JP6415731B2 - エレベータの脱レール検出装置 - Google Patents

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Description

この発明は、地震等による昇降体のガイドレールからの外れを検出するエレベータの脱レール検出装置に関するものである。
従来のエレベータの脱レール検出装置では、第1及び第2の導電線が釣合おもりガイドレールに平行に張られている。釣合おもりには、第1及び第2の導電線に対向する接触腕が取り付けられている。接触腕は、釣合おもりの前後左右への変位により第1及び第2の導電線に接触する。接触腕の第1及び第2の導電線への接触は、検出部により検出される(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の他の脱レール検出装置では、釣合おもりに第1及び第2の接触子が搭載されている。第1の接触子は、第1の導電線を囲繞しており、釣合おもりガイドレールから外れることにより第1の導電線に接触する。第2の接触子は、第2の導電線を囲繞しており、釣合おもりガイドレールから外れることにより第2の導電線に接触する。また、第1の導電線はプラス電位にされ、第2の導電線はアース電位にされている。そして、検出部は、第1の接触子と第1の導電線との導通の有無によって昇降体がガイドレールから外れたかどうかを検出する(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−321169号公報 国際公開第2011/010376号
上記のような従来の脱レール検出装置では、導電線に張力を与えるために導電線の上端部及び下端部にねじ棒が接続されている。しかし、かごの昇降により導電線が振れないように十分な大きさの張力を導電線に与えるためには、据付時及び保守時にかなりの手間がかかってしまう。例えば、昇降行程60mの場合、460mmのワイヤを引っ張る必要があり、M12のねじ棒及びナットの組み合わせを用いると、ナットを260回転させる必要がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、導電線に十分な張力を容易に与えることができ、据付及び保守の作業性を向上させることができるエレベータの脱レール検出装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの脱レール検出装置は、ガイドレールに案内されて昇降する昇降体のガイドレールからの外れを検出するエレベータの脱レール検出装置であって、昇降体の昇降方向に平行に昇降路内に張られている導電線、導電線の上端部を支持する上部支持装置、導電線の下端部を支持する下部支持装置、昇降体に搭載されており、昇降体がガイドレールから外れることにより導電線に接触する接触子、及び接触子の導電線への接触を検出する検出部を備え、下部支持装置は、締付具を締め付けることによりガイドレールに固定されており、かつ締付具を緩めることによりガイドレールに沿って上下動可能になっており、下部支持装置には、ガイドレールに対する下部支持装置の上下動を案内するガイド部が設けられている。
この発明のエレベータの脱レール検出装置は、下部支持装置にガイド部が設けられているので、締付具を緩めた際に下部支持装置をガイドレールに沿って容易に押し下げることができる。このため、導電線に十分な張力を容易に与えることができ、据付及び保守の作業性を向上させることができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータを示す平面図である。 図1の釣合おもりとその周辺の機器とを示す背面図である。 図2の釣合おもりとその周辺の機器とを示す平面図である。 図2の釣合おもりとその周辺の機器とを示す側面図である。 図2の釣合おもりとその周辺の機器とを示す斜視図である。 図5の第1の上部支持装置を拡大して示す斜視図である。 図5の第1及び第2の下部支持装置を示す斜視図である。 図7の第1の下部支持装置を拡大して示す斜視図である。 図8のIX−IX線に沿う断面図である。 この発明の実施の形態2による脱レール検出装置の第1及び第2の下部支持装置を示す斜視図である。 図10の第1の下部支持装置を拡大して示す斜視図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータを示す平面図である。図において、かご1及び釣合おもり2は、懸架体(図示せず)により昇降路3内に吊り下げられている。懸架体としては、複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。
昇降路3の上部には、かご1及び釣合おもり2を昇降させる巻上機4が設置されている。巻上機4は、駆動シーブ5と、駆動シーブ5を回転させるモータ(図示せず)と、駆動シーブ5の回転を制動するブレーキ(図示せず)とを有している。また、巻上機4は、釣合おもり2の真上に配置されている。
かご1の下部には、第1及び第2のかご吊り車6a,6bが設けられている。第1及び第2のかご吊り車6a,6bは、かご1の幅方向、即ち図1の左右方向に互いに間隔をおいて配置されている。
釣合おもり2の上部には、第1及び第2の釣合おもり吊り車7a,7bが設けられている。第1及び第2の釣合おもり吊り車7a,7bは、釣合おもり2の幅方向、即ち図1の上下方向に互いに間隔をおいて配置されている。
懸架体は、昇降路3の上部に接続された第1及び第2の懸架体端部を有している。また、懸架体は、第1の懸架体端部側から順に、第1のかご吊り車6a、第2のかご吊り車6b、駆動シーブ5、第1の釣合おもり吊り車7a、及び第2の釣合おもり吊り車7bに巻き掛けられて、第2の懸架体端部に至っている。即ち、かご1及び釣合おもり2は、2:1ローピング方式で吊り下げられている。
昇降路3内には、かご1の昇降を案内する第1及び第2のかごガイドレール11,12と、釣合おもり2の昇降を案内する第1及び第2の釣合おもりガイドレール13,14とが設置されている。
図2は図1の釣合おもり2とその周辺の機器とを示す背面図、図3は図2の釣合おもり2とその周辺の機器とを示す平面図、図4は図2の釣合おもり2とその周辺の機器とを示す側面図、図5は図2の釣合おもり2とその周辺の機器とを示す斜視図である。
釣合おもり2は、金属製の枠体15と、枠体15内に積層された複数のおもり本体16とを有している。第1及び第2の釣合おもり吊り車7a,7bは、枠体15の上部に設けられている。
昇降路3内には、第1及び第2の導電線21,22が張られている。第1及び第2の導電線21,22は、釣合おもり2の昇降行程の全長に渡って、釣合おもり2の昇降方向に平行、即ち鉛直に配置されている。第1及び第2の導電線21,22としては、それぞれワイヤが用いられている。
また、第1の導電線21は、第1の釣合おもりガイドレール13に並べて、釣合おもり2の幅方向の一端部近傍に配置されている。第2の導電線22は、第2の釣合おもりガイドレール14に並べて、釣合おもり2の幅方向の他端部近傍に配置されている。
枠体15の幅方向の一側には、第1の接触子23が固定されている。第1の接触子23は、第1の円筒部を有している。第1の円筒部の中心には、第1の導電線21が通されている。即ち、第1の接触子23は、第1の導電線21を囲繞している。
枠体15の幅方向の他側には、第2の接触子24が固定されている。第2の接触子24は、第2の円筒部を有している。第2の円筒部の中心には、第2の導電線22が通されている。即ち、第2の接触子24は、第2の導電線22を囲繞している。
第1及び第2の接触子23,24は、それぞれ導電性を有する材料により構成されている。また、第1の接触子23は、枠体15を介して第2の接触子24と電気的に接続されている。
釣合おもり2が釣合おもりガイドレール13,14から外れて水平方向へ変位することにより、第1の接触子23は第1の導電線21に接触し、第2の接触子24は第2の導電線22に接触する。
エレベータの通常運転時には、第1の導電線21はプラス電位にされ、第2の導電線22はアース電位にされている。図2のみにブロックで示すが、第1の導電線21には、第1の接触子23の第1の導電線21への接触を検出する検出部25が接続されている。
検出部25は、第1の接触子23と第1の導電線21との導通の有無によって釣合おもり2が釣合おもりガイドレール13,14から外れたかどうかを検出する。また、検出部25としては、例えば第1の導電線21の電位を検出する電位検出器が用いられている。
第1の釣合おもりガイドレール13の上端部には、第1の導電線21の上端部を支持する第1の上部支持装置26が固定されている。第2の釣合おもりガイドレール14の上端部には、第2の導電線22の上端部を支持する第2の上部支持装置27が固定されている。
第1の釣合おもりガイドレール13の下端部には、第1の導電線21の下端部を支持する第1の下部支持装置28が固定されている。第2の釣合おもりガイドレール14の下端部には、第2の導電線22の下端部を支持する第2の下部支持装置29が固定されている。
実施の形態1の脱レール検出装置は、第1の導電線21、第2の導電線22、第1の接触子23、第2の接触子24、検出部25、第1の上部支持装置26、第2の上部支持装置27、第1の下部支持装置28、及び第2の下部支持装置29を有している。また、脱レールの検出対象となる昇降体は、釣合おもり2である。
図6は図5の第1の上部支持装置26を拡大して示す斜視図である。第1の上部支持装置26は、上部支持金具31、一対の上部締付具32、上部ロッド33、上部ばね受け34、及び上部ばね35を有している。
上部支持金具31は、上部締付具32を締め付けることにより、第1の釣合おもりガイドレール13の上端部に固定されている。上部支持金具31は、水平部31aを有している。
上部ロッド33の下端部には、第1の導電線21の上端部が接続されている。上部ロッド33の中間部は、水平部31aを貫通している。上部ばね受け34には、上部ロッド33の上端部が貫通している。上部ロッド33の上端部には、ねじ部が設けられており、上部ばね受け34の抜け止めとなる複数のナットが締め付けられている。
上部ばね35は、水平部31aと上部ばね受け34との間に介在しており、圧縮されている。第2の上部支持装置27の構成は、第1の上部支持装置26の構成と同じである。
図7は図5の第1及び第2の下部支持装置28,29を示す斜視図、図8は図7の第1の下部支持装置28を拡大して示す斜視図、図9は図8のIX−IX線に沿う断面図である。第1の下部支持装置28は、下部支持装置本体41、2対の下部締付具42、下部ロッド43、下部ばね受け44、及び下部ばね45を有している。
下部支持装置本体41は、下部締付具42を締め付けることにより、第1の釣合おもりガイドレール13の下端部近傍に固定されている。各下部締付具42は、下部支持装置本体41との間に第1の釣合おもりガイドレール13の幅方向端部を挟み込むレールクリップ46と、レールクリップ46を下部支持装置本体41に締結する締結具47とを有している。締結具47としては、ボルト及びナットの組み合わせが用いられている。
下部支持装置本体41は、水平部41aを有している。下部ロッド43の上端部には、第1の導電線21の下端部が接続されている。下部ロッド43の中間部は、水平部41aを貫通している。下部ばね受け44には、下部ロッド43の下端部が貫通している。下部ロッド43の下端部には、ねじ部が設けられており、下部ばね受け44の抜け止めとなる複数のナットが締め付けられている。
下部ばね45は、水平部41aと下部ばね受け44との間に介在しており、圧縮されている。
第1の下部支持装置28は、下部締付具42を緩めることにより第1の釣合おもりガイドレール13に沿って上下動可能になっている。また、第1の下部支持装置28には、第1の釣合おもりガイドレール13に対する第1の下部支持装置28の上下動を案内するガイド部48が設けられている。
ガイド部48は、第1の下部支持装置28の上下動を許容しつつ、水平方向への移動、及び第1の釣合おもりガイドレール13に対する回転を阻止する。
ガイド部48は、第1の釣合おもりガイドレール13の幅方向の一側に配置されている第1のガイド体51と、第1のガイド体51に対して上下方向の異なる位置で第1の釣合おもりガイドレール13の幅方向の他側に配置されている第2のガイド体52とを有している。
この例では、第2のガイド体52は、第1のガイド体51よりも下方に配置されている。即ち、第1の導電線21に近い第1のガイド体51が、第1の導電線21から遠い第2のガイド体52よりも上方に配置されている。また、第1及び第2のガイド体51,52は、下部支持装置本体41の第1の釣合おもりガイドレール13と重なっている矩形部分の対角の位置に配置されている。
さらに、第1のガイド体51は、下部締付具42が取り付けられている領域よりも上方で下部支持装置本体41に取り付けられている。さらにまた、第2のガイド体52は、下部締付具42が取り付けられている領域よりも下方で下部支持装置本体41に取り付けられている。
第1のガイド体51は、図9に示すように、軸部材としてのガイドボルト53、第1の座金54、円筒状のローラ55、第2の座金56、及びナット57を有している。ガイドボルト53は、下部支持装置本体41に設けられているねじ孔41bに第1の釣合おもりガイドレール13側からねじ込まれている。
ローラ55は、ガイドボルト53を中心として回転可能にガイドボルト53に設けられている。ローラ55の外周面は、第1の釣合おもりガイドレール13の幅方向の端面に接している。第1の座金56は、ガイドボルト53の頭とローラ55との間に介在している。また、第1の座金56は、第1の釣合おもりガイドレール13の幅方向端部の釣合おもり2側の面に接している。ガイドボルト53の出入り量は、ローラ55と座金56とが回転可能なように調整されている。
ナット57は、下部支持装置本体41に対して第1の釣合おもりガイドレール13とは反対側でガイドボルト53に締め込まれている。これにより、ガイドボルト53は、下部支持装置本体41に固定されている。第2の座金56は、下部支持装置本体41とガイドボルト53との間に介在し緩み止めとしている。
第2のガイド体52の構成は、第1のガイド体51と同じである。また、第2の下部支持装置29の構成は、第1の下部支持装置28の構成と同じであり、第2の下部支持装置29にも同様のガイド部48が設けられている。
このようなエレベータの脱レール検出装置では、下部支持装置28,29にガイド部48が設けられているので、下部締付具42を緩めた際に下部支持装置28,29を釣合おもりガイドレール13,14に沿って容易に押し下げることができる。
具体的には、下部締付具42を緩めた状態で、作業者が足等で下部支持装置本体41を押し下げても、釣合おもりガイドレール13,14に対して下部支持装置本体41が回転したり、がたついたりすることがなく、下部支持装置28,29を安定して押し下げることができる。
このため、導電線21,22に十分な張力を容易に与えることができ、据付及び保守の作業性を向上させることができる。
また、左右のガイド体51,52を上下にずらして対角位置に配置しているので、部品点数を少なくしつつ、下部支持装置28,29を釣合おもりガイドレール13,14に沿って容易に押し下げることができる。
さらに、ガイドボルト53及びローラ55を有するガイド部48を用いたので、下部支持装置本体41にねじ孔41bを設けるだけで、ガイド部48を容易に設置することができる。このため、既設の脱レール検出装置にもガイド部48を容易に追加することができる。
実施の形態2.
次に、図10はこの発明の実施の形態2による脱レール検出装置の第1及び第2の下部支持装置28,29を示す斜視図、図11は図10の第1の下部支持装置28を拡大して示す斜視図である。第1の下部支持装置28には、第1の釣合おもりガイドレール13に対する第1の下部支持装置28の上下動を案内するガイド部49が設けられている。
ガイド部49は、第1の下部支持装置28の上下動を許容しつつ、水平方向への移動、及び第1の釣合おもりガイドレール13に対する回転を阻止する。
ガイド部49は、第1のガイド体としてのL字形の第1のガイド板61と、第2のガイド体としてのL字形の第2のガイド板62とを有している。第1のガイド板61は、第1の釣合おもりガイドレール13の幅方向の一側に配置されている。第2のガイド板62は、第1のガイド板61に対して上下方向の異なる位置で第1の釣合おもりガイドレール13の幅方向の他側に配置されている。
この例では、第2のガイド板62は、第1のガイド板61よりも下方に配置されている。即ち、第1の導電線21に近い第1のガイド板61が、第1の導電線21から遠い第2のガイド板62よりも上方に配置されている。また、第1及び第2のガイド板61,62は、下部支持装置本体41の第1の釣合おもりガイドレール13と重なっている矩形部分の対角の位置に配置されている。
実施の形態2の下部支持装置本体41の上下端部には、水平な折り曲げ部41c,41dが設けられている。第1及び第2のガイド板61,62は、それぞれ複数のボルト63により折り曲げ部41c,41dに固定されている。第1のガイド板61は、第1の釣合おもりガイドレール13の幅方向一側の端面に接している。第2のガイド板62は、第1の釣合おもりガイドレール13の幅方向他側の端面に接している。第2の下部支持装置29にも、同様のガイド部49が設けられている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなガイド板61,62を有するガイド部49を用いた場合も、下部締付具42を緩めた際に下部支持装置28,29を釣合おもりガイドレール13,14に沿って容易に押し下げることができる。このため、導電線21,22に十分な張力を容易に与えることができ、据付及び保守の作業性を向上させることができる。また、ガイド部49の構成を簡素化することができる。
なお、実施の形態1、2では、ガイド体51,52,61,62を対角位置に配置したが、例えば上下方向のある程度の領域で釣合おもりガイドレール13,14に接するガイド体を用いる場合など、下部支持装置28,29を安定して案内できれば、左右のガイド体を同じ高さに配置してもよい。
また、例えば平板を断面コ字形に折り曲げてなるガイド体を用いる場合など、ガイド部は1個のガイド体のみで構成してもよい。
さらに、ガイド部を3個以上のガイド体で構成してもよい。例えば、図8の使用していない2つねじ孔41bにもガイド体51,52を設置してもよい。
さらにまた、ガイド部は、下部支持装置本体に一体に設けてもよい。
また、実施の形態1、2では、2本の導電線21,22を用いたが、1本の導電線のみで脱レールを検出できれば、導電線は1本だけであってもよい。
さらに、実施の形態1の脱レール検出装置の検出対象となる昇降体は釣合おもり2であったが、検出対象となる昇降体はかごであってもよい。
さらにまた、エレベータ全体のレイアウトは、図1のレイアウトに限定されるものではない。例えば1:1ローピング方式のエレベータ、巻上機が昇降路の下部に配置されているエレベータ、及び2個以上の釣合おもりを用いるエレベータ等にもこの発明は適用できる。
また、この発明は、機械室を有するエレベータ、機械室レスエレベータ、ダブルデッキエレベータ、共通の昇降路内に複数のかごが配置されているワンシャフトマルチカー方式のエレベータなど、あらゆるタイプのエレベータ装置に適用できる。

Claims (3)

  1. ガイドレールに案内されて昇降する昇降体の前記ガイドレールからの外れを検出するエレベータの脱レール検出装置であって、
    前記昇降体の昇降方向に平行に昇降路内に張られている導電線、
    前記導電線の上端部を支持する上部支持装置、
    前記導電線の下端部を支持する下部支持装置、
    前記昇降体に搭載されており、前記昇降体が前記ガイドレールから外れることにより前記導電線に接触する接触子、及び
    前記接触子の前記導電線への接触を検出する検出部
    を備え、
    前記下部支持装置は、締付具を締め付けることにより前記ガイドレールに固定されており、かつ前記締付具を緩めることにより前記ガイドレールに沿って上下動可能になっており、
    前記下部支持装置には、前記ガイドレールに対する前記下部支持装置の上下動を案内するガイド部が設けられているエレベータの脱レール検出装置。
  2. 前記ガイド部は、前記ガイドレールの幅方向の一側に配置されている第1のガイド体と、前記第1のガイド体に対して上下方向の異なる位置で前記ガイドレールの幅方向の他側に配置されている第2のガイド体とを有している請求項1記載のエレベータの脱レール検出装置。
  3. 前記ガイド部は、前記下部支持装置に固定されている軸部材と、前記軸部材に回転可能に設けられており、外周面が前記ガイドレールに接するローラとを有している請求項1又は請求項2に記載のエレベータの脱レール検出装置。
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