JP2005114756A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多色画像形成用の画像形成装置において、各色の画像形成手段をクリーナレス方式にし、かつ、紙粉を効率よく除去できるようにする。
【解決手段】 記録シート3が給紙ローラ13及び搬送ローラ14で搬送ベルト67に給紙される際に発生し感光体ドラム56の表面に付着した紙粉は、ブラシ状に形成された複数の繊維82に引っかかって除去される。また、繊維82には定電圧源90により、紙粉とは電気的に逆極性を有する高電圧が印加され、電界の作用で紙粉が吸着されて除去される。また、紙粉の量は、搬送方向最上流側が最も多く下流側ほど少なくなるため、各画像形成ユニット16に設けた紙粉除去装置80のブラシ状の繊維82の植毛密度を、下流側にある画像形成ユニット16のものほど小さくする。これにより、下流側の画像形成ユニットほど、像担持体と紙粉除去装置のブラシ状繊維との接触が少なくなり、寿命を延ばすことが可能となる。
【選択図】 図3



Description

本発明は、カラーレーザプリンタなどの画像形成装置に関する。
従来、カラーレーザプリンタなどの画像形成装置では、感光体ドラム等の像担持体の表面に、所望の静電潜像を形成し、次に、その静電潜像が形成された像担持体表面に、トナーを付着させてトナー像を形成する、といった手順で、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーからなるトナー像を順次形成し、その形成したトナー像を記録シートに転写することにより、カラー画像を形成するようにされている。
また、トナー像の記録シートへの転写方法としては、転写ベルトを介して搬送される記録シートにトナー像を直接転写する方法や、トナー像を転写ベルト(一般的に中間転写ベルトと称する)に順次転写して、一旦その中間転写ベルトにカラー画像を形成した後、そのカラー画像を、記録シートに二次転写する方法があるが、いずれの転写方法の場合でも、転写後に像担持体表面にトナーが残留してしまう。
そこで、従来の画像形成装置では、その転写残トナーを除去するために、転写残トナーをブレード等で機械的に掻き取るクリーナ機構を設けるか、あるいは、現像装置において、転写残トナーを電気的に吸着回収して再使用するというように構成する、所謂クリーナレス画像形成装置としていた。(例えば、特許文献1参照)。
特許第3154757号 公報
このクリーナレス画像形成装置では、クリーナ機構を設けずに像担持体表面の転写残トナーを除去することができるため、画像形成装置の小型化を図ることができるという利点を有するが、転写工程で像担持体に付着する紙粉を除去することは困難であり、また、像担持体上の紙粉にトナーが付着して記録シート上に転写されることによって現れる印字不良(一般的に紙粉印字と称される)が発生する欠点があった。
つまり、記録シートから発生する紙粉が、転写工程で記録シートあるいは中間転写ベルトから像担持体に付着することがあるが、クリーナレス画像形成装置では、紙粉を除去することができず、上述した紙粉印字等の問題が生じるのである。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、多色画像形成用の画像形成装置において、各色の画像形成手段をクリーナレス方式にし、かつ、紙粉を効率よく除去できるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、静電潜像を担持する像担持体と、該像担持体表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記静電潜像形成手段により静電潜像が形成された前記像担持体の表面に所定の色のトナーを付着させてトナー像を形成する現像手段と、該現像手段により形成された前記像担持体表面のトナー像を転写材に転写する転写手段とを有する画像形成手段を互いに異なる複数のトナーの色毎に備え、
該各画像形成手段を、それぞれ、一方向に搬送される共通の転写ベルトに対向配設することにより、該転写ベルト若しくは該転写ベルト上の記録シートを前記転写材として、該転写材上に複数のトナー像を順次転写するよう構成された画像形成装置であって、
前記複数の画像形成手段は、それぞれ、前記転写材へのトナー像の転写後に前記像担持体表面に残った転写残トナーを前記現像手段で回収するように構成されたクリーナレス画像形成手段であり、
しかも、該複数の画像形成手段の内、少なくとも、前記転写ベルトの搬送方向に対して最上流側に配置されて前記トナー像を最初に転写する画像形成手段には、前記転写材へのトナー像の転写によって前記像担持体表面に付着した紙粉を除去するための紙粉除去手段が設けられていることを特徴とする。
このように、本発明の画像形成装置においては、少なくとも、最上流側の画像形成手段に紙粉除去手段を設けているので、すべての画像形成手段をクリーナレス方式にしても、像担持体表面に付着する紙粉の量を抑えて、形成画像の品質を向上することができる。
ところで、転写材の紙粉は、上流側で多く除去され、下流側に行くほど少なくなるため、請求項2に記載のように、下流側の画像形成手段には紙粉除去装置を設けないようにしてもよい。そして、このようにすれば、下流側の画像形成手段において像担持体が紙粉除去手段から受ける影響を無くして、像担持体、ひいては下流側の画像形成手段の寿命を延ばすことができる。また、下流側の画像形成手段の構成部品を少なくして、画像形成装置の小型化を図ることもできる。
また、請求項3に記載するように、前記複数の画像形成手段として、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーを有する4種類の画像形成手段を使用する場合であれば、イエロー(Y)のトナーを有する画像形成手段を最上流側に配置するとよい。
そして、このようにすれば、各色のトナーを用いるカラー画像形成時に、紙粉印字が問題となり易い最上流において、イエロー(Y)の画像が最初に形成されることから、たとえ紙粉印字が発生したとしても、イエロー(Y)であれば、紙粉印字が目立ちにくいので、紙粉印字による画像の劣化を最小限に抑えることができる。
また、請求項4に記載のように、複数の画像形成手段の内の一つがブラック(K)のトナーを有する場合には、そのブラック(K)の画像形成手段を最下流側に配置するとよい。
つまり、ブラック(K)のトナーを有する画像形成手段は、カラー画像だけでなく、モノクロ画像を形成する際にも使用され、その使用頻度は、他の画像形成手段に比べて極めて高く、像担持体の寿命も他の画像形成手段に比べて短くなるが、請求項4に記載のように、ブラック(K)の画像形成手段を最下流に配置するようにすれば、この画像形成手段に設ける紙粉除去手段の性能を他の画像形成手段の紙粉除去手段よりも低下させるか、あるいは、紙粉除去手段自体を省略することができることから、ブラック(K)の画像形成手段において像担持体が紙粉除去装置から受ける影響を抑制若しくは無くして、その寿命を延ばすことができる。
一方、複数の画像形成手段の内の一つがブラック(K)のトナーを有する場合、請求項5に記載のように、ブラック(K)の画像形成手段を最上流側に配置するようにしてもよい。
そして、このようにすれば、ブラック(K)の画像形成手段のみを使用してモノクロ印字を行う場合においても、像担持体に付着する紙粉を除去することができるので、高速度で高品位なモノクロ印字が可能となる。
また、紙粉の形状は、通常、不定形であるため、紙粉除去手段を、請求項6に記載のように、基材に対してブラシ状に植毛された複数の繊維によって形成するか、請求項7に記載のように不織布を用いて形成すれば、繊維に引っ掛かり易く、紙粉を効率よく除去することが可能となる。
また、請求項8に記載のように、紙粉除去手段を導電性材料で構成し、しかも、粉除去手段と像担持体との間にバイアス電圧印加手段が備えられているようにしてもよい。
これは、像担持体表面の紙粉は像担持体の帯電極性と逆極性に帯電しているため、導電性の紙粉除去手段にバイアス電圧を印加することで、紙粉を紙粉除去手段に静電的に吸着することができ、紙粉を効率よく除去しうるからである。
ところで、紙粉除去装置は、すべての画像形成装置に設けてもよく、請求項2に記載のように、下流側の画像形成手段には紙粉除去手段を設けないようにしてもよいが、複数の画像形成手段に紙粉除去手段を設ける場合には、請求項9に記載するように、下流側の画像形成手段に設けられた紙粉除去手段の性能を上流側の画像形成手段に設けられた紙粉除去手段よりも低下させるか若しくは同等となるようにすればよい。そして、低下させるようにした場合には、紙粉除去手段が設けられた画像形成手段のうち、下流側の画像形成手段の寿命を延ばすことができる。
尚、このように複数の画像形成手段に設けられた紙粉除去手段のうち、下流側の画像形成手段に設けられた紙粉除去手段の性能を低下させるか若しくは同等となるようにするには、請求項10に記載のように、紙粉除去手段の像担持体に対する接触圧力を下流側ほど小さく若しくは同等となるようにするか、請求項11に記載のように、紙粉除去手段の像担持体に対する接触幅を、下流側ほど小さく若しくは同等となるようにすればよい。
また、請求項12に記載のように、紙粉除去手段が、基材に対してブラシ状に植毛された複数の繊維によって形成される場合には、該繊維の植毛密度を、下流側ほど小さくなるか若しくは同等となるようにしても、下流側の画像形成手段に設けられた紙粉除去手段の性能を低下若しくは同等とさせることができる。
また、請求項13に記載のように紙粉除去手段を、導電性材料で構成して、当該紙粉除去手段と像担持体との間にバイアス電圧を印加するようにした場合には、そのバイアス電圧を下流側ほど低くなるか若しくは同等となるように設定しても、下流側の画像形成手段に設けられた紙粉除去手段の性能を低下若しくは同等とさせることができる。
また、請求項14に記載のように、紙粉除去手段に像担持体から除去した紙粉を収容する紙粉収容手段を備えた場合には、除去される紙粉は、上流側ほど多く、下流側に行くほど減少するため、必要に応じて下流側の画像形成手段に設けられた紙粉収容手段を小型化することができ、紙粉収容手段を小型化した場合には、画像形成手段の小型化が可能となる。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明が適用されたカラーレーザプリンタ1の概略構成を示す断面図である。
図1において、カラーレーザプリンタ1は、後述する4つの画像形成ユニット16が水平方向に並んで配設される、所謂横置きタイプのタンデム方式のカラーレーザプリンタであって、本体ケーシング2に、転写材としての記録シート3を給紙するための給紙部4、給紙された記録シート3に画像を形成するための画像形成部5、画像が形成された記録シート3を排紙するための排紙部6を備えている。
給紙部4は、本体ケーシング2内の底部において、本体ケーシング2に対して前側から脱着可能に装着される給紙トレイ12と、その給紙トレイ12の一端部上方(前側上方)に設けられる給紙ローラ13と、給紙ローラ13の上方であって、給紙ローラ13に対して記録シート3の搬送方向下流側(以下、記録シート3の搬送方向下流側を搬送方向下流側、記録シート3の搬送方向上流側を搬送方向上流側と省略する場合がある。)に設けられる搬送ローラ14とを備えている。
給紙トレイ12内には、記録シート3がスタックされており、その最上部にある記録シート3は、給紙ローラ13の回転によって、1枚毎に搬送ローラ14に向けて給紙され、その搬送ローラ14から搬送ベルト67に順次送られる。
なお、給紙ローラ13と搬送ローラ14との間には、上下方向に配設されるガイド部材15が設けられており、給紙ローラ13によって給紙された記録シート3は、ガイド部材15によって搬送ベルト67に順次送られる。
各画像形成ユニット16は、本発明の画像形成手段に相当するものであり、像担持体としての感光体ドラム56の周囲に、感光体ドラム56を帯電させる帯電器21、感光体ドラム56に静電潜像を形成する静電潜像形成手段としてのスキャナユニット19、及び、感光体ドラム56にトナー(現像剤)を付着させトナー像(現像剤像)を形成する現像手段としての現像ユニット20を配置することによって構成される。
感光体ドラム56は、正帯電体の材料、例えば、正帯電体のポリカーボネートを主成分とする有機感光体をアルミ製の円筒スリーブの外周面に塗布し、光導電層を形成した中空状のドラムであり、円筒スリーブを接地した状態で、本体ケーシング2に回転自在に支持される。
帯電器21は、例えば、タングステン等によって構成される帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させて、感光体ドラム56の表面を一様に正電極に帯電させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器である。
スキャナユニット19は、筐体としてのスキャナケーシング22内に、感光体ドラム56の表面に静電潜像を形成するためのレーザ光を発生するレーザ発生器(図示せず)、ポリゴンミラー23、一対のレンズ24及び25、3つの反射ミラー26、27及び28から構成されている。
そして、このスキャナユニット19では、レーザ発光部から発光されるレーザ光(図1中鎖線で図示)が、ポリゴンミラー23で反射され、レンズ24、反射ミラー26、反射ミラー27、レンズ25、反射ミラー28を、順次通過または反射して、射出窓29から射出される。射出窓29から射出されたレーザ光は、感光体ドラム56に走査されて照射され、感光体ドラム56の表面に静電潜像を形成する。
現像ユニット20は、現像ケーシング43内に、トナー収容部としてのトナーホッパ31、トナー供給手段としての供給ローラ32、トナー担持体としての現像ローラ33を備えている。
トナーホッパ31は、現像ケーシング43の内部空間として形成されている。そして、このトナーホッパ31には、現像ローラ33に近い側にアジテータ48が設けられ、各画像形成ユニット16毎に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーが収容されている。
すなわち、上述した4つの画像形成ユニット16は、トナーホッパ31にイエロー(Y)のトナーが収容された画像形成ユニット16Yと、トナーホッパ31にマゼンタ(M)のトナーが収容された画像形成ユニット16Mと、トナーホッパ31にシアン(C)のトナーが収容された画像形成ユニット16Cと、トナーホッパ31にブラック(K)のトナーが収容された画像形成ユニット16Kとから構成されている。
なお、このトナーホッパ31に収容されるトナーは、正帯電体の非磁性1成分現像剤であり、懸濁重合あるいは乳化重合によって製造されており、略球形をなし、流動性が極めて良好である。
供給ローラ32は、トナーホッパ31の下方に配設され、金属製のローラ軸に、導電性のスポンジ部材からなるローラ部分が被覆されている。この供給ローラ32は、現像ローラ33と対向接触するニップ部分において、現像ローラ33と逆方向に回転するように回転可能に支持されている。
現像ローラ33は、供給ローラ32の下方において、供給ローラ32と互いに対向接触する位置に回転可能に配設されている。現像ローラ33は金属製のローラ軸に導電性のゴム材料などの弾性部材からなるローラ部が被覆され形成されている。
そして、転写部17は、本体ケーシング2内部において、現像ユニット20の反対側に感光体ドラム56と対向するように設けられている。この転写部17は、駆動ローラ65と、従動ローラ66とエンドレスベルトである搬送ベルト67と、転写ローラ68とを備えている。
従動ローラ66は、記録シート3の搬送方向に対して最上流側の画像形成ユニット16Yの感光体ドラム56より前方であって、給紙ローラ13の上方後側に配設されている。また、駆動ローラ65は、記録シート3の搬送方向に対して最下流側の画像形成ユニット16Kの感光体ドラム56よりも後方であって、定着部18よりも下方斜め前側に配設されている。
また、搬送ベルト67は、カーボン等の導電性粒子を分散した導電性のポリカーボネートやポリイミドなどの樹脂からなり、駆動ローラ65と従動ローラ66との間に巻回されている。搬送ベルト67は、巻回されている外側の面が、各画像形成ユニット16のすべての感光体ドラム56と対向接触するように配設されている。
そして、駆動ローラ65の駆動により、従動ローラ66が従動され、搬送ベルト67が、駆動ローラ65と従動ローラ66の間を、各画像形成ユニット16の感光体ドラム56と対向接触する接触面において感光体ドラム56と同方向に回転するように、反時計方向に周回移動する。
また、転写ローラ68は、巻回されている搬送ベルト67の内側において、各画像ユニット16の感光体ドラム56と、搬送ベルト67を挟んで対向するように、夫々配設される。この転写ローラ68は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材などの弾性部材からなるローラ部分が被覆され形成されている。
そして、転写ローラ68は、搬送ベルト67と対向接触する接触面において、搬送ベルト67の周回移動方向と同方向に回転するように、反時計方向に回転可能に設けられており、転写時において、感光体ドラム56に担持されているトナー像が記録シート3に転移(転写)される方向に、図示しない電源から所定の電圧が印加されて定電流制御により転写ローラ68と感光体ドラム56との間に転写バイアスが印加される。
また、定着部18は、画像形成ユニット16及び転写部17の後方であって、搬送方向下流側に配設されている。この定着部18は、加熱ローラ70及び押圧ローラ69を備えている。加熱ローラ70は、その表面に離型層が形成される金属素管からなり、その軸方向に沿ってハロゲンランプが内装されている。そして、ハロゲンランプにより、加熱ローラ70の表面が定着温度に過熱される。また、押圧ローラ69は、加熱ローラ70を押圧するように配設される。
また、一対の排紙ローラ11は、定着部18の搬送方向下流側に夫々配設されており、排紙ローラ11の下流側には排紙トレイ10が配設されている。
また、このカラーレーザプリンタ1では、各画像形成ユニット16において、転写後に感光体ドラム56に残留する転写残トナーを、現像ローラ33によって回収する、所謂クリーナレス方式によって転写残トナーの回収を行っている。
すなわち、転写後の転写残トナーを有する感光体ドラム56の表面は、感光体ドラム56の回転により、スコロトロン型の帯電器21と対向する帯電位置にて帯電され、次に、スキャナユニット19によって露光される。露光されなかった未露光部分にある転写残トナーは、感光体ドラム56の表面が、現像ローラ33と対向したときに転写残トナーと逆帯電極性となる現像ローラ33によって吸着されて回収される。一方、露光部分では、転写残トナーと現像ローラ33からのトナーとによって、トナー像が形成される。
以上のような本実施形態のカラーレーザプリンタ1において、感光体ドラム56の表面が帯電器21によって一様に帯電され、スキャナユニット19から画像情報に従って変調されたレーザ光(図1中鎖線で図示)が照射されると、感光体ドラム56の表面には静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像ユニット20によって感光体ドラム56上にトナーで可視像化され、感光体ドラム56の回転によって転写位置に搬送される。
転写位置では、給紙ローラ13及び搬送ローラ14を介して記録シート3が供給され、前記可視像は転写ローラ68と感光体ドラム56との間に印加される転写バイアスによって、記録シート3に転写される。
次に、記録シート3は、定着部18に搬送され、定着部18の加熱ローラ70と押圧ローラ69によって挟持搬送され、記録シート3上の可視像は加熱及び加圧され、記録シート3上に定着される。そして記録シート3は排紙ローラ11によりカラーレーザプリンタ1の上部の排紙トレイ10に排出され、画像形成動作が終了する。
一方、転写後に感光体ドラム56に残留したトナーは、現像ユニット20に回収され、再び現像に供される。このように、本実施形態のカラーレーザプリンタ1は、所謂クリーナレス方式を採用しているので、感光体ドラム56上に残留したトナーを掻き取って貯蔵する廃トナー貯蔵容器を必要としないので、装置の小型化を実現できると共に、トナーの有効な利用が可能となっている。
ところで、本実施形態のカラーレーザプリンタ1は、各色の画像形成ユニット16をクリーナレス方式としているので、感光体ドラム56に残留した転写残トナーを現像ユニット20に回収することはできるが、各画像形成ユニット16において、可視像を記録シート3へ転写した際に、記録シート3側から感光体ドラム56に付着する紙粉については、除去することができない。
そこで、図2に示すように、各画像形成ユニット16には、感光体ドラム56から紙粉を除去するための紙粉除去装置80が設けられており、記録シート3側から感光体ドラム56に付着した紙粉を、この紙粉除去装置80にて除去できるようにされている。
紙粉除去装置80は、図2に示すように、感光体ドラム56を左側から底部にかけて囲むように配置された断面L字状の紙粉収容器84と、その紙粉収容器84の側面に感光体ドラム56と対向するように配置された導電性の基材81と、基材81に対してブラシ状に植毛された導電性の複数の繊維82と、基材81(延いては繊維82)に紙粉除去用のバイアス電圧を印加する定電圧源90と、から構成されている。
なお、繊維82は、感光体ドラム56の表面に圧接するように基材81に植毛されており、感光体ドラム56が回転する際に、感光体ドラム56の表面に付着した紙粉を掻き取るようにして除去する。
また、定電圧源90は、基材81(延いては繊維82)と感光体ドラム56との間に、紙粉が感光体ドラム56から離れて繊維82に吸着する方向のバイアスを発生させる電圧、例えば、紙粉とは逆極性のバイアス電圧を印加することで、紙粉を繊維82に吸着させるものである。
そして、本実施形態では、図3に示すように、記録シート3の搬送経路に沿って、上流側からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の順で、各画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kが配置されており、各画像形成ユニット16に設けられた紙粉除去装置80における基材81への繊維82の植毛密度及び紙粉収容器84における紙粉収容容積が、上流側の画像形成ユニット16よりも下流側の画像形成ユニット16の方が小さくなるように設定されている。
以上説明したように、本実施形態のカラーレーザプリンタ1においては、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各画像形成ユニット16に対して、夫々、紙粉除去手段としての紙粉除去装置80を設け、この紙粉除去装置80を介して、記録シート3から感光体ドラム56に付着した紙粉を除去するようにされている。
このため、本実施形態のカラーレーザプリンタ1によれば、各色の画像形成ユニット16がクリーナレス方式の画像形成ユニットであるにも関わらず、感光体ドラム56から紙粉を除去して、記録シート3に形成した画像の品質を向上することができる。
また、本実施形態では、各画像形成ユニット16に設ける紙粉除去装置80を、基材81にブラシ状に植毛された複数の繊維82にて構成し、その繊維82の基材81への植毛密度を、記録シート3の搬送方向に対して上流側の画像形成ユニット16よりも下流側の画像形成ユニットの方が小さくなるように設定している。
これは、記録シート3の紙粉は、上流側の画像形成ユニット16で多く除去され、下流側に行くほど少なくなるため、それに応じて、下流側の画像形成ユニット16の紙粉除去性能を設定するためであるが、このようにすることによって、下流側の画像形成ユニット16では、上流側の画像形成ユニットに比べて、感光体ドラム56に対する紙粉除去装置80(詳しくは繊維82)の接触圧が少なくなり、感光体ドラム56の劣化を抑制して、その寿命を延ばすことができる。
また、上記各画像形成ユニット16のうち、記録シート3の搬送方向に対して最上流側に配置される画像形成ユニット16は、記録シート3からの紙粉の影響を最も受け易くなるが、本実施形態では、その最上流には、最も色が薄く紙粉が目立たないイエロー(Y)のトナーを有する画像形成ユニット16Yを配置するようにしていることから、紙粉除去装置80によって完全に紙粉を除去できない場合であっても、紙粉が目立たないようにカラー画像を形成することができるようになる。
よって、本実施形態によれば、最上流の画像形成ユニット16において、確実に紙粉を除去できるように、紙粉除去装置80の紙粉除去性能を高める必要はなく、この結果、最上流の画像形成ユニット16についても、感光体ドラム56の劣化を抑制して、その寿命を延ばすことができる。
また、本実施形態では、紙粉除去装置80を、基材81にブラシ状に植毛した繊維82の接触だけで感光体ドラム56から紙粉を除去するのではなく、その繊維82に定電圧源90から紙粉除去用のバイアス電圧を印加することによって、感光体ドラム56に付着した紙粉を繊維82側に吸着するようにされている。
このため、本実施形態の紙粉除去装置80によれば、感光体ドラム56に対する繊維82の接触圧力だけでなく、定電圧源90から繊維82に印加するバイアス電圧を変化させることによっても、紙粉除去性能を調整することができる。
よって、本実施形態によれば、紙粉除去装置80の紙粉除去性能を確保するために、必ずしも、感光体ドラム56に対する繊維82の接触圧を高める必要が無く、この結果、感光体ドラム56が紙粉除去装置80から受ける接触圧を低くして、感光体ドラム56の寿命を延ばすことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
たとえば、上記実施形態では、基材81にブラシ状に植毛された繊維82からなる紙粉除去装置80を用いて、感光体ドラム56から紙粉を除去するものとして説明したが、紙粉除去装置80としては、繊維82の代わりに不織布を使用するようにしてもよい。
なお、この場合、繊維82と同様、不織布には、導電材を混合し、定電圧源90からのバイアス電圧の印加によって、紙粉を吸着できるようにするとよい。
また、上記実施形態では、繊維82の基材81への植毛密度を、記録シート3の搬送方向に対して上流側の画像形成ユニット16よりも下流側の画像形成ユニット16の方が小さくなるようにするものとして説明したが、紙粉除去装置80としては、搬送ベルト67の搬送方向に沿って、感光体ドラム56に接触する繊維82の接触幅が、上流側の画像形成ユニット16よりも下流側の画像形成ユニット16の方が小さくなるようにしてもよい。
また、繊維82の基材81への植毛密度や感光体ドラム56への接触幅は、必ずしも各画像形成ユニット16毎に変化させる必要はなく、図4に示すように、各画像形成ユニット16すべて同じ(紙粉除去性能が同等)にしてもよい。また、この場合、下流側と上流側とで紙粉除去性能を変えて、下流側の画像形成ユニット16の感光体ドラム56の寿命を延ばすために、繊維82に印加するバイアス電圧を上流側の画像形成ユニット16ほど高くするようにするとよい。
これにより、上流側での紙粉の吸着量を多くすることが可能となるとともに、下流側の画像形成ユニット16では、感光体ドラム56が紙粉除去装置80から受ける印加電圧を上流側より低くして、感光体ドラム56の寿命を延ばすことが可能となる。
また、上記実施形態では、各画像形成ユニットのすべてに紙粉除去装置80を設けるものとして説明したが、図5に示すように、各画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kのうち第1番目から第3番目までの画像形成ユニット16Y、16M、16Cには紙粉除去装置80を設けて紙粉を除去し、最下流の第4番目の画像形成ユニットには紙粉除去装置及び紙粉収容器を設けないようにしてもよい。
これにより、第1番目から第3番目までの画像形成ユニットで紙粉は除去され、最下流の第4番目の画像形成ユニット16では、感光体ドラム56が紙粉除去装置80から受ける接触圧がなくなるため、感光体ドラム56の寿命を延ばすことが可能となる。
さらに、本実施形態において、第4番目にブラック(K)の画像形成ユニット16Kを配置すれば、カラーレーザプリンタにおいても、最も使用頻度の高いブラック(K)の画像形成ユニットの寿命を延ばすことが可能となり、維持コストが低減されることとなる。
なお、図3、4、5に示す実施形態において、ブラック(K)の画像形成ユニット16Kのみを使用してモノクロ印字を行う場合は、通常、イエロー(Y)、マゼンタ(M)及びシアン(C)の画像形成ユニット16Y、16M、16Cを動作しないようにして、それらの感光ドラム56を搬送ベルト67から離間させるのが一般的であるが、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)及びシアン(C)の画像形成ユニット16Y、16M、16Cの紙粉除去性能が同じである場合は、そのいずれか一つの画像形成ユニットにおける感光体ドラム56を作用させて紙粉除去機能のみを有効にしたり、あるいは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)及びシアン(C)の画像形成ユニット16Y、16M、16Cの紙粉除去性能が異なる場合、すなわち、上流側ほど除去機能が優れている場合には、上流側の画像形成ユニットにおける感光体ドラム56を作用させて紙粉除去機能のみを有効にしたりすることにより、モノクロ印字を行う際においても、ほぼ同様の紙粉除去機能が発揮されて、高品位のモノクロ印字を行うことができる。特に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)及びシアン(C)の画像形成ユニット16Y、16M、16Cの紙粉除去性能が同じである場合には、モノクロ印字の際に紙粉除去機能を有効とする画像形成ユニットをかわるがわる交代的に使用することにより、装置全体の寿命を延ばすことができる効果もある。
また、上記実施形態では、各画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kのうちブラック(K)の画像形成ユニット16Kを第4番目に配置するとして説明したが、図6に示すように、第1番目にブラック(K)の画像形成ユニット16Kを配置してもよい。
このような配置とすることで、例えば、モノクロ印字を行う場合、すなわち、イエロー(Y)、マゼンタ(M)及びシアン(C)の画像形成ユニット16Y,16M、16Cを動作しないようにして、それらの感光体ドラム56を搬送ベルト67から離間させた状態で、ブラック(K)の画像ユニット16Kのみを動作させることによりモノクロ印字を行う場合においても、カラー印字の場合と同様の紙粉除去機能が発揮されるので、高速で高品位なモノクロ印字が可能となる。
このとき、最上流のブラック(K)の画像形成ユニット16Kに続いて、イエロー(Y)の画像形成ユニット16Yを二番目に配置した場合には、カラー印字を行う際に、イエロー(Y)の画像形成ユニット16Y以外の画像形成ユニットを配置した場合よりも紙粉印字が目立たないという効果が得られる。
さらに、上記の実施形態では、感光体ドラム56のトナー像を感光体ドラム56から搬送ベルト67上を搬送されてくる記録シート3に直接転写してカラー画像を形成する方式のカラーレーザプリンタ1として説明したが、図7に示すように、本発明を、トナー像を、中間転写ベルト72に順次転写して、一旦その中間転写ベルト72にカラー画像を形成した後、そのカラー画像を、記録シート3に二次転写するようにしたカラーレーザプリンタ1に適用しても前述と同様の効果が得られる。
また、以上の実施形態では、本発明をカラーレーザプリンタ1に適用した場合を説明したが、複数の色のトナーを使用する多色用の画像形成装置であれば、カラーレーザプリンタ1に限らず、LED(発光ダイオード)によって露光を行うようにしたLEDプリンタであってもよいし、さらに、カラーコピー機やカラーファクシミリ装置であっても、本発明を適用して、前述と同様の効果を得ることができる。
実施形態のカラーレーザプリンタの概略構成を示す断面図である。 実施形態の画像形成ユニットの詳細構成を表す説明図である。 図1に示す4つの画像形成ユニットの紙粉除去性能を変えるためにブラシの植毛密度を変化させた状態を表す説明図である。 図1に示す4つの画像形成ユニットの紙粉除去性能を変えるためにブラシの植毛密度を均一としてバイアス電圧を変化させる場合の説明図である。 図1に示す4つの画像形成ユニットのうち最下流の画像形成ユニットを除く画像形成ユニットに紙粉除去装置を設けた場合の説明図である。 図1に示す4つの画像形成ユニットのうち最上流側をブラック(K)の画像形成ユニットとした場合の説明図である。 中間点転写ベルトを使用して記録シートに画像を形成するようにしたカラーレーザプリンタの概略構成を表す説明図である。
符号の説明
1…カラーレーザプリンタ、2…本体ケーシング、3…記録シート、4…給紙部、5…画像形成部、6…排紙部、10…排紙トレイ、11…排紙ローラ、12…給紙トレイ、13…給紙ローラ、14…搬送ローラ、15…ガイド部材、16(16Y、16C、16M、16K)…画像形成ユニット、17…転写部、18…定着部、19…スキャナユニット、20…現像ユニット、31…トナーホッパ、32…供給ローラ、33…現像ローラ、43…現像ケーシング、48…アジテータ、56…感光体ドラム、21…帯電器、65…駆動ローラ、66…従動ローラ、67…搬送ベルト、68…転写ローラ、69…押圧ローラ、70…加熱ローラ、72…中間転写ベルト、80…紙粉除去装置、81…基材、82…ブラシ状繊維、82…繊維、84…紙粉収容器、90…定電圧源。

Claims (14)

  1. 静電潜像を担持する像担持体と、該像担持体表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記静電潜像形成手段により静電潜像が形成された前記像担持体の表面に所定の色のトナーを付着させてトナー像を形成する現像手段と、該現像手段により形成された前記像担持体表面のトナー像を転写材に転写する転写手段とを有する画像形成手段を、互いに異なる複数のトナーの色毎に備え、
    該各画像形成手段を、それぞれ、一方向に搬送される共通の転写ベルトに対向配設することにより、該転写ベルト若しくは該転写ベルト上の記録シートを前記転写材として、該転写材上に複数のトナー像を順次転写するよう構成された画像形成装置であって、
    前記複数の画像形成手段は、それぞれ、前記転写材へのトナー像の転写後に前記像担持体表面に残った転写残トナーを前記現像手段で回収するように構成されたクリーナレス画像形成手段であり、
    該複数の画像形成手段の内、少なくとも、前記転写ベルトの搬送方向に対して最上流側に配置されて前記トナー像を最初に転写する画像形成手段には、前記転写材へのトナー像の転写によって前記像担持体表面に付着した紙粉を除去するための紙粉除去手段が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記紙粉除去手段は、前記複数の画像形成手段の内、少なくとも、前記転写ベルトの搬送方向に対して最下流側に配置されて前記トナー像を最後に転写する画像形成手段を除く画像形成手段に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記複数の画像形成手段として、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーを有する4種類の画像形成手段を備え、
    該4種類の画像形成手段の内、イエロー(Y)のトナーを有する画像形成手段は、前記転写材に対して最初にトナー像を転写するよう、前記転写ベルトの搬送方向に対して最上流側に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記複数の画像形成手段の内の一つは、ブラック(K)のトナーを有し、
    該ブラック(K)のトナーを有する画像形成手段は、前記転写材に対して最後にトナー像を転写するよう、前記転写ベルトの搬送方向に対して最下流側に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項3何れか記載の画像形成装置。
  5. 前記複数の画像形成手段の内の一つは、ブラック(K)のトナーを有し、
    該ブラック(K)のトナーを有する画像形成手段は、前記転写材に対して最初にトナー像を転写するよう、前記転写ベルトの搬送方向に対して最上流側に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記紙粉除去手段は、基材に対してブラシ状に植毛された複数の繊維によって構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5何れか記載の画像形成装置。
  7. 前記紙粉除去手段は、不織布によって構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5何れか記載の画像形成装置。
  8. 前記紙粉除去手段は、導電性材料にて構成され、該紙粉除去手段には、当該紙粉除去手段と像担持体との間に紙粉除去用のバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加手段が備えられていることを特徴とする請求項1〜請求項7何れか記載の画像形成装置。
  9. 前記紙粉除去手段は、前記転写ベルトの搬送方向に対して最上流側に配置された画像形成手段に加えて、該画像形成手段よりも下流側で、該画像形成手段と共に前記転写ベルトの搬送方向に沿って連続して配置された1又は複数の画像形成手段にも設けられており、
    該複数の紙粉除去手段の紙粉除去性能は、前記転写ベルトの搬送方向に対して下流側に位置する画像形成手段に設けられた紙粉除去手段の方が上流側に位置する画像形成手段に設けられた紙粉除去手段よりも紙粉除去性能が劣るか若しくは同等となるように設定されていることを特徴とする請求項1〜請求項5何れか記載の画像形成装置。
  10. 前記複数の紙粉除去手段は、それぞれ、前記像担持体に接触することにより紙粉を除去するように構成されており、
    該各紙粉除去手段の前記像担持体に対する接触圧力は、前記転写ベルトの搬送方向に対して下流側に位置する画像形成手段に設けられた紙粉除去手段の方が上流側に位置する画像形成手段に設けられた紙粉除去手段よりも小さくなるか若しくは同等となるように設定されていることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 前記複数の紙粉除去手段は、それぞれ、前記像担持体に接触することにより紙粉を除去するように構成されており、
    前記紙粉除去手段が前記転写ベルトの搬送方向に沿って前記像担持体に接触する接触幅は、前記転写ベルトの搬送方向に対して下流側に位置する画像形成手段に設けられた紙粉除去手段の方が上流側に位置する画像形成手段に設けられた紙粉除去手段よりも小さくなるか若しくは同等となるように設定されていることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  12. 前記複数の紙粉除去手段は、それぞれ、基材に対してブラシ状に植毛された複数の繊維によって構成されており、
    該繊維の植毛密度は、前記転写ベルトの搬送方向に対して下流側に位置する画像形成手段に設けられた紙粉除去手段の方が上流側に位置する画像形成手段に設けられた紙粉除去手段よりも小さくなるか若しくは同等となるように設定されていることを特徴とする請求項9〜請求項11何れか記載の画像形成装置。
  13. 前記複数の紙粉除去手段は、それぞれ、導電性材料にて構成されると共に、
    各紙粉除去手段には、当該紙粉除去手段と像担持体との間に紙粉除去用のバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加手段が備えられ、
    しかも、該各バイアス電圧印加手段が紙粉除去手段と像担持体との間に印加する紙粉除去用のバイアス電圧は、前記転写ベルトの搬送方向に対して下流側に位置する画像形成手段に設けられた紙粉除去手段の方が上流側に位置する画像形成手段に設けられた紙粉除去手段よりも小さくなるか若しくは同等となるように設定されていることを特徴とする請求項9〜請求項12何れか記載の画像形成装置。
  14. 前記複数の紙粉除去手段は、それぞれ、前記像担持体から除去した紙粉を収容する紙粉収容手段を備え、
    該各紙粉収容手段における紙粉の収容可能容量は、前記転写ベルトの搬送方向に対して下流側に位置する画像形成手段に設けられた紙粉除去手段の方が上流側に位置する画像形成手段に設けられた紙粉除去手段よりも小さくなるか若しくは同等となるように設定されていることを特徴とする請求項9〜請求項13何れか記載の画像形成装置。

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