JP4966812B2 - 車体の前部構造 - Google Patents

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本発明は、フロントアッパメンバ、フロントピラー及びサイドシル廻りの接続部分の構造である車体の前部構造に関するものである。
車体の前部構造の中には、車体の側部下方にサイドシルが設けられ、このサイドシルの前端から垂直に立ち上るとともに、先端を後方に傾斜させたフロントピラーが設けられ、このフロントピラーの垂直に立ち上げられた垂直部の上部から前方にフロントアッパメンバが延出されたものが知られている。
この種の車体の前部構造は、所定の強度・剛性が確保されるように、適宜設計されるものであった。
このような車体の前部構造として、車体前方から荷重がかかったときに車室側の変形を最小限に止めるように配慮したもの、若しくは、車体前方から荷重がかかったときに荷重を効果的に受け止めるように配慮したものが知られている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特開2002−370672公報 特開2001−260941公報
特許文献1の車体の前部構造は、左右のフロントピラーと、これらのフロントピラーを結ぶインナクロスメンバと、このインナクロスメンバの前面に設けたアウタクロスメンバとから構成されるものであり、アウタクロスメンバに、前面がアーチ形状に形成され前方からかかる荷重を放射状に分散させる高剛性部分と、この高剛性部分のインナクロスメンバ側に荷重の吸収作用のある荷重吸収部分とが設けられ、アウタクロスメンバにかかる荷重をインナクロスメンバを介してフロントピラーに伝達するものである。
特許文献2の車体の前部構造は、フロントピラーのアウタ側及びサイドシルのアウタ側が形成されるボディサイドアウタパネルと、このボディサイドアウタパネルのフロントピラーの構成部分(アウタパネル)に設けられるスチフナパネルと、ボディサイドアウタパネルのフロントピラー構成部分に被せられるインナパネルと、ボディサイドアウタパネルのフロントピラー構成部分の下部にサイドステー部を介して取付けられるフロントアッパフレームとから構成される。
すなわち、アウタパネル、スチフナパネル及びインナパネルで構成されるフロントピラーの下部にサイドステー部を介してフロントアッパフレームが取付けられたものと言える。
しかし、特許文献1の車体の前部構造では、フロントピラーは、薄板の断面であることからフロントピラーに荷重が入ることで簡単に座屈してしまう懸念があり、荷重を効果的に受け止めることができない。例えば、その対策としてフロントピラーの板厚を厚くすると重量の増加やコストアップにつながる。
また、特許文献2の車体の前部構造では、フロントピラーが、アウタパネル、スチフナ及びインナパネルで構成されるものの、フロントピラーは、薄板大断面で構成されていることから、やはり、断面の座屈が発生して効果的に荷重を伝達することができない。
本発明は、フロントピラーの断面の座屈を抑制して前方からの荷重を効果的にフロントピラーで受けることができる車体の前部構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体の側部下方に設けられるサイドシルと、このサイドシルの前端から垂直に立ち上げられ、先端を後方に傾斜させたフロントピラーと、このフロントピラーの垂直に立ち上げられた垂直部の上部から前方に延出され、サスペンションのダンパハウジングに連結されるフロントアッパメンバと、フロントピラーの垂直部に接続され左右に延びるクロスメンバとから構成される車体の前部構造において、フロントピラーは、車体の外方に設けたアウタパネルと、車体の内方に設けたインナパネルと、これらのアウタパネルとインナパネルとの間に設けられ、アウタパネルとインナパネルを補強するスチフナパネルと、クロスメンバの接続高さに設けられるとともにスチフナパネルに取付けられ、インナパネルとスチフナパネルとで形成される空間を車幅方向に仕切る隔壁とを備え、フロントアッパメンバに、隔壁の設定位置下方まで延ばされ垂直部に接続する接続部を備え、スチフナパネルが、断面視略コ字状の長手部品であり、車体の前方に位置する面を前面、車体の外方に位置する面を外側面、車体の後方に位置する面を後面とするときに、隔壁が、フロントピラーの垂直部の中間から下方位置に設定されるとともに、スチフナパネルの前面、外側面及び後面に接続され、隔壁とインナパネルとの間に、衝撃の吸収作用をなす第1の構造用発泡充填材が充填され、アウタパネルの前面とスチフナパネルの前面との間に、衝撃の吸収作用をなす第2の構造用発泡充填材が充填され、第1及び第2の構造用発泡充填材が、上下方向に所定長さで充填されたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、車体の側部下方にサイドシルが設けられ、このサイドシルの前端から垂直に立ち上げられるとともに、先端を後方に傾斜させたフロントピラーが設けられ、このフロントピラーの垂直に立ち上げられた垂直部の上部から前方に延出され、サスペンションのダンパハウジングに連結されるフロントアッパメンバが設けられ、フロントピラーの垂直部に接続され左右に延びるクロスメンバが設けられる。
フロントピラーは、車体の外方に設けたアウタパネルと、車体の内方に設けたインナパネルと、これらのアウタパネルとインナパネルとの間に設けられ、アウタパネルとインナパネルを補強するスチフナパネルと、クロスメンバの接続高さに設けられるとともにスチフナパネルに取付けられ、インナパネルとスチフナパネルで形成される空間を車幅方向に仕切る隔壁とから構成される。
フロントピラーに、クロスメンバの接続高さに設けられるとともにスチフナパネルに取付けられ、インナパネルとスチフナパネルとで形成される空間を車幅方向に仕切る隔壁を備えたので、フロントアッパメンバ、フロントピラー、クロスメンバ及びサイドシルの結合効率が向上される。フロントアッパメンバに荷重が入力された場合に、フロントピラーのインナパネルとスチフナパネルとで形成される空間が潰れにくくなる。これにより、フロントピラーの断面の座屈を抑制して前方からの荷重を効果的にフロントピラーで受けることができる。この結果、フロントアッパメンバから入力される荷重がフロントピラーからクロスメンバやサイドシルに円滑に伝達される。
ロントアッパメンバに、隔壁の設定位置下方まで延ばされ垂直部に接続する接続部を備えたので、前方からフロントアッパメンバに入力される荷重をフロントパネルの垂直部のほぼ全体に伝達することができる。この結果、フロントピラーに局部的な荷重が入力されることを防止することができる。
隔壁は、フロントピラーの垂直部の中間から下方位置に設定される。
チフナパネルが、断面視略コ字状の長手部品であり、車体の前方に位置する面を前面、車体の外方に位置する面を外側面、車体の後方に位置する面を後面とするときに、隔壁は、スチフナパネルの前面、外側面及び後面に接続されるので、スチフナパネルの断面の座屈を抑制することができる。
壁とインナパネルとの間に、衝撃の吸収作用をなす構造用発泡充填材が充填されたので、隔壁で受ける分の荷重の内インナパネル側に伝達される荷重を吸収することができる。この結果、フロントピラーの車室内側への変形を低減することができる。
さらに、アウタパネルの前面とスチフナパネルの前面との間に、衝撃の吸収作用をなす第2の構造用発泡充填材が充填され、第1及び第2の構造用発泡充填材が、上下方向に所定長さで充填された。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車体の前部構造の斜視図であり、図2は図1に示される車体の前部構造の側面図であり、図3は図1に示される車体の前部構造の分解斜視図であり、図4は図1の4−4線断面図である。
図1〜図4に示されたように、車体の前部構造は、車体11の側部下方に設けられるサイドシル12と、このサイドシル12の前端から垂直に立ち上げられ、先端を後方に傾斜させたフロントピラー13と、このフロントピラー13の垂直に立ち上げられた垂直部21の上部から前方に延出され、サスペンション(不図示)のダンパハウジング15に連結されるフロントアッパメンバ16と、フロントピラー13の垂直部21に補強板23を介して接続され、左右に延びるクロスメンバ17とから構成される。
図3に示されるように、フロントピラー13は、車体11に略垂直に延ばされる垂直部21と、この垂直部21に上端から斜め後方に延ばされる傾斜部22とからなる。
フロントピラー13の垂直部21は、車体11の外方に設けたアウタパネル31と、車体11の内方に設けたインナパネル32と、これらのアウタパネル31とインナパネル32との間に設けられ、アウタパネル31とインナパネル32を補強するスチフナパネル33と、クロスメンバ17の接続高さに設けられるとともにスチフナパネル33に取付けられ、インナパネル32とスチフナパネル33とで形成される空間を車幅方向に仕切る隔壁(バルクヘッド)34と、隔壁34とインナパネル32との間に充填され、衝撃の吸収作用をなす第1の構造用発泡充填材36と、アウタパネル31の前面とスチフナパネル33の前面との間に充填され、衝撃の吸収作用をなす第2の構造用発泡充填材37とから構成される。
第1の構造用発泡充填材36は、上下方向に所定長さで充填される。第2の構造用発泡充填材37は、上下方向に所定長さで充填される。
フロントアッパメンバ16は、図2に示されるように、隔壁34の設定位置下方まで延ばされ垂直部21に接続する接続部38を備えた。
スチフナパネル33は、図4に示されるように、インナパネル32に向けて開口する断面視略コ字状の長手部品であり、車体11の前方に位置する面を前面41、車体11の外方に位置する面を外側面42、車体11の後方に位置する面を後面43とするときに、隔壁34は、スチフナパネル33の前面41、外側面42及び後面43に接続される。
図5(a),(b)は図1に示される車体の前部構造の荷重伝達を示す説明図である。
(a)において、フロントピラー13では、クロスメンバ17及びフロントアッパメンバ16が接合される垂直部21に、インナパネル32とスチフナパネル33とで形成される空間を車幅方向に仕切る隔壁34が設けられた。従って、薄板大断面で構成されているフロントピラー13内を遮蔽(閉塞)することができる。この結果、フロントアッパメンバ16に矢印a1の如く荷重(前突荷重)が入力されたときに、フロントピラー13の座屈を抑制し、荷重をクロスメンバ17に矢印a2の如く又サイドシル12に矢印a3の如く分散しつつ伝達できる。
すなわち、車体の前部構造では、フロントアッパメンバ16、フロントピラー13、クロスメンバ17及びサイドシル12の結合効率を向上させたものと言え、フロントアッパメンバ16に入力された荷重が、フロントピラー13を介してクロスメンバ17及びサイドシル12が連続的に伝達される荷重伝達経路が形成される。
(b)において、サスペンション入力による矢印b1の如く上下方向の荷重がフロントアッパメンバ16に入力された場合にも、フロントアッパメンバ16の接続部分であるフロントピラー13が隔壁34により剛性が高められているため、フロントピラー13ではフロントアッパメンバ16を効果的に受け止めることができる。この結果、サスペンション入力によるフロントアッパメンバ16の上下方向の変形が防止される。
また、フロントアッパメンバ16には、隔壁34の設定位置下方まで延ばされ垂直部21に接続する接続部38を備えたので、さらに、フロントアッパメンバ16のサスペンション入力による上下方向の変形が抑制される。
図6(a),(b)は図1に示される車体の前部構造の比較検討図であり、(a)は比較例の車体の前部構造を示し、(b)は実施例の車体の前部構造を示す。
図7(a),(b)は図1に示される車体の前部構造の断面比較検討図であり、(a)は比較例の車体の前部構造の平面断面を示し、(b)は実施例の車体の前部構造の平面断面を示す。
図6(a)及び図7(a)において、比較例の車体の前部構造は、車体の側部下方に設けられるサイドシル112と、このサイドシル112の前端から垂直に立ち上げられ、先端を後方に傾斜させたフロントピラー113と、このフロントピラー113の垂直に立ち上げられた垂直部121の上部から前方に延出され、サスペンション(不図示)のダンパハウジングに連結されるフロントアッパメンバ116と、フロントピラー113の垂直部121に補強板123を介して接続され、左右に延びるクロスメンバ117とから構成される。
フロントピラー113は、車体に略垂直に延ばされる垂直部121と、この垂直部121に上端から斜め後方に延ばされる傾斜部(不図示)とからなる。
フロントピラー113の垂直部121は、車体の外方に設けたアウタパネル131と、車体の内方に設けたインナパネル132と、これらのアウタパネル131とインナパネル132との間に設けられ、アウタパネル131とインナパネル132を補強するスチフナパネル133(図7(a)参照)とから構成される。
比較例の車体の前部構造では、クロスメンバ117やフロントアッパメンバ116を追加することで剛性・強度は向上するが、結合した先のフロントピラー113は薄板大断面で構成されていることから、二点差線で示されるように断面の座屈が発生し、フロントアッパメンバ116から伝達される荷重をクロスメンバ117やサイドシル112に効果的に伝達することができない。
図6(b)において、実施例の車体の前部構造では、車体11の側部下方にサイドシル12が設けられ、このサイドシル12の前端から垂直に立ち上げられるとともに、先端を後方に傾斜させたフロントピラー13が設けられ、このフロントピラー13の垂直に立ち上げられた垂直部21の上部から前方に延出され、サスペンションのダンパハウジング15に連結されるフロントアッパメンバ16が設けられ、フロントピラー13の垂直部21に接続され左右に延びるクロスメンバ17が設けられる。
フロントピラー13は、車体11の外方に設けたアウタパネル31と、車体11の内方に設けたインナパネル32と、これらのアウタパネル31とインナパネル32との間に設けられ、アウタパネル31とインナパネル32を補強するスチフナパネル33(図7(b)参照)と、クロスメンバ17の接続高さに設けられるとともにスチフナパネル33に取付けられ、インナパネル32とスチフナパネル33で形成される空間を車幅方向に仕切る隔壁34とから構成される。
フロントピラー13に、クロスメンバ17の接続高さに設けられるとともにスチフナパネル33に取付けられ、インナパネル32とスチフナパネル33とで形成される空間を車幅方向に仕切る隔壁34を備えたので、フロントアッパメンバ16、フロントピラー13、クロスメンバ17及びサイドシル12の結合効率が向上される。フロントアッパメンバ16に荷重が入力された場合に、フロントピラー13のインナパネル32とスチフナパネル33とで形成される空間が潰れにくくなる。これにより、フロントピラー13の断面の座屈を抑制して前方からの荷重を効果的にフロントピラー13で受けることができる。この結果、フロントアッパメンバ16から入力される荷重がフロントピラー13からクロスメンバ17やサイドシル12に円滑に伝達される。
図6(a),(b)に示されるように、フロントアッパメンバ116の接続部138の高さをh1、実施例のフロントアッパメンバ16の接続部38の高さをh2とするときに、h2>h1の関係にある。
すなわち、フロントアッパメンバ16に、隔壁34の設定位置下方まで延ばされ垂直部21に接続する接続部38を備えたので、前方からフロントアッパメンバ16に入力される荷重をフロントパネルの垂直部21のほぼ全体に伝達することができる。この結果、フロントピラー13に局部的な荷重が入力されることを防止することができる。
スチフナパネル33が、断面視略コ字状の長手部品であり、車体11の前方に位置する面を前面41、車体11の外方に位置する面を外側面42、車体11の後方に位置する面を後面43とするときに、隔壁34は、スチフナパネル33の前面41、外側面42及び後面43に接続されるので、スチフナパネル33の断面の座屈を抑制することができる。
図7(b)において、隔壁34とインナパネル32との間に、衝撃の吸収作用をなす構造用発泡充填材36が充填されたので、隔壁34で受ける分の荷重のインナパネル32側に伝達される荷重を吸収することができる。この結果、フロントピラー13の車室内側への変形を低減することができる。
アウタパネル31の前面とスチフナパネル33の前面41との間に、衝撃の吸収作用をなす構造用発泡充填材37が充填されたので、フロントアッパメンバ16から入力される荷重をフロントピラー13側で一部吸収することができる。
尚、本発明に係る車体の前部構造は、図4に示すように、隔壁34とインナパネル32との間に、衝撃の吸収作用をなす構造用発泡充填材36が充填されたが、隔壁34の上下を覆うように、インナパネル32とスチフナパネル33で形成される空間に渡って構造用発泡充填材36が充填されるものであってもよい。
本発明に係る車体の前部構造では、図4に示すように、アウタパネル31の前面とスチフナパネル33の前面41との間に、衝撃の吸収作用をなす構造用発泡充填材37が充填されたが、アウタパネル31とスチフナパネル33で形成される空間に渡って、所定の長さで構造用発泡充填材37が充填されるものであってもよい。
本発明に係る車体の前部構造は、セダンやワゴンなどの乗用車に採用するのに好適である。
本発明に係る車体の前部構造の斜視図である。 図1に示される車体の前部構造の側面図である。 図1に示される車体の前部構造の分解斜視図である。 図1の4−4線断面図である。 図1に示される車体の前部構造の荷重伝達を示す説明図である。 図1に示される車体の前部構造の比較検討図である。 図1に示される車体の前部構造の断面比較検討図である。
符号の説明
11…車体、12…サイドシル、13…フロントピラー、16…フロントアッパメンバ、17…クロスメンバ、21…垂直部、31…アウタパネル、32…インナパネル、33…スチフナパネル、34…隔壁、36,37…第1・第2の構造用発泡充填材、38…接続部、41…前面、42…外側面、43…後面。

Claims (1)

  1. 車体(11)の側部下方に設けられるサイドシル(12)と、このサイドシル(12)の前端から垂直に立ち上げられ、先端を後方に傾斜させたフロントピラー(13)と、このフロントピラー(13)の垂直に立ち上げられた垂直部(21)の上部から前方に延出され、サスペンションのダンパハウジング(15)に連結されるフロントアッパメンバ(16)と、フロントピラー(13)の垂直部(21)に接続され左右に延びるクロスメンバ(17)とから構成される車体の前部構造において、
    前記フロントピラー(13)は、前記車体の外方に設けたアウタパネル(31)と、前記車体(11)の内方に設けたインナパネル(32)と、これらのアウタパネル(31)とインナパネル(32)との間に設けられ、前記アウタパネル(31)と前記インナパネル(32)を補強するスチフナパネル(33)と、前記クロスメンバ(17)の接続高さに設けられるとともに前記スチフナパネル(33)に取付けられ、前記インナパネル(32)と前記スチフナパネル(33)とで形成される空間を車幅方向に仕切る隔壁(34)とを備え
    前記フロントアッパメンバ(16)は、前記隔壁(34)の設定位置下方まで延ばされ前記垂直部(21)に接続する接続部(38)を備え、
    前記スチフナパネル(33)は、断面視略コ字状の長手部品であり、前記車体(11)の前方に位置する面を前面(41)、前記車体(11)の外方に位置する面を外側面(42)、前記車体(11)の後方に位置する面を後面(43)とするときに、
    前記隔壁(34)は、前記フロントピラー(13)の垂直部(21)の中間から下方位置に設定されるとともに、前記スチフナパネル(33)の前面(41)、外側面(42)及び後面(43)に接続され、
    前記隔壁(34)と前記インナパネル(32)との間に、衝撃の吸収作用をなす第1の構造用発泡充填材(36)が充填され、前記アウタパネル(31)の前面と前記スチフナパネル(33)の前面(41)との間に、衝撃の吸収作用をなす第2の構造用発泡充填材(37)が充填され、
    前記第1及び第2の構造用発泡充填材(36,37)は、上下方向に所定長さで充填されたことを特徴とする車体の前部構造。
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