JPWO2012127683A1 - ダブルデッキエレベータ - Google Patents

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Abstract

ダブルデッキエレベータにおいては、上かご非常止め装置に第1の作動レバーが設けられており、下かご非常止め装置に第2の作動レバーが設けられている。かご装置枠の上部に設けられた作動ローププーリには、作動ロープが巻き掛けられている。作動ロープは、第1及び第2の作動レバーのいずれか一方である接続側レバーに接続されているとともに、第1及び第2の作動レバーの他方である貫通側レバーに通されている。作動ロープの貫通側レバーの下方には、貫通側レバーとの間に所定の間隔をおいて当接体が設けられている。かご装置枠に対する上かご及び下かごの落下時には、当接体が貫通側レバーに当接し、第1及び第2の作動レバーが作動ロープにより相対的に引き上げられる。

Description

この発明は、上かご及び下かごがかご懸架手段によりかご装置枠内に吊り下げられているダブルデッキエレベータに関するものである。
従来のダブルデッキエレベータでは、主枠に搭載されたかご位置調整駆動装置の駆動力により、上かご及び下かごが主枠内で上下動され、上かごと下かごとの間隔が調整される。かご位置調整駆動装置のかご位置調整駆動シーブには、上かご及び下かごを主枠内に吊り下げるロープが巻き掛けられている。また、上かごの下部には、ロープが巻き掛けられた一対の上かご吊り車が搭載され、下かごの下部には、ロープが巻き掛けられた一対の下かご吊り車が搭載されている。
上かご及び下かごの下部には、ロープの異常を検出するロープ異常検出装置がそれぞれ設けられている。各ロープ異常検出装置は、揺動可能な連動レバーと、連動レバーに支持され、吊り車間でロープに当接する検出ローラと、検出ローラをロープ側へ付勢するばねと、非常止め装置に連結された引き上げ棒とを有している。
検出ローラは、ロープに異常な緩みが生じたりロープが切断されたりすると、ばねにより押圧されて下方へ変位する。これにより、連動レバーが揺動され、引き上げ棒が上動され、非常止め装置が動作する(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−331871号公報
上記のような従来のダブルデッキエレベータのロープ異常検出装置では、ロープ切断による上かご及び下かごの落下を、ロープの張力変化から間接的に検出している。このため、ロープが切断されても、ロープの剛性により、連動レバーが実際に揺動するまでに時間がかかる場合があり、非常止め装置が動作するまでの上かご及び下かごの落下距離を正確に設定することが困難である。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、かご懸架手段の切断による上かご及び下かごの落下を直接的に即座に検出して非常止め装置を動作させることができ、上かご及び下かごの落下距離を容易に設定できるダブルデッキエレベータを得ることを目的とする。
この発明に係るダブルデッキエレベータは、昇降路内を昇降されるかご装置枠、かご装置枠内に上下動可能に設けられた上かご、上かごの下方でかご装置枠内に上下動可能に設けられた下かご、かご装置枠に設けられており、かつかご位置調整駆動シーブを有しており、上かご及び下かごを上下動させるかご位置調整駆動装置、かご位置調整駆動シーブに巻き掛けられ、上かご及び下かごをかご装置枠に対して吊り下げるかご懸架手段、第1の作動レバーを有しており、かつ上かごに搭載されており、かご装置枠に対する上かごの落下時に、第1の作動レバーが引き上げられることにより、上かごを停止させる上かご非常止め装置、第2の作動レバーを有しており、かつ下かごに搭載されており、かご装置枠に対する下かごの落下時に、第2の作動レバーが引き上げられることにより、下かごを停止させる下かご非常止め装置、かご装置枠の上部に設けられている作動ローププーリ、作動ローププーリに巻き掛けられており、かつ、第1及び第2の作動レバーのいずれか一方である接続側レバーに接続されているとともに、第1及び第2の作動レバーの他方である貫通側レバーに通されており、上かご及び下かごの上下動により作動ローププーリを回転させて移動する作動ロープ、及び貫通側レバーの下方で貫通側レバーとの間に所定の間隔をおいて作動ロープに設けられている当接体を備え、かご装置枠に対する上かご及び下かごの落下時には、当接体が貫通側レバーに当接し、第1及び第2の作動レバーが作動ロープにより相対的に引き上げられる。
この発明のダブルデッキエレベータは、作動ロープを接続側レバーに接続するとともに貫通側レバーに通し、貫通側レバーの下方で作動ロープに当接体を設け、かご装置枠に対する上かご及び下かごの落下時には、当接体が貫通側レバーに当接し、第1及び第2の作動レバーが作動ロープにより相対的に引き上げられるようにしたので、かご懸架手段の切断による上かご及び下かごの落下を直接的に即座に検出して非常止め装置を動作させることができ、上かご及び下かごの落下距離を容易に設定できる。
この発明の実施の形態1によるダブルデッキエレベータを示す正面図である。 下かご非常止め装置を図1の矢印A方向に沿って見た図と、上かご非常止め装置を図1の矢印B方向に沿って見た図とを組み合わせた側面図である。 図2の状態から上かご及び下かごが落下した状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態2によるダブルデッキエレベータを示す図2相当の側面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるダブルデッキエレベータを示す正面図である。図において、昇降路の上部には、巻上機(主駆動装置)1及びそらせ車2が配置されている。巻上機1は、巻上機駆動シーブ3と、巻上機駆動シーブ3を回転させる巻上機モータと、巻上機駆動シーブ3の回転を制動する巻上機ブレーキとを有している。
巻上機駆動シーブ3及びそらせ車2には、かご装置懸架手段4が巻き掛けられている。かご装置懸架手段4としては、複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。かご装置5及び釣合おもり6は、かご装置懸架手段4により昇降路内に吊り下げられ、巻上機1により昇降される。昇降路内には、かご装置5の昇降を案内する一対のかご装置ガイドレールと、釣合おもり6の昇降を案内する一対の釣合おもりガイドレールとが設置されている。
かご装置5は、かご装置懸架手段4が接続されているかご装置枠(大枠)7と、かご装置枠7内に上下動可能に設けられた上かご8と、上かご8の下方でかご装置枠7内に上下動可能に設けられた下かご9とを有している。
かご装置枠7は、一対の縦枠7a,7bと、縦枠7a,7bの上端部間に水平に設けられた上枠7cと、縦枠7a,7bの下端部間に水平に設けられた下枠7dと、縦枠7a,7bの中間部間に水平に設けられた中間枠7eとを有している。
上かご8は、上枠7cと中間枠7eとの間に配置されている。下かご9は、中間枠7eと下枠7dとの間に配置されている。縦枠7a,7bには、上かご8の上下動を案内する一対の上かごガイドレールと、下かご9の上下動を案内する一対の下かごガイドレールとが設けられている。
上枠7c上には、上かご8及び下かご9を上下動させることにより、両者の間隔を変化させるかご位置調整駆動装置11が設けられている。かご位置調整駆動装置11は、上かご8のかご床と下かご9のかご床との間の距離を変化させ、建物の階間距離に合わせる。
また、かご位置調整駆動装置11は、かご位置調整駆動シーブ12と、かご位置調整駆動シーブ12を回転させるかご位置調整モータ13とを有している。かご位置調整駆動シーブ12の回転軸は、水平、かつかご装置5の幅方向(図1の左右方向)に平行である。
上かご8の下部には、一対の上かご吊り車14a,14bが設けられている。下かご9の下部には、一対の下かご吊り車15a,15bが設けられている。
かご位置調整駆動シーブ12には、かご懸架手段16が巻き掛けられている。かご懸架手段16としては、複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。かご懸架手段16は、上枠7cに接続された第1の端部16aと、中間枠7eに接続された第2の端部16bとを有している。
かご懸架手段16は、第1の端部16a側から順に、上かご吊り車14b、上かご吊り車14a、かご位置調整駆動シーブ12、下かご吊り車15a、及び下かご吊り車15bに巻かれ、第2の端部16bに至っている。これにより、上かご8及び下かご9は、かご懸架手段16によりかご装置枠7に対して吊り下げられている。
かご懸架手段16の第1の端部16aは、第1のロープヒッチ17を介して上枠7cに接続されている。かご懸架手段16の第2の端部16bは、第2のロープヒッチ18を介して中間枠7eに接続されている。第1のロープヒッチ17と上枠7cとの間には、第1のロープヒッチ17を上下方向へ変位させる伸び吸収装置としてのヒッチ移動装置19が設けられている。
ヒッチ移動装置19は、第1のロープヒッチ17を動かすためのモータ等のアクチュエータを有している。また、ヒッチ移動装置19は、第1のロープヒッチ17を変位させることにより、かご懸架手段16の実質的な長さを調整し、かご懸架手段16の経年的な伸び及び負荷変動による伸びを吸収する。
上かご8の下部には、上かご8の負荷を検出する上かご秤装置20が設けられている。下かご9の下部には、下かご9の負荷を検出する下かご秤装置21が設けられている。ヒッチ移動装置19は、上かご秤装置20及び下かご秤装置21で検出された負荷に応じてかご懸架手段16の長さを調整する。
中間枠7e上には、複数の上かご緩衝器22が設けられている。下枠7d上には、複数の下かご緩衝器23が設けられている。
上かご8の下部には、上かご非常止め装置24が搭載されている。上かご非常止め装置24は、かご懸架手段16の異常な緩みや切断により、かご装置枠7に対して上かご8が落下した場合に、上かごガイドレールに係合して上かご8を停止させる。
下かご9の下部には、下かご非常止め装置25が搭載されている。下かご非常止め装置25は、かご懸架手段16の異常な緩みや切断により、かご装置枠7に対して下かご9が落下した場合に、下かごガイドレールに係合して下かご9を停止させる。
上枠7cの下部には、一対の作動ローププーリ26a,26bが設けられている。作動ローププーリ26a,26bは、かご装置5の幅方向に互いに間隔をおいて配置されている。また、作動ローププーリ26a,26bは、上かご8の幅方向両端部の真上に配置されている。
作動ローププーリ26a,26bには、作動ロープ27が巻き掛けられている。作動ロープ27は、作動ローププーリ26a,26bから吊り下げられている。作動ロープ27としては、ロープ、ベルト又はワイヤ等を用いることができる。また、作動ロープ27は、下かご非常止め装置25に接続された第1の端部27aと、上かご非常止め装置24に係合する第2の端部27bとを有している。
図2は、下かご非常止め装置25を図1の矢印A方向に沿って見た図と、上かご非常止め装置24を図1の矢印B方向に沿って見た図とを組み合わせた側面図である。上かご非常止め装置24には、第1の作動レバー28が設けられている。第1の作動レバー28は、上かご8に軸28aを中心として回動可能に取り付けられている。上かご非常止め装置24は、第1の作動レバー28が引き上げられることにより制動動作する。
下かご非常止め装置25には、第2の作動レバー29が設けられている。第2の作動レバー29は、下かご9に軸29aを中心に回動可能に取り付けられている。下かご非常止め装置25は、第2の作動レバー29が引き上げられることにより制動動作する。
第2の作動レバー29には、作動ロープ27の第1の端部27aが接続された下かごストッパ29bが設けられている。即ち、第2の作動レバー29は、作動ロープ27が接続された接続側レバーである。
第1の作動レバー28には、上かごストッパ28bが設けられている。上かごストッパ28bには、作動ロープ27の第2の端部27bが通された貫通孔が設けられている。即ち、第1の作動レバー28は、作動ロープ27が通された貫通側レバーである。
作動ロープ27の第2の端部27bには、当接体としてのクランプ30と、作動ロープおもり31とが取り付けられている。クランプ30は、上かごストッパ28bの下方で、作動ロープ27に適当な把持力で取り付けられている。また、クランプ30は、上かごストッパ28bとの間に所定の間隔(隙間)Sをおいて作動ロープ27に取り付けられている。
作動ロープおもり31は、クランプ30の下方で第2の端部27bに吊り下げられており、作動ロープ27に所定の張力を与える。これにより、作動ロープ27は、上かご8及び下かご9の上下動に伴って、作動ローププーリ26a,26bを適当なトラクション力で回転させて移動する。
第1及び第2の作動レバー28,29は、作動ロープおもり31の重さでは回転しないように適当な力のばねで押さえられている。また、通常、上かご8は、下かご9と逆方向へ同じ距離だけ上下動されるので、上かご8及び下かご9の上下動により作動ロープ27が移動しても、隙間Sはほぼ一定に保たれる。
図3は図2の状態から上かご8及び下かご9が落下した状態を示す側面図である。かご懸架手段16の切断時には、上かご8及び下かご9がかご装置枠7に対してほぼ同時に落下する。上かご8及び下かご9の落下距離が隙間Sのほぼ半分になると、上かごストッパ28bにクランプ30が当接し、第1及び第2の作動レバー28,29が作動ロープ27により相対的に引き上げられ、上かご非常止め装置24及び下かご非常止め装置25が制動動作して、上かご8及び下かご9が停止される。
ここで、上かご8及び下かご9は、上かご非常止め装置24及び下かご非常止め装置25が制動動作を開始してから、完全に停止するまでに、隙間Sの1/2以上の距離だけ落下する。その際、作動ロープ27に大荷重が作用して作動ロープ27が切断されないように、クランプ30の作動ロープ27に対する把持力は、第1及び第2の作動レバー28,29を引き上げて非常止め装置24,25を効かせるのに十分な大きさで、かつ、非常止め装置24,25の動作開始後には作動ロープ27に沿って滑るような大きさに設定されている。
また、隙間Sの大きさは、かご懸架手段16の伸びを考慮して決めている。このため、かご懸架手段16の切断時以外に、第1及び第2の作動レバー28,29が引き上げられることはない。
このようなダブルデッキエレベータでは、作動ロープ27を第2の作動レバー29に接続するとともに第1の作動レバー28に通し、第1の作動レバー28の下方で作動ロープ27にクランプ30を設け、かご装置枠7に対する上かご8及び下かご9の落下時には、クランプ30が第1の作動レバー28に当接し、第1及び第2の作動レバー28,29が作動ロープ27により相対的に引き上げられるようにしたので、かご懸架手段16の切断による上かご8及び下かご9の落下を直接的に即座に検出して非常止め装置24,25を動作させることができ、上かご8及び下かご9の落下距離を容易に設定できる。
また、従来のダブルデッキエレベータでは、検出ローラが上かご及び下かごの下部に搭載されているため、上かご及び下かごを上下動する際に検出ローラが回転されると、振動や騒音が上かご及び下かごに伝搬され易い。これに対して、実施の形態1では、作動ローププーリ26a,26bが上枠7cに取り付けられているので、振動や騒音の上かご8及び下かご9への伝搬が抑えられる。
さらに、従来のダブルデッキエレベータでは、検出ローラの摩耗を確認したり検出ローラを交換したりする保守作業が必要であったが、実施の形態1の構成によれば、保守作業の手間が軽減される。
実施の形態2.
次に、図4はこの発明の実施の形態2によるダブルデッキエレベータを示す図2相当の側面図である。下枠7dには、作動ロープ27に張力を与える一対の張力プーリ32a,32bが設けられている。作動ロープ27は、かご装置枠7の上部で作動ローププーリ26a,26bに巻き掛けられるとともに、かご装置枠7の下部で張力プーリ32a,32bに巻き掛けられることにより、無端状に配置されている。これにより、実施の形態1の作動ロープおもり31は省略されている。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
このようなダブルデッキエレベータでも、かご懸架手段16の切断による上かご8及び下かご9の落下を直接的に即座に検出して非常止め装置24,25を動作させることができ、上かご8及び下かご9の落下距離を容易に設定できる。
なお、上記の例では、上かご吊り車14a,14bが上かご8の下部に設けられているが、上かご8の上部に設けてもよい。この場合、上かご8と下かご9との間の距離を小さくすることができ、階間距離の小さい建物に適用することができる。
また、実施の形態1では、作動ロープおもり31によりトラクション力を得たが、作動ロープ27の自重でトラクション力を得るようにしてもよい。
さらに、実施の形態1、2では当接体としてクランプ30を示したが、これに限定されるものではなく、作動ロープ27の切断の恐れがなければ、例えば作動ロープ27自体を結んで当接体を設けてもよい。
さらにまた、第1の作動レバー28を貫通側レバーとし、第2の作動レバー29を接続側レバーとしたが逆であってもよい。
また、ダブルデッキエレベータ全体のレイアウト(巻上機1や釣合おもり6の位置や個数等)やローピング方式は上記の例に限定されるものではない。
さらに、この発明は、例えば油圧エレベータ、ロープ式リニアモータエレベータ、ロープレス式リニアモータエレベータなど、あらゆるダブルデッキエレベータに適用することができる。

Claims (3)

  1. 昇降路内を昇降されるかご装置枠、
    前記かご装置枠内に上下動可能に設けられた上かご、
    前記上かごの下方で前記かご装置枠内に上下動可能に設けられた下かご、
    前記かご装置枠に設けられており、かつかご位置調整駆動シーブを有しており、前記上かご及び前記下かごを上下動させるかご位置調整駆動装置、
    前記かご位置調整駆動シーブに巻き掛けられ、前記上かご及び前記下かごを前記かご装置枠に対して吊り下げるかご懸架手段、
    第1の作動レバーを有しており、かつ前記上かごに搭載されており、前記かご装置枠に対する前記上かごの落下時に、前記第1の作動レバーが引き上げられることにより、前記上かごを停止させる上かご非常止め装置、
    第2の作動レバーを有しており、かつ前記下かごに搭載されており、前記かご装置枠に対する前記下かごの落下時に、前記第2の作動レバーが引き上げられることにより、前記下かごを停止させる下かご非常止め装置、
    前記かご装置枠の上部に設けられている作動ローププーリ、
    前記作動ローププーリに巻き掛けられており、かつ、前記第1及び第2の作動レバーのいずれか一方である接続側レバーに接続されているとともに、前記第1及び第2の作動レバーの他方である貫通側レバーに通されており、前記上かご及び前記下かごの上下動により前記作動ローププーリを回転させて移動する作動ロープ、及び
    前記貫通側レバーの下方で前記貫通側レバーとの間に所定の間隔をおいて前記作動ロープに設けられている当接体
    を備え、
    前記かご装置枠に対する前記上かご及び前記下かごの落下時には、前記当接体が前記貫通側レバーに当接し、前記第1及び第2の作動レバーが前記作動ロープにより相対的に引き上げられるダブルデッキエレベータ。
  2. 前記作動ロープは、前記接続側レバーに接続された第1の端部と、前記当接体が設けられた第2の端部とを有しており、
    前記第2の端部の前記当接体の下方には、前記作動ロープに張力を与える作動ロープおもりが吊り下げられている請求項1記載のダブルデッキエレベータ。
  3. 前記かご装置枠の下部に設けられ、前記作動ロープに張力を与える張力プーリをさらに備え、
    前記作動ロープは、前記かご装置枠の上部で前記作動ローププーリに巻き掛けられるとともに、前記かご装置枠の下部で前記張力プーリに巻き掛けられることにより、無端状に配置されている請求項1記載のダブルデッキエレベータ。
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