JP2003066797A - 画像形成装置およびプロセスカートリッジ - Google Patents

画像形成装置およびプロセスカートリッジ

Info

Publication number
JP2003066797A
JP2003066797A JP2001256825A JP2001256825A JP2003066797A JP 2003066797 A JP2003066797 A JP 2003066797A JP 2001256825 A JP2001256825 A JP 2001256825A JP 2001256825 A JP2001256825 A JP 2001256825A JP 2003066797 A JP2003066797 A JP 2003066797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
light guide
transfer material
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001256825A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Maejima
英樹 前嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001256825A priority Critical patent/JP2003066797A/ja
Publication of JP2003066797A publication Critical patent/JP2003066797A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写材の接触によるライトガイドの傷つきや
汚れ、さらに転写材上の画像の汚れを防止し得る画像形
成装置およびプロセスカートリッジを提供する。 【解決手段】 除電装置40として、LEDランプ41
と、ライトガイド42と、ライトガイド42を覆うカバ
ー部材43と、を備え、転写後の転写材Sがカバー部材
43の表面近くを通過する画像形成装置において、カバ
ー部材43表面に転写材Sの通過方向に突出する複数の
突起50を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機やレ
ーザービームプリンタなどの電子写真方式あるいは静電
記録方式の画像形成装置およびプロセスカートリッジに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式や静電記録方式の画
像形成装置において、電子写真感光体、静電記録誘電体
等の像担持体の帯電処理手段としては、コロナ帯電器が
使用されてきた。
【0003】近年は、低オゾン、低電力等の利点を有す
ることから、接触帯電装置、即ち前記したように被帯電
体に電圧を印加した帯電部材を当接させて被帯電体の帯
電を行う方式の装置が実用化されてきている。特に、帯
電部材として導電ローラを用いたローラ帯電方式の装置
が帯電の安定化という点から好ましく用いられている。
【0004】ローラ帯電方式の接触帯電装置では、帯電
部材としての導電性の弾性ローラを被帯電体に加圧当接
させ、これに電圧を印加することによって被帯電体を帯
電処理する。
【0005】具体的には、帯電は帯電部材から被帯電体
への放電によって行われるため、ある閾値電圧以上の電
圧を印加することによって帯電が開始される。
【0006】例を示すと、被帯電体としての厚さ25μ
mの電子写真OPC感光体に対して帯電ローラを加圧当
接させて帯電処理を行わせる場合には、帯電ローラに対
して約600V程度の電圧を印加すれば感光体の表面電
位が上昇し始め、それ以降は印加電圧に対して傾き1次
線形に感光体表面電位が増加する。以後、この閾値電圧
を帯電開始電圧Vthと定義する。
【0007】つまり、電子写真に必要とされる感光体表
面電位VDを得るためには帯電ローラには帯電電位:V
th+VDなるDC電圧を印加することが必要となる。
このようにDC電圧のみを接触帯電部材に印加して被帯
電体の帯電を行う接触帯電方式をDC帯電方式と称す
る。
【0008】しかし、このDC帯電を行った場合には、
特に低湿環境下において、主に帯電工程前の感光体ドラ
ム上電位の乱れによって生じる「ハーフトーン画像など
で発生する横スジ」や、主に感光体ドラム上帯電電位の
差によって生じる「ドラムポジゴースト」と呼ばれる画
像弊害が発生し、問題となる。
【0009】このような画像弊害(ハーフトーン画像な
どで発生する横スジ、ドラムポジゴースト)を防止する
には、帯電工程前に、感光体ドラムに光を照射して残留
電位を除電する、いわゆる除電手段を設けることが効果
的であることが知られている。
【0010】この除電手段は、図6に示すように、画像
形成装置本体に設けられた発光源241による光を、現
像工程後かつ帯電工程前の感光体200表面に照射する
ための、透光性のあるライトガイド242を設けてお
り、感光体200表面を除電することができる。
【0011】画像形成時に転写後の転写材がライトガイ
ド242表面近くを通過する際に、通常転写材がライト
ガイド242に接触しないような構成になっているが、
両面印刷設定などで転写材の後端がカールした状態のと
き、転写材とライトガイド242が接触する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ライトガイド242は
発光源241より光を入射するための第1の開口245
と、感光体200表面に光を照射するための第2の開口
246を有するカバー部材243によって覆われている
が、画像形成時に画像形成装置を流動する転写材が、第
2の開口246を有するライトガイド242表面と摺擦
することにより、ライトガイド242表面を傷つけた
り、トナー等で汚すことにより、感光体200表面を均
一に除電することができない。また前記転写材は定着前
であるので、ライトガイド表面と摺擦することにより、
画像を汚すおそれがある。
【0013】本発明は上記した従来技術の問題点を解決
するためになされたもので、その目的とするところは、
転写材の接触によるライトガイドの傷つきや汚れ、さら
に転写材上の画像の汚れを防止し得る画像形成装置およ
びプロセスカートリッジを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、現像工程後かつ帯電工程前に感
光体表面に光を照射して残留電位を除電する除電手段を
具備し、該除電手段は、発光手段と、該発光手段による
光を感光体表面に導くための透光性を有するライトガイ
ドと、該ライトガイドを覆うカバー部材と、を備え、転
写後の転写材が前記カバー部材の表面近くを通過する画
像形成装置において、前記除電カバー部材表面に転写材
の通過方向に突出する複数の突起を設けたことを特徴と
する。
【0015】また、画像形成装置本体と、該画像形成装
置本体に対して着脱自在に装着されるプロセスカートリ
ッジとを備え、前記除電用発光手段は画像形成装置本体
に設け、前記ライトガイドとカバー部材とはプロセスカ
ートリッジに設けたことを特徴とする。
【0016】さらに、少なくとも感光体と、画像形成装
置本体に設けられる発光手段による光を感光体表面に導
くための透光性を有するライトガイドと、該ライトガイ
ドを覆うカバー部材と、を備えたプロセスカートリッジ
において、前記除電カバー部材表面に転写材の通過方向
に突出する複数の突起を設けたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る画像形成装
置およびプロセスカートリッジの実施形態について、図
面を参照して詳しく説明する。
【0018】[画像形成装置の全体構成]まず、画像形
成装置の全体構成について、図1を参照して概要を説明
する。なお、図1は多色画像形成装置の一態様であるフ
ルカラーのレーザビームプリンタ100の全体構成を示
す縦断面図である。
【0019】同図に示すレーザビームプリンタ100
は、垂直方向に並設された4個の感光体ドラム1a、1
b、1c、1d(以下、1a,1b,1c,1dなどを
代表して単に1とも記す。他の部材の番号でも同様であ
る。)を備えている。感光体ドラム1は、駆動手段(不
図示)によって、同図中、反時計回りに回転駆動され
る。感光体ドラム1の周囲には、その回転方向に従って
順に、感光体ドラム1表面を均一に帯電する帯電装置2
(2a、2b、2c、2d)、画像情報に基づいてレー
ザービームを照射し感光体ドラム1上の静電潜像を形成
するスキャナユニット3(3a、3b、3c、3d)、
静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する
現像装置4(4a、4b、4c、4d)、感光体ドラム
1上のトナー像を転写材Sに転写させる静電転写装置と
しての静電転写ベルト5、転写後の感光体ドラム1表面
に残った転写残トナーを除去するクリーニング装置6
(6a、6b、6c、6d)等が配設されている。
【0020】ここで、感光体ドラム1と帯電装置2、現
像装置4、クリーニング装置6は一体的にカートリッジ
化されプロセスカートリッジ7を形成し、画像形成装置
本体101に対して着脱自在に装着される。
【0021】以下、感光体ドラム1から順に詳述する。
感光体ドラム1は、例えば直径30mmのアルミシリン
ダの外周面に有機光導電体層(OPC感光体)を塗布し
て構成したものである。感光体ドラム1は、その両端部
を支持部材によって回転自在に支持されており、一方の
端部に駆動モータ(不図示)からの駆動力が伝達される
ことにより、反時計周りに回転駆動される。
【0022】帯電装置2としては、接触帯電方式のもの
を使用することができる。帯電部材は、ローラ状に形成
された導電性ローラであり、このローラを感光体ドラム
1表面に当接させるとともに、このローラに帯電バイア
ス電圧を印加することにより、感光体ドラム1表面を一
様に帯電させるものである。
【0023】スキャナユニット3は感光体ドラム1の略
水平方向に配置され、レーザダイオード(不図示)によ
って画像信号に対応する画像光が、スキャナモータ(不
図示)によって高速回転されるポリゴンミラー9(9
a、9b、9c、9d)に照射される。ポリゴンミラー
9に反射した画像光は、結像レンズ10(10a、10
b、10c、10d)を介して帯電済みの感光体ドラム
1表面を選択的に露光して静電潜像を形成するように構
成している。
【0024】現像装置4a、4b、4c、4dは、それ
ぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のト
ナーを夫々収納した現像器から構成される。
【0025】静電転写ベルト11は、すべての感光体ド
ラム1a、1b、1c、1dに対向し、接するように循
環移動する。静電転写ベルト11は1011〜1014Ω・
cmの体積固有抵抗を持たせた厚さ約150μmのフィ
ルム状部材で構成される。この静電転写ベルト11は、
垂直方向に4軸でローラに支持され、図中左側の外周面
に転写材Sを静電吸着して上記感光体ドラム1に転写材
Sを接触させるべく循環移動する。これにより、転写材
Sは静電転写ベルト11により転写位置まで搬送され、
感光体ドラム1上のトナー像が転写される。
【0026】この静電転写ベルト11の内側に当接し、
4個の感光体ドラム1a、1b、1c、1dに対向した
位置に転写ローラ12(12a、12b、12c、12
d)が並設される。これら転写ローラ12から正極性の
電荷が静電転写ベルト11を介して転写材Sに印加さ
れ、この電荷による電界により、感光体ドラム1に接触
中の転写材Sに、感光体ドラム1上の負極性のトナー像
が転写される。
【0027】静電転写ベルト11は周長約700mm、
厚み150μmのベルトであり、駆動ローラ13、従動
ローラ14a、14b、テンションローラ15の4本の
ローラにより掛け渡され、図の矢印方向に回転する。こ
れにより、上述した静電転写ベルト11が循環移動して
転写材Sが従動ローラ14a側から駆動ローラ13側へ
搬送される間にトナー像が転写される。
【0028】給紙部16は、画像形成部に転写材Sを給
紙搬送するものであり、複数枚の転写材Sが給紙カセッ
ト17に収納されている。画像形成時には給紙ローラ1
8(半月ローラ)、レジストローラ対19が画像形成動
作に応じて駆動回転し、給紙カセット17内の転写材S
を1枚毎分離給送するとともに、転写材S先端はレジス
トローラ対19に突き当たり一旦停止し、ループを形成
した後、静電転写ベルト11の回転と画像書出し位置の
同期をとって、レジストローラ対19によって静電転写
ベルト11へと給紙されていく。
【0029】定着部20は、転写材Sに転写された複数
色のトナー画像を定着させるものであり、回転する加熱
ローラ21aと、これに圧接して転写材Sに熱及び圧力
を与える加圧ローラ21bとからなる。
【0030】すなわち、感光体ドラム1上のトナー像を
転写した転写材Sは定着部20を通過する際に、加熱ロ
ーラ21aと加圧ローラ21bとからなる定着ローラ対
で搬送されるとともに、加熱ローラ21aと加圧ローラ
21bとからなる定着ローラ対によって熱及び圧力を与
えられる。これによって複数色のトナー像が転写材S表
面に定着される。
【0031】画像形成の動作としては、プロセスカート
リッジ7a、7b、7c、7dが、印字タイミングに合
わせて順次駆動され、その駆動に応じて感光体ドラム1
a、1b、1c、1dが、反時計回り方向に回転駆動さ
れる。そして、各々のプロセスカートリッジ7に対応す
るスキャナユニット3が順次駆動される。この駆動によ
り、帯電ローラ2は感光体ドラム1の周面に一様な電荷
を付与し、スキャナユニット3は、その感光体ドラム1
周面に画像信号に応じて露光を行って感光体ドラム1周
面上に静電潜像を形成する。現像装置4内の現像ローラ
は、静電潜像の低電位部にトナーを転移させて感光体ド
ラム1周面上にトナー像を形成(現像)する。
【0032】最上流の感光体ドラム1周面上のトナー像
の先端が、静電転写ベルト11との対向点に回転搬送さ
れてくるタイミングで、その対向点に転写材Sの印字開
始位置が一致するように、レジストローラ対19が回転
を開始して転写材Sを静電転写ベルト11へ給送する。
【0033】転写材Sは静電吸着ローラ22と静電転写
ベルト11とによって挟み込むようにして静電転写ベル
ト11の外周に圧接し、かつ静電転写ベルト11と静電
吸着ローラ22との間に電圧を印加することにより、誘
電体である転写材Sと静電転写ベルト11の誘電体層に
電荷を誘起し、転写材を静電転写ベルト11の外周に静
電吸着するように構成している。
【0034】これにより、転写材Sは静電転写ベルト1
1に安定して吸着され、最下流の転写部まで搬送され
る。
【0035】このように搬送されながら転写材Sは、各
感光体ドラム1と転写ローラ12との間に形成される電
界によって、各感光体ドラム1のトナー像を順次転写さ
れる。
【0036】4色のトナー像を転写された転写材Sは、
ベルト駆動ローラ13の曲率により静電転写ベルト11
から曲率分離され、定着部20に搬入される。転写材S
は、定着部20で上記トナー像を熱定着された後、排紙
ローラ対23によって、排紙部24から画像面を下にし
た状態で本体外に排出される。
【0037】さらに、現像工程後かつ帯電工程前に、感
光体ドラム1方面に光を照射して残留電位を除電する除
電手段としての除電装置40(40a,40b,40
c,40d)が設けられている。
【0038】[本発明の主要構成]次に本発明の特徴部
分であるプロセスカートリッジ構成について、図2、図
3、図4、図5により、詳しく説明する。
【0039】図2はプロセスカートリッジ7の斜視図で
あり、図3は断面図である。
【0040】プロセスカートリッジ7は、感光体ドラム
1、帯電装置2、現像装置4、クリーニングブレード6
aを備えたクリーニング装置6、ライトガイド42(本
部材については、後で詳しく述べる。)を一括してユニ
ット化して提供される。これらの構成要素はプロセスカ
ートリッジ7内で所定の相互配置関係を持って組み付け
られており、プロセスカートリッジ7は画像形成装置本
体101内の所定部に対して所定の要領で挿入装着さ
れ、また反対に画像形成装置本体101から抜き外しで
きるようになっている。
【0041】画像形成装置を長時間使用していると、感
光体ドラム1、帯電装置2、現像装置4、クリーニング
装置6などの各種要素が消耗して印字品質を低下させて
しまうが、その場合にはユーザーがプロセスカートリッ
ジ7を交換すればよく、ユーザーのメンテナンスフリー
が実現可能である。
【0042】図4、図5に除電装置40の概略図を示
す。感光体ドラム1と除電装置40以外の部分は不図示
としている(転写ローラ12、転写材Sは示す)。
【0043】除電装置40は、発光手段としてのLED
ランプ41と、このLEDランプ41による光を感光体
ドラム1表面に導くための透光性を有するライトガイド
42と、このライトガイド42を覆うカバー部材43
と、を備えており、転写後の転写材Sがカバー部材43
の表面近くを通過するようになっており、このカバー部
材43表面に転写材Sの通過方向に突出する複数の突起
50が設けられている。
【0044】このうち、LEDランプ41は画像形成装
置本体101に装備され、樹脂ケースとしてのカバー部
材43で覆われたライトガイド42はプロセスカートリ
ッジ7に装備されている。
【0045】ここで、LEDランプ41、ライトガイド
42について詳しく説明する。
【0046】まず、LEDランプ41は画像形成装置本
体101の側板の外側に装備されている。また、その配
置であるが、感光体ドラム1上の除電幅(領域)よりも
長手方向外側に装備されている。さらに、LEDランプ
41からの光が、不必要に感光体ドラム1の端部を露光
しないように遮光措置もとられている。
【0047】次に、ライトガイド42について、材質・
形状・機能・配置について説明する。本ライトガイド4
2は棒状で、その材質には、透光率の優れた樹脂(アク
リル、ポリカーボネイト、ポリスチレンなど)またはガ
ラスなどが用いられ、ライトガイド42端部から入射さ
れた光を、ライトガイド42長手方向に対して垂直方向
に照射することが出来る。
【0048】この光は、所定の除電幅(露光幅)をもっ
て、感光体ドラム1表面に「除電光」として照射され
る。
【0049】また、本実施の形態1においては、ライト
ガイド42は転写工程後の感光体ドラム1上を除電すべ
く、感光体ドラム1に対して離間距離4mmで、感光体
ドラム1長手方向に対向配置されている。
【0050】また、ライトガイド42そのものは、反射
効率を高めるために白色の樹脂ケースよりなるカバー部
材43によって覆われている。カバー部材43には、感
光体ドラム1に対向した所定の第2の開口46とLED
ランプ41からの光を入射する第1の開口45が設けら
れており、図2に示すように、プロセスカートリッジ7
の所定の位置に取り付けられている。
【0051】すなわち、画像形成装置本体101にプロ
セスカートリッジ7を装着してはじめて、画像形成装置
本体101に装備された発光源としてのLEDランプ4
1からの光は、プロセスカートリッジ7に装備された光
照射部材としてのライトガイド42のカバー部材43の
第1の開口45に入射され、カバー部材43の第2の開
口46から感光体ドラム1上へ除電光として照射され
る。画像形成時に転写材は感光体と接触し、転写材Sに
画像を転写する。その後、転写材Sはライトガイド42
付近を通過するが、通常転写材Sはライトガイド42に
接触しないように構成されている。
【0052】しかし、両面印刷など印刷設定が変化した
場合、図5に示したように、転写材Sの後端がカールす
ることが生じる。上記のような現象が起きたとき、ライ
トガイドのカバー部材43の表面に取り付けた突起50
が転写材Sと接触することにより、ライトガイド42と
画像面の接触面積をできるだけ少なくすることができ、
ライトガイド42が汚れない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像工程後かつ帯電工程前の感光体表面に除電用の光を
照射するためのライトガイドのカバー部材表面に複数の
突起を設けたことにより、転写材とライトガイド表面と
の摺擦によりライトガイド表面が汚れることを防ぐこと
ができ、感光体表面を均一に除電することができる。
【0054】また、両面印刷など印刷設定の場合、定着
前の転写材がライトガイドのカバー部材と摺擦する場合
があるが、本発明の突起を設けることにより、転写材と
カバー部材との摺擦面積を最小限に抑えることができる
ので、定着前の転写材の画像を良好な状態に保つことが
できる。
【0055】特に、プロセスカートリッジを有する場合
に、ライトガイドをプロセスカートリッジに装着してお
くことにより、ライトガイドについても、メンテナンス
フリーとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置を示す
断面構成図。
【図2】図1の装置のプロセスカートリッジの外観を示
す斜視図。
【図3】図2のプロセスカートリッジの断面図。
【図4】プロセスカートリッジに装着される除電装置の
概念図。
【図5】図4の除電装置の断面図。
【図6】従来の画像形成装置に設けられる除電装置の斜
視図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電装置 3 スキャナユニット 4 現像装置 5 静電転写ベルト 6 クリーニング装置 7 プロセスカートリッジ 9 ポリゴンミラー 10 結像レンズ 11 静電転写ベルト 12 転写ローラ 13 駆動ローラ 14 従動ローラ 15 テンションローラ 16 給紙部 17 給紙カセット 18 給紙ローラ 19 レジストローラ対 20 定着部 21a 加熱ローラ 21b 加圧ローラ 22 静電吸着ローラ 23 排紙ローラ 24 排紙部 40 除電装置 41 LEDランプ(発光手段) 42 ライトガイド 43 カバー部材 45 第1の開口 46 第2の開口 50 突起 100 画像形成装置 101 画像形成装置本体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像工程後かつ帯電工程前に感光体表面
    に光を照射して残留電位を除電する除電手段を具備し、 該除電手段は、発光手段と、該発光手段による光を感光
    体表面に導くための透光性を有するライトガイドと、該
    ライトガイドを覆うカバー部材と、を備え、 転写後の転写材が前記カバー部材の表面近くを通過する
    画像形成装置において、 前記除電カバー部材表面に転写材の通過方向に突出する
    複数の突起を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像形成装置本体と、該画像形成装置本
    体に対して着脱自在に装着されるプロセスカートリッジ
    とを備え、 前記除電用発光手段は画像形成装置本体に設け、前記ラ
    イトガイドとカバー部材とはプロセスカートリッジに設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも感光体と、画像形成装置本体
    に設けられる発光手段による光を感光体表面に導くため
    の透光性を有するライトガイドと、該ライトガイドを覆
    うカバー部材と、を備えたプロセスカートリッジにおい
    て、 前記除電カバー部材表面に転写材の通過方向に突出する
    複数の突起を設けたことを特徴とするプロセスカートリ
    ッジ。
JP2001256825A 2001-08-27 2001-08-27 画像形成装置およびプロセスカートリッジ Withdrawn JP2003066797A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001256825A JP2003066797A (ja) 2001-08-27 2001-08-27 画像形成装置およびプロセスカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001256825A JP2003066797A (ja) 2001-08-27 2001-08-27 画像形成装置およびプロセスカートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003066797A true JP2003066797A (ja) 2003-03-05

Family

ID=19084592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001256825A Withdrawn JP2003066797A (ja) 2001-08-27 2001-08-27 画像形成装置およびプロセスカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003066797A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7027757B2 (en) * 2002-04-24 2006-04-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus including a subsidiary transfer part having a fiber optic guide
JP2015172728A (ja) * 2014-02-18 2015-10-01 キヤノン株式会社 カートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置
JP2016051020A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
US10281838B2 (en) 2014-02-18 2019-05-07 Canon Kabushiki Kaisha Developing apparatus having a layer thickness regulating member, cartridge, and image forming apparatus

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7027757B2 (en) * 2002-04-24 2006-04-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus including a subsidiary transfer part having a fiber optic guide
JP2015172728A (ja) * 2014-02-18 2015-10-01 キヤノン株式会社 カートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置
US10281838B2 (en) 2014-02-18 2019-05-07 Canon Kabushiki Kaisha Developing apparatus having a layer thickness regulating member, cartridge, and image forming apparatus
JP2016051020A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3566697B2 (ja) プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置、及び、離隔機構
JP2003295717A (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
US6970666B2 (en) Image forming apparatus
US6181897B1 (en) Developing apparatus
JP2005114756A (ja) 画像形成装置
JP2003066797A (ja) 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP5093458B2 (ja) 光除電装置、像保持体ユニット、画像形成ユニットおよび画像形成装置
JP4656877B2 (ja) 除電装置
JP2002072618A (ja) 画像形成装置
JP2004037638A (ja) クリーニング装置,プロセスカートリッジ,および画像形成装置
JP2004085648A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP4109915B2 (ja) クリーニング装置,プロセスカートリッジ,および画像形成装置
JPH09114322A (ja) 電子写真装置
JP2004333929A (ja) 画像形成装置
JP2912258B2 (ja) 背面露光記録画像形成装置
JP2005172906A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2003162134A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP3579115B2 (ja) カラー電子写真方法
JPH10207247A (ja) 画像形成装置
JP3101268B2 (ja) カラー画像記録装置とそれに用いる中間転写ベルトユニット
JP3103555B1 (ja) 個別ユニット
JPH0619233A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2003241617A (ja) プロセスカートリッジおよび多色画像形成装置
JPH08254936A (ja) 画像形成装置
JP2005055788A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081104