JP6176227B2 - 車両の前部車体構造 - Google Patents

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この発明は、左右一対の上下に延びるヒンジピラーと、ヒンジピラーの上部から前方に延びるエプロンレインと、エプロンレインの車幅方向内側に配設されたサスペンションタワーと、ヒンジピラーとエプロンレインとを連結する車両前側ほど上方に傾斜した連結部材と、を備えた車両の前部車体構造に関する。
左右一対の上下に延びるヒンジピラーと、前記ヒンジピラーの上部から前方に延びるエプロンレインフォースメントと、前記エプロンレインフォースメントの車幅方向内側に配設されたサスペンションタワーとを備えた車両の前部車体構造においては、従来より、車輪を介してフロントサスペンション装置(以下、「サスタワー」という。)へ入力される荷重入力に伴って上下方向及び左右方向の振動の抑制による車体剛性の向上を図ることが課題となっている。
ところで、このような車両の前部車体構造の中でも、下記特許文献1における自動車の前部構造に例示されるように、ヒンジピラーとエプロンレインフォースメントとを連結する車両前側ほど上方に傾斜した連結部材を備えたものが知られている。
特許文献1には、連結部材により、前突時に後方上方へ移動しようとする前輪(フロントタイヤ)を確実に受け止めることができ、該受け止めた前輪からの荷重をヒンジピラー等、車体後方に分散、伝達することができるという効果が謳われている。
そして、特許文献1の前部車体構造のように、ヒンジピラーとエプロンレインフォースメントとを車両前側ほど上方に傾斜するように連結する連結部材を備えた構造とすることで、サスタワーへ荷重が入力された時に、その荷重を前記エプロンレインフォースメントから連結部材を介して前記ヒンジピラー側へと伝達できるため、上述した前突荷重についての課題だけでなく、サスタワーへの荷重入力に伴う振動に対する車体剛性の向上を図るという課題についてもある程度は有効であると考えられる。
しかしながら、特許文献1には、サスタワーへの荷重入力に伴う振動に対する車体剛性の向上を図るという課題について何ら言及されておらず、また車体剛性のより一層の向上を図るうえでは前部車体構造のさらなる検討が必要であった。
特許第5239474号公報
そこでこの発明は、サスタワーへの荷重入力に伴う振動に対する車体剛性の向上を図ることを目的とする。
この発明は、左右一対の上下に延びるヒンジピラーと、前記ヒンジピラーの上部から前方に延びるエプロンレインフォースメントと、前記エプロンレインフォースメントの車幅方向内側に配設されたサスペンションタワーと、前記ヒンジピラーと前記エプロンレインフォースメントとを連結する車両前側ほど上方に傾斜した連結部材と、を備えた車両の前部車体構造であって、前記エプロンレインフォースメントの内部空間における前記連結部材の連結部位に、車両前側ほど上方に傾斜した第1の節部材が設けられ、前記第1の節部材の後下端辺部には後方へ突出する車幅方向下側フランジ部が設けられ、前記連結部材の上面部の前上端部には、前方へ突出するエプロンレイン下面接合フランジ部が設けられ、前記車幅方向下側フランジ部と前記エプロンレイン下面接合フランジ部とで前記エプロンレインの下面部を上下方向の両側から挟み込むようにして重ね合わせて一体に接合したものである。
前記構成によれば、サスペンションタワーの上下および左右方向の振動を抑制し、車体剛性の向上を図ることができる。
なお、前記第1の節部材は、前記エプロンレインフォースメントの内部空間における前記連結部材の連結部位に、車両前側ほど上方に傾斜した構成であれば、例えば、前記連結部材の傾斜角度と車両側面視で同じ傾斜角度や、該連結部材と連続するように設けた構成に限定せず、前記連結部材の傾斜角度と異なる傾斜角度としたり、連結部材と非連続になるように設けてもよい。
またこの発明は、左右一対の上下に延びるヒンジピラーと、前記ヒンジピラーの上部から前方に延びるエプロンレインフォースメントと、前記エプロンレインフォースメントの車幅方向内側に配設されたサスペンションタワーと、前記ヒンジピラーと前記エプロンレインフォースメントとを連結する車両前側ほど上方に傾斜した連結部材と、を備えた車両の前部車体構造であって、前記エプロンレインフォースメントの内部空間における前記連結部材の連結部位に、車両前側ほど上方に傾斜した第1の節部材が設けられ、前記連結部材の傾斜角度と前記第1の節部材の傾斜角度とが、それぞれ車両側面視で略同じとなるよう配置されたものである。
前記構成によれば、前記連結部材と前記第1の節部材とが、それぞれの傾斜角度が車両側面視で略同じとなるよう、すなわち互いに略平行になるように配置されたものであるため、サスペンションタワーからエプロンレインフォースメントに伝わった力を前記第1の節部材を介して前記連結部材へ効率よく伝達することができ、サスペンションタワーの上下および左右方向の振動を抑制し、車体剛性をより一層向上することができる。
またこの発明の態様によれば、前記ヒンジピラーの下部にサイドシルが結合されており、前記ヒンジピラーの内部空間における前記連結部材の連結部位に、車両前側ほど上方に傾斜した第2の節部材が設けられたものである。
前記構成によれば、前記ヒンジピラーの下部にサイドシルが結合されており、前記ヒンジピラーの内部空間における前記連結部材の連結部位に、車両前側ほど上方に傾斜した第2の節部材を設けることにより、サスペンションタワーの振動によって連結部材に伝達した力を効率的にヒンジピラーに伝達することができるため、サスペンションタワーからエプロンレインフォースメントに伝わる力を、連結部材を介して前記ヒンジピラーの下部に結合されたサイドシルに効率よく伝達することができる。
従ってサスペンションタワーの振動を抑制し、車体剛性のより一層の向上を図ることができる。
またこの発明の態様によれば、前記第2傾斜状節部材は、前記連結部材の上面部と略連続するように配設されたものである。
この発明によれば、サスタワーへの荷重入力に伴う振動に対する車体剛性の向上を図ることができる。
本車両の車体前部右側面部分の斜視図。 図1においてパネルを一部省略して示した斜視図。 図1は本車両の車体前部右側部分の平面図。 図1中のA−A線矢視断面図。 図1中のB−B線矢視断面図。 連結部材の連結部位の構成を示す構成説明図。 エプロンレインと連結部材との連結構造を示す構成説明図。 第1傾斜状節部材を車両外側後方から視た斜視図。 第2傾斜状節部材を車両外側後方から視た斜視図。 第1傾斜状節部材、及び第2傾斜状節部材の右側面図。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
なお、図中、矢印(F)は車体前方、矢印(R)は車体後方を示し、矢印(IN)は車体内方、矢印(OUT)は車体外方を示す。
図面は本実施形態の車両10の前部車体構造を示し、図1は本車両の車体前部右側面部分を後側上方から視た斜視図であり、図2は図1の斜視図においてヒンジピラーアウタ、ヒンジピラーレイン、及びエプロンレインアウタの各パネルを省略して示した斜視図であり、図3は本車両の車体前部右側部分の平面図であり、図4は図1中のA−A線矢視断面図であり、図5は図1中のB−B線矢視断面図であり、図6は連結部材と、ヒンジピラー及びエプロンレインのそれぞれとの連結部位を一部破断線で示した本車両の車体前部右側面部分の連結部位周辺を示す右側面図である。図7はエプロンレインと連結部材との連結構造を示す構成説明図である。但し、図7中においてエプロンレインアウタパネルは仮想線で示している。図8は第1傾斜状節部材を車両外側後方から視た斜視図であり、図9は第2傾斜状節部材を車両外側上方から視た斜視図である。図10(a)は第1傾斜状節部材の右側面図であり、図10(b)は第2傾斜状節部材の右側面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る車両10の前部構造について車両右側の構造を中心に説明するが、車両左側の構造は右側のそれと左右対称に構成されている。
図3〜図5に示すように、本実施の形態に係る車両10の車体前部には、エンジンが収容されるエンジンルームZ1と乗員が搭乗する車室Z2とを仕切り、該車室2の前壁部を構成しているダッシュパネル1を備えている。
図1〜図5に示すように、ダッシュパネル1の左右両端部にはそれぞれフロントドア(図示省略)を枢支する左右一対のフロントヒンジピラー20,20(一方のみを図示する)が上下方向に延びるように立設されている。フロントヒンジピラー20は、上下に延びる閉断面構造とされている。
図1〜図3に示すように、左右のフロントヒンジピラー20の上端部側から前方に左右一対のエプロンレインフォースメント30,30(一方のみを図示する)が延びている。このエプロンレインフォースメント30(以下、「エプロンレイン30」と略記する。)は、インナパネル30Bとアウタパネル30Aとを接合固定して、車両前後方向に延びるエプロンレイン閉断面を備えた車体剛性部材である(図4参照)。
図3に示すように、エプロンレイン30に対して平面視でほぼ平行に、かつ車幅方向内方に離間した位置で、左右一対のフロントサイドフレーム3,3(一方のみを図示する)が車体前後方向に延びている。このフロントサイドフレーム3は、インナパネル3Bとアウタパネル3Aとを接合固定して、車両前後方向に延びるフロントサイド閉断面を備えた車体剛性部材である。
また、エプロンレイン30とフロントサイドフレーム3との間には、図3に示すようなエプロンパネル4が配設されている。このエプロンパネル4は、ダッシュパネル1から車両前方に配置した平板状のプレートまでの間部分であり、且つ車幅方向におけるエプロンレイン30とフロントサイドフレーム3との間部分において、車幅方向外端側がエプロンレイン30に接合されるとともに、車幅方向内端部がフロントサイドフレーム3に接合されている。
なお、上記の平板状のプレートは、図示省略するが、フロントサイドフレーム3及びエプロンレイン30の前端部に、これらに跨って取り付けられている。この左右のプレート間には、クラッシュカンを介して、車幅方向に延びるバンパレインフォースメントが取り付けられている(図示省略)。クラッシュカンは、車体前後方向の衝撃荷重が入力されたときに車体前後方向に圧縮変形するように構成されている。
エプロンパネル4には、ダッシュパネル1から車両前方に離間した位置に、アーチ状に上方に膨出させたフロントタイヤ(図示省略)用のホイールハウス5が形成されている(図5参照)。ホイールハウス5の上部には、図1〜図4に示すように、エプロンパネル4をタワー状に上方に膨出させることにより、フロントタイヤに対応して設けられたサスペンション装置(図示省略)の上部を支持するためサスペンションタワー(以下、「サスタワー6」と略記する。)が一体的に形成されている。
図1、及び図2に示すように、左右一対のサスタワー6,6(一方のみを図示する)は、エプロンパネル4の上部から車室2側へ張り出すように設けられ、フロントサスペンション(図示省略)のダンパ装置(図示省略)を収容可能な柱状空間をそれぞれ構成している。これら1対のサスタワー6,6は、その車幅方向内側下部が左右1対のフロントサイドフレーム3,3にそれぞれ接合されている。
なお、本実施例のサスペンションは、サスタワー6に対して上下方向(軸方向)の荷重以外に前後方向及び左右方向の荷重が入力される方式、例えばストラット式サスペンションであり、このストラット式サスペンションは、ロアアームと、ダンパ装置と、コイルスプリング等を備えた公知の構造であるため、詳細説明を省略する。
ダッシュパネル1には、図5に示すように、フロントサイドフレーム3が接続される部位とフロントヒンジピラー20とをダッシュパネル1の車室Z2側において連結するダッシュクロスメンバ14が設けられている。このダッシュクロスメンバ14は、車幅方向に延びる断面ハット状に形成し、ダッシュパネル1とで車幅方向に延びる閉断面を形成する。
ダッシュパネル1の下部は、図1〜図3に示すように、後方へ湾曲して、下端部がフロアパネル8の前端部に接合されている。ダッシュパネル1の下部及びフロアパネル8には、車幅方向ほぼ中央において前後方向に延び、かつ上方へ膨出するトンネル部9が設けられている(図1、図2参照)。
図1、及び図2に示すように、フロントサイドフレーム3におけるダッシュパネル1よりも前側の部分3aは、フロアパネル8よりも高い位置でダッシュパネル1から前方に延び、後部3bは、前部3aのダッシュパネル1への接続部から、ダッシュパネル1の傾斜する前面に沿って後方下方へ湾曲して延びるとともに、後端部がフロアフレーム11の前端部に接合されている。
フロアフレーム11は断面ハット状の形状をしており、フロアパネル8とで車体前後方向に延びる閉断面を形成している(図1〜図3参照)。
なお、ダッシュパネル1の上部には、図3に示すように、車幅方向に延びるカウル部7が設けられている。
前記フロントヒンジピラー20は、図4、及び図5に示すように、車幅方向外側に膨出する断面略ハット状のアウタパネル20Aと、車幅方向内側のインナパネル20Bと、これらの間に補強部材として配設されたレインパネル20Cにより構成されており、アウタパネル20Aとインナパネル20Bとの各フランジ部を互いに接合することで、上下方向に延びる閉断面を構成している。
そして、フロントヒンジピラー20の下部では、図1〜図3に示すように、その下部から後方に延びるサイドシル12が結合されている。サイドシル12は、フロントヒンジピラー20から車体後方向に連続して延びる閉断面構造とされている。
さらに、フロントヒンジピラー20の上端部からは、図1〜図3に示すように、後方かつ上方にフロントピラー13が延びている。フロントピラー13は、フロントヒンジピラー20から後方かつ上方に連続して延びる閉断面構造とされている。
そして、図1、及び図2に示すように、上述したフロントヒンジピラー20、サイドシル12、及びフロントピラー13により、前席乗員の昇降口としてのドア開口部Aが形成されている。
なお、本実施例においてはフロントヒンジピラー20、サイドシル12、及びフロントピラー13に加えて、さらに図示省略するルーフレールやセンターピラーの各アウタパネルを一体としたサイドフレームアウタとして構成している。
ここで、本実施の形態においては、図1、図2、及び図6に示すように、車両前側ほど上方に傾斜する方向に直線状に延びる連結部材40を前記フロントヒンジピラー20とエプロンレイン30とを筋交い状に連結させて設けられている。
ところで、エプロンレイン30の後端部は、フロントヒンジピラー20の上部の前面部20Fに接合されている(図1参照)。
本実施例では、エプロンレイン30のインナパネル30Bとフロントヒンジピラー20のインナパネル20Bは連続するインナパネルBにより一体に形成されている(図1〜図6参照)。このインナパネルBは、連結部材40を配置する箇所にも配設されている。
そして、連結部材40は、断面ハット状の部材であり、前記インナパネルBとで閉断面構造を形成している。
このエプロンレイン30と連結部材40との連結部位70Aは、図4に示すように、サスタワー6と、車両側面視で前後方向に重なりを有するように配置されている。詳しくは、図4中の符号Lに示すように、エプロンレイン30の車幅方向内側に接合したサスタワー6を形成するエプロンパネル4と、エプロンレイン30と連結部材40におけるエプロンレイン30との連結部位70Aに有する後述するエプロンレイン外面接合フランジ部43(図7参照)とが車両側面視で前後方向に重なりを有する。なお、図4中の符号Lは、前後方向においてエプロンレイン30と前記連結部材40との連結部位70Aと、サスタワー6とが重なっている範囲を示す。
また、本実施の形態においては、図2、図4、図6、及び図7に示すように、エプロンレイン30の内部空間30Zにおける前記連結部材40の連結部位70Aに、内部空間30Zを前後に仕切る節(「バルクヘッド」、或いは「隔壁」とも称する。)を形成する第1傾斜状節部材50が設けられている。
第1傾斜状節部材50は、連結部材40の傾斜角度と車両側面視で略同じ傾斜角度となるようにエプロンレイン30の内部空間30Zにおいて車両前側ほど上方に傾斜して配設されている(図2、図6参照)。
さらに、第1傾斜状節部材50は、連結部材40の上面と連続するように配設されている(同図参照)。
このように、第1傾斜状節部材50は、連結部材40の上面と連続するとともに連結部材40と略同じ傾斜角度に配設しているため、連結部材40と第1傾斜状節部材50とは、車両側面視で略直線状に配置された構成としている(図6参照)。
第1傾斜状節部材50について詳述すると、第1傾斜状節部材50は、図8、及び図10(a)に示すように、エプロンレイン30の内部空間30Zを車両前側ほど上方に傾斜した姿勢で前後に仕切る傾斜仕切面部51と、第1傾斜状節部材フランジ部52とで形成している。
傾斜仕切面部51は、エプロンレイン30の内部空間30Zにおいて車両前側ほど上方に傾斜した姿勢で配設したとき、エプロンレイン30の上面部30Uと下面部30Dとの間に架設可能に上下長さよりも長い辺を有する略長方形状の板状に形成し(図2、及び図6参照)、少なくとも一方の面には対角線に沿ってクロスするX字状に突出した補強ビード58を形成している(図8、図10(a)参照)。
第1傾斜状節部材フランジ部52は、傾斜仕切面部51の車幅方向の両端、及び車両前後方向(上下方向)の両端に、それぞれ異なる方向に突出して形成している(図2、図6、図8、図10(a)参照)。
具体的には、図8、及び図10(a)に示すように、第1傾斜状節部材フランジ部52としては、傾斜仕切面部51の車幅方向の内側端辺部から下方へ突出した車幅方向内側フランジ部2a(図10(a)参照)と、傾斜仕切面部51の車幅方向の外側端辺部から上方へ突出した車幅方向外側フランジ部2bと、傾斜仕切面部51の前端辺部(上端部)から前方へ突出した車幅方向上側フランジ部2cと、傾斜仕切面部51の後端辺部(下端部)から後方へ突出した車幅方向下側フランジ部2dとを備えている。
これら第1傾斜状節部材フランジ部52を、エプロンレイン30の内部空間30Zに傾斜仕切面部51が車両前側ほど上方に傾斜した姿勢となるように配置した状態で、エプロンレイン30の対向面とそれぞれ重ね合わせて、それぞれの重ね合わせ部分をスポット溶接により接合される。
詳しくは、第1傾斜状節部材フランジ部52はエプロンレイン30の内部空間30Zにおいて、車幅方向内側フランジ部2aとインナパネル30B外面(図6参照)、車幅方向外側フランジ部2bとアウタパネル30A内面(図6、図7参照)、車幅方向上側フランジ部2cとエプロンレイン上面30U(図6参照)、及び車幅方向下側フランジ部2dとエプロンレイン下面30D(図6、図7参照)のそれぞれが対向する。
ところで、図6、図7に示すように、上述した連結部材40の上面部40Uの前端部(上端部)には、エプロンレイン30の下面部30Dと接合するエプロンレイン下面接合フランジ部42と、連結部材40の車幅方向の外面部40Aの前端部(上端部)にエプロンレイン30の外面部と接合するエプロンレイン外面接合フランジ部43とが形成されており、これらフランジ部42,43をエプロンレイン30の下面部30D、外面部30A(アウタパネル30A)にそれぞれ重ね合わせて接合することで、図2に示すように、連結部材40の前端部(上端部)は、エプロンレイン30の下面部30Dに突き当てて接合されている。
そして、図7に示すように、車幅方向下側フランジ部2dとエプロンレイン30の下面部30Dとの接合部分は、上述した連結部材40の前端(上端)に形成したエプロンレイン下面接合フランジ部42と車両前後方向において一致し、これら車幅方向下側フランジ部2dとエプロンレイン下面接合フランジ部42とでエプロンレイン30の下面部30Dを上下方向の両側から挟み込むようにして重ね合わせて、これら3枚をスポット溶接で一体に接合している。
これにより、上述したように、連結部材40の上面部40Uと第1傾斜状節部材50とは車両前側ほど上方に傾斜する方向に沿って連続するように配設している。
一方、図2、図5及び図6に示すように、連結部材40の後端部(下端部)は、フロントヒンジピラー20の上部におけるエプロンアウタパネル41の後端部との接合部位よりも下方位置において、フロントヒンジピラー20の前面部20Fに突き当てて接合され、フロントヒンジピラー20の内部空間20Zにおける連結部材40の連結部位70Bにおいても、該内部空間20Zを上下に仕切る節を形成する第2傾斜状節部材60が設けられている。
第2傾斜状節部材60は、連結部材40の傾斜角度と車両側面視で略同じ傾斜角度となるようにフロントヒンジピラー20の内部空間20Zにおいて車両前側ほど上方に傾斜して配設されている。
なお、第2傾斜状節部材60は、連結部材40の上面と上下方向に殆ど段違いにならずに略連続するように配設されている。
第2傾斜状節部材60は、図9、図10(b)に示すように、フロントヒンジピラー20の内部空間20Zを車両前側ほど上方に傾斜した姿勢で上下に仕切る傾斜仕切面部61と、第2傾斜状節部材フランジ部62とで形成している。
傾斜仕切面部61は、フロントヒンジピラー20の内部空間20Zを車両前側ほど上方に傾斜した姿勢で配設したとき、フロントヒンジピラー20の前面部20Fと後面部20Rとの間に架設可能な長さの長辺を有する略長方形状の板状に形成し(図6参照)、少なくとも一方の面には対角線に沿ってクロスするX字状に突出した補強ビード68を形成している(図9、図10(b)参照)。
第2傾斜状節部材フランジ部62は、フロントヒンジピラー20の面に対して車幅方向の両端、及び車両前後方向(上下方向)の両端に、それぞれ上下異なる方向に突出して形成している(図2、図6、図9、図10(b)参照)。
具体的には、第2傾斜状節部材フランジ部62としては、傾斜仕切面部61の車幅方向の内側端辺部から上方へ突出した車幅方向内側フランジ部62aと、傾斜仕切面部61の車幅方向の外側端辺部から下方へ突出した車幅方向外側フランジ部62bと、傾斜仕切面部61の前端辺部(上端部)から上方へ突出した車幅方向上側フランジ部62cと、傾斜仕切面部61の後端辺部(下端部)から下方へ突出した車幅方向下側フランジ部62dとを備えている。
これら第2傾斜状節部材フランジ部62を、フロントヒンジピラー20の内部空間20Zに傾斜仕切面部61が車両前側ほど上方に傾斜した姿勢となるように配置した状態で、フロントヒンジピラー20の対向面とそれぞれ重ね合わせて、それぞれの重ね合わせ部分をスポット溶接により接合される。
詳しくは、第2傾斜状節部材フランジ部62はフロントヒンジピラー20の内部空間20Zにおいて、車幅方向内側フランジ部62aとインナパネル20B外面、車幅方向外側フランジ部62bとアウタパネル20A内面、車幅方向上側フランジ部62cとフロントヒンジピラー前面部20F、及び車幅方向下側フランジ部62dとフロントヒンジピラー後面部20Rのそれぞれが対向する。
なお、図9、及び図10(b)に示すように、第2傾斜状節部材60の車幅方向内側フランジ部62aにはボルト挿通孔63が形成されており、車幅方向内側フランジ部62aは、フロントヒンジピラー20のインナパネル20B外面に対してスポット溶接に加えてボルト挿通孔63に挿通したボルト等(図示省略)の締結により接合されている。
以上詳述したように本実施例の前部車体構造は、左右一対の上下に延びるヒンジピラーとしてのフロントヒンジピラー20と、フロントヒンジピラー20の上部から前方に延びるエプロンレイン30と、エプロンレイン30の車幅方向内側に配設されたサスタワー6と、フロントヒンジピラー20とエプロンレイン30とを連結する車両前側ほど上方に傾斜した連結部材40とを備え、エプロンレイン30の内部空間30Zにおける連結部材40の連結部位70Aに、車両前側ほど上方に傾斜した第1傾斜状節部材50が設けられたものである(図2、図4、図6〜図8、図10(a)参照)。
前記構成によれば、サスタワー6の上下および左右方向の振動を抑制し、車体剛性の向上を図ることができる。
詳述すると、エプロンレイン30の内部空間30Zにおける連結部材40の連結部位70に、第1傾斜状節部材50を車両前側ほど上方に傾斜させて設けることにより、単に、前後方向に延びるエプロンレイン30の内部空間30Zに略垂直方向に節部材を設けた構成と比較してサスタワー6の振動に伴いサスタワー6からエプロンレイン30に伝わった力Fを第1傾斜状節部材50に伝わり易くすることができるとともに、第1傾斜状節部材50に伝わった力Fを車両前側ほど上方に傾斜した連結部材40に伝達し易くなる(図2、及び図6中の矢印F参照)。
従って、サスタワー6の振動に伴う荷重を効率よく分散、伝達させて振動を抑制し、車体剛性の向上を図ることができる。
この発明の態様により、連結部材40の傾斜角度と第1傾斜状節部材50の傾斜角度とが、それぞれ車両側面視で略同じとなるよう配置されたものである(図2、図6、図7参照)。
前記構成によれば、連結部材40の傾斜角度と第1傾斜状節部材50の傾斜角度とが、それぞれ車両側面視で略同じとなるよう配置された構成とすることで、サスタワー6の振動に伴って第1傾斜状節部材50から連結部材40へ伝達する力が、第1傾斜状節部材50と連結部材40との接合箇所(52d,42)に集中することがなく、サスタワー6からエプロンレイン30に伝わった力を第1傾斜状節部材50から連結部材40へ効率よく伝達することができ、サスタワー6の上下および左右方向の振動を抑制し、車体剛性をより一層向上することができる。
またこの発明の態様により、フロントヒンジピラー20の下部にサイドシル12が結合されており(図1〜図3参照)、フロントヒンジピラー20の内部空間20Zにおける連結部材40の連結部位70Bに、車両前側ほど上方に傾斜した第2傾斜状節部材60が設けられたものである(図2、図5、図6参照)。
前記構成によれば、フロントヒンジピラー20の下部にサイドシル12が結合されており、フロントヒンジピラー20の内部空間20Zにおける連結部材40の連結部位70Bに、車両前側ほど上方に傾斜した第2傾斜状節部材60を設けたため、サスタワー6の振動によって連結部材40に伝達した力を効率的にフロントヒンジピラー20に伝達することができる。よって、サスタワー6からエプロンレイン30に伝わる力を、連結部材40を介してフロントヒンジピラー20の下部に結合されたサイドシル12に効率よく伝達することができる。
従ってサスタワー6の振動を抑制し、車体剛性のより一層の向上を図ることができる。
さらに、上記構成によれば、フロントヒンジピラー20の下部にサイドシル12が結合されているため、車両10には、車両前突時にエプロンレイン30から伝わる前突荷重を、連結部材40、フロントヒンジピラー20、サイドシル12へとこの順に伝達するロードパスが構成されているため、前突荷重を効率的にサイドシル12へ伝達、分散させることができるが、特に、フロントヒンジピラー20の内部空間20Zにおける連結部材40の連結部位70Bに、車両前側ほど上方に傾斜した第2傾斜状節部材60を設けることで、連結部材40へ伝達された前突荷重についてもフロントヒンジピラー20へと効率的に伝えることができる。
また、連結部材40の上面部40Uと、第1傾斜状節部材50とが連続するように配設したため(図2、図6、図7参照)、第1傾斜状節部材50から連結部材40の上面部40Uへの荷重伝達を効率的に行うことができ、サスタワー6の振動を抑制し、車体剛性をより一層向上することができる。
特に、上述したように、連結部材40と第1傾斜状節部材50とが、それぞれの傾斜角度が車両側面視で略同じとなるよう、すなわち互いに略平行になるように配置し、また、段違いにならずに連続して配置することにより、連結部材40と第1傾斜状節部材50とは、車両側面視で互いに略直線状に配置した構成とすることができる(図6参照)。
このように、連結部材40と第1傾斜状節部材50とを、車両側面視で互いに略直線状に配置した構成とすることで、エプロンレイン30と連結部材40との連結部位70Aの強度を確保したうえで、エプロンレイン30から連結部材40へ力を伝達し易く、振動抑制を図ることができる。
詳述すると、サスタワー6からエプロンレイン30に伝わった力を連結部材40へ効率よく伝達するために、エプロンレイン30と連結部材40との連結部位70Aにおいて、連結部材40をフロントヒンジピラー20の内部空間20Zに貫通させた構成とすることが考えられるが、エプロンレイン30と連結部材40との連結部位70Aの強度を確保するうえで好ましくない。
これに対して本実施例のように、エプロンレイン30の内部空間30Zにおける連結部材40の連結部位70Aに、第1傾斜状節部材50を連結部材40と車両側面視で略直線状に連続するよう設けることで(図6、図7参照)、連結部材40がエプロンレイン30の内部空間30Zにあたかも貫通しているように設けることができる。
よって、連結部材40と第1傾斜状節部材50とが、車両側面視で略直線状となるよう配置することで、エプロンレイン30と連結部材40との連結部位70Aの強度を確保したうえで、エプロンレイン30から連結部材40へ力を伝達し易くなり、より一層の振動抑制を図ることができる。
また、第1傾斜状節部材50、及び第2傾斜状節部材60の各傾斜仕切面部51,61にX字状の補強ビード58,68を形成したため(図8、図9参照)、板状の傾斜仕切面部51,61自体の強度を高めることができ、サスタワー6の振動に伴う荷重伝達の際に、傾斜仕切面部51,61の面内に後下方へ作用する荷重に対しても該傾斜仕切面部51,61の面が潰れることがなく、強度を確保することができる。
なお、補強ビード58,68は、第1傾斜状節部材50、及び第2傾斜状節部材60のそれぞれの傾斜仕切面部51,61に形成するに限らず、少なくともいずれか一方のみ形成してもよく、また、X字状に限らず、他の形状で形成してもよい。
また、エプロンレイン30の連結部材40の連結部位70Aと、サスタワー6とは、車両側面視で前後方向に重なりを有するように配置されているため(図参照)、サスタワー6の振動に伴う力を連結部材40にエプロンレイン30から伝わるだけでなく、サスタワー6からダイレクトに伝えることもでき、効率的にサスタワー6の振動抑制を図ることができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
以下、同様に、ヒンジピラーは、フロントヒンジピラー20に対応し、
第1節部材は、第1傾斜状節部材50に対応し、
第2節部材は、第2傾斜状節部材60に対応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
以上説明したように、本発明は、例えば、左右一対の上下に延びるヒンジピラーと、ヒンジピラーの上部から前方に延びるエプロンレインと、エプロンレインの車幅方向内側に配設されたサスペンションタワーと、ヒンジピラーとエプロンレインとを連結する車両前側ほど上方に傾斜した連結部材と、を備えた車両の前部車体構造について有用である。
6…サスペンションタワー
10…車両
12…サイドシル
20…フロントヒンジピラー(ヒンジピラー)
20Z…フロントヒンジピラーの内部空間(ヒンジピラーの内部空間)
30…エプロンレインフォースメント
30Z…エプロンレインフォースメントの内部空間
40…連結部材
50…第1傾斜状節部材(第1節部材)
60…第2傾斜状節部材(第2節部材)
70A…エプロンレインフォースメントの内部空間における連結部材の連結部位
70B…ヒンジピラーの内部空間における連結部材の連結部位

Claims (4)

  1. 左右一対の上下に延びるヒンジピラーと、
    前記ヒンジピラーの上部から前方に延びるエプロンレインフォースメントと、
    前記エプロンレインフォースメントの車幅方向内側に配設されたサスペンションタワーと、
    前記ヒンジピラーと前記エプロンレインフォースメントとを連結する車両前側ほど上方に傾斜した連結部材と、を備えた車両の前部車体構造であって、
    前記エプロンレインフォースメントの内部空間における前記連結部材の連結部位に、車両前側ほど上方に傾斜した第1の節部材が設けられ
    前記第1の節部材の後下端辺部には後方へ突出する車幅方向下側フランジ部が設けられ、
    前記連結部材の上面部の前上端部には、前方へ突出するエプロンレイン下面接合フランジ部が設けられ、
    前記車幅方向下側フランジ部と前記エプロンレイン下面接合フランジ部とで前記エプロンレインの下面部を上下方向の両側から挟み込むようにして重ね合わせて一体に接合した
    車両の前部車体構造。
  2. 左右一対の上下に延びるヒンジピラーと、
    前記ヒンジピラーの上部から前方に延びるエプロンレインフォースメントと、
    前記エプロンレインフォースメントの車幅方向内側に配設されたサスペンションタワーと、
    前記ヒンジピラーと前記エプロンレインフォースメントとを連結する車両前側ほど上方に傾斜した連結部材と、を備えた車両の前部車体構造であって、
    前記エプロンレインフォースメントの内部空間における前記連結部材の連結部位に、車両前側ほど上方に傾斜した第1の節部材が設けられ
    前記連結部材の傾斜角度と前記第1の節部材の傾斜角度とが、それぞれ車両側面視で略同じとなるよう配置された
    車両の前部車体構造。
  3. 前記ヒンジピラーの下部にサイドシルが結合されており、
    前記ヒンジピラーの内部空間における前記連結部材の連結部位に、車両前側ほど上方に傾斜した第2の節部材が設けられた
    請求項1、又は2に記載の車両の前部車体構造。
  4. 前記第2傾斜状節部材は、前記連結部材の上面部と略連続するように配設された
    請求項3に記載の車両の前部車体構造。
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