JP6577220B2 - 処理方法、製造方法及び位置決め装置 - Google Patents

処理方法、製造方法及び位置決め装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6577220B2
JP6577220B2 JP2015077124A JP2015077124A JP6577220B2 JP 6577220 B2 JP6577220 B2 JP 6577220B2 JP 2015077124 A JP2015077124 A JP 2015077124A JP 2015077124 A JP2015077124 A JP 2015077124A JP 6577220 B2 JP6577220 B2 JP 6577220B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
core wires
cores
cable
wires
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015077124A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016197962A (ja
Inventor
秀夫 坂本
秀夫 坂本
金子 俊彦
俊彦 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hirata Corp
Original Assignee
Hirata Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hirata Corp filed Critical Hirata Corp
Priority to JP2015077124A priority Critical patent/JP6577220B2/ja
Priority to DE102016003958.2A priority patent/DE102016003958A1/de
Publication of JP2016197962A publication Critical patent/JP2016197962A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6577220B2 publication Critical patent/JP6577220B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/28Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for wire processing before connecting to contact members, not provided for in groups H01R43/02 - H01R43/26

Description

本発明は、多心ケーブルに関連する処理方法、製造方法及び位置決め装置に関する。
多心ケーブルは複数本の心線を絶縁被覆体で被覆したケーブルである。この多心ケーブルを回路基板やコネクタなどの部品に接続する場合、まず、多心ケーブルの端部の絶縁被覆体を除去し、複数本の心線の端部を露出させる。複数本の心線は、それぞれが識別可能に製造されている。例えば、異なる色の被覆部材により裸線を被覆したり、異なる柄にしたりして識別可能にしている。その後、露出させた心線と部品の位置合わせを心線の心線識別情報および部品の接続位置情報に基づいて行い、はんだ付けや圧着により両者を接続する。
ところで、多心ケーブル内において複数本の心線は、密着していたり、或いは、撚れたりしている。このため、接続作業の前作業として、露出させた複数本の心線を互いに離間させる等の処理が必要となる。
特許文献1には、三本の心線を有する多心ケーブルの端末処理が開示されている。特許文献1の端末処理は、絶縁被覆体を除去して露出した三本の心線の端部を平面的に整列させている。特許文献2には、二本の心線を有する多心ケーブルの端末処理が開示されている。特許文献1の端末処理は、絶縁被覆体を除去して露出した二本の心線の端部を互いに離間させている。
実公平07−015287号公報 実公平03−006108号公報
多心ケーブルが有する心線の本数は複数種類あり、主にセンサやモータ等の制御機器に用いる多心ケーブルとしては、少なくとも、二本の多心ケーブルと三本の多心ケーブルとが普及している。接続作業の前作業を行う装置としては、心線の本数に合わせた専用の装置とされている。例えば、特許文献1のものは三本の心線用の装置であり、特許文献2のものは二本の心線用の装置である。このため、接続作業の対象となる多心ケーブルの心線の本数が変わると、作業ラインを改めて構築する必要があり、作業ラインの柔軟性を欠いていた。
本発明の目的は、心線の本数が異なる多心ケーブルを、共通の作業ラインで処理可能とすることにある。
本発明によれば、例えば、複数本の心線を絶縁被覆体で被覆した多心ケーブルの処理方法であって、前記多心ケーブルの一方端部において前記絶縁被覆体を除去し、前記複数本の心線の各一方端部を露出させる露出工程と、前記多心ケーブルを保持すると共に、露出した前記複数本の心線の前記各一方端部をガイド機構で位置決めする位置決め工程と、を含み、前記複数本の心線は、二本の心線又は三本の心線であり、前記位置決め工程では、露出した前記複数本の心線の前記各一方端部を、前記複数本の心線の数に対応した位置に、前記ガイド機構によってガイドし、前記複数本の心線が二本のときは、二本の前記心線を互いに離間させ、前記複数本の心線が三本のときは、中央に位置する心線を、両側に位置する心線からずれた位置に離間させる、ことを特徴とする処理方法が提供される。
また、本発明によれば、複数本の心線を絶縁被覆体で被覆した多心ケーブルと、該多心ケーブルが接続される部品とを備えるケーブル製品を製造する製造方法であって、前記多心ケーブルの一方端部において前記絶縁被覆体を除去し、前記複数本の心線の各一方端部を露出させる露出工程と、前記多心ケーブルを保持すると共に、露出した前記複数本の心線の前記各一方端部をガイド機構で位置決めする位置決め工程と、位置決めされた前記各一方端部を前記部品に接続する接続工程と、を含み、前記複数本の心線は、二本の心線又は三本の心線であり、前記位置決め工程では、露出した前記複数本の心線の前記各一方端部を、前記複数本の心線の数に対応した位置に、前記ガイド機構によってガイドし、前記複数本の心線が二本のときは、二本の前記心線を互いに離間させ、前記複数本の心線が三本のときは、中央に位置する心線を、両側に位置する心線からずれた位置に離間させる、ことを特徴とする製造方法が提供される。
また、本発明によれば、例えば、多心ケーブルが備える複数本の心線の位置決め装置であって、前記複数本の心線を被覆する絶縁被覆体を除去することによって露出した、前記複数本の心線の各一方端部をガイドするガイド機構と、前記ガイド機構を制御する制御ユニットと、を備え、前記複数本の心線は、二本の心線又は三本の心線であり、前記制御ユニットは、前記ガイド機構の制御として、前記複数本の心線の前記各一方端部を、前記複数本の心線の数に対応した位置にガイドさせ、前記複数本の心線が二本のときは、二本の前記心線を互いに離間させ、前記複数本の心線が三本のときは、中央に位置する心線を、両側に位置する心線からずれた位置に離間させる、ことを特徴とする位置決め装置が提供される。
本発明によれば、心線の本数が異なる多心ケーブルを、共通の作業ラインで処理することが可能となる。
本発明が適用可能な製造装置の概要図。 (A)は搬送ユニットの説明図、(B)及び(C)は検査装置による検査の説明図。 (A)〜(C)は検査装置の説明図。 (A)〜(D)は検査装置の説明図。 (A)は心線露出装置による絶縁被覆体の除去の説明図、(B)及び(C)は心線整列装置による心線の整列動作の説明図。 (A)は心線整列装置による他の整列動作の説明図、(B)及び(C)は位置決め装置による心線の位置決め、及び、接続装置による接続の説明図。 (A)〜(C)は位置決め装置の動作説明図。 (A)〜(C)は位置決め装置の動作説明図。 (A)〜(C)は位置決め装置の動作説明図。 (A)〜(D)は位置決め装置の動作説明図。 (A)〜(C)は接続装置の動作説明図。 別例の製造装置の概要図。 (A)〜(E)は心線の整列検査の説明図。
図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、各図においてX、Yは互いに直交する水平方向を示し、Zは上下方向を示す。
<第一実施形態>
<製造装置Aの概要>
図1は本発明が適用可能な製造装置Aの概要図である。製造装置Aは、多心ケーブル7と、部品8とを接続したケーブル製品9を製造する装置である。本実施形態では、多心ケーブル7として、二心のケーブル及び三心のケーブルを用いる場合を例示するが、四心以上のケーブルにも適用可能である。部品8は、ここでは回路基板を例示するがコネクタ等であってもよい。回路基板は、センサが実装された回路基板であってもよく、ケーブル製品9は、ケーブル付きのセンサ製品であってもよい。
製造装置Aは、搬送装置1、検査装置2、心線露出装置3、心線整列装置4及び装置5を備える。搬送装置1は、処理の対象となる多心ケーブル7を搬送する。検査装置2は多心ケーブル7の心線の位置を検査し、基準位置に位置するように多心ケーブル7を回転させる。心線露出装置3は多心ケーブル7の絶縁被覆体を除去し、複数本の心線を露出させる。心線整列装置4は露出した複数本の心線を水平面上に配列する。装置5は多心ケーブル7の複数本の心線の位置決めを行う位置決め装置と、心線と部品8との接続を行う接続装置とを含む。これら各装置の処理によって、ケーブル製品9が製造される。
各装置1〜5には、個別に制御ユニット10〜50が設けられている。制御ユニット10〜50は対応する装置を制御するCPU、記憶デバイス、インタフェース、駆動回路、信号処理回路等を備える。制御ユニット10は搬送装置1を制御する。制御ユニット20は検査装置2を制御する。制御ユニット30は心線露出装置3を制御する。制御ユニット40は心線整列装置4を制御する。制御ユニット50は装置5を制御する。制御ユニット6は製造装置A全体の制御を行うホストコンピュータであり、各制御ユニット10〜50を制御する。なお、各装置1〜5の制御を一つの制御ユニットで行うようにしてもよい。
<搬送装置>
搬送装置1は、レール11と、搬送ユニット12とを備える。レール11はY方向に延設されており、搬送ユニット12の移動を案内する。上述した各装置2〜5はレール11に沿って配置されている。搬送ユニット12はレール11上をY方向(搬送方向)に移動され、多心ケーブル7を各装置2〜5に搬送する。図1と図2(A)を参照して搬送ユニット12について説明する。図2(A)は搬送ユニット12の説明図である。
搬送ユニット12は、ベース部121と、ベース部121上に立設された複数対のピン122とを含む。本実施形態の場合、一つの搬送ユニット12は2本の多心ケーブル7を載置した状態で搬送する構成であるが、搬送する多心ケーブル7の数は1本でも3本以上であってもよい。
複数対のピン122は、多心ケーブル7をX方向に延設させた状態で支持するように配置されている。具体的には、1本の多心ケーブル7に対して、二対のピン122が割り当てられており、二対のピン122は、X方向(搬送方向と直交する方向)に離間して配置されている。各対のピン122は、多心ケーブル7の径よりも僅かに大きい隙間を空けて配置されている。多心ケーブル7は不図示のケーブル供給装置によって各対のピン122間に挿入され、複数対のピン122は多心ケーブル7のY方向の位置を規定する。各装置2〜5においては、多心ケーブル7の一方端部7aに対して各処理が行われる。
ベース部121には、X方向に離間して、載置部124、125が設けられている。載置部124、125には多心ケーブル7が載置される。多心ケーブル7が安定して載置されるよう、載置部124、125の上面には多心ケーブル7が僅かに入り込む溝が形成されている。ベース部121上の多心ケーブル7は、ベース部121の上面から上方の位置において載置部124、125に載置されており、載置部124、125は多心ケーブル7のZ方向の位置(高さ位置)を規定する。
載置部125には、多心ケーブル7を保持する保持ユニット126が搭載されている。保持ユニット126は、多心ケーブル7の両側方から多心ケーブル7を解除可能に挟持する。保持ユニット126により多心ケーブル7を一時的に固定することができる。
載置部125は、駆動ユニット127を介してベース部121に支持されている。駆動ユニット127は例えば電動シリンダであり、載置部125をX方向に進退させることができる。各装置2〜5で多心ケーブル7の処理を行う際、保持ユニット126により多心ケーブル7の一方端部7a側を保持させ、駆動ユニット127により載置部125を一方向(図2(A)中の矢印D1方向における右方向)に移動する。これにより、一方端部7aを各装置2〜5が処理可能な位置に多心ケーブル7をX方向に移動させることができる。処理後、駆動ユニット127により載置部125を逆方向(図2(A)中の矢印D1方向における左方向)に移動する。これにより、多心ケーブル7をベース部121上の元の位置に戻すことができる。
搬送ユニット12は、ベース部121を搭載した走行ユニット123を備える。走行ユニット123はレール11と係合し、レール11の案内によってレール11上を移動する。
<検査装置>
検査装置2が行う処理について図2(B)及び図2(C)を参照して説明する。検査装置2は、心線露出装置3の処理に備えて、多心ケーブル7の軸心を中心として放射方向に位置する心線71の軸心(中心の位置)を予め定めた基準位置に移動補正する。
図2(B)及び(C)は多心ケーブル7の端面を例示している。図2(B)は多心ケーブル7が三心のケーブルである場合を例示し、図2(C)は多心ケーブル7が二心のケーブルである場合を例示している。多心ケーブル7は、複数本の心線71を絶縁被覆体72で被覆したケーブルである。
一般に、多心ケーブル7の心線は所定の規則に従って製造されている。例えば、多心ケーブル7の一方端面における各心線71の位置を基準に規則的に連続して所定の角度で螺旋状に撚られて製造されている。そのため、ケーブルの端面から所定の長さとなるケーブル途中の位置において、各心線71のそれぞれの位置を、多心ケーブル7の一方端面からの長さに基づいて特定することができる。
各心線71は、それぞれが異なる色の被覆が被覆された被覆線である。本実施形態における三心の多心ケーブル7の心線71の心線識別情報は、例えば、茶、黒、青が用いられており、二心の多心ケーブル7の心線71の識別情報は、例えば、茶、黒が用いられている。また、心線71の配線材は単線であっても複数線であってもよい。
本実施形態の場合、多心ケーブルの軸心(図2(B)中の中心点CO3、図2(C)中の中心点CO2)を中心として放射方向に位置する心線71の基準位置は以下の通りである。すなわち、多心ケーブル7が三心のケーブルである場合、三本の心線71のうちの二つの心線71が水平に並ぶ位置(二つの心線71の中心点WOを結ぶ直線が水平になる位置)を基準位置とする。図2(B)の例では、三本の心線71のうちの二つの心線71が水平から傾いて並んだ状態(二つの心線71の中心点WOを結ぶ直線が水平から傾いた状態)から、三心ケーブルの端面における中心点CO3を中心としてズレ量(回転量)θ1だけ多心ケーブル7を周方向(本実施例では、時計回り)に回転させて、三本の心線71が基準位置に移動補正されている。また、多心ケーブル7が二心のケーブルである場合、二本の心線71が水平に並ぶ位置(二つの心線71の中心点WOを結ぶ直線が水平になる位置)を基準位置とする。図2(C)の例では、二本の心線71が垂直に近い方向に並んだ状態(二つの心線71の中心点WOを結ぶ直線が垂直に近い状態)から、二心ケーブルの端面における中心点CO2を中心としてズレ量(回転量)θ2だけ多心ケーブル7を周方向(本実施例では、反時計回り)に回転させて、二本の心線71が水平に並ぶ基準位置に移動補正されている。また、基準位置には、その位置に位置しなければならない心線識別情報も付与されており、位置情報及び心線識別情報によりそれぞれの心線が一致するように移動補正される。
図3(A)〜(C)は検査装置2の説明図である。図3(A)は検査装置2の平面図であり、図3(B)は検査装置2を搬送装置1側からX方向に見た正面図であり、図3(C)は検査装置2をY方向に見た図である。
検査装置2は回転保持機構と、撮影ユニット25とを備える。回転保持機構は、駆動ユニット21と、回転体22と、保持ユニット24と、を備える。回転体22は中央部が開口した環状の部材であり、回転中心線L1周りに回転自在に支持部材26により支持されている。支持部材26は、回転体22の開口を塞がない開口を有している。回転中心線L1は、多心ケーブル7の軸心とできるだけ一致するように、保持ユニット126の保持中心に合わせて設定されている。
回転体22は駆動ユニット21によって回転中心線L1周りに回転される。駆動ユニット21は本実施形態の場合、ベルト伝動機構である。駆動ユニット21はモータ21aと、モータ21aの出力軸に固定されたプーリ21bと、プーリ21bと回転体22とに巻き回された無端ベルト21cとを備える。
保持ユニット24は、連結部材23を介して回転体22の周縁に連結されており、回転体22と一体的に回転する。保持ユニット24は、多心ケーブル7の外周側方から多心ケーブル7を解除可能に挟持する一対の挟持部材24aを備える。保持ユニット24は、多心ケーブル7を保持することにより多心ケーブル7の一方端部7aの端面における中心点を回転中心線L1に一致させるように保持し、多心ケーブル7を一時的に固定することができる。また、挟持部材24aは、多心ケーブル7の一方端部7aの端面における中心点を回転中心線L1に一致させることができればよく、挟持部材24aを放射方向に三つ配置させて、それぞれの挟持部材24aが回転中心線L1に向かって移動して保持することで一致させるようにしてもよい。
撮影ユニット25は、回転中心線L1に撮影方向が一致するように配置されており、回転体22の開口において露出する多心ケーブル7の一方端部7aの端面を多心ケーブル7の軸方向から撮影する。
図4(A)〜(D)は検査装置2の動作説明図である。走行ユニット12は検査装置2の正面に移動すると、図4(A)に示すように、多心ケーブル7を保持ユニット126で保持して載置部125を検査装置2側へ移動する。これにより、多心ケーブル7の一方端部7aが保持ユニット24で保持可能な位置に移動する。
次に、図4(B)に示すように、多心ケーブル7を保持ユニット24で保持し、保持ユニット126による保持を解除する。次に、図4(C)に示すように撮影ユニット25により多心ケーブル7の一方端部7aの端面を撮影する。画像IM1、IM2は撮影画像の一例を示しており、多心ケーブル7が三心のケーブルである場合を例示している。
画像IM1に基づいて、画像IM1の多心ケーブル7の各心線71の現在位置を解析し、基準位置と比較する。現在位置と基準位置とのズレ量(回転量)を算出し、三本の心線71のうちの二つが水平に並ぶと共に並んだ心線の心線識別情報が一致するための回転体22の回転量を決定する。同様に、画像IM2に基づいて、画像IM2の多心ケーブル7の各心線71の現在位置を解析し、三本の心線71のうちの二つが水平に並ぶと共に並んだ心線の心線識別情報が一致するための回転体22の回転量を決定するする。そして、決定した各回転量に基づき、各回転体22を回転させる。保持ユニット24は回転体22に固定されているため、保持ユニット24に保持されている多心ケーブル7が図3(A)及び(C)に図示した回転中心線L1周り回転する。これにより、三本の心線71のうちの二つの心線71が水平に並ぶ位置に、心線識別情報を基に各心線71が位置合わせされる。なお、多心ケーブル7が二心のケーブルの場合も同様にしてその位置合わせが行われる。
各心線71が撚り線の場合、後述する心線露出装置3で多心ケーブル7の絶縁被覆体72を除去したとき、露出した心線71の根元(図13(A)の71a参照)と、先端とで位置がずれている。この場合、心線71の根元が基準位置に位置するように、更に、多心ケーブル7を回転させることができる。このときの回転量は、絶縁被覆体72を除去する長さ(つまり、心線71の先端から根元までの長さ)と、多心ケーブル7の製造規則(心線71の軸方向の長さと、撚りの角度との関係)とに基づいて算出することができる。
なお、本実施形態においては、端面における各心線71の位置を基準位置に一致させる第一位置合わせ動作後、後述する心線整列装置における各心線71の位置を予め基準位置に位置合わせする第二位置合わせ動作の二段階で位置合わせを行っている。しかし、第一位置合わせ動作における各心線71の位置情報に第二位置合わせ動作における各心線71の位置情報を付与して一段階で位置合わせを行ってもよい。
各心線71の位置合わせが行われると、図4(D)に示すように多心ケーブル7を保持ユニット126で保持し、保持ユニット24による保持を解除する。また、載置部125を検査装置2から離間する方向へ移動する。以上により検査装置2による心線71の位置検査と心線71の位置合わせが完了する。なお、図4(C)の処理は複数回行ってもよく、これにより心線71の位置合わせをより正確に行える場合がある。
<心線露出装置>
心線露出装置3は、多心ケーブル7の一方端部7aの端面から所定の長さまで、絶縁被覆体72を除去する装置である。図5(A)は心線露出装置3の説明図である。図5(A)の例では、一対のカッタ31によって多心ケーブル7を径方向に切り込む。続いて、一対のカッタ31を多心ケーブル7の軸方向に移動させることで、絶縁被覆体72を除去している。これにより、各心線71の一方端部が露出する。
<心線整列装置>
心線整列装置4は、心線露出装置3により露出した各心線71を、装置5の処理に備えて整列させる装置である。本実施形態の場合、多心ケーブル7が、各心線71が互いに撚り合されたケーブルである場合を想定している。心線整列装置4は、各心線71の露出した部分において撚りを解いて各心線71の端部を平面状に配列させる装置である。
本実施形態の場合、心線整列装置4は各心線71の端部を扱くことでこれらを平面状に配列させる。図5(B)は心線整列装置4の説明図である。心線整列装置4は、一対のローラ41を備える。各ローラ41はY方向に延設され、かつ、互いにZ方向に離間している。各心線71は一対のローラ41の間に配置される。心線整列装置4は一対のローラ41で各心線71をZ方向の両方向から挟持し、かつ、X方向に一対のローラ41を移動する。これにより各心線71が扱かれて、X−Y平面上で、Y方向に配列される。図5(C)は扱き前の三心の各心線71と、扱き後の三心の各心線71とを例示している。扱き後の三本の心線71は平面状にY方向に並んでいる。
心線71は、その裸線の太さや被覆材の材質によって柔軟性が異なり、撚りが強い場合がある。また、心線露出装置3により露出される各心線71の長さが長い場合もある。このような場合、扱きの前に撚りを戻す処理を行ってもよい。図6(A)は撚り戻しを行う構成例を示している。図6(A)の心線配列装置4は、保持ユニット42を備える。保持ユニット42は各心線71の端部を挟持して保持し、かつ、多心ケーブル7の軸方向周りに各心線71の端部を回転させる。この回転の際、多心ケーブル7は保持ユニット126で保持しておく。各心線71の端部を回転させることで、撚りを戻すことができる。この後、扱きを行うことで、各心線71をより確実に平面状に配列させることができる。
なお、各心線71は、実際には、残留応力により一直線上に並んだ状態で維持されず、平面上に配列させた際の直線上から上下方向にそれぞれが若干ずれた状態になる場合があるが、直線状方向における並び位置関係は維持される。また、検査装置2により各心線71の位置が所定の位置に位置づけられており、各心線71を平面状に配列させた際にどの心線71がその位置に配置されているかを想定することが可能となる。
<位置決め装置及び接続装置>
<概要>
装置5により行われる処理内容について図6(B)及び図6(C)を参照して説明する。図6(B)は三心の多心ケーブル7の場合を示し、図6(C)は二心の多心ケーブル7の場合を示している。まず、図6(B)を参照して三心の多心ケーブル7の場合について説明する。
心線整列装置4により平面状に配列された各心線71(図6(B)の左)は、後述する位置決め装置5Aによって予め定めた位置に位置決めされる。各心線71の位置は、多心ケーブル7の心線71の数に対応して定められており、本実施形態の場合、三本の心線71のうちの中央に位置する心線71(の中心点WO)が、両側に位置するそれぞれの心線71(の中心点WOを結んだ直線)からずれた位置に離間した位置である(図6(B)の中央)。図6(B)の例では、三本の心線71(のそれぞれの中心点で結んだ直線)のうちの中央に位置する心線71が下側にずれた位置とされている。
次に、各心線71が後述する接続装置5B〜5Dによって基板8に接続される(図6(B)の右)。本実施形態の場合、各心線71は半田81によって基板8に接続されるが、圧着等であってもよい。
なお、各心線71の根本部分の位置関係で言うと、図6(B)の例では、各心線71の各根元分は、三角形の各頂点に位置する配置とされている。図6(B)の例では、三角形の三つの頂点のうちの中央の頂点が上側に位置する形態であるが、中央の頂点が下側に位置する形態(逆三角形)であってもよい。
次に、図6(C)を参照して二心の多心ケーブル7の場合について説明する。心線整列装置4により平面状に配列された各心線71(図6(C)の左)は、後述する位置決め装置5Aによって予め定めた位置に位置決めされる。二心の多心ケーブル7の場合、本実施形態では、二本の心線71が水平方向で互いに離間した位置である(図6(C)の中央)。次に、各心線71が後述する接続装置5B〜5Dによって基板8に接続される(図6(C)の右)。本実施形態の場合、各心線71は半田81によって基板8に接続されるが、圧着等であってもよい。
<位置決め装置>
図7(A)は位置決め装置5Aの概要図である。図8(A)は図7(A)のI−I線断面図である。図9(A)は図7(A)の矢印X1方向に位置決め装置5Aを見た図である。図7(A)〜図9(D)は三心の多心ケーブル7について記載されており、二心の多心ケーブル7の位置決めについては図10(A)〜図10(C)に記載されている。
位置決め装置5Aは、多心ケーブル7及び心線71に上から当接する構成として、昇降部材51と、当接部材52と、当接部材53とを備える。昇降部材51は、水平姿勢で支持された板状の部材であり、駆動ユニット51cによりZ方向に昇降される。駆動ユニット51cは例えば電動シリンダである。
当接部材52は、Z方向に延びる複数の軸部52aを備えている。各軸部52aは昇降部材51に設けた貫通孔51aを通過している。各軸部52aの上端部にはストッパ52bが固定されており、各当接部材52は昇降部材51から吊り下げられている。各当接部材52と昇降部材51との間には、コイルスプリング等の弾性部材52cが設けられている。軸部52aは弾性部材52cを通過している。当接部材52の下面には、多心ケーブル7の周面に当接可能な溝52dが形成されている。本実施形態の場合、溝52dは三角形の溝である。
当接部材53は、Z方向に延びる複数の軸部53aを備えている。各軸部53aは昇降部材51に設けた貫通孔51bを通過している。各軸部53aの上端部にはストッパ53bが固定されており、各当接部材53は昇降部材51から吊り下げられている。各当接部材53と昇降部材51との間には、コイルスプリング等の弾性部材53cが設けられている。軸部53aは弾性部材53cを通過している。
当接部材53の下面には台形状の溝が形成されており、その上辺となる水平面は、複数本の心線71の周面に当接可能な当接面53dの一部を形成している。溝の側辺は、当接面53dに心線71を案内する案内面を形成している。
当接部材53には、また、2つの当接部53eが一体的に形成されている。当接部53eは当接部材53の側面からX方向に突出している。当接部53eの下面は、当接部材53に形成される台形状の溝の上辺の面と同一の面となる当接面53dの残りの部分を形成している。2つの当接部53eは、Y方向に離間している。
当接部材53には、また、当接部材53を厚み方向に貫通した溝53fが形成されている。溝53fはZ方向に延び、その下端は当接面53dで開放されている。この溝53fには、突出部材53gが挿入されている。突出部材53gは溝53fの案内により当接面53dに対してZ方向に移動自在に設けられたL字型の部材であり、その下端部は、2つの当接部53eの間に位置する部分を含む。突出部材53gは図9(A)に示すようにその下端部の下面が当接面53dと面一となる位置を待機位置として当接面53dから出没可能に移動可能である。本実施形態においては、突出部材53gは図9(D)に示すように待機位置と当接面53dから下方へ突出した位置との間を移動可能である。
当接部材53には、突出部材53gをZ方向に移動させる駆動ユニット54が設けられている。駆動ユニット54は例えば電動シリンダであり、駆動ユニット54の可動部は突出部材53gに連結されている。
位置決め装置5Aは、多心ケーブル7及び心線71に下から当接する構成として、昇降部材55と、当接部材56と、当接部材57とを備える。昇降部材55は、水平姿勢で支持された板状の部材であり、駆動ユニット55cによりZ方向に昇降される。駆動ユニット55cは例えば電動シリンダである。
当接部材56は、Z方向に延びる複数の軸部56aを備えている。各軸部56aは昇降部材55に設けた貫通孔55aを通過している。各軸部56aの下端部にはストッパ56bが固定されており、各当接部材56は昇降部材55に立設されている。各当接部材56と昇降部材55との間には、コイルスプリング等の弾性部材56cが設けられている。軸部56aは弾性部材56cを通過している。当接部材56の上面には、多心ケーブル7の周面に当接可能な溝56dが形成されている。本実施形態の場合、溝56dは三角形の溝である。
当接部材52の下面と当接部材56の上面とはZ方向に対向しており、両者を近接させると、溝52dと溝56dとで、多心ケーブル7を挟む菱形の開口が形成される。
当接部材57は、Z方向に延びる複数の軸部57aを備えている。各軸部57aは昇降部材55に設けた貫通孔55bを通過している。各軸部57aの下端部にはストッパ57bが固定されており、各当接部材57は昇降部材55に立設されている。各当接部材53と昇降部材51との間には、コイルスプリング等の弾性部材53cが設けられている。軸部53aは弾性部材53cを通過している。
当接部材57の上面は複数本の心線71の周面に当接可能な水平な当接面57dを形成している。当接部材57には、また、当接部材57を厚み方向に貫通した溝57fが形成されている。溝53fはZ方向に延び、その上端は当接面57dで開放されている。この溝57fには、突出部材57gが挿入されている。突出部材57gは溝57fの案内により当接面57dに対してZ方向に移動自在に設けられたL字型の部材であり、その上端部は、先細り形状とされている。突出部材57gは図9(A)に示すようにその上端が当接面57dの一部を構成する位置と、図9(D)に示すように下方へ退避した位置と、図10(C)に示すように上端部が当接面57dから突出した位置との間を移動可能である。
当接部材57には、突出部材57gをZ方向に移動させる駆動ユニット58が設けられている。駆動ユニット58は例えば電動シリンダであり、駆動ユニット58の可動部は突出部材57gに連結されている。
当接部材53と当接部材57とはX方向にずれた位置に位置している一方、当接部材53の当接部53eの下面(当接面53dの一部)と当接部材57の上面の当接面57dとはZ方向に対向しており、両者を近接させると、多心ケーブル7の心線71(多心ケーブル7から露出された心線71)がガイドされる。
本実施形態では、当接部材52及び56により多心ケーブル7を挟持して保持しつつ、当接部材53及び57、突出部材53g、57gにより、多心ケーブル7の心線数に対応した位置に多心ケーブル7から露出された心線71をガイドする。つまり、当接部材53及び57、突出部材53g、57g、昇降部材51及び55、並びに、駆動ユニット51c、55c、54及び58は、心線71のガイド機構を構成している。以下、位置決め装置5Aによる心線71の位置決め動作について説明する。
まず、三心の多心ケーブル7の場合について図7(A)〜図9(D)を参照して説明する。図7(A)、図8(A)及び図9(A)は多心ケーブル7の搬送を待機している状態である。
昇降部材51は上限位置に、昇降部材55は下限位置に位置している。このため、当接部材52と当接部材56とはZ方向に離間し、また、当接部材53と当接部材57とはZ方向に離間している。
図7(B)、図8(B)及び図9(B)は多心ケーブル7が搬送されてきた状態を示している。当接部材52と当接部材56との間に多心ケーブル7の被覆部分が位置し、当接部材53と当接部材57との間に多心ケーブル7から露出された心線71が位置している。
図7(C)、図8(C)及び図9(C)は駆動ユニット51c及び55cを駆動し、昇降部材51と昇降部材55とを互いに近接する方向に移動させた状態を示す。昇降部材51は下降され、昇降部材55は上昇される。
これにより、図8(C)に示すように、多心ケーブル7の被覆部分に溝52d及び溝56dが当接する。多心ケーブル7に溝52dが当接することで、当接部材52は下降できなくなる。昇降部材51を更に下降させると弾性部材52cの圧縮によって当接部材52に対する昇降部材51の相対変位が許容され、当接部材52はフローティング状態となる。弾性部材52cの付勢力によって、当接部材52が多心ケーブル7に対して付勢され、溝52dが多心ケーブル7に密着される。同様に、多心ケーブル7に溝56dが当接することで、当接部材56は上昇できなくなる。昇降部材55を更に上昇させると弾性部材56cの圧縮によって、当接部材56に対する昇降部材55の相対変位が許容され、当接部材56はフローティング状態となる。弾性部材56cの付勢力によって、当接部材56が多心ケーブル7に対して付勢され、溝56dが多心ケーブル7に密着される。これにより、多心ケーブル7の被覆部分が溝52dと溝56dとで挟持され、多心ケーブル7がZ方向に変位困難なように保持される。
また、昇降部材51の下降と、昇降部材55の上昇とによって、図9(C)に示すように、多心ケーブル7から露出された三本の心線71が当接面53d(突起部53e及び突出部材53gの下面部分)と当接面57dとの間に挟み込まれる。その際、当接部材53の下面に台形状の溝(傾斜部)が形成されているので、三本の心線71は当接面53dに円滑に案内される。
詳細には、三本の心線71は、当接部材53の下面に形成された台形状の溝と当接部材57の当接面57dとが接近することで台形を形成する辺で取り囲まれる。当接面53dと当接面57dとが接近することで、三本の心線71のうち、外側に位置する二本の心線71が中央に位置する心線71に接近するようにガイドされる。その後、三本の心線71が当接面53dおよび当接面57dとによって挟まれ位置決めされる。
三本の心線71の周面に当接面53dと当接面57dとが当接することで、当接部材53は下降できなくなる。昇降部材51を更に下降させると、弾性部材53cの圧縮によって当接部材53に対する昇降部材51の相対変位が許容され、当接部材53はフローティング状態となる。弾性部材53cの付勢力によって当接部材53が三本の心線71に対して付勢され、当接面53dが三本の心線71に密着する。同様に、三本の心線71の周面に当接面53dと当接面57dとが当接することで、当接部材57は上昇できなくなる。昇降部材55を更に上昇させると、弾性部材55cの圧縮によって当接部材57に対する昇降部材55の相対変位が許容され、当接部材57はフローティング状態となる。弾性部材55cの付勢によって当接部材57が三本の心線71に対して付勢され、当接面57dが三本の心線71に密着する。
三本の心線71が当接面53d(突起部53e及び突出部材53gの下面部分)と当接面57dとの間に挟み込まれることで、三本の心線71がY方向に強く整列される。続いて、図9(D)に示すように、駆動ユニット58によって突出部材57gを下降させ、駆動ユニット54によって突出部材53gを下降させる。突出部材53gのY方向の幅は、心線71の直径よりも狭く、突出部材53gが当接部材57側へ移動することで、三本の心線71のうちの中央の心線71のみが突出部材53gに押圧されて溝57f内に押し込まれる。こうして三本の心線71の位置決めが完了する。
なお、ここでは、三本の心線71の中央に位置する心線71を下方に移動させる動作を説明したが、三本の心線71の中央に位置する心線71を上方に移動させる動作としてもよい。その際は、装置構成の上下位置を反対に配置すればよい。
次に、図10(A)〜図10(C)を参照して二心の多心ケーブル7の位置決めについて説明する。図10(A)は、上述した図7(A)の段階に相当し、図10(B)は上述した図7(B)の段階に相当する。図10(B)の段階で、駆動ユニット58によって突出部材57gを上昇させ、突出部材57の上端部が当接面57dから突出した状態とする。
図10(C)は図7(C)の段階に相当する。昇降部材51の下降と、昇降部材55の上昇とによって、多心ケーブル7から露出された二本の心線71が当接面53d(突起部53e及び突出部材53gの下面部分)と当接面57dとの間に挟み込まれる。その際、当接部材53の下面に台形状の溝(傾斜面)が形成されているので、二本の心線71は当接面53dに円滑に案内される。また、突出部材57gの上端部が当接面57dから突出しているため、二本の心線71は突出部材57gの上端部によって互いに離間する方向にガイドされる。そして、二本の心線71が互いにY方向に離間された状態で、当接面53dと当接面57dとに挟まれて位置決めされる。こうして二本の心線71の位置決めが完了する。
以上の通り、本実施形態では、多心ケーブル7の心線数に応じてガイド態様を異ならせることで、心線数に対応した位置に、各心線71を位置決めすることができる。したがって、心線数が異なる多心ケーブル7であっても、共通の作業ライン(製造装置A)でケーブル製品9を製造することが可能となる。個々の多心ケーブル7と、その心線数との対応関係については、多心ケーブル7に対応した識別情報を基に関連付けすることで、心線数が異なる多心ケーブル7を混在して搬送しつつ、ケーブル製品9を製造することも可能である。例えば、搬送ユニット12の多心ケーブル7の載置位置にICタグを予め構成させておき、多心ケーブル7を載置する際に心線数情報を付与させることで識別可能となる。また、検査装置2において、検査する多心ケーブル7の端面から同サイズの円形を抽出し、その数をカウントすることで心線数情報を確認して対応させるなどしてもよい。
なお、本実施形態では、当接部材52及び53の組を駆動ユニット51cで昇降させると共に、当接部材56及び57の組を駆動ユニット55cで昇降させる構成としたが、いずれか一方の組を昇降させる構成であってもよい。また、これらの移動形態は、昇降ではなく、水平移動であってもよい。
<接続装置>
心線71と部品8との接続について図11(A)〜(C)を参照して説明する。本実施形態の場合、位置決め装置5Aにより心線71が位置決めされた状態で、心線71と部品8との接続を行う。接続装置は、ストリッパ5Bと、半田供給装置5Cと、加熱装置5Dとを備える。図11(A)では心線71の先端の被覆をストリッパ5Bにより除去する状態を示す。ストリッパ5Bは、一対のカッタによって心線71を径方向に切り込み、一対のカッタを心線71の軸方向に移動させることで、心線71の被覆を除去する。被覆の除去は、心線71毎に行ってもよいし、複数の心線71について同時に行ってもよい。なお、本実施形態では、心線71と部品8とを半田付けにより接続するために心線71の被覆を除去するが、圧着等の場合には、被覆の除去が不要な場合がある。
次に、図11(B)に示すように被覆が除去された心線71の先端71’に対して適切な位置に部品8が不図示の供給装置により供給される。続いて図11(C)に示すように、半田供給装置5Cにより接続箇所に半田が供給され、加熱装置5Dで半田を溶融させて心線71の先端71’と部品8とが接続される。以上により図1に示したケーブル製品9が製造される。
<第二実施形態>
装置5に移送される多心ケーブル7は、心線露出装置3によって多心ケーブル7の端面から所定の長さ(例えば、40mm)の絶縁被覆体72が除去され各心線71が露出されている。露出処理された多心ケーブル7の絶縁被覆体72の端部(端面)における各心線71の位置は、検査装置2が算出した算出位置を基に設定されている。算出位置は、仮定した位置のため、実際の位置と算出位置とが若干ズレている可能性がある。このズレは、高い位置精度を要する場合、不具合が生じることになる。このようなズレは、例えば、回転保持機構を形成する部品の誤差や、部品同士を組み立てた際の組立誤差等が蓄積して生じる。そのため、装置5における露出処理された多心ケーブル7の絶縁被覆体72の端部(端面)における各心線71の位置は、基準位置と一致していることが好ましい。そのため、高精度に位置出しが行われた後、装置5による処理を行ってもよい。図12は、製造装置Aの構成を一部修正した製造装置Bの概要図である。以下、製造装置Aと異なる点について製造装置Bを説明する。
製造装置Bは、心線整列装置4と装置5との間に、検査装置2’を備える。多心ケーブル7の処理順序は、検査装置2→心線露出装置3→心線整列装置4→検査装置2’→装置5となる。検査装置2’で心線71の位置に位置ズレがあると判定された場合、その多心ケーブルをNGとするか、破線矢印で示すように、検査装置2に戻って多心ケーブル7の回転のみ行い、その後、装置5の処理を行う。または、検査装置2に設けられている回転保持機構と同じ回転保持機構を検査装置2’にも設けてズレの補正を行ってもよい。
図13(A)は検査装置2’の構成例を示している。検査装置2’は、心線整列装置4で整列された心線71を、多心ケーブル7の軸方向と交差する方向から撮影する撮影ユニット26を備え、その撮影画像から各心線71の位置を検査する。既に説明したように、心線整列装置4は、各心線71の端部をY方向に平面状に配列させる。本実施形態の場合、撮影ユニット26は、その撮影方向L2を、各心線71の配列方向と直交する方向とし、各心線71を上から撮影するように配置されている。詳細には、三本の多心ケーブル7の場合、検査装置2’での三本の心線71の位置は、三本の心線71の中心線を結ぶ直線によって形成される線が、底辺を下側とした三角形状態になるように設定される。
心線71の位置にズレがない場合、例えば、画像IM3のような撮影画像が得られる。画像IM3は三心の多心ケーブル7の撮影画像例であり、三本の心線71の根元71aにおいて、中央の心線71に両側の心線71が同じ割合で隠れている。換言すると、中央の心線71に隠れずに露出している割合が、両側の心線71で同じ割合である。その確認のためには、それぞれの心線71の境界線を抽出し、中央の心線71の境界線と他の二つの心線71の境界線との間隔を測定し、その割合を比較すればよい。
図13(B)は、心線71の位置にズレがある場合を例示しており、図13(C)はその撮影画像を例示している。図13(B)の例では、三本の心線71の根元部分(露出処理された絶縁被覆体72の端部)が、図2(B)に例示した基準位置にない。このまま位置決め装置5Aによる位置決めを行うと、各心線71が適切に位置決めできない場合がある。図13(C)に示す撮影画像においては、両側の心線71が中央の心線71に隠れる割合が左右で異なっている。
そこで、両側の心線71について、中央の心線71に隠れずに露出している部分の撮影画像上の面積をそれぞれ算出して比較する。図13(D)はその一例を示し、塗りつぶし領域の面積をそれぞれ算出して比較する。各面積が等しいとみなせる場合(例えば面積の差が所定値未満の場合)には、位置ズレがないものとし、各面積が異なるとみなせる場合(例えば面積の差が所定値以上の場合)は、位置ズレがあると判定する。図13(D)の例では、左側の心線71の面積が、右側の心線71の面積よりも著しく小さくなっており、位置ズレがあると判定することができる。
二心の多心ケーブル7の場合、位置ズレが無ければ、二本の心線71の各露出面積は等しくなる。等しいとみなせる場合は位置ズレがないものとし、各面積が異なるとみなせる場合は位置ズレがあると判定できる。図13(E)は位置ズレがある場合の二本の心線71の撮影画像上の各露出面積を例示している。図13(E)の例では、左側の心線71の面積が右側の心線71の面積よりも著しく大きくなっており、位置ズレがあると判定することができる。
位置ズレがあると判定した場合は、例えば、検査装置2に戻って多心ケーブル7を回転中心線L1周りに回転する。回転量は、撮影ユニット26の撮影画像上の各心線71の露出面積の差から決定する。その際、心線71の根元部分が図2(B)や図2(C)に示した基準位置に位置するように回転量を決定する。検査装置2における処理は多心ケーブル7の回転のみであり、撮影ユニット25による撮影と、その撮影画像に基づく回転は行わない。
7 多心ケーブル、71 心線、5A 位置決め装置

Claims (10)

  1. 複数本の心線を絶縁被覆体で被覆した多心ケーブルの処理方法であって、
    前記多心ケーブルの一方端部において前記絶縁被覆体を除去し、前記複数本の心線の各一方端部を露出させる露出工程と、
    前記多心ケーブルを保持すると共に、露出した前記複数本の心線の前記各一方端部をガイド機構で位置決めする位置決め工程と、を含み、
    前記複数本の心線は、二本の心線又は三本の心線であり、
    前記位置決め工程では、
    露出した前記複数本の心線の前記各一方端部を、前記複数本の心線の数に対応した位置に、前記ガイド機構によってガイドし、
    前記複数本の心線が二本のときは、二本の前記心線を互いに離間させ、
    前記複数本の心線が三本のときは、中央に位置する心線を、両側に位置する心線からずれた位置に離間させる、
    ことを特徴とする処理方法。
  2. 複数本の心線を絶縁被覆体で被覆した多心ケーブルの処理方法であって、
    前記多心ケーブルの一方端部において前記絶縁被覆体を除去し、前記複数本の心線の各一方端部を露出させる露出工程と、
    前記多心ケーブルを保持すると共に、露出した前記複数本の心線の前記各一方端部をガイド機構で位置決めする位置決め工程と、を含み、
    前記複数本の心線は、二本の心線又は三本の心線であり、
    前記位置決め工程では、
    露出した前記複数本の心線の前記各一方端部を、前記複数本の心線の数に対応した位置に、前記ガイド機構によってガイドし、
    前記ガイド機構は、
    前記複数本の心線の前記各一方端部の周面に当接可能な第一の当接面を備える第一の当接部材と、
    前記複数本の心線の前記各一方端部の周面に当接可能な第二の当接面を備える第二の当接部材と、
    前記第一の当接面に対して移動可能な第一の突出部材と、
    前記第二の当接面に対して移動可能な第二の突出部材と、
    前記第一の当接面及び前記第二の当接面により前記複数本の心線の前記各一方端部を挟む方向に、前記第一の当接部材と前記第二の当接部材との少なくともいずれか一方を移動する第一の駆動機構と、
    前記第一の突出部材を前記第一の当接面に対して移動させる第二の駆動機構と、
    前記第二の突出部材を前記第二の当接面に対して移動させる第三の駆動機構と、を含み、
    前記複数本の心線が二本の場合、
    前記第一の突出部材を前記第一の当接面から突出させた状態で、前記第一の当接面及び前記第二の当接面により前記複数本の心線の前記各一方端部を挟み、前記第一の突出部材を前記二本の心線の間に挿入し、
    前記複数本の心線が三本の場合、
    前記第一の当接面及び前記第二の当接面により前記複数本の心線の前記各一方端部を挟み、前記第一の突出部材を前記第一の当接面から退避させ、前記第二の突出部材で前記三本の心線のうちの中央に位置する心線を押圧する、
    ことを特徴とする処理方法。
  3. 複数本の心線を絶縁被覆体で被覆した多心ケーブルの処理方法であって、
    前記多心ケーブルの一方端部において前記絶縁被覆体を除去し、前記複数本の心線の各一方端部を露出させる露出工程と、
    前記多心ケーブルを保持すると共に、露出した前記複数本の心線の前記各一方端部をガイド機構で位置決めする位置決め工程と、を含み、
    前記複数本の心線は、二本の心線又は三本の心線であり、
    前記位置決め工程では、
    露出した前記複数本の心線の前記各一方端部を、前記複数本の心線の数に対応した位置に、前記ガイド機構によってガイドし、
    前記複数本の心線は、互いに撚り合わせられており、
    前記処理方法は、
    前記位置決め工程の前に、前記複数本の心線における各心線の前記各一方端部が平面状に配列されるように、前記各一方端部を扱く工程を更に含む、
    ことを特徴とする処理方法。
  4. 複数本の心線を絶縁被覆体で被覆した多心ケーブルの処理方法であって、
    前記多心ケーブルの一方端部において前記絶縁被覆体を除去し、前記複数本の心線の各一方端部を露出させる露出工程と、
    前記多心ケーブルを保持すると共に、露出した前記複数本の心線の前記各一方端部をガイド機構で位置決めする位置決め工程と、を含み、
    前記複数本の心線は、二本の心線又は三本の心線であり、
    前記位置決め工程では、
    露出した前記複数本の心線の前記各一方端部を、前記複数本の心線の数に対応した位置に、前記ガイド機構によってガイドし、
    前記露出工程の前に、前記多心ケーブルの前記一方端部を撮影して、前記複数本の心線の前記各一方端部の位置を検査する第一の検査工程を更に含む、
    ことを特徴とする処理方法。
  5. 請求項に記載の処理方法であって、
    前記露出工程の後、前記位置決め工程の前に、前記複数本の心線の前記各一方端部を、前記多心ケーブルの軸方向と交差する方向から撮影して、前記複数本の心線の前記各一方端部の位置を検査する第二の検査工程を更に含む、
    ことを特徴とする処理方法。
  6. 請求項に記載の処理方法であって、
    前記第一の検査工程は、
    撮影画像により得られた前記複数本の心線の前記各一方端部の現在位置と、予め設定された各一方端部の基準位置とを比較して、そのズレ量を算出する工程と、
    前記ズレ量に基づいて前記多心ケーブルを回転させる位置合わせ工程とを含む、
    ことを特徴とする処理方法。
  7. 請求項に記載の処理方法であって、
    前記第二の検査工程は、
    撮影画像により得られた前記複数本の心線の前記各一方端部のうちの少なくとも一つの一方端部の画像上の面積を算出する工程と、
    算出した面積に基づいて前記多心ケーブルを回転させる位置合わせ工程とを含む、
    ことを特徴とする処理方法。
  8. 複数本の心線を絶縁被覆体で被覆した多心ケーブルと、該多心ケーブルが接続される部品とを備えるケーブル製品を製造する製造方法であって、
    前記多心ケーブルの一方端部において前記絶縁被覆体を除去し、前記複数本の心線の各一方端部を露出させる露出工程と、
    前記多心ケーブルを保持すると共に、露出した前記複数本の心線の前記各一方端部をガイド機構で位置決めする位置決め工程と、
    位置決めされた前記各一方端部を前記部品に接続する接続工程と、を含み、
    前記複数本の心線は、二本の心線又は三本の心線であり、
    前記位置決め工程では、
    露出した前記複数本の心線の前記各一方端部を、前記複数本の心線の数に対応した位置に、前記ガイド機構によってガイドし、
    前記複数本の心線が二本のときは、二本の前記心線を互いに離間させ、
    前記複数本の心線が三本のときは、中央に位置する心線を、両側に位置する心線からずれた位置に離間させる、
    ことを特徴とする製造方法。
  9. 多心ケーブルが備える複数本の心線の位置決め装置であって、
    前記複数本の心線を被覆する絶縁被覆体を除去することによって露出した、前記複数本の心線の各一方端部をガイドするガイド機構と、
    前記ガイド機構を制御する制御ユニットと、を備え、
    前記複数本の心線は、二本の心線又は三本の心線であり、
    前記制御ユニットは、前記ガイド機構の制御として、
    前記複数本の心線の前記各一方端部を、前記複数本の心線の数に対応した位置にガイドさせ、
    前記複数本の心線が二本のときは、二本の前記心線を互いに離間させ、
    前記複数本の心線が三本のときは、中央に位置する心線を、両側に位置する心線からずれた位置に離間させる、
    ことを特徴とする位置決め装置。
  10. 多心ケーブルが備える複数本の心線の位置決め装置であって、
    前記複数本の心線を被覆する絶縁被覆体を除去することによって露出した、前記複数本の心線の各一方端部をガイドするガイド機構と、
    前記ガイド機構を制御する制御ユニットと、を備え、
    前記複数本の心線は、二本の心線又は三本の心線であり、
    前記制御ユニットは、前記ガイド機構の制御として、
    前記複数本の心線の前記各一方端部を、前記複数本の心線の数に対応した位置にガイドさせ、
    前記ガイド機構は、
    前記複数本の心線の前記各一方端部の周面に当接可能な第一の当接面を備える第一の当接部材と、
    前記複数本の心線の前記各一方端部の周面に当接可能な第二の当接面を備える第二の当接部材と、
    前記第一の当接面に対して移動可能な第一の突出部材と、
    前記第二の当接面に対して移動可能な第二の突出部材と、
    前記第一の当接面及び前記第二の当接面により前記複数本の心線の前記各一方端部を挟む方向に、前記第一の当接部材と前記第二の当接部材との少なくともいずれか一方を移動する第一の駆動機構と、
    前記第一の突出部材を前記第一の当接面に対して移動させる第二の駆動機構と、
    前記第二の突出部材を前記第二の当接面に対して移動させる第三の駆動機構と、を含む、
    ことを特徴とする位置決め装置。
JP2015077124A 2015-04-03 2015-04-03 処理方法、製造方法及び位置決め装置 Active JP6577220B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015077124A JP6577220B2 (ja) 2015-04-03 2015-04-03 処理方法、製造方法及び位置決め装置
DE102016003958.2A DE102016003958A1 (de) 2015-04-03 2016-04-01 Verarbeitungsverfahren, Herstellungsverfahren und Positionierungsvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015077124A JP6577220B2 (ja) 2015-04-03 2015-04-03 処理方法、製造方法及び位置決め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016197962A JP2016197962A (ja) 2016-11-24
JP6577220B2 true JP6577220B2 (ja) 2019-09-18

Family

ID=56937052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015077124A Active JP6577220B2 (ja) 2015-04-03 2015-04-03 処理方法、製造方法及び位置決め装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6577220B2 (ja)
DE (1) DE102016003958A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6801567B2 (ja) * 2017-04-26 2020-12-16 住友電装株式会社 撚りほどき装置および電線端部加工装置
JP6840709B2 (ja) * 2018-10-24 2021-03-10 矢崎総業株式会社 芯線変形治具及び芯線変形方法
EP3739702A1 (de) * 2019-05-16 2020-11-18 Komax Holding Ag Verfahren zum entfernen einer isolierung von innenleitern eines kabels und abisolierungsvorrichtung

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113586A (ja) * 1985-05-11 1986-01-21 木谷電器株式会社 被覆3芯電線へ2種の端子を圧着する装置
JP2547215B2 (ja) 1987-06-29 1996-10-23 オリンパス光学工業株式会社 オ−トホワイトバランス装置
JPH036108A (ja) 1989-06-01 1991-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 周波数変換回路
JP3308661B2 (ja) 1993-06-28 2002-07-29 クラリオン株式会社 自動同調受信機

Also Published As

Publication number Publication date
DE102016003958A1 (de) 2016-10-06
JP2016197962A (ja) 2016-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6577220B2 (ja) 処理方法、製造方法及び位置決め装置
CN106067646B (zh) 电线排列装置、捆绑加工机和电线排列方法
JP6763338B2 (ja) 端部セット装置および端部加工装置
KR101753018B1 (ko) 와이어 하네스의 제조 장치 및 그 제조 방법
CN204706757U (zh) 电线加工品的制造装置
US9694443B2 (en) Laser welding apparatus and laser welding method
JPH0684577A (ja) 端子挿入装置
JP2011100711A (ja) 電線端末処理装置及び電線端末処理方法
JP2008010375A (ja) ワイヤハーネス製造装置
EP1043813A1 (en) Apparatus for inspecting and manufacturing wire harness
CN108074679B (zh) 用于自动化导线加工系统和方法的旋转导线传送
KR102503239B1 (ko) 커넥터 자동 조립장치
CN110895980B (zh) 多芯电缆的芯线排列装置及多芯电缆的芯线排列方法
JP6801567B2 (ja) 撚りほどき装置および電線端部加工装置
CN110190718B (zh) 电导体的集合装置及方法
JPS6232564B2 (ja)
JP4460040B2 (ja) テーピング装置
KR20160038659A (ko) 커넥터용 하우징 공급장치
JPH09312190A (ja) 自動車用ワイヤーハーネス製造における電線圧接プレス機
JP2009038146A (ja) 基板処理装置
KR102574557B1 (ko) 전선 규격별 가이드 교체의 자동 제어가 가능한 전선 하네스 압착 장치
JPH0555994B2 (ja)
JP6949788B2 (ja) 端子圧着装置及び端子圧着方法
JP2007048709A (ja) コネクタ位置決め方法
JP4772100B2 (ja) インサート成形装置及びインサート成形方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180313

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190822

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6577220

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250