JP2006184751A - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006184751A
JP2006184751A JP2004380296A JP2004380296A JP2006184751A JP 2006184751 A JP2006184751 A JP 2006184751A JP 2004380296 A JP2004380296 A JP 2004380296A JP 2004380296 A JP2004380296 A JP 2004380296A JP 2006184751 A JP2006184751 A JP 2006184751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image carrier
counter electrode
charger
discharge electrode
process cartridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004380296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4560722B2 (ja
Inventor
Nao Itabashi
奈緒 板橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2004380296A priority Critical patent/JP4560722B2/ja
Publication of JP2006184751A publication Critical patent/JP2006184751A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4560722B2 publication Critical patent/JP4560722B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract


【課題】 簡素な構成でトナーや紙粉等の帯電器への付着を防止できるプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】 スコロトロン型帯電器30の対向電極91,92のうち上流側の対向電極91は、アッパフレームの支持リブ101に支持されるとともに、放電ワイヤ53に対向する第1の面91aと、第1の面91aとは反対側の第2の面91bとを有し、第2の面91bは、支持リブ101の開口部103から露出面93が露出しており、感光ドラム28上でクリーニングユニット81にて除去されなかった負帯電のトナーや紙粉等が露出面93の正帯電に引き寄せられて、感光ドラム28のトナーや紙粉等が除去される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、プロセスカートリッジ及び画像形成装置に関する。
レーザプリンタなどの画像形成装置に装着されているプロセスカートリッジでは、軸を中心として回転する像担持体(感光ドラム)の周りに、中心に放電電極を備えた帯電器、現像器、転写ローラ、クリーニング部が、その像担持体の回転方向に従って順に配置されている。
そして、像担持体の表面は、像担持体の回転に伴って、まず、帯電器により一様に帯電(例えば、正極性)された後、レーザビームによる選択的な露光を受ける。これにより、像担持体の表面の電荷が部分的に除去されて、像担持体の表面に静電潜像が形成される。その後、現像器と対向したときに、静電潜像が現像器からの帯電器と同極性に帯電されたトナーの供給によって現像され、像担持体の表面に担持されたトナー像は、転写ローラと対向し、用紙が像担持体と転写ローラとの間を通る間に、その用紙に転写される。
ここで、像担持体の表面に残されたトナーや紙粉等の付着物は、クリーニングローラ等からなるクリーニング部によって取り除かれ、トナーや紙粉等の付着物が次の像担持体の回転時に悪影響を与えないようになっている。
ところで、像担持体の表面に残ったトナーや紙粉等は、クリーニング部によっても像担持体表面から完全に除去されないことがある。転写ローラには、通常帯電バイアスとは逆極性のバイアス(例えば、負極性)が印加されるため、紙粉は帯電バイアスと逆極性に帯電しやすく、また、トナーにも帯電バイアスと逆極性に帯電するものも生じている。
この場合、クリーニング部によって除去されなかった負極性のトナーや紙粉等が帯電器内部の正極性の電荷に引き寄せられ、トナーや紙粉等が帯電器のうちの放電電極やその放電電極と対向する面に付着すると、安定した放電が行われなくなり、像担持体表面を均一に帯電させることができない。
そこで、帯電器の近傍に別体として帯電器と同じ極性に帯電した異物除去手段を設け、像担持体の表面に残されたトナーや紙粉等を、トナーや紙粉等と逆極性に帯電した異物除去手段に引き寄せることで、トナーや紙粉等が帯電器に付着しないようにすることが考えられた。
特公平7−82286号公報
しかしながら、帯電器の近傍に別体として帯電器と同じ極性に帯電した異物除去手段を設ける構成とした場合には、余分にスペースが必要になるだけでなく、異物除去手段を設ける分だけ構成が複雑化してしまう。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、簡素な構成でトナーや紙粉等の帯電器への付着を防止できるプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明に係るプロセスカートリッジは、軸を中心として回転可能な像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電器と、前記帯電器を支持する支持部材と、を備えたプロセスカートリッジであって、前記帯電器は、放電電極と、前記放電電極に対して前記像担持体の回転方向の上流側に配置され、該放電電極と対向する対向電極と、を有し、前記対向電極は、前記放電電極に対向する第1の面と、前記第1の面とは反対側に向けられる第2の面とを有し、前記対向電極の第2の面は、前記像担持体を収容する空間に対して露出状態で前記支持部材に支持される露出部を有する構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記露出部は、前記対向電極の第2の面のうち、前記像担持体側の端部を除く少なくとも一部に形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のものにおいて、前記帯電器は、前記放電電極に対して、前記像担持体側にグリッド電極を有するところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記露出部は、前記対向電極のうち前記像担持体の軸方向における印字可能領域のほぼ全幅に亘って形成されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記露出部は、前記対向電極の前記像担持体の軸方向の幅のうち印字可能領域のほぼ全幅に亘って連続的に形成されるところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のものにおいて、前記対向電極は、前記像担持体の上流側に加えて、下流側にも形成されているところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項6に記載のものにおいて、前記上流側及び下流側の両方の対向電極が前記支持部材により支持されているところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のものにおいて、前記上流側の対向電極は、前記第2の面側から支持部材に支持されており、前記支持部材には前記露出部を露出させる開口部が形成されているところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項8に記載のものにおいて、前記上流側の対向電極を支持する支持部材は、前記上流側の対向電極の前記像担持体側の端部よりも前記像担持体に向けて突出する突出部を有するところに特徴を有する。
請求項10の発明は、請求項9に記載のものにおいて、前記突出部は、前記像担持体に向けて延びる延出部と、その延出部における前記像担持体側の端部から前記像担持体の回転方向上流側に延びる案内部が設けられているところに特徴を有する。
請求項11の発明は、請求項1ないし請求項10のいずれかに記載のものにおいて、前記帯電器に対して、前記像担持体の回転方向上流側には、前記像担持体に付着した付着物を除去するためのクリーニング部を有するところに特徴を有する。
請求項12の発明は、請求項11に記載のものにおいて、前記クリーニング部は、像担持体の回転に伴って前記像担持体とは反対側に回転し前記像担持体上の付着物を捕捉する1次クリーニングローラと、前記1次クリーニングローラの回転に伴って像担持体と同じ側に回転し、前記1次クリーニングローラが捕捉した付着物が移される2次クリーニングローラと、前記2次クリーニングローラに当接して前記2次クリーニングローラの付着物を取り除く付着物除去部とを備えるところに特徴を有する。
請求項13の発明は、請求項12に記載のものにおいて、前記帯電器は、前記放電電極に対して前記像担持体の反対側においてカートリッジケースの外部と連通孔により連通された状態で前記カートリッジケースに収容されており、前記カートリッジケースのうち上流側の対向電極に対して前記像担持体の回転方向上流側に位置する壁部には、前記カートリッジケース内部の気流を前記カートリッジケース外部に逃がすための逃がし孔が設けられていところに特徴を有する。
請求項14の発明は、請求項13に記載のものにおいて、前記逃がし孔は、前記カートリッジケースの壁部のうち、前記帯電器の上流側の対向電極を支持する支持部材と前記クリーニング部との間に設けられているところに特徴を有する。
請求項15の発明は、請求項14に記載のものにおいて、カートリッジケースの外部において、前記逃がし孔と前記連通孔との間を仕切る仕切り部を有するところに特徴を有する。
請求項16の発明に係るプロセスカートリッジは、軸を中心として回転可能な像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電器と、前記帯電器を支持する支持部材と、を備えたプロセスカートリッジであって、前記帯電器は、放電電極と、前記像担持体の回転方向において前記放電電極を挟んで配置され、該放電電極と対向する対向電極と、を有し、前記対向電極は、前記放電電極に対向する第1の面と、前記第1の面とは反対側に向けられる第2の面とを有し、前記放電電極を挟んで配置される前記対向電極のうち少なくとも一方の対向電極の前記第2の面は、前記像担持体を収容する空間に対して露出状態で前記支持部材に支持される露出部を有するところに特徴を有する。
請求項17の発明は、請求項1ないし請求項16のいずれかに記載のプロセスカートリッジを備える画像形成装置としたところに特徴を有する。
請求項18の発明に係る画像形成装置は、軸を中心として回転可能な像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電器と、前記帯電器を支持する支持部材と、を備え、前記帯電器は、放電電極と、前記放電電極に対して前記像担持体の回転方向の上流側に配置され、該放電電極と対向する対向電極と、を有し、前記対向電極は、前記放電電極に対向する第1の面と、前記第1の面とは反対側に向けられる第2の面とを有し、前記対向電極の第2の面は、前記像担持体を収容する空間に対して露出状態で前記支持部材に支持される露出部を有するところに特徴を有する。
請求項19の発明に係る画像形成装置は、軸を中心として回転可能な像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電器と、前記帯電器を支持する支持部材と、を備え、前記帯電器は、放電電極と、前記像担持体の回転方向において前記放電電極を挟んで配置され、該放電電極と対向する対向電極と、を有し、前記対向電極は、前記放電電極に対向する第1の面と、前記第1の面とは反対側に向けられる第2の面とを有し、前記放電電極を挟んで配置される前記対向電極のうち少なくとも一方の対向電極の前記第2の面は、前記像担持体を収容する空間に対して露出状態で前記支持部材に支持される露出部を有するところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
本構成によれば、対向電極のうち放電電極に対向する第1の面とは反対側の第2の面は、像担持体を収容する空間に対して露出状態で支持部材に支持される露出部を有するという簡易な構成で、帯電器の極性と異なる極性に帯電したトナーや紙粉等が露出部に引き寄せられるから、放電電極や対向電極の下流側の面(放電電極との対向面)にトナーや紙粉が付着することによる帯電のばらつきを防止することができる。
<請求項2の発明>
本構成によれば、像担持体から離れた部分に形成された露出部にトナーや紙粉等を引き寄せることができる。
<請求項3の発明>
グリッド電極にトナーや紙粉等が付着すると像担持体への帯電にばらつきが生じるおそれがあるが、本構成によればグリッド電極へのトナーや紙粉等の付着を防止できる。
<請求項4の発明>
対向電極のうち像担持体の軸方向における印字可能領域のほぼ全幅に亘って露出部が形成されることで、印字可能領域のほぼ全幅に亘ってトナーや紙粉等の付着による帯電のばらつきを防止できる。
<請求項5の発明>
断続的に露出部を形成する構成と比較して、より放電電極や放電電極に対向する部分にトナーや紙粉が付着することによる帯電のばらつきを防止することができる。
<請求項6の発明>
本構成によれば、対向電極のうち放電電極に対向する部分のコロナ放電を安定化し、前記像担持体への帯電をより均一化することができる。
<請求項7の発明>
本構成によれば、対向電極を確実に支持することができる。
<請求項8の発明>
本構成によれば、簡易な構成で露出部を露出させることができる。
<請求項9の発明>
像担持体の回転方向の上流側から像担持体の回転に沿ってトナーや紙粉等が流れてきても、突出部により放電電極や対向電極の対向面側にトナーや紙粉等が流れ込むことを規制することができる。
<請求項10の発明>
本構成によれば、案内部によりトナーや紙粉等を露出部に効果的に導くことができる。
<請求項11の発明>
本構成によれば、対向電極の対向面側にトナーや紙粉等の付着物が流れ込む前に付着物を除去することができる。
<請求項12の発明>
像担持体に付着した付着物は、1次クリーニングローラ及び2次クリーニングローラに巻き取られるとともに、付着物除去部が2次クリーニングローラに当接することで付着物が除去される。このとき、クリーニングローラの回転により巻き上がるトナーや紙粉等の付着物が対向電極の対向面側に流れ込むおそれがあるが、本構成によれば、かかる場合であっても帯電器の極性と異なる極性に帯電したトナーや紙粉等が露出部に引き寄せられるから、放電電極に対向する部分にトナーや紙粉が付着することによる帯電のばらつきを防止することができる。
<請求項13の発明>
放電電極から像担持体方向への放電により、連通孔から像担持体方向へ発生した気流(イオン流)が上流側の対向電極と像担持体の間を抜け、逃がし孔からカートリッジケース外部に逃げることで、放電電極に対向する部分にトナーや紙粉等の進入を阻止することができるとともに、その気流によって対向電極の露出部にトナーや紙粉等を導くことや、逃がし孔からトナーや紙粉等をカートリッジケース外部に逃がすことができる。
<請求項14の発明>
本構成によれば、より効率的にトナーや紙粉等を逃がし孔からカートリッジケース外部に逃がすことができる。
<請求項15の発明>
逃がし孔からカートリッジケース外部に放出されたトナーや紙粉等が、連通孔から再びカートリッジケース内部に侵入することを防止できる。
<請求項16の発明>
本構成によれば、放電電極を挟んで配置される対向電極のうち少なくとも一方の対向電極の第2の面は、像担持体を収容する空間に対して露出状態で支持部材に支持される露出部を有するという簡易な構成で、帯電器の極性と異なる極性に帯電したトナーや紙粉等が露出部に引き寄せられるから、放電電極や対向電極の放電電極との対向面にトナーや紙粉が付着することによる帯電のばらつきを防止することができる。
<請求項17の発明>
本構成によれば、画像形成装置についても簡易な構成で、対向電極の下流側の面(放電電極との対向面)にトナーや紙粉が付着することによる帯電のばらつきを防止することができる。
<請求項18の発明>
本構成によれば、対向電極のうち放電電極に対向する第1の面とは反対側の第2の面は、露出状態で支持部材に支持される露出部を有するという簡易な構成で、帯電器の極性と異なる極性に帯電したトナーや紙粉等が露出部に引き寄せられるから、対向電極の下流側の面(放電電極との対向面)にトナーや紙粉が付着することによる帯電のばらつきを防止することができる。
<請求項19の発明>
本構成によれば、放電電極を挟んで配置される対向電極のうち少なくとも一方の対向電極の第2の面は、像担持体を収容する空間に対して露出状態で支持部材に支持される露出部を有するという簡易な構成で、帯電器の極性と異なる極性に帯電したトナーや紙粉等が露出部に引き寄せられるから、放電電極や対向電極の放電電極との対向面にトナーや紙粉が付着することによる帯電のばらつきを防止することができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1について、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタを例に挙げて図1ないし図5を参照しつつ説明する。
1.レーザプリンタの全体構成
図1はレーザプリンタの概略的構成を示す側断面図である。図2はレーザプリンタのプロセスユニットの概略的構成を示す側断面図である。
レーザプリンタ1は、図1に示すように、非磁性1成分の現像方式によって画像を形成する電子写真方式のレーザプリンタであって、本体ケーシング2内に、用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
(1)フィーダ部
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に、着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6の一端側端部に設けられる給紙機構部7と、給紙機構部7に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられる搬送ローラ8,9と、これら搬送ローラ8,9に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられるレジストローラ10とを備えている。
給紙トレイ6は、用紙3を積層状に収容し得る上面が開放されたボックス形状をなし、本体ケーシング2の底部に対して水平方向に着脱可能とされている。この給紙トレイ6内には、用紙押圧板11が設けられている。用紙押圧板11は、用紙3を積層状にスタック可能とされ、給紙機構部7に対して遠い方の端部において揺動可能に支持されることによって、給紙機構部7に対して近い方の端部が上下方向に移動可能とされ、その裏側から図示しないばねによって上方向に付勢されている。そのため、用紙押圧板11は、用紙3の積層量が増えるに従って、給紙機構部7に対して遠い方の端部を支点として、ばねの付勢力に抗して下向きに揺動される。
給紙機構部7は、給紙ローラ12と、その給紙ローラ12に対向する分離パッド13と、分離パッド13の裏側に配置されるばね14とを備えており、そのばね14の付勢力によって、分離パッド13が給紙ローラ12に向かって押圧されている。そして、用紙押圧板11上の最上位にある用紙3は、用紙押圧板11の裏側から図示しないばねによって給紙ローラ12に向かって押圧され、その給紙ローラ12の回転によって給紙ローラ12と分離パッド13とで挟まれた後、それらの協動により、1枚毎に分離されて給紙される。給紙された用紙3は、搬送ローラ8,9によってレジストローラ10に送られる。レジストローラ10は、1対のローラから構成されており、用紙3を所定のレジスト後に、画像形成位置(つまり、用紙3にトナー像を転写する転写位置であって、本実施形態の場合、後述する感光ドラム28と転写ローラ31との接触部分)に送るようにしている。
また、このレーザプリンタ1のフィーダ部4は、さらに、任意のサイズの用紙3が積層されるマルチパーパストレイ15と、マルチパーパストレイ15上に積層される用紙3を給紙するためのマルチパーパス給紙機構部16と、マルチパーパス搬送ローラ17とを備えている。このうち、マルチパーパストレイ15は、任意のサイズの用紙3を積層状にスタック可能に構成されている。マルチパーパス給紙機構部16は、マルチパーパス給紙ローラ18と、そのマルチパーパス給紙ローラ18に対向するマルチパーパス分離パッド19と、マルチパーパス分離パッド19の裏側に配置されるばね20とを備えており、そのばね20の付勢力によって、マルチパーパス分離パッド19がマルチパーパス給紙ローラ18に向かって押圧されている。
そして、マルチパーパストレイ15上に積層される最上位の用紙3は、マルチパーパス給紙ローラ18の回転によってマルチパーパス給紙ローラ18とマルチパーパス分離パッド19とで挟まれた後、それらの協動により、1枚毎に分離されて給紙される。給紙された用紙3は、マルチパーパス搬送ローラ17によってレジストローラ10に送られる。
(2)画像形成部
画像形成部5は、スキャナ部21、プロセスユニット22、定着部23などを備えている。
(a)スキャナ部
スキャナ部21は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず)、回転駆動されるポリゴンミラー24、レンズ25a,25b、反射鏡26などを備えており、レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザビームを、鎖線で示すように、ポリゴンミラー24、レンズ25a、反射鏡26、レンズ25bの順に通過あるいは反射させて、後述するプロセスユニット22の感光ドラム28の表面上に高速走査にて照射させている。
(b)プロセスユニット
図3はプロセスユニットのアッパフレームの下面図である。図4はプロセスユニットの概略的構成を示す断面図である。
プロセスユニット22は、スキャナ部21の下方に配設され、本発明の「プロセスカートリッジ」として本体ケーシング2に対して着脱自在に装着されている。図2に示すように、プロセスユニット22は、被帯電体装置としてのドラムカートリッジ100と現像カートリッジ29とからなる。
(i)ドラムカートリッジ
ドラムカートリッジ100は、その筐体を構成するドラムフレーム27(本発明の「カートリッジケース」に相当)内に、被帯電体としての感光ドラム28と、スコロトロン型帯電器30と、転写手段としての転写ローラ31と、転写後の残存トナー及び紙粉を回収するクリーニングユニット81とを備えている。
ドラムフレーム27は、共に合成樹脂からなるアッパーフレーム27aとロアフレーム27bとから構成されている。
アッパーフレーム27aは、図3および図4に示すように、下面視略矩形状をなし、用紙搬送方向の略中央部にはスコロトロン型帯電器30が支持される帯電器支持部131が設けられている。
帯電器支持部131には、感光ドラム28に対応するほぼ全幅に亘って複数の長方形状の通気孔106(本発明の「連通孔」に相当)がアッパーフレーム27aの上面を貫通して形成されている(図4参照)。
また、通気孔106の上流側と下流側との開孔縁からは一対の支持リブ101,102(本発明の「支持部材」に相当)が感光ドラム28のほぼ全幅に亘り感光ドラム28側に向けて突出形成されている。そして、この一対の支持リブ101,102間にスコロトロン型帯電器30が支持されるとともに、通気孔106によりスコロトロン型帯電器30の帯電時に発生するイオン風が感光ドラム28側に流れるようになっている。
アッパーフレーム27aのうち帯電器支持部131の感光ドラム28の回転方向下流側には、スキャナ部21からのレーザビームを感光ドラム28に照射させるためのレーザビーム通過部132が設けられている。
レーザビーム通過部132には、スキャナ部21からのレーザビームを感光ドラム28に照射させるためのレーザビーム通路146が、下方に傾斜状に開口形成されている。
ロアフレーム27bは、感光ドラム28を支持しており、アッパーフレーム27aをロアフレーム27bに取り付けると、感光ドラム28が現像ローラ34の側方において(図2参照)、現像ローラ34と対向配置され、現像ローラ34の回転方向と逆方向に回転可能となっている。
感光ドラム28(像担持体)は、円筒状のアルミニウム表面にポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層を形成したものであり、円筒状アルミニウムは電気的に接地されている。
スコロトロン型帯電器30は、タングステン製のワイヤに金メッキを施した放電ワイヤ53と、放電ワイヤ53の上流側と下流側とに放電ワイヤ53に対してそれぞれ対向して配される一対の対向電極91,92(シールド電極)と、両対向電極91,92の感光ドラム28側の端部間に架設されるグリッド電極30aとから構成されている。
対向電極91,92は、放電ワイヤ53と対向する面91a(第1の面),92aとは反対側の面91b(第2の面),92bがアッパーフレーム27aの一対の支持リブ101,102の内面にそれぞれ固定(支持)されており、共に感光ドラム28(支持リブ101,102)の全幅に亘って形成され、それらの感光ドラム28側の端部は感光ドラム28と所定距離だけ離間した位置に配されている。
なお、具体的な対向電極91,92の支持構造は、例えば、支持リブ101,102の内面側に突起(図示しない)を設けると共に、両対向電極91,92の外面側に係合溝(図示しない)を設け、前記突起を前記係合溝に係合させることで両対向電極91,92が支持リブ101,102に支持されるようにすればよい。
そして、アッパーフレーム27aをロアフレーム27bに取り付けると、スコロトロン型帯電器30は感光ドラム28と接触しないように、所定の間隔を隔てて対向配置され、放電ワイヤ53からコロナ放電を発生させることにより感光ドラム28の表面を一様に正極性に帯電された後、スキャナ部21からのレーザビームの高速走査により露光され、画像データに基づく静電潜像が形成される。
そして、現像カートリッジ29にて感光ドラム28の表面上に担持された可視像が、転写ローラ31に送られるようになっている。
転写ローラ31は、図2に示すように、感光ドラム28の下方において、この感光ドラム28に対向配置され、ドラムフレーム27に矢印方向(時計方向)に回転可能に支持されている。この転写ローラ31は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラ部が被覆されており、転写時には、感光ドラム28に対して負極性の所定の転写バイアスが印加される。
そして、感光ドラム28の表面上に担持された可視像は、感光ドラム28の回転によって、所定のレジスト後にフィーダ部4のレジストローラ10から搬送されてくる用紙3と対向接触した時に、その用紙3が、感光ドラム28と転写ローラ31との間を通る間に、用紙3に転写される。可視像が転写された用紙3は、図1に示すように、搬送ベルト46を介して、定着部23に向けて搬送される。
クリーニングユニット81(本発明の「クリーニング部」に相当)は、アッパーフレーム27a内におけるスコロトロン型帯電器30の上流側に取り付けられており、1次クリーニングローラ54、2次クリーニングローラ55、付着物除去部56を備えている。そして、アッパーフレーム27aをロアフレーム27bに取り付けると、クリーニングユニット81は、感光ドラム28に対して現像ローラ34の反対側に配置される。
1次クリーニングローラ54は、感光ドラム28の回転方向において、転写ローラ31との対向位置の下流側であって、スコロトロン型帯電器30との対向位置の上流側において、感光ドラム28と接触するように対向配置されている。この1次クリーニングローラ54は、金属製のローラ軸54aと、発泡シリコーンゴム、発泡ウレタンゴム、発泡EPDMなど導電性の発泡体からなるローラ部54bとを備えている。また、この1次クリーニングローラ54は、図示しないギヤを介して感光ドラム28と連結されており、感光ドラム28の回転駆動に伴なって、矢印方向(時計方向)に回転可能にドラムフレーム27に支持されている。 さらに、1次クリーニングローラ54のローラ軸54aには、電源からバイアスが印加されるようになっており、これにより1次クリーニングローラ54の表面が帯電することで、異なる極性に帯電したトナーや紙粉等が1次クリーニングローラ54の表面に引き寄せられるようになっている。
また、2次クリーニングローラ55は、1次クリーニングローラ54に対して感光ドラム28の反対側において、1次クリーニングローラ54と接触するように対向配置されている。この2次クリーニングローラ55は、金属製のローラ軸55aと、金属製のローラ部55bとを備えており、これら金属製のローラ軸55aと、金属製のローラ部55bとが一体的に形成されている。また、この2次クリーニングローラ55は、図示しないギヤを介して1次クリーニングローラ54と連結されており、1次クリーニングローラ54の回転駆動に伴なって、矢印方向(反時計方向)に回転可能にドラムフレーム27に支持されている。
付着物除去部56は、ウレタンなどの発泡体からなるスクレーパ57と、スクレーパ57に掻き取られた紙粉等が落とされる付着物収容室58とからなる。
スクレーパ57は、2次クリーニングローラ55の上方において、2次クリーニングローラ55と接触(当接)するようにドラムフレーム27に支持されており、2次クリーニングローラ55に付着した紙粉を掻き取るように構成されている。
付着物収容室58は、2次クリーニングローラ55に対して1次クリーニングローラ54の反対側のドラムフレーム27で画成される空間として形成されている。なお、スクレーパ57の上流側のアッパーフレーム27aにはスポンジシール59が取り付けられている。
そして、クリーニングユニット81により、転写後に感光ドラム28の表面上に残存する残存トナーを一時的に捕捉しつつ、転写時に用紙3から感光ドラム28の表面上に付着する異物としての紙粉を回収するようになっている。
ここで、上記したクリーニングユニット81において、感光ドラム28の表面上に残存する全てのトナーや紙粉等を除去できるとは限らず、トナーや紙粉等が感光ドラム28表面に残ったり、クリーニングユニット81による回収時に感光ドラム28表面から感光ドラム28の上方に舞い上がったり、支持リブ101側に飛散することがあるが、かかるトナーや紙粉等を除去するための構成については後述する。
(ii)現像カートリッジ
現像カートリッジ29は、図2に示すように、ドラムフレーム27に対して着脱自在に装着されており、トナーホッパ32と、そのトナーホッパ32の側方に設けられる供給ローラ33、現像手段としての現像ローラ34および層厚規制ブレード35とを備えている。
トナーホッパ32には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分のトナーが充填されている。このトナーとしては、スチレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体に代表される重合性単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる重合トナーが用いられている。重合トナーは、平均粒径は、約6〜10μm程度の略球形状をなし、流動性が極めて良好である。なお、重合トナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合される。さらに、トナーの流動性を向上させるために、シリカなどの外添剤が添加される。
また、トナーホッパ32には、アジテータ36が設けられている。このアジテータ36は、トナーホッパ32内の中心に回転可能に支持される回転軸37と、その回転軸37の周りに設けられる攪拌羽根38と、その攪拌羽根38の遊端部に貼着されるフィルム39とを備えている。回転軸37が矢印方向へ回転すると、攪拌羽根38が周方向に移動して、フィルム39がトナーホッパ32内のトナーを掻き上げて、供給ローラ33に向けて搬送する。回転軸37の攪拌羽根38が設けられた側と反対側には、トナーホッパ32の側壁に設けられるトナーの残量検知用の窓40を清掃するためのクリーナ41が設けられている。
供給ローラ33は、トナーホッパ32の側方において、アジテータ36の回転方向と逆方向に回転可能に設けられている。供給ローラ33は、金属製のローラ軸に、導電性のウレタンスポンジが被覆されて構成される。
現像ローラ34は、供給ローラ33の側方において、供給ローラ33の回転方向と同方向に回転可能に設けられている。現像ローラ34は、金属製のローラ軸の表面に、導電性の弾性材料、カーボン微粒子を含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴムを被覆し、その弾性材料の表面に、フッ素が含有されているウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層を被覆して形成される。また、現像ローラ34のローラ軸には、図示しない電源が接続され、所定の現像バイアスが印加されている。
そして、これら供給ローラ33と現像ローラ34とは、互いに対向配置され、現像ローラ34に対して供給ローラ33がある程度圧縮するような状態で接触されており、供給ローラ33と現像ローラ34とは、それらの対向接触部分において、互いに逆方向に回転する。
この現像ローラ34の回転により、現像ローラ34の表面上に担持されかつ正極性に帯電されているトナーが、感光ドラム28に対向して接触する時に、感光ドラム28の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム28の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給され、選択的に担持されることによって可視像化され、これによって反転現像が形成される。
層厚規制ブレード35は、供給ローラ33の上方であって、現像ローラ34の回転方向における供給ローラ33との対向位置と感光ドラム28との対向位置との間において、現像ローラ34の軸方向に沿って現像ローラ34と対向配置されている。この層厚規制ブレード35は、板ばね部材42と、その板ばね部材42の先端部に設けられ、現像ローラ34と接触される絶縁性のシリコーンゴムからなる圧接部43と、板ばね部材42の裏面に設けられるバックアップ部材44と、板ばね部材42の後端部を現像カートリッジ29に支持させるためのサポート部材45とを備えている。
層厚規制ブレード35は、板ばね部材42がサポート部材45によって現像カートリッジ29に支持された状態で、圧接部43が板ばね部材42の弾性力によって、現像ローラ34の表面に圧接されている。
そして、供給ローラ33に搬送されてきたトナーは、その供給ローラ33の回転によって、現像ローラ34に供給される。この供給ローラ33から現像ローラ34へのトナーの供給時において、供給ローラ33と現像ローラ34との間においてトナーが摺擦され正極性に帯電される。帯電されたトナーは、現像ローラ34の表面上に担持され、現像ローラ34の回転に伴って、現像ローラ34と層厚規制ブレード35の圧接部43との間に進入する。トナーは現像ローラ34と圧接部43との間を通過するときに、さらに摩擦によって帯電され、その層の厚さが規制されて、現像ローラ34の表面上に薄層として担持される。
(c)定着部
定着部23は、図1に示すように、プロセスユニット22の側方であって、用紙3の搬送方向下流側に設けられており、加熱ローラ47と、押圧ローラ48と、搬送ローラ49とを備えている。加熱ローラ47は、金属製の素管内にヒータとしてハロゲンランプを備えている。押圧ローラ48は、加熱ローラ47の下方に対向配置され、その加熱ローラ47を下方から押圧するように設けられている。また、搬送ローラ49は、加熱ローラ47および押圧ローラ48に対して、用紙3の搬送方向下流側に設けられている。
そして、定着部23に搬送されてきた用紙3は、加熱ローラ47と押圧ローラ48との間を通る間に、熱定着され、その後、搬送ローラ49によって、本体ケーシング2に設けられる搬送ローラ50および排紙ローラ51に向けて搬送される。搬送ローラ50は、搬送ローラ49に対して、用紙3の搬送方向下流側に設けられ、排紙ローラ51は、排紙トレイ52の上方に設けられており、搬送ローラ49によって搬送されてきた用紙3は、搬送ローラ50によって排紙ローラ51に搬送され、その後、排紙ローラ51によって、排紙トレイ52上に排紙される。
なお、このレーザプリンタ1には、用紙3の両面に画像を形成するための再搬送ユニット61を備えている。この再搬送ユニット61は、反転機構部62と、再搬送トレイ63とが、一体的に構成され、本体ケーシング2における後部側から、反転機構部62が外付けされるとともに、再搬送トレイ63がフィーダ部4の上方に挿入されるような状態で、着脱自在に装着されている。両面画像形成の具体的構成については周知であるためここでは説明を省略する。
(3)クリーニングユニットで除去されなかったトナーや紙粉等を除去するための構成
上述したように、転写時に感光ドラム28の表面に残されたトナーや紙粉等の付着物は、クリーニングユニット81によって取り除かれ、トナーや紙粉等の付着物が次の感光ドラム28の回転時に影響を与えないようになっている。
しかし、感光ドラム28の表面に残ったトナーや紙粉等は、クリーニングユニット81によっても感光ドラム28表面から完全に除去されないことがある。
この除去されなかったトナーや紙粉等には、転写バイアスを受けて負極性に帯電した状態でクリーニングユニット81に至ったものなどがある。特に、紙粉は、負に帯電しやすい性質を有するため、紙粉の大半は負に帯電している。
また、クリーニングユニット81の1次クリーニングローラ54によってトナーや紙粉等を取り除く際に舞い上がったりすることや、1次クリーニングローラ54に取り去られたトナーや紙粉等であっても、2次クリーニングローラ55からスクレーパ57に掻きとられた(擦り合わされた)ときに、対向電極91(支持リブ101)側に飛散する場合(図4の矢印F)がある。
これらの場合には、負極性のトナーや紙粉等がスコロトロン型帯電器30内部の正極性の電荷に引き寄せられて、スコロトロン型帯電器30の放電ワイヤ53と対向する面91a,92aやグリッド電極30aに付着するおそれがある。このように、トナーや紙粉等が放電ワイヤ53自体やスコロトロン型帯電器30の放電ワイヤ53と対向する面91a,92aやグリッド電極30aに付着した場合には放電ワイヤ53が対向する面に対して均一に(安定して)コロナ放電せず、感光ドラム28表面を均一に帯電させることができない。
そこで、以下に示す構成によりクリーニングユニット81で除去されなかったり、スクレーパ57と2次クリーニングローラ55との擦り合わせ時に飛散等したトナーや紙粉等が除去される。図5は対向電極の露出面が支持フレームの開口部から露出する状態を概念的に示す斜視図である。
アッパーフレーム27aから突出する支持リブ101,102のうち、上流側の支持リブ101には、図5に示すように、軸方向に長い長方形状の複数の開口部103が感光ドラム28の軸方向に並んで貫通形成されており、この開口部103から上流側の対向電極91の感光ドラム28の回転方向上流側の面91b(第1の面とは反対側の第2の面)が露出する露出面93(本発明の「露出部」に相当)が形成されている。
これにより、放電ワイヤ53の放電により正に帯電している対向電極91の露出面93に、感光ドラム28の表面上に付着したり、クリーニングユニット81と支持リブ101の間に飛散する(舞い上がった)負帯電のトナーや紙粉等が引き寄せられるようになっている。
ここで、複数の開口部103の全体の両端部間の幅は、感光ドラム28の幅とほぼ同じ幅に形成された支持リブ101のうち、用紙に印字可能な領域である印字可能領域(図5のC1)のほぼ全幅に亘って形成されている。
なお、印字可能領域とは、感光ドラム28の全幅(図5のC2)のうち静電潜像が形成され、用紙にトナー像を転写可能な領域である。
また、図4に示すように、上流側の支持リブ101の下端部(感光ドラム28側の端部)には、上流側の対向電極91の下端91cよりも下方であって、感光ドラム28に対してわずかな隙間の生じる位置まで突出する突出部105が形成されている。
具体的には、この突出部105は、対向電極91の下端91cよりも下方まで感光ドラム28に向けて真直ぐ伸びる延出部105aと、その延出部105aにおける下端部(感光ドラム28側の端部)から、感光ドラム28の周面に沿うように感光ドラム28の回転方向上流側に向けて弧状に延出する案内部105bとから構成されている。
そして、上流側の対向電極91の露出面93に引き寄せられて舞い上がったトナーや紙粉等が案内部105bの上面に案内されることにより、再び感光ドラム28に戻ることなく、対向電極91の露出面93に案内されるようになっている。
さらに、アッパーフレーム27aの上壁(壁部)のうち、クリーニングユニット81と上流側の支持リブ101の間であって、上流側の支持リブ101に隣接する位置には、軸方向に長く長方形状に貫通する複数の逃がし孔107が感光ドラム28のほぼ全幅に亘って並んで形成されている。
そして、対向電極91の露出面93に引き寄せられて舞い上がったトナーや紙粉等の一部が逃がし孔107から外部に放出されるようになっている。
また、本体ケーシング上壁の上面であって、上流側の支持リブ101の上方には、支持リブ101の全幅に亘って仕切り壁108(本発明の「仕切り部」に相当)が立設されており、逃がし孔107から放出されたトナーや紙粉等が通気孔106側(スコロトロン型帯電器30内)に流入しないようになっている。
(4)本実施形態の効果
本構成によれば、上流側の対向電極91のうち放電ワイヤ53(放電電極)に対向する第1の面91aとは反対側の第2の面91bは、ドラムフレーム27内において(像担持体を収容する空間に対して)露出状態で支持リブ101(支持部材)に支持される露出面93(露出部)を有するという簡易な構成で、スコロトロン型帯電器30の極性と異なる極性に帯電したトナーや紙粉等が露出面93に引き寄せられるから、放電ワイヤ53や対向電極91,92の放電ワイヤ53に対向する面(対向電極91の放電ワイヤ53との対向面91aやグリッド電極30a)にトナーや紙粉が付着することによる帯電のばらつきを防止することができる。
また、感光ドラム28(像担持体)の回転方向の上流側から感光ドラム28の回転に沿ってトナーや紙粉等が流れてきても、支持リブ101の下方側に突出する突出部105により対向電極91,92の対向面91a,92a側にトナーや紙粉等が流れ込むことを規制するとともに、トナーや紙粉等を露出面93に効果的に導くことができる。
さらに、放電ワイヤ53から感光ドラム28方向への放電により、図4の矢印に示すように、通気孔106(連通孔)から感光ドラム28方向へ発生した気流(イオン流)が上流側の対向電極91(支持リブ101)と感光ドラム28の間を抜け(矢印A,B)、逃がし孔107からドラムフレーム27(カートリッジケース)外部に逃げることで(矢印C)、放電ワイヤ53に対向する部分にトナーや紙粉等の進入を阻止することができるとともに、その気流によって対向電極91,92の露出面93にトナーや紙粉等を導くことができる(矢印D)。
また、逃がし孔107からドラムフレーム27外部に放出されたトナーや紙粉等は、仕切り壁108によりスコロトロン型帯電器30側への流入が遮られるから通気孔106から再びドラムフレーム27内部にトナーや紙粉等が侵入することを防止できる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図6を参照して説明する。図6はPETフィルムが取り付けられて対向電極の露出面が露出する状態を概念的に示す斜視図である。
実施形態1では、上流側の支持リブ101に開口部103を設け、この開口部103から対向電極91,92の露出面93を露出させる構成としたが、実施形態2では、上流側の支持リブ101は、上流側の対向電極91の上流側の面91bの上端部のみを支持するとともに、下端部をPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム200にて覆うことで、対向電極91,92のうち支持リブ101,102とPETフィルム200との間の露出した部分を露出面201とするものである。
具体的には、上流側の支持リブ101は、上流側の対向電極91の上流側の面91bの上端部と係合するとともに、上流側の対向電極91の上流側の面91bの略下半分に対向電極91の全幅に亘ってPETフィルム200が接着剤等による接着手段により貼り付けられている。
これにより、上流側の支持リブ101とPETフィルム200との間は上流側の対向電極91が露出する露出面201が形成され、この露出面201にトナーや紙粉等が引き寄せられるようになっている。
また、PETフィルム200の感光ドラム28側の端部は、上流側の対向電極91の感光ドラム28側の端部よりも感光ドラム28側に突出しており、PETフィルム200と感光ドラム28との間にわずかな隙間が生じている。
これにより、露出面201に引き寄せられて舞い上がったトナーや紙粉等が、対向電極91,92の対向面91a,92a側に入り込まないようになっている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、画像形成装置内に着脱可能なプロセスカートリッジが設けられる構成としたが、プロセスカートリッジを設けず、感光ドラム28等の複数の装置を画像形成装置内から一体的に取り外せない構成でもよい。
(2)実施形態1では、支持リブ101の開口部103は、複数設けられる構成としたが、これに限らず、1つの開口部が印字可能領域の全幅に亘って連続的に形成されるものであってもよく、かかる場合には、露出面も印字可能領域の全幅に亘って連続的に形成される(請求項6に相当)。
(3)実施形態1では、上流側の支持リブ101の上方に突出する仕切り壁108を設けたが、例えば、図7に示すように、スコロトロン型帯電器30と逃がし孔107との間における仕切り壁301の上部をフレーム部材300等で区画する高さまで形成することで、逃がし孔107から排出されたトナーや紙粉が通気孔106(スコロトロン型帯電器30内)に流入しないように構成してもよい。
(4)上記実施形態では、上流側の対向電極91の上流側の面91bに露出面93,201を形成する構成としたが、これに限らず、下流側の対向電極92の下流側の面92bに露出面(図示しない)を形成する構成としてもよい。また、対向電極91の上流側の面91bと対向電極92の下流側の面92bの両方に露出面を形成してもよい。
本発明の画像形成装置としての、レーザプリンタの実施形態1の概略的構成を示す側断面図 レーザプリンタのプロセスユニットの概略的構成を示す側断面図 プロセスユニットのアッパフレームの下面図 プロセスユニットのアッパフレームのY−Y断面図 対向電極の露出面が支持フレームの開口部から露出する状態を概念的に示す斜視図 実施形態2のPETフィルムが取り付けられて対向電極の露出面が露出する状態を概念的に示す斜視図 他の実施形態の仕切り壁がフレームに達することで通気孔と逃がし孔とが区画される状態を示す側断面図
符号の説明
22…プロセスユニット(プロセスカートリッジ)
27…ドラムフレーム(カートリッジケース)
27a…アッパーフレーム
28…感光ドラム(像担持体)
30…スコロトロン型帯電器
30a…グリッド電極
53…放電ワイヤ(放電電極)
54…1次クリーニングローラ
55…2次クリーニングローラ
56…付着物除去部
57…スクレーパ
58…付着物収容室
81…クリーニングユニット(クリーニング部)
91,92…対向電極
93,201…露出面(露出部)
100…ドラムカートリッジ
101,102…支持リブ(支持部材)
103…開口部
105…突出部
105a…延出部
105b…案内部
106…通気孔(連通孔)
107…逃がし孔
108,301…仕切り壁
200…PETフィルム

Claims (19)

  1. 軸を中心として回転可能な像担持体と、
    前記像担持体を帯電する帯電器と、
    前記帯電器を支持する支持部材と、を備えたプロセスカートリッジであって、
    前記帯電器は、
    放電電極と、前記放電電極に対して前記像担持体の回転方向の上流側に配置され、該放電電極と対向する対向電極と、を有し、
    前記対向電極は、前記放電電極に対向する第1の面と、前記第1の面とは反対側に向けられる第2の面とを有し、
    前記対向電極の第2の面は、前記像担持体を収容する空間に対して露出状態で前記支持部材に支持される露出部を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 前記露出部は、前記対向電極の第2の面のうち、前記像担持体側の端部を除く少なくとも一部に形成されていることを特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記帯電器は、
    前記放電電極に対して、前記像担持体側にグリッド電極を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記露出部は、前記対向電極のうち前記像担持体の軸方向における印字可能領域のほぼ全幅に亘って形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  5. 前記露出部は、前記対向電極の前記像担持体の軸方向の幅のうち印字可能領域のほぼ全幅に亘って連続的に形成されることを特徴とする請求項4記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記対向電極は、前記像担持体の上流側に加えて、下流側にも形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  7. 前記上流側及び下流側の両方の対向電極が前記支持部材により支持されていることを特徴とする請求項6に記載のプロセスカートリッジ。
  8. 前記上流側の対向電極は、前記第2の面側から支持部材に支持されており、前記支持部材には前記露出部を露出させる開口部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  9. 前記上流側の対向電極を支持する支持部材は、前記上流側の対向電極の前記像担持体側の端部よりも前記像担持体に向けて突出する突出部を有することを特徴とする請求項8に記載のプロセスカートリッジ。
  10. 前記突出部は、前記像担持体に向けて延びる延出部と、その延出部における前記像担持体側の端部から前記像担持体の回転方向上流側に延びる案内部が設けられていることを特徴とする請求項9に記載のプロセスカートリッジ。
  11. 前記帯電器に対して、前記像担持体の回転方向上流側には、前記像担持体に付着した付着物を除去するためのクリーニング部を有することを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  12. 前記クリーニング部は、像担持体の回転に伴って前記像担持体とは反対側に回転し前記像担持体上の付着物を捕捉する1次クリーニングローラと、前記1次クリーニングローラの回転に伴って像担持体と同じ側に回転し、前記1次クリーニングローラが捕捉した付着物が移される2次クリーニングローラと、前記2次クリーニングローラに当接して前記2次クリーニングローラの付着物を取り除く付着物除去部とを備えることを特徴とする請求項11に記載のプロセスカートリッジ。
  13. 前記帯電器は、前記放電電極に対して前記像担持体の反対側においてカートリッジケースの外部と連通孔により連通された状態で前記カートリッジケースに収容されており、前記カートリッジケースのうち上流側の対向電極に対して前記像担持体の回転方向上流側に位置する壁部には、前記カートリッジケース内部の気流を前記カートリッジケース外部に逃がすための逃がし孔が設けられていることを特徴とする請求項12に記載のプロセスカートリッジ。
  14. 前記逃がし孔は、前記カートリッジケースの壁部のうち、前記帯電器の上流側の対向電極を支持する支持部材と前記クリーニング部との間に設けられていることを特徴とする請求項13に記載のプロセスカートリッジ。
  15. カートリッジケースの外部において、前記逃がし孔と前記連通孔との間を仕切る仕切り部を有することを特徴とする請求項14に記載のプロセスカートリッジ。
  16. 軸を中心として回転可能な像担持体と、
    前記像担持体を帯電する帯電器と、
    前記帯電器を支持する支持部材と、を備えたプロセスカートリッジであって、
    前記帯電器は、
    放電電極と、前記像担持体の回転方向において前記放電電極を挟んで配置され、該放電電極と対向する対向電極と、を有し、
    前記対向電極は、前記放電電極に対向する第1の面と、前記第1の面とは反対側に向けられる第2の面とを有し、
    前記放電電極を挟んで配置される前記対向電極のうち少なくとも一方の対向電極の前記第2の面は、前記像担持体を収容する空間に対して露出状態で前記支持部材に支持される露出部を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  17. 請求項1ないし請求項16のいずれかに記載のプロセスカートリッジを備える画像形成装置。
  18. 軸を中心として回転可能な像担持体と、
    前記像担持体を帯電する帯電器と、
    前記帯電器を支持する支持部材と、を備え、
    前記帯電器は、
    放電電極と、前記放電電極に対して前記像担持体の回転方向の上流側に配置され、該放電電極と対向する対向電極と、を有し、
    前記対向電極は、前記放電電極に対向する第1の面と、前記第1の面とは反対側に向けられる第2の面とを有し、
    前記対向電極の第2の面は、前記像担持体を収容する空間に対して露出状態で前記支持部材に支持される露出部を有することを特徴とする画像形成装置。
  19. 軸を中心として回転可能な像担持体と、
    前記像担持体を帯電する帯電器と、
    前記帯電器を支持する支持部材と、を備え、
    前記帯電器は、
    放電電極と、前記像担持体の回転方向において前記放電電極を挟んで配置され、該放電電極と対向する対向電極と、を有し、
    前記対向電極は、前記放電電極に対向する第1の面と、前記第1の面とは反対側に向けられる第2の面とを有し、
    前記放電電極を挟んで配置される前記対向電極のうち少なくとも一方の対向電極の前記第2の面は、前記像担持体を収容する空間に対して露出状態で前記支持部材に支持される露出部を有することを特徴とする画像形成装置。
JP2004380296A 2004-12-28 2004-12-28 プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP4560722B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004380296A JP4560722B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 プロセスカートリッジ及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004380296A JP4560722B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 プロセスカートリッジ及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006184751A true JP2006184751A (ja) 2006-07-13
JP4560722B2 JP4560722B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=36737893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004380296A Expired - Fee Related JP4560722B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 プロセスカートリッジ及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4560722B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010128053A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Brother Ind Ltd 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2011022372A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Brother Industries Ltd カートリッジの梱包構造およびカバー部材
JP2011141577A (ja) * 2011-04-20 2011-07-21 Brother Industries Ltd プロセスカートリッジ
JP2014202790A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 富士ゼロックス株式会社 コロナ放電装置及び画像形成装置
US8977166B2 (en) 2010-10-29 2015-03-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US9348304B2 (en) 2011-08-30 2016-05-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process cartridge
US11314193B2 (en) 2019-12-25 2022-04-26 Canon Kabushiki Kaisha Foreign substance collection apparatus, process cartridge, and image forming apparatus

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51106444A (ja) * 1975-03-15 1976-09-21 Olympus Optical Co
JPS5866970A (ja) * 1981-10-19 1983-04-21 Ricoh Co Ltd 電子写真用コロナ帯電装置
JPH0157761U (ja) * 1987-10-06 1989-04-11
JPH04301650A (ja) * 1991-03-29 1992-10-26 Mita Ind Co Ltd 画像形成装置
JPH0564859U (ja) * 1992-02-03 1993-08-27 松下電器産業株式会社 電子写真装置
JPH07104617A (ja) * 1993-10-01 1995-04-21 Ricoh Co Ltd 脱臭機能を備える画像形成装置
JP2003295720A (ja) * 2002-03-29 2003-10-15 Brother Ind Ltd プロセス装置および画像形成装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51106444A (ja) * 1975-03-15 1976-09-21 Olympus Optical Co
JPS5866970A (ja) * 1981-10-19 1983-04-21 Ricoh Co Ltd 電子写真用コロナ帯電装置
JPH0157761U (ja) * 1987-10-06 1989-04-11
JPH04301650A (ja) * 1991-03-29 1992-10-26 Mita Ind Co Ltd 画像形成装置
JPH0564859U (ja) * 1992-02-03 1993-08-27 松下電器産業株式会社 電子写真装置
JPH07104617A (ja) * 1993-10-01 1995-04-21 Ricoh Co Ltd 脱臭機能を備える画像形成装置
JP2003295720A (ja) * 2002-03-29 2003-10-15 Brother Ind Ltd プロセス装置および画像形成装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010128053A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Brother Ind Ltd 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
US8000629B2 (en) 2008-11-26 2011-08-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process cartridge having charger and image forming device provided with the process cartridge
JP2011022372A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Brother Industries Ltd カートリッジの梱包構造およびカバー部材
US8977166B2 (en) 2010-10-29 2015-03-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2011141577A (ja) * 2011-04-20 2011-07-21 Brother Industries Ltd プロセスカートリッジ
US9348304B2 (en) 2011-08-30 2016-05-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process cartridge
JP2014202790A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 富士ゼロックス株式会社 コロナ放電装置及び画像形成装置
US11314193B2 (en) 2019-12-25 2022-04-26 Canon Kabushiki Kaisha Foreign substance collection apparatus, process cartridge, and image forming apparatus
US11841668B2 (en) 2019-12-25 2023-12-12 Canon Kabushiki Kaisha Foreign substance collection apparatus, process cartridge, and image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP4560722B2 (ja) 2010-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3997817B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
US7398039B2 (en) Cartridge, image forming apparatus and toner agitation member
JP6558911B2 (ja) 現像装置、カートリッジ及び画像形成装置
US8150301B2 (en) Developing apparatus
JP2011070228A (ja) 現像ユニット、プロセス装置および画像形成装置
JP4560722B2 (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP3627718B2 (ja) プロセス装置および画像形成装置
US7356286B2 (en) Charger, image forming apparatus and process cartridge
JP3915845B2 (ja) 現像装置およびその使用方法
JP3046175B2 (ja) 画像形成装置
JP2017138500A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP3724469B2 (ja) 現像剤収容容器、現像カートリッジ、プロセス装置および画像形成装置
JP2006337839A (ja) 現像カートリッジ、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
US11199811B2 (en) Developing device with structure to release inner pressure
JP3624896B2 (ja) プロセス装置および画像形成装置
JP2006098509A (ja) 帯電器、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP4265589B2 (ja) プロセスカートリッジ、および画像形成装置
JP2001242755A (ja) 画像形成装置
JP2007199275A (ja) 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP4389153B2 (ja) 感光体カートリッジおよび画像形成装置
JP4366633B2 (ja) 帯電器フレーム、感光体カートリッジおよび画像形成装置
JP2000035736A (ja) 画像形成機のトナー回収装置
JP2020046453A (ja) 画像形成装置
JP2006308882A (ja) プロセスカートリッジおよび、画像形成装置
JP2004117457A (ja) 静電現像トナー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070629

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091009

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100701

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100714

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4560722

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees