードクロスメンバは、前記上部トンネル部材の前端部が固定される中央部材(例えば、実施形態の中央部材18C)と、該中央部材の両端部にそれぞれ接続される一対の側部部材(例えば、実施形態の側部部材18S)と、を有し、前記第2ダッシュボードクロスメンバは、前記下部トンネル部材の前端部が固定される中央部材(例えば、実施形態の中央部材19C)と、該中央部材の両端部にそれぞれ接続される一対の側部部材(例えば、実施形態の側部部材19S)と、を有していることを特徴とするものである。
これにより、車体組付時には、第1ダッシュボードクロスメンバと第2ダッシュボードクロスメンバを、それぞれ中央部材と側部部材とに分割し、各中央部材のみを上部トンネル部材と下部トンネル部材の前端部に予め別の場所で組み付けておき、車体側に組み付けた側部部材に対して中央部材とフロアトンネル部の組付体を後から容易に組み付けることができる。
この発明によれば、上部トンネル部材の前端部が第1ダッシュボードクロスメンバに固定され、下部トンネル部材の前端部が第2ダッシュボードクロスメンバに固定されることから、車体の前後方向から入力される大きな荷重をフロアトンネル部の上部トンネル部材と下部トンネル部材とに分散させて車体の他の部位に効率良く伝達することができる。
この発明の一実施形態の車両を車体前後方向に沿って切断した模式的な縦断面図である。 この発明の一実施形態の車両の前部から中央領域にかけての下面図である。 この発明の一実施形態の車両の後部の骨格部を裏面側から見た斜視図である。 この発明の一実施形態の車両の前部を乗員室の斜め上後方から見た斜視図である。 この発明の一実施形態の車両の前部の骨格部を裏面側から見た斜視図である。 この発明の一実施形態の車両の前部の骨格部を斜め上後方から見た斜視図である。 この発明の一実施形態の車両の前部を、一部部材を取り去り乗員室の斜め上後方から見た斜視図である。 この発明の一実施形態の車両の前部を、一部部材を取り去り乗員室の斜め上後方から見た斜視図である。 この発明の一実施形態の車両の後部を、一部部材を取り去り乗員室の斜め上前方から見た斜視図である。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、図面において、矢印FRは、車両の前方を指すものとし、矢印UPは、車両の上方を、矢印LHは、車両の左側方をそれぞれ指すものとする。
図1は、この実施形態に係る車両1を車幅方向の略中央で車体前後方向に沿って切断し、左側方から見た図であり、図2は、車両1の骨格部を裏面側から見た図である。また、図3は、車両1の車体後部の骨格部を裏面側から見た図である。
この実施形態の車両1は、エンジンが車体後部に搭載され、そのエンジンによって後輪を駆動する後輪駆動車両である。車両1の乗員室2の前方には、フロント側のサスペンション装置等が収容される車両前部室3が配置され、乗員室2の後方側には車両後部室であるエンジンルーム4が配置されている。乗員室2と車両前部室3の間は前部側隔壁部5によって仕切られ、乗員室2とエンジンルーム4の間は後部側隔壁部6によって仕切られている。乗員室2の左右両側の側部下方には、車体前後方向に沿う骨格部材であるサイドシル7が配置されている。左右のサイドシル7は、車体前後方向の中央領域同士がフロアクロスメンバ14等の複数のクロスメンバによって相互に連結されている。また、左右のサイドシル7の間には、乗員室2の床部を成す左右のフロアパネル8が敷設され、左右のフロアパネル8の間には、乗員室2の下方で車体前後方向に沿って延出するフロアトンネル部9が配置されている。
また、乗員室2の前方側の左右には、車体前方側に向かって延出する(車体前後方向に沿って延出する)左右一対のフロントサイドフレーム10(サイドフレーム)が配置されている。左右のフロントサイドフレーム10は、左右のサイドシル7よりも車幅方向内側位置から車体前方側に延出している。左右の各フロントサイドフレーム10の後縁部には、車幅方向外側に向かって延出するアウトリガ11の一端が接合されている。アウトリガ11の他端は、左右の対応するサイドシル7の前縁部に接合されている。また、左右のフロントサイドフレーム10の後端部は、後述するダッシュボードパネル12を挟んで乗員室2の下方の左右のフロントフロアフレーム13に接続されている。左右のフロントフロアフレーム13は、車体前後方向に沿って延出し、後端部がフロアクロスメンバ14に接合されている。なお、フロントフロアフレーム13は略コ字状断面を形成する上下のパネルがフロアパネル8を挟んで上下で接合されて構成されている。
また、左右のサイドシル7の後縁部の車幅方向内側部分には、車体後方側に向かって延出する左右一対のリヤサイドフレーム17が接合されている。そして、左右のリヤサイドフレーム17の前縁部の間には、車幅方向に延出するバルクヘッドクロスメンバ15が配置され、そのバルクヘッドクロスメンバ15によって左右のリヤサイドフレーム17が相互に連結されている。バルクヘッドクロスメンバ15の前面には、フロアパネル8の後端部から上方に立ち上がったバルクヘッドパネル16が接合されている。この実施形態においては、バルクヘッドクロスメンバ15とバルクヘッドパネル16とが後部側隔壁部6を構成している。
図4は、車両1の乗員室2の前部下方を乗員室2側から見た図である。また、図5は、乗員室2の前部下方を、ダッシュボードパネル12とフロアパネル8を取り去って裏面側から見た図であり、図6は、乗員室2の前部下方を、ダッシュボードパネル12とフロアパネル8を取り去って下方側から見た図である。
左右のフロントサイドフレーム10は、後部側のフロントフロアフレーム13との接合部から上方に湾曲し、その湾曲部の前端側から車両前方側に略水平に延出している。左右のフロントサイドフレーム10の後縁部には、車幅方向に沿って延出する第1ダッシュボードクロスメンバ18と第2ダッシュボードクロスメンバ19が結合されている。第1ダッシュボードクロスメンバ18は、両端部が左右のフロントサイドフレーム10の車幅方向内側の側面に接合されており、第2ダッシュボードクロスメンバ19は、両端部が、第1ダッシュボードクロスメンバ18よりも後部下方位置において、左右のフロントサイドフレーム10の下面と車幅方向内側の側面とに接合されている。第1ダッシュボードクロスメンバ18と第2ダッシュボードクロスメンバ19の後面(車体後方側に向く面)にはダッシュボードパネル12が接合されている。
なお、この実施形態においては、第1ダッシュボードクロスメンバ18と第2ダッシュボードクロスメンバ19がダッシュボードパネル12とともに前部側隔壁部5を構成している。また、前述した左右のアウトリガ11は、左右の対応するフロントサイドフレーム10における第1ダッシュボードクロスメンバ18との接合部と、第2ダッシュボードクロスメンバ19との接合部とに跨る前後方向領域に接合されている。
また、フロアトンネル部9は、下向きに開口するハット型断面形状が車体前後方向に沿って延出し、左右の開口縁部が左右のフロアパネル8の車幅方向内側の縁部に接合される下部トンネル部材20Lと、下向きに開口する略コ字状の断面形状が車体前後方向に沿って延出し、左右の開口縁が下部トンネル部材20Lの上端側の側縁部に沿って接合される上部トンネル部材20Uと、備えている。上部トンネル部材20Uと下部トンネル部材20Lは相互に接合されることにより、両者の間で車体前後方向に沿う略矩形状の閉断面部を形成している。
上部トンネル部材20Uと下部トンネル部材20Lの各前端部は、ダッシュボードパネル12を挟んで第1ダッシュボードクロスメンバ18と第2ダッシュボードクロスメンバ19の各後面(車体後方側に向く面)に突き当てられ、これらの後面にダッシュボードパネル12を挟んで接合されている。また、上部トンネル部材20Uと下部トンネル部材20Lの各後端部は、バルクヘッドクロスメンバ15の前面(車体前方側に向く面)に突き当てられ、その前面に接合されている。なお、上部トンネル部材20Uと下部トンネル部材20Lの前後の各接合形態については後に詳述する。
図7は、第1ダッシュボードクロスメンバ18の上部トンネル部材20Uとの前端側の接合部を示した図である。なお、図7においては、ダッシュボードパネル12は図示都合上省略されている。
第1ダッシュボードクロスメンバ18は、車体後方側に向かって開口する略コ字状断面の第1クロスメンバ本体部21と、第1クロスメンバ本体部21の車幅方向中央領域の略コ字状断面内に固定された一対の取付ブラケット22(第1補強部材)と、を備えている。第1クロスメンバ本体部21は、略コ字状断面の上下の開口縁にフランジ部21aが設けられ、これらのフランジ部21aの車体後方側に向く面にダッシュボードパネル12が接合されるようになっている。また、取付ブラケット22は、第1クロスメンバ本体部21の内側底面に接合される接合部から第1クロスメンバ本体部21の開口側に向かって垂立する支持壁22aと、支持壁22aの上端から車幅方向外側に屈曲するフランジ部22bと、を備え、フランジ部22bの車体後方側に向く面にダッシュボードパネル12が接合されるようになっている。
ここで、上部トンネル部材20Uの前端部には、図4,図6に示すように、接合フランジ20Uaが一体に形成されている。上部トンネル部材20Uの前端部は、この接合フランジ20Ua部分が、ダッシュボードパネル12を挟んで第1クロスメンバ本体部21と取付ブラケット22のフランジ部21a,22bに接合されている。
なお、この実施形態では、第1クロスメンバ本体部21は、車幅方向中央に配置されるパネル材と、そのパネル材の車幅方向両側に接合される別のパネル材がボルト締結等によって連結されるようになっている。車幅方向中央のパネル材には、予め取付ブラケット22が溶接固定され、最終組み付け時に、中央のパネル材の両縁部が車幅方向両側のパネル材に結合される。この実施形態においては、車幅方向中央のパネル材と取付ブラケット22が中央部材18Cを構成し、車幅方向両側のパネル材が側部部材18Sを構成している。
また、第1クロスメンバ本体部21の車幅方向中央の下端には、車体後方側に向かって突出する下端フランジ部21bが設けられている。この下端フランジ部21bは、下部トンネル部材20Lの頂部面を構成する上壁とほぼ同高さから車体後方に突出しており、その突出部分の上面は下部トンネル部材20Lの前記上壁の前端部の下面に接合されている。このため、第1ダッシュボードクロスメンバ18に、例えば、前方から荷重が入力されると、その荷重は、下端フランジ部21bを介して下部トンネル部材20Lにも伝達されることになる。
図8は、第2ダッシュボードクロスメンバ19の下部トンネル部材20Lとの前端側の接合部を示した図である。図8においては、ダッシュボードパネル12は図示都合上省略されている。
第2ダッシュボードクロスメンバ19は、車体後方側に向かって開口する略コ字状断面の第2クロスメンバ本体部23と、第2クロスメンバ本体部23の車幅方向中央領域の略コ字状断面内に固定された一対の取付ブラケット24(第2補強部材)と、を備えている。第2クロスメンバ本体部23は、略コ字状断面の上下の開口縁にフランジ部23aが設けられ、これらのフランジ部23aの車体後方側に向く面にダッシュボードパネル12が接合されるようになっている。取付ブラケット24は、第2クロスメンバ本体部23の内側底面に接合される接合部から第2クロスメンバ本体部23の開口側に向かって垂立する支持壁24aと、支持壁24aの上端から車幅方向内側に屈曲するフランジ部24bと、を備え、フランジ部24bの車体後方側に向く面にダッシュボードパネル12が接合されるようになっている。
下部トンネル部材20Lの前端部には、図4,図6,図7に示すように、接合フランジ20Laが一体に形成されている。下部トンネル部材20Lの前端部は、この接合フランジ20La部分が、ダッシュボードパネル12を挟んで第2クロスメンバ本体部23と取付ブラケット24のフランジ部23a,24bに接合されている。
この実施形態では、第2クロスメンバ本体部23は、車幅方向中央に配置されるパネル材と、そのパネル材の車幅方向両側に接合される別のパネル材がボルト締結等によって連結されるようになっている。車幅方向中央のパネル材には、予め取付ブラケット24が溶接固定され、最終組み付け時に、中央のパネル材の両縁部が車幅方向両側のパネル材に結合される。車幅方向中央のパネル材と取付ブラケット24は、第2ダッシュボードクロスメンバ19の中央部材19Cを構成し、車幅方向両側のパネル材は、第2ダッシュボードクロスメンバ19の側部部材19Sを構成している。
図9は、バルクヘッドクロスメンバ15の上部トンネル部材20Uと下部トンネル部材20Lの後端側の接続部を示した図である。図9においては、バルクヘッドパネル16は図示都合上省略されている。
バルクヘッドクロスメンバ15の下面は、車幅方向の中央領域が上方側に窪むように左右の縁部が傾斜した形状とされている。上部トンネル部材20Uと下部トンネル部材20Lの後端部は、下面高さが最も高くなるバルクヘッドクロスメンバ15の車幅方向中央領域に接合される。バルクヘッドクロスメンバ15は、車体前方側に向かって開口する略コ字状断面のメンバ本体部25と、メンバ本体部25の車幅方向中央領域の略コ字状断面内に固定された一対の取付ブラケット26と、を備えている。メンバ本体部25は、略コ字状断面の上下の開口縁にフランジ部25aが設けられている。また、取付ブラケット26は、メンバ本体部25の内側底面に接合される一対の支持壁26aと、その一対の支持壁26aの延出端を連結する接合壁26bと、を有している。
また、バルクヘッドクロスメンバ15の車幅方向中央の下端には、車体前方側に向かって突出する下端フランジ部15aが設けられている。この下端フランジ部15aは、下部トンネル部材20Lの頂部面を構成する上壁の後端部とほぼ同高さから車体前方に突出しており、その突出部分の上面は下部トンネル部材20Lの前記上壁の後端部の下面に接合されている。
ここで、フロアトンネル部9の上部トンネル部材20Uと下部トンネル部材20Lとは、それぞれの上面が前方から後方に向かって上方に傾斜し、後端部側が前端部側よりも高位となっている。下部トンネル部材20Lの後端部と上部トンネル部材20Uの後端部には、それぞれ接合フランジ20Lb,20Ubが設けられている。下部トンネル部材20Lの接合フランジ20Lbの上端部は、バルクヘッドパネル16を挟んで、メンバ本体部25の下側のフランジ部25aに接合されている。また、上部トンネル部材20Uの接合フランジ20Ubは、バルクヘッドパネル16を挟んで、取付ブラケット26の接合壁26bと、メンバ本体部25の上側のフランジ部25aとに接合されている。
この実施形態に係る車両1の車体構造においては、乗員室2の前方の前部側隔壁部5に第1ダッシュボードクロスメンバ18と第2ダッシュボードクロスメンバ19が上下に並んで設けられ、フロアトンネル部9の上部トンネル部材20Uの前端部と下部トンネル部材20Lの前端部とが第1ダッシュボードクロスメンバ18と第2ダッシュボードクロスメンバ19とに結合されているため、例えば、車両の前方側から大きな衝撃荷重が入力されると、第1ダッシュボードクロスメンバ18と第2ダッシュボードクロスメンバ19を介して衝撃荷重が上部トンネル部材20Uと下部トンネル部材20Lとに分散して車体後部側に伝達されるようになる。したがって、この車体構造を採用することにより、入力された衝撃荷重を上部トンネル部材20Uと下部トンネル部材20Lとに分散させ、これらのトンネル部材20U,20Lによって衝撃荷重を効率良く吸収することができる。
また、車両が前方からオフセット衝突した際には、左右の一方のフロントサイドフレーム10に入力された衝撃荷重が第1ダッシュクロスメンバ18と第2ダッシュクロスメンバ19とに分散されて伝達されるようになる。このため、左右の一方のフロントサイドフレーム10が大きな衝撃荷重を受けても、その荷重を第1,第2ダッシュボードクロスメンバ18,19を介してフロアトンネル部9と、車幅方向の反対側とに効率良く伝達することができる。したがって、車両のオフセット衝突時にも、車両の広い領域で衝撃荷重を効率良く吸収することができる。
また、この実施形態の車体構造では、第1ダッシュボードクロスメンバ18が、略コ字状断面の第1クロスメンバ本体部21と、第1クロスメンバ本体部21の略コ字状断面内に固定される取付ブラケット22と、を備え、上部トンネル部材20Uの前端部が取付ブラケット22に接合されているため、第1クロスメンバ本体部21の断面を取付ブラケット22によって補強して第1クロスメンバ本体部21の剛性を高めることができるとともに、上部トンネル部材20Uの前端部を上下方向の広い範囲で第1ダッシュボードクロスメンバ18に剛的に結合することができる。したがって、第1ダッシュボードクロスメンバ18と上部トンネル部材20Uの前端部との間の荷重伝達効率を高めることができる。
特に、この実施形態の場合、上部トンネル部材20Uの前端部が取付ブラケット22だけでなく、第1クロスメンバ本体部21のフランジ部21aにも跨って結合されているため、第1ダッシュボードクロスメンバ18に対する上部トンネル部材20Uの前端部の接合領域をより広くし、接合部剛性をより高めることができる。
さらに、この実施形態の車体構造においては、第2ダッシュボードクロスメンバ19が、略コ字状断面の第2クロスメンバ本体部23と、第2クロスメンバ本体部23の断面内に固定される取付ブラケット24と、を備え、下部トンネル部材20Lの前端部が取付ブラケット24に接合されているため、第2クロスメンバ本体部23の断面を取付ブラケット24によって補強して第2クロスメンバ本体部23の剛性を高めることができるうえ、下部トンネル部材20Lの前端部を上下方向の広い範囲を第2ダッシュボードクロスメンバ19に剛的に結合することができる。これにより、第2ダッシュボードクロスメンバ19と下部トンネル部材20Lの前端部との間の荷重伝達効率を高めることができる。
この実施形態の場合、下部トンネル部材20Lの前端部が取付ブラケット24だけでなく、第2クロスメンバ本体部23のフランジ部23aにも跨って結合されているため、第2ダッシュボードクロスメンバ19に対する下部トンネル部材20Lの前端部の接合領域をより広くして接合部剛性をより高めることができる。
また、この実施形態の車体構造においては、第1ダッシュボードクロスメンバ18と第2ダッシュボードクロスメンバ19の各両端部が左右のフロントサイドフレーム10にそれぞれ接続されるため、車体前部から左右のフロントサイドフレーム10に入力された衝撃荷重を第1ダッシュボードクロスメンバ18と第2ダッシュボードクロスメンバ19とに効率良く分散させて伝達することができる。したがって、この構造により、上部トンネル部材20Uと下部トンネル部材20Lに入力荷重を効率良く分散させることができる。
また、この実施形態の車体構造では、左右のフロントサイドフレーム10とサイドシル7を連結するアウトリガ11が、フロントサイドフレーム10上における第1ダッシュボードクロスメンバ18との接続部と、第2ダッシュボードクロスメンバ19との接続部とに跨る前後方向領域に接続されていることから、車体前方から左右のフロントサイドフレーム10に入力された衝撃荷重を、第1,第2ダッシュボードクロスメンバ18,19を介して上部トンネル部材20Uと下部トンネル部材20Lとに伝達することができるとともに、左右のサイドシル7にも効率良く分散させて伝達することができる。このため、前方側からフロントサイドフレーム10に入力された衝撃荷重を多くの骨格部材に分散させて、効率良く荷重を吸収することができる。
また、この実施形態の車体構造においては、上部トンネル部材20Uと下部トンネル部材20Lとが、それぞれの上壁が前方から後方に向かって上方に傾斜するように延出し、各後端部が後部側隔壁部6のバルクヘッドクロスメンバ15に結合されているため、車体前方側から上部トンネル部材20Uと下部トンネル部材20Lに伝達された衝撃荷重を乗員室2の後方のバルクヘッドクロスメンバ15によって受け止めることができる。このため、入力された衝撃荷重をフロアトンネル部9等で効率良く吸収することができる。
さらに、この車体構造の場合、フロアトンネル部9の前部領域において車幅方向から衝撃荷重が入力された場合には、その衝撃荷重を第1,第2ダッシュボードクロスメンバ18,19だけでなく、これらに上部トンネル部材20Uと下部トンネル部材20Lを介して連結されたバルクヘッドクロスメンバ15によっても受け止めることができる。このため、車体設計上、例えば、スポーティな車体形状とするために、乗員室2のフロアパネル8と第1,第2ダッシュボードクロスメンバ18,19の高さを低くする場合にも、後部のバルクヘッドクロスメンバ15によって車体側方からの衝撃荷重を効率良く受け止めることができる。
なお、この実施形態においては、上部トンネル部材20Uと下部トンネル部材20Lの両方の上壁が前方から後方に向かって上方に傾斜しているが、下部トンネル部材20Lの上壁のみが前方から後方に向かって上方に傾斜するようにしても良い。
また、このこの実施形態の車体構造においては、第1ダッシュボードクロスメンバ18が、上部トンネル部材20Uの前端部に固定される中央部材18Cと、フロントサイドフレーム10とアウトリガ11に固定される左右の側部部材18Sと、を有し、第2ダッシュボードクロスメンバ19が、下部トンネル部材20Lの前端部に固定される中央部材19Cと、フロントサイドフレーム10とアウトリガ11に固定される左右の側部部材19Sと、を有するため、第1,第2ダッシュボードクロスメンバ18,19の中央部材18C,19Cのみを別の場所で予め上部トンネル部材20Uと下部トンネル部材20Lの前端部に組み付けておくことができる。このため、車体側に固定した第1,第2ダッシュボードクロスメンバ18,19の側部部材18S,19Sに対し、中央部材18C,19Cとフロアトンネル部9の組付体を効率良く組み付けることができる。したがって、この構造を採用することにより、車体の組付効率を向上させることができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
2…乗員室
3…車両前部室
4…エンジンルーム(車両後部室)
5…前部側隔壁部
6…後部側隔壁部
7…サイドシル
9…フロアトンネル部
10…フロントサイドフレーム(サイドフレーム)
11…アウトリガ
15…バルクヘッドクロスメンバ
18…第1ダッシュボードクロスメンバ
18C…中央部材
18S…側部部材
19…第2ダッシュボードクロスメンバ
19C…中央部材
19S…側部部材
20U…上部トンネル部材
20L…下部トンネル部材
21…第1クロスメンバ本体部
22…取付ブラケット(第1補強部材)
23…第2クロスメンバ本体部
24…取付ブラケット(第2補強部材)

Claims (7)

  1. 乗員が搭乗する乗員室と、
    該乗員室の前部に設けられる車両前部室と、
    前記乗員室と前記車両前部室の間に配置される前部側隔壁部と、
    前記乗員室の下方の車幅方向中央に、車体前後方向に沿って延設されるフロアトンネル部と、を備え、
    前記前部側隔壁部が、車幅方向に沿って延出する第1ダッシュボードクロスメンバと、該第1ダッシュボードクロスメンバの下方で車幅方向に沿って延出する第2ダッシュボードクロスメンバと、を有し、
    前記フロアトンネル部が、下向きに開口するハット型断面形状が車体前後方向に沿って延出し前記乗員室の床部に固定される下部トンネル部材と、下向きに開口する略コ字状の断面形状が車体前後方向に沿って延出し、左右の開口縁が前記下部トンネル部材の上端側の側縁部に沿って接合される上部トンネル部材と、を有し、前記上部トンネル部材と前記下部トンネル部材は相互に接合されて、両者の間で車体前後方向に沿う略矩形状の閉断面部を構成しており、
    前記上部トンネル部材の前端部が前記第1ダッシュボードクロスメンバの後面に突き当てられて固定されているとともに、前記下部トンネル部材の前端部が前記第2ダッシュボードクロスメンバの後面に突き当てられて固定されていることを特徴とする車体構造。
  2. 前記第1ダッシュボードクロスメンバは、車体後方側に開口する略コ字状断面の第1クロスメンバ本体部と、該第1クロスメンバ本体部の略コ字状断面内に固定される第1補強部材と、を有し、
    前記上部トンネル部材の前端部は、前記第1補強部材に固定されることを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
  3. 前記第2ダッシュボードクロスメンバは、車体後方側に開口する略コ字状断面の第2クロスメンバ本体部と、該第2クロスメンバ本体部の略コ字状断面内に固定される第2補強部材と、を有し、
    前記下部トンネル部材の前端部は、前記第2補強部材に固定されることを特徴とする請求項1または2に記載の車体構造。
  4. 前記車両前部室の車幅方向両側に車体前後方向に沿って延出する一対のサイドフレームが設けられ、
    前記第1ダッシュボードクロスメンバと前記第2ダッシュボードクロスメンバの各両端部が一対の前記サイドフレームにそれぞれ接続されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車体構造。
  5. 前記乗員室の車幅方向両側に車体前後方向に沿って延出する一対のサイドシルと、
    一対の前記サイドフレームから車幅方向外側に延出して、それぞれ左右の対応する前記サイドシルに接続される一対のアウトリガと、を備え、
    前記アウトリガは、前記サイドフレーム上における前記第1ダッシュボードクロスメンバとの接続部と、前記第2ダッシュボードクロスメンバとの接続部と、に跨る前後方向領域に接続されることを特徴とする請求項4に記載の車体構造。
  6. 前記乗員室の後部に設けられる車両後部室と、
    前記乗員室と前記車両後部室の間に配置される後部側隔壁部と、を備え、
    前記後部側隔壁部は車幅方向に沿って延出するバルクヘッドクロスメンバを有し、
    少なくとも前記下部トンネル部材の上壁が前方から後方に向かって上方に傾斜し、前記上部トンネル部材及び前記下部トンネル部材の後端部が前記バルクヘッドクロスメンバに結合されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車体構造。
  7. 前記第1ダッシュボードクロスメンバは、前記上部トンネル部材の前端部が固定される中央部材と、該中央部材の両端部にそれぞれ接続される一対の側部部材と、を有し、
    前記第2ダッシュボードクロスメンバは、前記下部トンネル部材の前端部が固定される中央部材と、該中央部材の両端部にそれぞれ接続される一対の側部部材と、を有していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の車体構造。
JP2013253317A 2013-12-06 2013-12-06 車体構造 Expired - Fee Related JP5948309B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013253317A JP5948309B2 (ja) 2013-12-06 2013-12-06 車体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013253317A JP5948309B2 (ja) 2013-12-06 2013-12-06 車体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015110386A JP2015110386A (ja) 2015-06-18
JP5948309B2 true JP5948309B2 (ja) 2016-07-06

Family

ID=53525660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013253317A Expired - Fee Related JP5948309B2 (ja) 2013-12-06 2013-12-06 車体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5948309B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6013864U (ja) * 1983-07-08 1985-01-30 三菱自動車工業株式会社 フロントサイドメンバ構造
JPH0256783U (ja) * 1988-10-19 1990-04-24
JP4120200B2 (ja) * 2001-11-06 2008-07-16 マツダ株式会社 車両の下部車体構造
JP4123024B2 (ja) * 2003-03-24 2008-07-23 日産自動車株式会社 車体下部構造
JP4853080B2 (ja) * 2006-03-30 2012-01-11 マツダ株式会社 自動車の車体構造
JP4966104B2 (ja) * 2007-06-18 2012-07-04 本田技研工業株式会社 自動車の車体構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015110386A (ja) 2015-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6631472B2 (ja) 車両下部構造
JP6791045B2 (ja) 車体前部構造
US9487236B2 (en) Vehicle body front section structure
JP6235628B2 (ja) 自動車の車体構造
JP3976198B2 (ja) 車体前部構造
JP5557929B2 (ja) 車体前部構造
EP2740650B1 (en) Vehicle body rear structure
EP2740651A1 (en) Vehicle body lateral structure
JP2006193118A (ja) 車体の前部構造
JP2019202747A (ja) 車体下部構造体
JP6183203B2 (ja) 車体構造
JP7234903B2 (ja) 車両下部構造
JP5764399B2 (ja) 車体上部構造
US20180170440A1 (en) Vehicle body front structure
JP3976199B2 (ja) 車体構造
JP6176227B2 (ja) 車両の前部車体構造
JP2009035106A (ja) 自動車の前部車体構造
JP2008230459A (ja) 車両の下部車体構造
JP2009184403A (ja) 車体前部構造
JP4592399B2 (ja) 車両のフロントピラー構造
JP5948309B2 (ja) 車体構造
JP6044795B2 (ja) 車両の前部車体構造
JP2018161934A (ja) 車体のフロア構造
JP5941898B2 (ja) 車体後部構造
JP2022083565A (ja) 車体構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5948309

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees