JP6494317B2 - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、現像装置、カートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置に関する。ここで、現像装置とは、現像剤を担持する現像剤担持体を少なくとも有する。また、現像装置は、現像剤を収容するための枠体や現像剤を搬送する搬送部材などを有する場合もある。カートリッジとは、画像形成装置における複数の構成を一体化して画像形成装置本体に対して着脱可能としたものである。プロセスカートリッジとは、現像剤像を担持する像担持体を少なくとも有する。特に、像担持体と像担持体に作用するプロセス手段とを一体化させたものをプロセスカートリッジという。画像形成装置は、記録材(被転写材)に画像を形成する装置のことであり、特に、電子写真方式を用いた画像形成装置に関する。
従来、電子写真装置や静電記録装置などの画像形成装置において、装置構成の簡略化や廃棄物を無くすという観点から、クリーナレスシステム(トナーリサイクルシステム)が提案されている。このクリーナレスシステムにおいては、転写方式の画像形成装置において感光体の転写工程後の表面清掃手段である専用のドラムクリーナーを廃した構成となっている。そして、転写工程後の感光体上の転写残トナーを、現像装置によってクリーニングして感光体上から除去し、現像装置に回収する。
特に、現像装置で現像を行いながらクリーニングを行うことを、現像同時クリーニングと呼ぶ。現像同時クリーニングとは、転写工程後に感光体上に残留したトナーを次工程以降の現像時にかぶり取りバイアス(現像装置に印加する直流電圧と感光体の表面電位間の電位差であるかぶり取り電位差Vback)によって回収する方法である。この方法によれば、転写残トナーは現像装置に回収されて次工程以後に再利用されるため、廃トナーをなくし、メンテナンスに手を煩わせることも少なくすることができる。また、クリーナレスであることにより、別途のクリーナー機構がなくなりスペース面での利点も大きく、画像形成装置を大幅に小型化できるようになる。
ここで、クリーナレスシステムを採用した場合に、トナーをリサイクルする際に、紙粉などの異物が現像装置に混入し、その異物の影響で画像不良を生じるというおそれがあった。例えば、紙粉、異物が規制ブレードと現像スリーブ間に挟まり均一なトナー層が乱されることで発生するスジ状の画像不良が代表的なものである。他にも、紙粉がトナーとともに現像されることによって、紙の白地部に黒ポチが発生したり、逆に、印字部に白ポチが発生したりするおそれがあった。
そこで、クリーナレスシステムに採用する現像装置として、一成分磁性接触現像方式が提案されている。この方式は、磁界発生手段を内包した現像スリーブ(現像剤担持体)上に、磁性現像剤(磁性トナー)を担持し感光体の表面に接触させて現像を行うものである(特許文献1、2)。現像装置内の磁性トナーは、機械的供給機構や重力によって現像スリーブ近傍に搬送され、最終的には磁力によって現像スリーブに供給される。現像スリーブに供給された磁性トナーは、現像スリーブに当接配置された規制ブレードによって適正量に規制され、均一なトナー層を形成する。また、現像ローラの間にはDCバイアスが印加される。
上記現像装置では、磁性トナーを用いて磁力を使って現像スリーブにトナー供給を行なっている。よって、磁力をもたない紙粉よりも優先的にトナーを供給することができる。そのため、非磁性接触現像方法を用いたクリーナレスシステムよりも紙粉による画像弊害は起こりにくくなっている。
特許第4510493号公報 特許第4630707号公報
しかしながら、従来の構成では、トナーが自重もしくは搬送部材によって現像スリーブに押し込まれる構成になっており、転写残トナーとともに回収された紙粉は、現像スリーブ周辺に存在している。このため、トナーが搬送部材で現像スリーブに押し込まれた際に、トナーとともに紙粉が現像スリーブに供給され、規制ブレードと現像スリーブのニップ部分に挟まりトナー層を乱したり、すり抜けて現像されてしまうことがあった。
特に、近年はユーザーの多様化が進み、使用される紙の種類も多様化している。様々な紙の中には、紙粉が多く出るような紙もありうる。また、紙粉の異物以外にも他の異物がでるような紙もありうる。
上記課題に鑑みて、本発明の目的は、現像装置等に異物が混入することにより発生しうる画像形成への影響を低減することである。
上記目的を達成するため、本発明の現像装置は、
磁性現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に内包される磁発生手段と、
前記現像剤担持体の表面に担持される磁性現像剤の層厚を規制する規制部材と、
前記現像剤担持体と前記規制部材が設けられ、開口を有する現像室と、
磁性現像剤を収容する収容室と、
前記収容室内に設けられ、前記開口を通じて前記収容室に収容される磁性現像剤を前記現像室へ搬送する搬送部材と、を備え、
像担持体上の磁性現像剤が被転写材に転写された後、前記像担持体上に残留した磁性現像剤を前記収容室に回収する現像装置であって、
前記現像室の底部が前記収容室の底部よりも鉛直方向の上方に位置し、
前記現像剤担持体のうち前記規制部材が当接する当接部が前記開口に対して鉛直方向の直上に位置し、
前記開口の下端部を通る鉛直方向に伸びる仮想線と前記現像剤担持体の表面とが交わる交点が、前記現像剤担持体の表面における鉛直方向の下端部と、前記現像剤担持体の表面における前記規制部材との当接部との間に位置し、
前記交点において、前記磁界発生手段によりリーブの表面に形成される磁束密度Bの関係が、|Br|を磁束密度Bのうち前記スリーブの表面に対する垂直成分の大きさ、|Bθ|を磁束密度Bのうち前記スリーブの表面に対する水平成分の大きさ、としたときに、
|Br|<|Bθ|
を満たすことを満たすことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の現像装置は、
磁性現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に内包される磁発生手段と、
前記現像剤担持体の表面に担持される磁性現像剤の層厚を規制する規制部材と、
前記現像剤担持体と前記規制部材が設けられ、開口を有する現像室と、
磁性現像剤を収容する収容室と、
前記収容室内に設けられ、前記開口を通じて前記収容室に収容される磁性現像剤を前記現像室へ搬送する搬送部材と、を備え、
像担持体上の磁性現像剤が被転写材に転写された後、前記像担持体上に残留した磁性現像剤を前記収容室に回収する現像装置であって、
前記現像室の底部が前記収容室の底部よりも鉛直方向の上方に位置し、
前記現像剤担持体のうち前記規制部材が当接する当接部が前記開口に対して鉛直方向の直上に位置し、
前記収容室の内壁面には、前記開口よりも鉛直方向の下方に位置し、前記開口の下端部に連なり、前記現像剤担持体と交わる方向に延びる壁面領域が形成されており、
前記壁面領域の面に沿って前記開口の下端部から前記現像剤担持体と交わるように延ばした仮想線と前記現像剤担持体の表面とが交わる交点が、前記現像剤担持体の表面における鉛直方向の下端部と、前記現像剤担持体の表面における前記規制部材との当接部との間に位置し、
前記交点において、前記磁界発生手段により前記現像剤担持体の表面に形成される磁束密度Bの関係が、|Br|を磁束密度Bのうち前記現像剤担持体の表面に対する垂直成分の大きさ、|Bθ|を磁束密度Bのうちリーブの表面に対する水平成分の大きさ、としたときに、
|Br|<|Bθ|
を満たすことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明のプロセスカートリッジは、
画像形成を行う画像形成装置の本体に着脱可能に設けられるプロセスカートリッジであって、
上記の現像装置と、
前記現像剤担持体により磁性現像剤が供給されることにより、表面に担持される静電潜像が現像され、表面に現像剤像が形成される像担持体と、
を有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、
上記の現像装置、上記のプロセスカートリッジのうちの少なくとも1つを有し、
被転写材に画像を形成することを特徴とする。
本発明によれば、現像装置等に異物が混入することにより発生しうる画像形成への影響を低減することができる。
本実施例に係る現像装置の構成を示す概略断面図 本実施例に係る画像形成装置の全体構成を示す概略断面図 実施例1における現像装置内のトナーの動きを示す図 実施例1における紙粉の動きを説明する図 規制ブレードと現像スリーブとの当接状態及び当接圧の分布を示す概略図 規制ブレードと現像スリーブとの当接状態及び当接圧の分布を示す概略図 従来例の現像装置の構成を示す概略断面図 実施例3における現像装置の概略断面図 実施例3における磁束密度及び磁力分布の概略図 実施例3における現像装置内のトナー及び紙粉の動きを示す図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に
詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
<画像形成装置の全体構成の概略>
まず、図2を参照して、本実施例に係る画像形成装置の全体構成の概略について説明する。図2は、本実施例に係る画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。本実施例においては、画像形成装置として、転写式電子写真プロセスを利用するモノクロレーザプリンタについて説明する。
本実施例に係る画像形成装置は、主な構成として、像担持体としての感光ドラム1、帯電手段としての帯電ローラ2、現像装置3、露光手段としてのレーザビームスキャナ4、転写部材としての転写ローラ5、定着装置6を備えている。また、本実施例に係る画像形成装置は、感光ドラム1、帯電ローラ2、現像装置3等をカートリッジ化したプロセスカートリッジを着脱可能に備える構成である。
本実施例の感光ドラム1は、φ24mmの負極性のOPC感光体である。この感光ドラム1は、図2中矢印R1方向に周速度(プロセススピード、印字速度)100mm/secで回転可能に設けられる。
帯電ローラ2は、感光ドラム1の表面を帯電する。帯電ローラ2は、導電性の弾性ローラであり、芯金2aと、芯金2aを覆う導電性弾性層2bとを有する。帯電ローラ2は、感光ドラム1に所定の押圧力で圧接している。感光ドラム1の表面のうち帯電ローラ2に圧接される部分(当接部)を帯電部cとする。該帯電部cと、帯電ローラ2における感光ドラム1との当接部とにより、帯電ニップが形成される。
また、本実施例に係る画像形成装置は、帯電ローラ2に帯電バイアスを印加する帯電電源を有している。帯電電源は、帯電ローラ2の芯金2aに直流電圧を印加する。この直流電圧は、感光ドラム1の表面電位と帯電ローラ2の電位の電位差が、放電開始電圧以上となるような値に設定されており、具体的には帯電バイアスとして−1300Vの直流電圧が帯電電源より印加されている。このとき、感光ドラム1の表面電位(暗部電位)は−700Vに一様に帯電されている。
レーザビームスキャナ4は、レーザダイオード、ポリゴンミラー等を有している。このレーザビームスキャナ4は、目的の画像情報の時系列電気ディジタル画素信号に対応して強度変調されたレーザ光Lを出力し、該レーザ光Lで帯電された感光ドラム1の表面を走査露光する。レーザ光Lによって感光ドラム1の表面を全面露光した場合、感光ドラム1の表面電位が−150Vとなるように、レーザビームスキャナ4のレーザパワーは調整されている。
現像装置3は、第1枠体3Aによって構成される現像室301と、第2枠体3Bによって構成されるトナー収容室300と、を有している。図1に示すように、第1枠体3Aは、後述する開口下端部Yを有する部分3A1と、後述する開口上端部Xを有する部分3A2と、部分3A3とを有する。また、第2枠体3Bは、第1枠体3Aの部分3A1の外側に位置する部分3B1と、トナー収容室300の大部分を形成する部分3B2と、第1枠体3Aの部分3A3の外側に位置する部分3B3と、を有する。現像室301には、現像剤担持体としての現像スリーブ31と、規制部材としての規制ブレード33と、が設けられている。トナー収容室300には磁性現像剤としての磁性トナーtが収容されている。
なお、現像装置3の構成の詳細については後述する。
磁性トナーtは、現像スリーブ31に内包された磁界発生手段であるマグネットローラ32の磁力によって現像スリーブ31の表面に引きつけられる。磁性トナーtは一定の摩擦帯電を帯びている。そして、磁性トナーtは、現像バイアス印加電源により現像スリーブ31と感光ドラム1との間に印加された現像バイアスにより現像部aにおいて感光ドラム1上(像担持体上)の静電潜像を顕像化する。本実施例において、現像バイアスは−350Vに設定している。なお、現像部aとは、感光ドラム1の表面のうち現像スリーブ31に対向する領域であって、現像スリーブ31によって磁性現像剤が供給される領域である。
接触転写手投として中抵抗の転写ローラ5があり、感光ドラム1に所定の圧で圧接させて設けられている。感光ドラム1の表面のうち転写ローラ5に圧接される部分(当接部)を転写部bとする。該転写部bと、転写ローラ5における感光ドラム1との当接部とより、転写ニップが形成される。本実施例の転写ローラ5は、芯金5aと、芯金5aを覆う中抵抗発泡層5bとで構成されており、ローラ抵抗値5×10Ωのものを用いた。そして、+2.0kVの電圧を芯金5aに印加し、感光ドラム1上に形成された現像剤像としてのトナー像の転写材としての紙Pへの転写を行なった。
定着装置6は、転写部bを通過してトナー像が転写された紙Pを加熱・加圧することにより、トナー像を紙Pに定着させる。その後、トナー像が定着された紙Pは装置外へ排出される。
<画像形成プロセス>
次に、図2を参照して、画像形成プロセスの概要について説明する。まず、プリント信号が画像形成装置本体のコントローラに入力されると、画像形成装置は画像形成動作を開始する。そして、所定のタイミングで各駆動部が動き出し電圧が印加される。回転駆動された感光ドラム1は、帯電ローラ2によって一様に帯電される。一様に帯電された感光ドラム1は、スキャナユニット4からのレーザ光Lにより露光され、その表面に静電潜像が形成される。その後、この静電潜像は、現像ローラ31によってトナー(現像剤)が供給されて、トナー像(現像剤像)として可視化される。
一方、紙Pは、被転写材収容部70から被転写材供給ユニット71により分離給送され、感光ドラム1へのトナー像の形成タイミングとの同期をとり、転写領域aへと、紙Pを送り出す。こうして、可視化された感光ドラム1上のトナー像は、転写ローラ5の作用によって紙Pに転写される。トナー像を転写された被転写材としての紙Pは、定着装置6に搬送される。ここで、紙P上の未定着のトナー像は、熱、圧力よって紙Pに定着される。その後、紙Pは排出ローラなどにより機外に排紙される。
<クリーナレスシステム>
次に、本実施例における、クリーナレスシステムについて詳細に説明する。本実施例では、転写されずに感光ドラム1上に残留した転写残トナーを感光ドラム1上から除去するクリーニング部材を設けない、いわゆるクリーナレスシステムを採用している。
転写工程後に感光ドラム1上に残った転写残トナーは、帯電ニップ前の空隙部における放電によって感光ドラム1と同様に負極性に帯電される。このとき、感光ドラム1表面は、−700Vに帯電される。負極性に帯電した転写残トナーは、帯電ニップにおいて電位差の関係(感光ドラム表面電位=−700V、帯電ローラ電位=−1300V)で帯電ローラ2には付着せず通過することになる。
帯電ニップを通過した転写残トナーは、感光ドラム1の表面のうちレーザ光が照射されるレーザ照射位置dに到達する。転写残トナーは露光手段のレーザ光を遮蔽するほど多くないため、感光ドラム1上の静電潜像を作像する工程に影響しない。レーザ照射位置dを通過したトナーのうち非露光部(レーザ照射を受けていない感光ドラム面)のトナーは、現像部aにおいて、静電力によって現像スリーブ31に回収される。
一方、レーザ照射位置dを通過したトナーのうち露光部(レーザ照射を受けた感光ドラム面)のトナーは、静電力的には回収されずにそのまま感光ドラム1上に存在し続ける。しかし、一部のトナーは、現像スリーブ31と感光ドラム1の周速差による物理的な力で回収されることもある。このように紙Pに転写されずに感光ドラム1上に残ったトナーは、概ね現像装置3に回収される。そして、現像装置3に回収されたトナーは、現像装置3内に残っているトナーと混合され使用される。
本実施例では、転写残トナーを帯電ローラ2に付着させずに帯電ニップを通過させるために、以下の二つの構成を採用している。
第一は、図2に示すように、感光ドラムの回転方向における転写ローラ5と帯電ローラ2の間に光除電部材8を設けていることである。光除電部材8は、帯電ニップで安定した放電を行なうために転写ニップを通過したあとの感光ドラム1表面電位を光除電している。この光除電部材8によって、帯電前の感光ドラム1の電位を長手全域−150V程度にしておくことで、帯電時に均一な放電が行なえ、転写残トナーを均一に負極性にすることが可能となる。その結果、転写残トナーは帯電ニップを通過する。
第二は、帯電ローラ2を感光ドラム1と所定の周速差を設け駆動回転させていることである。上述のように放電によってほとんどのトナーが負極性になるものの、若干負極性になりきれなかったトナーが残っており、このトナーが帯電ニップで帯電ローラ2に付着することがある。そこで、帯電ローラ2と感光ドラム1を所定の周速差を設けて駆動回転させることで、感光ドラム1と帯電ローラ2との摺擦によって、このようなトナーを負極性にさせることが可能となる。これによって帯電ローラ2へのトナーの付着を抑制する効果がある。本実施例では、帯電ローラの芯金2aに帯電ローラギアが設けられており、帯電ローラギアは感光ドラム端部に設けられたドラムギアと係合している。よって、感光ドラム1が回転駆動するのに伴って、帯電ローラ2も回転駆動する。帯電ローラ2の表面の周速は、感光ドラム1表面の周速に対して115%になるように設定されている。
このようなクリーナレスシステムにおいて、特に、本実施例のように感光ドラム1から紙等の紙Pに直接転写する構成においては、紙から出た紙粉等が感光ドラム1表面に付着し、その紙粉が現像装置3に回収される場合がある。現像装置3に回収された紙粉は、規制部eにおいて、規制ブレード33と現像スリーブ31との間に挟まると、現像スリーブ31上のトナーコートを乱す。また、規制部eをすり抜けて現像スリーブ31にトナーとともにコートされた紙粉は、正規の帯電極性に帯電できていなかったり、トナーと凝集していたりする。そのため、現像しなくてもよい部分に感光ドラム1上に黒ポチとして現れたり、逆に、トナーと一緒に現像されると紙粉の部分だけ色が着かず白ポチとして現れる。なお、ここで、規制部eとは現像スリーブ31のうち規制ブレード33が当接する部分(現像当接部)である。
なお、本実施例においては、被転写材として紙を用いたため、紙粉を原因とする課題について説明するが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、被転写材としてプラスチックシート等を用いた場合に発生する粉末等の異物により発生する課題に対しても本発明の構成を採用することで効果を得ることができる。
<現像装置の説明>
次に、図1を参照して、上記のようなクリーナレスシステムを採用した場合に生じる課題を抑制するための、本実施例に係る現像装置の詳細について説明する。図1は、本実施例に係る現像装置の構成を示す概略断面図である。
図1に示すように、現像装置3は、内部にトナーを収容するトナー収容室300と、現像スリーブ31を備える現像室301を備えている。
現像スリーブ31は、アルミニウムやステンレススチールのパイプによって形成された支持部としての非磁性スリーブの外周に厚み約500μmの導電性弾性層を形成したものである。そして、現像スリーブ31は、現像室301によって矢印R2方向に回転可能に支持されている。現像スリーブ31は、外径がΦ11mm、表面粗さがJIS規格のRaで通常、平均1.5〜4.5μmとなるように形成されている。現像スリーブ31は感光ドラム1に当接するように感光ドラム1の方向に押圧されている。現像スリーブ31は、その長手方向(軸方向)の両端部に、侵入量規制コロが配設されており、これらのコロを感光ドラム1に当接させることにより、現像スリーブ31と感光ドラム1表面との侵入量を所定の値になるようにしている。
また、現像スリーブ31の一方の端部には、現像スリーブギヤが固定されており、この現像スリーブギヤに画像形成装置本体の駆動源から複数のギヤを介して駆動力が伝達され、現像スリーブ31が回転駆動される。現像スリーブ31の表面速度は、感光ドラム1の表面周速に対して140%の速度差をもって順方向回転している。現像スリーブ31の表面は、所望量のトナーを担持し搬送することができるように、適切な表面粗さを有している。
また、現像スリーブ31の内側にはマグネット32が配設されている。マグネット32は、円筒形成で、その周方向にN極とS極が交互に配置された4極マグネットロールを用いた。4極とは、感光ドラム1に対向する現像極、規制ブレード33に対向する規制極、現像室301のトナーを現像スリーブ31に供給するための供給極、トナー吹出し防止シートSの対向部の漏れ防止極の4極である。各極の磁束密度は、規制極の一番強く70mT、その他が約50mTである。マグネット32は、現像スリーブ31が矢印R2方向に回転するのとは異なり、現像スリーブ31の内側に固定的に配設されている。
規制ブレード33は、例えば厚さ100μm程度のSUSやリン青銅等によって形成された板状のものであり、その基端部が支持板金に固定されるとともに、曲率を有するその先端部33aを現像スリーブ31表面に所定の圧力で当接させている。この当接力は約20gf/cm〜40gf/cm(現像スリーブ31の長手方向についての1cm当たりの当接荷重)となるように当接されている。実施例1では、曲率が約0.2mm程度の規制ブレード33の自由端の先端部33aを現像スリーブ31に当接させている。先端部33aの曲率としては、層厚規制力の観点から、2mm以下とすることが望ましい。
規制ブレード33は、マグネット32の磁力によって現像スリーブ31表面に引き付けられたトナーの厚層を規制するものである。現像スリーブ31の表面に担持されたトナーは、規制ブレード33によって層厚が規制される際の現像スリーブ31と規制ブレード33間での摺擦による摩擦帯電により、適切な電荷が付与され、さらに感光ドラム1の現像部aに対向する領域へと搬送されていく。このとき、現像スリーブ31には、直流電源から現像バイアス(−350V)が印加される。現像部aにおいて、感光ドラム1表面の電位と現像スリーブ31の電位差によって、現像スリーブ31上のトナーが、静電的に、感光ドラム1表面に形成された静電潜像に付着する。このようにして、静電潜像をトナー像として現像する。
トナー搬送部材34は、トナー収容室300内(収容室内)に回転可能に配置されており、トナー収容室300内のトナーをほぐし、且つ現像室301へトナーを搬送する。トナー搬送部材34は、図1に示すように、樹脂材料で構成されるバックアップ付の軸棒部材34aとPPSフィルムシート34bから構成されている。また、図1に示すように、規制部eはトナー搬送部材34の軸中心の鉛直方向の上方に設けられている。そして、その両端部を回転中心とし、図1中の矢印R4方向に回転する。トナー搬送部材34を回転させるための駆動力は、例えば前述の現像スリーブギヤからギヤ列で適当な回転速度に落とすことで利用するのが一般的である。
本実施例において、トナーは負帯電性の磁性一成分トナーが用いられる。このトナーは、結着樹脂(スチレンn−ブチルアクリルレート共重合体)100重量部に、磁性体粒子80重量部を主成分として、ワックスなどを内包したもので、平均粒径は7.5μmである。外添剤としてシリカ微紛体1.2重量部を用いる。このようなトナーを、上述構成の現像装置3に使用した場合、現像スリーブ31上のトナーコート量は約0.4mg/cm〜0.9mg/cm程度になる。
ここで、トナーの重量平均粒径について説明する。測定装置としては、コールターカウンターTA−II型(コールター社製)を用い、電解液は1級塩化ナトリウムを用いて1%NaCl水溶液を調整する。測定法としては、上述の電解溶水溶液100〜150ml中に分散剤として界面活性剤を0.1〜0.5ml加え、さらに、測定試料を2〜20ml加える。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で分散処理を行い、上述のコールターカウンターにより、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用いて、個数を基準として粒度分布を測定する。これにより、重量平均粒径が求められる。
また、使用するトナーは、使用前の状態で凝集度が40以下、使用期間通して55以下であることが好ましい。凝集度の測定方法を以下に示す。
(1)トナー凝集度測定
トナー凝集度は、パウダーテスター(ホソカワミクロン社製)を用いて測定した。パウダーテスターに上から200メッシュ(目開き77μm、ワイヤー径50μm)、373メッシュ(目開き38μm、ワイヤー径30μm)、635メッシュ(目開き20μm、ワイヤー径20μm)、の順でフルイを3段重ねてセットした。そして、秤取した試料2gを静かにフルイの上にのせ、振幅1.5mmで振動を5秒間与え、各フルイ上に残ったトナーの重さを測定し、下式に従ってトナー凝集度を算出した。
ここで、秤取した試料の量をK、上段のメッシュ上のトナー量をL、中段のメッシュ上のトナー量をM、下段のメッシュ上のトナー量をN、とする。このとき、X=L/K、Y=M/K×0.6、Z=N/K×0.2とすると、トナー凝集度(%)は、下記(式1)で表される。
Figure 0006494317
流動性の高いトナーは、200メッシュの上に残るトナー量が少なく、下のメッシュに残るトナーが多くなり、凝集度は低い値となる。
(2)トナーの平均円形度
また、使用するトナーは、粉砕トナーではなく、平均円形度が0.93以上の重合トナ
ーが好ましい。円形度の測定方法は以下に示す。
本実施例におけるトナーの円形度は、粒子の形状を定量的に表現する簡便な方法として用いたものであり、本実施例では東亜医用電子社製フロー式粒子像分析装置FPIA−1000を用いて粒子形状の測定を行い、円形度を下記(式2)により求める。更に(式3)で示すように、測定された全粒子の円形度の総和を全粒子数で除した値を平均円形度と定義する。
Figure 0006494317
Figure 0006494317
なお、本実施例で用いている測定装置である「FPIA−1000」は、各粒子の円形度を算出後、平均円形度の算出に当たって、粒子を得られた円形度によって、61分割した分割範囲に分ける。例えば、円形度0.400〜1.000を0.010間隔で、0.400以上0.410未満、0.410以上0.420未満・・・0.990以上1.000未満及び1.000のように61分割した分割範囲に分ける。そして、分割点の中心値と頻度を用いて平均円形度の算出を行う。
この算出法で算出される平均円形度の各値と、上述した各粒子の円形度を直接用いる算出式によって算出される平均円形度の各値との誤差は、非常に少なく、実質的には無視できる程度である。そのため、本実施例においては、算出時間の短縮化や算出演算式の簡略化の如きデータの取り扱い上の理由で、上述した各粒子の円形度を直接用いる算出式の概念を利用し、一部変更したこの様な算出法を用いる。
本実施例における円形度は、粒子の凹凸の度合いを示す指標であり、粒子が完全な球形の場合に1.000を示し、表面形状が複雑になる程、円形度は小さな値となる。円形度の具体的な測定方法としては、ノニオン型界面活性剤約0.1mgを溶解している水10mlにトナー約5mgを分散させ分散液を調整し、超音波(20kHz、50W)を分散液に5分間照射する。そして、分散液濃度を5000〜20000個/μlとして、上記フロー式粒子像測定装置を用い、3μm以上の円相当径を有する粒子の円形度分布を測定する。
測定の概略は、東亜医用電子社(株)発行のFPIA−1000のカタログ(1995年6月版)、測定装置の操作マニュアル及び特開平8−136439号公報に記載されているが、以下の通りである。
試料分散液は、フラットで扁平な透明フローセル(厚み約200μm)の流路(流れ方向に沿って広がっている)を通過させる。フローセルの厚みに対して交差して通過する光路を形成するように、ストロボとCCDカメラが、フローセルに対して、相互に反対側に位置するように装着される。試料分散液が流れている間に、ストロボ光がフローセルを流れている粒子の画像を得るために1/30秒間隔で照射され、その結果、それぞれの粒子はフローセルに平行な一定範囲を有する2次元画像として撮影される。それぞれの粒子の2次元画像の面積から、同一の面積を有する円の直径を円相当径として算出する。それぞれの粒子の2次元画像の投影面積及び投影像の周囲長から上記の円形度算出式を用いて各
粒子の円形度を算出する。
<紙粉対応構成>
次に、図1、図3を参照して、実施例1の特徴である紙粉対応構成について説明する。図3は、実施例1における現像装置内のトナーの動きを示す図である。実施例1に係る現像装置3において、現像室301とトナー収容室300とが開口Qを通じて繋がっている。そして、トナー搬送部材34によってトナー収容室300内のトナーが開口Qを通じて現像室301に搬送される構成となっている。
そして、図1に示すように、現像装置3は、現像室301の底部hがトナー収容室300の底部gよりも鉛直方向の上方に位置し、規制部eが開口Qに対して鉛直方向の直上に位置することを特徴としている。なお、図1は、画像形成装置に装着された状態の現像装置3を示しており、図1において、上下方向が鉛直方向であり、鉛直方向に垂直な方向が水平方向である。また、鉛直方向の上方から下方に向かう方向が重力方向である。
図1に示すように、感光体ドラム1の回転軸方向に見たときに、規制部eから重力方向に下ろした直線を直線Bとする。また、感光体ドラム1の回転軸方向に見たときに、開口上端部Xと開口下端部Yを結ぶ直線を直線Aとする。本実施例においては、感光体ドラム1の回転軸方向に見たときに、直線Aと直線Bとの交点fが開口下端部Yを通る水平面よりも上方に存在する。本実施例において、現像スリーブ31の回転方向は、開口Qに対向する部分において開口下端部Yから開口上端部Xに向かう方向である。
また、トナー収容室300の底部gよりも現像室301の底部hの方が鉛直方向の上方に位置する。なお、図1に示すように、底部hとは、現像装置3を画像形成装置本体に装着した状態における現像室301内の最下部であり、底部gとは、現像装置3を画像形成装置本体に装着下状態におけるトナー収容室300の最下部である。
さらに、本実施例においては、トナー収容室300内のトナー搬送部材34の軸中心iは現像スリーブ31の軸中心jよりも鉛直方向の下方に配置される。そのため、トナーをトナー収容室300から汲み上げて現像室301に供給する、トナー汲み上げ方式の現像装置となっている。
このような構成をとることによって、現像装置3内のトナーは、図3(a)、図3(b)の矢印C1〜C3に示すような動きをする。図3(a)は、トナー搬送部材34によってトナー収容室300から現像室301にトナーが送り込まれた状態(矢印C1)を示している。現像室301内のトナーは、現像スリーブ31の回転に伴い矢印C2のような動きをしている。
磁力によって現像スリーブ31に供給されたトナーは、現像スリーブ31の回転によって搬送される。現像スリーブ31の規制部eまで搬送されたトナーは、規制ブレード33によって余剰分を剥ぎ落される。そのような余剰トナーは、後からくるトナーに押し出される形でトナー収容室にもどる流れ(矢印C2)を作る。特に、図3(b)に示すようにトナー搬送部材34の先端が開口Qを通り抜けたあとは、規制ブレード33周辺のトナーが、重力方向(鉛直)に自由落下してトナー収容室300に戻りやすくなる。
次に、図4を参照して、実施例1における紙粉の動きについての詳細を説明する。図4は、実施例1における紙粉の動きを説明する図である。図4中の破線矢印D1〜D4は、紙粉の動きを示している。
転写部bで紙Pから感光ドラム1に付着した紙粉は、帯電ニップを通過する際に、マイ
ナス側の放電を受けることでネガ極性となる。ネガ極性に帯電した紙粉は、現像部aで現像スリーブ31に電気的に回収される(矢印D1→D2)。
現像スリーブ31に回収された紙粉は、現像室301内に存在する磁性トナーと混合され、規制部eへと搬送される。磁性トナーは磁力によって現像スリーブ31に引き付けられるが、紙粉は磁力をもたないため現像スリーブ31に付着する力が小さい。そのため、規制部eまで搬送されたとしても、規制ブレード33によって余分なトナーとともに現像スリーブ31から引き剥がされる。
規制部eで現像スリーブ31から離脱した紙粉は、トナーの循環力や重力によって、現像室301からより低い位置に存在するトナー収容室300に搬送される(矢印D3)。トナー収容室300に送られた紙粉は、再びトナー搬送部材34などで現像室301に搬送されることもあるが、汲み上げ型のトナー供給方式であるため、磁力をもたない紙粉は重力方向に落下し、磁性トナーのように現像スリーブ31に供給されることはない。
図4に示すように、実施例1では、規制部e直下に現像室301とトナー収容室300とを繋げる開口Qを配置しているため、効率的に規制部eで離脱した紙粉をトナー収容室300に送り込むことが可能となっている。そのため、現像スリーブ31近傍に紙粉が存在し続けることがないため、紙粉が現像スリーブ31と規制ブレード33の間に挟まったり、規制部eを通り抜けてしまうリスクを抑制することができる。
なお、本実施例における開口Qとは、現像室301を構成する第1枠体3Aが有する開口上端部Xと開口下端部Yとの間の空間のことである。そして、本実施例においては、開口上端部Xと開口下端部Yとの間の空間(すなわち開口Q)が規制部eの直下にあればよい。ここで、図4に示すように、トナー収容室300を構成する第2枠体3Bの一部(図4中の突出部Z)が突出して開口Qを覆うような構成の場合もある。このような構成の場合においては、第2枠体3Bの突出部Zと第1枠体3Aの開口上端部Xとの間の空間が、規制部eの直下にあれば良い。すなわち、開口Qが第2枠体3Bに覆われている場合は、図4中の点線mが、点線lと点線nの間に位置し、規制部eが突出部Zの鉛直方向の上方にあればよい。一方、開口Qが第2枠体3Bに覆われていない場合においては、図4中の点線mが、点線kと点線nの間に位置し、規制部eが開口下端部Yの鉛直方向の上方にあればよい。なお、点線k、l、m、nとは、それぞれ開口下端部Y、突出部Z、規制部e、開口上端部Xを通る鉛直方向の直線である。
ここで、図7に従来例の現像装置を示す。従来例の現像装置においては、規制部eが現像室301とトナー収容室300を繋げる開口Qに対して鉛直方向の直上(上方)に位置していない。また、現像室301の底部hがトナー収容室300の底部gよりも鉛直方向の下方に位置している。
そのため、現像スリーブ31から離れた位置にある紙粉が現像室301内に存在し続ける。そのため、紙粉が現像スリーブ31に供給されるリスクがある。現像スリーブ31近傍の紙粉は、トナー収容室300から供給されるトナーの圧力によって現像スリーブ31に押しつけられる。このような紙粉は、現像スリーブ31に付着して規制部eに到達し、現像スリーブ31と規制ブレード33の間に挟まったり、規制部eを通り抜けてしまうことがある。
また、上述したように、実施例1においては、トナーとしては、凝集度が低く、球形度の高いトナーを用いることで、本実施例の様な現像装置形状での紙粉対応構成の効果を発揮しやすくなる。凝集度の高いトナーはほぐれやすいため、紙粉とトナーが分離しやすい。球形度の高いトナーも、紙粉との接点が少なくなりトナーとの付着力が小さくなる。よ
って紙粉とトナーが分離しやすくなる。また、凝集度が低いトナーは、高い流動性により現像室とトナー収容室300の間の循環が活発になり、紙粉をトナー収容室300に搬送しやすくなる。このように、凝集度が低く、球形度の高いトナーを用いることで、実施例1の紙粉対応構成の効果を発揮しやすくなった。
さらに、図5を参照して、実施例1における現像スリーブ31に対する規制ブレード33の当接状態及び当接圧について説明する。図5(a)は、実施例1の規制ブレードと現像スリーブとの当接状態及び当接圧の分布を示す概略図であって、図5(b)は変形例1の規制ブレードと現像スリーブとの当接状態及び当接圧の分布を示す概略図である。
実施例1においては、図5(a)に示すように、規制ブレード33の先端部33aのエッジ33a1が現像スリーブ31の表面に当接している。一方、変形例1においては、図5(b)に示すように、規制ブレード33の先端部33aの腹部33a1が現像スリーブ31の表面に当接している。
ここで、図5(a)、図5(b)の矢印E1は、紙粉の動きを示している。実施例1の構成においては、規制ブレード33の先端側にかかる当接圧が高くなり、例え紙粉が規制部e近傍まで到達したとしても規制部eの入り口で剥ぎ取られる。一方、変形例1の構成においては、規制ブレード33による当接圧はブロードになっているため、規制部e入口の当接圧が弱く、紙粉が規制ブレード33と現像スリーブ31の間に入り込む可能性がある。
以上説明したように、規制ブレード33の先端部33aのエッジ33a1近傍において当接圧のピークを高くすることで、トナーの規制ブレード33と現像スリーブ31の間へのすり抜けや挟み込みをより抑制することができる。
(実施例2)
次に、図6を参照して、実施例2について説明する。図6(a)は、実施例2の規制ブレードと現像スリーブとの当接状態及び当接圧の分布を示す概略図であって、図6(b)は実施例2の変形例2の規制ブレードと現像スリーブとの当接状態及び当接圧の分布を示す概略図である。実施例2及び変形例2に係る現像装置の構成は、規制ブレードの構成が異なることを除いて同様であるため、同一の構成については同一の符号を用いてその説明は省略する。
実施例2の規制ブレード33は、図6(a)に示すように、先端部33aと現像スリーブ31との間に隙間を有するように、現像スリーブ31の回転方向の上流に段差部331を有している。すなわち、実施例2の規制ブレード33は、ひさし部332を有する形状となっている。
このひさし332を設けることで、大きな紙粉は、規制部eに到達する前にひさし部332で現像スリーブから取り除かれる(図6中矢印E1)。ひさし部332と現像スリーブ31の隙間は狭いため、ひさし部332と現像スリーブ31の隙間は搬送されてきたトナーで圧密状態となっている。よって、小さな紙粉もひさし部332にたまっている圧密状態のトナーによって侵入を阻止するため、規制部eに紙粉が入りにくい状態となっている。
また、実施例2においては、図6(a)に示すように、規制ブレード33の段差部331のエッジ331aが現像スリーブ31の表面に当接している。そのため、規制部eにおけるピーク圧を高く設定でき、現像スリーブ31と規制ブレード33の間へのトナーのすり抜けや挟み込みを抑制することができる。
実施例2では、段差部331の高さHを300μm、ひさし部の長さlを1.0mmに設定しているが、本発明においてはこれに限られるものではなく、段差高さHは200〜400μm、ひさし部の長さlは0.5〜2.5mmに設定することが望ましい。
図6(b)に示す実施例2の変形例2における形状でも同様の効果を得られる。この形状においても、段差の高さHは300μm、ひさし長さlは1.0mm、凸部334のRは0.4mmに設定している。
以上のように実施例2、実施例2の変形例の形状の規制ブレード33を用いることで、規制部eに到達する前に予め大きな紙粉を除去することが可能となる。さらに、紙粉が現像スリーブ31と規制ブレード33との間に挟まったり、すり抜けることによる画像不良の発生を抑制することが可能となる。
(実施例3)
図8、図9、図10を参照として、実施例3について説明する。実施例3に係る現像装置の構成は、マグネット32の配置構成とトナー収容室300との位置関係に特徴があり、実施例1、2と同一の構成については同一の符号を用いてその説明は省略する。
図8は本実施例における特徴となる現像装置の概略断面図である。トナー収容室側300の開口下端部Zを含むトナー収容室300内壁から現像スリーブ31方向への延長線をrとする。すなわち、実施例3に係る現像装置3は、トナー収容室300の内壁面に、開口Qよりも鉛直方向下方に位置し、開口下端部Zに連なり、現像スリーブ31と交わる方向に延びる壁面領域Wが形成されている。この壁面領域Wの面に沿って開口下端部Zから現像スリーブ31と交わるように延ばした仮想線(または仮想面)を、延長線r(または延長面r)とする。そして、延長線rと現像スリーブ31表面との交点(または交線)を交点q(または交線q)とする。この交点qは、規制部eと現像スリーブ31重力方向最下点p(現像スリーブ31の表面における鉛直方向の下端部)との間に位置するように設定されている。また、開口下端部Zから鉛直方向の上方に現像スリーブ31と交わるように延ばした仮想線(または仮想面)を、延長線r2(または延長面r2)とする。延長線r2と現像スリーブ31表面との交点(交線)を交点q2(または交線q2)とする。この交点q2も、規制部eと現像スリーブ31重力方向最下点pとの間に位置するように設定されている。
図9(a)は、実施例3におけるマグネット32(磁力発生手段)の磁極配置の概略図である。図9(b)はマグネット32周方向の規制極近傍から供給極近傍の範囲での現像スリーブ31表面における磁束密度Bの垂直成分|Br|と水平成分|Bθ|の関係を示す概略図である。横軸は周方向位置、縦軸は磁束密度(mT)の絶対値である。以下にBr、Bθについて詳述する。図10(a)は、図9に示す|Br|、|Bθ|、各極の関係を、本実施例に係る現像装置の断面構成に示した模式図である。図10(b)は、本実施例に係る現像装置内のトナー及び紙粉の動きを示す模式図である。
本発明における磁束密度の測定はベル社製のガウスメータのシリーズ9900、プローブA−99−153を用いて行った。同ガウスメータはガウスメータ本体に接続された棒状のアキシャルプローブを有する。まず、現像スリーブ31を水平に(スリーブ中心軸が水平となるように)固定する。そして、プローブ先端部(測定部)がスリーブ表面に対して若干の間隔をあけて対向するように、水平姿勢のプローブをスリーブに対して直角に(プローブ中心軸が水平かつスリーブ中心軸に対して直角となるように)配置する。さらに、現像スリーブ31の中心とプローブの中心が略同一水平面上に位置するようにして固定する。この状態でマグネット32を回転しながら磁束密度を測定する。マグネット32は
現像スリーブ31と略同心の円筒体であるため、現像スリーブ31の表面位置及び表面位置における法線方向の磁束密度を周方向においてすべての位置で測定することができる。得られた周方向の磁束密度データより各位置のピーク強度を求め、Brとした。即ち、Brは現像スリーブ31表面における磁束密度の垂直方向成分である。次に上述のようにスリーブに対して直角に配置したプローブを、スリーブに対するプローブ先端の向きを現像スリーブ31の周方向の接線方向に90度回転させた配置とし固定する。この状態で、マグネット32を回転させ、現像スリーブ31の表面位置における接線方向の磁束密度を測定した。同様に得られた周方向の磁束密度データより各位置のピーク強度を求めBθとした。即ち、Bθは現像スリーブ31表面における磁束密度の水平方向成分である。
各角度におけるBrとBθの値から、現像スリーブ31表面の磁束密度Bの大きさ|B|を|B|=|Br+Bθ1/2から算出する。得られた|B|の値に対して、S極が正、N極が負としてすると図9(a)のように磁束密度が得られる。
また、図9(b)に示すように、本実施例では交点q、q2の位置で|Br|<|Bθ|となるように設定している。すなわち、交点q、q2は、図9(b)において|Br|=|Bθ|となる|Br|と|Bθ|との交点u1、u2の間に位置する。この関係の領域では、水平磁界が支配的となる、即ちトナーが現像スリーブ31の回転により運ばれやすくなる。逆に|Br|>|Bθ|の場合は垂直磁界が支配的な領域となるため、現像スリーブ31表面にトナー溜りができやすくなる。
以上説明したような極配置、磁力分布を有するマグネット32を用い、各部材の配置構成を上述のように構成とすることで、現像装置3内でのトナー及び紙粉の動きは図10(b)に示すような動きとなる。トナー搬送部材34による搬送力は延長線r、r2の方向に向けられる。すなわち、トナー収容室300内のトナー及び紙粉の多くは延長線r、r2に沿って現像スリーブ31に送られ大部分は交点q、q2に到達する。
ここで、交点q、q2はトナーが効率的に供給されるために現像スリーブ回転方向において、現像スリーブ31重力方向最下点pから規制部eの間に位置する。望ましくはトナー搬送部材34から直接紙粉が規制部eに搬送されないように最下点pに近い方がよい。
トナー搬送部材34により現像スリーブ31表面に搬送されたトナーは交点q、q2が先述したように水平磁界が支配的な|Br|<|Bθ|としているため、図中矢印C5が示すように現像スリーブ31の回転により効率的に規制部eへと搬送される。また磁力を持たない紙粉は図中矢印D5が示すように重力方向へと落下し、収容室300へと搬送されることとなる。ちなみに垂直磁界が支配的な交点q、q2の位置で|Br|>|Bθ|の場合は交点q、q2でトナー溜りができやすく、その中に一緒に紙粉が混入する。結果、現像スリーブ31の回転力によりトナーと一緒に紙粉が規制部eへと搬送されてしまう。
上述したように、交点q、q2を最下点pから規制部eの間に位置し、その位置での磁束密度の関係が|Br|<|Bθ|とすることで、現像スリーブ近傍に紙粉が存在し続けることがない。また、トナー収容室から規制部e近傍に直接トナー及び紙粉が供給されないため、現像スリーブ31と規制ブレード33との間に挟まったり、規制部eを通り抜けてしまうリスクを抑制することができる。
3…現像装置、31…現像スリーブ(現像剤担持体)、33…規制ブレード(規制部材)、34…トナー搬送部材(搬送部材)、300…トナー収容室、301…現像室

Claims (9)

  1. 磁性現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に内包される磁発生手段と、
    前記現像剤担持体の表面に担持される磁性現像剤の層厚を規制する規制部材と、
    前記現像剤担持体と前記規制部材が設けられ、開口を有する現像室と、
    磁性現像剤を収容する収容室と、
    前記収容室内に設けられ、前記開口を通じて前記収容室に収容される磁性現像剤を前記現像室へ搬送する搬送部材と、を備え、
    像担持体上の磁性現像剤が被転写材に転写された後、前記像担持体上に残留した磁性現像剤を前記収容室に回収する現像装置であって、
    前記現像室の底部が前記収容室の底部よりも鉛直方向の上方に位置し、
    前記現像剤担持体のうち前記規制部材が当接する当接部が前記開口に対して鉛直方向の直上に位置し、
    前記開口の下端部を通る鉛直方向に伸びる仮想線と前記現像剤担持体の表面とが交わる交点が、前記現像剤担持体の表面における鉛直方向の下端部と、前記現像剤担持体の表面における前記規制部材との当接部との間に位置し、
    前記交点において、前記磁界発生手段によりリーブの表面に形成される磁束密度Bの関係が、|Br|を磁束密度Bのうち前記スリーブの表面に対する垂直成分の大きさ、|Bθ|を磁束密度Bのうち前記スリーブの表面に対する水平成分の大きさ、としたときに、
    |Br|<|Bθ|
    を満たすことを特徴とする現像装置。
  2. 磁性現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に内包される磁発生手段と、
    前記現像剤担持体の表面に担持される磁性現像剤の層厚を規制する規制部材と、
    前記現像剤担持体と前記規制部材が設けられ、開口を有する現像室と、
    磁性現像剤を収容する収容室と、
    前記収容室内に設けられ、前記開口を通じて前記収容室に収容される磁性現像剤を前記現像室へ搬送する搬送部材と、を備え、
    像担持体上の磁性現像剤が被転写材に転写された後、前記像担持体上に残留した磁性現像剤を前記収容室に回収する現像装置であって、
    前記現像室の底部が前記収容室の底部よりも鉛直方向の上方に位置し、
    前記現像剤担持体のうち前記規制部材が当接する当接部が前記開口に対して鉛直方向の直上に位置し、
    前記収容室の内壁面には、前記開口よりも鉛直方向の下方に位置し、前記開口の下端部に連なり、前記現像剤担持体と交わる方向に延びる壁面領域が形成されており、
    前記壁面領域の面に沿って前記開口の下端部から前記現像剤担持体と交わるように延ばした仮想線と前記現像剤担持体の表面とが交わる交点が、前記現像剤担持体の表面における鉛直方向の下端部と、前記現像剤担持体の表面における前記規制部材との当接部との間に位置し、
    前記交点において、前記磁界発生手段により前記現像剤担持体の表面に形成される磁束密度Bの関係が、|Br|を磁束密度Bのうち前記現像剤担持体の表面に対する垂直成分の大きさ、|Bθ|を磁束密度Bのうちリーブの表面に対する水平成分の大きさ、としたときに、
    |Br|<|Bθ|
    を満たすことを特徴とする現像装置。
  3. 回転可能に設けられる前記現像剤担持体の軸中心が、回転可能に設けられる前記搬送部材の軸中心よりも鉛直方向の上方に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記当接部は回転可能に設けられる前記搬送部材の軸中心よりも鉛直方向の上方に位置することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の現像装置。
  5. 前記現像剤担持体の回転方向は、前記開口に対向する部分において前記開口の下端部から上端部へ向かう方向であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の現像装置。
  6. 前記磁性現像剤の平均円形度が0.93以上であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の現像装置。
  7. 前記磁性現像剤の凝集度が55以下であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の現像装置。
  8. 画像形成を行う画像形成装置の本体に着脱可能に設けられるプロセスカートリッジであって、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の現像装置と、
    前記現像剤担持体により磁性現像剤が供給されることにより、表面に担持される静電潜像が現像され、表面に現像剤像が形成される像担持体と、
    を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  9. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の現像装置、請求項に記載のプロセスカートリッジのうちの少なくとも1つを有し、
    被転写材に画像を形成することを特徴とすることを特徴とする画像形成装置。
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