JPH09312190A - 自動車用ワイヤーハーネス製造における電線圧接プレス機 - Google Patents
自動車用ワイヤーハーネス製造における電線圧接プレス機Info
- Publication number
- JPH09312190A JPH09312190A JP8128264A JP12826496A JPH09312190A JP H09312190 A JPH09312190 A JP H09312190A JP 8128264 A JP8128264 A JP 8128264A JP 12826496 A JP12826496 A JP 12826496A JP H09312190 A JPH09312190 A JP H09312190A
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- JP
- Japan
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- contact
- press
- wire
- terminal
- pressure
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- Pending
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 導通検査の精度及び効率を向上させる。
【解決手段】 各コネクタCに対応した圧接刃8の先端
部に、電線aの端子Tへの圧入時に端子Tに接触する接
触プローブ9を設け、両接触プローブ9、9に検査装置
17を接続し、圧入と同時に検査装置17により導通検
査を行う。圧入不良を短時間で、人手を介することなく
検出することができる。
部に、電線aの端子Tへの圧入時に端子Tに接触する接
触プローブ9を設け、両接触プローブ9、9に検査装置
17を接続し、圧入と同時に検査装置17により導通検
査を行う。圧入不良を短時間で、人手を介することなく
検出することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用ワイヤ
ーハーネスの製造において、対のコネクタ内の各端子に
電線を圧入することにより、両コネクタ間に電線を接続
するプレス機に関するものである。
ーハーネスの製造において、対のコネクタ内の各端子に
電線を圧入することにより、両コネクタ間に電線を接続
するプレス機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用ワイヤーハーネスは、
対のコネクタ間に所要数の電線を接続してサブアッシィ
を形成し、所要数のサブアッシィを所要の形状に組み合
わせて製造される。
対のコネクタ間に所要数の電線を接続してサブアッシィ
を形成し、所要数のサブアッシィを所要の形状に組み合
わせて製造される。
【0003】前記サブアッシィの製作に際しては、図6
に示すような電線加工機Aが使用される。この電線加工
機Aは、電線サプライS、調尺ローラR、プレス機P、
取出ハンドH及び取出ロボットBを備えており、電線サ
プライSから引き出した電線aを調尺ローラRで切断
し、プレス機Pで電線aの両端を対のコネクタC、C内
の各端子に圧接してサブアッシィEを形成した後、この
サブアッシィEを取出ハンドH及び取出ロボットBで取
り出して所要位置に搬送するものである。
に示すような電線加工機Aが使用される。この電線加工
機Aは、電線サプライS、調尺ローラR、プレス機P、
取出ハンドH及び取出ロボットBを備えており、電線サ
プライSから引き出した電線aを調尺ローラRで切断
し、プレス機Pで電線aの両端を対のコネクタC、C内
の各端子に圧接してサブアッシィEを形成した後、この
サブアッシィEを取出ハンドH及び取出ロボットBで取
り出して所要位置に搬送するものである。
【0004】ところで、上記プレス機Pではサブアッシ
ィEの導通検査ができないため、この導通検査は、サブ
アッシィEを電線加工機Aから取り出した後、人手によ
って行われている。
ィEの導通検査ができないため、この導通検査は、サブ
アッシィEを電線加工機Aから取り出した後、人手によ
って行われている。
【0005】また、プレス機Pとは別に導通テストジグ
を有するステーションを設け、このステーションにより
検査することもある。
を有するステーションを設け、このステーションにより
検査することもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人手に
よる検査では、検査忘れ等の人為的なミスが発生する可
能性があり、検査の能率が個人の能力に左右されるほ
か、作業人員の確保も必要になるという問題がある。
よる検査では、検査忘れ等の人為的なミスが発生する可
能性があり、検査の能率が個人の能力に左右されるほ
か、作業人員の確保も必要になるという問題がある。
【0007】また、別に検査用のステーションを設ける
と、装置が大型化し、次工程への移行にも時間がかかる
等の問題が生じる。
と、装置が大型化し、次工程への移行にも時間がかかる
等の問題が生じる。
【0008】そこで、この発明は、導通検査の精度及び
効率を、装置を大型化することなく向上させることを課
題とする。
効率を、装置を大型化することなく向上させることを課
題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、対のコネクタ内の端子に電線を各コネ
クタに対応した圧接刃により圧接するプレス機におい
て、各圧接刃の先端部に、電線の端子への圧入時に端子
に接触する接触プローブを設け、両接触プローブに検査
装置を接続し、圧入と同時に導通検査を行うようにした
のである。
め、この発明は、対のコネクタ内の端子に電線を各コネ
クタに対応した圧接刃により圧接するプレス機におい
て、各圧接刃の先端部に、電線の端子への圧入時に端子
に接触する接触プローブを設け、両接触プローブに検査
装置を接続し、圧入と同時に導通検査を行うようにした
のである。
【0010】このプレス機によると、電線の端子への圧
入と同時に、検査装置により導通検査を行うので、圧入
不良を短時間で、人手を介することなく検出することが
できる。
入と同時に、検査装置により導通検査を行うので、圧入
不良を短時間で、人手を介することなく検出することが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係るプレス機
Pの圧接ジグ1を示す。図示のように、ハウジング2の
上面にはサーボモータ3が設置され、その下方にはハウ
ジング2と一体に円盤4が設けられている。円盤4の下
方には、その上部に位置するロータリアクチュエータ5
により回転される上下方向のガイド6が円盤4の周囲に
4対設けられており、各ガイド6に沿って昇降自在に昇
降杆7が設けられている。
Pの圧接ジグ1を示す。図示のように、ハウジング2の
上面にはサーボモータ3が設置され、その下方にはハウ
ジング2と一体に円盤4が設けられている。円盤4の下
方には、その上部に位置するロータリアクチュエータ5
により回転される上下方向のガイド6が円盤4の周囲に
4対設けられており、各ガイド6に沿って昇降自在に昇
降杆7が設けられている。
【0012】各昇降杆7の下端部には圧接刃8が取り付
けられ、圧接刃8には接触プローブ9が上下方向の溝1
0に沿ってスライド自在に設けられている。接触プロー
ブ9は図3に示すスプリング11により下方に押圧され
ている。
けられ、圧接刃8には接触プローブ9が上下方向の溝1
0に沿ってスライド自在に設けられている。接触プロー
ブ9は図3に示すスプリング11により下方に押圧され
ている。
【0013】前記サーボモータ3の出力軸であるねじ軸
12には、ボールねじ構造により連結杆13が螺合して
おり、連結杆13の下端には鉤部14が形成されてい
る。この鉤部14には各昇降杆7の上部に形成された鉤
部15が係合し、サーボモータ3の回転に伴い昇降杆7
が昇降するようになっている。
12には、ボールねじ構造により連結杆13が螺合して
おり、連結杆13の下端には鉤部14が形成されてい
る。この鉤部14には各昇降杆7の上部に形成された鉤
部15が係合し、サーボモータ3の回転に伴い昇降杆7
が昇降するようになっている。
【0014】上記圧接ジグ1の下方にはレール16が敷
設され、このレール16に沿ってコネクタCが順々に搬
送される。コネクタCの各スロットには端子Tが挿入さ
れており、端子T上方に送り込まれた電線aは、コネク
タCが圧接位置Iで停止した時、昇降杆7の下降に伴い
圧接刃8により押し下げられて端子Tに圧入される。
設され、このレール16に沿ってコネクタCが順々に搬
送される。コネクタCの各スロットには端子Tが挿入さ
れており、端子T上方に送り込まれた電線aは、コネク
タCが圧接位置Iで停止した時、昇降杆7の下降に伴い
圧接刃8により押し下げられて端子Tに圧入される。
【0015】電線aのサイズが異なる場合などには、ロ
ータリアクチュエータ5を駆動してガイド6を回転さ
せ、所要の圧接刃8を圧接位置Iにセットする。
ータリアクチュエータ5を駆動してガイド6を回転さ
せ、所要の圧接刃8を圧接位置Iにセットする。
【0016】このプレス機Pには、図2に示すように、
電線aの両端に接続される各コネクタCに対応して上記
圧接ジグ1が一対設けられ、これら両圧接ジグ1、1に
は検査装置17が接続されている。両圧接ジグ1、1間
には電位が負荷されており、圧接ジグ1は他の部分から
絶縁されている。なお、接触プローブ9に検査装置17
を直接接続し、接触プローブ9のみを絶縁してもよい。
電線aの両端に接続される各コネクタCに対応して上記
圧接ジグ1が一対設けられ、これら両圧接ジグ1、1に
は検査装置17が接続されている。両圧接ジグ1、1間
には電位が負荷されており、圧接ジグ1は他の部分から
絶縁されている。なお、接触プローブ9に検査装置17
を直接接続し、接触プローブ9のみを絶縁してもよい。
【0017】上記プレス機Pでは、電線aの端子Tへの
圧入に際し、図3に示すように、圧接刃8を下降させる
と、接触プローブ9が端子Tの樹脂バレルt1 に接触
し、図4に示すように、検査装置17により、電線aの
両端に接続されたコネクタC、C間の導通が検査され、
圧接の良否がチェックされる。
圧入に際し、図3に示すように、圧接刃8を下降させる
と、接触プローブ9が端子Tの樹脂バレルt1 に接触
し、図4に示すように、検査装置17により、電線aの
両端に接続されたコネクタC、C間の導通が検査され、
圧接の良否がチェックされる。
【0018】なお、図5に示すように、端子Tに樹脂バ
レルがない場合には、接触プローブ9を刃部t2 に接触
させるようにするとよい。
レルがない場合には、接触プローブ9を刃部t2 に接触
させるようにするとよい。
【0019】
【発明の効果】この発明によると、以上のように、電線
の端子への圧入に際して、圧接刃の接触プローブが端子
に接触し、この接触プローブに接続された検査装置によ
り、圧入と同時に導通検査が行われるので、圧入不良を
短時間で、人手を介することなく検出することができ
る。
の端子への圧入に際して、圧接刃の接触プローブが端子
に接触し、この接触プローブに接続された検査装置によ
り、圧入と同時に導通検査が行われるので、圧入不良を
短時間で、人手を介することなく検出することができ
る。
【0020】また、プレス機の内部で品質の確保が可能
であり、装置が大型化することもなく、ワイヤーハーネ
スを効率的に生産することができる。
であり、装置が大型化することもなく、ワイヤーハーネ
スを効率的に生産することができる。
【図1】この発明に係るプレス機の圧接ジグの一実施形
態を示す斜視図
態を示す斜視図
【図2】同上のプレス機の概略図
【図3】(a)は同上の電線の端子への圧入状態を示す
概略図 (b)は同上の端子への接触プローブの接触状態を示す
概略図
概略図 (b)は同上の端子への接触プローブの接触状態を示す
概略図
【図4】同上の導通検査の説明図
【図5】樹脂バレルがない端子への接触プローブの接触
状態を示す概略図
状態を示す概略図
【図6】ワイヤーハーネスの製造説明図
P プレス機 C コネクタ a 電線 1 圧接ジグ 8 圧接刃 9 接触プローブ 17 検査装置
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車用ワイヤーハーネスの製造におい
て、対のコネクタ内の各端子に電線を各コネクタに対応
した圧接刃で圧入することにより、両コネクタ間に電線
を接続するプレス機であって、 前記各圧接刃の先端部に、電線の端子への圧入時に端子
に接触する接触プローブを設け、両接触プローブに検査
装置を接続し、圧入と同時に導通検査を行うことを特徴
とする自動車用ワイヤーハーネス製造における電線圧接
プレス機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8128264A JPH09312190A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | 自動車用ワイヤーハーネス製造における電線圧接プレス機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8128264A JPH09312190A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | 自動車用ワイヤーハーネス製造における電線圧接プレス機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09312190A true JPH09312190A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14980547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8128264A Pending JPH09312190A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | 自動車用ワイヤーハーネス製造における電線圧接プレス機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09312190A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1081809A1 (de) * | 1999-09-02 | 2001-03-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Stecker für eine flexible, flache Leitungsanordnung |
US6809629B2 (en) | 1999-11-30 | 2004-10-26 | Siemens Aktiengesellschaft | Anti-theft protection system for a motor vehicle, and a method for operating an anti-theft protection system |
US6946949B2 (en) | 1999-11-30 | 2005-09-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Anti-theft protection system for a motor vehicle, and a method for operating an anti-theft protection system |
US7023321B2 (en) | 2000-03-09 | 2006-04-04 | Siemens Aktiengesellschaft | Transmitting and receiving method, especially for detecting an ID transmitter |
US7061397B2 (en) | 2001-10-16 | 2006-06-13 | Siemens Aktiengesellschaft | Antitheft protection system, method for operating an antitheft protection system and components of an antitheft protection system |
-
1996
- 1996-05-23 JP JP8128264A patent/JPH09312190A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1081809A1 (de) * | 1999-09-02 | 2001-03-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Stecker für eine flexible, flache Leitungsanordnung |
US6809629B2 (en) | 1999-11-30 | 2004-10-26 | Siemens Aktiengesellschaft | Anti-theft protection system for a motor vehicle, and a method for operating an anti-theft protection system |
US6946949B2 (en) | 1999-11-30 | 2005-09-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Anti-theft protection system for a motor vehicle, and a method for operating an anti-theft protection system |
US7023321B2 (en) | 2000-03-09 | 2006-04-04 | Siemens Aktiengesellschaft | Transmitting and receiving method, especially for detecting an ID transmitter |
US7061397B2 (en) | 2001-10-16 | 2006-06-13 | Siemens Aktiengesellschaft | Antitheft protection system, method for operating an antitheft protection system and components of an antitheft protection system |
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