JP6336942B2 - 束取り加工機 - Google Patents

束取り加工機 Download PDF

Info

Publication number
JP6336942B2
JP6336942B2 JP2015087196A JP2015087196A JP6336942B2 JP 6336942 B2 JP6336942 B2 JP 6336942B2 JP 2015087196 A JP2015087196 A JP 2015087196A JP 2015087196 A JP2015087196 A JP 2015087196A JP 6336942 B2 JP6336942 B2 JP 6336942B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
wire
jig
electric
conveyed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015087196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016208650A (ja
Inventor
実良 間渕
実良 間渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2015087196A priority Critical patent/JP6336942B2/ja
Priority to CN201610245315.1A priority patent/CN106067646B/zh
Publication of JP2016208650A publication Critical patent/JP2016208650A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6336942B2 publication Critical patent/JP6336942B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/28Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for wire processing before connecting to contact members, not provided for in groups H01R43/02 - H01R43/26
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
    • H01R43/048Crimping apparatus or processes
    • H01R43/052Crimping apparatus or processes with wire-feeding mechanism
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R2201/00Connectors or connections adapted for particular applications
    • H01R2201/26Connectors or connections adapted for particular applications for vehicles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Processing Of Terminals (AREA)

Description

本発明は、束取り加工機に関し、詳しくは、複数本の電線の各端部から所定位置までの範囲を整列対象範囲とし、この範囲の部分で複数本の電線を整列させる電線整列装置を構成に含む束取り加工機に関する。
例えば、自動車に搭載される機器間を電気的に接続するために、車両にはワイヤハーネスが配索される。ワイヤハーネスは、複数のサブハーネスを備えて構成される。このような構成のワイヤハーネスは、所望の回路パターンに合うようにサブハーネスを組み合わせて製造される。サブハーネスは、複数本の電線と、この複数本の電線端部に配設されるコネクタとを備えて構成される。コネクタは、電線端部に圧着される圧着端子と、この圧着端子の収容先になるコネクタハウジングとを備えて構成される。
サブハーネスの製造にあたっては、電線を所定長さで切断するための電線切断工程と、切断された電線端部の被覆を除去して導体を露出させるための皮むき工程と、露出した導体に対し圧着端子を圧着接続するための端子接続工程と、コネクタを組み付けるためのコネクタ組み付け工程とを順に経るような製造方法が採用される(例えば下記特許文献1、2参照)。
数多くのサブハーネスを製造するために、ロット単位での電線払い出しが行われる。1ロットは、例えば25本や50本等である。尚、このような本数で電線払い出しが行われるのであれば、上記電線切断工程では次工程への搬送性に配慮する必要がある。そこで電線切断の度に例えば輪ゴム等で電線を束ねるようにしてから次工程へと搬送する方法が採用される。
特開昭61−245412号公報 特開2007−141641号公報
上記従来技術にあっては、輪ゴム等で束ねられた電線束の中から作業者が一本ずつ電線を摘んで取り出し、そしてこの後に、皮むき工程や端子接続工程を順に行うような製造になる。従って、人手作業であることから製造性が良いとは言えない。
また、上記従来技術にあっては、切断された電線端部の位置が揃っていない状態で束ねられることから、次工程での自動化が困難になってしまう。すなわち、電線端部の位置が揃っていなければ、例えば皮むき工程において被覆の除去にバラツキが生じるという虞があり、さらに、端子接続工程においては圧着端子を正常な位置に圧着接続することができないという虞がある。従って、上記従来技術のようにロット単位での電線払い出しが行われる状況下においては自動化が困難であり、結果、人手作業を続けるようになってしまう。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、製造性の向上を図ることが可能な束取り加工を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明の電線整列装置は、複数本の電線の各端部から所定位置までの範囲を整列対象範囲とし、該整列対象範囲の部分で前記複数本の電線を整列させるため、断面円弧状に凹む円弧状凹面が形成された電線受け治具と、前記円弧状凹面に略一致するような中心軸で且つ断面円弧状に突出する円弧状凸面が形成された電線押さえ治具と、前記電線受け治具及び/又は前記電線押さえ治具に作用する治具作用手段とを含んで装置を構成し、前記治具作用手段としては、少なくとも結束無しのバラケ可能な束状態にしておいた前記整列対象範囲の部分を前記円弧状凹面及び前記円弧状凸面にて挟み込むことが可能な第一治具作用部と、前記整列対象範囲の部分、前記電線受け治具、及び前記電線押さえ治具のうち少なくとも一つを動かすことが可能な第二治具作用部とを有する電線整列装置と、該電線整列装置により整列状態となった複数本の電線の中から搬送対象の電線を検知することが可能な電線検知手段と、前記電線整列装置の電線受け治具及び電線押さえ治具を少なくとも一方向に回転移動させることが可能な治具回転移動手段と、前記搬送対象の電線を後工程まで搬送することが可能な電線搬送手段と、該電線搬送手段により搬送された前記搬送対象の電線の端部に圧着端子を圧着することが可能な圧着装置とを含んで構成することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、複数本の電線の各端部から所定位置までの範囲を整列対象範囲としており、この整列対象範囲の部分を少なくとも結束無しのバラケ可能な束状態にしておけば、あとは本発明の電線整列装置によって、電線同士が重なり合った上記束状態から、重なり無しの整列状態にまで変化させることができる。本発明の電線整列装置は、整列対象範囲の部分を電線受け治具の円弧状凹面及び電線押さえ治具の円弧状凸面で挟み込み、且つ、例えば整列対象範囲の部分に振動等を加えることで、円弧状凹面及び円弧状凸面からの押圧力を効率よく上記束状態の電線に作用させることができる。各電線は、円弧状凹面及び円弧状凸面からの押圧力を受けることで、また、例えば上記振動が加わることで、円弧状凹面と円弧状凸面との間に生じる隙間に入り込もうと広がりながら移動し、最終的には重なり無しの整列状態にまで変化する。従って、本発明では、整列対象範囲の部分を円弧状に並ぶように整列させることができる。これにより、直線的な整列に比べて水平方向の省スペース化を図ることができる。以上、本発明のように、複数本の電線を人手作業によらずに整列状態にさせることができれば製造性が格段に向上するのは勿論である。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の束取り加工機において、前記中心軸の略延長線上となる位置に前記所定位置を合わせて前記複数本の電線を固定することが可能な電線固定手段を更に含むことを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、整列対象範囲の部分の電線端部位置を揃えることができる。これは断面円弧状に形成された円弧状凹面及び円弧状凸面の中心軸の略延長線上となる位置に合わせて電線固定手段を配置し、そして、この電線固定手段にて複数本の電線を固定するからである。本発明では、円弧状凹面及び円弧状凸面の形状と、電線固定手段の配置とにより、電線固定手段からのびる複数本の電線、すなわち整列対象範囲の部分を円弧状凹面及び円弧状凸面で挟み込んでも電線端部位置がずれることはない。従って、本発明では電線端部位置を揃えることができる。
また、上記課題を解決するためになされた請求項1又は2に記載の本発明の束取り加工機は、電線整列装置と、該電線整列装置により整列状態となった複数本の電線の中から搬送対象の電線を検知することが可能な電線検知手段と、前記電線整列装置の電線受け治具及び電線押さえ治具を少なくとも一方向に回転移動させることが可能な治具回転移動手段と、前記搬送対象の電線を後工程まで搬送することが可能な電線搬送手段と、該電線搬送手段により搬送された前記搬送対象の電線の端部に圧着端子を圧着することが可能な圧着装置とを含んで構成することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、電線端部に圧着端子を圧着するまでの一連の作業を自動化することができる。これは電線整列装置を構成に含み、電線整列装置では整列対象範囲の部分を円弧状に並ぶように整列させることができるからである。そして、この整列状態を保って電線をスムーズに搬送するために、治具回転移動手段では電線整列装置の電線受け治具及び電線押さえ治具を回転移動させることができ、また、電線検知手段では、搬送対象の電線を検知することができるからである。さらに、電線搬送手段では、搬送対象の電線を最終的に圧着装置まで搬送することができ、また、圧着装置では搬送された電線の端部に圧着端子を圧着することができるからである。
請求項に記載の本発明は、請求項1又は2に記載の束取り加工機において、前記治具回転移動手段として、前記搬送対象の電線を検知するまで前記電線受け治具及び前記電線押さえ治具を前記一方向に回転移動させることが可能な第一回転移動部と、前記電線搬送手段に連動して前記電線受け治具及び前記電線押さえ治具を前記一方向とは逆方向に回転移動させることが可能な第二回転移動部とを有することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、電線検知手段による搬送対象の電線の検知をし易くすることや、電線搬送手段による搬送対象の電線の取り出しをスムーズに行うことができる。これは治具回転移動手段により電線受け治具及び電線押さえ治具を回転移動させることができるからである。第一回転移動部では、電線検知手段にて搬送対象の電線を検知するまで電線受け治具及び電線押さえ治具を一方向に回転移動させればよい。また、第二回転移動部では、電線搬送手段にて搬送対象の電線を把持した状態であれば、電線受け治具及び電線押さえ治具を上記とは逆方向に回転移動させればよい。
請求項に記載の本発明は、請求項1、2又は3に記載の束取り加工機において、当該束取り加工機の構成として、前記搬送対象の電線の端部位置を検知することが可能な端部位置検知手段と、前記端部位置に基づいて前記搬送対象の電線の配置を微調整する電線位置微調整手段とを更に含むことを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、例えば皮むき工程での被覆除去のバラツキを防止したり、端子接続工程での圧着接続を正常な位置で行ったりすることができる。これは端部位置検知手段にて搬送対象の電線の端部位置を検知することができるからである。また、端部位置検知部により検知された端部位置に基づいて搬送対象の電線の配置を微調整することができるからである。
請求項に記載の本発明は、請求項1、2、3又は4に記載の束取り加工機において、前記電線搬送手段により搬送されて描かれる前記電線端部の移動軌跡が円弧状になるように前記電線搬送手段を構成するとともに、前記移動軌跡上に前記圧着装置を配設することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、装置レイアウトをコンパクトにすることができる。これは電線搬送手段により搬送されて描かれる電線端部の移動軌跡を円弧状にするからである。また、移動軌跡上に圧着装置を配設するからである。
請求項1に記載された本発明によれば、複数本の電線の各端部から所定位置までの範囲を整列対象範囲として、この整列対象範囲の部分で複数本の電線を人手作業によらずに整列させることができる。従って、本発明によれば、ワイヤハーネスやサブハーネスに係る製造性を向上させることができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、整列状態になった各電線の端部位置を揃えることができる。従って、本発明によれば、ワイヤハーネスやサブハーネスに係る製造性を更に向上させることができるという効果を奏する。
請求項1又は2に記載された本発明によれば、電線端部に圧着端子を圧着するまでの一連の作業を自動化することができる。従って、本発明によれば、ワイヤハーネスやサブハーネスに係る製造性を向上させることができるという効果を奏する。また、本発明によれば、自動化による(機械化による)信頼性の向上、製品品質の向上、加工費の削減等図ることができるという効果も奏する。
請求項に記載された本発明によれば、電線検知手段による搬送対象の電線の検知をし易くすることや、電線搬送手段による搬送対象の電線の取り出しをスムーズに行うことができる。従って、本発明によれば、ワイヤハーネスやサブハーネスに係る製造性を更に向上させることができるという効果を奏する。
請求項に記載された本発明によれば、例えば皮むき工程での被覆除去のバラツキを防止したり、端子接続工程での圧着接続を正常な位置で行ったりすることができる。従って、本発明によれば、ワイヤハーネスやサブハーネスに係る製造性を更に向上させることができるという効果を奏する。
請求項に記載された本発明によれば、装置レイアウトをコンパクトにすることができる。従って、本発明によれば、ワイヤハーネスやサブハーネスに係る製造性を更に向上させることができるという効果を奏する。
本発明の束取り加工機に係る構成図である。 電線受け治具と電線押さえ治具との間に複数本の電線からなる電線束を挿入した状態を示す図である。 電線押さえ治具を電線束に接触させた時の状態を示す図である。 電線押さえ治具にて電線束を押圧した状態を示す図である。 電線受け治具と電線押さえ治具との間で複数本の電線を円弧状に整列させた状態を示す図である。 整列状態となった複数本の電線の中から搬送対象の電線を検知した時の状態を示す図である。 搬送対象の電線を電線把持部にて把持する直前の状態を示す図である。 搬送対象の電線を電線把持部にて把持した時の状態を示す図である。 搬送対象の電線を搬送する直前の状態を示す図である。 (a)は搬送対象の電線を搬送した時の状態を示す図、(b)は電線端部に圧着端子を圧着した状態を示す図である。 電線端部の揃った状態を示す図であり、(a)は側面視の図、(b)は上面視の図である。 比較例として電線端部が揃ってない状態を示す図であり、(a)は側面視の図、(b)は上面視の図である。 大きな電線径での例を示す図である。
電線整列装置は、電線端部に圧着端子を自動で圧着する束取り加工機の一構成であり、複数本の電線の各端部から所定位置までの範囲を整列対象範囲とし、この整列対象範囲の部分で複数本の電線を整列させるように構成される。電線整列装置は、電線受け治具と電線押さえ治具と治具作用手段とを含んで構成される。電線受け治具には、円弧状凹面が形成される。また、電線押さえ治具には、円弧状凸面が形成される。電線整列装置によれば、円弧状凹面及び円弧状凸面にて整列対象範囲の部分を挟み込み、この後に例えば整列対象範囲の部分に振動を加えると、整列対象範囲の部分を円弧状に並ぶ整列状態にすることができる。
以下、図面を参照しながら実施例を説明する。図1は本発明の束取り加工機に係る構成図である。また、図2〜図5は本発明の電線整列装置及び電線整列方法に係る説明図、図6〜図10は搬送対象の電線に対する検知から圧着端子を圧着接続するまでの説明図である。さらに、図11は電線端部の揃った状態を示す図、図12は比較例として電線端部が揃ってない状態を示す図である。さらにまた、図13は大きな電線径での例を示す図である。
<本発明の束取り加工機1の構成について>
図1において、引用符号1は本発明の束取り加工機を示す。束取り加工機1は、複数本の電線2を束ねてなる電線束3から電線2を取り出し、そして、この取り出した電線2の端部(電線端部4)に圧着端子5(図10参照)を圧着接続するまでの一連の作業工程を自動で行うことができるように構成される。
もう少し具体的に説明すると、束取り加工機1は、本発明の電線整列装置6と、電線検知手段7と、治具回転移動手段8と、電線搬送手段9と、電線曲がり矯正手段10と、端部位置検知手段11と、電線位置微調整手段12と、防水栓挿入手段13と、皮むき装置14と、圧着装置15と、図示しない加工機制御部とを備え、電線束3における整列対象範囲の部分16の電線2を円弧状に整列させた後、この中から電線2を取り出し搬送して、最終的に圧着端子5を圧着接続するまでの一連の作業工程を自動で行うことができるように構成される。
束取り加工機1は、電線搬送手段9により搬送された電線2が描く電線端部4の移動軌跡Pが円弧状になるように、電線搬送手段9から圧着装置15までが配設される。尚、本実施例では、電線曲がり矯正手段10から圧着装置15までが移動軌跡P上に配設される。また、電線搬送手段9が移動軌跡Pに沿って配設される。
束取り加工機1は、移動軌跡P上や、移動軌跡Pに沿って上記手段や装置が配設されることから、装置レイアウトがコンパクトであることが分かる。
<電線束3について>
図1において、電線束3は、上述の如く複数本の電線2を束ねてなるものである。本実施例では1ロット分の本数(例えば25本。この他、50本等であってもよいものとする)を束ねてなるものである。また、電線束3は、図示しない電線切断工程にて所定長さで切断された電線2を束ねてなるものでもある。複数本の電線2を束ねるにあたっては、例えば輪ゴム17(結束部材の一つ。着脱自在で且つ再利用可能なものが好ましい)が採用される。
電線束3は、輪ゴム17にて結束された部分18がバラケのない状態になる。すなわち結束状態になる。また、電線束3は、輪ゴム17にて結束された部分18から電線端部4までの範囲の部分が、結束無しのバラケ可能な束状態になる。結束無しのバラケ可能な束状態の部分は、電線束3における整列対象範囲の部分16に相当する。本実施例では、電線端部4から輪ゴム17の位置(所定位置)までの範囲が特許請求の範囲に記された整列対象範囲に相当する。
電線束3は、輪ゴム17にて結束された部分18が本発明の電線整列装置6における電線固定手段22(後述する)にて固定される。
<本発明の電線整列装置6について>
図1及び図2において、電線整列装置6は、整列対象範囲の部分16における複数本の電線2を円弧状に整列させるための装置であって、電線受け治具19と、電線押さえ治具20と、治具作用手段21と、電線固定手段22とを含んで構成される。治具作用手段21としては、第一治具作用部23と、第二治具作用部24とを有する。
<電線受け治具19及び電線押さえ治具20について>
図1及び図2において、電線受け治具19及び電線押さえ治具20は、整列対象範囲の部分16を挟み込み、そして、これを円弧状に整列させることができるような形状に形成される。本実施例の電線受け治具19及び電線押さえ治具20は、それぞれ円筒を略1/3に分割したような1/3円筒形状に形成される(半円筒形状や1/4円筒形状等であってもよいものとする)。このような形状の電線受け治具19及び電線押さえ治具20は、少なくとも撓みが生じない程度の肉厚にて形成される。
尚、円筒を加工したような形状は一例であるものとする。例えば、矩形ブロックの一面を凹ませたり突出させたりした形状であってもよいものとする。また、帯部材を円弧状に曲げたもの等であってもよいものとする。
電線受け治具19には、断面円弧状に凹む円弧状凹面25が形成される。円弧状凹面25は、摩擦抵抗の少ない面に形成される。一方、電線押さえ治具20には、断面円弧状に突出する円弧状凸面26が形成される。円弧状凸面26も円弧状凹面25と同様に摩擦抵抗の少ない面に形成される。円弧状凹面25及び円弧状凸面26は、電線受け治具19及び電線押さえ治具20を重ねた時に、中心軸CL(図11参照)が略一致するような曲面に形成される。
<治具作用手段21について>
図1及び図2において、治具作用手段21は、電線受け治具19及び/又は電線押さえ治具20に対し作用することができるように構成される。具体的には、上述の如く第一治具作用部23と、第二治具作用部24とを有するように構成される。本実施例においては、第一治具作用部23の方が電線受け治具19及び電線押さえ治具20に対し作用するように設定される。
第一治具作用部23は、整列対象範囲の部分16を円弧状凹面25及び円弧状凸面26にて挟み込むことができるように、また、整列対象範囲の部分16に押圧力を加えることができるように構成される。本実施例では、電線受け治具19に対し電線押さえ治具20を近づけたり遠ざけたりすることができるように構成される。尚、近づけたり遠ざけたりするスピードに関しては、ゆっくりや早くのいずれのスピードであっても対応が可能になることが好ましい。本実施例では、電線受け治具19の方が静止し、電線押さえ治具20の方が可動するように構成されるが、両方で可動するように第一治具作用部23を構成してもよいものとする。
第二治具作用部24は、整列対象範囲の部分16、電線受け治具19、及び電線押さえ治具20のうち少なくとも一つを動かすことができるように構成される。本実施例では、整列対象範囲の部分16に対して振動を加えることができるように構成される。すなわち、整列対象範囲の部分16を振動にて動かすように構成される。尚、振動は一回、又は間隔をあけて複数回、或いは連続的に、のいずれであってもよいものとする。本実施例においては、上記「動かす」に関して振動を採用するが、図1中の矢印X、Y、Zのような各方向への動きが生じれば特に限定されないものとする(シリンダやモータ等を用いて上記各方向へ動かしてもよいものとする)。
この他、電線受け治具19に対し電線押さえ治具20を近づけたり遠ざけたりすることで、押圧力の強弱をつけることができるため、この強弱にて動きを生じさせるようにしてもよいものとする(押圧力の強弱を採用する場合は、第一治具作用部23が第二治具作用部24を兼用することになる)。
<電線固定手段22について>
図1及び図11において、電線固定手段22は、電線束3を固定することができるように構成される。もう少し詳しく説明すると、電線固定手段22は、円弧状凹面25及び円弧状凸面26の中心軸CLの略延長線上となる位置に電線束3の所定位置、すなわち輪ゴム17の位置を合わせて固定することができるように構成される。本実施例においては、輪ゴム17にて結束された部分18を介して電線束3が固定される。電線固定手段22は、上記結束された部分18を着脱自在に固定することができるような形状を含んで構成される。
尚、以上のような電線整列装置6を作動させた時の、整列対象範囲の部分16への作用等については、後述する本発明の電線整列方法の中で挙げるものとする。
<電線検知手段7について>
図1及び図6において、電線検知手段7は、本発明の電線整列装置6により整列状態となった複数本の電線2の中から搬送対象の電線2を検知することができるように構成される。本実施例における電線検知手段7は、一対の透過型センサー27を含んで構成される。尚、図6は一対の透過型センサー27を結ぶ線(仮想線で示す)上に電線2が位置した図であり、これは電線2が検知されたことを示す。
<治具回転移動手段8について>
図1及び図6において、治具回転移動手段8は、本発明の電線整列装置6における電線受け治具19及び電線押さえ治具20を回転移動させることができるように構成される。具体的には、中心軸CLを中心に回転移動させることができるように構成される。本実施例における治具回転移動手段8は、これ自身が回転することにより、電線受け治具19及び電線押さえ治具20を矢印Q方向に回転移動させたり、矢印R方向(図9参照)に回転移動させたりすることができるように構成される。治具回転移動手段8は、特許請求の範囲に記された第一回転移動部及び第二回転移動部が一体化したようなものにも構成される。尚、第一回転移動部は、電線受け治具19及び電線押さえ治具20を矢印Q方向に回転移動させるための構成であり、第二回転移動部は、矢印R方向に回転移動させるための構成である。矢印R方向に回転移動させるようにするのは、電線搬送手段9による搬送対象の電線2の取り出しをスムーズに行うためである。
<電線搬送手段9について>
図1、図7、及び図10において、電線搬送手段9は、搬送対象の電線2を搬送することができるように構成される。具体的には、電線整列装置6から圧着装置15まで搬送することができるように構成される。電線搬送手段9には、搬送対象の電線2を把持するために一対の把持部28が設けられる。この一対の把持部28は、所謂チャックとして用いられる。一対の把持部28は、電線2を把持するために、先端部分が電線2の径よりも若干細くなるような形状に形成される。また、先端部分が電線2の外形形状に合わせて凹む形状にも形成される。
<電線曲がり矯正手段10について>
図1において、電線曲がり矯正手段10は、電線整列装置6の下流側に配設される。電線曲がり矯正手段10は、電線整列装置6から取り出した搬送対象の電線2に電線曲がり29が生じていた場合において、この電線曲がり29を矯正することができるように構成される。
<端部位置検知手段11及び電線位置微調整手段12について>
図1において、端部位置検知手段11及び電線位置微調整手段12は、電線曲がり矯正手段10の下流側に配設される。端部位置検知手段11及び電線位置微調整手段12は、例えばこれら二つの機能を有する装置として備えられる。端部位置検知手段11は、電線2に対しこの電線端部4の位置を検知することができるように構成される。また、電線位置微調整手段12は、端部位置検知手段11にて検知された電線端部4の位置に基づいて、例えば電線2の前後位置合わせやトリミングを行うことができるように構成される。
<防水栓挿入手段13について>
図1において、防水栓挿入手段13は、端部位置検知手段11及び電線位置微調整手段12の下流側に配設される。防水栓挿入手段13は、電線2に対し図示しない防水栓を挿入することができるように構成される。尚、防水タイプにする必要がない場合には、防水栓挿入手段13の配設は不要である。
<皮むき装置14について>
図1において、皮むき装置14は、防水栓挿入手段13の下流側に配設される。皮むき装置14は、電線2における電線端部4の被覆を除去して導体を露出させることができるように構成される。すなわち、皮むき工程を行うことができるように構成される。
<圧着装置15について>
図1において、圧着装置15は、皮むき装置14の下流側に配設される。圧着装置15は、公知の圧着機であって、露出させた導体に対し圧着端子5(図10参照)を圧着接続することができるように構成される。すなわち、端子接続工程を行うことができるように構成される。
<本発明の電線整列方法について>
以下、図2ないし図5を参照しながら本発明の電線整列装置6の作用と、この電線整列装置6において採用される本発明の電線整列方法とについて説明をする。
本発明の電線整列方法は、以下の説明から分かるようになるが、電線受け治具19及び電線押さえ治具20を用いて整列対象範囲の部分16における複数本の電線2を円弧状に整列させることができるような方法である。また、第一工程と第二工程とを順に経ることで複数本の電線2を円弧状に整列させることができるような方法でもある。
図2及び図3において、第一工程では、先ず、離れた状態にある電線受け治具19の円弧状凹面25と、電線押さえ治具20の円弧状凸面26との間に整列対象範囲の部分16を挿入することを行う。尚、整列対象範囲の部分16は、電線2同士が重なり合った束状態である。次に、電線押さえ治具20を電線受け治具19に向けて移動させ、整列対象範囲の部分16を円弧状凹面25及び円弧状凸面26にて挟み込むことを行う。この時、整列対象範囲の部分16は、挟み込みにより生じる押圧力を受けることになる。
図4及び図5において、第二工程では、円弧状凹面25及び円弧状凸面26の間隔が予め設定された間隔Hになるように電線押さえ治具20による押さえ付けを行う。また、整列対象範囲の部分16に対して振動を加えることも併せて行う。この時、整列対象範囲の部分16は、各電線2が円弧状凹面25及び円弧状凸面26の間に生じる隙間Sに対し入り込もうと広がりながら移動をする。そして、最終的には重なり無しの整列状態にまで変化する。
以上の説明と図から分かるように、本発明の電線整列装置6と電線整列方法とを採用すれば、整列対象範囲の部分16における複数本の電線2を円弧状に整列させることができる。
本発明の電線整列方法を採用すると、図11に示す如く電線固定位置から電線端部4までの距離L1がほぼ一定になる。別な言い方をすれば、電線端部4の位置が揃った状態になる。これは断面円弧状に形成された円弧状凹面25及び円弧状凸面26の中心軸CLの略延長線上となる位置に合わせて電線固定手段22を配置し、そして、この電線固定手段22にて電線束3(複数本の電線2)を固定するからである。
尚、図12に示す如く、電線束3を平らな一対の平板30にて挟み込んで整列させた場合を比較例にすると、この比較例では、最大、寸法L2の分だけ電線端部4の位置が揃わなくなってしまうことが分かる。比較例を採用してしまうと、後工程で好ましくない状態、すなわち自動化に向かない状態に整列させてしまうことになる。これは、平らな一対の平板30にて挟み込みをするからである。
<搬送対象の電線2の検知、取り出し、及び搬送について>
図6において、円弧状に整列させた複数本の電線2を、この端から取り出すために、電線受け治具19及び電線押さえ治具20を円弧状凹面25及び円弧状凸面26の中心軸CL(図11参照)を中心にして矢印Q方向に回転移動させることを行う。この回転移動は、一対の透過型センサー27(電線検知手段7)にて、端の位置にある電線2(搬送対象の電線2)を検知することができるまで行う。端の位置の電線2を搬送対象の電線2として検知すると、次は図7に示す如く、一対の把持部28を電線2の側に移動させることを行う。
図8において、一対の把持部28が電線2を把持すると、この後に電線受け治具19及び電線押さえ治具20を図9に示す如く、矢印R方向に若干回転移動させることを行う。電線受け治具19及び電線押さえ治具20が矢印R方向に若干回転移動することにより、恰も搬送対象の電線2の取り出しが行われ、この後に搬送対象の電線2は図10(a)に示す如く、スムーズに搬送される。搬送対象の電線2は、最終的に図10(b)に示す如く、電線端部4に圧着端子5が圧着接続されることになる。
<本発明の効果について>
以上、図1ないし図12を参照しながら説明してきたように、本発明によれば、電線端部4に圧着端子5を圧着するまでの一連の作業を自動化することができる。これは束取り加工機1の構成に電線整列装置6を含み、電線整列装置6では整列対象範囲の部分16を円弧状に並ぶように整列させることができるからである。そして、この整列状態を保って搬送対象の電線2をスムーズに搬送するために、治具回転移動手段8では電線整列装置6の電線受け治具19及び電線押さえ治具20を回転移動させることができ、また、電線検知手段7では、搬送対象の電線2を検知することができるからである。さらに、電線搬送手段9では、搬送対象の電線2を最終的に圧着装置15まで搬送することができ、また、圧着装置15では搬送された電線2の端部に圧着端子5を圧着することができるからである。
本発明によれば、複数本の電線2の各端部(電線端部4)から所定位置までの範囲を整列対象範囲としており、この整列対象範囲の部分16を少なくとも結束無しのバラケ可能な束状態にしておけば、あとは本発明の電線整列方法及び電線整列装置6によって、電線2同士が重なり合った上記束状態から、重なり無しの整列状態にまで変化させることができる。本発明の電線整列方法及び電線整列装置6は、整列対象範囲の部分16を電線受け治具19の円弧状凹面25及び電線押さえ治具20の円弧状凸面26で挟み込み、且つ、例えば整列対象範囲の部分16に振動等を加えることで、円弧状凹面25及び円弧状凸面26からの押圧力を効率よく上記束状態の電線2に作用させることができる。
各電線2は、円弧状凹面25及び円弧状凸面26からの押圧力を受けることで、また、例えば上記振動が加わることで、円弧状凹面25と円弧状凸面26との間に生じる隙間Sに入り込もうと広がりながら移動し、最終的には重なり無しの円弧状の整列状態にまで変化する。従って、本発明では、整列対象範囲の部分16を円弧状に並ぶように整列させることができる。これにより、直線的な整列に比べて水平方向の省スペース化を図ることができる。
本発明のように、複数本の電線2を人手作業によらずに整列状態にさせることができれば、製造性が格段に向上するのは勿論である。
<その他>
以上は細物の電線2を例に挙げて説明してきたが、これに限らず図13に示す如く太物の電線31を採用しても、上述同様に円弧状に整列させることができる。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
1…束取り加工機、 2…電線、 3…電線束、 4…電線端部、 5…圧着端子、 6…電線整列装置、 7…電線検知手段、 8…治具回転移動手段(第一回転移動部、第二回転移動部)、 9…電線搬送手段、 10…電線曲がり矯正手段、 11…端部位置検知手段、 12…電線位置微調整手段、 13…防水栓挿入手段、 14…皮むき装置、 15…圧着装置、 16…整列対象範囲の部分、 17…輪ゴム(結束部材)、 18…結束された部分、 19…電線受け治具、 20…電線押さえ治具、 21…治具作用手段、 22…電線固定手段、 23…第一治具作用部、 24…第二治具作用部、 25…円弧状凹面、 26…円弧状凸面、 27…透過型センサー、 28…把持部、 29…電線曲がり、 30…平板、 31…太物の電線、 CL…中心軸、 P…移動軌跡、 S…隙間

Claims (5)

  1. 複数本の電線の各端部から所定位置までの範囲を整列対象範囲とし、該整列対象範囲の部分で前記複数本の電線を整列させるため、
    断面円弧状に凹む円弧状凹面が形成された電線受け治具と、
    前記円弧状凹面に略一致するような中心軸で且つ断面円弧状に突出する円弧状凸面が形成された電線押さえ治具と、
    前記電線受け治具及び/又は前記電線押さえ治具に作用する治具作用手段とを含んで装置を構成し、
    前記治具作用手段としては、
    少なくとも結束無しのバラケ可能な束状態にしておいた前記整列対象範囲の部分を前記円弧状凹面及び前記円弧状凸面にて挟み込むことが可能な第一治具作用部と、
    前記整列対象範囲の部分、前記電線受け治具、及び前記電線押さえ治具のうち少なくとも一つを動かすことが可能な第二治具作用部とを有する電線整列装置と、
    該電線整列装置により整列状態となった複数本の電線の中から搬送対象の電線を検知することが可能な電線検知手段と、
    前記電線整列装置の電線受け治具及び電線押さえ治具を少なくとも一方向に回転移動させることが可能な治具回転移動手段と、
    前記搬送対象の電線を後工程まで搬送することが可能な電線搬送手段と、
    該電線搬送手段により搬送された前記搬送対象の電線の端部に圧着端子を圧着することが可能な圧着装置とを含んで構成する
    ことを特徴とする束取り加工機
  2. 請求項1に記載の束取り加工機において、
    当該電線整列装置の構成として、
    前記中心軸の略延長線上となる位置に前記所定位置を合わせて前記複数本の電線を固定することが可能な電線固定手段を更に含む
    ことを特徴とする束取り加工機
  3. 請求項1又は2に記載の束取り加工機において、
    前記治具回転移動手段として、
    前記搬送対象の電線を検知するまで前記電線受け治具及び前記電線押さえ治具を前記一方向に回転移動させることが可能な第一回転移動部と、
    前記電線搬送手段に連動して前記電線受け治具及び前記電線押さえ治具を前記一方向とは逆方向に回転移動させることが可能な第二回転移動部とを有する
    ことを特徴とする束取り加工機。
  4. 請求項1、2又は3に記載の束取り加工機において、
    当該束取り加工機の構成として、
    前記搬送対象の電線の端部位置を検知することが可能な端部位置検知手段と、
    前記端部位置に基づいて前記搬送対象の電線の配置を微調整する電線位置微調整手段とを更に含む
    ことを特徴とする束取り加工機。
  5. 請求項1、2、3又は4に記載の束取り加工機において、
    前記電線搬送手段により搬送されて描かれる前記電線端部の移動軌跡が円弧状になるように前記電線搬送手段を構成するとともに、前記移動軌跡上に前記圧着装置を配設する
    ことを特徴とする束取り加工機。
JP2015087196A 2015-04-22 2015-04-22 束取り加工機 Expired - Fee Related JP6336942B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015087196A JP6336942B2 (ja) 2015-04-22 2015-04-22 束取り加工機
CN201610245315.1A CN106067646B (zh) 2015-04-22 2016-04-19 电线排列装置、捆绑加工机和电线排列方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015087196A JP6336942B2 (ja) 2015-04-22 2015-04-22 束取り加工機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016208650A JP2016208650A (ja) 2016-12-08
JP6336942B2 true JP6336942B2 (ja) 2018-06-06

Family

ID=57419195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015087196A Expired - Fee Related JP6336942B2 (ja) 2015-04-22 2015-04-22 束取り加工機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6336942B2 (ja)
CN (1) CN106067646B (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106848945A (zh) * 2017-04-24 2017-06-13 国网山东省电力公司青州市供电公司 布线对线器
JP6715819B2 (ja) * 2017-12-25 2020-07-01 矢崎総業株式会社 多芯ケーブル製造装置、及び、多芯ケーブル製造方法
CN108666841B (zh) * 2018-05-28 2023-10-13 浙江小宇科技股份有限公司 全自动线束加工组装设备
CN109119863A (zh) * 2018-08-21 2019-01-01 东莞市多为智能科技有限公司 多芯线压端子方法及采用该方法的多芯线压端子机
US11591179B2 (en) * 2018-09-12 2023-02-28 Hitachi Metals, Ltd Multi-core cable core alignment device and multi-core cable core alignment method
JP7207229B2 (ja) * 2018-09-12 2023-01-18 日立金属株式会社 多芯ケーブルの芯線整列装置および多芯ケーブルの芯線整列方法
CN113036564A (zh) * 2021-03-04 2021-06-25 芜湖侨云友星电气工业有限公司 一种高压线束加工设备
CN113036565A (zh) * 2021-03-04 2021-06-25 芜湖侨云友星电气工业有限公司 一种高压线束自动化加工设备
CN118020221A (zh) * 2021-09-28 2024-05-10 新明和工业株式会社 多芯线缆的芯线排列装置
CN114464356B (zh) * 2022-02-21 2024-04-12 轩辕电工集团(河南)有限公司 一种风力发电用阻燃电缆以及加工设备
CN117727509A (zh) * 2023-12-20 2024-03-19 江苏锡洲新材料科技有限公司 圆形绞线的束线装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60129821U (ja) * 1984-02-08 1985-08-31 昭和電線電纜株式会社 ケ−ブル線心整列装置
JPH0394723U (ja) * 1990-01-12 1991-09-26
CN1361562A (zh) * 2000-12-28 2002-07-31 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 多芯线缆之排线方法及其治具
JP2003045255A (ja) * 2001-07-26 2003-02-14 Yazaki Corp ワイヤハーネスの整列方法及び整列用治具
CN102544983B (zh) * 2012-02-19 2013-12-18 夏勇 电子排线打端子离散送料机构
CN103337771B (zh) * 2013-06-21 2015-08-12 宁波正奇自动化设备有限公司 一种与剥线装置配套的辅助装置
CN204230618U (zh) * 2014-10-11 2015-03-25 苏州速腾电子科技有限公司 通信缆线圆形模具排线装置
CN104307766B (zh) * 2014-10-11 2016-09-14 苏州速腾电子科技有限公司 通信缆线双头颜色分线装置及分线方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN106067646B (zh) 2019-03-15
JP2016208650A (ja) 2016-12-08
CN106067646A (zh) 2016-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6336942B2 (ja) 束取り加工機
JP2870761B2 (ja) 電気ハーネスの製造装置
CN204706757U (zh) 电线加工品的制造装置
WO2015178165A1 (ja) 巻線型電子部品の製造方法
US10038292B2 (en) Method for connecting insulated wires
JP2018185980A (ja) 端部セット装置および端部加工装置
WO2018198711A1 (ja) 撚りほどき装置および電線端部加工装置
JP6577220B2 (ja) 処理方法、製造方法及び位置決め装置
WO2014181719A1 (ja) 端子圧着電線製造装置及び端子圧着電線の製造方法
CN108352228B (zh) 线束的制造方法以及线束
JP6013417B2 (ja) 被覆電線の接合方法
JP2713073B2 (ja) マーク判別機構付切断同時圧着装置
JP6715636B2 (ja) ワイヤハーネスの製造方法、及び、ワイヤハーネス
JP6378892B2 (ja) ワイヤハーネス部品移送装置、端子圧着電線製造装置、ワイヤハーネス部品移送方法、端子圧着電線の製造方法
JP5390921B2 (ja) 電線端末処理装置
JP2017010953A (ja) リード線処理装置
JP2020048402A (ja) 多芯ケーブルの芯線整列装置および多芯ケーブルの芯線整列方法
JP2014235809A (ja) 圧着端子検出機構及びそれを備えた電線加工装置
JP6705697B2 (ja) 電線付きコネクタの製造装置
JP6621232B2 (ja) 圧接コネクタの取付方法
JP7359811B2 (ja) ワイヤハーネス製造装置
US20150325969A1 (en) Device and method for separation of a crimped wire terminal from a tape terminal carrier strip
JP2008282596A (ja) 電線位置決め治具、圧着機および電線位置決め方法
JP6605832B2 (ja) 電線搬送ユニット、電線圧着装置、及び電線搬送方法
JP2002325323A (ja) フラットケーブル、フラットケーブル接続位置決め方法及びフラットケーブル加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170419

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180306

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180424

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6336942

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees