JP6432920B2 - エレベータのロープ把持装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータのかご上から落下防止のために設けられ、かご上手摺の代わりに用いられるロープ把持装置に関するものである。
エレベータのかご上には昇降路への落下防止のために手摺が設けられている。機械室レスエレベータなど昇降路頂部に機器が設置されているレイアウトにおいては、かごが最上階停止時に手摺と昇降路頂部に配置された機器とが接触する場合がある。このような場合、昇降路頂部に配置された機器と手摺とが接触しないように手摺を部分的に配置しないようにする分割配置を選択することがある。このような分割配置をする際、欧州規格では、手摺が配置されない部分に、手摺の代わりに昇降路への落下を防止可能な機器(レール、主ロープなど)を配置することにより、手摺の分割配置を認めている。ここで、かご上から昇降路への落下を防止可能な機器として主ロープを使用する場合、作業者がかご上から主ロープにもたれた際に、通常状態では主ロープは大きくたわみ、かご上と主ロープとの間が容易に広がってしまうため、作業者のかご上からの落下防止が困難となる。そこで、かご上の近傍で主ロープを囲繞して変位を規制する方法として、主ロープに係合して主ロープの振れを抑制する振れ止め装置が搭載されている構成(特許文献1)がある。
特開2003−118949
このようなエレベータの振れ止め装置において、かごの側面のかご吊り車と振れ止め装置との間で、主ロープを囲繞することによって、主ロープの水平方向への変位を規制することはできる。しかし、水平方向への変位を規制された主ロープにかご上の作業者がもたれた際に、主ロープは大きくたわんだり、容易に広がってしまうので、手摺の代わりに主ロープを使用することはできないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、かご上から昇降路への落下を防止可能な機器として主ロープを使用する場合、かご上の近傍で囲繞部材により主ロープを囲繞すると共に通常位置から動作位置に変位させることにより、作業者がかご上から主ロープにもたれた際に、主ロープが大きくたわむことなく、かご上と主ロープとの間が容易に広がらないようにすることで、主ロープを手摺の代わりに使用可能とするロープ把持装置の提供を目的とする。
この発明にかかるエレベータのロープ把持装置は、ロープにより保持され、昇降路内のガイドレールに沿って昇降する昇降体の下部に吊り車が設けられており、吊り車に巻き掛けられたロープにより昇降体が吊り下げられているエレベータ装置の昇降体に設けられ、昇降体の近傍に配置されるロープを囲繞する囲繞部材と、昇降体の上部に設けられた手摺を支持する一対の支柱間に囲繞部材を固定する固定部材と、固定部材に設けられ、囲繞部材がロープと当接しない軌道に配置される通常位置と、ロープが囲繞部材に貫通して当接すると共に囲繞部材に当接するロープの軌道が通常位置よりも昇降体側に近い軌道となるように囲繞部材が配置される動作位置と、のいずれかの位置に囲繞部材を選択的に変位可能な位置調整手段と、を備えたことを特徴とするものである。
この発明は、かご上から昇降路への落下を防止可能な機器として主ロープを使用する場合、主ロープを囲繞する囲繞部材と、囲繞部材を固定する固定部材と、囲繞部材を通常位置と動作位置とのいずれかの位置に変位可能な位置調整手段とによって、かご上の近傍で囲繞部材により主ロープを囲繞すると共に通常位置から動作位置に変位させることにより、作業者がかご上から主ロープにもたれた際に、主ロープが大きくたわむことなく、かご上と主ロープとの間が広がらないようにすることで、主ロープを手摺の代わりに使用可能なロープ把持装置を実現できる。
この発明の実施の形態1によるエレベータのロープ把持装置全体を示す平面図である。 この発明の実施の形態1による図1の平面図である。 この発明の実施の形態1による図1の要部であって通常位置を示す平面図である。 この発明の実施の形態1による図3の正面図である。 この発明の実施の形態1による図1の要部であって動作位置を示す平面図である。 この発明の実施の形態1による図5の正面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータのロープ把持装置の要部を示す平面図である。 この発明の実施の形態2による図7の正面図である。
実施の形態1.
図1〜6は、この発明の実施の形態1によるエレベータのロープ把持装置を説明するもので、図1はドア装置全体の平面図、図2は図1の平面図、図3は図1の要部であって通常位置を示す平面図である。図4は図3の正面図、図5は図1の要部であって動作位置を示す平面図、図6は図5の正面図である。
図において、昇降路1頂部には巻上機2が設けられ、巻上機2にはロープ3が巻き掛けられ、ロープ3は巻上機2の下方に配置されるかご4下部の吊車5に巻き掛けられており、ロープ3の長手方向の移動に伴ってかご4がガイドレール6に沿って昇降される。垂直投影面から見て、かご上手摺7は巻上機2の一部が重なって配置されているため、かご4が最上部に上昇した際に、かご上手摺7と巻上機2の一部とが衝突する可能性が有る。そのため、かご上手摺7は、巻上機2の一部と衝突する可能性が有る手摺の一部が取り外されており、巻上機2との衝突を回避可能に配置(分割配置)されている。
かご上手摺7の分割配置されている部分、すなわち、手摺が設けられていない部分の端部に設けられる一対の支柱間に、ロープ3が貫通すると共にロープ3を囲繞する囲繞部材8が設けられている。囲繞部材8は垂直投影面から見てU字状に形成されており、開放側の一端が一対の支柱9の一方に支持され、他端が一対の支柱の他方に各々固定部材10により支持されている。囲繞部材8の閉塞側には、U字状の円弧形状が形成されており、昇降路1の壁面と相対するかご4の壁面から昇降路1の壁面側に向かって突出して設けられている。すなわち、垂直投影面から見て囲繞部材8の閉塞側とかご4の壁面との間に囲まれた部分に上下方向に貫通するスペース11が形成されている。このスペース11にはかご4の近傍に配置されるロープ3が上下方向に貫通して配置されている。
固定部材10には、囲繞部材8を通常位置と動作位置とのいずれかの位置に選択的に変位可能な位置調整装置12が設けられている。ここで通常位置とは、囲繞部材8がロープ3と当接しない軌道に配置される位置である。また、動作位置とは、ロープ3が貫通して当接すると共に当接するロープ3の軌道が通常位置よりもかご4側に近い軌道となるように囲繞部材8が配置される位置である。囲繞部材8の開放側両端部が一対の支柱9に各々貫通して設けられ、各両端部にはネジ山が形成されて、ナット13で固定されている。位置調整装置12は、囲繞部材8の開放側両端部が支柱9の固定部材10において水平方向に摺動可能に設けられており、ナット13の締め付け位置を調整することで、垂直投影面から見て囲繞部材8の閉塞側を通常位置から動作位置まで自在に変位可能である。
垂直投影面から見て固定部材10からかご4の壁面近傍と反対方向に延伸される囲繞部材8の開放側端部には、その位置が検出される検出スイッチ14が設けられている。囲繞部材8が通常位置にある場合、囲繞部材8の開放側端部と当接しないため検出スイッチ14は位置を検出しない。囲繞部材8が動作位置にある場合、囲繞部材8の開放側端部と当接することにより検出スイッチ14は位置を検出する。検出スイッチ14で検出された囲繞部8の動作位置を示す信号はエレベータ制御盤(図示しない)に出力されて、信号を検出しないときは通常運転モードとなり、信号を検出したときは、かご4の走行を制限するモードが選択される。
次に、上記のように構成された実施の形態1の動作について説明する。図3〜4において、囲繞部材8が通常位置にある場合、スペース11を上下方向に貫通して配置されるロープ3の軌道は、囲繞部材8と当接しないように設定されている。すなわち、このときのロープ3の位置は、かご4が通常走行する場合の位置であり、位置調整装置12によってかご4の通常走行時のロープ3の移動を妨げないように囲繞部材8の位置は変位されている。また、このとき検出スイッチ14は囲繞部材8の開放側端部と当接しないので、信号を出力しない。
図5〜6において、囲繞部材8が位置調整装置12によって通常位置から動作位置に変位された状態を示している。初めに、位置調整装置12のナット13を緩めて、固定部材10から見て通常位置にある囲繞部材8の開放側端部を、ロープ3と反対方向、すなわち、かご4側にロープ3と共に水平方向に引き寄せると、ロープ3は囲繞部材8の閉塞側(内側)に当接する。囲繞部材8の円弧形状の部分に当接したロープ3は、この円弧形状の一点に集中して束ねられて、複数のロープ3同士が当接して配置される。このとき、ロープ3の軌道は、通常位置よりもかご4側に近くなるため、ロープ3には重力によって通常位置に戻ろうとする付勢力が作用する。この付勢力は、囲繞部材8に束ねられたロープ3同士を互いに円弧形状の一点に向けて押し付け合う力として作用するため、この状態におけるロープ3にかご4側から作業員がもたれた場合、ロープ3は大きくたわむことなく、容易に広がらない状態が維持される。
このとき検出スイッチ14は囲繞部材8の開放側端部と当接するので、動作位置を示す信号が制御盤に出力されることにより、かご4の走行が制限される。また、囲繞部材8の位置は、位置調整装置12によって、通常位置から動作位置に変位されており、囲繞部材8に当接するロープ3の軌道は通常位置よりもかご4に近い動作位置の軌道となるように配置されている。
上記のように実施の形態1によれば、ロープ3により保持され、昇降路内のガイドレール6に沿って昇降するかご4の下部に吊り車5が設けられており、吊り車5に巻き掛けられたロープ3によりかご4が吊り下げられているエレベータ装置のかご4に設けられ、かご4の近傍に配置されるロープ3を囲繞する囲繞部材8と、かご4の上部に設けられたかご上手摺7を支持する一対の支柱9間に囲繞部材8を支持する固定部材10と、固定部材10に設けられ、囲繞部材8がロープ3と当接しない軌道に配置される通常位置と、ロープ3が囲繞部材8に貫通して当接すると共に囲繞部材8に当接するロープ3の軌道が通常位置よりもかご4側に近い軌道となるように囲繞部材8が配置される動作位置と、のいずれかの位置に囲繞部材8を選択的に変位可能な位置調整装置12と、を備えたことにより、かご4上の近傍でロープ3を囲繞して水平方向に変位させて束ねることで、作業者がかご4上からロープ3にもたれた際に、ロープ3が大きくたわむことなく、かご3上とロープ3との間が容易に広がらない状態にすることができる。これにより、囲繞部材8により束ねられたロープ3を、かご上手摺7の代わりに使用することができるロープ把持装置を実現できる。また、位置調整装置12の近傍に設けられ、通常位置または動作位置を検出すると共に、検出された囲繞部材8の位置に応じた信号を出力する検出スイッチ14を備えたことにより、かご4上で作業者が作業をおこなうために位置調整装置12により囲繞部材8を動作位置に変位させているとき、検出された信号が制御盤に出力されて、かご4の運転が制限されるため、作業をおこなうことができる。また、囲繞部材8のロープ3に当接する部分が円弧形状を成して形成されていることにより、かご4上の近傍でロープ3を囲繞して束ねるとき、水平方向変位するだけでロープ3が囲繞部材8の一点に自動的に束ねられるので、重力を有効に作用させることができる。
実施の形態2.
図7〜8は、この発明の実施の形態2によるエレベータのロープ把持装置を説明するもので、図7はエレベータのロープ把持装置の要部であって、通常位置(破線)から動作位置(実線)を示す平面図であり、図8は図7の正面図である。この発明の実施の形態2によるエレベータのロープ把持装置は、取付金15はかご4の上部かつ支柱9間に少なくとも一部が固定され、取付金15には回動軸16が設けられており、回動軸16を支点に囲繞部材17が回動可能に設けられていることが異なり、それ以外の同様な部分に同じ記号を付記し説明を省略する。
図において、取付金15は、かご4の上部かつ支柱9間に固定され、長手方向の中心部に回動軸16と、かご上手摺7が設けられている側に通常位置固定部材18と、かご上手摺7の分割配置されている側に動作位置固定部材19とが設けられている。回動軸16には、ロープ3を囲繞する囲繞部材17の一端が回動軸16を支点に回動可能に設けられている。囲繞部材17は、ロープ3が当接する部分に円弧形状が形成され、回動軸16を支点に水平方向に回動可能であり、先端部は通常位置固定部材18または動作位置固定部材19のいずれか一方に支持されている。通常位置固定部材18は、実施の形態1に記載された通常位置に相当する位置に囲繞部材17を支持または開放可能である。動作位置固定部材19は、実施の形態1に記載された動作位置に相当する位置に囲繞部材17を支持または開放可能である。すなわち、位置調整装置20は、囲繞部材17を回動させることにより、囲繞部材17を通常位置固定部材18と、動作位置固定部材19とのいずれかの位置に選択的に変位可能に設けられている。
次に、上記のように構成された実施の形態2の動作について説明する。図において、囲繞部材17は通常位置にある場合、囲繞部材17の先端部は通常位置固定部材18に支持されている。このときロープ3の軌道は、囲繞部材17と当接しないように設定されている。すなわち、このときのロープ3の位置は、かご4が通常走行される場合の位置であり、位置調整装置20によって囲繞部材17は、かご4の通常走行時のロープ3の移動を妨げない位置に支持されている。
次に、囲繞部材17を位置調整装置20によって通常位置から動作位置に変位させる場合、初めに、通常位置固定部材18から囲繞部材17の先端部を開放し、回動軸16を支点に通常位置にある囲繞部材17の先端部を、ロープ3側に回動させる。さらに、囲繞部材17の円弧形状の内側にロープ3を当接させながら、ロープ3と共にかご4側に引き寄せて、動作位置固定部材19に支持させると、ロープ3は囲繞部材17の円弧形状の内側に束ねられる。囲繞部材17の円弧形状内側に当接したロープ3は、この円弧形状の一点に集中して束ねられて、複数のロープ3同士が当接して配置される。このとき、ロープ3の軌道は、通常位置よりもかご4側に近くなっているため、ロープ3には重力によって通常位置に戻ろうとする付勢力が作用する。この付勢力は、囲繞部材17に束ねられたロープ3同士を互いに円弧形状の一点に向けて押し付け合う力として作用するため、この状態におけるロープ3にかご4側から作業員がもたれた場合、ロープ3は大きくたわむことなく、容易に広がらない状態が維持される。
なお、囲繞部材17と通常位置固定部材と動作位置固定部材19との少なくともいずれか1つに、囲繞部材17の位置を検出すると共にこの位置に応じた信号を出力する検出スイッチを設けても良い。これにより、かご4上で作業者が作業をおこなうために位置調整装置20により囲繞部材17を動作位置に変位させたとき、検出された信号が制御盤に出力されて、かご4の運転が制限されるため、作業をおこなうことができる。
上記のように実施の形態2によれば、取付金15はかご4の上部かつ支柱9間に少なくとも一部が固定され、取付金15には回動軸16が設けられており、回動軸16を支点に囲繞部材17が回動可能に設けられていることにより、かご4上の近傍で囲繞部材17によりロープ3を囲繞して水平方向に通常位置から動作位置へと変位させて束ねることで、作業者がかご4上からロープ3にもたれた際に、ロープ3が大きくたわむことなく、かご3上とロープ3との間が容易に広がらない状態にすることができる。これにより、囲繞部材17により束ねられたロープ3を、かご上手摺7の代わりに使用することができるロープ把持装置を実現できる。また、ロープ3を囲繞して水平方向に変位させるとき、回動軸16を支点に囲繞部材17を回動させるだけで良いので、作業者がロープ3を容易に引き寄せられることになり、利便性の高いロープ把持装置を実現できる。
1 昇降路、2 巻上機、3 ロープ、4 かご、5 吊車、6 ガイドレール、7 かご上手摺、8,17 囲繞部材、9 支柱、10 固定部材、11 スペース、12,20 位置調整装置、13 ナット、14 検出スイッチ、15 取付金、16 回動軸、18 通常位置固定部材、19 動作位置固定部材
本発明は、エレベータのかご上から落下防止のために設けられ、かご上手摺の代わりに用いられるロープ把持装置に関するものである。

Claims (4)

  1. ロープにより保持され、昇降路内のガイドレールに沿って昇降する昇降体の下部に吊り車が設けられており、前記吊り車に巻き掛けられた前記ロープにより前記昇降体が吊り下げられているエレベータ装置の前記昇降体に設けられ、前記昇降体の近傍に配置される前記ロープを囲繞する囲繞部材と、
    前記昇降体の上部に設けられた手摺を支持する一対の支柱間に前記囲繞部材を支持する固定部材と、
    前記固定部材に設けられ、前記囲繞部材が前記ロープと当接しない軌道に配置される通常位置と、前記ロープが前記囲繞部材に貫通して当接すると共に前記囲繞部材に当接する前記ロープの軌道が前記通常位置よりも前記昇降体側に近い軌道となるように前記囲繞部材が配置される動作位置と、のいずれかの位置に前記囲繞部材を選択的に変位可能な位置調整手段と、を備えたことを特徴とするロープ把持装置。
  2. 前記固定部材は前記昇降体の上部かつ前記支柱間に少なくとも一部が固定され、前記固定部材には回動軸が設けられており、前記回動軸を支点に前記囲繞部材が回動可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のロープ把持装置。
  3. 前記位置調整手段の近傍に設けられ、前記通常位置または前記動作位置を検出すると共に、検出された前記囲繞部材の位置に応じた信号を出力する検出手段を備えたことを特徴とする請求項1〜2のいずれかにに記載のロープ把持装置。
  4. 前記囲繞部材の前記ロープに当接する部分が円弧形状を成して形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のロープ把持装置。
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