JP6488466B2 - 電解コンデンサの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、導電性高分子の固体電解質層を有する固体電解コンデンサの製造方法に関する。
電子機器の高速化、高周波化に伴って、低ESRで大容量のコンデンサが強く要望されている。
このようなコンデンサとして、コンデンサ素子の固体電解質として導電性高分子を用いた固体電解コンデンサが開発されている。
特許文献1には、導電性高分子の固体電解質層を形成する際に、導電性高分子溶液を塗布し乾燥する工程を複数回繰り返して内層の固体電解質層を形成し、次に架橋剤としてp−トルエンスルホン酸と1,10−ジアミノデカンとを混合したエタノール溶液を塗布、乾燥し、さらに導電性高分子溶液を用いて外層の固体電解質層を形成する製造方法が開示されている。そして、このような架橋剤を用いることにより、外層が局所的に剥がれ落ちることなくコンデンサ素子の端部を良好に被覆でき、初期のESRを低減できることが示されている。
特表2012−517113号公報
しかしながら、このような従来の固体電解コンデンサは、高温高湿環境においてESR特性の増大が生じるという課題があった。
本発明は、耐湿性に優れ信頼性の高い固体電解コンデンサの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、陽極体と誘電体層と固体電解質層とを有するコンデンサ素子を備えた電解コンデンサの製造方法であって、固体電解質層を形成する工程は、第1の導電性高分子層を形成する第1の工程と、カルボキシル基を有する芳香族スルホン酸と溶媒とを含有する溶液を第1の導電性高分子層に付着させる第2の工程と、を有する、電解コンデンサの製造方法である。
以上のように本発明によれば、耐湿性に優れ信頼性を高めることができる。
本発明の実施の形態における固体電解コンデンサの断面模式図 本発明の実施の形態におけるコンデンサ素子の要部を示す断面模式図
(実施の形態)
本発明の実施の形態の固体電解コンデンサについて説明する。
図1は本発明の実施の形態における固体電解コンデンサの断面模式図、図2は同コンデンサ素子の要部を示す断面模式図である。
実施の形態の固体電解コンデンサは、図1に示すように陽極部13と陰極部14とを有するコンデンサ素子11と、陽極部13に接合される陽極端子31と、陰極部14に接合される陰極端子32と、陽極端子31と陰極端子32の一部及びコンデンサ素子11が被覆される外装樹脂部19と、を備えている。
コンデンサ素子11の陰極部14は、陽極体12表面に形成した誘電体層16と、さらに誘電体層16の表面に導電性高分子の固体電解質層17と、カーボン層18aと導電性ペースト層18bの陰極層18と、を順次設けたものである。
陰極部14の陽極体12は、基材の表面が粗面化された多孔質体であり、弁作用金属のアルミニウム基材の表面をエッチング処理により粗面化したものである。また陰極部14の陽極体12は、蒸着等の気相法を用いてアルミニウム等の金属基材の表面にアルミニウム粒子を結合させて粗面化したものでもよい。
誘電体層16は、Al23を主成分とするアルミニウム酸化物を有し、陽極体12を化成により陽極酸化させて形成したものである。
コンデンサ素子11の陽極部13は、絶縁性の分離部15で陰極部14と区分された弁作用金属の陽極体12の他方に設けられている。
固体電解質層17の導電性高分子は、π共役系導電性高分子のポリピロール、ポリチオフェン、ポリアニリン、または、これらの誘導体を用いることができ、高伝導率でESR特性に優れている。好ましくはポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)であり、耐熱性に優れる。
固体電解質層17は、図2に示すように誘電体層16の表面に導電性高分子層が複数積層されたものであり、第1の導電性高分子層21と第2の導電性高分子層23とが順次積層されたものを有している。
第1の導電性高分子層21及び第2の導電性高分子層23は、導電性高分子の微粒子が分散した導電性高分子溶液を塗布、乾燥して形成されたものである。
さらに被覆層22は、第1の導電性高分子層21と第2の導電性高分子層23間に積層され、第1の導電性高分子層21と第2の導電性高分子層23に接している。
また、被覆層22が第1の導電性高分子層21の表面に離散して形成されてもよく、このとき第1の導電性高分子層21と第2の導電性高分子層23とが直接接している箇所がある。被覆層22は、第1の導電性高分子層21の表面の50%以上を被覆していることが好ましく、第1の導電性高分子層21の表面の全面を被覆していることがより好ましい。
また、第2の導電性高分子層23が少なくとも2つ積層され、この第2の導電性高分子層23間に被覆層22を積層することができる。
被覆層22は、カルボキシル基とヒドロキシ基、又は、2つのカルボキシル基を1つの分子に有する芳香族スルホン酸又はその塩から選ばれた少なくとも一種を含有している。この芳香族スルホン酸又はその塩を含有することにより、高温高湿環境において、ESR特性の劣化を抑制することができ、耐湿性に優れ信頼性を高めることができる。
この芳香族スルホン酸の芳香族の骨格はベンゼン環、ナフタレン環、アントラセン環の群から選ばれる少なくとも1種を有している。
被覆層22は、上記芳香族スルホン酸又はその塩を含有する被覆溶液を第1の導電性高分子層21に塗布、乾燥して形成されたものである。
次に、本発明の実施の形態の固体電解質層の形成方法について説明する。
まず、誘電体層16が形成された陽極体12を第1の導電性高分子溶液に浸漬し、塗布された第1の導電性高分子溶液を乾燥して、溶媒の一部又は全部を除去し導電性高分子の微粒子を付着させる。この第1の導電性高分子溶液の塗布、乾燥を1回又は複数回繰り返し、誘電体層16表面及び陽極体12の多孔質体の空隙に第1の導電性高分子層21を形成する。
続いて、第1の導電性高分子層21が形成された陽極体12を被覆溶液に浸漬し、塗布された被覆溶液を乾燥して、溶媒の一部又は全部を除去し第1の導電性高分子層21の表面に芳香族スルホン酸または芳香族スルホン酸塩を付着させる。この被覆溶液の塗布、乾燥を1回又は複数回繰り返し、第1の導電性高分子の表面に被覆層22を形成する。
次に、被覆層22が形成された陽極体12を第2の導電性高分子溶液に浸漬し、塗布された第2の導電性高分子溶液を乾燥して、溶媒の一部又は全部を除去し導電性高分子の微粒子を付着させる。この第2の導電性高分子溶液の塗布、乾燥を1回又は複数回繰り返し、第2の導電性高分子層23を形成する。第2の導電性高分子層23を形成することにより固体電解質層17が陽極体12の外表面に所望の厚みに形成される。
また、被覆溶液をさらに第2の導電性高分子上に塗布、乾燥して被覆層22を形成し、続いて、この被覆層22の上に第2の導電性高分子溶液を用いて第2の導電性高分子層23を形成することにより、被覆層22と第2の導電性高分子層23とを交互に積層し複数の被覆層22を形成してもよい。
被覆溶液の芳香族スルホン酸は、1つの分子にカルボキシル基とヒドロキシ基を有する芳香族スルホン酸として、例えばスルホサリチル酸、ジスルホサリチル酸が挙げられる。また1つの分子に2つのカルボキシル基を有する芳香族スルホン酸として、例えばスルホフタル酸、スルホイソフタル酸、スルホテレフタル酸が挙げられる。
被覆溶液の芳香族スルホン酸又はその塩は、被覆溶液中に0.01モル/リットル〜1モル/リットルを含有することが好ましく、芳香族スルホン酸又はその塩の被覆性に優れる。
被覆溶液は、25℃で測定されるpHが1〜14であることが好ましく、より好ましくは2〜9である。
被覆溶液の芳香族スルホン酸塩のカチオンは、被覆溶液のpH調整に用いられる。
この芳香族スルホン酸塩の無機物のカチオンは、例えば、カルシウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、アンモニウムイオンが挙げられる。
また、芳香族スルホン酸塩の有機物のカチオンは、−NH2基、−NH基、−N基のアミノ基を有するアミン化合物であり、アミノ基の窒素原子Nと結合する置換基が直鎖または分岐アルキル基、ベンゼン環、ナフタレン環である。置換基には、さらにアミノ基を付加することができ、カチオンのアミノ基は1つまたは2つとすることができる。このアミン化合物のカチオンを添加することにより、被覆層22を介して形成された第2の導電性高分子層23と、下層の第1の導電性高分子層21又は第2の導電性高分子と、の密着性が向上し、第2の導電性高分子層23の被覆性に優れる。
前記アミン化合物は、好ましくはアミノ基の窒素原子Nと結合する置換基がアルキル基であり、より好ましくは、1つの置換基の炭素数が1〜12であり、−NH2基を有する
アミン化合物は、例えば、ブチルアミン、ヘキシルアミン、ペンチルアミン、ペプチルアミン、オクチルアミン、ノニルアミン、デシルアミン、ウンデシルアミン、ドデシルアミン、1,4−ジアミノブタン、1,5−ジアミノペンタン、1,6−ジアミノヘキサン、1,7−ジアミノヘプタン、1,8−ジアミノオクタン、1,9−ジアミノノナン、1,10−ジアミノデカン、1,11−ジアミノウンデカン、1,12−ジアミノドデカン、アニリン、フェニレンジアミン、ジアミノナフタレンおよびそれらの誘導体が挙げられる。また、−NH基を有するアミン化合物は、例えば、ジプロピルアミン、ジイソプロピルアミン、メチルヘキシルアミン、ジイソプチルアミン、エチルヘキシルアミン、ジフェニルアミン、N,N−ジメチルエチレンジアミンおよびそれらの誘導体が挙げられる。また、−N基を有するアミン化合物は、例えば、N,N−ジメチルエチルアミン、N,N−ジメチルプロピルアミン、N,N−ジメチルブチルアミン、N,N−ジメチルペンチルアミン、N,N−ジメチルヘキシルアミン、N,N−ジメチルヘブチルアミン、N,N−ジメチルオクチルアミン、N,N−ジメチルノニルアミン、N,N−ジメチルデシルアミン、N,N−ジメチルウンデシルアミン、N,N−ジメチルドデシルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、ジメチルシクロヘキシルアミンおよびそれらの誘導体が挙げられる。
溶媒は、水又は有機溶媒、水と有機溶媒の混合物を用いることができ、有機溶媒は、例えば、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコールなどの一価のアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコールなどの二価のアルコール、グリセリンなどの三価のアルコール、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフランである。溶媒は、水を主成分とすることが好ましい。
被覆溶液の乾燥は、溶媒を揮発させるために50℃〜250℃が好ましく、固体電解質層17の劣化を抑制し、作業性に優れる。
第1の導電性高分子溶液及び第2の導電性高分子溶液の導電性高分子溶液は、π共役系導電性高分子のモノマーとドーパントとなるポリアニオン酸との混合溶液を攪拌させながら、酸化剤により化学酸化重合を行って導電性高分子の微粒子が分散した溶液としたものである。また、この溶液の濃度、粒径、溶媒、不純物等を調整することができる。
導電性高分子の微粒子は、アニオン基を有するポリアニオンがπ共役系導電性高分子にドープされて結びついた粒子、または、この粒子の凝集体で構成されている。
導電性高分子の微粒子は、粒径が5nm以上500nm以下であることが好ましい。
陽極体12内部の多孔質体の空隙へ含浸させるために、第1の導電性高分子溶液の導電性高分子の微粒子は、粒径が100nm以下であることがより好ましい。
また、陽極体12の外表面に固体電解質層を厚く形成するために、第2の導電性高分子溶液の導電性高分子の微粒子は、粒径が100nm〜500nmであることが好ましい。
なお、導電性高分子の微粒子の平均粒径は、動的光散乱法によって計測した粒径分布から算出することができる。
第1の導電性高分子溶液及び第2の導電性高分子溶液の粘度は、B型粘度計を用いて測定され、10〜500mPa・sであることが好ましい。また第2の導電性高分子溶液の粘度は第1の導電性高分子溶液より大きいことが好ましく、陽極体12の外表面の固体電解質層17を厚く形成することができる。
また、ポリアニオン酸は、官能基としてスルホ基を有することが好ましく、例えば、ポリスチレンスルホン酸、ポリエチレンスルホン酸、ポリエステルスルホン酸、フェノールスルホン酸ノボラック樹脂、ポリアクリルスルホン酸、ポリビニルスルホン酸が挙げられる。
ポリアニオン酸の重量平均分子量は、導電性高分子溶液中の導電性高分子の微粒子の分散性、固体電解質の導電性により調整する。重量平均分子量はポリアニオン酸のポリスチレンスルホン酸では、50,000〜500,000が好ましく、スルホン化ポリエステル、フェノールスルホン酸ノボラック樹脂では、5,000〜80,000が好ましい。
ポリアニオンの含有量は、導電性高分子1モルに対して0.1〜10モルの範囲であることが好ましい。
溶媒は、水又は有機溶媒、水と有機溶媒の混合物を用いることができ、水を主成分とすることが好ましい。有機溶媒は、例えばメタノール、エタノール、プロパノールの1価のアルコール、エチレングリコール、グリセリンなどの多価のアルコール類が挙げられる。また非プロトン性極性溶媒として、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル、アセトン、ベンゾニトリル等が挙げられる。
本発明の実施例について説明する。なお本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
(1)第1の導電性高分子溶液の作製
分子量が5,000〜20,000のポリスチレンスルホン酸水溶液に、3,4−エチレンジオキシチオフェンのモノマーを加えて攪拌し、硫酸鉄(III)と過硫酸ナトリウムの酸化剤を加えて攪拌させながら化学酸化重合を行った。次にイオン交換装置を用いて化学酸化重合した溶液を濾過して鉄イオン、未反応物等を除去しPEDOT−PSS溶液を作製した。さらにPEDOT−PSS溶液に純水を加えて高圧ホモジラインザーとフィルターを用いて微粒子の粒径を調整し、第1の導電性高分子溶液を得た。
このようにしてポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)とポリスチレンスルホンとの導電性高分子の微粒子を溶液中に約2重量%で純水に分散させ、導電性高分子の微粒子の平均粒径を30〜70nm、導電性高分子溶液のpHを3〜5とした第1の導電性高分子溶液を準備した。
(2)第2の導電性高分子溶液の作製
第1の導電性高分子溶液の作製で用いたPEDOT−PSS溶液に、純水を加えて高圧ホモジラインザーとフィルターを用いて微粒子の粒径を調整し、第2の導電性高分子溶液を得た。
このようにしてポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)とポリスチレンスルホンとの導電性高分子の微粒子を溶液中に約4質量%で純水に分散させ、導電性高分子の微粒子の平均粒径を80〜150nm、導電性高分子溶液のpHを3〜5とした第2の導電性高分子溶液を準備した。
ここで、第1の導電性高分子溶液及び第2の導電性高分子溶液は、下記の実施例の被覆溶液に含有する芳香族スルホン酸を含有していない。
(3)被覆溶液の作製
0.05モル/リットルのスルホサリチル酸と0.1モル/リットルのN,N−ジメチルオクチルアミンを純水に溶解し被覆溶液を準備した。
ここで、被覆溶液は、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)とポリスチレンスルホンとの導電性高分子の微粒子を含有していない。
(4)固体電解コンデンサの作製
基材として厚み100μmのアルミニウム箔を用い、アルミニウム箔の表面にエッチングを施し、この陽極体に絶縁性のレジストテープを貼り付けて分離し、陰極部側の陽極体を矩形状に形成した。
次に、液温が70℃で、濃度が0.3wt%のリン酸2水素アンモニウム水溶液中に陽極体を浸漬して、70Vの直流電圧を20分間印加して、酸化アルミニウムの誘電体層を形成した。
次に、誘電体層が形成された陽極体を第1の導電性高分子溶液に浸漬し、120℃、10〜30分間乾燥する第1の工程を行った。この第1の工程を2回繰り返し、第1の導電性高分子層を形成した。
さらに、第1の導電性高分子層が形成された陽極体を被覆溶液に浸漬した後、120℃、10〜30分間の乾燥を行う第2の工程を行い、被覆層を形成した。
続いて、被覆層が形成された陽極体を第2の導電性高分子溶液に浸漬し、120℃、10〜30分間乾燥する第3の工程を行い、第2の導電性高分子層を形成した。
さらに、第2の工程と第3の工程を順次繰り返して行い、第2の工程と第3の工程を合計3回繰り返した。
このようにして、第1の導電性高分子層と第2の導電性高分子層間及び第2の導電性高分子層間に被覆層を形成した。
その後、グラファイトを分散したカーボン水溶液に浸漬し、130〜180℃で10〜30分間、乾燥し固体電解質層表面にカーボン層を形成した。さらにカーボン層上に、Agフィラーとエポキシ系のバインダー樹脂からなる導電性ペーストを塗布した後、150〜200℃で10〜60分の高温で硬化し導電性ペースト層を形成した。
このように固体電解質層の表面にカーボン層、導電性ペースト層を順次形成してコンデンサ素子とした。
このコンデンサ素子を3枚積層し、積層したコンデンサ素子の陰極層と陰極端子のリードフレームとを導電性接着剤で接合し、積層したコンデンサ素子の陽極部のアルミニウム箔と陽極端子のリードフレームとをレーザー溶接により接合した。
次に、シリカのフィラーを混ぜたエポキシ樹脂を用いてトランスファーモールド法により成形して耐熱性かつ絶縁性の外装樹脂部を形成し、固体電解コンデンサを作製した。
以下、実施例2〜実施例3は、被覆溶液が異なる以外は、実施例1と同様に固体電解コンデンサを作製した。
(実施例2)
実施例2の被覆溶液は、0.05モル/リットルの4−スルホフタル酸と0.1モル/リットルの1,10−ジアミノデカンを純水に溶解した被覆溶液を準備し、この被覆溶液を用いて固体電解コンデンサを作製した。
(実施例3)
実施例3の被覆溶液は、0.05モル/リットルの5−スルホイソフタル酸と0.1モル/リットルの1,10−ジアミノデカンを純水に溶解した被覆溶液を準備し、この被覆溶液を用いて固体電解コンデンサを作製した。
(比較例1)
比較例1は、被覆溶液が異なる以外は、実施例1と同様に作製した。比較例は、0.05モル/リットルのp−トルエンスルホン酸と0.1モル/リットルの1,10−ジアミノデカンを純水に溶解した被覆溶液を準備し、この被覆溶液を用いて固体電解コンデンサを作製した。
(比較例2)
比較例2は、被覆溶液が異なる以外は、実施例1と同様に作製した。比較例は、0.05モル/リットルのフェノールスルホン酸と0.1モル/リットルの1,10−ジアミノデカンを純水に溶解した被覆溶液を準備し、この被覆溶液を用いて固体電解コンデンサを作製した。
次に、実施例1〜実施例3と比較例1、比較例2の固体電解コンデンサについて、の高温無負荷試験、高温高湿負荷試験についての試験結果を(表1)に示す。
高温無負荷試験は、各実施例、比較例毎に試料数30個を用いて、温度105℃の雰囲気で1000時間放置し、1000時間後のESR特性を測定し平均値を算出した。
高温高湿負荷試験は、各実施例、比較例毎に試料数30個を用いて、温度85℃、湿度85%RHの雰囲気で16Vの電圧を1000時間印加し、1000時間後のESR特性を測定し平均値を算出した。
初期値は、高温無負荷試験及び高温高湿負荷試験の試料について初期のESR特性を測定し平均値を算出した。ESR特性は周波数100kHで測定した。
Figure 0006488466

(表1)に示すように、実施例1〜実施例3のスルホサリチル酸、4−スルホフタル酸、5−スルホイソフタル酸を含有する被覆溶液を用いて形成した固体電解コンデンサは、比較例1、2のp−トルエンスルホン酸、フェノールスルホン酸を含有する被覆溶液の場合と比較すると、高温無負荷試験におけるESR特性は同等程度であるが、高温高湿負荷試験におけるESR特性の劣化が著しく改善され、耐湿特性に優れ信頼性の高い固体電解コンデンサが得られたことがわかる。
また、実施例1〜実施例3は、固体電解質層の厚みが比較例1と同等程度であり、固体電解質層の被覆性に優れている。
本発明の固体電解コンデンサの製造方法は、耐湿性に優れる効果を有し、導電性高分子の固体電解質層を有する電解コンデンサに有用である。
11 コンデンサ素子
12 陽極体
13 陽極部
14 陰極部
15 分離部
16 誘電体層
17 固体電解質層
18 陰極層
19 外装樹脂部
21 第1の導電性高分子層
22 被覆層
23 第2の導電性高分子層
31 陽極端子
32 陰極端子

Claims (2)

  1. 陽極体と誘電体層と固体電解質層とを有するコンデンサ素子を備えた電解コンデンサの製造方法であって、
    前記固体電解質層を形成する工程は、
    導電性高分子と溶媒とを含有する導電性高分子溶液を用いて第1の導電性高分子層を形成する第1の工程と、
    カルボキシル基を有する芳香族スルホン酸としてスルホフタル酸およびスルホイソフタル酸の少なくとも一つ、アミン化合物としてN,N−ジメチルオクチルアミンおよび1,10−ジアミノデカンの少なくとも一つと、溶媒として水のみを含有する溶液を前記第1の導電性高分子層に付着させる第2の工程と、
    を有する、電解コンデンサの製造方法。
  2. 前記第2の工程の後、第2の導電性高分子層を形成する第3の工程を有する、請求項1に記載の電解コンデンサの製造方法。
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