JP5502187B2 - エレベータの懸架体支持装置 - Google Patents

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Description

この発明は、昇降体(例えばかごや釣合おもり等)を吊り下げる懸架体を支持するためのエレベータの懸架体支持装置に関するものである。
従来、ガイドレールの上端部に柱状体を取り付け、かご及び釣合おもりの少なくともいずれか一方を吊り下げているロープを支持するロープ支持部材を柱状体に固定したエレベータのロープ支持装置が提案されている。柱状体は、ガイドレールの長さ方向に沿ってガイドレールの背面に重ねて配置されている。このようにして、従来のエレベータでは、ガイドレールが受ける曲げモーメントの低減が図られている(特許文献1参照)。
また、従来、調速機の設置を容易にするために、かごを吊り下げるロープを支持するかご側綱止め部材をガイドレールの上部背面に取り付け、かご側綱止め部材に調速機を設置したエレベータも提案されている(特許文献2参照)。
特許第4114957号公報 WO03/018458号
しかし、特許文献1に示されている従来のエレベータのロープ支持装置では、柱状体がガイドレールの背面に重ねられているので、柱状体が重なっているガイドレールの部分には、ガイドレールを支持するレールブラケットや、昇降路内機器(例えば調速機やかご位置スイッチ等)を支持する機器取付部材を取り付けることができない。従って、レールブラケットや機器取付部材の取り付け位置の自由度が低下してしまう。また、ガイドレールが受ける曲げモーメントを小さくするために、柱状体がガイドレールに重ねられる範囲がガイドレールの長さ方向について広く設定されるので、レールブラケットや機器取付部材の取り付け位置の自由度がさらに低下してしまう。
また、特許文献2に示されている従来のエレベータでは、ガイドレールに取り付けられるかご側綱止め部材に調速機が設置されるので、かご側綱止め部材に調速機を設置するための専用の設置部材を新たに設計する必要があり、調速機の設置コストが増大してしまう。また、特許文献2に示されている従来のエレベータでは、かご側綱止め部材がロープを支持するための十分な強度を有する必要があるので、かご側綱止め部材の幅寸法がガイドレールの幅寸法よりも大きくなっている。従って、調速機をガイドレールに近づけて配置することが困難となり、調速機の取り付け位置の自由度も低下してしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ガイドレールが受ける曲げモーメントの増大を抑制しながら、機器の取り付け位置の自由度の向上を図ることができるエレベータの懸架体支持装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータの懸架体支持装置は、昇降体を案内するガイドレールにそれぞれ取り付けられた複数の横部材、及び各横部材間に取り付けられた縦部材を備え、各横部材の少なくともいずれかには、昇降体を吊り下げる懸架体及び昇降路内に吊り下がる懸架体の少なくともいずれかが支持される。
この発明によるエレベータの懸架体支持装置では、上下方向について互いに離して配置された複数の横部材がガイドレールにそれぞれ取り付けられ、縦部材が各横部材間に取り付けられているので、懸架体からの荷重の負担を各横部材のそれぞれに分散させることができ、ガイドレールに作用する曲げモーメントの増大を抑制することができる。また、各横部材間に位置するガイドレールの部分を露出させることができるので、ガイドレールに直接取り付ける機器を各横部材間の空間に配置することができる。これにより、機器の取り付け位置の自由度の向上を図ることができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータを示す構成図である。 図1の第1の綱止め装置及び調速機を示す正面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータの懸架体支持装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータの懸架体支持装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態4によるエレベータの懸架体支持装置を示す正面図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータを示す構成図である。図において、昇降路1内には、かご(昇降体)2及び釣合おもり(昇降体)3が昇降可能に配置されている。昇降路1の底部(ピット部)には、かご2及び釣合おもり3を移動させる駆動力を発生する巻上機(駆動装置)4が設けられている。かご2及び釣合おもり3は、昇降路1内に設置された複数のガイドレールに案内されながら、巻上機の駆動力によって昇降路1内を昇降される。
巻上機4は、モータを含む巻上機本体5と、巻上機本体5により回転される駆動シーブ6とを有している。かご2及び釣合おもり3は、駆動シーブ6に巻き掛けられた複数本の懸架体7により昇降路1内に吊り下げられている。懸架体7としては、例えばロープやベルト等が用いられている。
昇降路1内の上部には、かご側返し車8、釣合おもり側返し車9、第1の綱止め装置10及び第2の綱止め装置11が設けられている。かご2の下部には、一対のかご吊り車12が設けられている。釣合おもり3の上部には、釣合おもり吊り車13が設けられている。
懸架体7の一端部は第1の綱止め装置10に接続され、懸架体7の他端部は第2の綱止め装置11に接続されている。懸架体7は、第1の綱止め装置10から、各かご吊り車12、かご側返し車8、駆動シーブ6、釣合おもり側返し車9及び釣合おもり吊り車13の順に巻き掛けられ、第2の綱止め装置11に達している。かご2及び釣合おもり3は、駆動シーブ6の回転により昇降路1内を昇降される。
かご2の下部には、非常止め装置14が設けられている。非常止め装置14には、操作アーム15が設けられている。非常止め装置14は、操作アーム15の操作により、かご2を案内するガイドレールを把持する。かご2の落下は、非常止め装置14によるガイドレールの把持により阻止される。
昇降路1内の上部には調速機(昇降路内機器)16が設けられ、昇降路1内の下部には張り車17が設けられている。調速機16の綱車及び張り車17間には、調速機ロープ18が巻き掛けられている。調速機ロープ18は、操作アーム15に接続されているとともに、昇降路1内にループ状に張られている。これにより、調速機ロープ18は、かご2の移動に応じて移動する。調速機16の綱車及び張り車17は、調速機ロープ18の移動に応じて回転される。
調速機16は、かご8の速度に異常が生じたときに、調速機ロープ18を把持する。調速機ロープ18の移動は、調速機16による調速機ロープ18の把持により停止する。上下方向へ移動するかご2は、調速機ロープ18の移動の停止により、調速機ロープ18に対して変位される。操作アーム15は、かご2が調速機ロープ18に対して変位されることにより操作される。
図2は、図1の第1の綱止め装置10及び調速機16を示す正面図である。図において、かご2を案内するガイドレール19の上部には、第1の綱止め装置10を支持する懸架体支持装置20と、調速機16を支持する調速機取付部材(昇降路内機器取付部材)21とが取り付けられている。
懸架体支持装置20は、上下方向について互いに離して配置された複数(この例では、2つ)の横部材22,23と、各横部材22,23間に取り付けられた一対の縦部材24とを有している。
各横部材22,23は、レールクリップ25によりガイドレール19に取り付けられている。各横部材22,23の水平方向についての寸法は、各横部材22,23の上下方向(ガイドレール19の長さ方向)についての寸法よりも大きくなっている。
各横部材22,23のうち、最も高い位置に配置された一方の横部材22は、ガイドレール19の上端部に取り付けられる上端用横部材とされている。上端用横部材22は、ガイドレール19の背面に当てられる横部材本体22aと、横部材本体22aの上端部から水平に突出し、ガイドレール19の上面に載せられる板状の係合部22bと、横部材本体22a及び係合部22b間に接続され、上端用横部材22を補強する複数の補強リブ22cとを有している。
上端用横部材22は、横部材本体22aの水平方向中間部がガイドレール19の背面に接触し、かつ係合部22bがガイドレール19の上面に載せられた状態で、レールクリップ25によりガイドレール19に取り付けられている。レールクリップ25は、横部材本体22aに設けられている。
上端用横部材22の下方に位置する他方の横部材23は、ガイドレール19の上端部を避けてガイドレール19に取り付けられる中間用横部材とされている。中間用横部材23は、その水平方向中間部がガイドレール19の背面に接触した状態で、レールクリップ25によりガイドレール29に取り付けられている。
一方の縦部材24は上端用横部材22及び中間用横部材23のそれぞれの水平方向一端部間に取り付けられ、他方の縦部材24は上端用横部材22及び中間用横部材23のそれぞれの水平方向他端部間に取り付けられている。上端用横部材22及び中間用横部材23のそれぞれに対する各縦部材24の取り付けは、複数のボルト26により行われている。各縦部材24は、ガイドレール19から水平方向へ離して配置されている。また、各縦部材24は、ガイドレール19の左右両側に配置されている。
第1の綱止め装置10は、中間用横部材23に取り付けられている。即ち、懸架体7は、第1の綱止め装置10を介して中間用横部材23に接続されている。これにより、懸架体7の一端部は、中間用横部材23に支持される。
調速機取付部材21は、その水平方向端部がガイドレール19の背面に接触した状態で、レールクリップ25によりガイドレール19に取り付けられている。また、調速機取付部材21は、上端用横部材22及び中間用横部材23を避けて上端用横部材22と中間用横部材23との間の空間(各横部材22,23間の空間)に配置されている。調速機取付部材21に支持された調速機16は、一方の縦部材24よりもガイドレール19に近い位置に配置されている。
ガイドレール19は、上下方向について間隔を置いて配置された複数のレールブラケット27により昇降路1内に固定されている。ガイドレール19は、レールクリップ25により各レールブラケット27に取り付けられている。各レールブラケット27は、上端用横部材22及び中間用横部材23を避けて配置されている。また、各レールブラケット27のうち、一部のレールブラケット27は、上端用横部材22と中間用横部材23との間の空間(各横部材22,23間の空間)に配置されている。
なお、第2の綱止め装置11は、釣合おもり3を案内するガイドレールの上部に取り付けられた懸架体支持装置により支持されている。第2の綱止め装置11を支持する懸架体支持装置は、第1の綱止め装置10を支持する懸架体支持装置20と同様の構成とされている。
このようなエレベータの懸架体支持装置では、上下方向について互いに離して配置された複数の横部材22,23がガイドレール19にそれぞれ取り付けられ、縦部材24が各横部材22,23間に取り付けられているので、懸架体7からの荷重の負担を各横部材22,23のそれぞれに分散させることができ、ガイドレール19に作用する曲げモーメントの増大を抑制することができる。また、各横部材22,23間に位置するガイドレール19の部分を露出させることができるので、ガイドレール19に直接取り付ける機器(例えば、ガイドレール19を固定するレールブラケット27や、調速機16を支持する調速機取付部材21等)を各横部材22,23間の空間に配置することができる。これにより、機器の取り付け位置の自由度の向上を図ることができ、昇降路1内における機器の実装を効率良く行うことができる。
また、各横部材22,23のうち、最も高い位置に配置された横部材22は、ガイドレール19の上面に載せられる係合部22bを有しているので、ガイドレール19に対する係合部22bの係合により、懸架体支持装置20がガイドレール19に対して下方へずれることを防止することができる。
なお、上記の例では、第1の綱止め装置10が中間用横部材23に取り付けられているが、上端用横部材22に第1の綱止め装置10を取り付けてもよい。即ち、第1の綱止め装置10を介して上端用横部材22に懸架体7を接続してもよい。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2によるエレベータの懸架体支持装置を示す正面図である。図において、ガイドレール19には、上下方向について互いに離して配置された複数(この例では、3つ)の横部材31,32,33がレールクリップ25によりそれぞれ取り付けられている。各横部材31,32,33は、水平方向中間部がガイドレール19の背面に接触した状態でガイドレール19に取り付けられている。各横部材31,32,33のそれぞれの水平方向一端部には一方の縦部材24が取り付けられ、各横部材31,32,33のそれぞれの水平方向他端部には他方の縦部材24が取り付けられている。
この例では、各横部材31,32,33のうち、横部材31が最も高い位置に配置され、横部材33が最も低い位置に配置され、横部材31と横部材33との間の高さ位置(中間位置)に横部材32が配置されている。各横部材31,32,33のうち、最も高い位置に配置された横部材31は、ガイドレール19を貫通する一対のボルト34によってもガイドレール19に取り付けられている。ボルト34は、上下方向についてガイドレール19と係合するようにガイドレール19を水平に貫通している。横部材31には、ボルト34が螺合される一対のボルト穴(図示せず)が設けられている。ボルト穴は、各横部材31,32,33のうち、最も高い位置に配置される横部材31にのみ設けられている。各横部材31,32,33のそれぞれの形状は、横部材31にボルト穴が設けられていることを除き、実施の形態1の中間用横部材23と同一形状とされている。
第1の綱止め装置10及び調速機16は、中間位置に配置された共通の横部材32に取り付けられている。即ち、横部材32には、懸架体7が第1の綱止め装置10を介して接続されているとともに、調速機16が支持されている。
昇降路1内の上部には、最上階へのかご2の到着を検出するための検出板35と、昇降路1内の上端部へのかご2の到達を検出するための複数の終点スイッチ36とが配置されている。ガイドレール19の上部には、検出板35を支持する検出板取付部材37と、各終点スイッチ36を支持するスイッチ取付部材38とがレールクリップ25によりそれぞれ取り付けられている。検出板35及び各終点スイッチ36は、一方の縦部材24よりもガイドレール19から離れた位置に配置されている。
かご2には、かご2が最上階に到着したときに検出板35を検出する着床センサ(図示せず)と、かご2が昇降路1内の上端部に達したときに終点スイッチ36を操作するカム(図示せず)とが設けられている。最上階へのかご2の到着の検出は、着床センサによる検出板35の検出により行われる。また、昇降路1内の上端部へのかご2の到達の検出は、カムによる終点スイッチ36の操作により行われる。
検出板取付部材37は、ガイドレール19の横部材31と横部材32との間に位置する部分に取り付けられている。スイッチ取付部材38は、ガイドレール19に取り付けられた一対の取付腕38aを有している。一方の取付腕38aはガイドレール19の横部材32と横部材33との間に位置する部分に取り付けられ、他方の取付腕38aはガイドレール19の横部材33よりも下方の部分に取り付けられている。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなエレベータの懸架体支持装置では、各横部材31,32,33のうち、最も高い位置に配置された横部材31が、ガイドレール19を貫通するボルト34によりガイドレール19に取り付けられているので、ガイドレール19に対するボルト34の係合により、懸架体支持装置20がガイドレール19に対して下方へずれることを防止することができる。また、横部材31にボルト穴が設けられていることを除き、各横部材31,32,33の形状を同一形状にすることができるので、横部材31,32,33の製造コストを低減させることができる。
また、第1の綱止め装置10が取り付けられた横部材32の他に、複数の横部材31,33がガイドレール19に取り付けられているので、懸架体7からの荷重の負担を横部材32だけでなく複数の横部材31,33にも分散させることができ、ガイドレール19に作用する曲げモーメントの増大をさらに抑制することができる。
なお、上記の例では、各横部材31,32,33のうち、最も高い位置に配置された横部材31のみが、ガイドレール19を貫通するボルト34によりガイドレール19に取り付けられているが、横部材32のみをボルト34によりガイドレール19に取り付けてもよいし、横部材33のみをボルト34によりガイドレール19に取り付けてもよい。また、各横部材31,32,33のうち、2つ以上の横部材をボルト34によりガイドレール19に取り付けてもよい。
また、上記の例では、中間位置に配置された横部材32に第1の綱止め装置10が取り付けられているが、横部材32以外の横部材31,33のいずれかに第1の綱止め装置10を取り付けてもよい。
また、上記の例では、中間位置に配置された横部材32に調速機16が取り付けられているが、横部材32以外の横部材31,33及び各縦部材24のいずれかに調速機16を取り付けてもよい。
実施の形態3.
図4は、この発明の実施の形態3によるエレベータの懸架体支持装置を示す正面図である。図において、ガイドレール19には、上下方向について互いに離して配置された複数(この例では、2つ)の横部材41,42がレールクリップ25によりそれぞれ取り付けられている。各横部材41,42は、水平方向中間部がガイドレール19の背面に接触した状態でガイドレール19に取り付けられている。各横部材41,42のそれぞれの水平方向一端部には一方の縦部材24が取り付けられ、各横部材41,42のそれぞれの水平方向他端部には他方の縦部材24が取り付けられている。
この例では、各横部材41,42のうち、横部材41が最も高い位置に配置され、横部材42が最も低い位置に配置されている。各横部材41,42のうち、最も低い位置に配置された横部材42は、横部材42の下面を受ける支持台(受け部材)43に支持されている。
支持台43は、ガイドレール19を貫通する複数のボルト44により、ガイドレール19の背面に接触した状態でガイドレール19に取り付けられている。各ボルト44は、ガイドレール19に対して上下方向について係合するようにガイドレール19を水平に貫通している。支持台43には、ボルト44が螺合される複数のボルト穴(図示せず)が設けられている。また、横部材42は、ボルト45により支持台43に固定されている。
第1の綱止め装置10は、各横部材41,42のうち、最も低い位置に配置された横部材42に取り付けられている。従って、懸架体7は、第1の綱止め装置10を介して横部材42に接続されている。
各横部材41,42間には、エレベータの運転に関する電気機器(例えば、制御装置やバッテリ、回生抵抗等)の筐体(昇降路内機器)46がボルト47により取り付けられている。筐体46は、一方の縦部材24よりもガイドレール19に近い位置に配置されている。
筐体46内の電気機器及びかご2間には、昇降路1内に吊り下がる移動ケーブル(図示せず)が懸架体として接続されている。移動ケーブルには、例えば筐体46内の電気機器とかご2との間で制御信号や電力を伝送する制御線や電力線等が含まれている。移動ケーブルは、筐体46を介して各横部材41,42に支持されている。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなエレベータの懸架体支持装置では、ガイドレール19に取り付けられた支持台43に横部材42が支持されているので、懸架体支持装置20がガイドレール19に対して下方へずれることを防止することができるとともに、各横部材41,42のそれぞれの形状を統一化することができる。従って、各横部材41,42の製造コストをさらに低減させることができる。
なお、上記の例では、各横部材41,42のうち、最も低い位置に配置された横部材42のみが支持台43により支持されているが、最も高い位置に配置された横部材41のみを支持台43により支持してもよい。また、各横部材41,42のそれぞれを個別に支持する複数の支持台43をガイドレール19に取り付けてもよい。
また、上記の例では、各横部材41,42のうち、最も低い位置に配置された横部材42に第1の綱止め装置10が取り付けられているが、最も高い位置に配置された横部材41に第1の綱止め装置10を取り付けてもよい。
また、上記の例では、筐体46が各横部材41,42間に取り付けられているが、縦部材24に筐体46を取り付けてもよい。
また、上記の例では、昇降路1内に吊り下がる懸架体としての移動ケーブルが各横部材41,42に支持され、かご2及び釣合おもり3を吊り下げる懸架体7が横部材42に支持されているが、移動ケーブルのみが横部材41,42に支持されていてもよい。
実施の形態4.
図5は、この発明の実施の形態4によるエレベータの懸架体支持装置を示す正面図である。図において、ガイドレール19は、ガイドレール19の長さ方向へ並べられた複数の単位レール19aを有している。ガイドレール19の背面には、互いに隣り合う単位レール19a同士を接続する目板51が取り付けられている。
目板51は、互いに隣り合う単位レール19a間の境界を跨いだ状態で各単位レール19aの背面に重ねられている。また、目板51は、互いに隣り合う単位レール19aを個別に貫通する複数のボルト52によりガイドレール19に取り付けられている。
各ボルト52は、ガイドレール19に対して上下方向について係合するようにガイドレール19を水平に貫通している。目板51には、ボルト52が螺合される複数のボルト穴(図示せず)が設けられている。
ガイドレール19には、上下方向について互いに離して配置された複数(この例では、3つ)の横部材53,54,55がレールクリップ25によりそれぞれ取り付けられている。各横部材53,54,55は、水平方向中間部がガイドレール19の背面に接触した状態でガイドレール19に取り付けられている。各横部材53,54,55のそれぞれの水平方向一端部には一方の縦部材24が取り付けられ、各横部材53,54,55のそれぞれの水平方向他端部には他方の縦部材24が取り付けられている。
この例では、各横部材53,54,55のうち、横部材53が最も高い位置に配置され、横部材55が最も低い位置に配置され、横部材53と横部材55との間の高さ位置(中間位置)に横部材54が配置されている。各横部材53,54,55のそれぞれの形状は、実施の形態1の中間用横部材23と同一形状とされている。
各横部材53,54,55のうち、中間位置に配置された横部材54のみが目板51に支持されている。目板51は、横部材54の下面を受けた状態で横部材54を支持している。
中間位置に配置された横部材54には、第1の綱止め装置10及び調速機16が取り付けられている。従って、懸架体7は、第1の綱止め装置10を介して横部材54に接続されている。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなエレベータの懸架体支持装置では、互いに隣り合う単位レール19a同士を接続する目板51に横部材54が支持されているので、懸架体支持装置20がガイドレール19に対して下方へずれることを防止することができるとともに、各横部材41,42のそれぞれの形状を統一化することができる。また、懸架体支持装置20の下方へのずれを防止するための部材として目板51を兼用することができるので、部品点数を少なくすることができる。
なお、上記の例では、各横部材53,54,55のうち、中間位置に配置された横部材54のみが目板51に支持されているが、横部材53,55のいずれかが目板51に支持されるようにしてもよい。
また、上記の例では、中間位置に配置された横部材54に第1の綱止め装置10が取り付けられているが、横部材54以外の横部材53,55のいずれかに第1の綱止め装置10を取り付けてもよい。
また、上記の例では、中間位置に配置された横部材54に調速機16が取り付けられているが、横部材54以外の横部材53,55のいずれかに調速機16を取り付けてもよい。
各上記実施の形態では、巻上機4が昇降路1内の底部に設けられているエレベータにこの発明が適用されているが、巻上機4が昇降路1内の上部に設けられているエレベータにこの発明を適用してもよい。
2 かご(昇降体)、3 釣合おもり(昇降体)、7 懸架体、16 調速機(昇降路内機器)、19 ガイドレール、20 懸架体支持装置、22,23,31,32,33,41,42,53,54,55 横部材、22b 係合部、24 縦部材、34 ボルト、43 支持台(受け部材)、46 筐体(昇降路内機器)、51 目板。

Claims (6)

  1. 昇降体を案内するガイドレールにそれぞれ取り付けられ、上下方向について互いに離して配置された複数の横部材、及び
    各上記横部材間に取り付けられた縦部材
    を備え、
    各上記横部材の少なくともいずれかには、上記昇降体を吊り下げる懸架体及び昇降路内に吊り下がる懸架体の少なくともいずれかが支持され、
    各上記横部材の水平方向中間部が上記ガイドレールの背面に接触した状態で、各上記横部材が上記ガイドレールに取り付けられ、
    上記縦部材は、上記ガイドレールの左右両側に上記ガイドレールから水平方向へ離して配置され
    一方の上記縦部材は各上記横部材の水平方向一端部間に取り付けられ、他方の上記縦部材は各上記横部材の水平方向他端部間に取り付けられていることを特徴とするエレベータの懸架体支持装置。
  2. 各上記横部材のうち、最も高い位置に配置された上記横部材は、上記ガイドレールの上面に載せられる係合部を有していることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの懸架体支持装置。
  3. 上記ガイドレールの背面に取り付けられ、各上記横部材の少なくともいずれかを支持する受け部材
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの懸架体支持装置。
  4. 上記ガイドレールは、上記ガイドレールの長さ方向へ並べられた複数の単位レールを有し、
    互いに隣り合う上記単位レール同士は、目板によって互いに接続されており、
    各上記横部材の少なくともいずれかは、上記目板に支持されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの懸架体支持装置。
  5. 各上記横部材の少なくともいずれかは、上記ガイドレールを貫通するボルトにより上記ガイドレールに取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの懸架体支持装置。
  6. 昇降路内に配置される昇降路内機器が取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの懸架体支持装置。
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