JP6692461B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータ装置に関する。
特許文献1に示すように、機械室がないエレベータでは、乗りかごの運転を制御する制御盤は乗りかご側又はおもり側のガイドレールに取付腕を介して固定される。また、特許文献2に示すように、制御盤や、乗りかご及びおもりを吊り下げる懸架体の端部等の昇降路機器は、エレベータの昇降路の頂部に設けられる場合も多い。
特開2013−006636号公報 国際公開第2011/111225号公報
しかしながら、特許文献2のエレベータ装置では、乗りかごのガイドレールを挟んで両側に懸架体の端部と制御盤とが各々設けられている。そのため、昇降路機器を設置するためにある程度の広さのスペースを乗りかごのガイドレールの両側に確保しなくてはならないというレイアウト上の問題があった。
この発明は、このような問題を解決するためになされ、昇降路内における制御盤及び懸架体のレイアウト性を向上することができるエレベータ装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明に係るエレベータ装置は、昇降路内の乗りかごを上下方向に案内するかご側ガイドレールと、昇降路内の釣合おもりを上下方向に案内するおもり側ガイドレールと、かご側ガイドレール又はおもり側ガイドレールの少なくともいずれか一方に固定される少なくとも1つの取付腕と、乗りかごの運転を制御するとともに、取付腕に取り付けられる制御盤と、乗りかごを吊り下げる懸架体とを備え、懸架体の少なくとも一部は、取付腕が固定されるかご側ガイドレール又はおもり側ガイドレールと制御盤との間に配置され、取付腕は、懸架体が固定される上側取付腕と、上側取付腕よりも下方に配置される下側取付腕とを有し、制御盤は上側取付腕と下側取付腕との間で支持され、懸架体は下側取付腕に固定され、懸架体と下側取付腕との間には弾性体が設けられる。
これにより、制御盤及び懸架体は、かご側ガイドレールまたはおもり側ガイドレールの一端にまとまって配置される。
この発明に係るエレベータ装置によれば、昇降路内における制御盤及び懸架体のレイアウト性を向上することができる。
この発明の実施の形態1に係るエレベータ装置の全体的な構造を模式的に示す概略図である。 図1に示すエレベータ装置の昇降路内部を上側から見た様子を模式的に示す上面図である。 図1に示すエレベータ装置の昇降路内部の頂部付近の構造を模式的に示す側面図である。 図3に示すエレベータ装置の昇降路内部の頂部付近の構造を切断線IV−IVで切断し、下側から見た様子を模式的に示す断面図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベータ装置の昇降路内部の頂部付近の構造を模式的に示す側面図である。 図5に示すエレベータ装置の昇降路内部の頂部付近の構造を切断線VI−VIで切断し、下側から見た様子を模式的に示す断面図である。 この発明の実施の形態3に係るエレベータ装置の昇降路内部の頂部付近の構造を模式的に示す側面図である。 図7に示すエレベータ装置の昇降路内部の頂部付近の構造を切断線VIII−VIIIで切断し、下側から見た様子を模式的に示す断面図である。 この発明の実施の形態4に係るエレベータ装置の昇降路内部の頂部付近の構造を模式的に示す側面図である。 図9に示すエレベータ装置の昇降路内部の頂部付近の構造を切断線X−Xで切断し、下側から見た様子を模式的に示す断面図である。 この発明の実施の形態5に係るエレベータ装置の昇降路内部の頂部付近の構造を模式的に示す側面図である。 図11に示すエレベータ装置の昇降路内部の頂部付近の構造を切断線XII−XIIで切断し、下側から見た様子を模式的に示す断面図である。 この発明の実施の形態6に係るエレベータ装置の昇降路内部を上側から見た様子を模式的に示す上面図である。 図13に示すエレベータ装置の全体的な構造を模式的に示す概略図である。 図13に示すエレベータ装置のおもり側ガイドレール、制御盤及び下側取付腕を上側から見た時の模式的な構造及び各々の位置関係を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1に示すように、エレベータ装置100の昇降路1の内部には乗りかご6及び釣合おもり7が懸架体9によって吊り下げられている。ここで、懸架体9の乗りかご6側の端部は第一懸架体端部10を構成し、懸架体9の釣合おもり7側の端部は第二懸架体端部15を構成する。懸架体9は、第一懸架体端部10から順次、一対のかご側吊り車11a,11b、巻上機構車13及びおもり側吊り車14に架け渡された後、第二懸架体端部15において昇降路1の頂部付近に固定される。
なお、図3に示すように、懸架体9は3本のロープ9a,9b,9cを有し、ロープ9a,9b,9cはシャックル20によって互いに連結されている。
図1に示すように、一対のかご側吊り車11a,11bは、乗りかご6の底面側に設けられており、乗りかごを支持している。
また、巻上機構車13は昇降路1の頂部付近に設けられ、懸架体9が両側に吊り下げられるように巻き掛けられて支持される。なお、巻上機構車13には巻上機12が接続されている。
さらに、おもり側吊り車14は釣合おもり7の上部に取付けられており、釣合おもり7はおもり側吊り車14に巻き掛けられる懸架体9によって吊り下げられている。
また、図1及び2に示すように、昇降路1の頂部付近には制御盤16が設けられる。制御盤16は巻上機12に電気的に接続される。これにより、制御盤16は巻上機12を制御し、巻上機12に駆動される巻上機構車13の回転によって、乗りかご6の運転、すなわち上下方向の移動及び停止が適宜制御される。
また、図2に示すように、乗りかご6の両側には上下方向に延びる一対のかご側ガイドレール4,5が設けられている。さらに、釣合おもり7の両側にも上下方向に延びる一対のおもり側ガイドレール2,3が設けられる。
ここで、図2において、一対のかご側ガイドレール4,5が互いに配置されている方向を方向Xとし、一対のおもり側ガイドレール2,3が互いに配置されている方向を方向Yとする。
なお、昇降路1には、乗降位置に応じて乗降扉8が設けられており、方向Yにおいて乗降扉8が設けられている側を正面側Yfとし、正面側Yfの反対側を背面側Ybとする。
図3に示すように、かご側ガイドレール5には、一対の取付腕である上側取付腕18及び下側取付腕19が固定されて取付けられる。なお、下側取付腕19は上側取付腕18の下方に設けられる。また、上側取付腕18は略T字形状をなし、細長形状の板状部であるレール取付部18aと、レール取付部18aに直交して背面側Ybに延びる細長形状の板状部である制御盤取付部18bとを有する。レール取付部18aは固定手段61によってかご側ガイドレール5に固定される。また、かご側ガイドレール5には、上側取付腕18のレール取付部18aの下方に、細長形状の板状部である下側取付腕19の一端が固定手段62を介して固定される。また、上側取付腕18の制御盤取付部18bには制御盤16の上端が固定され、下側取付腕19には制御盤16の下端が固定される。すなわち、上側取付腕18の制御盤取付部18bと下側取付腕19との間には制御盤16が取付けられ支持される。
また、図3及び4に示すように、懸架体9は、制御盤16とかご側ガイドレール5との間を通過するように延長して配置されている。図3に示すように、上側取付腕18の制御盤取付部18bには懸架体9の第一懸架体端部10が固定されている。また、図4に示すように、下側取付腕19には壁側に凹むように形成される湾曲部19aが形成され、懸架体9は湾曲部19aに対応する位置に配置されている。
なお、懸架体9が支持される上側取付腕18の剛性は、下側取付腕19の剛性よりも高いものとする。
以上より、この実施の形態1に係るエレベータ装置100では、上側取付腕18が固定されるかご側ガイドレール5と制御盤16との間に、懸架体9の一部が通過するように延長して設けられている。そのため、かご側ガイドレール5の一側、すなわち背面側Ybに懸架体9及び制御盤16がまとめて配置される。従って、昇降路1内部のスペースを有効に活用することができ、レイアウト性が向上する。
また、制御盤16は上側取付腕18と下側取付腕19との間で上下方向から支持されるため、制御盤16はより安定的に昇降路1内部に設けられている。また、かご側ガイドレール5に固定される上側取付腕18と下側取付腕19との間に制御盤16が設けられているため、かご側ガイドレール5に作用する曲げモーメントが分散され、かご側ガイドレール5の所定の部分に負荷が集中することを防ぐことができる。さらにまた、制御盤16の上端は、より剛性が高い上側取付腕18に固定されているため、制御盤16はかご側ガイドレール5に対してより強固に取付けられることができる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係るエレベータ装置200の構成を図5及び6に示す。なお、図1〜4の参照符号と同一の符号は同一又は同様の構成要素であるので、以下の説明において、その詳細な説明は省略する。
図5及び6に示すように、エレベータ装置200の下側取付腕19の湾曲部19aには、両面側を一対の板金21a,21bで挟み込まれた弾性体21が取付けられる。さらに、乗りかご6側に配置される板金21bには押さえ板22が固定される。押さえ板22には、懸架体9のロープ9a,9b,9cの形状の各々に合わせて3つの溝22a,22b,22cが形成されている。そして、3つの溝22a,22b,22cに懸架体9のロープ9a,9b,9cの各々が嵌合して取付けられることにより、懸架体9は下側取付腕19に対して固定される。すなわち、下側取付腕19に固定される懸架体9と下側取付腕19との間には弾性体21が設けられる。
以上より、この実施の形態2に係るエレベータ装置200では、エレベータ装置100と同様に、かご側ガイドレール5と制御盤16との間に懸架体9の一部が配置されるため、制御盤16及び懸架体9のレイアウト性が向上する。また、懸架体9が下側取付腕19に固定されているため、懸架体9の揺れによって懸架体9と下側取付腕19とが互いに干渉するおそれがない。また、懸架体9と下側取付腕19との間に弾性体21が設けられるため、懸架体9が揺れても懸架体9に急な曲げが作用することが防止される。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係るエレベータ装置300の構成を図7及び8に示す。
下側取付腕19には、横部材23が取付けられる。図8に示すように、横部材23は略L字形状に折れ曲がった板状の部材である。また、横部材23の両端部は、各々、ボルト63,64によって下側取付腕19に固定される。そして、下側取付腕19の湾曲部19aと横部材23との間には懸架体配置空間Aが画定され、懸架体配置空間Aには懸架体9が貫通して設けられる。
なお、横部材23は下側取付腕19に溶接によって固定されていてもよい。
以上より、この実施の形態3に係るエレベータ装置300では、エレベータ装置100,200と同様にかご側ガイドレール5と制御盤16との間に懸架体9の一部が配置されるため、レイアウト性が向上する。また、エレベータ装置300の下側取付腕19に横部材23が取付けられることにより、下側取付腕19の強度を上げることができる。また、下側取付腕19の湾曲部19aと横部材23との間に画定された懸架体配置空間Aに懸架体9が設けられることにより、懸架体9が揺れた時でも、懸架体9と制御盤16との干渉を防ぐことができる。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係るエレベータ装置400の構成を図9及び10に示す。
エレベータ装置400では、懸架体9は上側取付腕18には固定されておらず、上側取付腕18の制御盤取付部18bの上方に設けられる頂部返し車24に懸架体9が巻き掛けられている。従って、懸架体9は頂部返し車24に沿って湾曲するとともに、頂部返し車24を挟んで下方に向かって吊り下げられるように支持されている。
なお、頂部返し車24は、昇降路1に対して回転可能に取付けられている滑車であり、駆動源とは接続されておらず、懸架体9の移動に伴って回転するものである。
また、エレベータ装置300と同様に、下側取付腕19には横部材23が取付けられており、図10に示すように、正面側Yfに設けられる懸架体9は懸架体配置空間Aを通過するように延長する。また、制御盤16は頂部返し車24の下方に設けられるとともに、頂部返し車24に沿って湾曲して吊り下げられた懸架体9の内側に配置される。
以上より、この実施の形態4に係るエレベータ装置400では、かご側ガイドレール5と制御盤16との間に懸架体9の一部が配置されるとともに、制御盤16が頂部返し車24の下方に設けられる。また、制御盤16は、頂部返し車24に沿って湾曲して吊り下げられた懸架体9の内側に配置されている。このため、昇降路1の内部に頂部返し車24が設けられた場合であってもスペースを有効に活用して制御盤16を配置することができ、エレベータ装置400のレイアウト性がより向上する。
なお、この実施の形態1〜4において、上側取付腕18及び下側取付腕19はかご側ガイドレール5に固定されているが、上側取付腕18及び下側取付腕19はもう一方のかご側ガイドレール4に取付けられていてもよい。また、上側取付腕18及び下側取付腕19は、おもり側ガイドレール2,3のいずれか一方に固定されていてもよい。
実施の形態5.
この発明の実施の形態5に係るエレベータ装置500の構成を図11及び12に示す。
図11及び12に示すように、おもり側ガイドレール3には、下側取付腕25が固定されている。図12に示すように、下側取付腕25は略L字形状の板状の部材である。すなわち、下側取付腕25は、方向Xに沿って乗りかご6と昇降路1との間に延びるレール取付部25aと、レール取付部25aに一体的に接続し方向Yに沿って延びる制御盤取付部25bとを有する。ここで、下側取付腕25のレール取付部25aの端部は固定手段65によっておもり側ガイドレール3に固定され、制御盤取付部25bには制御盤16の下端部が固定される。すなわち、制御盤16の下端部は下側取付腕25を介しておもり側ガイドレール3に支持されている。
以上より、この実施の形態5に係るエレベータ装置500では、エレベータ装置100〜400と同様に、かご側ガイドレール5と制御盤16との間に懸架体9の一部が配置されるため、制御盤16及び懸架体9のレイアウト性が向上する。また、下側取付腕25がおもり側ガイドレール3に取付けられ、上側取付腕18と下側取付腕25との間に制御盤16が支持されるため、制御盤16はかご側ガイドレール5とおもり側ガイドレール3との間に両持ち支持される。よって、制御盤16は昇降路1の内部により安定して設けられる。また、懸架体9の揺れによって懸架体9と下側取付腕25とが干渉してしまうおそれがない。
なお、この実施の形態5において、エレベータ装置500は、上側取付腕がおもり側ガイドレール3に固定され、下側取付腕がかご側ガイドレールに固定されている構成であってもよいものとする。
実施の形態6.
この発明の実施の形態6に係るエレベータ装置600の構成を図13〜15に示す。
図13に示すように、エレベータ装置600の釣合おもり7及び制御盤16は、乗りかご6の背面側Ybに設けられている。また、同様に、乗りかご6の背面側Ybには、懸架体9が巻き掛けられる巻上機構車113と、巻上機構車113を駆動する巻上機112とが設けられる。
また、図13及び14に示すように、釣り合いおもり7の方向Xにおける両側には、釣合おもり7を上下方向に案内する一対のおもり側ガイドレール102,103が設けられる。また、釣合おもり7の上部には、おもり側吊り車114が取付けられる。また、昇降路1の頂部付近には機械台27が設けられ、機械台27には巻上機112及び巻上機構車113が固定されて支持されている。さらに、制御盤16の上端は機械台27に固定される。さらに、おもり側ガイドレール102には下側取付腕119が片持ち支持されて取付けられており、制御盤16の下端は下側取付腕119に固定される。またさらに、機械台27には、方向Yに沿って並列される一対の頂部返し車124が、支持梁28を介して回転可能に取付けられる。さらに、昇降路1の底部付近には、ピット返し車26が回転可能に設けられる。なお、ピット返し車26は、頂部返し車24,124と同様に、駆動源とは接続されておらず、懸架体9の移動に伴って回転するものである。また、懸架体9の釣合おもり7側の端部は第二懸架体端部115を構成する。
図13及び14に示すように、懸架体9は、第一懸架体端部10から順次、一対のかご側吊り車11a,11b、一対の頂部返し車124、ピット返し車26、巻上機構車113及びおもり側吊り車114に架け渡された後、第二懸架体端部115において昇降路1の頂部付近に固定される。ここで、懸架体9はピット返し車26に巻き掛けられて、ピット返し車26に沿って湾曲するとともに、ピット返し車26を挟んで上方に向かって吊り上げられる。また、ピット返し車26に沿って湾曲する懸架体9の内側には、ピット返し車26の上方に設けられる制御盤16が配置される。これにより、下側取付腕119を介して互いに接続する制御盤16とおもり側ガイドレール102との間には、懸架体9の一部が通過して延長するように設けられる。
また、図15に示すように、下側取付腕119には略L字形状の断面を有する凹部119aが形成される。下側取付腕119の凹部119aには、おもり側ガイドレール102が固定される。さらに、下側取付腕119には、凹部119aを覆うように横部材123が取付けられる。横部材123は略L字形状の断面を有する板状の部材である。そして、下側取付腕119の凹部119aと横部材123との間には懸架体配置空間Aが画定され、懸架体配置空間Aには懸架体9が貫通して設けられる。
以上より、この実施の形態6に係るエレベータ装置600では、おもり側ガイドレール102と制御盤16との間に懸架体9の一部が配置されるとともに、制御盤16がピット返し車26の上方に設けられる。また、制御盤16は、ピット返し車26に沿って湾曲して吊り上げられるように延長する懸架体9の内側に配置されている。このため、昇降路1の内部にピット返し車26が設けられた場合であってもスペースを有効に活用して制御盤16を配置することができ、エレベータ装置600のレイアウト性が向上する。
また、エレベータ装置300と同様に、下側取付腕119と横部材123との間に懸架体配置空間Aが画定され、懸架体配置空間Aに懸架体9が貫通して設けられることにより、懸架体9が揺れた時でも、懸架体9と制御盤16との干渉を防ぐことができる。
また、この実施の形態に係るエレベータ装置600は、実施の形態1〜5と異なり、釣合おもり7及び制御盤16が乗りかご6の背面側Ybに設けられ、また、取付腕が下側取付腕119のみからなる構成である。しかしながら、この場合であっても、おもり側ガイドレール102と制御盤16との間に懸架体9の一部が配置されることにより、おもり側ガイドレール102の一側に懸架体9及び制御盤16がまとめて配置される。従って、エレベータ装置600は高いレイアウト性を有することができる。
なお、この実施の形態において、巻上機112及び巻上機構車113の代わりに、さらに別の頂部返し車が設けられていてもよい。
また、この発明の実施の形態1〜6において、上側取付腕18及び下側取付腕19,25,119はかご側ガイドレール5又はおもり側ガイドレール102に片持ち支持されているが、これに限定されず、2本のガイドレールの間に両持ち支持されていてもよい。
さらにまた、取付腕は3本以上の部材からなるものであってもよい。
1 昇降路、2,3 おもり側ガイドレール、4,5 かご側ガイドレール、6 乗りかご、7 釣合おもり、9 懸架体、16 制御盤、18 上側取付腕、19,25,119 下側取付腕、21 弾性体、23 横部材、24,124 頂部返し車、26 ピット返し車、100,200,300,400,500,600 エレベータ装置,A 懸架体配置空間。

Claims (3)

  1. 昇降路内の乗りかごを上下方向に案内するかご側ガイドレールと、
    前記昇降路内の釣合おもりを上下方向に案内するおもり側ガイドレールと、
    前記かご側ガイドレール又は前記おもり側ガイドレールの少なくともいずれか一方に固定される少なくとも1つの取付腕と、
    前記乗りかごの運転を制御するとともに、前記取付腕に取り付けられる制御盤と、
    前記乗りかごを吊り下げる懸架体とを備え、
    前記懸架体の少なくとも一部は、前記取付腕が固定される前記かご側ガイドレール又は前記おもり側ガイドレールと前記制御盤との間に配置され
    前記取付腕は、前記懸架体が固定される上側取付腕と、前記上側取付腕よりも下方に配置される下側取付腕とを有し、前記制御盤は前記上側取付腕と前記下側取付腕との間で支持され、
    前記懸架体は前記下側取付腕に固定され、前記懸架体と前記下側取付腕との間には弾性体が設けられるエレベータ装置。
  2. 昇降路内の乗りかごを上下方向に案内するかご側ガイドレールと、
    前記昇降路内の釣合おもりを上下方向に案内するおもり側ガイドレールと、
    前記かご側ガイドレール又は前記おもり側ガイドレールの少なくともいずれか一方に固定される少なくとも1つの取付腕と、
    前記乗りかごの運転を制御するとともに、前記取付腕に取り付けられる制御盤と、
    前記乗りかごを吊り下げる懸架体とを備え、
    前記懸架体の少なくとも一部は、前記取付腕が固定される前記かご側ガイドレール又は前記おもり側ガイドレールと前記制御盤との間に配置され
    前記取付腕は、前記懸架体が固定される上側取付腕と、前記上側取付腕よりも下方に配置される下側取付腕とを有し、前記制御盤は前記上側取付腕と前記下側取付腕との間で支持され、
    前記下側取付腕には横部材が取付けられ、前記下側取付腕と前記横部材との間には懸架体配置空間が画定され、前記懸架体配置空間には前記懸架体の少なくとも一部が設けられるエレベータ装置。
  3. 前記上側取付腕と前記下側取付腕とは、いずれか一方が前記かご側ガイドレールに取り付けられ、他方が前記おもり側ガイドレールに取り付けられる請求項1又は2に記載のエレベータ装置。
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