JP6395435B2 - 信号処理装置および評価方法 - Google Patents

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Description

この開示物は信号処理装置および評価方法に関する。
酸化物半導体を用いることによって、きわめて低いオフ電流を実現しうるトランジスタが開示されている。そのオフ電流は、一般に使用されている電流測定機器では十分に評価できないため、例えば、特許文献1、非特許文献1では、評価すべきトランジスタのソースとドレインの一方に、検出用のトランジスタのゲートを接続した回路を形成し、検出用のトランジスタの抵抗値の変化からトランジスタのソースとドレインの一方の電位の変化を求め、これとトランジスタのソースとドレインの一方の容量値からオフ電流を算出する方法が開示されている。
米国特許出願公開第2011/0254538号明細書
SEKINE. Y et al., "Success in measurement the lowest offstate current of transistor in the world", Int. conf. On Semiconductor Tech. for Ultra Large Scale Integrated Circuits and Thin Film Transistors, 2011, pp. 77−88.
新しい回路構成の信号処理装置および/または評価方法が提供される。
開示されるのは、複数の信号伝達回路が接続された回路であり、それぞれの信号伝達回路はインバータを有し、少なくとも1つの信号伝達回路はインバータに接続する第1のトランジスタと第1のトランジスタのゲートにソースとドレインの一方が接続する第2のトランジスタを有する。
例えば、(2n+1)個の信号伝達回路(nは1以上の整数)を有し、それぞれの信号伝達回路はインバータを有し、信号伝達回路の一は、第1のトランジスタと、第2のトランジスタとを有し、インバータの入力端子と出力端子の一方と第1のトランジスタのソースとドレインの一方が接続し、第2のトランジスタのソースとドレインの一方は第1のトランジスタのゲートに接続し、インバータの入力端子と出力端子の他方は、信号伝達回路の一の入力と出力の一方であり、第1のトランジスタのソースとドレインの他方は信号伝達回路の一の入力と出力の他方であり、k番目(kは1以上2n以下の整数)の信号伝達回路の出力は(k+1)番目の信号伝達回路の入力と接続し、(2n+1)番目の信号伝達回路の出力は1番目の信号伝達回路の入力と接続することを特徴とする信号処理装置が開示される。
第2のトランジスタの半導体層は酸化物であってもよい。第2のトランジスタはバックゲートによりしきい値が制御できる構成でもよい。
また、上記の信号処理装置において、第1のトランジスタのゲートの電位を、しきい値より高い第1の電位としたのち、1番目乃至(2n+1)番目の信号伝達回路のいずれか一の出力の周波数を計測し、周波数が特定の値となるまでの時間を計測する過程と、その時間をもとに第2のトランジスタのオフ電流を算出する過程と、を有する評価方法が開示される。
また、例えば、トランジスタのゲートに第1の範囲の電位を印加して、第1の方法でオフ電流に関連する第1の物理量を得る過程と、トランジスタのゲートに第1の範囲の電位と一部が重なる第2の範囲の電位を印加して、第2の方法でオフ電流に関連する第2の物理量を得る過程と、を有し、第1の範囲の電位と第2の範囲の電位の重なる領域で得られた第1の物理量から第2の物理量を換算するための係数を得る評価方法が開示される。
なお、本明細書中で用いるオフ電流とは、トランジスタがオフ状態のときに、ソース電極
とドレイン電極の間に流れる電流をいう。例えば、n型のトランジスタの場合には、ゲー
ト電圧がトランジスタのしきい値電圧よりも低い、またはゲート電圧がサブスレッショルド状態のときにソース電極とドレイン電極との間に流れる電流である。
ここで、第1の物理量は、例えば、トランジスタを用いて構成されたリングオシレータの発振周波数が特定の周波数まで低下するのに要する時間、あるいは、通常の電流測定機器で測定される電流値である。
通常の電流測定機器では測定できないような低い電流、例えば、1fA以下の電流の測定が可能となる。なお、効果はこれに限定されず、以下に詳述される。
信号処理装置の回路例を示す。 信号処理装置の回路例を示す。 信号処理装置の回路例を示す。 信号処理装置の回路例を示す。 信号処理装置の回路例を示す。 信号処理装置の作製工程例を示す。 信号処理装置の構成例を示す。 信号処理装置の回路例を示す。 信号処理装置での測定結果を示す。
以下では、実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。ただし、実施の形態は以下の説明に限定されず、趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは、当業者であれば容易に理解される。従って、この開示物が開示する内容は、以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
なお、トランジスタのソースとは、活性層として機能する半導体の一部であるソース領域、あるいは上記半導体に電気的に接続されたソース電極も意味する。同様に、トランジスタのドレインとは、活性層として機能する半導体の一部であるドレイン領域、あるいは上記半導体に電気的に接続されたドレイン電極も意味する。また、ゲートはゲート電極も意味する。
以下の説明では、トランジスタはNチャネル型とするが、Pチャネル型としても同様に実施できる。
(実施の形態1)
図1(A)には、信号処理装置に用いられる回路例を示す。奇数個の信号伝達回路101が直列に接続された回路となり、最終段((2n+1)段、ただし、nは1以上の整数)の信号伝達回路101の出力は、第1段の信号伝達回路101の入力に接続される。また、この例では、最終段((2n+1)段)の出力を回路の出力として取り出すが、これに限られず、信号伝達回路101のいずれか1つの出力を回路の出力として取り出せばよい。なお、インバータ102は設けなくてもよい。
それぞれの信号伝達回路101は配線103、配線104に与えられる信号によって制御される。図1(A)に示す回路では、すべての信号伝達回路101が、配線103、配線104に接続されているため、すべての信号伝達回路101が同時に制御される。
それぞれの信号伝達回路101は、図2(A)に示すように、測定用トランジスタ106、容量素子107、負荷トランジスタ108、インバータ109を有する。なお、容量素子107は意図的に設けられる容量素子だけでなく、寄生容量も含み、場合によっては寄生容量のみからなる。
測定用トランジスタ106のソースとドレインの一方は配線103に接続し、他方は容量素子107の一方の電極と負荷トランジスタ108のゲートに接続する。負荷トランジスタ108のソースとドレインの一方はインバータ109の出力端子に接続し、他方は、信号伝達回路101の出力端子となる。インバータ109の入力端子は信号伝達回路101の入力端子となる。なお、負荷トランジスタ108とインバータ109の接続の順序はこれに限られない。
負荷トランジスタ108のソースとドレイン間の抵抗はゲートの電位に依存する。負荷トランジスタ108がNチャネル型の場合、ゲートの電位が低下すると抵抗が高くなる。図1(A)および図2(A)からわかるように、図1(A)に示される回路は、2つのインバータ109の間に1つの負荷トランジスタ108を挟んだリングオシレータである。負荷トランジスタ108の抵抗が高くなれば、回路の発振周波数が低下する。
負荷トランジスタ108のゲートの電位を負荷トランジスタ108のしきい値より高い第1の電位Vとし、また、配線103の電位を、第1の電位より低い、第2の電位Vとすると、時間の経過とともに、負荷トランジスタ108のゲートの電位は第1の電位Vから第2の電位Vに向かって低下する。このときの変動の程度は、測定用トランジスタ106の抵抗状態および容量素子107の容量Cに依存する。
測定用トランジスタ106の抵抗状態は、配線104の電位に依存する。配線104の電位は、測定用トランジスタ106がサブスレッショルド状態となるようなものとするとよい。
負荷トランジスタ108のゲートの電位を第1の電位Vとするには、インバータ109の電源電位をローレベル(接地電位)とし、負荷トランジスタ108のソースとドレインの電位がローレベルとなるようにした状態で、配線103の電位を第1の電位Vとし、配線104の電位を、測定用トランジスタ106がオンとなるような電位とすることで、容量素子107を充電するとよい。そして、次に、配線104の電位を測定用トランジスタ106がサブスレッショルド状態となるようなものとする。また、配線103の電位を第2の電位Vとする。
その後、インバータ109の電源端子のうち、高電位端子をハイレベルとすると、図1(A)に示す回路が発振を開始する。当初は、負荷トランジスタ108のゲートの電位が第1の電位Vの近くであるため、負荷トランジスタ108のソースドレイン間の抵抗が低く、発振周波数は高いが、時間の経過とともに低下する。これは、測定用トランジスタ106から、電荷が流出して、負荷トランジスタ108のゲートの電位が低下するためである。
発振周波数は、そのときの負荷トランジスタ108のゲートの電位に応じて決定される。すなわち、発振周波数が特定の周波数fであれば、負荷トランジスタ108のゲートの電位もまた、特定の電位Vであると決定できる。なお、周波数fは、発振初期の周波数の1%以上20%以下としてもよい。
したがって、配線104と配線103の電位差がVgsであるときの、測定用トランジスタ106のソースドレイン間の電流Ids(Vgs)は以下の式で表される。
ここで、τ(Vgs)は、回路の発振開始から、周波数が特定の周波数fとなるまでの時間であり、配線104と配線103の電位差Vgsの関数である。電位差Vgsをさまざまに変化させて、それに応じたτ(Vgs)を取得する。
なお、式1は近似式であり、式1が成り立つためには、(V−V)は(V−V)よりも十分に小さいことが必要である。そのため、Vを、負荷トランジスタ108のソースやドレインの電位よりも低くすると測定精度が向上することがある。
式1において、C、V、Vは定数である。電位差Vgs=VのときのIds(V)が通常の電流測定機器で測定でき、また、電位差Vgs=Vのときのτ(V)も得られたとすると、この2つの異なる方法での測定結果は等しいと考えられるので、定数C・(V−V)が特定できる。この結果、以降は電位差Vgsをさまざまに変化させて、それに応じたτ(Vgs)を取得することで、容量CやVを直接測定しなくてもIds(Vgs)を算出することができる。
一般に測定用トランジスタ106のオフ抵抗が高い場合には、ソースドレイン間の電流の測定には時間を要する。そして、その時間は、容量素子107の容量に比例するので、容量素子107の容量は可能な限り小さいことが、測定時間を短縮する上で効果的である。
一方で、容量素子107の容量が小さくなると、それに占める寄生容量の比率が増加する。寄生容量は、実測することはもちろん、配線形状からも正確に特定することは困難であるので、結局、測定時間を短縮するために容量素子107の容量を小さくすると測定精度が低下する。
これに対して、上記に示した方法では、容量Cを直接測定しないため、容量素子107の容量を十分に小さくしても、測定精度を維持しつつ、測定時間を短縮することができる。
例えば、2種類の評価用の回路、第1の回路、第2の回路を作製する。第1の回路では、容量素子107の容量Cは十分に大きい。一方、第2の回路では、容量素子107の容量Cは十分に小さい。しかし、容量C、容量Cの値はわからない。式1より、以下の式2および式3が得られる。なお、ここでは、負荷トランジスタのソースあるいはドレインの電位によるゲートの電位の昇圧効果(ブースティング効果)は無視する。
なお、容量以外の他の条件が同じであれば、回路の発振周波数と、負荷トランジスタのゲートの電位とは、容量にかかわらず決定できるが、ここでは、VG1、VG2の値はわからないものとする。
第1の回路は、容量Cが大きいため、測定用トランジスタ106のソースドレイン間の電流が比較的大きな場合(電位差Vgsが大きい場合)でも、精度よく測定できる。一方、同じ理由で、ソースドレイン間の電流が比較的小さな場合(電位差Vgsが小さい場合)には測定に長時間を要する。
一方、第2の回路は、容量Cが小さいため、測定用トランジスタ106のソースドレイン間の電流が比較的大きな場合の測定精度は低い。一方、同じ理由で、ソースドレイン間の電流が比較的小さな場合でもより短時間で測定できる。
第1の回路の測定可能な電位差Vgsの範囲は、通常の電流測定機器で測定可能な電位差Vgsの範囲と重なるので、先に示した方法で、定数C・(V−V)が特定できる。また、電位差Vgs=Vにおいて、第1の回路および第2の回路で十分な精度かつ比較的短時間で測定をおこない、それぞれの回路で、τ1f(V)、τ2f(V)が得られたとする。
このとき、容量C、容量C以外の条件が同じであるとすれば、2つの回路でそれぞれ得られた電流Ids(V)は等しいとみなされる。したがって、式2と式3から、定数C・(V−VG1)と定数C・(V−VG2)の比率が決定できる。
また、第1の回路の定数C・(V−VG1)はすでに特定されているので、第2の回路の定数C(V−VG2)も特定される。すなわち、第2の回路の測定結果からも電流Ids(Vgs)を算出できる。そして、第1の回路では、測定にきわめて長時間かかる場合でも、第2の回路を用いることで、比較的短時間で測定を完了できる。
例えば、C/C=100で、電位差Vgs=Vにおいて、第1の回路では測定に10000秒を要し、第2の回路では測定に100秒を要したとする。測定用トランジスタ106のソースドレイン間の電流が2ケタも低くなったとすれば、第1の回路では測定に1000000秒=11.5日もかかるが、第2の回路を用いれば10000秒=2.78時間で済む。したがって、第2の回路はより小さな電流値の測定に適している。
一方で、測定用トランジスタ106のソースドレイン間の電流が、電位差Vgs=Vにおけるものより2ケタ高くなったとすれば、第2の回路では、1秒で測定を完了させる必要があり、測定精度が大幅に低下する。一方で、第1の回路では100秒で完了させればよいので、測定精度は十分に高くなる。したがって、第1の回路はより大きな電流値の測定に適している。
以上の例は、容量素子107の容量が異なる2つの回路を用いて、測定用トランジスタ106のソースドレイン間の電流の測定方法であるが、容量素子107の容量が異なる3以上の回路を用いて同様な測定をおこなってもよい。
あるいは、別の回路を用意する代わりに、図2(B)に示すように、大小2種類の容量素子(容量素子107aと容量素子107b)を用意し、負荷トランジスタ108のゲートに接続する容量素子をスイッチ110で選択するようにしてもよい。スイッチ110はトランジスタを用いてもよいし、機械的なスイッチでもよい。
あるいは、同じ回路を用いる場合であっても、周波数のしきい値の異なる測定を組み合わせてもよい。例えば、最初の測定では、それぞれのVgsについて、発振開始から発振周波数が0.1MHzまで低下するまでの時間τf=0.1MHz(Vgs)を求める。ただし、Vgsが小さくなると、測定に長時間かかるので、Vgsは、例えば、−0.3Vから0Vまでとする。なお、上記と同様に、通常の電流測定機器で、例えば、Vgs=0Vでの電流Ids(0)は測定可能であり、容量Cが求められるとする。
この測定では、以下の式4の関係がなりたつ。なお、発振周波数が0.1MHzとなったときの、負荷トランジスタ108のゲートの電位VG3はわからないものとする。
次の測定では、それぞれのVgsについて、発振開始から発振周波数が1MHzまで低下するまでの時間τf=1MHz(Vgs)を求める。ただし、Vgsが大きいと、測定精度が低下するので、Vgsは、例えば、−0.5Vから−0.2Vまでとする。
この測定では、以下の式5の関係がなりたつ。なお、発振周波数が1MHzとなったときの、負荷トランジスタ108のゲートの電位VG4はわからないものとする。
以上の測定では、Vgsが−0.3Vから−0.2Vまでの範囲で重なるので、この範囲内(例えば、Vgs=−0.25V)での電流値は、いずれの方法でも同じであると推定できる。すなわち、以下の式6の関係が得られる。
すなわち、(V−VG3)と(V−VG4)の比(係数)が決定される。この係数を用いて、測定用トランジスタ106のソースドレイン間の電流値を正確に求めることができる。
図1(B)には、信号処理装置に用いられる回路の他の例を示す。図1(B)に示す回路では、(2n+1)段の信号伝達回路のうち、j番目(jは1以上(2n+1)以下の整数)の信号伝達回路101のみが、図2(A)で示される回路を有し、他の信号伝達回路はインバータのみからなる。
ただし、インバータのみからなる信号伝達回路は、図2(A)の信号伝達回路101から、測定用トランジスタ106と容量素子107を取り去り、負荷トランジスタ108のソースとドレインを短絡したものともみなせる。
図1(A)に示される回路では、すべての信号伝達回路101の測定用トランジスタ106のソースドレイン間の電流が反映された結果となるのに対し、図1(B)に示す回路では、j番目の信号伝達回路101中の測定用トランジスタ106のソースドレイン間の電流が反映された結果となる。なお、回路中に2以上2n以下の信号伝達回路101を設けてもよい。
測定用トランジスタ106等に用いることのできる酸化物半導体について説明する。
酸化物半導体は、例えば、インジウムを含む。インジウムを含む酸化物半導体は、キャリア移動度(電子移動度)が高くなる。また、酸化物半導体は、元素Mを含むと好ましい。元素Mとして、例えば、アルミニウム、ガリウム、イットリウムまたはスズなどがある。元素Mは、例えば、酸素との結合エネルギーが高い元素である。元素Mは、例えば、酸化物半導体のエネルギーギャップを大きくする機能を有する元素である。また、酸化物半導体は、亜鉛を含むと好ましい。酸化物半導体が亜鉛を含むと、結晶質の酸化物半導体となりやすい。また、酸化物半導体の価電子帯上端のエネルギー(Ev)は、例えば、亜鉛の原子数比によって制御できる場合がある。
ただし、酸化物半導体は、インジウムを含まなくてもよい。酸化物半導体は、例えば、Zn−Sn酸化物、Ga−Sn酸化物であっても構わない。
なお、酸化物半導体は、InおよびMの和を100atomic%としたとき、InとMの原子数比率をInが50atomic%未満、Mが50atomic%以上、またはInが25atomic%未満、Mが75atomic%以上であるIn−M−Zn酸化物としてもよい。また、酸化物半導体は、InおよびMの和を100atomic%としたとき、InとMの原子数比率をInが25atomic%以上、Mが75atomic%未満、またはInが34atomic%以上、Mが66atomic%未満であるIn−M−Zn酸化物としてもよい。
また、酸化物半導体は、エネルギーギャップが大きい。酸化物半導体のエネルギーギャップは、2.7eV以上4.9eV以下、好ましくは3eV以上4.7eV以下、さらに好ましくは3.2eV以上4.4eV以下とする。
トランジスタの電気特性を安定にするためには、酸化物半導体中の不純物濃度を低減し、高純度真性化することが有効である。なお、酸化物半導体において、主成分以外(1atomic%未満)の軽元素、半金属元素、金属元素などは不純物となる。例えば、水素、リチウム、炭素、窒素、フッ素、ナトリウム、シリコン、塩素、カリウム、カルシウム、チタン、鉄、ニッケル、銅、ゲルマニウム、ストロンチウム、ジルコニウムおよびハフニウムは酸化物中で不純物となる場合がある。従って、近接する膜中の不純物濃度も低減することが好ましい。
例えば、酸化物半導体中にシリコンが含まれることで不純物準位を形成する場合がある。また、酸化物半導体の表層にシリコンがあることで不純物準位を形成する場合がある。そのため、酸化物半導体の内部、表層におけるシリコン濃度は、二次イオン質量分析法(SIMS:Secondary Ion Mass Spectrometry)において、1×1019atoms/cm未満、好ましくは5×1018atoms/cm未満、さらに好ましくは2×1018atoms/cm未満とする。
また、酸化物半導体中で水素は、不純物準位を形成し、キャリア密度を増大させてしまう場合がある。そのため、酸化物半導体膜の水素濃度はSIMSにおいて、2×1020atoms/cm以下、好ましくは5×1019atoms/cm以下、より好ましくは1×1019atoms/cm以下、さらに好ましくは5×1018atoms/cm以下とする。また、酸化物半導体中で窒素は、不純物準位を形成し、キャリア密度を増大させてしまう場合がある。そのため、酸化物半導体中の窒素濃度は、SIMSにおいて、5×1019atoms/cm未満、好ましくは5×1018atoms/cm以下、より好ましくは1×1018atoms/cm以下、さらに好ましくは5×1017atoms/cm以下とする。
酸化物半導体は、例えば非単結晶を有してもよい。非単結晶は、例えば、CAAC(C Axis Aligned Crystal)、多結晶、微結晶、非晶質部を有する。
酸化物半導体は、例えばCAACを有してもよい。なお、CAACを有する酸化物半導体を、CAAC−OS(C Axis Aligned Crystalline Oxide Semiconductor)と呼ぶ。
CAAC−OSは、例えば、透過型電子顕微鏡(TEM:Transmission Electron Microscope)による観察像で、結晶部を確認することができる場合がある。CAAC−OSに含まれる結晶部は、例えば、TEMによる観察像で、一辺100nmの立方体内に収まる大きさであることが多い。また、CAAC−OSは、TEMによる観察像で、結晶部と結晶部との境界を明確に確認できない場合がある。また、CAAC−OSは、TEMによる観察像で、粒界(グレインバウンダリーともいう。)を明確に確認できない場合がある。CAAC−OSは、例えば、明確な粒界を有さないため、不純物が偏析することが少ない。また、CAAC−OSは、例えば、明確な粒界を有さないため、欠陥準位密度が高くなることが少ない。また、CAAC−OSは、例えば、明確な粒界を有さないため、電子移動度の低下が小さい。
CAAC−OSは、例えば、複数の結晶部を有し、当該複数の結晶部においてc軸が被形成面の法線ベクトルまたは表面の法線ベクトルに平行な方向に揃っている場合がある。また、CAAC−OSは、例えば、X線回折(XRD:X−Ray Diffraction)装置を用い、out−of−plane法による分析を行うと、配向を示す2θが31°近傍のピークが現れる場合がある。また、CAAC−OSは、例えば、電子線回折像で、スポット(輝点)が観測される場合がある。なお、特に、ビーム径が10nmφ以下、または5nmφ以下の電子線を用いて得られる電子線回折像を、極微電子線回折像と呼ぶ。また、CAAC−OSは、例えば、異なる結晶部間で、それぞれa軸およびb軸の向きが揃っていない場合がある。CAAC−OSは、例えば、c軸配向し、a軸または/およびb軸はマクロに揃っていない場合がある。
CAAC−OSに含まれる結晶部は、例えば、c軸がCAAC−OSの被形成面の法線ベクトルまたは表面の法線ベクトルに平行な方向になるように揃い、かつab面に垂直な方向から見て金属原子が三角形状または六角形状に配列し、c軸に垂直な方向から見て金属原子が層状または金属原子と酸素原子とが層状に配列している。なお、異なる結晶部間で、それぞれa軸およびb軸の向きが異なっていてもよい。本明細書において、単に垂直と記載する場合、80°以上100°以下、好ましくは85°以上95°以下の範囲も含まれることとする。また、単に平行と記載する場合、−10°以上10°以下、好ましくは−5°以上5°以下の範囲も含まれることとする。
また、CAAC−OSは、例えば、欠陥準位密度を低減することで形成することができる。CAAC−OSを形成するためには、例えば、酸化物半導体に酸素欠損を生じさせないことが重要となる。従って、CAAC−OSは、欠陥準位密度の低い酸化物半導体である。または、CAAC−OSは、酸素欠損の少ない酸化物半導体である。
不純物濃度が低く、欠陥準位密度の低い(酸素欠損の少ない)ことを高純度真性または実質的に高純度真性と呼ぶ。高純度真性または実質的に高純度真性である酸化物半導体は、キャリア発生源が少ないため、キャリア密度を低くすることができる場合がある。従って、当該酸化物半導体をチャネル形成領域に用いたトランジスタは、しきい値電圧がマイナスとなる電気特性(ノーマリーオンともいう。)になることが少ない場合がある。また、高純度真性または実質的に高純度真性である酸化物半導体は、欠陥準位密度が低いため、トラップ準位密度も低くなる場合がある。従って、当該酸化物半導体をチャネル形成領域に用いたトランジスタは、電気特性の変動が小さく、信頼性の高いトランジスタとなる場合がある。なお、酸化物半導体のトラップ準位に捕獲された電荷は、消失するまでに要する時間が長く、あたかも固定電荷のように振る舞うことがある。そのため、トラップ準位密度の高い酸化物半導体をチャネル形成領域に用いたトランジスタは、電気特性が不安定となる場合がある。
また、高純度真性または実質的に高純度真性であるCAAC−OSを用いたトランジスタは、可視光や紫外光の照射による電気特性の変動が小さい。
酸化物半導体は、例えば多結晶を有してもよい。なお、多結晶を有する酸化物半導体を、多結晶酸化物半導体と呼ぶ。多結晶酸化物半導体は複数の結晶粒を含む。
酸化物半導体は、例えば微結晶を有してもよい。なお、微結晶を有する酸化物半導体を、微結晶酸化物半導体と呼ぶ。
微結晶酸化物半導体は、例えば、TEMによる観察像では、明確に結晶部を確認することができない場合がある。微結晶酸化物半導体に含まれる結晶部は、例えば、1nm以上100nm以下、または1nm以上10nm以下の大きさであることが多い。特に、例えば、1nm以上10nm以下の微結晶をナノ結晶(nc:nanocrystal)と呼ぶ。ナノ結晶を有する酸化物半導体を、nc−OS(nanocrystalline Oxide Semiconductor)と呼ぶ。また、nc−OSは、例えば、TEMによる観察像では、結晶部と結晶部との境界を明確に確認できない場合がある。また、nc−OSは、例えば、TEMによる観察像では、明確な粒界を有さないため、不純物が偏析することが少ない。また、nc−OSは、例えば、明確な粒界を有さないため、欠陥準位密度が高くなることが少ない。また、nc−OSは、例えば、明確な粒界を有さないため、電子移動度の低下が小さい。
nc−OSは、例えば、微小な領域(例えば、1nm以上10nm以下の領域)において原子配列に周期性を有する場合がある。また、nc−OSは、例えば、結晶部と結晶部との間で規則性がないため、巨視的には原子配列に周期性が見られない場合、または長距離秩序が見られない場合がある。従って、nc−OSは、例えば、分析方法によっては、非晶質酸化物半導体と区別が付かない場合がある。nc−OSは、例えば、XRD装置を用い、結晶部よりも大きいビーム径のX線でout−of−plane法による分析を行うと、配向を示すピークが検出されない場合がある。また、nc−OSは、例えば、結晶部よりも大きいビーム径(例えば、20nmφ以上、または50nmφ以上)の電子線を用いる電子線回折像では、ハローパターンが観測される場合がある。また、nc−OSは、例えば、結晶部と同じか結晶部より小さいビーム径(例えば、10nmφ以下、または5nmφ以下)の電子線を用いる極微電子線回折像では、スポットが観測される場合がある。また、nc−OSの極微電子線回折像は、例えば、円を描くように輝度の高い領域が観測される場合がある。また、nc−OSの極微電子線回折像は、例えば、当該領域内に複数のスポットが観測される場合がある。
nc−OSは、微小な領域において原子配列に周期性を有する場合があるため、非晶質酸化物半導体よりも欠陥準位密度が低くなる。ただし、nc−OSは、結晶部と結晶部との間で規則性がないため、CAAC−OSと比べて欠陥準位密度が高くなる。
なお、酸化物半導体が、CAAC−OS、多結晶酸化物半導体、微結晶酸化物半導体、非晶質酸化物半導体の二種以上を有する混合膜であってもよい。混合膜は、例えば、非晶質酸化物半導体の領域、微結晶酸化物半導体の領域、多結晶酸化物半導体の領域、CAAC−OSの領域、のいずれか二種以上の領域を有する場合がある。また、混合膜は、例えば、非晶質酸化物半導体の領域、微結晶酸化物半導体の領域、多結晶酸化物半導体の領域、CAAC−OSの領域、のいずれか二種以上の領域の積層構造を有する場合がある。
酸化物半導体は、多層膜で構成されていてもよい。例えば、酸化物半導体層(S1)と、酸化物半導体層(S2)とが、この順番で形成された多層膜であってもよい。
このとき、例えば、酸化物半導体層(S2)の伝導帯下端のエネルギー(Ec)を、酸化物半導体層(S1)よりも低くする。具体的には、酸化物半導体層(S2)として、酸化物半導体層(S1)よりも電子親和力の0.07eV以上1.3eV以下、好ましくは0.1eV以上0.7eV以下、さらに好ましくは0.15eV以上0.4eV以下大きい酸化物半導体を用いる。なお、電子親和力は、真空準位と伝導帯下端のエネルギーとの差である。
または、例えば、酸化物半導体層(S2)のエネルギーギャップを、酸化物半導体層(S1)よりも小さくする。なお、エネルギーギャップは、例えば、光学的な手法により導出することができる。具体的には、酸化物半導体層(S2)として、酸化物半導体層(S1)よりもエネルギーギャップの0.1eV以上1.2eV以下、好ましくは0.2eV以上0.8eV以下小さい酸化物半導体を用いる。
または、酸化物半導体は、例えば、酸化物半導体層(S1)と、酸化物半導体層(S2)と、酸化物半導体層(S3)とが、この順番で形成された多層膜であってもよい。
または、例えば、酸化物半導体層(S2)の伝導帯下端のエネルギー(Ec)を、酸化物半導体層(S1)および酸化物半導体層(S3)よりも低くする。具体的には、酸化物半導体層(S2)として、酸化物半導体層(S1)および酸化物半導体層(S3)よりも電子親和力の0.07eV以上1.3eV以下、好ましくは0.1eV以上0.7eV以下、さらに好ましくは0.15eV以上0.4eV以下大きい酸化物半導体を用いる。
または、例えば、酸化物半導体層(S2)のエネルギーギャップを、酸化物半導体層(S1)および酸化物半導体層(S3)よりも小さくする。具体的には、酸化物半導体層(S2)として、酸化物半導体層(S1)および酸化物半導体層(S3)よりもエネルギーギャップの0.1eV以上1.2eV以下、好ましくは0.2eV以上0.8eV以下小さい酸化物半導体を用いる。
または、例えば、トップゲート型のトランジスタのオン電流を高くするためには、酸化物半導体層(S3)の厚さは小さいほど好ましい。例えば、酸化物半導体層(S3)は、10nm未満、好ましくは5nm以下、さらに好ましくは3nm以下とする。一方、酸化物半導体層(S3)は、電流密度の高い酸化物半導体層(S2)へ、ゲート絶縁膜を構成する元素(シリコンなど)が入り込まないようブロックする機能も有する。そのため、酸化物半導体層(S3)は、ある程度の厚さを有することが好ましい。例えば、酸化物半導体層(S3)の厚さは、0.3nm以上、好ましくは1nm以上、さらに好ましくは2nm以上とする。
また、酸化物半導体層(S1)は厚く、酸化物半導体層(S2)は薄く、酸化物半導体層(S3)は薄く設けられることが好ましい。具体的には、酸化物半導体層(S1)の厚さは、20nm以上、好ましくは30nm以上、さらに好ましくは40nm以上、より好ましくは60nm以上とする。酸化物半導体層(S1)の厚さを、20nm以上、好ましくは30nm以上、さらに好ましくは40nm以上、より好ましくは60nm以上とすることで、絶縁膜と酸化物半導体層(S1)との界面から電流密度の高い酸化物半導体層(S2)までを20nm以上、好ましくは30nm以上、さらに好ましくは40nm以上、より好ましくは60nm以上離すことができる。ただし、信号処理装置の生産性が低下する場合があるため、酸化物半導体層(S1)の厚さは、200nm以下、好ましくは120nm以下、さらに好ましくは80nm以下とする。また、酸化物半導体層(S2)の厚さは、3nm以上100nm以下、好ましくは3nm以上80nm以下、さらに好ましくは3nm以上50nm以下とする。
例えば、酸化物半導体層(S1)の厚さは酸化物半導体層(S2)の厚さより厚く、酸化物半導体層(S2)の厚さは酸化物半導体層(S3)の厚さより厚くすればよい。
上記のような酸化物半導体の単層または多層を測定用トランジスタ106等のチャネルに用いることができる。
(実施の形態2)
図3(A)には、信号処理装置に用いられる回路の他の例を示す。図3(A)に示される回路では、奇数個の信号伝達回路111が直列に接続された回路となり、最終段((2n+1)段、ただし、nは1以上の整数)の信号伝達回路111の出力は、第1段の信号伝達回路111の入力に接続される。また、この例では、最終段((2n+1)段)の出力を回路の出力として取り出すが、これに限られず、信号伝達回路111のいずれか1つの出力を回路の出力として取り出せばよい。なお、インバータ102は設けなくてもよい。
それぞれの信号伝達回路111は配線103、配線104、配線105に与えられる信号によって制御される。図3(A)に示す回路では、すべての信号伝達回路111が、配線103、配線104、配線105に接続されているため、すべての信号伝達回路111が同時に制御される。
それぞれの信号伝達回路111は、図4(A)に示すように、測定用トランジスタ106、容量素子107、負荷トランジスタ108、インバータ109を有する。なお、容量素子107は意図的に設けられる容量素子だけでなく、寄生容量も含み、場合によっては寄生容量のみからなる。また、測定用トランジスタ106はバックゲートを有する。
測定用トランジスタ106のバックゲート以外の接続は、図2(A)に示す信号伝達回路101と同じである。信号伝達回路111では、測定用トランジスタ106のバックゲートは配線105に接続される。そのため、配線104の電位だけでなく、配線105の電位によっても、測定用トランジスタ106のソースドレイン間の導通状態が変わる。
また、図3(B)に示すように、第j段の信号伝達回路のみ信号伝達回路111を用い、他はインバータのみとしてもよい。また、図4(B)に示すように、容量素子107a/容量素子107bと負荷トランジスタ108のゲートとの間に、スイッチ110を設けてもよい。そのほか、実施の形態1で開示された内容を適宜盛り込んでもよい。
図3(A)に示される回路を用いた測定方法について説明する。実施の形態1で説明したように、負荷トランジスタ108のゲートの電位をVとしたのち、インバータ109に電源を供給することで発振が始まる。その後、負荷トランジスタ108のゲートの電位がVまで低下することで発振周波数がfまで低下する。バックゲートを有する測定用トランジスタ106では、以下の式7が成り立つものとする。
つまり、測定用トランジスタ106のソースドレイン間の電流は、電位差Vgs、バックゲートと配線103との電位差VBGの関数である。なお、ΔVgs(VBG)は、電位差VBGの関数である。例えば、特定の電位差VBGが与えられたときの、測定用トランジスタ106のしきい値の変動から決定することができる。
ここで、Vgs=0とすると、測定用トランジスタ106のソースドレイン間の電流Ids(0,VBG)は、以下の式8で与えられる。
ここで、τ(0,VBG)は、回路の発振開始から、周波数が周波数fとなるまでの時間であり、電位差VBGの関数である。電位差Vgsを0に固定し、電位差VBGをさまざまに変化させて、それに応じたτ(0,VBG)を取得する。なお、回路の発振開始から周波数がfとなるまでの時間は、電位差Vgsの関数でもあるが、ここでは、Vgs=0であるので、電位差VBGのみに依存する。
実施の形態1で説明したように、容量素子107の容量や電位Vを実測しなくても、通常の電流測定機器で電位差Vgs=0、電位差VBG=Vのときの電流値Ids(0,V)が測定でき、電位差Vgs=0、電位差VBG=Vのときのτ(0,V)が取得できれば、定数C・(V−V)が特定できる。この結果、容量CやVを直接測定しなくてもIds(0,VBG)を算出することができる。
また、VBGと測定用トランジスタ106のしきい値の関係がわかれば、VBGをVgsに変換することもできる。
なお、以上では、測定用トランジスタ106のゲートの電位を固定し、バックゲートの電位を変動させたが、逆にバックゲートの電位を固定し、ゲートの電位を変動させてもよい。
(実施の形態3)
図5(A)に、信号処理装置の例を示す。図5(A)に示される信号処理装置は、実施の形態1あるいは図1(A)、図2(A)で説明したように奇数個の信号伝達回路101を接続したものであるが、実施の形態1あるいは図1(A)とは異なり、個々の信号伝達回路101に接続する配線104を独立して制御できるようにしたものである。
このため、個々の信号伝達回路101の測定用トランジスタ106のオンオフを個別に制御でき、配線103にそれぞれのタイミングで信号を与えることで、負荷トランジスタ108の電位を個別に制御できるようになる。
また、個々の信号伝達回路101の測定用トランジスタ106のオフ状態を個別に制御できる。例えば、第k段(kは1以上(2n+1)以下の整数)の信号伝達回路101以外の信号伝達回路101の測定用トランジスタ106のゲートに十分に小さな電位を与え、第k段の信号伝達回路101の測定用トランジスタ106のゲートの電位のみを測定用の電位とすることができる。
この場合、第k段の信号伝達回路101以外の信号伝達回路101では、負荷トランジスタ108のゲートの電位はほとんど低下せず、実質的には、時間変化のない抵抗として扱える。
一方、第k段の信号伝達回路101では、負荷トランジスタ108のゲートの電位は時間とともに低下するので、実質的には、第k段の信号伝達回路101の負荷トランジスタ108の抵抗変化によって、回路の発振周波数が変化することとなる。
図5(B)に示す回路の例では、実施の形態1あるいは図1(A)、図2(A)で説明したように奇数個の信号伝達回路101を接続したものであるが、実施の形態1あるいは図1(A)とは異なり、個々の信号伝達回路101に接続する配線103を独立して制御できるようにしたものである。
例えば、回路の発振時の第k段(kは1以上(2n+1)以下の整数)の信号伝達回路101に接続する配線103_kの電位のみを第2の電位Vとし、それ以外の信号伝達回路101に接続する配線103の電位を第1の電位Vとすると、第k段の信号伝達回路101以外の信号伝達回路101の負荷トランジスタ108のゲートの電位は、配線104の電位によらず、電位Vに維持される。そのため、第k段の信号伝達回路101以外の信号伝達回路101の負荷トランジスタ108は、実質的には、時間変化のない抵抗として扱える。
一方、第k段の信号伝達回路101の負荷トランジスタ108のゲートの電位は、時間の経過とともに電位Vから低下するので、実質的には、第k段の信号伝達回路101の負荷トランジスタ108の抵抗変化によって、回路の発振周波数が変化することとなる。
(実施の形態4)
図6を用いて、信号処理装置の作製工程の一例を説明する。詳細は特許文献1を参照すればよい。なお、図6は積層構造をわかりやすく表現するものであり、特定の断面を指すものではない。
単結晶、多結晶あるいは非晶質のいずれかの半導体基板200に素子分離用絶縁物201とP型ウェル202pとN型ウェル202nを設ける(図6(A))。
第1ゲート絶縁膜203と第1ゲート配線204を形成し、また、P型ウェル202pにN型不純物領域205nを、N型ウェル202nにP型不純物領域205pを設ける。さらに、第1層間絶縁物206を設ける(図6(B))。第1層間絶縁物206は単層もしくは多層であり、また、上層への酸素供給能力と下層からの水素や水の上層への移動を遮断する能力を有することが好ましい。
第1層間絶縁物206上に酸化物半導体層207を設け、さらに、第1層間絶縁物206にコンタクトホール208を形成する(図6(C))。なお、酸化物半導体以外の半導体を用いてもよい。例えば、2nm以下の厚さのシリコン膜でもよい。
導電性材料を堆積して、コンタクトホールに導電性材料を埋め込む。また、酸化物半導体層207は、導電性材料で覆われる。導電性材料は単層もしくは多層である。さらに、導電性材料の表面を平坦化し、その上に100nm以上の厚さの絶縁性材料を形成する。絶縁性材料は単層もしくは多層であり、また、上層からの水素や水の下層への移動を遮断する能力を有することが好ましい。
そして、絶縁性材料および導電性材料を選択的にエッチングして、配線209、第2層間絶縁物210を形成する。配線209と第2層間絶縁物210は同様な形状となる。このエッチングに際しては、絶縁性材料のエッチングストッパとして、導電性材料を用いるとよい。
配線209、第2層間絶縁物210を覆って、第2ゲート絶縁膜211を形成する。さらに、導電性材料を堆積し、その表面を平坦化する。導電性材料は単層もしくは多層であり、また、上層からの水素や水の下層への移動を遮断する能力を有することが好ましい。厚さは、第1層間絶縁物206の上面から第2層間絶縁物210の上面までの距離よりも大きいことが好ましい。表面を平坦化した導電性材料を選択的にエッチングすることで第2ゲート配線212を形成する(図6(D))。
第2層間絶縁物210が存在することにより、配線209と第2ゲート配線212の間の寄生容量が低減できる。このようにして、測定用トランジスタ106、負荷トランジスタ108が形成できる。
プログラマブルロジックアレイを用いて、図3(A)に相当するリングオシレータを設定し、その周波数の変動を用いて、酸化物半導体を用いたトランジスタのサブスレショールド領域でのソースドレイン間の電流を評価した。
図7は、プログラマブルロジックアレイのスイッチアレイ301及びメモリロジックアレイ302、IOアレイ303の構成例の一例を示すブロック図である。
メモリロジックアレイ302は、複数のプログラマブルロジックエレメントPLEがアレイ状に配置された構造を有する。図7の例では、1つのメモリロジックアレイ302には、10個のプログラマブルロジックエレメント(PLE00乃至PLE09あるいはPLE10乃至PLE19)が一列に配置されている。プログラマブルロジックエレメントはコンフィギュレーションデータを格納するメモリを備える。
IOアレイ303はプログラマブルロジックアレイの両端に設けられ、それぞれに10個の出入力回路(IO/00乃至IO/09あるいはIO/10乃至IO/19)が一列に配置されている。
スイッチアレイ301は、アレイ状に配置された複数のスイッチ回路(SWa、SWb、SWc)を有する回路ブロックである。なお、各スイッチ回路は、プログラム可能なスイッチである。
図7において、スイッチ回路SWaは、プログラマブルロジックエレメントPLE間の導通を制御する。なお、例えば、「SWa0*−00」とは、PLE01乃至PLE09のいずれかの出力とPLE00の入力との接続あるいは切断が可能であることを意味する。
スイッチ回路SWbは、プログラマブルロジックエレメントPLEの入力端子とIOアレイ303の入出力回路間の導通を制御する。なお、例えば、「SWb0*−00」とは、IO/01乃至IO/09のいずれかとPLE00の入力との接続あるいは切断が可能であることを意味する。
スイッチ回路SWcは、プログラマブルロジックエレメントPLEの出力端子とIOアレイ303の入出力回路間の導通を制御する。なお、例えば、「SWc0*−00」とは、IO/01乃至IO/09のいずれかとPLE00の出力との接続あるいは切断が可能であることを意味する。
また、1つのメモリロジックアレイ302において、5段のプログラマブルロジックエレメントのルック・アップ・テーブル(LUT)によりキャリー・チェーンが構成され、10段のプログラマブルロジックエレメントのレジスタ(フリップフロップ)により、レジスタ・チェーンが構成されている。
プログラマブルロジックアレイにおける個々のスイッチ回路は、図8のように、書き込みトランジスタ306、容量素子307、パストランジスタ308を有し、それらの接続関係は、図4(A)に示される回路と同様である。すなわち、図4(A)の測定用トランジスタ106、容量素子107、負荷トランジスタ108は、それぞれ、図8の書き込みトランジスタ306、容量素子307、パストランジスタ308に相当する。パストランジスタ308は2つの配線INと配線OUTの間の導通を制御する。
なお、書き込みトランジスタ306のチャネル長は1.0μm、チャネル幅は4μm、ゲート絶縁膜の厚さは20nm、パストランジスタのチャネル長は0.5μm、チャネル幅は1μm、ゲート絶縁膜の厚さは10nmであった。また、パストランジスタ308はCMOSプロセスで作製され、書き込みトランジスタ306は、酸化物半導体をチャネルとする薄膜トランジスタであり、パストランジスタ308を含むCMOS回路の上に積層して形成された。
また、容量素子307の容量は、寄生容量を含めて184fF、パストランジスタ308のゲート容量は15fFであった。
スイッチ回路は、例えば、プログラマブルロジックエレメント間を接続する。したがって、あるプログラマブルロジックエレメントをインバータとして機能するように設定すると、そのプログラマブルロジックエレメントとそれに接続するスイッチ回路を合わせると、図2(A)に示す信号伝達回路と同等な回路となる。
本実施例では、プログラマブルロジックエレメントのうち、7つのプログラマブルロジックエレメントをインバータとして機能するように設定し、さらに、これら7つのプログラマブルロジックエレメントをスイッチ回路で接続し、7段リングオシレータを構成した。本実施例では、2つのインバータ(として機能するように設定されたプログラマブルロジックエレメント)の間には、1つのパストランジスタ308が含まれるように設定されたが、2つのインバータの間に2以上のパストランジスタ308が含まれることがあっても、測定の上での障害はない。
なお、図8において、図3(A)の配線103乃至配線105に相当するのは、それぞれ、ビット線BL、ワード線WL、バックゲート線BGLである。配線INと配線OUTの電位を0Vとし、パストランジスタ308のゲートの電位をV=2.5Vとし、その後、ワード線WLの電位を0Vとした。また、ビット線BLの電位も0Vとした。なお、バックゲート線BGLの電位は−7V乃至0Vとした。
その後、このリングオシレータを発振させ、その周波数の時間変化を測定した。その結果を図9(A)に示す。バックゲート線BGLの電位が小さくなるほど、発振周波数が低下するのに長時間かかる。これは、パストランジスタ308のゲートの電位の低下が著しく小さいためであり、書き込みトランジスタ306のオフ抵抗が高くなることを示している。ここでは、発振開始から発振周波数が1MHzにまで低下するのに要する時間τf=1MHz(0,VBG)を用いて、それぞれのバックゲートの電位における書き込みトランジスタ306のオフ電流を見積もった。
なお、半導体パラメータアナライザ(HP4155A)によるVBG=0Vにおける測定電流値から、式8における定数C・(V−V)は、22.5fCであることがわかった。また、バックゲート電位が1V低下すると、書き込みトランジスタ306のしきい値は0.0457V上昇することがわかった。すなわち、バックゲート電位を1V低下させると、書き込みトランジスタ306のゲートの電位(ワード線WLの電位)を0.0457V低下させることと同等である。
図9(B)には、半導体パラメータアナライザによる測定結果(○)と7段リングオシレータによる測定から算出された結果(×)を示す。半導体パラメータアナライザでは、10fA以下の微小な電流値の測定は不可能であるが、リングオシレータによる測定では1fA以下の電流値も測定できることが示された。
BGL バックゲート線
BL ビット線
IN 配線
OUT 配線
SWa スイッチ回路
SWb スイッチ回路
SWc スイッチ回路
PLE プログラマブルロジックエレメント
WL ワード線
101 信号伝達回路
102 インバータ
103 配線
104 配線
105 配線
106 測定用トランジスタ
107 容量素子
107a 容量素子
107b 容量素子
108 負荷トランジスタ
109 インバータ
110 スイッチ
111 信号伝達回路
200 半導体基板
201 素子分離用絶縁物
202p P型ウェル
202n N型ウェル
203 第1ゲート絶縁膜
204 第1ゲート配線
205p P型不純物領域
205n N型不純物領域
206 第1層間絶縁物
207 酸化物半導体層
208 コンタクトホール
209 配線
210 第2層間絶縁物
211 第2ゲート絶縁膜
212 第2ゲート配線
301 スイッチアレイ
302 メモリロジックアレイ
303 IOアレイ
306 書き込みトランジスタ
307 容量素子
308 パストランジスタ

Claims (4)

  1. (2n+1)個の信号伝達回路(nは1以上の整数)を有し、
    前記信号伝達回路の一は、インバータと、第1のトランジスタと、第2のトランジスタとを有し、
    前記インバータの入力端子と出力端子の一方と前記第1のトランジスタのソースとドレインの一方が接続し、
    前記第2のトランジスタのソースとドレインの一方は前記第1のトランジスタのゲートに接続し、
    前記インバータの入力端子と出力端子の他方は、前記信号伝達回路の一の入力と出力の一方であり、
    前記第1のトランジスタのソースとドレインの他方は前記信号伝達回路の一の入力と出力の他方であり、
    k番目(kは1以上2n以下の整数)の信号伝達回路の出力は(k+1)番目の信号伝達回路の入力と接続し、
    (2n+1)番目の信号伝達回路の出力は1番目の信号伝達回路の入力と接続することを特徴とする信号処理装置。
  2. 前記第2のトランジスタの半導体層が酸化物である請求項1記載の信号処理装置。
  3. 前記第2のトランジスタはバックゲートによりしきい値が制御できる請求項1または2記載の信号処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の信号処理装置において、
    前記第1のトランジスタのゲートの電位を、しきい値より高い第1の電位としたのち、前記1番目乃至(2n+1)番目の信号伝達回路のいずれか一の出力の周波数を計測し、前記周波数が特定の値となるまでの時間を計測する過程と、
    前記時間をもとに前記第2のトランジスタのオフ電流を算出する過程と、を有する評価方法。
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